JP2011174379A - 風力発電用ローターブレードの取り付け方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】従来より工事用地が狭くて済み、かつ工程が簡便な風力発電設備用風車ブレード取付方法を提供する。
【解決手段】(1)装着前のローターハブ4の一取り付け部に、一のローターブレード5aを取り付けた後、該ローターハブ4を風力発電設備で回転可能に装着するステップと、(2)ローターハブ4に取り付けられたローターブレード5aを介して外力によってローターハブ4を回転させ、ローターブレードの取付が行われていない、ローターハブの取り付け部を、次のローターブレード5bを略水平向きで取り付けることができる位置に移動させるステップと、(3)ローターブレードの取付が行われていない取り付け部に次のローターブレード5bを略水平向きで取り付けるステップ、とを有し、前記(2)(3)のステップを繰り返して複数本のローターブレードをローターブレードに取り付ける。
【選択図】図1
【解決手段】(1)装着前のローターハブ4の一取り付け部に、一のローターブレード5aを取り付けた後、該ローターハブ4を風力発電設備で回転可能に装着するステップと、(2)ローターハブ4に取り付けられたローターブレード5aを介して外力によってローターハブ4を回転させ、ローターブレードの取付が行われていない、ローターハブの取り付け部を、次のローターブレード5bを略水平向きで取り付けることができる位置に移動させるステップと、(3)ローターブレードの取付が行われていない取り付け部に次のローターブレード5bを略水平向きで取り付けるステップ、とを有し、前記(2)(3)のステップを繰り返して複数本のローターブレードをローターブレードに取り付ける。
【選択図】図1
Description
本発明は、風力発電設備に備えられるローターハブにローターブレードを取り付ける取り付け方法に関するものである。
風力発電設備の建設においてローターをナセルまたは発電機に取付ける際には、ローターを地組みしてから上架し、ナセルや発電機に取付ける方法が一般的である。
すなわち、地上でローターハブを軸方向が垂直になるように設置し、このローターハブに対し複数本のローターブレードを水平向きに取付けていく。全てのローターブレードの取付けが終わった後、クレーンを使ってローターをそのまま吊り上げ、その後、ローターの軸方向が水平になるように起こしてナセルに接続する。ところで、ローターブレード1本の全長は数10mにも及ぶものがあり、これを地上でローターハブに取り付けるためには広大な作業場所が必要になる。例えば、山間部等に風力発電設備を設置する際に、用地確保のために森林の伐採などを行うことが必要とされる場合があるが、このような作業は、コスト的、環境的に好ましくない。
このため、ローターハブを風力発電設備に装着した後、このローターハブにローターブレードを取り付けるようにして、地上でのローターの組み付け作業を不要にし、よって広大な作業場所を必要としないローターブレードの取り付け方法が提案されている(例えば特許文献1参照)。
すなわち、地上でローターハブを軸方向が垂直になるように設置し、このローターハブに対し複数本のローターブレードを水平向きに取付けていく。全てのローターブレードの取付けが終わった後、クレーンを使ってローターをそのまま吊り上げ、その後、ローターの軸方向が水平になるように起こしてナセルに接続する。ところで、ローターブレード1本の全長は数10mにも及ぶものがあり、これを地上でローターハブに取り付けるためには広大な作業場所が必要になる。例えば、山間部等に風力発電設備を設置する際に、用地確保のために森林の伐採などを行うことが必要とされる場合があるが、このような作業は、コスト的、環境的に好ましくない。
このため、ローターハブを風力発電設備に装着した後、このローターハブにローターブレードを取り付けるようにして、地上でのローターの組み付け作業を不要にし、よって広大な作業場所を必要としないローターブレードの取り付け方法が提案されている(例えば特許文献1参照)。
しかし、前記特許文献1に記載の方法では、風力発電設備のポッドに装着したローターハブを回転させてローターブレードを取付ける必要があり、ローターハブを回転させる動力が必要になる。そして一本目のローターブレードを取り付けた後は、ローターブレードを使用してローターハブを回転させて次のローターハブを取り付けることを可能にしている。
また、具体的には、一つのローターハブを取り付けた後、次のローターブレードを取付ける際に、クレーンの位置の変更を不要とするようにナセルを180度旋回させている。
上記のように、特許文献1に記載の方法では、ポッドやローターハブを自力で回転させることが前提になっている。しかし、ローターの設置時に自力でポッドやローターハブを回転させるためには、電力などが必要であり、また、回転するポッドやローターハブを定位置で停止させる必要がある。しかし、電力の供給がなされていない状況やナセル、ローターの構造によっては上記動作を行うことができないものでは、上記実施は困難である。
また、具体的には、一つのローターハブを取り付けた後、次のローターブレードを取付ける際に、クレーンの位置の変更を不要とするようにナセルを180度旋回させている。
上記のように、特許文献1に記載の方法では、ポッドやローターハブを自力で回転させることが前提になっている。しかし、ローターの設置時に自力でポッドやローターハブを回転させるためには、電力などが必要であり、また、回転するポッドやローターハブを定位置で停止させる必要がある。しかし、電力の供給がなされていない状況やナセル、ローターの構造によっては上記動作を行うことができないものでは、上記実施は困難である。
本発明は上記事情を背景としてなされたものであり、風力発電設備建設工事に必要な作業面積が従来よりも格段に狭くて済み、かつ、構造上の制約や電力供給の制約などを受けることなくローターハブにローターブレードを取り付けることができる風力発電用ローターブレードの取付方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の風力発電用ローターブレードの取り付け方法は、
風力発電設備で回転可能に装着されるローターハブに複数本のローターブレードを取り付ける方法であって、
(1)前記装着がなされる前の前記ローターハブの一取り付け部に、一のローターブレードを取り付けた後、該ローターハブを風力発電設備で回転可能に装着するステップと、
(2)前記ローターハブに取り付けられたローターブレードを介して外力によって前記ローターハブを回転させ、ローターブレードの取付が行われていない、該ローターハブの取り付け部を、次のローターブレードを略水平向きで取り付けることができる位置に移動させるステップと、
(3)ローターブレードの取付が行われていない前記取り付け部に次のローターブレードを略水平向きで取り付けるステップ、とを有し、
上記(2)(3)のステップを繰り返して前記複数本のローターブレードを前記ローターブレードに取り付けることを特徴とする。
風力発電設備で回転可能に装着されるローターハブに複数本のローターブレードを取り付ける方法であって、
(1)前記装着がなされる前の前記ローターハブの一取り付け部に、一のローターブレードを取り付けた後、該ローターハブを風力発電設備で回転可能に装着するステップと、
(2)前記ローターハブに取り付けられたローターブレードを介して外力によって前記ローターハブを回転させ、ローターブレードの取付が行われていない、該ローターハブの取り付け部を、次のローターブレードを略水平向きで取り付けることができる位置に移動させるステップと、
(3)ローターブレードの取付が行われていない前記取り付け部に次のローターブレードを略水平向きで取り付けるステップ、とを有し、
上記(2)(3)のステップを繰り返して前記複数本のローターブレードを前記ローターブレードに取り付けることを特徴とする。
すなわち、本発明によれば、ローターブレードの取付の際に、風力発電設備に装着される前のローターハブに対し、一つのローターブレードを取り付ける。この取り付け作業は、装着位置よりも低位な場所、例えば地組みにより行うことができ、ローターブレードの取り付け作業を容易に行うことができ、また、作業場所も一つのローターブレードを取り付けるのに必要な面積で足りる。
一つのローターブレードを取り付けたローターハブは、クレーンで吊り上げるなどして風力発電設備のナセルなどに回転可能に装着される。
一つのローターブレードを取り付けたローターハブは、クレーンで吊り上げるなどして風力発電設備のナセルなどに回転可能に装着される。
風力発電設備に装着されたローターハブは、クレーンや油圧装置を用いた外力によって既に取り付けたローターブレードを介して回転させる。この回転に際しては、次に取り付けるローターブレードを略水平な状態にしてローターハブの取り付け部に取り付けられるように、該取り付け部を回転移動させる。
したがって、ローターハブに3本のローターブレードを取り付ける場合、既に取り付けた一のローターブレードを略30度回転させると、回転方向と逆方向にある取り付け部に次のローターブレードを略水平な状態にして取り付けることができる。この際に、ローターブレードをクレーンやウインチを用いて一方に引き寄せることで、ローターブレードの自重による回転力に抗してローターブレードを回転させることができる。
次いで、上記一のローターブレードを上記回転方向と逆の方向に略60度回転させると、回転方向と逆方向にある取り付け部に次のローターブレードを略水平な状態にして取り付けることができる。この際に、ローターブレードをクレーンやウインチを用いて一方に引き寄せることで、ローターブレードの自重による回転力に抗してローターブレードを回転させることができる。ローターブレードの自重による回転力に抗してローターブレードを回転させれば、ローターブレードの回転を安定して行うことができるとともに、停止位置の調整も容易に行うことができる。
次いで、上記一のローターブレードを上記回転方向と逆の方向に略60度回転させると、回転方向と逆方向にある取り付け部に次のローターブレードを略水平な状態にして取り付けることができる。この際に、ローターブレードをクレーンやウインチを用いて一方に引き寄せることで、ローターブレードの自重による回転力に抗してローターブレードを回転させることができる。ローターブレードの自重による回転力に抗してローターブレードを回転させれば、ローターブレードの回転を安定して行うことができるとともに、停止位置の調整も容易に行うことができる。
ローターブレードを介してローターハブを回転させる場合、上記のようにクレーンや油圧装置を用いた外力によって該回転を行うことができる。
クレーンを用いる場合、ローターブレードにクレーンを連結し、クレーンの動作によって前記ローターブレードを回転させることができる。前記ローターブレードとクレーンとの連結はウェイトを介在させたワイヤを用いて行うことができる。ウェイトは、前記クレーンに接続したワイヤで吊り下げ、このウェイトに直接またはワイヤを介してローターブレードに接続したワイヤを連結する。
ウェイトを介在させることで、ウェイトとローターブレードとの間に設けられるワイヤの引っ張り方向を調整して、円滑にローターブレードを回転させることができる。例えば、引っ張り位置よりも上方や下方から外力を加える場合にも、引っ張り方向をローターブレードが回転しやすい方向に変えることができる。この際に、ローターブレードの長手方向とローターブレードに接続したワイヤとが略90度の交差角を有するようにしてローターブレードのワイヤを引っ張ることでローターブレードの回転をより円滑に行うことができ、また、ローターブレードに余分な負荷を与えることを回避できる。
クレーンを用いる場合、ローターブレードにクレーンを連結し、クレーンの動作によって前記ローターブレードを回転させることができる。前記ローターブレードとクレーンとの連結はウェイトを介在させたワイヤを用いて行うことができる。ウェイトは、前記クレーンに接続したワイヤで吊り下げ、このウェイトに直接またはワイヤを介してローターブレードに接続したワイヤを連結する。
ウェイトを介在させることで、ウェイトとローターブレードとの間に設けられるワイヤの引っ張り方向を調整して、円滑にローターブレードを回転させることができる。例えば、引っ張り位置よりも上方や下方から外力を加える場合にも、引っ張り方向をローターブレードが回転しやすい方向に変えることができる。この際に、ローターブレードの長手方向とローターブレードに接続したワイヤとが略90度の交差角を有するようにしてローターブレードのワイヤを引っ張ることでローターブレードの回転をより円滑に行うことができ、また、ローターブレードに余分な負荷を与えることを回避できる。
また、前記クレーンとローターブレードとに接続されたワイヤとウインチなどの引寄せ装置に接続された第2のワイヤとを連結し、引寄せ装置の動作によって前記第2のワイヤを引き寄せて前記ローターブレードを回転させるようにしてもよい。これによりクレーンとは異なる方向からローターブレードに外力を加えることができ、ローターブレードに加える外力の方向を適切に設定して、ローターブレードの回転をより円滑にすることができる。
また、前記引寄せ装置を使用する場合に、クレーンにウェイトとともに吊り下げられたワイヤとローターブレードに接続したワイヤとを前記ウェイトを介して連結し、さらに前記ウェイトと引寄せ装置とをワイヤで連結し、該引寄せ装置で前記ワイヤを引き寄せるようにしてもよい。ウェイトと引寄せ装置との連結は、直接行ってもよく、前記したワイヤを介して行うようにしてもよい。このウェイトと引寄せ装置との組み合わせによって、ローターブレードに加える外力の方向を適切に設定することが容易になり、外力の付加作業も容易に行うことができる。
以上説明したように、本発明の風力発電用ローターブレードの取り付け方法によれば、
(1)前記装着がなされる前の前記ローターハブの一取り付け部に、一のローターブレードを取り付けた後、該ローターハブを風力発電設備で回転可能に装着するステップと、
(2)前記ローターハブに取り付けられたローターブレードを介して外力によって前記ローターハブを回転させ、ローターブレードの取付が行われていない、該ローターハブの取り付け部を、次のローターブレードを略水平向きで取り付けることができる位置に移動させるステップと、
(3)ローターブレードの取付が行われていない前記取り付け部に次のローターブレードを略水平向きで取り付けるステップ、とを有し、
上記(2)(3)のステップを繰り返して前記複数本のローターブレードを前記ローターブレードに取り付けるので、風力発電設備の設置工事に必要な作業面積を従来より小さくすることができ、しかも、電力供給などを必要とすることなく工程を円滑に実行することができる。
(1)前記装着がなされる前の前記ローターハブの一取り付け部に、一のローターブレードを取り付けた後、該ローターハブを風力発電設備で回転可能に装着するステップと、
(2)前記ローターハブに取り付けられたローターブレードを介して外力によって前記ローターハブを回転させ、ローターブレードの取付が行われていない、該ローターハブの取り付け部を、次のローターブレードを略水平向きで取り付けることができる位置に移動させるステップと、
(3)ローターブレードの取付が行われていない前記取り付け部に次のローターブレードを略水平向きで取り付けるステップ、とを有し、
上記(2)(3)のステップを繰り返して前記複数本のローターブレードを前記ローターブレードに取り付けるので、風力発電設備の設置工事に必要な作業面積を従来より小さくすることができ、しかも、電力供給などを必要とすることなく工程を円滑に実行することができる。
(実施形態1)
以下に本発明の一実施形態を図1〜図9に基いて説明する。
図1は、本実施形態の工程フローを示す概略図であり、図2以降に各工程における詳細を示す。なお、図3の詳細図は、図1に対し、背面側から見た図である。
図1(a)は、地組みによってローターハブ4の一取り付け部4aに第1のローターブレード5aを取り付ける工程を示すものである。なお、ローターハブ4の外周部には、ローターハブ4の中心軸に対して120度の角度間隔で3箇所の取り付け部4a、4b、4cが設けられている。
上記取り付けの際には、僅かに長手方向において湾曲しているローターブレード5aの凸湾曲側が下面側を向くように配置して取り付け作業を行う。このときの取り付け方向がナセル2に組み付け完了した際のローターブレードの組み付け方向に一致するようにする。凸湾曲側が下面側を向くように配置して取り付け作業を行うことで、作業を容易に行うことができる。また、このときにローターブレード5aには、回転用プロテクタ50を取り付けておく。
以下に本発明の一実施形態を図1〜図9に基いて説明する。
図1は、本実施形態の工程フローを示す概略図であり、図2以降に各工程における詳細を示す。なお、図3の詳細図は、図1に対し、背面側から見た図である。
図1(a)は、地組みによってローターハブ4の一取り付け部4aに第1のローターブレード5aを取り付ける工程を示すものである。なお、ローターハブ4の外周部には、ローターハブ4の中心軸に対して120度の角度間隔で3箇所の取り付け部4a、4b、4cが設けられている。
上記取り付けの際には、僅かに長手方向において湾曲しているローターブレード5aの凸湾曲側が下面側を向くように配置して取り付け作業を行う。このときの取り付け方向がナセル2に組み付け完了した際のローターブレードの組み付け方向に一致するようにする。凸湾曲側が下面側を向くように配置して取り付け作業を行うことで、作業を容易に行うことができる。また、このときにローターブレード5aには、回転用プロテクタ50を取り付けておく。
第1のローターブレード5aが取り付けられたローターハブ4は、図2に示すように、補助クレーン3aでローターブレード5aの先端側を支持しつつ、クレーン3で吊り上げて風力発電塔1のナセル2に回転可能に装着する。図1(b)は、該ローターハブ4が風力発電塔1のナセル2に装着されて、ローターブレード5aは垂下された状態を示している。
次いで、図1(c)に示すように、ローターハブ4に取り付けられたローターブレード5aの湾曲方向が左右逆になるように反転させ、図1(c)(d)に示すように、ローターブレード5aの凸湾曲側に略30度の角度でローターハブ4を回転させる。
具体的には、図3に示すように、クレーン3のブーム30を縮めるとともにヨー31を回転させ、ローターブレード5aの回転方向にクレーン3のブーム30の方向を合わせる。次いで、クレーン3のブーム30に連結したクレーンワイヤ32にウェイト35(例えば15t)を吊り下げ、高所作業者などによってローターブレード5aのプロテクタ50とウェイト35とを短いワイヤなどで結ぶ。この後、クレーン3のブーム30をローターブレード5aの回転方向に起こしてローターブレード5aを略30度回転させ、ローターハブ4の回転部分などに図示しないロックピンを入れ、ローターハブ4を固定する。該固定後、ローターブレード5aのプロテクタ50とウェイト35との玉掛を外す。この状態では、ローターブレード5aの回転方向とは反対側にある取り付け部4bは、第2のローターブレード5bを略水平にして取り付けることが可能な位置にある。以下に、第2のローターブレード5bの取り付け工程を説明する。
具体的には、図3に示すように、クレーン3のブーム30を縮めるとともにヨー31を回転させ、ローターブレード5aの回転方向にクレーン3のブーム30の方向を合わせる。次いで、クレーン3のブーム30に連結したクレーンワイヤ32にウェイト35(例えば15t)を吊り下げ、高所作業者などによってローターブレード5aのプロテクタ50とウェイト35とを短いワイヤなどで結ぶ。この後、クレーン3のブーム30をローターブレード5aの回転方向に起こしてローターブレード5aを略30度回転させ、ローターハブ4の回転部分などに図示しないロックピンを入れ、ローターハブ4を固定する。該固定後、ローターブレード5aのプロテクタ50とウェイト35との玉掛を外す。この状態では、ローターブレード5aの回転方向とは反対側にある取り付け部4bは、第2のローターブレード5bを略水平にして取り付けることが可能な位置にある。以下に、第2のローターブレード5bの取り付け工程を説明する。
上記の状態で、図1(e)に示すように、第2のローターブレード5bを略水平な状態で吊り上げてローターハブ4の取り付け部4bに取り付ける。図1(f)は、第2のローターブレード5bがローターハブ4に取り付けられた状態を示すものである。
第2のローターブレード5bの取付では、具体的には、図4に示すように、クレーン3のブーム30を伸ばし、クレーンワイヤ32に設けたブレード一本吊り治具51によってローターブレード5bを玉掛けする。このローターブレード5bをブレード一本吊り治具51を介してクレーン3によって吊り上げ、ローターハブ4の取り付け部4bに取り付ける。その後、ブレード一本吊り治具51をローターブレード5bから取り外す。
第2のローターブレード5bの取付では、具体的には、図4に示すように、クレーン3のブーム30を伸ばし、クレーンワイヤ32に設けたブレード一本吊り治具51によってローターブレード5bを玉掛けする。このローターブレード5bをブレード一本吊り治具51を介してクレーン3によって吊り上げ、ローターハブ4の取り付け部4bに取り付ける。その後、ブレード一本吊り治具51をローターブレード5bから取り外す。
次いで、図1(g)に示すように、ローターブレード5aを、凸湾曲面が左右で逆になるように反転し、前記した最初の回転方向とは逆の方向に、ローターハブ4を略60度回転させる。
具体的には、図5に示すように、図示しない高所作業車などを利用してクレーン3のクレーンワイヤ32の端部にウェイト36を取り付け、ウインチ6のウインチワイヤ60を前記ウェイト36に連結する。なお、ウインチ6は、本発明の引き寄せ装置に相当し、ウインチワイヤ60は、本発明の第2のワイヤに相当する。ウェイト36をクレーン3で吊り上げ、高所でウェイト36とローターブレード5aの回転用プロテクタ50とをブレードワイヤ37で連結する。この際に、ブレードワイヤ37とローターブレード5aの長手方向とが略90度となるように、クレーン3の位置(高さ、回転角など)を調整してウェイト36の位置を定める。
具体的には、図5に示すように、図示しない高所作業車などを利用してクレーン3のクレーンワイヤ32の端部にウェイト36を取り付け、ウインチ6のウインチワイヤ60を前記ウェイト36に連結する。なお、ウインチ6は、本発明の引き寄せ装置に相当し、ウインチワイヤ60は、本発明の第2のワイヤに相当する。ウェイト36をクレーン3で吊り上げ、高所でウェイト36とローターブレード5aの回転用プロテクタ50とをブレードワイヤ37で連結する。この際に、ブレードワイヤ37とローターブレード5aの長手方向とが略90度となるように、クレーン3の位置(高さ、回転角など)を調整してウェイト36の位置を定める。
上記の状態で、図6、図7に示すように、ウインチワイヤ60を巻くとともに、ローターハブ4のロックピンを外す。ウインチワイヤ60を引き続き巻くことでローターブレード5aが回転する。なお、この際に、ブレードワイヤ37とローターブレード5aの長手方向の交差角度が略90度に維持されるように、クレーン3の操作によってウェイト36の位置調整を行う。
図1(h)に示すように、ローターブレード5aが略60度回転すると、ウインチ6の巻き取りを停止し、ローターハブ4の回転部分などに図示しないロックピンを入れてローターハブ4を固定する。この状態でも、図8に示すように、ローターブレード5aの長手方向と、ブレードワイヤ37とは略90度の交差角度を維持している。
上記回転後、ウェイト36とブレードワイヤ37の接続を解くとともに、クレーン3からウェイト36を取り外す。
この状態では、ローターブレード5aの回転方向とは反対側にある取り付け部4cは、第3のローターブレード5cを略水平にして取り付け可能な位置にある。以下に、第3のローターブレード5cの取り付け工程を説明する。
上記回転後、ウェイト36とブレードワイヤ37の接続を解くとともに、クレーン3からウェイト36を取り外す。
この状態では、ローターブレード5aの回転方向とは反対側にある取り付け部4cは、第3のローターブレード5cを略水平にして取り付け可能な位置にある。以下に、第3のローターブレード5cの取り付け工程を説明する。
上記の状態で、図1(i)に示すように、第3のローターブレード5cを略水平な状態で吊り上げてローターハブ4の取り付け部4cに取り付ける。
具体的には、図9に示すように、クレーン3のブーム30を伸ばし、ワイヤ32およびブレード一本吊り治具51によって、ローターブレード5cを玉掛けする。クレーン3によってローターブレード5cを上架し、ローターハブ4の取り付け部4cに取り付け、ブレード一本吊り治具51をローターブレード5cから取り外す。
具体的には、図9に示すように、クレーン3のブーム30を伸ばし、ワイヤ32およびブレード一本吊り治具51によって、ローターブレード5cを玉掛けする。クレーン3によってローターブレード5cを上架し、ローターハブ4の取り付け部4cに取り付け、ブレード一本吊り治具51をローターブレード5cから取り外す。
図1(j)は、第3のローターブレード5cがローターハブ4に取り付けられ、ブレード一本吊り治具51をローターブレード5cから取り外した状態を示すものである。その後、図1(k)に示すように、ローターブレード5aのプロテクタ50を取り外し、ロックピンを抜くことで、風力発電設備に対するローターハブの組み付け作業が終了する。
なお、この実施形態では、ローターブレード数が3本のものについて説明したが、本発明としてはローターブレードの数が限定されるものではなく、その他の数のローターブレードを取り付ける際にも同様に本発明を適用することができる。
以上、本発明について説明を行ったが、本発明は上記説明の内容に限定されるものではなく、本発明の範囲を逸脱しない限りは適宜の変更が可能である。
以上、本発明について説明を行ったが、本発明は上記説明の内容に限定されるものではなく、本発明の範囲を逸脱しない限りは適宜の変更が可能である。
1 風力発電塔
2 ナセル
3 クレーン
4 ローターハブ
4a 取り付け部
4b 取り付け部
4c 取り付け部
5a ローターブレード
5b 第2のローターブレード
5c 第3のローターブレード
2 ナセル
3 クレーン
4 ローターハブ
4a 取り付け部
4b 取り付け部
4c 取り付け部
5a ローターブレード
5b 第2のローターブレード
5c 第3のローターブレード
Claims (10)
- 風力発電設備で回転可能に装着されるローターハブに複数本のローターブレードを取り付ける方法であって、
(1)前記装着がなされる前の前記ローターハブの一取り付け部に、一のローターブレードを取り付けた後、該ローターハブを風力発電設備で回転可能に装着するステップと、
(2)前記ローターハブに取り付けられたローターブレードを介して外力によって前記ローターハブを回転させ、ローターブレードの取付が行われていない、該ローターハブの取り付け部を、次のローターブレードを略水平向きで取り付けることができる位置に移動させるステップと、
(3)ローターブレードの取付が行われていない前記取り付け部に次のローターブレードを略水平向きで取り付けるステップ、とを有し、
上記(2)(3)のステップを繰り返して前記複数本のローターブレードを前記ローターブレードに取り付けることを特徴とする風力発電用ローターブレードの取り付け方法。 - 前記ローターブレードにクレーンを連結し、該クレーンの動作によって前記ローターブレードを回転させることによって前記ローターハブの回転を行うことを特徴とする請求項1記載の風力発電用ローターブレードの取り付け方法。
- 前記ローターブレードと前記クレーンとをウェイトを介在させたワイヤで連結することを特徴とする請求項2記載の風力発電用ローターブレードの取り付け方法。
- 前記クレーンと前記ローターブレードとに接続されたワイヤと引寄せ装置に接続された第2のワイヤとを連結し、該引寄せ装置の動作によって前記第2のワイヤを引き寄せて前記ローターブレードを回転させることを特徴とする請求項2記載の風力発電用ローターブレードの取り付け方法。
- 前記クレーンにワイヤで吊り下げられたウェイトと前記ローターブレードに接続したワイヤとを連結し、さらに前記ウェイトと前記引寄せ装置とを前記第2のワイヤで連結し、該引寄せ装置で前記第2のワイヤを引き寄せることで前記ローターブレードを回転させることを特徴とする請求項4記載の風力発電用ローターブレードの取り付け方法。
- 前記引寄せ装置による引き寄せは、前記ローターブレードの長手方向と、該ローターブレードに接続された前記ワイヤとが略90度の交差角度を維持するように前記クレーンの位置を調整しつつ行うことを特徴とする請求項4または5に記載の風力発電用ローターブレードの取り付け方法。
- 前記外力による前記ローターハブの回転は、前記ローターハブに取り付けられた前記ローターブレードの自重による回転力に抗して行うことを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の風力発電用ローターブレードの取り付け方法。
- 前記外力は、油圧装置によって発生させるものであることを特徴とする請求項1記載の風力発電用ローターブレードの取り付け方法。
- 前記一のローターブレードの取り付けは、地組みによって行うことを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の風力発電用ローターブレードの取り付け方法。
- 前記ローターハブに3本のローターブレードを取り付ける方法であって、
前記ローターハブに前記一のローターブレードを取り付けて前記装着を行った後、自重で垂下している前記ローターブレードを外力によって一方向に約30度回転させて該回転方向とは逆方向で隣接する取り付け部を、次のローターブレードを略水平向きで取り付けることができる位置に移動させ、該取り付け部に次のローターブレードを略水平向きで取り付けた後、前記一のローターブレードを外力によって前記回転方向と逆の方向に約60度回転させて該回転方向とは逆方向で隣接する取り付け部を、次のローターブレードを略水平向きで取り付けることができる位置に移動させ、該取り付け部に次のローターブレードを略水平向きで取り付けることを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載の風力発電用ローターブレードの取り付け方法。
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