JP2011173183A - ロボットハンド - Google Patents

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義治 金島
Nobuhiro Shibazaki
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Abstract

【課題】ワークに対して、左右1対の平面により把持する場合であっても、把持状態を安定させることを可能とするロボットハンドを提供する。
【解決手段】ワーク12を把持するロボットハンド11であって、一対の爪13、14と、一対の爪13、14の間隔を開位置と閉位置の間で開閉するチャック装置16を備える。爪の一方である爪13は、その中間位置に、閉位置において、ワーク12の表面に接触する単一の凸部分13aを有し、爪の他方である爪14は、開位置と閉位置を結ぶ開閉方向に直交する方向の2箇所に、閉位置において、ワーク12の表面に接触する一対の凸部分14aを有する、ことを特徴とするロボットハンド。
【選択図】図3

Description

本発明は、搬送ロボットのロボットハンドに関する。
搬送ロボットは、取出位置にあるワークを別の位置まで搬送する産業用ロボットであり、ワークを把持するためのロボットハンドを有する。この場合、当該対象物を傷つけることがないように確実に把持してから搬送する必要がある。
上記点を重視したロボットハンドについて、例えば特許文献1に記載されている。
特許文献1は、種々の形状のワークを安定的に把持するとともに、十分な保持力を確保して組立作業や分解作業を確実に行うことを目的とする。
そのために、このロボットハンドは、フィンガ部分に接続されている粉体ホルダ内の粉体封入量を制御することによって、把持対象のワークの形状に合わせて粉体ホルダの形状を変化させ、安定的にワークの把持を行うことが可能になっている。
特開2003−80486号公報、「ロボットハンド及びその把持方法並びにその制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体」
ロボットハンドを用いてワークに対して左右1対の平面により把持する場合、図1(A)(平面図)、図1(B)(側面図)のようにロボットハンド1においてワーク2を爪3及び爪4によって安定した形で把持ができればよいが、加工精度や取付け角度、把持姿勢などにより2点支持となることがあり、図1(C)(側面図)のように把持が不安定になる場合がある。
このような場合に、ワークが落下等することによってワークを傷つけてしまうことがあった。
そこで、本発明の目的は、ワークに対して、左右1対の平面により把持する場合であっても、把持状態を安定させることを可能とするロボットハンドを提供することである。
前記目的を達成するため、本発明によると、ワークを把持するロボットハンドであって、一対の爪と、前記爪の間隔を開位置と閉位置の間で開閉するチャック装置と、を備え、前記爪の一方は、前記開位置と閉位置を結ぶ開閉方向に直交する方向の2箇所に、前記閉位置において、ワークの表面に接触する1対の凸部分を有し、前記爪の他方は、前記凸部分の中間位置に、前記閉位置において、前記ワークの表面に接触する単一の凸部分を有する、ことを特徴とするロボットハンドが提供される。
上述した本発明のロボットハンドでは、単一の凸部分を有する爪が必ず1対の凸部分を有する爪の間で接触するため、単一の凸部分を有する爪とワークが1点で接触し、1対の凸部分を有する爪とワークが1点で接触した場合であっても、モーメントが働いて1対の凸部分を有する爪とワークが2点で接触するようになる。即ち、1対の爪は、ワークに対して3点で接触することになるため、ワークを安定した形で把持することができる。
上記本発明によると、前記チャック装置は、前記一対の爪をそれぞれ片持支持する1対の片持支持部材と、片持支持部材の相対位置を連続的に変化させるアクチュエータとを備える。
このように、一対の爪がそれぞれ別の片持支持部材に接続されており、さらに一対の片持支持部材を変化させるアクチュエータを備えることによって、爪の開閉が可能になる。
また、上記本発明によると、前記ワークの表面に接触する単一の凸部分は、鉛直方向の幅が前記ワークの表面に接触する一対の凸部分の間隔よりも小さくなるように設定されている。
このように、一方の爪におけるワークの表面に接触する一対の凸部分の間隔よりも、他方の爪におけるワークの表面に接触する単一の凸部分の幅を小さくすることによって、確実にモーメントを発生させることで、1対の爪はワークに対して常に3点で接触させることができる。
上述した本発明によると、ロボットハンドがワークを把持する際に、ロボットハンドの爪とワークが常に3点で接触するように調整されるため、ワークを安定した形で把持することができる。
従来技術によるロボットハンドの構成図である。 本発明のロボットハンドを備えたロボットの全体構成図である。 本発明の第1実施例におけるロボットハンドの構成図である。 本発明の第2実施例におけるロボットハンドの構成図である。 本発明の第3実施例におけるロボットハンドの構成図である。
本発明を実施するための最良の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、各図において共通する部分には同一の符号を付し、重複した説明を省略する。
図2は、本発明のロボットハンドを備えたロボットの全体構成図である。
この図において、11はロボットハンド、12はワーク、17はロボット、18はロボットアーム、19はテーブル、20はロボットの手先部、21はワークテーブル、22はワーク支持台である。
本発明のロボットハンド11は、ロボットの手先部20に搭載され、ロボット17により、所定の作動範囲で3次元的に移動され、かつ自由な姿勢をとることができるようになっている。
ロボット17は、この例ではテーブル19の上面に固定された垂直多関節ロボットであるが、本発明はこれに限定されず、その他のロボット(スカラロボットや直交ロボット)であってもよい。
ワーク支持台22は、ワークテーブル21の上面に位置し、ロボットハンド11によるワーク12の把持を容易にするためにワーク12を固定する。
本発明の第1実施例におけるロボットハンドの構成図である。
図3(A)(平面図)、図3(B)(側面図)は、本発明の第1実施例によるロボットハンド1の構成図である。
この図において、13はワークの表面に単一の凸部分13aによって接触する爪、14はワークの表面に1対の凸部分14aによって接触する爪、15は支持フレーム、16はチャック装置である。
ロボットハンド11が有するワーク12を把持するための爪は、ワーク12の表面に単一の凸部分13aによって接触する爪13と、ワーク12の表面に一対の凸部分14aによって接触する爪14の2種類を備えている。本実施例では、前記2つの爪は姿勢を保持しながらその一端を片持ち支持されている。
ワーク12の表面に単一の凸部分13aによって接触する爪13は、ワーク12の表面に一対の凸部分14aによって接触する爪14の2つの凸部分14aの中間位置に凸部分13aを有している。
支持フレーム15は、チャック装置16と一対の爪13、14をそれぞれ接続している。
チャック装置16、前記2つの爪を「開位置」と「閉位置」の間で開閉する。
「開位置」は、把持対象であるワーク12を爪13と爪14の間に位置する領域に移動するようにロボットハンド11を操作する際に、爪13が把持予定の全てのワーク12に接触せずに該操作が完了するように設定されている。
「閉位置」は、把持予定の全てのワーク12を把持しようとした際に、爪13と爪14の間に位置する領域が最小になることなく、把持が完了するように設定されている。
この例おいて、チャック装置16は、爪13及び爪14をそれぞれ片持支持する1対の片持支持部材16aと、片持支持部材16aの相対位置を連続的に変化させるアクチュエータ16bとを備える。
片持支持部材16aは、図示しないリニアガイドにより図では水平方向に案内されている。アクチュエータ16bは、例えば直動の電動シリンダである。
図3(C)(側面図)は、ワーク12を把持する過程で、爪13、14とワーク12がそれぞれ1つの接点によって把持されている状態の図である。
この図において、接点23は爪13、14とワーク12の接点である。
把持の過程で図3(C)のような状況は不安定な状況になったとしても、ワーク12には図の矢印方向にモーメントが働くため、爪14において2点でワークと接するようにワーク12は反時計回りに回転する。
そのため、ワーク12を把持する過程で不安定な状況になっても、モーメントによって爪とワークが3点で接するように調整される。
図3において、D1は爪13の鉛直方向の幅、D2は爪14の凸部分14aの間隔である。
D1の大きさをD2の大きさよりも小さく設定することで、上記モーメントが確実に発生するようになり、爪13及び爪14によってワーク12を常に3点で把持できるようになっている。
本発明の第2実施例におけるロボットハンドの構成図である。
図4(A)(平面図)、図4(B)(側面図)は、本発明の第2実施例によるロボットハンド11の構成図である。
この図において、回転軸24は爪13、14と支持フレーム15の間で屈折させる際の屈折点となる。
本実施例において、爪13、14はチャック装置16によって開位置と閉位置で開閉されるだけでなく、回転軸24を屈折点として支持フレーム15との間で屈折させることが可能である。
これによって爪13、14をそれぞれワーク12方向に屈折させることによってワーク12を把持することができる。
そのため、実施例1と比較してさらに爪13、14を柔軟に動作させてワーク12を把持することができる。
本実施例において、前記2つの爪はその一端を片持ち支持されているが、姿勢が保持されていない点で前記第1実施例と異なる。
本発明の第3実施例におけるロボットハンドの構成図である。
図5(A)(平面図)、図5(B)(平面図)は、本発明の第3実施例によるロボットハンド11の構成である。
この構成により、アクチュエータ16dにより、支持部材16cを水平方向に移動させることによって、爪13、14を単一の回転軸である回転軸25を中心に揺動させて、ハサミのように、爪13、14を開位置(図5(B))と閉位置(図5(A))の間で開閉することができる。
この図において、16cは支持部材、16dはアクチュエータ、25は回転軸、26は支持フレームである。
支持部材16cは、それぞれチャック装置16と支持フレーム26を接続しており、図示しないリニアガイドにより図では水平方向に案内されている。
アクチュエータ16dは、支持部材16cの相対位置を連続的に変化させ、爪13、14を開閉させることで、ワーク12の把持を行う。
回転軸25は、支持フレーム26が回転移動する際に中心となる。
支持フレーム26は、チャック装置16と一対の爪13、14をそれぞれ接続するものであり、回転軸25において交差している点において、第1実施例及び第2実施例と異なる。
この図において、回転軸25はチャック装置16の外側に位置しているが、チャック装置16に内側に位置していてもよい。
なお、前記において、本発明の実施形態について説明を行ったが、前記に開示された本発明の実施の形態は、あくまで例示であって、本発明の範囲はこれら発明の実施の形態に限定されない。本発明の範囲は、特許請求の範囲の記載によって示され、さらに特許請求の範囲の記載と均等の意味および範囲内でのすべての変更を含むものである。
1 ロボットハンド、2 ワーク、3、4 爪、11 ロボットハンド、
12 ワーク、13、14 爪、13a、14a 凸部分、
15 支持フレーム、16 チャック装置、16a 片持支持部材、
16b アクチュエータ、16c 支持部材、16d アクチュエータ、
17 ロボット、18 ロボットアーム、19 テーブル、
20 ロボットの手先部、21 ワークテーブル、22 ワーク支持台、
23 接点、24 回転軸、25 回転軸、26 支持フレーム

Claims (3)

  1. ワークを把持するロボットハンドであって、
    一対の爪と、
    前記爪の間隔を開位置と閉位置の間で開閉するチャック装置と、を備え、
    前記爪の一方は、前記開位置と閉位置を結ぶ開閉方向に直交する方向の2箇所に、前記閉位置において、ワークの表面に接触する一対の凸部分を有し、
    前記爪の他方は、前記凸部分の中間位置に、前記閉位置において、前記ワークの表面に接触する単一の凸部分を有する、ことを特徴とするロボットハンド。
  2. 前記チャック装置は、
    前記一対の爪をそれぞれ片持支持する1対の片持支持部材と、
    片持支持部材の相対位置を連続的に変化させるアクチュエータとを備える、ことを特徴とする請求項1に記載のロボットハンド。
  3. 前記ワークの表面に接触する単一の凸部分は、鉛直方向の幅が前記ワークの表面に接触する一対の凸部分の間隔よりも小さくなるように設定されている、ことを特徴とする請求項1に記載のロボットハンド。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5815690A (ja) * 1981-07-06 1983-01-29 ゼネラル・エレクトリツク・カンパニイ 把持装置
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JP2009274171A (ja) * 2008-05-14 2009-11-26 Denso Corp チャック機構およびそのチャック機構を用いたワーク搬送装置

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