JP2011174776A - 粒状放射性廃棄物の焼却処理方法およびその焼却処理装置 - Google Patents

粒状放射性廃棄物の焼却処理方法およびその焼却処理装置 Download PDF

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Abstract

【課題】原子力発電所で使用後に高含水率のスラリーとして貯蔵されている廃イオン交換樹脂を、焼却後に残留する灰分の割合を小さくして減容性を向上させた廃イオン交換樹脂の焼却処理方法を提供すること。
【解決手段】中心軸が水平となるように回転可能に支持された回転ドラム3とその外周を覆う密閉構造の外殻4を備えた密閉式回転焼却炉の一端部に設けた廃棄物投入部1から、廃イオン交換樹脂を投入し、排ガス出口部2の下部に設けた放射性廃棄物燃焼用バーナー6から回転ドラム内に火炎を吹き込みながら、該密閉式回転焼却炉内で乾燥・熱分解・焼却を行った後、焼却残渣排出口7への入口部に設けた燃焼用ダンパ8表面で保持し、該燃焼用ダンパ8表面の温度を灰分中に含有される微粒カーボンの燃焼温度以上として、灰分中に含有される微粒カーボンの燃焼を行う。
【選択図】図1

Description

本発明は放射性核種が吸着した粒状放射性廃棄物の焼却処理方法およびその焼却処理装置に関するものである。
原子力発電所で大量に使用されているイオン交換樹脂は、その吸着能力が低下したときに交換され大量の廃棄物が発生する。この廃イオン交換樹脂は放射性核種が吸着されている放射性廃棄物であるため、密閉性が完全でない通常の焼却炉では焼却することができない。
高線量放射性廃棄物である廃イオン交換樹脂の処理方法として、乾留処理後に、乾留残渣を焼却する技術が開示されている(特許文献1)。しかし、廃イオン交換樹脂は、燃焼に伴い微粒カーボンとなって飛散しやすく、その一部が未燃の状態で灰分に混入して残留してくるため灰分量が増加し、従来の方法では、減容比の観点から不十分であるという問題があった。
特開昭63−171400号公報
本発明の目的は、前記の問題を解決し、原子力発電所で使用後に高含水率のスラリーとして貯蔵されている廃イオン交換樹脂を、焼却後に残留する灰分の割合を小さくして減容性を向上させた廃イオン交換樹脂の焼却処理方法およびその焼却処理装置を提供することである。
上記課題を解決するためになされた本発明に係る粒状放射性廃棄物の焼却処理方法は、中心軸が水平となるように回転可能に支持された回転ドラムとその外周を覆う密閉構造の外殻を備えた密閉式回転焼却炉の一端部に設けた廃棄物投入部から、粒状放射性廃棄物を投入し、排ガス出口部の下部に設けた放射性廃棄物燃焼用バーナーから回転ドラム内に火炎を吹き込みながら、該密閉式回転焼却炉内で乾燥・熱分解・焼却を行った後、残留した灰分を、回転ドラムの他端部に設けた排ガス出口部の底部に設けた焼却残渣排出口への排出前に、焼却残渣排出口への入口部に設けた燃焼用ダンパ表面で保持し、該燃焼用ダンパ表面の温度を灰分中に含有される微粒カーボンの燃焼温度以上として、灰分中に含有される微粒カーボンの燃焼を行うことを特徴とするものである。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の粒状放射性廃棄物の焼却処理方法において、燃焼用ダンパ表面の温度を600〜1000℃にすることを特徴とするものである。
請求項3記載の発明は、請求項1記載の粒状放射性廃棄物の焼却処理方法において、粒状放射性廃棄物が、水中に5〜30重量%分散している廃イオン交換樹脂であることを特徴とするものである。
請求項4記載の発明は、請求項1記載の粒状放射性廃棄物の焼却処理方法において、粒状放射性廃棄物が、脱水処理後の廃イオン交換樹脂であることを特徴とするものである。
請求項5記載の発明は、請求項1〜4の何れかに記載の粒状放射性廃棄物の焼却処理方法に用いる粒状放射性廃棄物の焼却処理装置であって、中心軸が水平となるように回転可能に支持された回転ドラムとその外周を覆う密閉構造の外殻を備えた密閉式回転焼却炉の一端部に廃棄物投入部、他端部に排ガス出口部を有し、該排ガス出口部の下部には放射性廃棄物燃焼用バーナーを、排ガス出口部の底部には焼却残渣排出口を設け、該焼却残渣排出口への入口部に燃焼用ダンパ設けたことを特徴とするものである。
請求項6記載の発明は、請求項5記載の粒状放射性廃棄物の焼却処理装置において、放射性廃棄物燃焼用バーナーの火口直下に燃焼用ダンパを設けたことを特徴とするものである。
請求項7記載の発明は、請求項3記載の粒状放射性廃棄物の焼却処理方法に用いる粒状放射性廃棄物の焼却処理装置であって、廃棄物投入部が、回転ドラムの回転軸と水平に設けたスラリー供給用パイプであることを特徴とするものである。
請求項8記載の発明は、請求項4記載の粒状放射性廃棄物の焼却処理方法に用いる粒状放射性廃棄物の焼却処理装置であって、廃棄物投入部が、二重ダンパ構造を有することを特徴とするものである。
本発明に係る粒状放射性廃棄物の焼却処理方法では、中心軸が水平となるように回転可能に支持された回転ドラムとその外周を覆う密閉構造の外殻を備えた密閉式回転焼却炉の一端部に設けた廃棄物投入部から、粒状放射性廃棄物を投入し、排ガス出口部の下部に設けた放射性廃棄物燃焼用バーナーから回転ドラム内に火炎を吹き込みながら、該密閉式回転焼却炉内で乾燥・熱分解・焼却を行い、焼却後に残留した灰分を、回転ドラムの他端部に設けた排ガス出口部の底部に設けた焼却残渣排出口への排出前に、焼却残渣排出口への入口部に設けた燃焼用ダンパ表面で保持し、該燃焼用ダンパ表面温度を灰分中に含有される微粒カーボンの燃焼温度以上として、灰分中に含有される微粒カーボンの燃焼を行う構成により、従来法では焼却後に残留していた灰分の割合を小さくし、減容率の向上を実現した。
なお、廃イオン交換樹脂は、水中で使用されるために多量の水分を含有したスラリー状態(約10質量%の樹脂含有率)にあり、従来、焼却炉の負荷を軽減するため、焼却に先立って脱水処理を行っていた。しかし、高線量放射性廃棄物の焼却に先立って脱水処理を行った場合、大量の放射性排水が発生するため、その処理に多くの設備とコストが必要となり好ましくないという問題があったが、本発明の請求項7記載の構成によれば、原子力発電所で使用後に高含水率のスラリーとして貯蔵されている廃イオン交換樹脂を、焼却に先立つ脱水処理工程を経ることなく高含水率のまま焼却処理することが可能となり、脱水処理工程を省略することが可能となる。
本発明に係る粒状放射性廃棄物の焼却処理装置の一実施形態における中央縦断面図である。 図1におけるA−A断面図である。 燃焼用ダンパの説明図である。 パージ空気供給口周辺の拡大説明図である。 パージ空気により微粒カーボンが再浮遊する説明図である。 他の実施形態における焼却処理装置の中央縦断面図である。
(実施形態1)
図1は本発明に係る粒状放射性廃棄物の焼却処理装置の一実施形態における中央縦断面図を示し、図2は図1におけるA−A断面図を示し、図3は燃焼用ダンパの説明図である。
本発明に係る粒状放射性廃棄物の焼却処理装置は、図1に示すように、廃棄物投入部1と排ガス出口部2と回転ドラム3と外殻4から構成されている。
回転ドラム3は、SUSまたは炭素鋼の内面に耐火材をライニングした構造を有し、廃棄物投入部1と排ガス出口部2との間で、中心線が水平となるように回転可能に支持されている。
外殻4は、炭素鋼からなり、回転ドラム3を回転式支持手段14により回転可能に内装する構造を有する。外殻4両端に設けられた開口部8のうち、一端には放射性廃棄物投入部1が接続され、他端には排ガス出口部2がフランジ接続され、外殻4内を密閉構造としている。外殻4には燃焼空気導入口(図示しない)・外殻内圧力検出手段(図示しない)・外殻内圧力調節手段(図示しない)・逃し弁取付ノズル(図示しない)等を備えている。
廃棄物投入部1は、回転ドラムと平行に設けたスラリー供給用パイプ5を、外殻4と回転ドラム3を貫通させて配置して構成している。
排ガス出口部2の下部には回転ドラム3方向に開口したノズルを備えた放射性廃棄物燃焼用バーナー6、底部には焼却残渣排出口7が設けられている。更に、焼却残渣排出口7への入口部の、放射性廃棄物燃焼用バーナー6の火口下に燃焼用ダンパ8を設けている。当該燃焼用ダンパ8は、回転ドラム3に近接した位置に設けることが好ましい。
燃焼用ダンパ8は、図2に示すように、樹脂焼却時には、焼却残渣排出口7への入口部を塞ぐように閉じて使用され、燃焼後に残留した灰分を表面で保持する。その表面温度は、灰分中に含有される微粒カーボンの燃焼温度以上となるように、放射性廃棄物燃焼用バーナー6の燃焼エネルギーによって600〜1000℃に昇温されている。
燃焼用ダンパ8の上部には、図3〜図5に示すように、チューブ9を介して外部からパージ空気を供給するパージ空気供給口10が設けられ、燃焼用ダンパ8のクリアランスに未燃の微粒カーボンが残らないようにパージ空気を供給できる構造としている。パージ空気が供給されると、図5に示すように、燃焼用ダンパ8の上部に保持された微粒カーボンは、燃焼あるいは再浮遊する。再浮遊した粒子は排ガスと一緒に排ガス出口部2から排出されて後段の二次燃焼室で完全燃焼される。
以下、上記構成における作用を説明する。
図1に示す密閉式回転焼却炉は、原子力発電所で発生する使用済みの廃イオン交換樹脂を焼却処理するのに最適な焼却炉である。原子力発電所で発生する廃イオン交換樹脂は、放射性核種が吸着されている高線量放射性廃棄物であるため、その焼却処理工程では、完全な密閉性が要求される。この廃イオン交換樹脂は、水中で使用されるために多量の水分を含有したスラリー状態(約5〜30重量%の樹脂含有率)にあり、通常、該スラリー状態のまま貯蔵されている。焼却作業者の被爆量低減の観点から、焼却に先立つ脱水処理を行わず、スラリー状態のまま焼却炉に投入することが好ましく、本発明は、該スラリー状態のまま密閉式回転焼却炉へ投入して、焼却処理を可能としたものである。
スラリー状態(約5〜30重量%の樹脂含有率)の廃イオン交換樹脂は、まず、放射性廃棄物投入部1から回転ドラム3内へ投入されるが、本実施形態では、廃棄物投入部1を、回転ドラム3と平行に設けたスラリー供給用パイプ5を外殻4と回転ドラム3を貫通させて配置した構造とすることにより、スラリー状態(約5〜30重量%の樹脂含有率)の廃イオン交換樹脂を直接回転ドラム3内へ直接投入することを可能としている。
回転ドラム3内に導入された廃イオン交換樹脂は、回転ドラム3の回転に伴って、回転ドラム3の他端に向かって移動しながら加熱乾燥され、排ガス出口部2の下部に設けられた放射性廃棄物燃焼用バーナー6の火元付近で燃焼する。燃焼用空気は主に放射性廃棄物燃焼用バーナー6の下端から供給される。また、その他に、外殻4に設けた燃焼空気導入口(図示しない)から導入した燃焼用空気が、放射性廃棄物投入部1に接続した配管(図示しない)を通じて回転ドラム3内に供給される。
回転ドラム3の温度は、排ガス出口部2の下部に設けられた放射性廃棄物燃焼用バーナー6の熱源からのエネルギーと、放射性廃棄物の燃焼エネルギーとを熱源として、制御される。入口側3aが300〜400℃、出口側3bが800〜900℃、燃焼用ダンパ8の表面温度が700〜900℃の温度分布となるように制御することが好ましい。入口側3aの当該温度分布を実現する手段として、放射性廃棄物投入部1の下部先端の外周には、回転ドラム3内へ噴霧水を供給するための水噴霧ノズル(図示しない)を備えている。但し、該温度分布を得る手段は、水噴霧に限定されるものではなく、圧縮空気の供給等の手段を採用することも可能である。また、出口側3aの当該温度分布を実現する手段として、排ガス出口部2に温度測定用ノズル(図示しない)と水噴霧ノズル(図示しない)とを備え、回転ドラム3内温度が放射性廃棄物燃焼用バーナー6を停止しても約1000℃を超える過熱状態となった場合、水を噴霧できるようにしている。
密閉式回転焼却炉内では、順次、乾燥・熱分解・焼却の各処理が行われる。本発明は廃イオン交換樹脂の焼却処理方法に係るものであり、廃イオン交換樹脂は、燃焼に伴い微粒カーボンとなって飛散しやすく、該微粒カーボンのうち、特に細かい粒子は排ガスと一緒に排ガス出口部から排出されて後段の二次燃焼室で完全燃焼させることが可能であるが、粒子径がやや大きいために、排ガスと一緒に排ガス出口部から排出されない微粒カーボンは、未燃の状態で灰分として残留してくる。本発明では、灰分として残留してくる微粒カーボンを、回転ドラム3の他端部に設けた排ガス出口部2の底部に設けた焼却残渣排出口7へ排出する前に、焼却残渣排出口7への入口部に設けた燃焼用ダンパ8の表面で保持して燃焼させる。燃焼用ダンパ8表面での燃焼後の灰分は、主にクラッド(酸化鉄)等からなる。クラッドは廃イオン交換樹脂に極微量に含まれるに過ぎないため、本発明の方法によれば、最終的な灰分の割合を従来法に比べて小さくすることができ、減容率の向上が図られる。
最終的な焼却残渣である灰分は、一日の操業終了時にまとめて排ガス出口部2の底部に設けられた焼却残渣排出口7から排出される。当該焼却残渣排出口7には密閉構造の振動コンベアー又はスクリューコンベア−が接続され、密閉状態を保ったまま次工程に送られるため、本発明の焼却残渣排出工程においても放射性物質が外部に漏洩することなく、安全に処理可能な構造となっている。
(実施形態2)
図4は、他の実施形態における焼却処理装置の中央縦断面図を示している。本実施形態は、スラリー供給用パイプ5に代えて、廃棄物投入部1の構造を、投入口に放射性廃棄物投入用ダンパ11a、11bを二重に重ねて備え、下部にプッシャー12を備えるものとした以外は、実施形態1と同様である。
廃イオン交換樹脂の放射線量レベルが低い場合には、前段に脱水処理工程を設け脱水処理をおこなった後、本実施形態の密閉式回転焼却炉により、減容性に優れた焼却処理を行うこともできる。
本実施形態では、廃棄物投入部1の投入口には放射性廃棄物投入用ダンパ11a、11bが2段に設けられているため、廃棄物投入時には、まず放射性廃棄物投入用ダンパ11aを開き、放射性廃棄物投入用ダンパ11bは閉じて放射性廃棄物を投入し、次に放射性廃棄物投入用ダンパ11aを閉じた後、放射性廃棄物投入用ダンパ11bを開いて放射性廃棄物を放射性廃棄物投入部1の下部に投入する。
放射性廃棄物投入用ダンパ11bを開いて放射性廃棄物投入部1の下部に投入された放射性廃棄物が所定量となった段階で、遮熱用ダンパ13を開き、プッシャー12により回転ドラム3内に押し出し投入する。
このように、廃棄物投入部1に放射性廃棄物投入用ダンパ11a、11bを2段に設けることにより、放射性廃棄物投入時にも外殻4及び回転ドラム3内部を負圧に保つことが可能となり、放射性物質の漏洩が有効に防止でき、作業者の被爆量低減が図られる。
1 廃棄物投入部
2 排ガス出口部
3 回転ドラム
3a 入口側
3b 出口側
4 外殻
5 スラリー供給用パイプ
6 放射性廃棄物燃焼用バーナー
7 焼却残渣排出口
8 燃焼用ダンパ
9 チューブ
10 パージ空気供給口
11a、11b 放射性廃棄物投入用ダンパ
12 プッシャー
13 遮熱用ダンパ
14 回転式支持手段

Claims (8)

  1. 中心軸が水平となるように回転可能に支持された回転ドラムとその外周を覆う密閉構造の外殻を備えた密閉式回転焼却炉の一端部に設けた廃棄物投入部から、粒状放射性廃棄物を投入し、排ガス出口部の下部に設けた放射性廃棄物燃焼用バーナーから回転ドラム内に火炎を吹き込みながら、該密閉式回転焼却炉内で乾燥・熱分解・焼却を行った後、残留した灰分を、回転ドラムの他端部に設けた排ガス出口部の底部に設けた焼却残渣排出口への排出前に、焼却残渣排出口への入口部に設けた燃焼用ダンパ表面で保持し、該燃焼用ダンパ表面の温度を灰分中に含有される微粒カーボンの燃焼温度以上として、灰分中に含有される微粒カーボンの燃焼を行うことを特徴とする粒状放射性廃棄物の焼却処理方法。
  2. 燃焼用ダンパ表面の温度を600〜1000℃にすることを特徴とする請求項1記載の粒状放射性廃棄物の焼却処理方法。
  3. 粒状放射性廃棄物が、水中に5〜30重量%分散している廃イオン交換樹脂であることを特徴とする請求項1記載の粒状放射性廃棄物の焼却処理方法。
  4. 粒状放射性廃棄物が、脱水処理後の廃イオン交換樹脂であることを特徴とする請求項1記載の粒状放射性廃棄物の焼却処理方法。
  5. 請求項1〜4の何れかに記載の粒状放射性廃棄物の焼却処理方法に用いる粒状放射性廃棄物の焼却処理装置であって、中心軸が水平となるように回転可能に支持された回転ドラムとその外周を覆う密閉構造の外殻を備えた密閉式回転焼却炉の一端部に廃棄物投入部、他端部に排ガス出口部を有し、該排ガス出口部の下部には放射性廃棄物燃焼用バーナーを、排ガス出口部の底部には焼却残渣排出口を設け、該焼却残渣排出口への入口部に燃焼用ダンパ設けたことを特徴とする粒状放射性廃棄物の焼却処理装置。
  6. 放射性廃棄物燃焼用バーナーの火口直下に燃焼用ダンパを設けたことを特徴とする請求項5記載の粒状放射性廃棄物の焼却処理装置。
  7. 請求項3記載の粒状放射性廃棄物の焼却処理方法に用いる粒状放射性廃棄物の焼却処理装置であって、廃棄物投入部が、回転ドラムの回転軸と水平に設けたスラリー供給用パイプであることを特徴とする請求項5記載の粒状放射性廃棄物の焼却処理装置。
  8. 請求項4記載の粒状放射性廃棄物の焼却処理方法に用いる粒状放射性廃棄物の焼却処理装置であって、廃棄物投入部が、二重ダンパ構造を有することを特徴とする請求項5記載の粒状放射性廃棄物の焼却処理装置。
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