JP2011176750A - クライアント信号収容多重処理装置、クライアント信号クロスコネクト装置、クライアント信号収容多重処理方法 - Google Patents

クライアント信号収容多重処理装置、クライアント信号クロスコネクト装置、クライアント信号収容多重処理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】低速なクライアント信号を効率よく収容するクライアント信号収容多重処理装置を提供することにある。
【解決手段】クライアント信号をOTN (Optical Transport Network) フレームに収容または多重して伝送し、受信した前記OTNフレームから、収容または多重された信号を分離して前記クライアント信号を出力するクライアント信号収容多重処理装置であって、1.238 Gbit/s以下の前記クライアント信号に対してオーバーヘッドを付与しマッピング処理にてデジタルフレームに収容する収容手段と、ODU0 (L)(Lower Order ODU0 (Optical Channel Data Unit))フレームに1.238 Gbit/s以下のTS (Tributary Slot)を複数配置する配置手段と、前記デジタルフレームをマッピング処理にて前記ODU0 (L)フレームのTSへ収容または多重を行う多重手段と、を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、デジタル信号を用いた光伝送システム、特にフレーム伝送に関して低いビットレートのクライアント信号を効率よくOTN(optical transport network)へ収容するクライアント信号収容多重処理装置、クライアント信号クロスコネクト装置、クライアント信号収容多重処理方法に関する。
2001年に光トランスポートシステムの基本プラットフォームとしてOTNが国際標準機関ITU-Tにより標準化された(非特許文献1参照)。OTNにはWDM (Wavelength Division Multiplexing)システムにおける光パスの概念を取り入れた運用・管理方式が取り入れられ、また誤り訂正技術を導入することにより経済的な光トランスポートシステムの構築が可能になった。
現在OTNには2.5G、10G、40Gのペイロード容量が規定されており、これらは従来から基幹ネットワークに広く用いられているSDH (Synchronous Digital Hierarchy)信号の収容を鑑みた容量である(非特許文献2参照)。
近年はEthernet(登録商標)の収容を考慮したOTN拡張の議論がなされており、10Gbase-Rは新たに規定されたOPU2e(OPU2 (Optical Channel Payload Unit)をオーバークロックさせペイロードの容量を若干増やしたもの)に収容しODU(Optical Channel Data Unit)3に多重される。40Gbase-Rの場合は一旦64B/66B符号を1024B/1027Bに変換し冗長度を下げビットレートを抑えることでOPU3に収容する。このようにEthernet(登録商標)の収容を考慮したOTNの拡張がなされ、次期100G OTNでは100G Ethernet(登録商標)をトランスペアレントに収容するOPU4が規定されている。
一方、新規クライアント信号に対するOTN拡張の検討もなされている。従来、新規のクライアント信号に対して新たに収容方式を検討する必要があったが、GMP (Generic Mapping Procedure)と呼ばれるマッピング方式を用いることで、どのようなビットレートのクライアント信号に対しても一意に収容することが可能になった。GMPはクライアント信号のビットレートと提供するフレームのペイロード容量から一意にマッピングする位置を決定することが可能である。またOTNではODU0およびODU Flexを定義し新たに多重化階梯を改定することで、約1.25Gbit/s単位(収容するODUk (H)並びにクライアント信号がCBR信号、GFP信号によって収容粒度が多少異なる。非特許文献1参照。)で任意のペイロード容量を提供することが可能になった(図20参照)。
このようにODU0、ODU FlexおよびGMPを用いることによって様々なビットレートのクライアント信号を柔軟に収容することが可能なった。
ODU0、ODU FlexならびにGMPの活用によって任意のビットレート信号を収容することが可能になったが、基幹ネットワークで広く用いられているSDHサービスでは、今現在1G以下のパスが大半を占める状況下である。そのためOTNに直接低ビットレートのクライアント信号を収容しようとすると著しく収容効率が低下する問題がある。
図21は、クライアント信号としてSTM-1 (Synchronous Transport Module)およびSTM-4をODU0に収容する例を示している。STM-1およびSTM-4はGMPにてLO ODU0 (Lower Order ODU0、以下ODU0 (L)と表記)にマッピングされ、HO ODU (Higher Order ODU、以下ODU (H)と表記)へGMPを用いて収容または多重が行われる。この場合OTNにて提供可能なペイロード領域の最小単位が1.238Gbit/sであるため、STM-1およびSTM-4の収容効率はそれぞれ13パーセント、50パーセントと収容効率が低いことが分かる。また、従来のODU0はTS(Tributary Slot)が一つであるため図22に示すように複数のクライアント信号を効率よく収容することができない。
ITU-Tにて勧告されているGFP (Generic Framing Procedure) (非特許文献3)を用いた場合、1G以下のクライアント信号も複数カプセル化することによって効率よくODUフレームへ収容することが可能であるが、パケット信号のみ対応可能なため、STM-1やSTM-4などのフレーム信号は効率よくODUへ収容することはできないといった問題がある。
非特許文献3;ITU-T Recommendation G.7041 “Generic Framing Procedure (GFP)”
図23は、SDHならびにOTNを用いた伝送システムの構成を示した図である。送信側および受信側にSDH伝送装置ならびにOTN伝送装置があり、送信側SDH伝送装置にはクライアント信号を受信する受信IF部、STM-16、STM-64、STM-256へクライアント信号を収容または多重を行うSDH収容・多重処理部、SDH信号を送出する送信IF部から構成され、送信側OTN伝送装置にはクライアント信号を受信する受信IF部、OTN信号への収容または多重処理を行うOTN収容・多重処理部、OTN信号を送出する送信IF部から構成されている。
一方、受信側SDH伝送装置にはOTN伝送装置から送出されたSDH信号を受信する受信IF部、受信したSDH信号を各クライアント信号に分離または復元を行うSDH分離・復元処理部、復元されたクライアント信号を送出する送信IF部によって構成され、受信側OTN伝送装置にはOTN信号を受信する受信IF部、OTN信号を分離または復元しクライアント信号を復元するOTN分離・復元処理部、クライアント信号を送出する送信IFが設けられている。
先述したとおりOTNでは1.238Gbit/s以下の低ビットレートのクライアント信号に対して収容効率が著しく低下してしまうため、一旦低ビットレートのクライアント信号はSDH伝送装置を介して各クライアント信号を多重化しOTN伝送装置に受け渡している。
しかしながらこのような構成ではSDH伝送システム用の運用・監視OpS (Operation System)とOTN伝送システム用の運用・監視OpSの両者のOpSを管理する必要があるため、運用効率の面からも一元化させることが望ましい。
また、収容効率の改善を図るためOTNで提供可能なペイロードの粒度を現行の約1.25Gbit/sの粒度からさらに引き下げる方法も検討されているが、既存装置との互換性が低下し、また既存の多重化階梯を大きく変更する必要があるため現実的な手法ではない。
このように既存装置との互換性を維持し、またクライアント信号のフォーマットによらずに収容効率ならびに運用効率を高めたクライアント信号の収容システムを実現する必要性がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、その目的は、低速なクライアント信号を効率よく収容するクライアント信号収容多重処理装置、クライアント信号クロスコネクト装置、クライアント信号収容多重処理方法を提供することにある。
上述した課題を解決するために、本発明は、クライアント信号をOTN (Optical Transport Network) フレームに収容または多重して伝送し、受信した前記OTNフレームから、収容または多重された信号を分離して前記クライアント信号を出力するクライアント信号収容多重処理装置であって、1.238 Gbit/s以下の前記クライアント信号に対してオーバーヘッドを付与しマッピング処理にてデジタルフレームに収容する収容手段と、ODU0 (L)(Lower Order ODU0 (Optical Channel Data Unit))フレームに1.238 Gbit/s以下のTS (Tributary Slot)を複数配置する配置手段と、前記デジタルフレームをマッピング処理にて前記ODU0 (L)フレームのTSへ収容または多重を行う多重手段と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明は、クライアント信号をOTNフレームに収容または多重して伝送し、受信した前記OTNフレームから、収容または多重された信号を分離して前記クライアント信号を出力するクライアント信号収容多重処理装置であって、1.238 Gbit/s以下の前記クライアント信号に対してオーバーヘッドを付与しマッピング処理にてデジタルフレームに収容する収容手段と、ODU1 (L)フレームに1.238 Gbit/sのTSを複数配置する配置手段と、前記デジタルフレームをマッピング処理にて前記ODU1(L)フレームへ収容または多重を行う多重手段と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明は、上述のクライアント信号収容多重装置において、前記収容手段は、BMP (Bit-synchronous Mapping Procedure)を用いて前記デジタルフレームを生成し前記クライアント信号を収容することを特徴とする。
また、本発明は、上述のクライアント信号収容多重装置において、前記収容手段は、自身のクライアント信号収容多重処理装置内部のクロックを用いてデジタルフレームを生成し、GFP(Generic Framing Procedure)を用いて前記クライアント信号を前記デジタルフレームに収容することを特徴とする。
また、本発明は、上述のクライアント信号収容多重装置において、前記収容手段は、自身のクライアント信号収容多重処理装置内部のクロックを用いてデジタルフレームを生成し、GMP(Generic Mapping Procedure)を用いて前記クライアント信号を前記デジタルフレームに収容することを特徴とする。
また、本発明は、上述のクライアント信号収容多重装置において、前記多重手段は、マッピング処理にGMPを用いてデジタルフレームを前記ODU (L)フレームに収容または多重を行うことを特徴とする。
また、本発明は、上述のクライアント信号収容多重装置において、前記多重手段は、前記マッピング処理にBMPを用いてデジタルフレームを前記ODU (L)フレームに収容または多重を行うことを特徴とする。
また、本発明は、上述のクライアント信号収容多重装置において、前記収容手段は、前記オーバーヘッドにODUオーバーヘッドを用いることを特徴とする。
また、本発明は、上述のクライアント信号収容多重処理装置に接続されるクライアント信号クロスコネクト装置であって、前記クライアント信号収容多重処理装置から出力されるOTN信号を受信する受信IF部と、前記OTN信号をODU信号に分離するOTN分離・復元処理部と、前記分離されたODU信号からデジタルフレームを復元するデジタルフレーム分離・復元処理部と、前記ODU信号または前記復元されたデジタルフレームのクロスコネクトを行うスイッチ処理部と、スイッチ処理部から出力されたデジタルフレームをODU0またはODU1に収容または多重を行うデジタルフレーム収容・多重処理部と、ODU信号をOTN信号に収容または多重を行うOTN収容・多重処理部と、OTN信号を送信する送信IF部と、を備えることを特徴とする。
また、本発明は、クライアント信号をOTNフレームに収容または多重して伝送し、受信した前記OTNフレームから、収容または多重された信号を分離して前記クライアント信号を出力するクライアント信号収容多重処理装置を用いて、前記クライアント信号収容多重処理装置の収容手段が、1.238 Gbit/s以下の前記クライアント信号に対してオーバーヘッドを付与しマッピング処理にてデジタルフレームに収容する収容ステップ、前記クライアント信号収容多重処理装置の配置手段が、ODU0 (L)フレームに1.238 Gbit/s以下のTSを複数配置する配置ステップ、前記クライアント信号収容多重処理装置の多重手段が、前記デジタルフレームをマッピング処理にて前記ODU0 (L)フレームのTSへ収容または多重を行う多重ステップ、を実行することを特徴とする。
また、本発明は、クライアント信号をOTNフレームに収容または多重して伝送し、受信した前記OTNフレームから、収容または多重された信号を分離して前記クライアント信号を出力するクライアント信号収容多重処理装置を用いて、前記クライアント信号収容多重処理装置の収容手段が、1.238 Gbit/s以下の前記クライアント信号に対してオーバーヘッドを付与しマッピング処理にてデジタルフレームに収容する収容ステップ、前記クライアント信号収容多重処理装置の配置手段が、ODU1 (L)フレームに1.238 Gbi/sのTSを複数配置する配置ステップ、前記クライアント信号収容多重処理装置の多重手段が、前記デジタルフレームをマッピング処理にて前記ODU1(L)フレームへ収容または多重を行う多重ステップ、を実行することを特徴とする。
本発明では、ODU0 (L)またはODU1 (L)に複数のTSを配置する手段を有し、1.238Gb/s以下の低ビットレートのクライアント信号に対してオーバーヘッドを付与したデジタルフレーム (以降ここではSub-ODUと呼ぶ)を形成しODU0 (L)またはODU1 (L)へ収容を行う。CBR (Constant Bit Rate)信号の場合BMPにてSub-ODUにマッピングを行いGMPを用いてODUへの収容または多重を行う。パケット信号の場合GFPにてSub-ODUへ収容し、GMPまたはBMPを用いてODU0 (L)またはODU1 (L)への収容または多重を行う。
ODU0 (L)またはODU1 (L)はODUk (H)へマッピングされ、それ以降の収容または多重方式に関しては現行の規定に沿った収容方式を用いる。
以上説明したように、この発明によれば、STM-1、STM-4、Fast Ethernet(Ethernetは登録商標)など、1.238Gbit/sよりも低いビットレート信号に対して、効率よくOTN信号に収容することができ収容効率を向上させることが可能であり、CBR (Constant Bit Rate、STM-1やSTM-4など)信号やパケット信号など信号のフォーマットに寄らず効率的な収容を行うことができる。
また、従来のSDHシステムを介したOTN伝送システムからシステム全体をOTNへ一元化することで運用効率の向上を行うことが可能である。
また、現行の多重階梯に対して改変を加えることなく実現可能な方式のため、既存装置に与える影響を最小限に抑え、既存装置のアップグレードを容易に行うことが可能である。
実施例1におけるクライアント信号収容多重処理方法の基本機能ブロック図である。 実施例1における多重化階梯を説明する図である。 実施例1におけるODU0のTS配置を説明する図である。 実施例1におけるクライアント信号収容の例を示す図である。 実施例2におけるクライアント信号収容多重処理方法の基本機能ブロック図である。 実施例2における多重化階梯を説明する図である。 実施例2におけるODU1のTS配置を説明する図である。 実施例3におけるクライアント信号のSub-ODUフレームへの収容方法を説明する図である。 実施例4におけるクライアント信号のSub-ODUフレームへの収容方法を説明する図である。 実施例5におけるクライアント信号のSub-ODUフレームへの収容方法を説明する図である。 実施例6におけるSub-ODUフレームのODU (L)フレームへの収容方法を説明する図である。 実施例7におけるSub-ODUフレームのODU (L)フレームへの収容方法を説明する図である。 実施例8におけるSub-ODUのフレーム構成を説明する図である。 実施例9におけるシステム構成を表す図である。 実施例9におけるシステム構成(デジタルフレーム処理部とOTN処理部を分けた場合) を説明する図である。 Sub-ODUをOTNクロスコネクト装置300へ適用した場合のクロスコネクト装置の構成を示す図である。 実施例11におけるクロスコネクト装置の構成を示した図である。 実施例12におけるクロスコネクト装置の構成を示した図である。 実施例13におけるクロスコネクト装置の構成を示した図である。 現行OTN多重化階梯の概略図である。 従来のクライアント信号収容を説明する図である。 従来のクライアント信号収容の問題点を説明する図である。 従来の伝送システム構成例を示す図である。
以下、本発明の一実施形態によるクライアント信号収容多重処理装置について図面を参照して説明する。
図1は、本発明を適用できる第1の実施形態による、クライアント信号収容多重処理装置の機能ブロックを示している。
各クライアント信号は、Sub-ODU収容部10(10−1、10−2、10−3)にてSub-ODUフレームにマッピングされ、オーバーヘッド(制御情報、以下、OHと表記)処理部11にて所望のOHが付与される。ODU0 (L)収容多重処理部12は、1または複数のSub-ODUフレームをODU0 (L)へ収容または多重を行う。また、ODU0 (L)収容多重処理部12は、ODU 0(L)フレームに1.238 Gbit/s以下のTS (Tributary Slot)を複数配置する。このODU0 (L)収容多重処理部12は、ODUk (H)収容多重処理部13に接続される。
ここで、ODU (L)とは、クライアント信号の収容機能を有するOTN多重化階梯の一部である。また ODU (H)は、多重化処理機能を有するOTN多重化階梯の一部である。このような技術は、例えば、下記の非特許文献4に記載されている。
非特許文献4:ITU-T Recommendation G.709 “Interfaces for the Optical Transport Network (OTN) Amendment 3”
図2は、第1の実施形態におけるデジタル伝送システムを実現するクライアント信号の多重化階梯を示した図である。ODU0 (L)からODUk (H)ならびにODUk (H)からOTUkへの多重化階梯は既存の階梯と同一であり、本実施形態では、新たにSub-ODUを設けている。
Sub-ODUは、クライアント信号にオーバーヘッドを付与したデジタルフレーム構成になっている。本実施形態では、ODU0 (L)内に複数のTSを設けSub-ODUを複数多重しODU0 (L)へ収容する。Sub-ODUに付与するオーバーヘッドは、標準のODUフレーム構成をとる場合、または任意のオーバーヘッドを構成することも可能である。またオーバーヘッドを付与せずにODU (L)へ収容しても構わない。
表1は、ODU0にて取りうるTSの数とTSの容量を表したものである。TSの数は、任意の整数取りうることが可能であり、例えばTSの数を23とした場合、TS1〜TS23の周期を1フレーム中165周期取りうることができる。端数部分にはFS(Fixed Stuff)を挿入する。そのためクライアント信号が使用可能なペイロードのColumn数は3795 Columnになり、実効的なODU0ペイロード容量は1234724.69 kbit/sとなる。そのため1TS当たりの容量は53683.68 kbit/sとなる。TSの数を24とした場合、1TSでSTM-0を収容することができないため、STM-0を効率よく収容するためにはTSの数を23とすると効率よく収容することが可能である。
Figure 2011176750
図3は、TSの数を23および32とした時のODU0 におけるTSの配置の一例を示したものである。先述したとおりTS数が23の場合は端数部分にFSを挿入する。FSの挿入位置は、フレーム末端に挿入しているが、ペイロード領域の先頭や中間、または分散させて配置しても構わない。TSの配置は、先頭からTS1、TS2、・・・、TS23、TS1と繰り返し配置しているが、順番は任意に設計することが可能である。また、TSの数が32の場合、3080 Columnの倍数であるためFSを挿入せずTS1、TS2、・・・、TS32、TS1と繰り返してTSを配置することが可能である。同様にTSの配置はTS1から順に繰り返し配置しているが、順番は任意に設計が可能である。
図4は、本発明によるデジタル伝送システムを用いてSTM-1およびSTM-4信号をODU0へ収容・多重する流れを示したものである。STM-1およびSTM-4信号は、BMP((Bit-synchronous Mapping Procedure)にてSub-ODUに収容される。Sub-ODU収容時にオーバーヘッドを付与するため、Sub-ODUのビットレートは、それぞれクライアント信号のビットレート×239÷238(クライアント信号238の割合に対してオーバーヘッド分を1の割合としたとき)に上昇する。Sub-ODUに収容後、マッピング処理にてODU0へ収容または多重を行う。このように効率よく低ビットレートのクライアント信号を収容・多重することで収容効率の向上を行うことが可能である。
(実施例2)
図5は、本発明を適用できる第2の実施形態による、クライアント信号収容多重処理装置2の機能ブロックを示している。各クライアント信号は、Sub-ODU収容部20(20−1、20−2、20−3)にてSub-ODUフレームにマッピングされ、オーバーヘッド処理部21にて所望のOHが付与される。ODU1 (L)収容多重処理部22は、1または複数のSub-ODUフレームをODU1 (L)へ収容または多重が行なわれる。また、ODU1 (L)収容多重処理部22は、ODU1 (L)フレームに1.238 Gbi/s以下のTSを複数配置する。このODU1(L)収容多重処理部22は、ODUk(H)収容多重処理部23に接続される。この実施形態2では、Sub-ODUをODU1 (L)へ収容または多重する点が、第1の実施形態との相違点である。
第2の実施形態の多重階梯を図6を用いて説明する。前述の通りクライアント信号は、Sub-ODUフレームにマッピングされODU1(L)へ収容または多重される。ODU1(L)からODUk (H)ならびにODUk (H)からOTUkへの多重化階梯は従来のOTNと同一である。ODU0機能が搭載されていない装置に対して、有効な手段である。
表2は、ODU1にて取りうるTSの数とTSの容量を表したものである。TSの数は、ODU0フレーム同様、任意の整数取りうることが可能であり、例えばTSの数を46とした場合、TS1〜TS46の周期を1フレーム中82周期取りうることができる。端数部分にはFSを挿入する。ODU1の場合、クライアント信号が使用可能なペイロードのColumn数は3772Columnになり、実効的なODU1ペイロード容量は2464795.97 kbit/sとなる。そのため1TS当たりの容量は53582.52 kbit/sとなる。TSの数を47の場合1TS当たりの容量は52929.08 kbit/sとなるため、1TSでSTM-0を収容することができず、STM-0を効率よく収容するためにはTSの数を46とすると効率よく収容することが可能になる。
Figure 2011176750
図7は、TSの数を46および119とした時のTSの配置を示したものである。先述したとおりTS数が46の場合、端数部分の36 ColumnにFSを挿入する。図7において、FSの挿入位置は、フレーム末端に挿入しているが、ペイロード領域の先頭や中間、または分散させて配置しても構わない。TSの配置は先頭からTS1、TS2、・・・、TS23、TS1と繰り返し配置しているが、順番は任意に設計することが可能である。また、TSの数が119の場合、3080 Columnの倍数であるためFSを挿入せずにフレームの末端までTS1、TS2、・・・、TS32、TS1と繰り返してTSを配置することが可能である。
(実施例3)
次に、第3の実施形態について説明する。
図8は、第1の実施形態または第2の実施形態における、クライアント信号をSub-ODUフレームへ収容する方式を示した図であり、この実施形態では、BMPを用いてクライアント信号をSub-ODUフレームへマッピングを行うことを特徴としている。
Sub-ODU収容部30は、クロック抽出分周・逓倍部31、BMP処理部32、OH処理部33を有する。クロック抽出分周・逓倍部31は、クライアント装置から送出されたクライアント信号からクロックを抽出し、逓倍または分周を行うことで所望のSub-ODUフレーム周波数を生成する。BMP処理部32は、クライアント信号を、所望のSub-ODUフレームの周波数でBMP処理を行い、Sub-ODUフレームにマッピングする。OH処理部33は、クライアント信号に所望のオーバーヘッドを付与し、Sub-ODUフレームを送出する。
(実施例4)
次に、第4の実施形態について説明する。
図9は、第1の実施形態または第2の実施形態における、クライアント信号をSub-ODUフレームへ収容するSub-ODU収容部40の構成を表す図である。この実施形態ではGFP(Generic Framing Procedure)を用いてクライアント信号をSub-ODUフレームへマッピングを行うことを特徴としている。
Sub-ODU収容部40は、GFP処理部41と、BMP処理部42と、OH処理部43とを有する。GFP処理部41は、クライアント装置から送出されたクライアント信号をGFP処理にてカプセル化する。BMP処理部42は、GFP処理部41によってカプセル化されたクライアント信号をBMP処理にてSub-ODUフレームにマッピングする。GFPにはG.7041準拠の方式を適用することが可能であり、パケット信号などは一度GFPにてGFPオーバーヘッドの付与およびカプセル化を行いSub-ODUフレームへ収容することが可能である。OH処理部43は、所望のオーバーヘッドが付与しSub-ODUフレームを送出する。
(実施例5)
次に、第5の実施形態について説明する。
図10は、第1の実施形態または第2の実施形態における、クライアント信号をSub-ODUフレームへ収容するSub-ODU収容部50の構成を表す機能ブロック図である。この実施形態では、GMPを用いてクライアント信号をSub-ODUフレームへマッピングを行うことを特徴とする。
Sub-ODU収容部50は、GMP処理部51と、OH処理部53とを有する。GMP処理部51は、クライアント装置から送出されたクライアント信号を、GFP処理を用いてSub-ODUフレームにマッピングを行う。GMP処理の場合、クライアント信号のビットレートに寄らず、Sub-ODU間の同期を用意に取ることが可能である。OH処理部53は、所望のオーバーヘッドが付与しSub-ODUフレームを送出する。
(実施例6)
次に、第6の実施形態について説明する。
図11は、第3の実施形態、第4の実施形態または第5の実施形態における、Sub-ODUフレームをODU (L)フレームへ収容または多重を行うODU (L)収容多重処理部60の構成を表す機能ブロック図である。この実施形態では、GMPを用いてSub-ODUフレームをODU (L)へマッピングすることを特徴とする。
ODU (L)収容多重処理部60は、GMP処理部61、多重処理部62、OH処理部63を有する。GMP処理部61は、Sub-ODU収容部から送出されたSub-ODUフレーム信号はGMP処理を用いてLO ODUへのマッピングを行う。多重処理部62は、複数のクライアント信号が存在する場合には、多重処理を行って、GMP処理部61によって生成された複数のSub-ODUフレームをODU(L)にマッピングする。GMPを用いた場合、複数のSub-ODU間で同期が取れていない場合でもGMP処理により多重先のODU(L)フレームに同期させマッピングを行うことが可能である。OH処理部63は、所望のオーバーヘッドを付与しSub-ODUフレームを送出する。
(実施例7)
次に、第7の実施形態について説明する。
図12は、第4の実施形態または第5の実施形態5における、Sub-ODUフレームをODU (L)フレームへ収容または多重を行うODU(L)収容多重処理部70の構成を表す機能ブロック図である。この実施形態では、BMPを用いてSub-ODUをODU (L)へマッピングすることを特徴とする。
ODU(L)収容多重処理部70は、BMP処理部71、多重処理部72、OH処理部73を有する。BMP処理部71は、Sub-ODU収容部から送出されたSub-ODUフレーム信号を、伝送装置内のクロックで動作するBMP処理を用いてODU (L)へのマッピングを行う。多重処理部72は、複数のクライアント信号が存在する場合、BMP処理部71から出力される複数のSub-ODUフレームを、多重処理を行ってODU (L)にマッピングする。BMP処理を用いた場合、各Sub-ODUフレーム信号からクロックを抽出し、前記クロック信号を元にBMP処理を行うことも可能である。OH処理部73は、所望のオーバーヘッドを付与しSub-ODUフレームを送出する。
(実施例8)
次に、第8の実施形態について説明する。
図13は、第3の実施形態におけるSub-ODUフレームの構成を示した図である。第1の実施形態または第2の実施形態との相違点は、クライアント信号をSub-ODUフレームに収容する際にODU オーバーヘッドを付与する点である。ODU オーバーヘッドを付与することによってOTNの管理・監視機能をクライアント信号に提供することが可能になる。FAS (Frame Alignment Signal)またはOTU オーバーヘッドに関しては、付与または付与せずに“0”または“1”ビット列を挿入してSub-ODUフレームを形成しても構わない。またSub-ODUフレームにODUオーバーヘッドを付与することによりSub-ODU単位のクロスコネクトを行うことも可能である。
(実施例9)
次に、第9の実施形態について説明する。
図14は、第9の実施形態におけるデジタル伝送システムの装置構成を示した図である。デジタル伝送システムは少なくとも送信側ネットワークにOTN伝送装置を備え、受信側ネットワークにOTN伝送装置を備える。
より詳細に説明すると、送信側OTN伝送装置100には、クライアント信号を受信する受信IF部110、クライアント信号をSub-ODUへ収容しODU0への収容・多重を行うSub-ODU収容・多重処理部120、OTNのクライアント信号ならびにSub-ODU収容・多重処理部120から受けたODU0信号を、OTUへ収容・多重するOTN収容・多重処理部130、OTN信号を受信側NWへ送出する送信IF部140とを少なくとも備える。
受信側OTN伝送装置200には、OTN信号を受信する受信IF部210、OTN信号を分離しクライアント信号を復元、またはODU0信号をSub-ODU分離・復元処理部220へ受け渡すOTN分離・復元処理部230、Sub-ODUからクライアント信号を復元するSub-ODU分離・復元処理部220、クライアント信号を送出する送信IF部240が設けられている。
従来の方式ではSDH伝送装置とOTN伝送装置を併用し伝送システムを構成していたが、Sub-ODU処理部(Sub-ODU収容・多重処理部120、Sub-ODU分離・復元部220)を設けることで、収容効率の低下を招くことなくOTN伝送装置のみでの運用が可能になる。また、OpSや伝送装置を集約することによる運用効率の向上が可能になる。
図15は、Sub-ODU収容・多重処理部120をOTN収容・多重処理部130から切り離してSub-ODU収容・多重処理部120aとして構成し、同様にSub-ODU分離・復元処理部220をOTN分離・復元処理部230から切り離してSub-ODU分離・復元処理部220aとして構成した場合を表すOTN伝送装置の機能ブロック図である。
既存装置からのアップグレードを容易にする構成であり、既存装置に当該Sub-ODU収容・多重処理部120a、Sub-ODU分離・多重処理部120bを実装することによって、容易に既存装置からのアップグレードを行うことが可能である。
(実施例10)
次に、第10の実施形態について説明する。
図16は、Sub-ODUをOTNクロスコネクト装置300へ適用した場合のクロスコネクト装置の構成を示している。送信側及び受信側のOTN伝送装置には実施例8に示す受信IF部110、Sub-ODU収容・多重処理部120、OTN収容・多重処理部130、送信IF部140、を有する送信側OTN伝送装置100、受信IF部210、Sub-ODU分離・復元処理部220、OTN分離・復元処理部230、送信IF部240を有する受信側OTN伝送装置200が少なくとも備えられる。
一方、クロスコネクトを行うOTNクロスコネクト装置300には、送信側OTN伝送装置100から送信されるOTN信号を受信する受信IF部210b、受信したOTN信号をODUに分離復元を行うOTN分離・復元処理部230b、分離されたODUからSub-ODUに分離を行うSub-ODU分離復元処理部220b、分離されたODUまたはSub-ODUのクロスコネクトを行うスイッチ処理部310、クロスコネクトされたSub-ODUをODUに収容または多重を行うSub-ODU収容・多重処理部120b、クロスコネクトされたODUをOTN信号に収容または多重を行うOTN収容・多重処理部130b、OTN信号を光に変換し送信する送信IF部140を少なくとも備える。スイッチ処理部310には同期スイッチ、非同期スイッチ、パケットスイッチなどを用いることが可能である。
(実施例11)
次に、第11の実施形態について説明する。
図17は、第10の実施形態におけるODUのスイッチ処理部とSub-ODUのスイッチ処理部を分離した場合のクロスコネクト装置の構成を示した図である。送信側及び受信側OTN伝送装置の構成は実施例8と同様に受信IF部110、Sub-ODU収容・多重処理部120、OTN収容・多重処理部130、送信IF部140を有する送信側OTN伝送装置100、受信IF部210、Sub-ODU分離・復元処理部220、OTN分離・復元処理部230、送信IF部240、を有する受信側OTN伝送装置200が少なくとも備えられる。
一方、クロスコネクトを行うOTNクロスコネクト装置400には、送信側OTN伝送装置100から送信されるOTN信号を受信する受信IF部210b、受信したOTN信号をODUに分離するOTN分離・復元処理部220b、分離されたODUからSub-ODUに分離を行うSub-ODU分離復元処理部230b、分離されたSub-ODUのクロスコネクトを行うSub-ODUスイッチ処理部410、クロスコネクトされたSub-ODUをODUに収容または多重を行うSub-ODU収容・多重処理部420、ODUのクロスコネクトを行うスイッチ処理部430、クロスコネクトされたODUの収容または多重を行うOTN収容・多重処理部130b、OTN信号を光に変換し伝送を行う送信IF部140bを備える。本構成ではSub-ODUのスイッチ処理を行うSub-ODUスイッチ処理部410を個別に設け、既存装置に接続することにより、既存装置からのアップグレードを容易にする構成になっている。またスイッチ処理を行う粒度がSub-ODU単位またはODU単位に独立して構成することが可能なためスイッチ構成が図16の構成に比べ容易である。
(実施例12)
次に、第12の実施形態について説明する。
図18に示すクロスコネクト装置は、図17の構成同様Sub-ODUスイッチ処理部420とODUのスイッチ処理部430を個別に設けた構成であるが、クロスコネクトされたSub-ODUは、スイッチ処理部430をスルーし、スイッチ処理部430後段のSub-ODU収容・多重処理部120bにてODUに収容または多重される点が、図17との構成の違いであり、図17の構成に比べスイッチ処理部のポート数が少ない構成になっている。
(実施例13)
次に、第13の実施形態について説明する。
また、図19に示すクロスコネクト装置は、ODU単位のみでクロスコネクトを行うOTNクロスコネクト装置600の構成であり、OTN信号を受信する受信IF部210b、受信したOTN信号をODUフレームに分離または復元するOTN分離・復元処理部220b、分離されたODUフレームのクロスコネクトを行うスイッチ処理部610、クロスコネクトされたODUフレームをOTNフレームに収容または多重するOTN収容・多重処理部120b、OTN信号を光信号に変換し送出する送信IF部140bから構成される。
Sub-ODUをクロスコネクトさせず、バンドルサービスにのみ用いる場合、本構成を用いることが可能である。
以上述べたように、現行のOTNでは提供可能なペイロード(TS)の最小単位が、1.238Gb/sであり、クライアント信号が低速なSTM-1(155Mb/s)の場合などには、収容効率が著しく低下してしまう。また、SDHの多重化によって、OTNに収容するクライアント信号を1.238Gb/s以上にする場合には、SDH伝送システムとOTN伝送システムの両者の運用・監視OpSを管理する必要があり、運用効率の面からも、OTNで一元管理することが課題であった。
しかし、上述の実施形態によれば、ODU0もしくは、ODU1に複数のTSを配置し、クライアント信号にオーバーヘッドを付与したsub−ODUを生成し、sub−ODUをTSに収容するようにしたので、低速なクライアント信号を効率よく収容することが可能となり、OTNでクライアント信号を一元的に運用・管理することが可能になり、さらには、運用効率を向上させることができる。
また、図1におけるクライアント信号収容多重処理装置の機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することによりクライアント信号の収容と多重処理を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
1、2 クライアント信号収容多重処理装置
10−1、10−2、10−3、20−1、20−2、20−3、30、40、50 Sub-ODU収容部
11−1、11−2、11−3、21−1、21−2、21−3 OH処理部
12 ODU0(L)収容多重処理部
13 ODU0(H)収容多重処理部
22 ODU1(L)収容多重処理部
23 ODU1(H)収容多重処理部
31 クロック抽出分周・逓倍部
32、71 BMP処理部
33、43、53、63、73 OH処理部
41 GFP処理部
42 BMP処理部
51、61 GMP処理部
60 ODU (L)収容多重処理部
63、72 多重処理部
100 送信側OTN電送装置
110、210、210b 受信IF部
120、120a、120b Sub-ODU収容・多重処理部
130、130b OTN収容・多重処理部
140、140a、140b、240 送信IF部
200 受信側OTN電送装置
220、220a、220b Sub-ODU分離・復元処理部
230、230b OTN分離・復元処理部
400、500、600 OTNクロスコネクト装置
430 スイッチ処理部

Claims (11)

  1. クライアント信号をOTN (Optical Transport Network) フレームに収容または多重して伝送し、受信した前記OTNフレームから、収容または多重された信号を分離して前記クライアント信号を出力するクライアント信号収容多重処理装置であって、
    1.238 Gbit/s以下の前記クライアント信号に対してオーバーヘッドを付与しマッピング処理にてデジタルフレームに収容する収容手段と、
    ODU0 (L)(Lower Order ODU0 (Optical Channel Data Unit))フレームに1.238 Gbit/s以下のTS (Tributary Slot)を複数配置する配置手段と、
    前記デジタルフレームをマッピング処理にて前記ODU0 (L)フレームのTSへ収容または多重を行う多重手段と、
    を備えたことを特徴とするクライアント信号収容多重処理装置。
  2. クライアント信号をOTNフレームに収容または多重して伝送し、受信した前記OTNフレームから、収容または多重された信号を分離して前記クライアント信号を出力するクライアント信号収容多重処理装置であって、
    1.238 Gbit/s以下の前記クライアント信号に対してオーバーヘッドを付与しマッピング処理にてデジタルフレームに収容する収容手段と、
    ODU1 (L)フレームに1.238 Gbit/sのTSを複数配置する配置手段と、
    前記デジタルフレームをマッピング処理にて前記ODU1(L)フレームへ収容または多重を行う多重手段と、
    を備えたことを特徴とするクライアント信号収容多重処理装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載のクライアント信号収容多重装置において、
    前記収容手段は、BMP (Bit-synchronous Mapping Procedure)を用いて前記デジタルフレームを生成し前記クライアント信号を収容する
    ことを特徴とするクライアント信号収容多重処理装置。
  4. 請求項1または請求項2に記載のクライアント信号収容多重装置において、
    前記収容手段は、自身のクライアント信号収容多重処理装置内部のクロックを用いてデジタルフレームを生成し、GFP(Generic Framing Procedure)を用いて前記クライアント信号を前記デジタルフレームに収容する
    ことを特徴とするクライアント信号収容多重処理装置。
  5. 請求項1または請求項2に記載のクライアント信号収容多重装置において、
    前記収容手段は、自身のクライアント信号収容多重処理装置内部のクロックを用いてデジタルフレームを生成し、GMP(Generic Mapping Procedure)を用いて前記クライアント信号を前記デジタルフレームに収容する
    ことを特徴とするクライアント信号収容多重処理装置。
  6. 請求項3、請求項4または請求項5のうちいずれか1項に記載のクライアント信号収容多重装置において、
    前記多重手段は、マッピング処理にGMPを用いてデジタルフレームを前記ODU (L)フレームに収容または多重を行うこと
    を特徴とするクライアント信号収容多重処理装置。
  7. 請求項4または請求項5に記載のクライアント信号収容多重装置において、
    前記多重手段は、前記マッピング処理にBMPを用いてデジタルフレームを前記ODU (L)フレームに収容または多重を行う
    ことを特徴とするクライアント信号収容多重処理装置。
  8. 請求項1または請求項2に記載のクライアント信号収容多重装置において、
    前記収容手段は、前記オーバーヘッドにODUオーバーヘッドを用いる
    ことを特徴とするクライアント信号収容多重処理装置。
  9. 請求項1または請求項2に記載のクライアント信号収容多重処理装置に接続されるクライアント信号クロスコネクト装置であって、
    前記クライアント信号収容多重処理装置から出力されるOTN信号を受信する受信IF部と、
    前記OTN信号をODU信号に分離するOTN分離・復元処理部と、
    前記分離されたODU信号からデジタルフレームを復元するデジタルフレーム分離・復元処理部と、
    前記ODU信号または前記復元されたデジタルフレームのクロスコネクトを行うスイッチ処理部と、
    スイッチ処理部から出力されたデジタルフレームをODU0またはODU1に収容または多重を行うデジタルフレーム収容・多重処理部と、
    ODU信号をOTN信号に収容または多重を行うOTN収容・多重処理部と、
    OTN信号を送信する送信IF部と、
    を備えることを特徴とするクライアント信号クロスコネクト装置。
  10. クライアント信号をOTNフレームに収容または多重して伝送し、受信した前記OTNフレームから、収容または多重された信号を分離して前記クライアント信号を出力するクライアント信号収容多重処理装置を用いて、
    前記クライアント信号収容多重処理装置の収容手段が、
    1.238 Gbit/s以下の前記クライアント信号に対してオーバーヘッドを付与しマッピング処理にてデジタルフレームに収容する収容ステップ、
    前記クライアント信号収容多重処理装置の配置手段が、
    ODU0 (L)フレームに1.238 Gbit/s以下のTSを複数配置する配置ステップ、
    前記クライアント信号収容多重処理装置の多重手段が、
    前記デジタルフレームをマッピング処理にて前記ODU0 (L)フレームのTSへ収容または多重を行う多重ステップ、
    を実行することを特徴とするクライアント信号収容多重処理方法。
  11. クライアント信号をOTNフレームに収容または多重して伝送し、受信した前記OTNフレームから、収容または多重された信号を分離して前記クライアント信号を出力するクライアント信号収容多重処理装置を用いて、
    前記クライアント信号収容多重処理装置の収容手段が、
    1.238 Gbit/s以下の前記クライアント信号に対してオーバーヘッドを付与しマッピング処理にてデジタルフレームに収容する収容ステップ、
    前記クライアント信号収容多重処理装置の配置手段が、
    ODU1 (L)フレームに1.238 Gbi/sのTSを複数配置する配置ステップ、
    前記クライアント信号収容多重処理装置の多重手段が、
    前記デジタルフレームをマッピング処理にて前記ODU1(L)フレームへ収容または多重を行う多重ステップ、
    を実行することを特徴とするクライアント信号収容多重処理方法。
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