JP2011174923A5 - - Google Patents

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測定器
本発明は、仏像彫刻、能面、彫塑などの立体的な作品を測定する時に用いる測定器で、主に制作する時に必要とし、制作する作品の中心線と中心線の片側、又は、両側の測定箇所に測定部を直接当てて、中心線から片側、又は、両側の測定箇所の巾と高低差を同時に測定することのできる測定器に関するものである。
従来から彫刻の測定は、制作する材料の平面に物差し、又は、曲尺などを用いて図案の基本となる縦の中心線を引き、次に巾と高さの等分線に振り分け、その線を基準に図案を描き、作業を始める事によって、材料に描かれた図案は、徐々に立体的に変化し、変化した図案の測定を行なうには、作品の中心線と中心線の両側の測定箇所に段差ができて、曲尺、物差しなどを測定箇所に直接当てて測定する事は出来ず、目視で測定を行なっている状態である。
従来の目視の測定は、作品の測定箇所の中心線の上に物差し、又は、曲尺の中心部を宛がい、物差し、又は、曲尺の端を手で持って、中心線と測定箇所が水平になるように高さを調整し、水平になった状態で、物差し、又は、曲尺の目盛が測定箇所と垂直になっている位置の目盛を目視で確認しながら、巾と高低差の測定を行っている状態を、目視で無く直接測定器を用いて測定を行うことができるようにする。
本発明は、上記目的を解決するための測定器で、手で握れる直尺状の本体ゲージの中央に目盛の基準線を設け、基準線から左右長手方向に沿って互いに逆方向の目盛を備え、基準線の左右に測定本体を装着し、測定本体の上下正面に測定部と中央側面に側面指示を設けて、本体ゲージの目盛に沿って測定本体は個々に移動し、又、本体ゲージ基準線の背面に指針装着部を取付け、指針装着部に指針指示と指針を挿入する挿入口を両先端の上下正面に備え、挿入口より指針を挿入し、指針先端を作品の中心線に当て、中心線の片側、又は、両側の測定箇所に左右の測定本体の測定部側面を当て、測定本体の側面指示で本体ゲージの目盛の値を確認することで、中心線から片側、又は、両側の測定箇所の巾を測定することができる。
そして、指針装着部の指針指示を、本体ゲージ基準線正面の上部前面の位置に設け、その指針指示の位置から制作する測定本体と一体と成った上下測定部先端間の全長2分の1の長さを上下測定部先端に振り分けることで、本体ゲージ基準線の左右に装着している測定本体の上下正面から長さの異なる上下測定部が構成され、作品の測定箇所の条件に合わせ上下測定部の何れかを選び、測定箇所と測定部の測定し易い間隔を保ち測定を行うことができる。
そこで、測定本体と一体と成った上下測定部先端間の長さと指針の長さを同じ長さにして、指針の片側先端を鋭角のある指針先端とし、その指針先端から全長2分の1の長さの正面に基準線を設け、基準線の位置より両先端方向に沿って逆目盛と指針先端の反対側先端の側面にツマミを備え、そのツマミを持って指針装着部の上部、又は、下部の挿入口より指針先端を挿入し、指針の基準線を指針指示に合わせ、指針指示から指針先端までの長さは、上下測定部先端までの長さと同じ長さで、同じ長さの指針を用いて、測定条件に合わせて上下測定部の片方を選び、指針先端を作品の中心線に当てて、中心線の片側、又は、両側の測定箇所に測定部先端を当て、指針装着部の指針指示で、指針の目盛の値を確認し高低差の測定を簡単に行うことができる。
本発明の測定器は、上述したように造形の立体的な測定を、作品の中心線から片側、又は、両側の測定箇所の巾と高低差を正確迅速に測定するもので、測定方法は、本体ゲージの端の部分を手で軽く持って、作品の中心線と測定箇所が平行になる位置に、指針のツマミを持って指針先端を作品の中心線に軽く当て、中心線の片側、又は、両側の測定箇所に左右の測定本体を移動させながら、測定箇所に測定部側面、又は、測定部先端を直接当てることで、中心線から片側、又は、両側の測定箇所の巾を測定本体の側面指示で本体ゲージの目盛の値を確認し、高低差を指針装着部の指針指示で指針の目盛の値を確認することで、作品の中心線から片側、又は、両側面の測定箇所の巾と高低差を同時に測定することができる。
それは、指針装着部の両先端の上下正面に指針を挿入する挿入口と指針指示を上部前面に備えた指針装着部を、本体ゲージ基準線の背面に取付けたことで、指針装着部の上部、又は、下部の挿入口より挿入する指針先端は、本体ゲージの基準線に沿って上下に直進移動することができて、測定する作品の中心線に指針先端を当て、中心線の片側、又は、両側の高低差のある測定箇所に上下測定部を当てることで、指針先端は、両側の測定箇所に当てた左右の上下測定部の測定する条件に合わせ、中心線に当てた指針先端は上下の動きによって、左右の上下測定部側面と平行の動きと、左右の上下測定部先端と垂直の動きを持って中心線を捉えて、片側の測定箇所、又は、両側の測定箇所の巾と高低差を測定することができる。
そして、指針装着部の指針指示の位置を、本体ゲージ基準線正面の上部前面に設け、その位置から制作する上下測定部先端間の全長の2分の1の長さを、上下測定部先端に振り分けることで、測定本体の上下正面から長さの異なる上下測定部が構成され、構成された上下測定部先端間の長さと指針の長さを同じ長さにして、指針の片側先端を指針先端とし、指針先端から全長2分の1の長さの正面に目盛の基準線を設け、その指針を指針装着部の挿入口の上部、又は、下部より挿入し、指針の基準線を指針装着部の指針指示の位置に合わせ、その指針指示から指針先端までの長さは、上下測定部先端間の長さと同じ長さで、同じ長さの指針を上下測定部に用いることができて、測定箇所の条件に合わせ長さの異なる上下測定部の使い分けができることで、測定部と測定箇所の間隔を一定に保ち測定することができる。
そこで、左右の上下測定部に用いることの出来る指針の指針先端を鋭角にし、指針先端の反対側端部の側面にツマミを取付けることで、指針先端が中心線を捉え易くなって、指針の上下の移動を滑らかにすることができて、又、指針先端から全長の2分の1の長さの正面に目盛の基準線を設け、その基準線から両先端方向に沿って逆方向の目盛を備えたことで、長さの異なる上下測定部に、同じ指針の基準線と目盛を用いることが出来て、上下測定部に合わせて指針装着部の挿入口の上部、又は、下部より指針を挿入し指針先端を作品の中心線に当て、中心線の片側、又は、両側の測定箇所に測定部先端を当てて、指針指示で指針の目盛の値を確認することで、中心線から片側の測定箇所、又は、両側の測定箇所の高低差を正確に測定することができる。
そして、左右の測定本体と指針装着部の内面に取り付けたバネの弾力によって、左右の測定本体は、本体ゲージの目盛に沿って個々の移動を容易にし、中心線の両側の測定箇所に測定部を速やかに直接当てることができ、又、指針装着部に取付けたバネの弾力で、装着している指針の上下の動きを滑らかにし、中心線に当てた指針先端は上下の動きで、左右の測定本体の上下測定部先端、又は、上下測定部側面に合わせ、指針を任意の位置で動きを止めることができ、又、作品の測定した値を保持するには、測定する中心線と中心線の両側に当てた指針先端と測定部を測定に用いた状態で、指針と測定本体の動きを指針装着部と左右の測定本体に設けた止めネジで固定し、測定の値を保持し確認することができる。
上記に記載した、本発明の測定器を用いて、お手本の図案と作品を基に制作する材料に図案を描き、作業を始めてから制作の状態を段階ごとに測定し確認するために、作品の中心線に指針先端と中心線の片側、又は、両側の測定箇所に測定部側面、又は、測定部先端を直接当てて、測定した値と図案の値を確認しながら制作を進め、又、制作を進める中で、お手本の作品から制作に必要とする箇所を測定し、測定した指針先端と測定部の動きを、指針装着部と左右の測定本体の止めネジで固定し、お手本の作品と制作中の作品の同じ測定箇所の中心線に指針先端と左右の測定箇所に測定部を直接当てて、制作の状態を確認しながら制作を進める事ができて、完成までお手本の図案と作品の要となる測定箇所を測定し、制作する作品に繰り返し測定箇所の値を写し、作品を完成することができる。
上記に述べたように、制作する作品が徐々に立体的な形と成って行く中で、中心線を含め中心線の両側も多様な面に変化し、作品の測定する箇所も高低差のある測定条件に変わり、測定条件に合わせ、長さの異なる上下測定部の片方を選び作品の中心線に指針先端を当て、中心線の片側の測定箇所、又は、両側の測定箇所に測定部を直接当てて、本体ゲージの目盛を側面指示で巾の値を確認し、高低差を指針指示で指針の目盛の値を確認することで、中心線から片側の測定箇所、又は、両側の測定箇所の巾と高低差を同時に測定することが出来て、測定箇所と測定部の間隔を一定に保ちながら、作品の測定を確実に行うことで、技術の向上も速く、制作する作品の完成度もより優れ、本発明の特徴ある構造の測定器を用いて正確確実に完成まで仕上げることができる。
上測定部の正面図 下測定部の正面図 上測定部の背面図 上測定部の指針を取り外した正面側面図 上測定部の右側面図 指針正面図 上測定部を用いて額の中心線から頭の巾と額の高さの測定図 下測定部を用いて鼻の中心線から左右小鼻側面の巾と高さの測定図 下測定部を用いて鼻の中心線から片側の小鼻側面の巾と高さの測定図 上測定部を用いて頭の左右側面の巾の測定図
発明の実施するための形態
以下、本発明の実施の形態を図1〜図6に基づいて説明する。
図1〜図6は本体の構成図で、図1の本体ゲージ1は、手で握れる巾と厚みと長さの材料の正面中央に基準線2aを設け、その基準線2aから左右に長手方向に沿って逆方向の目盛3aを正面に備え、全長の長さは、基準線2aから左右の最終目盛3aに、本体ゲージ1に装着している左右の測定本体4a・4bの長さを加えた長さで、厚みは反りの無い強度を保つことができる材料で、木材、樹脂、鋼材などを用いることができる。
図1に示すように、本体ゲージ1に装着する左右の測定本体4a・4bは、長方形を鞘状にし、本体ゲージ1の目盛3aに沿って移動を容易にする把手17a・17bと測定部15a・15b・15c・15dを上下正面19a・19b・19c・19dに設け、手で握れる長さと巾で、左右の測定本体4a・4bの上下測定部先端5a・5b・5c・5d間の長さは、本体ゲージ1の全長の約3分の1前後の長さで、巾と厚みは、図4と図5で示すように、本体ゲージ1の巾と厚みに準じた材料で構成されている。
図3に示す指針装着部の形状は長方形に等しく上下正面に指針8を挿入する挿入口16a・16b図4と指針装着部の上部前面に指針指示10を備えて、本体ゲージ1基準線2aの背面に指針装着部を取付け、図1、図2で示すように本体ゲージ1基準線正面18からある間隔を持って上部前面に指針指示10を備えることで、測定本体4a・4bの上下正面19a・19b・19c・19dから上下測定部15a・15b・15c・15dの、長さの異なる上下測定部15a・15b・15c・15dを構成する位置の指針指示10と指針8を指針装着部7の挿入口16a・16bより挿入し、挿入した指針先端9が、本体ゲージ1基準線2aに沿って滑らかに上下に移動することが出来る構造を指針装着部7は備えている。
図1、図2示す左右の上下測定部先端5a・5b・5c・5dの長さは、上下測定部先端5a・5b・5c・5d間の長さ2分の1を指針指示10から上下測定部先端5a・5b・5c・5dに振り分け、振り分けた長さの値と、測定本体4a・4bの上下正面19a・19b・19c・19dから指針指示10までの長さの値を上下限した長さが、上下測定部先端5a・5b・5c・5dまでの長さで、上測定部先端5a・5bまでの長さは、測定本体4a・4bの上正面19a・19bから指針指示10までの長さと、振り分けた上下測定部先端5a・5b・5c・5d間の全長2分の1の長さを加えた長さが上測定部先端5a・5bの長さで、下測定部先端5c・5dまでの長さは、測定本体4a・4bの下正面19c・19dから指針指示10までの長さを、振り分けた上下測定部先端5a・5b・5c・5d間の全長2分の1の長さから減数した長さが、下測定部先端5c・5dの長さで、測定本体4a・4bと一体と成って長さの異なる上下測定部15a・15b・15c・15dを本体ゲージ1の基準線2aの左右に装着している。
図6の指針8は、直方形の細長い形状の片側先端を指針先端9とし、指針先端から反対側先端までの長さは、図1、図2に記載の上下測定部先端5a・5b・5c・5d間の長さと同じ長さで、同じ長さの指針の反対側先端部の測面に手の指先で持てるツマミ11を取付け、指針先端9を鋭角にし、指針先端9から全長2分の1の長さの正面に基準線2bを設け、その基準線2bより指針先端9とツマミ11方向に沿って逆方向の目盛3bを備え、指針装着部7の挿入口16a・16bの上部、又は、下部より挿入することができて、上下測定部に同一の形状で指針8を用いることができる。
上記記載の指針8を、指針装着部7の挿入口16bの下部より挿入し、指針8の基準線2bを指針指示10の位置に合わせた図が図1で、図1で示すように本体ゲージ1基準線2aの左右の測定本体4a・4bの上測定部先端5a・5bと指針8の指針先端9は同方向同位置で、図1の指針8を取り出し、図2で示す指針装着部7の挿入口16aの上部より挿入し、指針8の基準線2bを指針指示10の位置に合わせた図が図2で、指針8の指針先端9は、左右測定本体4a・4bの下測定部先端5c・5dと同方向同位置であって、左右の測定本体4a・4bの上下正面19a・19b・19c・19dの長さの異なる上下測定部15a・15b・15c・15dに同じ指針8を用いることができて、指針先端9は、図1、図2の本体ゲージ1の基準線2aに沿って上下に移動し、左右の上下測定部側面6a・6b・6c・6dと平行に移動を行ない、また、左右の上下測定部先端5a・5b・5c・5dに対し、垂直の方向で指針先端9は上下に移動を行なうことができる。
図3で示すように、本体ゲージ1基準線2aの背面に取付けた指針装着部7の内面にバネ12cを組み込むことで、指針装着部7に挿入する指針8の背面は、内面のバネ12cに接しバネ12cの弾力によって、上下の移動の強さを調整し、また、本体ゲージ1に装着している左右の測定本体4a・4bの内面に取付けているバネ12a・12bの働きで、左右の測定本体4a・4bの移動の強さを調整し滑らかな動きを持たせ、左右の測定本体4a・4b側面の止めネジ13a・13bと指針装着部7の背面の止めネジ13cで、指針8と左右の測定本体4a・4bの移動を固定することで、測定の値を確認し測定を行なうことができて、また、模写する作品を測定した指針先端9と上下測定部15a・15b・15c・15dを止めネジ13a・13b・13cで固定することで、測定した状態で制作する作品に指針先端9と上下測定部先端5a・5b・5c・5d、又は、上下測定部側面6a・6b・6c・6dを直接当てて写すことができる。
図1、図2に示すように、指針装着部7の指針指示10の位置を本体ゲージ1基準線正面18の上部前面に設けたことで、左右の測定本体4a・4bの上下正面19a・19b・19c・19dに長さの異なる測定部15a・15b・15c・15dを設けることが出来て、指針装着部7の指針指示10の位置を変えることなく、指針8も同一の指針8を用いて、上下測定部15a・15b・15c・15dを使い分けることが出来る構造で、作品の測定する箇所の条件に合わせて、中心線から両側面の測定箇所の測定する巾と高低差を、指針8と長さの異なる上下測定部15a・15b・15c・15dを用いて測定箇所に直接測定部を当てて、測定することがきる特徴ある構造を持った測定器である。
図7〜図10は本発明の測定器を用いて作品の測定の実施について説明する。
図7は、頭の巾と額の高さの測定を額の中心線から行っている図で、指針8のツマミ11を持って、指針先端9を額の中心線に当て、頭の左右側面の中心線の左側面に左の上測定部15aの測定部先端5aと測定部側面6aを当て、頭の右側面に右の上測定部15bの測定部先端5bと測定部側面6bを挟むようにして当て、本体ゲージ1の目盛3aを左の測定本体4aの側面指示14aと右の測定本体4bの側面指示14bで、額の中心線から頭の左側面と右側面の巾の値を確認し、頭の側面に当てた左右の上測定部先端5a・5bから額までの高さは、指針8の目盛3bの値を指針指示10で確認することで、同時に3箇所の測定を行なうことができる。
図8の実施例は、図1の上測定部15a・15bと長さの違いを持つ、図2の下測定部15d・15cを用いて、作品の鼻の中心線から小鼻の側面の巾と高さの測定を行っている図で、測定方法は、図7と同じで、鼻の中心線に指針先端9を当て、小鼻の両側面の頬の面に左右の下測定部先端5d・5cを接しながら、左右の下測定部側面6d・6cを挟むように小鼻の左右側面に当て、左右の測定本体4b・4aの側面指示14b・14aで、本体ゲージ1の目盛3aの値で鼻の中心線から小鼻の左右側面の巾を確認し、鼻の高さは、指針指示10の位置で指針8の目盛3bの値を確認することで、鼻の中心から左右小鼻の側面までの高さを測定することができる。
図9は、右の測定本体4aの下測定部15cと指針8を用いて、鼻の中心線から小鼻の右側面までの測定と頬の肌面から鼻の高さの測定で、左の測定本体4bを本体ゲージ1の左の端に移動し、鼻の中心線に指針先端9を当て、右の測定本体4aの下測定部15cを小鼻の右側面の頬の面に右の下測定部先端5cを接しながら、右の下測定部側面6cを右の測定本体4aで小鼻の側面に移動し、小鼻の側面に接した位置で右の測定本体4aの側面指示14aで、本体ゲージ1の目盛3aの値で巾を確認し、指針指示10で指針8の目盛3bの値で高さを確認することで、鼻の中心線から小鼻の右側面の巾と、頬の面から鼻の高さの2箇所を同時に測定することができる。
図10は、頭の左右側面の巾の測定図で、左の測定本体4aを本体ゲージ1の基準線2aの位置に止めネジ13aで固定し、その状態で頭の左側面に左の上測定部側面6aを当て、右の測定本体4bの上測定部側面6bを頭の右側面に当て、右の測定本体4bの側面指示14bで本体ゲージ1の目盛3aの値を確認することで、頭の左右側面の巾を測定することができる。
図7、図8の実施例と同じように模写を行なうには、本発明の測定器を用いて、模写する作品の中心線に指針先端9と中心線の両側の測定箇所に左右の上下測定部先端5a・5b・5c・5d、又は、測定部側面6a・6b・6c・6dを当て、左右の測定本体4a・4bの側面指示14a・14bで、本体ゲージの目盛3aの値で巾を確認し、指針指示10で指針8の目盛3bの値で高低差さを確認し、測定した箇所の値を制作している作品に写し、又、測定した状態を保持するには、指針装着部7と左右の測定本体4a・4bの止めネジ13a・13b・13cで、指針8と左右の測定本体4a・4bを固定し、制作する作品に測定箇所と同じ測定箇所に測定部を当てることで、正確に模写すことができる。
以上の実施例による作品の測定は、制作する段階で中心線と左右側面の形状が多様に変化して行く測定条件であっても、長さの異なる上下測定部15a・15b・15c・15dを測定箇所の条件によって、使い分けて測定を行なうことで、測定箇所と測定部先端5a・5b・5c・5d、又は、測定部側面6a・6b・6c・6dの測定間隔を選ぶことができ、測定がし易く、任意の測定箇所を正確に測定することができて、実施例に示すように、作品の中心線から左右側面の測定箇所の片側、又は両側の巾と、高低差を同時に3箇所の測定を行うことができる本発明の特徴ある測定器である。
本発明の測定器を用いることで、誰でもが作品の中心線から両側の測定箇所に直接、指針先端と測定部を当てて正確で、速やかに、測定を行なうことが出来ることで、彫刻教室、彫刻家のサークル、彫刻愛好家など、彫刻を目指す初心者の多くの人が彫刻に親しみを覚えることで貢献できる。
符合の説明
1 本体ゲージ
2a・2b 基準線
3a・3b 目盛
4a・4b 測定本体
5a・5b・5c・5d 上下測定部先端
6a・6b・6c・6d 上下測定部側面
7 指針装着部
8 指針
9 指針先端
10 指針指示
11 ツマミ
12a・12b・12c バネ
13a・13b・13c 止めネジ
14a・14b 側面指示
15a・15b 上測定部
15c・15d 下測定部
16a・16b 挿入口
17a・17b 把手
18 基準線正面
19a・19b・19c・19d 上下正面

Claims (3)

  1. 手で握れる直尺状の本体ゲージの中央に基準線を設け、その基準線から左右長手方向に沿って互いに逆方向の目盛を有し、測定本体の上下正面に測定部と中央側面に側面指示を設け、測定本体を本体ゲージ基準線の左右に個々に装着し、目盛に沿って独立して平行に移動することができ、本体ゲージの基準線の背面に指針装着部を設け、指針装着部の両先端の上下正面に指針を挿入する挿入口と上部前面に指針指示を備え、指針装着部に挿入する指針の指針先端は、本体ゲージの基準線に沿って上下に移動することができて、左右の上下測定部側面に沿って平行の動きと、測定部先端と垂直の動きを持つ構造を有し、立体的な形を持つ彫刻の中心線に指針先端を当て、中心線の両側の測定箇所に左右測定部を直接当てて、中心線から測定箇所の巾と高低差を同時に測定することができることを特徴とする測定器。
  2. 前記記載の指針装着部の指針指示を、本体ゲージ基準線正面の上部前面に設け、その指針指示の位置を上下測定部先端の長さの基点とし、その基点から制作で求める上下測定部先端間の全長2分の1の長さを上下の測定部先端に振り分けることで、本体ゲージ基準線の左右に装着している測定本体の上下正面から長さの異なる上下測定部が構成される基点が、指針装着部の指針指示に有ることを特徴とする測定器。
  3. 上記記載の指針は、上下測定部先端間の長さと指針の長さを同じ長さにし、指針先端から全長2分の1の長さの正面に基準線を設け、基準線の位置から両先端部方向に逆目盛を備え、指針先端を鋭角にし、測定本体の上下測定部の使用に合わせて、指針を指針装着部の挿入口の上部、又は、下部より挿入し、長さの異なる上下測定部に同じ指針を用いて測定することが出来ることを特徴とする測定器。
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