JP2011173292A - 多芯筆記具 - Google Patents

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Abstract

【課題】
ユーザーが好みの筆記芯を選択し、交換することができるよう構成された多芯筆記具において、後端蓋の開閉操作を要せず、簡便に筆記芯交換作業を行うことができる多芯筆記具に関する。
【解決手段】
多芯筆記具1の軸筒2の後端部に、ノック部材4と当接する壁部7を可撓性を有する弾性部材により形成する。そして、壁部7には、窓部21に連通するように、スリット71を形成する。交換の際には、ノック部材4が結合された筆記芯3を、軸筒2の後端から押し込む。すると、ノック部材4により壁部7のスリット71が押し広げられ、ノック部材4(筆記芯3)が軸筒2に挿入される。筆記芯3の取り外しに際しても、同様に筆記芯3を引き抜くことにより、スリット71を介して引き抜き取り外しすることができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、多芯筆記具に関する。さらに詳細には、ノック部材が接続された複数の筆記芯が設けられ、一方のノック部材を押圧操作するとペン先が突出し、他方のノック部材を押圧操作すると一方のノック部材が解除される多芯筆記具に関する。
従来から、ノック部材が接続された複数の筆記芯を有する多芯筆記具において、ユーザーが好みのノック部材付きの筆記芯を選択し、任意に多芯筆記具を構成する多芯筆記具が開示されている。この場合、筆記芯はインク色や筆記具の種類(ボールペンやシャープペン等)を複数用意し、ユーザーはその中から2以上の筆記芯を選択して多芯筆記具を構成する。
特許文献1に開示される多芯筆記具では、ノック部材(操作体7)の押圧操作部(操作部71)が外方に突出する窓部(窓孔41)を、軸筒(後軸4)の後端まで開口する(開口部42)とともに、この開口された後端を閉塞する蓋部(5)がヒンジ部(52)により開閉可能に形成されている構成が開示されている。ユーザーは、ノック部材(操作体7)が接続された筆記芯(筆記体6)を任意に選択し、蓋部(5)を開いた状態にして選択した筆記芯(筆記体6)を軸筒(後軸4)の後端の開口部(42)から挿入する。挿入後、蓋部(5)を閉じて多芯筆記具は構成される。
なお、ノック部材(操作体7)は後方へ付勢されるとともに、ノック部材(操作体7)の後端は蓋部(5)と当接可能に形成されている。
特開2007−38635
上述の多芯筆記具おいては、筆記芯の挿入・取出しに蓋部の開閉が必要なため、蓋部の閉め忘れ、または不完全な閉塞操作により、一方の筆記芯の解除操作時に筆記芯がコイルバネの付勢力により後方に移動した際に、軸筒から飛び出す等の不具合が発生する。また、多芯筆記具の携帯時に蓋部の係合が不意に外れ、蓋部が開き、筆記芯が軸筒後端から飛び出る等の危険もある。さらに、ノック部材の後端を蓋部に当接させているため、一方の筆記芯の解除操作毎にコイルバネの付勢力によりノック部材の後端が蓋部に衝突する。繰り返しのノック部材の蓋部への衝突によっても蓋部が開かないようにするには、蓋部を閉めたときの係合を強くすることが考えられるが、蓋部の係合を強くすると、蓋部が開けにくくなり、甚だ不便になる。一方で、この問題を解決するために、コイルバネの付勢力を弱めることもできる。この場合、ノック部材が完全に後端まで戻らない等の不具合が発生する。近年、ノック部材が接続された筆記芯を有する多芯筆記具においては、ノック部材を直接軸筒の後端壁に当接させることは無く、軸筒内(例えばノック部材のガイド上)に設け、軸筒の後端の破損等を防止している(特開2009−826参照)。
本発明は、軸筒と、前記軸筒内に収容される複数の筆記芯と、前記筆記芯の後端に接続し、前記軸筒の軸心に沿って摺動自在に設けられ、前記軸筒内に設けられた弾発部材により後方に付勢され、押圧操作により筆記可能状態と解除状態とを切替可能に構成されるノック部材と、前記軸筒に形成され、前記ノック部材を押圧するための操作片が突出する窓部と、可撓性を有する材料により形成され、前記筆記芯の解除状態において前記ノック部材の後端と当接可能に形成されるとともに、前記軸筒の軸心方向にスリットが形成された壁部と、を有することを特徴とする多芯筆記具、である。
本発明は、多芯筆記具の窓部に、可撓性を有する材料(例えば弾性材料であるエラストマー)により形成され、かつ、軸筒軸心方向にスリットが形成された壁部を設けている。ここで、ノック部材が接続された筆記芯を軸筒後端から窓部に向けて挿入する。すると、ノック部材(具体的にはノック部材から突出する操作片の付け根付近)と壁部が当接する。そこでさらにノック部材を前方に押し込むと、壁部のスリットが押し広げられる。そして、ノック部材が完全に壁部のスリットを通過すると、スリットは壁部を形成する材料の弾性力により閉じられる。
筆記芯を交換する際は、ノック部材を後方へ押し込む(引き抜く)ことにより、壁部のスリットが広げられ、軸筒後端から筆記芯を取り出すことができる。
すなわち、本発明によると、ユーザーが好みの筆記芯を選択して構成することができる多芯筆記具において、軸筒後端に設けられた蓋部の開閉の手間無く筆記芯の挿入操作をすることができる。そして、壁部の弾性力によりスリットが閉じられるので、携帯時等不意に筆記芯が飛び出してしまうことも無い。さらに、ノック部材(筆記芯)の後方への付勢力も、適正に動作するよう設定することができるので、動作上の不具合も発生しない。そのうえさらに、筆記状態の解除時には、ノック部材の後端は弾性材料により形成された壁部に衝突する。よって、衝突による衝撃が吸収され、衝撃音が低減されたり、衝撃に起因する不書き等の不具合(いわゆるバックショック)等の製品不良も防止することができる。
本発明の第1実施形態に係る多芯筆記具の縦断面図である。解除状態を示している。図4のI−I断面図である。 筆記可能状態を示す第1実施形態に係る多芯筆記具の縦断面図である。 図1の多芯筆記具をA方向から見た側面図である。 図1のIV−IV断面図である。 第1実施形態におけるノック部材の他例である。(a)は側面全体図であり、(b)は、(a)の(b)−(b)断面を表した図である。 図5で示したノック部材の斜視図である。 第1実施形態における壁部の他例を示す要部拡大側面図である(図3に対応する)。 さらに、第1実施形態における壁部の他例を示す要部拡大側面図である(図3に対応する)。 またさらに、第1実施形態における壁部の他例を示す要部拡大側面図である(図3に対応する)。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施例について説明する。なお、以下の説明において、前方向は、ペン先側の方向を指す。
本発明の第1実施形態を図1〜図4に示す。多芯筆記具1は、略円筒状の軸筒2を有し、複数の筆記芯3が内蔵されている。本実施例においては、ボールペン3aとシャープペンシル3bの2種類の筆記芯が内蔵されている。筆記芯3の後端には、それぞれノック部材4(4a,4b)が接続されている。本実施例においては、ノック部材4の先端の図示しない嵌合部が、円筒状に形成される筆記芯3の後端の孔に圧入して固定されている。
ノック部材4には、径方向外側後方へ向けて本体部41から縦断面視において隆起した操作片42が形成されている。一方、軸筒2の後方には窓部21が筆記芯3と対応して形成されており、操作片42が窓部21を介して軸筒2の外側に突出している。
さらに、ノック部材4の両側面には、摺動片43が突出している。一方、軸筒2の後方には、横断面凹状に、摺動片43と対応して、軸筒2の軸心方向に軸筒2後端から所定距離連続してノックガイド部22が形成されている。すなわち、摺動片43がノックガイド部22により軸筒2の軸心に沿う方向(換言すれば前後方向)にガイドされる。よって、ノック部材4が軸筒2の軸心に沿う方向にガイドされることとなる。
また、ノック部材4の前方には、後述するコイルバネ5(5a,5b)を係止する係止突起44(図5(a),(b)及び図6参照)が側面に突出形成されている。
軸筒2の内部の長手方向略中央後方寄りには、デバイダー6が固設されている。デバイダー6には、筆記芯3に対応して筆記芯3をガイドするガイド孔61(61a,61b)が設けられている。そして、ガイド孔61間(換言すれば、デバイダー6の中心位置)には、円柱状にコイルガイド62が、後方へ向けて立設している。コイルバネ5は、一端側を前述のノック部材4の係止突起44に係止される。コイルバネ5の他端側は、ガイド孔61の後方に形成されるコイルバネ保持孔611(611a,611b)に圧入固定され保持されている。
コイルバネ5は、係止突起44とコイルバネ保持孔611間に、中央に筆記芯3を遊嵌し、かつ、弾発状態で設けられている。よって、ノック部材4(及び連設する筆記芯3)は、後方へ付勢されている。
一方で、ノック部材4の操作片42との対向面には、前方に解除突起45が突出形成されている。同様に、解除突起45の後方には被解除突起46が突出形成されている。さらに、軸筒2のノックガイド部22の前端には、筆記可能状態においてノック部材4の後端面47を係止する係止部221が形成されている(図2参照)。
なお、軸筒2は、前端を先細状に形成され、ペン先31(31a,31b)が出没可能な開口部23が開口している。
軸筒2の後端には、後方から見て円環状に壁部7が形成されている。壁部7は、材料をエラストマー等の弾性材料により形成される。軸筒2との接合は、2色成形やインサート成形、さらには接着や圧入嵌合等で形成することができる。
多芯筆記具1のノック操作(筆記可能状態と解除状態の切替)は、公知の従来技術によるが、概略説明する。筆記芯3が軸筒2内に没入されている状態(図1の状態、すなわち解除状態)においては、ノック部材4の後端面47は、壁部7の前方面と当接している。そして、操作片42を前方に押圧操作することにより、摺動片43は、ノックガイド部22上を摺動する。そして、ノックガイド部22の前端まで達すると、ノックガイド部22と摺動片43の係合が解除される。ゆえに、ノック部材4は、軸筒2の径方向内側に落ち込む。このとき、ノック部材4の後端面47が、ノックガイド部22の先端側に設けられた係止部221に係止され、ペン先31が開口部23から突出し、筆記可能状態(図2の状態)となる。
筆記可能状態を解除するには、解除状態にあるノック部材4を押圧する。すると、押圧されたノック部材4の解除突起45が、筆記可能状態にあるノック部材4の被解除突起46に当接し、筆記可能状態にあるノック部材4を外方へ押し出す。すると、再度摺動片43がノックガイド部22と係合し、コイルバネ5の付勢力により、ノック部材4(筆記芯3)は後端(壁部7)まで移動する。
なお、筆記可能状態におけるノック部材4の軸筒2の径方向内側への落ち込み過ぎ防止のための突起等は図示しないが、別途形成してもよい。
本発明に係る多芯筆記具1の後端に形成される壁部7には、窓部21に対応して軸筒2の軸心方向にスリット71が形成されている。ここで、軸筒2の後端面は、平面が存在して壁部7と密着している領域(以下、密着領域Tという。)と、窓部21の径方向の領域(以下、開口領域Sという。)とが存在している。壁部7は、密着領域Tで前述の2色成形や接着にて密着し固定されている。そして、開口領域Sに、前述のスリット71が形成されている。すなわち、スリット71は、窓部21に連設して形成されている。さらに、開口領域S(図3参照)においては、壁部7は弾性材料により形成されているので、可撓性を有することとなる。ゆえに、スリット71が後述のように開口した際には、スリット71と窓部21とは外方と連通することとなる。
次に、筆記芯3の交換手順を説明する。図1の状態で、まず内蔵されている筆記芯3を取外すには、ノック部材4(操作片42)を後方へ親指等で押し込む。このとき、ノック部材4の後端面47は壁部7を押圧する。すると、スリット71で分断されている開口領域Sの壁部7は、外側(後方側)へ観音開き状に撓む。そして、ノック部材4の後方部位がある程度外側(後方側)へ突出したら、指で摘む等して筆記芯3(ノック部材4)を引き抜くことができる。このとき、コイルバネ5の他端側はコイルバネ保持孔611に保持されているので、軸筒2内に残されることとなる。
次に、ユーザーの好みの筆記芯3(例えばインク色やボールペン線幅等により適宜選択される)を選択する。軸筒2に設けられたデバイダー6のガイド孔61に向けて筆記芯3(ペン先31)を挿入する。すると、縦断面視においてノック部材4の操作片42と本体部41とを接続する稜線部48が、壁部7の外側面に当接する。そして、さらにノック部材4を前方に押し込むと、稜線部48がスリット71により分断されている開口領域Sにおける壁部7を観音開き状に前方に押し開く。ノック部材4が前方に進むに従って、やがて摺動片43がノックガイド部22に挿入されノック部材4がガイドされ始める。ノック部材4の後端面47が完全にスリット71から抜け出すと、弾性力を有する壁部7の変形は自然に復元し、スリット71が閉じられる。
以上の要領でユーザーが好みの筆記芯3を適宜選択して交換・使用できるので、後端を開閉操作して交換作業を行う従来の多芯筆記具に比べてより簡便に筆記芯3の交換作業を行うことができる様になる。さらに、不意に開閉部が開いてしまう等の不具合も無いので、携帯時の安全性を高めることができる。さらには、弾性材料からなる壁部7にノック部材4が解除操作時に当接(衝突)する構造なので、衝撃が吸収され、バックショック等の不具合の発生を防止することができる。
ここで、壁部7は、多芯筆記具1の後方から見て円環状に形成されているが、ゴミ等の混入防止のために円盤状に形成し、筆記芯3の交換時に筆記芯3や解除突起45や被解除突起46が通過し易いようにスリットを適宜設けて形成することもできる。
第1実施例におけるノック部材4の他例(ノック部材4’)を図5及び図6に示す。なお、第1実施例と同部材・同部位については同じ符号を付して同じ名称を用いている。
本実施例においては、操作片42’から本体部41’に亘る稜線部48’の横断面形状を、凸曲面形状としている。これにより、筆記芯3の挿入操作における稜線部48’の壁部7への当接において、稜線部48’の当接部への押圧面の面圧を上昇させることができる。よって、第1実施例に比べてより低い押圧力にてスリット71を押し広げることができるので、挿入作業が容易になる。
一方、第1実施例と同様の後端面47を有することにより、筆記芯3を多芯筆記具1から取り出す際には挿入操作よりも大きい(第1実施例と同等の)押圧力が必要になる。このような特徴を有する本実施例においては、挿入し易いが取り出し難い筆記芯3(ノック部材4’)を構成することができるので、初回に好みの筆記芯を選択し、後にはほとんど交換する必要が無いようなユーザーに好適な多芯筆記具を提供することができる。
本実施例の変形例としては、稜線部48’の凸曲面形状を後端面47’(図示せず)にも設けて、挿入・取り出し操作ともにより低い押圧力で操作可能なノック部材4’’(図示せず)を呈することができる。さらには、後端面のみに凸曲面形状を設けることもできる。さらにまた、稜線部48’の前後に凸曲面形状を設けるが、その曲率を異ならしめることにより、挿入・取り出しの押圧力に差を設けることもできる。
第1実施例における壁部7の他例(壁部7’)を図7及び図8に示す。第1実施例と比べて、壁部7’のスリット71’周辺(開口領域S)の形状を種々変更した例である。壁部7’の材料や必要な厚み(特にコイルバネ5の弾発力によるノック部材4の後端面47の押圧力や、筆記芯3交換時の容易さの調整のための壁部7’の厚みの設定)によって、適宜変更することができる。例えば、図7では、窓部21の径方向の両端(開口領域Sの両端)からスリット71’に向って壁部7’の厚みを直線的に薄くなるように形成している。同様に、図8では、壁部7’の外側面のみを曲面状に形成しつつ薄くしている。図7においては筆記芯3の交換時の押圧力(スリット71’を開く力)が挿入・取り出しともに低減される。図8においては、筆記芯3の挿入時において押圧力を低減することができる。
これらの例のほか、適宜必要に応じて開口領域Sにおける壁部の形状を変更することができる。
第1実施例における壁部7の他例(壁部7’’)を図9に示す。本実施例においては、壁部7’’を、後端から前方に向けて移動した位置(換言すれば、窓部21の途中位置)に設けた。壁部7’’の固定方法は、第1実施例と同様に、2色成形や接着、嵌合等種々の方法で構成することができる。また、本実施例においても、開口領域Sにおける壁部の形状を種々変更することができる。
本実施例においては、壁部7’’から後方に空間領域を設けることができるので、消しゴムや修正テープ、またはUSBメモリ等他の装置を設けたり、保護キャップを設けたりすることが出来る。また、壁部7’’から軸筒2の後端までの間にもノックガイド部22を設けることができる。よって、ノック部材4が確実に案内されるので、筆記芯3の挿入・取り出し操作を確実に行うことができる。
以上、本発明の実施例を詳細に説明したが、本発明はこれに限定されることなく、本発明の要旨を変更しない範囲で適宜変更することができる。
例えば、実施例中、軸筒2を一体として形成しているが、上軸、下軸にニ分割又はそれ以上に分割して形成しても良い。また、筆記芯3については、実施例では2本(2種類)内蔵した多芯筆記具1を例としたが、3本(3種類)又はそれ以上の筆記芯により構成しても良い。さらにまた、ノック部材4を筆記芯3に直接接続されているが、他の連結部材(センタリングを行う部材等)を介して接続しても良い。
1 多芯筆記具
2 軸筒
21 窓部
22 ノックガイド部
221 係止部
23 開口部
3 筆記芯
31 ペン先
3a ボールペン
3b シャープペンシル
4 ノック部材
41 本体部
42 操作片
43 摺動片
44 係止突起
45 解除突起
46 被解除突起
47 後端面
48 稜線部
5 コイルバネ
6 デバイダー
61 ガイド孔
611 コイルバネ保持孔
62 コイルガイド
7 壁部
71 スリット
S 開口領域
T 密着領域

Claims (3)

  1. 軸筒と、
    前記軸筒内に収容される複数の筆記芯と、
    前記筆記芯の後端に接続し、前記軸筒の軸心に沿って摺動自在に設けられ、前記軸筒内に設けられた弾発部材により後方に付勢され、押圧操作により筆記可能状態と解除状態とを切替可能に構成されるノック部材と、
    前記軸筒に形成され、前記ノック部材を押圧するための操作片が突出する窓部と、
    可撓性を有する材料により形成され、前記筆記芯の解除状態において前記ノック部材の後端と当接可能に形成されるとともに、前記軸筒の軸心方向にスリットが形成された壁部と、
    を有することを特徴とする多芯筆記具。
  2. 前記壁部が前記窓部の後端に形成されたことを特徴とする請求項1記載の多芯筆記具。
  3. 前記ノック部材の本体部から前記操作片に至る稜線部の前部、後部又は前後部共に横断面形状端部が曲線状に形成されていることを特徴とする請求項1又は2記載の多芯筆記具。
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