JP2011176392A - 差動信号用マルチプレクサおよびパラレルシリアル変換器、それらを用いた信号処理回路、ディスプレイ装置 - Google Patents
差動信号用マルチプレクサおよびパラレルシリアル変換器、それらを用いた信号処理回路、ディスプレイ装置 Download PDFInfo
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Abstract
【課題】消費電力を低減したマルチプレクサを提供する。
【解決手段】マルチプレクサ100は、複数の差動信号を受け、制御信号に応じたひとつを選択して出力ポートPoから出力する。複数の差動入力ポートPi1〜Pi5には、複数の差動信号A〜Eそれぞれが入力される。バッファBUF1〜BUF5は、複数の差動入力ポートPi1〜Pi5ごとに設けられ、それぞれが、対応する差動入力ポートと接続される差動入力端子Diと、出力ポートPoと接続される差動出力端子Doを有する。バッファBUFは、差動入力端子Diに入力される差動信号に応じた差動信号を出力するイネーブル状態と、消費電流が実質的にゼロとなり、その差動出力端子がハイインピーダンスとなるディスエーブル状態と、が制御信号に応じて切りかえ可能に構成される。
【選択図】図2
【解決手段】マルチプレクサ100は、複数の差動信号を受け、制御信号に応じたひとつを選択して出力ポートPoから出力する。複数の差動入力ポートPi1〜Pi5には、複数の差動信号A〜Eそれぞれが入力される。バッファBUF1〜BUF5は、複数の差動入力ポートPi1〜Pi5ごとに設けられ、それぞれが、対応する差動入力ポートと接続される差動入力端子Diと、出力ポートPoと接続される差動出力端子Doを有する。バッファBUFは、差動入力端子Diに入力される差動信号に応じた差動信号を出力するイネーブル状態と、消費電流が実質的にゼロとなり、その差動出力端子がハイインピーダンスとなるディスエーブル状態と、が制御信号に応じて切りかえ可能に構成される。
【選択図】図2
Description
本発明は、差動信号用のマルチプレクサならびにパラレルシリアル変換器に関する。
近年、複数の電子機器の間で映像信号やオーディオ信号を伝送するために、HDMI(High-Definition Multimedia Interface)やDVI(Digital Visual Interface)をはじめとする高速差動インタフェースが利用されている。たとえばテレビは、複数のHDMI入力ポートを備え、そのうちのひとつに入力された信号を選択してディスプレイパネルに表示する。複数の差動信号から、ひとつの差動信号を選択するために、マルチプレクサ(多入力1出力セレクタ)が利用される。
図1(a)、(b)は、5入力1出力のマルチプレクサの構成例を示す回路図である。マルチプレクサ500は、5つの入力ポートPi1〜Pi5と、ひとつの出力ポートPo、トーナメント方式で接続された2入力1出力のセレクタ(スイッチ)5021〜5026を備える。各セレクタ5021〜5026は、2つの差動入力端子D1、D2とひとつの差動出力端子Doを備える。各セレクタ502は、対応する制御信号selがハイレベルのとき、第1入力端子D1に入力される差動信号を選択し、ローレベルのとき第2入力端子D2に入力される差動信号を選択し、出力端子Doから出力する。
制御信号sel0〜sel5の値の組み合わせによって、出力ポートPoからは、入力ポートPi1〜Pi5に入力された信号のひとつが出力される。セレクタ5023、5024は、実質的な選択動作は行わないが、すべての経路の伝搬遅延量を揃えるために設けられている。
Behzad Razavi、Design of Integrated Circuit for Optical Communicatoins、アメリカ合衆国、McGraw-Hill、2003年、p.334
図1(b)は、セレクタ502の構成例を示す回路図である(非特許文献1)。セレクタ502は、トランジスタM1〜M6、電流源504、2つの負荷抵抗RDを備える。この構成では、セレクタ502には電流源504が生成する定電流Issが常時流れる。したがって、図1(a)のマルチプレクサ500全体としての消費電流は、セレクタ502の個数に比例して大きくなる。
また、図1(a)のようにトーナメント方式で配置すると、入力ポート数の増加に応じて信号がセレクタ502の段数が増え、回路規模が大きくなるとともに、各信号が受ける伝搬遅延が大きくなる。
本発明はかかる課題に鑑みてなされたものであり、そのある態様の例示的な目的のひとつは、消費電力を低減したマルチプレクサの提供にある。
1. 本発明のある態様は、複数の差動信号を受け、制御信号に応じたひとつを選択して出力ポートから出力するマルチプレクサに関する。マルチプレクサは、複数の差動信号それぞれが入力される複数の差動入力ポートと、複数の差動入力ポートごとに設けられた複数のバッファを備える。複数のバッファはそれぞれ、対応する差動入力ポートと接続される差動入力端子と、出力ポートと接続される差動出力端子を有するとともに、差動入力端子に入力される差動信号に応じた差動信号を出力するイネーブル状態と、消費電流が実質的にゼロとなり、その差動出力端子がハイインピーダンスとなるディスエーブル状態と、が制御信号に応じて切りかえ可能に構成される。
この態様によると、選択される差動信号が通過するバッファのみで電流が流れ、その他のバッファでは電流が実質的にゼロとなるため、マルチプレクサ全体の消費電流を低減できる。またバッファの個数は、差動信号の数に比例するため、トーナメント配置にする場合に比べて回路面積を削減できる。さらに、差動信号が受ける伝搬遅延が、差動信号の個数に依存しないという利点を有する。
複数のバッファはそれぞれ、差動入力端子と、差動出力端子と、第1固定電圧端子と、第2固定電圧端子と、第1固定電圧端子と第2固定電圧端子の間に順に直列に設けられたPチャンネルMOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)の第1、第2トランジスタおよびNチャンネルMOSFETの第3、第4トランジスタと、第2、第3トランジスタと並列な経路に、順に直列に設けられたPチャンネルMOSFETの第5トランジスタと、NチャンネルMOSFETの第6トランジスタと、を備えてもよい。第2、第3トランジスタのゲートが差動入力端子の一方に接続され、第5、第6トランジスタのゲートが差動入力端子の他方に接続され、第2、第3トランジスタのドレインが差動出力端子の一方に接続され、第5、第6トランジスタのドレインが差動出力端子の他方に接続され、第1トランジスタのゲートに制御信号の反転信号が入力され、第4トランジスタのゲートに制御信号が入力されてもよい。
本発明の別の態様は、差動形式の複数の画像データを受け、そのうちのひとつを選択して出力する信号処理回路に関する。この信号処理回路は、複数の画像データを受け、ひとつを選択する上述のいずれかの態様のマルチプレクサと、マルチプレクサから出力される画像データをシリアル/パラレル変換するシリアルパラレル変換器と、シリアルパラレル変換器の出力信号に対して、所定の信号処理を施す信号処理部と、信号処理部により処理を受けた信号を差動信号に変換する差動変換部と、差動変換部から出力される差動信号をパラレル/シリアル変換するパラレルシリアル変換器と、パラレルシリアル変換器の出力信号を送信する送信部と、を備える。
本発明のさらに別の態様は、ディスプレイ装置である。この装置は、上述の信号処理回路を備える。
2. 本発明のさらに別の態様は、パラレルデータをシリアルデータに変換するパラレルシリアル変換器に関する。このパラレルシリアル変換器は、パラレルデータの2ビットごとに設けられた複数の2対1セレクタと、複数の2対1セレクタそれぞれの出力信号を受ける出力バッファと、を備える。各2対1セレクタは、対応する2ビットの一方を受ける第1入力端子と、対応する2ビットの他方を受ける第2入力端子と、2ビットの制御信号が入力される制御端子と、を有し、制御信号の第1ビットがアサートされると、第1入力端子の信号に応じた信号を出力し、制御信号の第2ビットがアサートされると、第2入力端子の信号に応じた信号を出力し、制御信号の第1、第2ビットがネゲートされると出力がハイインピーダンスとなる。
この態様によると、パラレルデータの2ビットごとに2対1セレクタを設けることにより、パラレルデータの1ビットごとにスイッチを設ける場合に比べて、バッファの入力端子に対する寄生容量をおよそ1/2に低減することができ、高速な信号伝送が可能となる。
2対1セレクタは、第1入力端子の信号と制御信号の第1ビットの論理積を生成する第1ANDゲートと、第2入力端子の信号と制御信号の第2ビットの論理積を生成する第2ANDゲートと、第1入力端子の反転信号と制御信号の第1ビットの論理積を生成する第3ANDゲートと、第2入力端子の反転信号と制御信号の第2ビットの論理積を生成する第4ANDゲートと、第1固定電圧端子と第2固定電圧端子の間に順に直列に設けられた、PチャンネルMOSFETのハイサイドトランジスタおよびNチャンネルMOSFETのローサイドトランジスタと、第1、第2ANDゲートそれぞれの出力信号の否定論理和を生成し、ハイサイドトランジスタのゲートに出力する第1NORゲートと、第3、第4ANDゲートそれぞれの出力信号の論理和を生成し、ローサイドトランジスタのゲートに出力する第1ORゲートと、を含んでもよい。
2対1セレクタは、第1入力端子の信号と制御信号の第1ビットの否定論理積を生成する第1NANDゲートと、第2入力端子の信号と制御信号の第2ビットの否定論理積を生成する第2NANDゲートと、第1入力端子の反転信号と制御信号の第1ビットの否定論理積を生成する第3NANDゲートと、第2入力端子の反転信号と制御信号の第2ビットの否定論理積を生成する第4NANDゲートと、第1固定電圧端子と第2固定電圧端子の間に順に直列に設けられた、PチャンネルMOSFETのハイサイドトランジスタおよびNチャンネルMOSFETのローサイドトランジスタと、第1、第2NANDゲートそれぞれの出力信号の論理積を生成し、ハイサイドトランジスタのゲートに出力する第5ANDゲートと、第3、第4NANDゲートそれぞれの出力信号の否定論理積を生成し、ローサイドトランジスタのゲートに出力する第5NANDゲートと、を含んでもよい。
本発明のさらに別の態様は、差動形式の複数の画像データを受け、そのうちのひとつを選択して出力する信号処理回路に関する。この信号処理回路は、複数の画像データを受け、ひとつを選択するマルチプレクサと、マルチプレクサから出力される画像データをシリアル/パラレル変換するシリアルパラレル変換器と、シリアルパラレル変換器の出力信号に対して、所定の信号処理を施す信号処理部と、信号処理部により処理を受けた信号を差動信号に変換する差動変換部と、差動変換部から出力される差動信号をパラレル/シリアル変換する上述のいずれかの態様のパラレルシリアル変換器と、パラレルシリアル変換器の出力信号を送信する送信部と、を備える。
本発明のさらに別の態様は、ディスプレイ装置である。この装置は、上述の信号処理回路を備える。
なお、以上の構成要素を任意に組み合わせたもの、あるいは本発明の表現を、方法、装置などの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明のある態様によれば、消費電力を低減したマルチプレクサを提供できる。
以下、本発明を好適な実施の形態をもとに図面を参照しながら説明する。各図面に示される同一または同等の構成要素、部材、処理には、同一の符号を付するものとし、適宜重複した説明は省略する。また、実施の形態は、発明を限定するものではなく例示であって、実施の形態に記述されるすべての特徴やその組み合わせは、必ずしも発明の本質的なものであるとは限らない。
(第1の実施の形態)
図2(a)、(b)は、第1の実施の形態に係るマルチプレクサ100の構成を示す回路図である。図1(a)を参照するとマルチプレクサ100は、複数チャンネルの差動信号A〜Eを受け、5ビットの制御信号sel[4:0]に応じたひとつを選択して、出力ポートPoから出力する。制御信号sel[4:0]は、いずれかのビットが選択的にアサート(ハイレベル)され、その他のビットはネゲート(ローレベル)される。たとえば制御信号sel[4](最上位ビット)がアサートされるとチャンネルAが選択され、制御信号sel[0](最下位ビット)がアサートされるとチャンネルEが選択される。ただし制御信号sel[4:0]の信号形式は特に限定されない。
図2(a)、(b)は、第1の実施の形態に係るマルチプレクサ100の構成を示す回路図である。図1(a)を参照するとマルチプレクサ100は、複数チャンネルの差動信号A〜Eを受け、5ビットの制御信号sel[4:0]に応じたひとつを選択して、出力ポートPoから出力する。制御信号sel[4:0]は、いずれかのビットが選択的にアサート(ハイレベル)され、その他のビットはネゲート(ローレベル)される。たとえば制御信号sel[4](最上位ビット)がアサートされるとチャンネルAが選択され、制御信号sel[0](最下位ビット)がアサートされるとチャンネルEが選択される。ただし制御信号sel[4:0]の信号形式は特に限定されない。
マルチプレクサ100は、複数の差動入力ポートPi1〜Pi5と、出力ポートPoと、複数のバッファBUF1〜BUF5を備える。入力チャンネル数は5に限定されず、任意である。
複数の差動入力ポートPi1〜Pi5には、複数の差動信号A〜Eが入力される。
複数のバッファBUF1〜BUF5はそれぞれ、複数の差動入力ポートPi1〜Pi5ごとに設けられる。各バッファBUFiは、対応する差動入力ポートPiiと接続される差動入力端子Diと、出力ポートPoと接続される差動出力端子Doおよびイネーブル端子ENを有する。各バッファBUFiのイネーブル端子ENには、対応する制御信号sel[i−1]が入力されており、その値に応じて、イネーブル状態とディスエーブル状態が切りかえ可能となっている。
複数のバッファBUF1〜BUF5はそれぞれ、複数の差動入力ポートPi1〜Pi5ごとに設けられる。各バッファBUFiは、対応する差動入力ポートPiiと接続される差動入力端子Diと、出力ポートPoと接続される差動出力端子Doおよびイネーブル端子ENを有する。各バッファBUFiのイネーブル端子ENには、対応する制御信号sel[i−1]が入力されており、その値に応じて、イネーブル状態とディスエーブル状態が切りかえ可能となっている。
イネーブル状態においてバッファBUFiは、その差動入力端子Diに入力される差動信号に応じた差動信号を出力する。ディスエーブル状態においてバッファBUFiは、内部の消費電流が実質的にゼロとなり、その差動出力端子Doがハイインピーダンスとなる。
図2(b)には、バッファBUFの好ましい構成が示される。バッファBUFは、差動入力端子Di(p/n)と、差動出力端子Do(p/n)と、第1固定電圧端子(電源端子VDD)と、第2固定電圧端子(接地端子VGND)と、第1トランジスタM1〜第6トランジスタM6を備える。
第1トランジスタM1〜第4トランジスタM4は、電源端子VDDと接地端子VGNDの間に順に直列に設けられる。第1トランジスタM1、第2トランジスタM2はPチャンネルMOSFETであり、第3トランジスタM3、第4トランジスタM4はNチャンネルMOSFETである。第5トランジスタM5および第6トランジスタM6は、第2トランジスタM2および第3トランジスタM3に対して並列な経路上に、順に直列に設けられる。第5トランジスタM5はPチャンネルMOSFETであり、第6トランジスタM6はNチャンネルMOSFETである。
第2トランジスタM2、第3トランジスタM3のゲートは、差動入力端子Diの一方と接続される。第5トランジスタM5、第6トランジスタM6のゲートは、差動入力端子Diの他方と接続される。第2トランジスタM2、第3トランジスタM3のドレインは、差動出力端子Doの一方と接続され、第5トランジスタM5、第6トランジスタM6のドレインは差動出力端子Doの他方に接続される。
第1トランジスタM1のゲートには、対応する制御信号selの反転信号#sel(図では論理反転はバーで示される)が入力され、第4トランジスタM4のゲートには、制御信号selが入力される。
イネーブル端子ENに入力される制御信号selがハイレベルのとき、バッファBUFはイネーブル状態となる。制御信号selがローレベルのとき、第1トランジスタM1および第4トランジスタM4がオフするため、電流経路が遮断され、出力ポートがハイインピーダンスとなるとともに、消費電流が実質的にゼロとなる。
以上がマルチプレクサ100の構成である。続いてその動作を説明する。たとえば2番目のチャンネルBを選択したい場合、それに対応する制御信号sel[1]がアサートされ、残りsel[0]、[2−4]がネゲートされる。そうすると、バッファBUF2がイネーブル状態となり、その他のバッファBUF1、BUF3−5がディスエーブル状態となり、マルチプレクサ100の出力ポートPoからは、チャンネルBの差動信号が出力される。
以上がマルチプレクサ100の動作である。
このマルチプレクサ100では、複数のバッファBUF1〜BUF5のうちの選択されたひとつBUF2のみに電流が流れ、その他のバッファBUFの消費電流は実質的にゼロとなる。したがって図1のマルチプレクサと比べて消費電流を低減することができる。
このマルチプレクサ100では、複数のバッファBUF1〜BUF5のうちの選択されたひとつBUF2のみに電流が流れ、その他のバッファBUFの消費電流は実質的にゼロとなる。したがって図1のマルチプレクサと比べて消費電流を低減することができる。
図2のマルチプレクサ100では、必要なバッファBUFの個数が、差動信号の数(チャンネル数)と一致する。したがって図1のようにセレクタをトーナメント形式で配置にする場合に比べて回路面積を削減できる。
図1のマルチプレクサでは、差動信号の数(チャンネル)が増加すると、それに応じてトーナメントの段数が増加し、差動信号が受ける伝搬遅延も増加していく。それに対して、図2のマルチプレクサ100では、チャンネル数に寄らずに、差動信号が受ける伝搬遅延を一定とするため、回路設計がしやすくなるという利点もある。
(第2の実施の形態)
図3は、第2の実施の形態に係るパラレルシリアル変換器(シリアライザ)200の構成を示す回路図である。パラレルシリアル変換器200は、nビットのパラレルデータD[n:1]を受け、シリアルデータDoutに変換する。
図3は、第2の実施の形態に係るパラレルシリアル変換器(シリアライザ)200の構成を示す回路図である。パラレルシリアル変換器200は、nビットのパラレルデータD[n:1]を受け、シリアルデータDoutに変換する。
パラレルシリアル変換器200は、複数の2対1セレクタ2011〜201n/2と、出力バッファ(インバータ)202およびタイミング制御部208を備える。
複数の2対1セレクタ2011〜201n/2は、パラレルデータの隣接する2ビットごとに設けられる。任意の隣接するビットD[i−1][i]に対して、2対1セレクタ201i/2が割り当てられている。
出力バッファ202は、複数の2対1セレクタ2011〜201n/2それぞれの出力信号を受け、シリアルデータDoutを出力する。タイミング制御部208は、シリアルパラレル変換の処理と同期して、タイミング制御信号φ1〜φnを順にアサート(ハイレベル)する。
すべての2対1セレクタ201は同様に構成される。i番目の2対1セレクタ201iは、対応する2ビットの一方D[2×i−1]を受ける第1入力端子P1と、対応する2ビットの他方D[2×i]を受ける第2入力端子P2と、2ビットのタイミング制御信号φ2×i−1、φ2×iが入力されるタイミング制御端子P3、P4と、を有する。2対1セレクタ201iは、制御信号の第1ビットφ2×i−1がアサートされると、第1入力端子P1の信号D[2×i−1]に応じた信号を出力し、制御信号の第2ビットφ2×iがアサートされると、第2入力端子P2の信号D[2×i]に応じた信号を出力する。2対1セレクタ201iは、制御信号の第1ビットφ2×i−1、第2ビットφ2×iが両方ネゲートされると、出力がハイインピーダンスとなる。
より具体的には、2対1セレクタ201iは、論理ゲート204と、バッファ(インバータ)206を含む。バッファ206は、ハイサイドトランジスタMHとローサイドトランジスタMLを含む。ハイサイドトランジスタMHとローサイドトランジスタMLのドレインは、出力端子P5と接続される。
論理ゲート204は、制御信号の第1ビットφ2×i−1がアサートされると、第1入力端子P1の信号D[2×i−1]に応じたレベルのゲート信号を、バッファ206のトランジスタMH、MLに出力する。
論理ゲート204は、制御信号の第2ビットφ2×iがアサートされると、第2入力端子P2の信号D[2×i]に応じたレベルのゲート信号を、バッファ206のトランジスタMH、MLに出力する。
論理ゲート204は、制御信号の第2ビットφ2×iがアサートされると、第2入力端子P2の信号D[2×i]に応じたレベルのゲート信号を、バッファ206のトランジスタMH、MLに出力する。
論理ゲート204は、制御信号の第1、第2ビットφ2×i−1、φ2×iが両方ネゲートされると、バッファ206のトランジスタMH、MLを両方オフし、バッファ206の出力をハイインピーダンスとする。
図4(a)〜(e)は、2対1セレクタ201の構成を示す回路図および真理値表ならびにタイムチャートである。図4(a)は2対1セレクタ201の回路シンボルを示す。図4(b)は真理値表を示しており、「x」は冗長(Don't Care)を示す。図4(c)、(d)は具体的な構成例を、図4(e)はタイムチャートを示す。
図4(c)の論理ゲート204について説明する。第1ANDゲートAND1は、第1入力端子の信号Aと制御信号の第1ビット01の論理積を生成する。第2ANDゲートAND2は、第2入力端子の信号Bと制御信号の第2ビット02の論理積を生成する。第3ANDゲートAND3は、第1入力端子の反転信号#Aと制御信号の第1ビット01の論理積を生成する。第4ANDゲートAND4は、第2入力端子の反転信号#Bと制御信号の第2ビット02の論理積を生成する。第1NORゲートNOR1は、第1ANDゲートAND1と第2ANDゲートAND2それぞれの出力信号の否定論理和Yを生成し、ハイサイドトランジスタMHのゲートに出力する。第1ORゲートOR1は、第3ANDゲートAND3と第4ANDゲートAND4それぞれの出力信号の論理和Zを生成し、ローサイドトランジスタMLのゲートに出力する。
図4(d)の論理ゲート204について説明する。第1NANDゲートNAND1は、第1入力端子の信号Aと制御信号の第1ビット01の否定論理積を生成する。第2NANDゲートNAND2は、第2入力端子の信号Bと制御信号の第2ビット02の否定論理積を生成する。第3NANDゲートNAND3は、第1入力端子の反転信号#Aと制御信号の第1ビット01の否定論理積を生成する。第4NANDゲートNAND4は、第2入力端子の反転信号#Bと制御信号の第2ビット02の否定論理積を生成する。第5ANDゲートAND5は、第1NANDゲートNAND1と第2NANDゲートNAND2それぞれの出力信号の論理積Yを生成し、ハイサイドトランジスタMHのゲートに出力する。第5NANDゲートNAND5は、第3NANDゲートNAND3と第4NANDゲートNAND4それぞれの出力信号の否定論理積Zを生成し、ローサイドトランジスタMLのゲートに出力する。
図4(c)、(d)の論理ゲート204によれば、図4(b)の真理値表を満たすことができる。なお論理ゲート204の構成は図4(c)、(d)には限定されず、真理値表を満たすように構成されていればよい。
以上がパラレルシリアル変換器200の構成である。続いてその動作を説明する。
図5は、図3のパラレルシリアル変換器200の動作を示すタイムチャートである。図5のタイムチャートは、n=4の場合を示している。図中、n1は、1番目の2対1セレクタ201のハイサイドトランジスタMHのゲート電圧を、n2は、1番目の2対1セレクタ201のローサイドトランジスタMLのゲート電圧を、n3は、2番目の2対1セレクタ201のハイサイドトランジスタMHのゲート電圧を、n4は、2番目の2対1セレクタ201のローサイドトランジスタMLのゲート電圧を、示す。
図5は、図3のパラレルシリアル変換器200の動作を示すタイムチャートである。図5のタイムチャートは、n=4の場合を示している。図中、n1は、1番目の2対1セレクタ201のハイサイドトランジスタMHのゲート電圧を、n2は、1番目の2対1セレクタ201のローサイドトランジスタMLのゲート電圧を、n3は、2番目の2対1セレクタ201のハイサイドトランジスタMHのゲート電圧を、n4は、2番目の2対1セレクタ201のローサイドトランジスタMLのゲート電圧を、示す。
図3のパラレルシリアル変換器200によれば、タイミング制御信号φ1〜φnを順にアサートすることにより、パラレルデータをシリアルデータに変換することができる。
図3のパラレルシリアル変換器200の利点は、比較技術との対比によって明確となる。図6は、比較技術に係るパラレルシリアル変換器600の構成を示す回路図である。パラレルシリアル変換器600は、パラレルデータD[1]〜D[n]ごとに設けられた複数のトランスファゲートTG1〜TGnを備える。各トランスファゲートTG1〜TGnは、タイミング制御部608が発生するタイミング制御信号φ1〜φnにもとづいて順にオンする。出力バッファ602は、各トランスファゲートTG1〜TGnを受け、シリアルデータDoutを出力する。
トランスファゲートTGはそれぞれ、寄生容量Cp、Cnを有する。この寄生容量は、トランスファゲートを構成するPチャンネルMOSFETとNチャンネルMOSFETのゲート−ドレイン間容量である。図6のパラレルシリアル変換器600では、出力バッファ602の入力端子には、トランスファゲートの個数に比例した寄生容量(n×Cp+n×Cn)が接続されることになる。この寄生容量はローパスフィルタとして作用するため、高速なパラレルシリアル変換の妨げとなる。
図3のパラレルシリアル変換器200に着目すると、出力バッファ202の入力端子に接続される寄生容量は、(n/2×Cp+n/2×Cn)となり、図6のパラレルシリアル変換器600に比べて1/2に低減することができる。その結果、高速なパラレルシリアル変換が可能となる。
続いて第1の実施の形態に係るマルチプレクサ100や、第2の実施の形態に係るパラレルシリアル変換器200の好適なアプリケーションを説明する。図7は、マルチプレクサ100およびパラレルシリアル変換器200を備えるディスプレイ装置の構成を示すブロック図である。
ディスプレイ装置1は、信号処理回路2、DSP(Digital Signal Processor)4、ディスプレイドライバ6、ディスプレイパネル8を備える。
信号処理回路2は、外部機器とのインタフェース機能を提供するユニットであり、HDMIやDVIをはじめとするインタフェースを介して画像データを受ける。信号処理回路2は、複数チャンネルA〜Eの画像データのうち、ユーザの指示に応じたひとつを選択し、DSP4に送信する。DSP4は、画像データにさまざまな信号処理を施し、ディスプレイドライバ6に出力する。ディスプレイドライバ6は、DSP4からの画像データにもとづいてディスプレイパネル8を駆動する。
信号処理回路2は、上述のマルチプレクサ100、シリアルパラレル変換器10、信号処理部12、差動変換回路14、上述のパラレルシリアル変換器200、送信部16を備える。
マルチプレクサ100は、複数チャンネルの画像データのうち、制御信号sel[4:0]に応じたひとつを選択する。シリアルパラレル変換器10は、マルチプレクサ100によって選択された画像データをシリアル/パラレル変換する。信号処理部12は、シリアルパラレル変換器10の出力信号に対して、所定の信号処理を施す。信号処理の内容は限定されないが、I/P(インタレース/プログレッシブ)変換、解像度変換などが例示される。差動変換回路14は、信号処理部12により処理を受けた信号を差動信号に変換する。パラレルシリアル変換器200は、差動変換部から出力される差動信号をパラレル/シリアル変換する。送信部16は、パラレルシリアル変換器200の出力信号を送信する。
マルチプレクサ100は、複数チャンネルの画像データのうち、制御信号sel[4:0]に応じたひとつを選択する。シリアルパラレル変換器10は、マルチプレクサ100によって選択された画像データをシリアル/パラレル変換する。信号処理部12は、シリアルパラレル変換器10の出力信号に対して、所定の信号処理を施す。信号処理の内容は限定されないが、I/P(インタレース/プログレッシブ)変換、解像度変換などが例示される。差動変換回路14は、信号処理部12により処理を受けた信号を差動信号に変換する。パラレルシリアル変換器200は、差動変換部から出力される差動信号をパラレル/シリアル変換する。送信部16は、パラレルシリアル変換器200の出力信号を送信する。
以上、マルチプレクサ100およびパラレルシリアル変換器200の好適なアプリケーションについて説明した。この信号処理回路2によれば、マルチプレクサ100を用いたことにより、消費電流を低減でき、また回路規模およびコストも低減できる。またパラレルシリアル変換器200を用いたことにより、高速な信号を中継することが可能となる。
実施の形態にもとづき本発明を説明したが、実施の形態は、本発明の原理、応用を示しているにすぎず、実施の形態には、請求の範囲に規定された本発明の思想を逸脱しない範囲において、多くの変形例や配置の変更が認められる。
100…マルチプレクサ、BUF…バッファ、M1…第1トランジスタ、M2…第2トランジスタ、M3…第3トランジスタ、M4…第4トランジスタ、M5…第5トランジスタ、M6…第6トランジスタ、200…パラレルシリアル変換器、201…2対1セレクタ、202…出力バッファ、204…論理ゲート、206…バッファ、1…ディスプレイ装置、2…信号処理回路、4…DSP、6…ディスプレイドライバ、8…ディスプレイパネル、10…シリアルパラレル変換器、12…信号処理部、14…差動変換回路、16…送信部。
Claims (11)
- 複数の差動信号を受け、制御信号に応じたひとつを選択して出力ポートから出力するマルチプレクサであって、
前記複数の差動信号それぞれが入力される複数の差動入力ポートと、
前記複数の差動入力ポートごとに設けられた複数のバッファであって、それぞれが、対応する前記差動入力ポートと接続される差動入力端子と、前記出力ポートと接続される差動出力端子を有するとともに、前記差動入力端子に入力される差動信号に応じた差動信号を出力するイネーブル状態と、消費電流が実質的にゼロとなり、その差動出力端子がハイインピーダンスとなるディスエーブル状態と、が前記制御信号に応じて切りかえ可能に構成される、複数のバッファと、
を備えることを特徴とするマルチプレクサ。 - 前記複数のバッファはそれぞれ、
前記差動入力端子と、
前記差動出力端子と、
第1固定電圧端子と、
第2固定電圧端子と、
前記第1固定電圧端子と第2固定電圧端子の間に順に直列に設けられたPチャンネルMOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)の第1、第2トランジスタおよびNチャンネルMOSFETの第3、第4トランジスタと、
前記第2、第3トランジスタと並列な経路に、順に直列に設けられたPチャンネルMOSFETの第5トランジスタと、NチャンネルMOSFETの第6トランジスタと、
を備え、
前記第2、第3トランジスタのゲートが前記差動入力端子の一方に接続され、
前記第5、第6トランジスタのゲートが前記差動入力端子の他方に接続され、
前記第2、第3トランジスタのドレインが前記差動出力端子の一方に接続され、
前記第5、第6トランジスタのドレインが前記差動出力端子の他方に接続され、
前記第1トランジスタのゲートに前記制御信号の反転信号が入力され、
前記第4トランジスタのゲートに前記制御信号が入力されることを特徴とする請求項1に記載のマルチプレクサ。 - 差動形式の複数の画像データを受け、そのうちのひとつを選択して出力する信号処理回路であって、
前記複数の画像データを受け、ひとつを選択する請求項1または2に記載のマルチプレクサと、
前記マルチプレクサから出力される画像データをシリアル/パラレル変換するシリアルパラレル変換器と、
前記シリアルパラレル変換器の出力信号に対して、所定の信号処理を施す信号処理部と、
前記信号処理部により処理を受けた信号を差動信号に変換する差動変換部と、
前記差動変換部から出力される差動信号をパラレル/シリアル変換するパラレルシリアル変換器と、
前記パラレルシリアル変換器の出力信号を送信する送信部と、
を備えることを特徴とする信号処理回路。 - 請求項3に記載の信号処理回路を備えることを特徴とするディスプレイ装置。
- パラレルデータをシリアルデータに変換するパラレルシリアル変換器であって、
前記パラレルデータの2ビットごとに設けられた複数の2対1セレクタと、
前記複数の2対1セレクタそれぞれの出力信号を受ける出力バッファと、
を備え、
各2対1セレクタは、
対応する前記2ビットの一方を受ける第1入力端子と、
対応する前記2ビットの他方を受ける第2入力端子と、
2ビットの制御信号が入力される制御端子と、
を有し、前記制御信号の第1ビットがアサートされると、前記第1入力端子の信号に応じた信号を出力し、前記制御信号の第2ビットがアサートされると、前記第2入力端子の信号に応じた信号を出力し、前記制御信号の第1、第2ビットがネゲートされると出力がハイインピーダンスとなることを特徴とするパラレルシリアル変換器。 - 前記2対1セレクタは、
前記第1入力端子の信号と前記制御信号の第1ビットの論理積を生成する第1ANDゲートと、
前記第2入力端子の信号と前記制御信号の第2ビットの論理積を生成する第2ANDゲートと、
前記第1入力端子の反転信号と前記制御信号の第1ビットの論理積を生成する第3ANDゲートと、
前記第2入力端子の反転信号と前記制御信号の第2ビットの論理積を生成する第4ANDゲートと、
第1固定電圧端子と第2固定電圧端子の間に順に直列に設けられた、PチャンネルMOSFETのハイサイドトランジスタおよびNチャンネルMOSFETのローサイドトランジスタと、
前記第1、第2ANDゲートそれぞれの出力信号の否定論理和を生成し、前記ハイサイドトランジスタのゲートに出力する第1NORゲートと、
前記第3、第4ANDゲートそれぞれの出力信号の論理和を生成し、前記ローサイドトランジスタのゲートに出力する第1ORゲートと、
を含むことを特徴とする請求項5に記載のパラレルシリアル変換器。 - 前記2対1セレクタは、
前記第1入力端子の信号と前記制御信号の第1ビットの否定論理積を生成する第1NANDゲートと、
前記第2入力端子の信号と前記制御信号の第2ビットの否定論理積を生成する第2NANDゲートと、
前記第1入力端子の反転信号と前記制御信号の第1ビットの否定論理積を生成する第3NANDゲートと、
前記第2入力端子の反転信号と前記制御信号の第2ビットの否定論理積を生成する第4NANDゲートと、
第1固定電圧端子と第2固定電圧端子の間に順に直列に設けられた、PチャンネルMOSFETのハイサイドトランジスタおよびNチャンネルMOSFETのローサイドトランジスタと、
前記第1、第2NANDゲートそれぞれの出力信号の論理積を生成し、前記ハイサイドトランジスタのゲートに出力する第5ANDゲートと、
前記第3、第4NANDゲートそれぞれの出力信号の否定論理積を生成し、前記ローサイドトランジスタのゲートに出力する第5NANDゲートと、
を含むことを特徴とする請求項5に記載のパラレルシリアル変換器。 - 差動形式の複数の画像データを受け、そのうちのひとつを選択して出力する信号処理回路であって、
前記複数の画像データを受け、ひとつを選択するマルチプレクサと、
前記マルチプレクサから出力される画像データをシリアル/パラレル変換するシリアルパラレル変換器と、
前記シリアルパラレル変換器の出力信号に対して、所定の信号処理を施す信号処理部と、
前記信号処理部により処理を受けた信号を差動信号に変換する差動変換部と、
前記差動変換部から出力される差動信号をパラレル/シリアル変換する請求項5から7のいずれかに記載のパラレルシリアル変換器と、
前記パラレルシリアル変換器の出力信号を送信する送信部と、
を備えることを特徴とする信号処理回路。 - 請求項8に記載の信号処理回路を備えることを特徴とするディスプレイ装置。
- 差動形式の複数の画像データを受け、そのうちのひとつを選択して出力する信号処理回路であって、
前記複数の画像データを受け、ひとつを選択する請求項1または2に記載のマルチプレクサと、
前記マルチプレクサから出力される画像データをシリアル/パラレル変換するシリアルパラレル変換器と、
前記シリアルパラレル変換器の出力信号に対して、所定の信号処理を施す信号処理部と、
前記信号処理部により処理を受けた信号を差動信号に変換する差動変換部と、
前記差動変換部から出力される差動信号をパラレル/シリアル変換する請求項5から7のいずれかに記載のパラレルシリアル変換器と、
前記パラレルシリアル変換器の出力信号を送信する送信部と、
を備えることを特徴とする信号処理回路。 - 請求項10に記載の信号処理回路を備えることを特徴とするディスプレイ装置。
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