JP2011172799A - Wheel lock device, and wheel backstop for wheelchair - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、車椅子の車輪ロック装置、詳しくはユーザーがシートに座れば車輪のロックが自動的に解除される車椅子の車輪ロック装置に関するものである。 The present invention relates to a wheel lock device for a wheelchair, and more particularly to a wheel lock device for a wheelchair in which a wheel lock is automatically released when a user sits on a seat.
従来、利用者が車椅子を使用しているときは車輪は自由に回転し、車椅子から降りたときは車椅子が勝手に動かないようにブレーキを操作して、車輪が動かないようにして離れるようにしていたが、車椅子から離れるときにうっかりブレーキ操作をしないで車椅子を支えにして立ち上がると、車椅子が勝手に動き出して利用者が転倒する等の危険な状態になるため、車椅子から離れると自動的にブレーキがかかる車椅子が本出願人から提案されている(特許文献1)。この車椅子は、座面の上下に連動して上下動する作動部材を設け、該作動部材の下面には係合板を垂下して設け、上記係合板の外側面には、車輪に取り付けた円盤に形成された係合孔に係脱する係合軸を設け、上記係合板は上記作動部材が上動しているときには上記係合軸を上記円盤の係合孔に係合させる方向に回動し、上記作動部材が下動しているときには上記係合軸を上記円盤の係合孔から退避させるようにしたものである。 Conventionally, when a user is using a wheelchair, the wheel rotates freely, and when getting off the wheelchair, the wheel is operated so that the wheelchair does not move freely, so that the wheel does not move and is separated. However, when you leave the wheelchair without inadvertently braking, if you stand up with the wheelchair supported, the wheelchair will start to move on its own and the user will fall, so when you leave the wheelchair, it will automatically A wheelchair to which a brake is applied has been proposed by the present applicant (Patent Document 1). This wheelchair is provided with an operating member that moves up and down in conjunction with the vertical movement of the seating surface, and an engaging plate is suspended from the lower surface of the operating member, and a disk attached to a wheel is provided on the outer surface of the engaging plate. An engagement shaft that engages and disengages is formed in the formed engagement hole, and the engagement plate rotates in a direction to engage the engagement shaft with the engagement hole of the disk when the operating member is moving upward. The engagement shaft is retracted from the engagement hole of the disk when the operating member is moving downward.
本発明が解決しようとする問題点は、座面の上下に連動して上下動する作動部材には係合板を設けるとともに、この係合板には車輪に取り付けた円板の係合孔に係脱する係合軸を設けたもので、一体構造になっていることから様々な大きさや形状の車椅子には柔軟に対応できないし、座面に座る位置によっては作動しない問題があった。 The problem to be solved by the present invention is that an operating plate that moves up and down in conjunction with the vertical movement of the seating surface is provided with an engaging plate, and this engaging plate is engaged with and disengaged from an engaging hole of a disc attached to a wheel. Since the engagement shaft is provided, and it is an integral structure, it cannot be flexibly adapted to wheelchairs of various sizes and shapes, and there is a problem that it does not operate depending on the position of sitting on the seat surface.
本発明は、上記問題点を解決し、車椅子の大きさや形状に左右されずに取り付けができるとともに、取付作業を容易にした車椅子の車輪ロック装置を提案することを課題とする。 This invention solves the said problem, and makes it a subject to propose the wheel lock device of the wheelchair which can be attached without being influenced by the magnitude | size and shape of a wheelchair, and made attachment work easy.
前記課題を解決するために本発明に係る車椅子の車輪ロック装置は、以下の要件を備えることを特徴とする。
(イ)上記車輪ロック装置は、車椅子のフレームに固定されるとともに座面の両側部の少なくとも一方に配置された駆動機構と、車椅子の車輪4に固定された円盤5と、この円盤をロックするロック機構とで構成されていること
(ロ)上記駆動機構は車椅子のフレームに固定される支持部材と、該支持部材に支持され座面の上下に連動して上下に回動する回動部材とで構成され、上記回動部材にはアウターケーブルの一端が固定され、該アウターケーブルの他端は上記ロック機構に固定されていること
(ハ)上記ロック機構は上記円盤に形成された係合孔に径脱する係合ピンと、該係合ピンを移動可能に支持するとともに車椅子に固定されたフレームとで構成されていること
(二)上記アウターケーブルにはワイヤーが挿通され、アウターケーブルから引き出したワイヤーの一端は上記支持部材に固定され、他端は上記係合ピンに固定されていること
In order to solve the above problems, the wheel lock device for a wheelchair according to the present invention has the following requirements.
(A) The wheel lock device is fixed to a wheelchair frame and disposed on at least one of both side portions of the seating surface, a
なお、前記駆動機構とロック機構の間には中継ボックスを配置し、前記アウターケーブルは前記駆動機構から中継ボックスまで、前記ロック機構から中継ボックスまでそれぞれ配置され、前記駆動機構側のワイヤーとロック機構側のワイヤーとは上記中継ボックス内で結束部材で連結されていることが好ましい。 A relay box is disposed between the drive mechanism and the lock mechanism, and the outer cable is disposed from the drive mechanism to the relay box, from the lock mechanism to the relay box, and the wire and the lock mechanism on the drive mechanism side. It is preferable that the wire on the side is connected by a binding member in the relay box.
また、前記車椅子にはロック解除レバーを設け、該ロック解除レバーにはワイヤーの一端を固定し、該ワイヤーの他端は前記中継ボックスまで引き回し前記結束部材で前記ロック機構側のワイヤーと連結してもよい。 The wheelchair is provided with a lock release lever, and one end of a wire is fixed to the lock release lever. The other end of the wire is routed to the relay box and connected to the wire on the lock mechanism side by the binding member. Also good.
また、本発明に係る車椅子の車輪逆転防止装置は、前記請求項1に記載された円盤の係合孔に係脱し、車輪の逆転を防止する、以下の要件を備えることを特徴とする。
(イ)上記車輪逆転防止装置は前記円盤の係合孔に係脱するラチェットピンと、該ラチェットピンをスライド可能に支持するとともに車椅子に固定されたフレームとからなる逆転防止機構と、車椅子のフレームに設けた操作レバーとで構成され、該操作レバーと上記ラチェットピンとはワイヤーで連結され、上記ラチェットピンは上記操作レバーの操作によって上記車輪の係合孔に係脱すること
(ロ)上記ラチェットピンの先端は車椅子の前進方向に斜めに突出して形成されていること
The wheel reversal prevention device for a wheelchair according to the present invention is characterized in that it has the following requirements for engaging and disengaging the engagement hole of the disk described in
(A) The wheel reverse rotation preventing device includes a ratchet pin that engages / disengages in the engagement hole of the disk, a reverse rotation prevention mechanism that includes a frame that slidably supports the ratchet pin and is fixed to the wheelchair, and a wheelchair frame. The operation lever and the ratchet pin are connected by a wire, and the ratchet pin is engaged with and disengaged from the engagement hole of the wheel by the operation of the operation lever. The tip is formed to protrude diagonally in the forward direction of the wheelchair
そして、前記ラチェットピンは少なくとも先端が前記円盤の係合孔に没入しないように、係合孔の径よりも幅広に形成することが好ましい。 The ratchet pin is preferably formed wider than the diameter of the engagement hole so that at least the tip of the ratchet pin does not enter the engagement hole of the disk.
請求項1の発明によれば、座面全体がセンサーの機能を果たすことができるので座る位置や座り方に左右されず、確実にロック機構を動作させることができる。しかも座面の状態を検出する駆動機構と、車輪をロックするロック機構とが一体構造ではないので、車椅子への後付け作業を容易にすることができる。 According to the first aspect of the present invention, since the entire seating surface can fulfill the function of the sensor, the lock mechanism can be operated reliably without being influenced by the sitting position or the sitting method. In addition, since the drive mechanism for detecting the state of the seat surface and the lock mechanism for locking the wheels are not an integral structure, it is possible to facilitate the retrofitting operation to the wheelchair.
請求項2の発明によれば、駆動機構側のワイヤーとロック機構側のワイヤーを中継ボックス内で連結したので、駆動機構側のワイヤーを直接ロック機構に繋ぐ必要がなくなり、ワイヤーの引き回しが楽になるとともに、同時に両輪のロック解除を行なうことができる。
According to the invention of
請求項3の発明によれば、ロック解除レバーを操作することにより、車輪のロックが解除されるので、車椅子に利用者が座っていない状態でも車椅子の移動が可能になり利用者の家族や管理者などが車椅子の管理を容易にすることができる。
According to the invention of
請求項4の発明によれば、操作レバーの操作を行なうことにより車椅子の逆走を防止することができるので、利用者が車椅子を操作して登り斜面を走行する際、操作レバーの操作により安全に走行することができる車椅子を実現することができる。
According to the invention of
請求項5の発明によれば、ラチェットピンの先端が円盤の係合孔に没入しないので、円盤と逆転防止機構との間隔を調整することなく車椅子に逆転防止機構を取り付けることができ、取り付け作業を容易にすることができる。
According to the invention of
図1は本発明に係る車椅子の車輪ロック装置を適用した車椅子Aの斜視図を示し、この車椅子Aに取り付けた車輪ロック装置(以下、ロック装置という)Bは、図2に示すように、車椅子Aのフレーム1に固定されるとともに座面2の両側下面に配置された駆動機構3と、車椅子Aの車輪4にそれぞれ固定された円盤5と、この円盤5をロックするロック機構6とで主に構成されている。
FIG. 1 is a perspective view of a wheelchair A to which a wheel lock device for a wheelchair according to the present invention is applied. A wheel lock device (hereinafter referred to as a lock device) B attached to the wheelchair A is a wheelchair as shown in FIG. A
駆動機構3は、図3(a)に示すように、座面2の両側部を支持するフレーム1にネジ等の適宜手段で固定される支持部材10と、この支持部材10の上面にヒンジ11を介して上下方向に回動するように取り付けられた回動板12とで構成され、支持部材10の側面の一部には下方に略L字状に張り出した張出片13が形成され、この張出片13には、図3(b)に示すように、後述するワイヤー23の一端が取り付けられるとともにスプリング14の一端が取り付けられている。
As shown in FIG. 3A, the
回動板12の上記張出片13に対応する部分には、鉤型に曲折したアーム15が溶接などの適宜手段で固定され、このアーム15は回動板12の回動に伴って上下動するようになっており、このアーム15の先端は張出片13の下方に位置するように折り曲げられた支持板16が形成され、この支持板16には上記スプリング14の他端が取り付けられるとともに、底面側には後述するアウターケーブル22の一端が固定され、スプリング14の収縮により上記回動板12はヒンジ11を中心に支持部材10に対して上方に回動させられるようになっている。
An
なお、上記アウターケーブル22内に収容されているワイヤー23は、アウターケーブル22から引き出され、上記張出片13の取付孔17を通して先端にカシメ18が固定されて張出片13から外れないようになっている(図4(a)参照)。
The
そして、上記車椅子Aの座面2の下方には、図2に示すように、中継ボックス25が取り付けられ、上記アウターケーブル22の他端は中継ボックス25の上面に固定され、アウターケーブル22内のワイヤー23は中継ボックス25内に引き込まれ、結束部材26で他のワイヤー23と連結されている(図5参照)。
As shown in FIG. 2, a
なお、図5において、符号22aは左側の駆動機構3からのアウターケーブル、22bは右側の駆動機構3からのアウターケーブル、22cは後述するプレート28からのアウターケーブル、22dは後述するパーキング機能付きレバー31からのアウターケーブルを示し、符号23aは左側の駆動機構3からのワイヤー、23bは右側の駆動機構3からのワイヤー、23cは後述するプレート28からのワイヤー、23dは後述するパーキング機能付きレバー31からのワイヤーを示す。
5, reference numeral 22a denotes an outer cable from the
また、符号22eは左側のロック装置6からのアウターケーブル、22fは右側のロック装置6からのアウターケーブルを示し、符号23eは左側のロック装置6からのワイヤー、23fは右側のロック装置6からのワイヤーを示す。
Reference numeral 22e denotes an outer cable from the
そして、車椅子Aを折り畳む際に回動するフレーム27には、図6(a)に示すように、プレート28が固定され、このプレート28の先端部には、ワイヤー23cの一端が固定され、縦フレーム1aに固定されたボックス29に一端が固定されたアウターケーブル22c内を通してワイヤー23cの他端は上記中継ボックス25内に引き込まれ、他のワイヤーとともに結束部材26で一体に固定されている(図5参照)。
Then, as shown in FIG. 6A, a
上記フレーム27は車椅子を折り畳む際には、図6(b)に示すように、上方に回動させられ、このフレーム27と一体で回動するプレート28に固定されたワイヤー23cはアウターケーブル22cから引き出されるように引っ張られることになり、このワイヤー23cに中継ボックス内で結束部材26で連結された後述するロック装置6側のワイヤー23e、23fが一緒に引っ張られることになる。
When the wheelchair is folded, as shown in FIG. 6B, the
さらに、ハンドル30にはパーキング機能付きレバー装置(以下、レバー装置という)31が取り付けられている(図1参照)。このレバー装置31は、図7(a)(b)に示すように、レバー装置本体32にレバー33が支軸34で上下に回動可能に支持され、図示しないバネで常に下方に回動するように付勢され、ハンドル30を握ってレバー33を引き上げると上方に回動し、ロックボタン35で引き上げ状態が維持されるようになっているもので、ワイヤー23dの一端がレバー33にカシメ36で固定され、レバー33を握ると支軸34を支点に回動し、図7(c)に示すように、ワイヤー23が引っ張られるようになっているもので、ロックボタン35を押し込むとレバー33の回動状態が維持されワイヤー23dが引かれた状態が維持され、ロックボタン35を引き出すとレバー33が元に戻るようになっている公知のパーキング機能付きレバーで構成されている。
Further, a
ロック機構Bは、車椅子のフレーム1に適宜の方法で固定される支持フレーム40と、この支持フレーム40に前後にスライド可能に取り付けられた係合ピン41とで構成され(図8参照)、この係合ピン41は後端にワイヤー23(23a、23b)の一端が固定され、スプリング42に付勢されて係止ピン43が支持フレーム40の前板44に当接するするまで前方に突出すると円盤5の係合孔50に先端が係合入するようになっており(図9(a)参照)、ワイヤー23が引かれると係合ピン41はスプリング42に抗して強制的に後退させられ、円盤5の係合孔から先端が外れるようになっている(図9(b)参照)。このワイヤー23はアウターケーブル22内を通して他端が上述の中継ボックス25の下面から中継ボックス25内に引き込まれ、結束部材26で他のワイヤー23と連結されている。
The lock mechanism B includes a
円盤5は、図8に示すように、外周側に係合孔50が周方向に多数形成された金属の円盤で構成され、この円盤5は車輪4のフレーム側に、固定盤7(7a、7b)をスポークを挟んで車輪4の軸部側にセットし、円盤5に固定盤7をネジ止めすることにより円盤5は車輪4に固定されるようになっている。
As shown in FIG. 8, the
上記構成のロック装置によれば、図4(b)に示すように、車椅子に利用者が座ると座面2が下がり、スプリング14に抗して回動板12がヒンジ11を中心に下方に回動するので、アーム15が下降する。アーム15が下降すると支持片16に固定されたアウターケーブル22も押し下げられる。アウターケーブル22が押し下げられるとワイヤー23も押し下げられることになるがワイヤー23の一端は支持部材10の張出片13にカシメ18で固定されているので、ワイヤー23の他端が引き寄せられることになる。
According to the locking device having the above-described configuration, as shown in FIG. 4B, when the user sits on the wheelchair, the
ワイヤー23(23a、23b)の他端は中継ボックス25内で結束部材26により係合ピン41のワイヤー23(23e、23f)と連結されているので、ワイヤー23e、23fが同時に引き寄せられ、このワイヤー23に固定された係合ピン41もスプリング42に抗して引き寄せられることになり、図9(b)に示すように、係合ピン41の先端は円盤5の係合孔50から退避し、円盤5のロックを解除するので車輪4は回転可能になり、利用者は車椅子に座った状態で車輪4を動かして移動することができるようになる。
Since the other end of the wire 23 (23a, 23b) is connected to the wire 23 (23e, 23f) of the engaging
一方、利用者が車椅子の座面2から離れると、図4(a)に示すように、回動板12はスプリング14の収縮力でヒンジ11を中心に上方に回動するので、アウターケーブル22の押し下げが解除され、これに伴いワイヤー23の押し下げも解除されるので係合ピン41はスプリング42に付勢されて前進し、係合ピン41の先端41aは円盤5の係合孔50に係合する(図9(a)参照)。係合ピン41の先端41aが係合孔50に係合すると、円盤5の回転は阻止され結果として車輪4の回転も阻止されるので、利用者が車椅子から離れる際には自動的に車輪4がロックされ車椅子が勝手に動き出して利用者が転倒する事故を未然に防止することができる。
On the other hand, when the user leaves the
上述のように、利用者が車椅子の座面2に座るか否かで、係合ピン41が円盤5の係合孔50に係合するか否かが自動的に選択され、利用者が意識することなく車輪4のロックとロック解除とを自動的に行なうことができる。
As described above, whether or not the
また、図10に示すように、車椅子Aを折り畳むとフレーム27は上方に回動するので、図6(b)に示すように、フレーム27に固定されたプレート28も反時計方向に回動し、プレート28に固定されたワイヤー23cはアウターケーブル22cから引き出されるように引っ張られることになり、このワイヤー23cに中継ボックス内で結束部材26で連結された後述するロック装置6側のワイヤー23(23e、23f)が同時に引っ張られることになり、図9(b)に示すように、係合ピン41の先端は円盤5の係合孔50から退避し、円盤5のロックを解除するので車輪4は回転可能になり、利用者の家族や管理者が車椅子Aを移動する際、車椅子を折り畳むだけで車輪4のロックが解除されるので、ロック解除を意識することなく容易に車椅子を移動させることができる。
Also, as shown in FIG. 10, when the wheelchair A is folded, the
なお、車椅子に利用者が座っていない状態では車輪4がロックされているので、管理者や家族が車椅子Aを移動させる際は、レバー31を握ってワイヤー23dを引き操作すると、ワイヤー23dの先端は中継ボックス25内で他のワイヤーと連結されているので、駆動機構3のワイヤー23(23a、23b)が引っ張られていなくてもレバー33のワイヤー23dがロック機構側のワイヤー23(23e、23f)を引っ張るので、このワイヤーの先端に固定された係合ピン41がスプリング42に抗して引き寄せられることになり、係合ピン41の先端41aは円盤5の係合孔50から退避し、円盤5のロックを解除するので車輪4は回転可能になり、車椅子に利用者が座っていなくても車椅子を移動させることができる。
In addition, since the
図11は上記車椅子に利用者が座って、介護なしに自立で走行する場合の車輪4の逆転を防止する為の車輪逆転防止装置Cを設けた車椅子Aを示し、この逆転防止装置Cは、図12に示すように、円盤5の係合孔50に係脱するラチェットピン60と、このラチェットピン60をスライド可能に支持するとともに車椅子Aに固定される支持フレーム61からなる逆転防止機構62と、操作レバー63(図11参照)とで構成されている。
FIG. 11 shows a wheelchair A provided with a wheel reversal prevention device C for preventing the
操作レバー63は、上述のパーキング機能付きレバー装置31と同等の操作レバーで構成されていればよい。この操作レバー63は、レバー64を引くとアウターケーブル65内のワイヤー66が引っ張られるようになっているもので、ロックボタン67を押し込むとレバー64の回動状態が維持されワイヤー66が引かれた状態が維持され、ロックボタン67を引き出すとレバー64が元に戻りワイヤー66の引っ張りが解除されるようになっているものである。
The
一方、逆転防止機構62は、上述のロック機構6のフレーム40と同様に形成されるとともに車椅子に固定される支持フレーム61に前後にスライド可能に配置されたラチェットピン60を前後にスライド可能に配置したものである。このラチェットピン60は先端60aが車椅子の進行方向に対して斜めに突出して形成されるとともに、ラチェットピン60が円盤5の係合孔50に没入しないように斜面の後端は側方に突出して張出部60bが形成されている。なお、ラチェットピンの幅が円盤5の係合孔50の径よりも幅広に形成されていてもよい。
On the other hand, the reverse
そして、ラチェットピン60の後端にはワイヤー66の一端が固定され、スプリング68に付勢されて係止ピン69が支持フレーム61の前板61aに当接するまで前方に突出すると円盤5の係合孔50に先端60aが係合するようになっており(図13(b)参照)、ワイヤー66が引かれるとラチェットピン60はスプリング68に抗して強制的に後退させられ、円盤5の係合孔50から先端60aが外れるようになっている(図13(a)参照)。このワイヤー66はアウターケーブル65内を通して他端が操作レバー63のレバー64に連結されている(図11参照)。
Then, one end of the
上記構成の車輪逆転防止装置Cによれば、座面2に座ったときには、図13(a)に示すように、係合ピン41はワイヤー23に引かれて先端が円盤5の係合孔50から退避している状態になっており、操作レバー63を引き操作したときには、ラチェットピン60もスプリング68に抗して引っ張られて先端60aが円盤5の係合孔50から退避している状態になっているので、円盤5は車椅子の前進方向(矢印a方向)及び後退方向(矢印b方向)の何れの方向へも回転可能な状態になっている。
According to the wheel reverse rotation preventing device C having the above-described configuration, when sitting on the
そして、操作レバー63のロックボタン67を操作してレバー64のロック状態を解除すると、ラチェットピン60の引っ張りを解除が解除されるので、ラチェットピン60はスプリング68に付勢されて円盤5側に突出し、先端60aが係合孔50に係合する状態になる。この状態では、図13(b)に示すように、張出部60bが円盤5の側面に当接し、ラチェットピン60が係合孔50に没入することはない。この状態では、円盤5はラチェットピン60に阻止されて後退方向(矢印b方向)には回転することはできない。つまりこの円盤5が取り付けられた車輪も後退方向に回転することはできない。
Then, when the
一方、ラチェットピン60の先端は車椅子の前進方向に斜めに突出して形成されているので、円盤5が前進方向(矢印a方向)に回転(車椅子が前進)するときは、図13(c)に示すように、係合孔50がラチェットピン60を押し戻しながら円盤5は回転することができるので、この円盤5が取り付けられた車輪を前進方向に回転させることができる。
On the other hand, since the tip of the
上述したように、利用者が車椅子に座った状態で、車椅子を移動させる場合、ラチェットピン60を円盤5の係合孔50から退避させた状態であれば(図13(a)参照)、車椅子を前進、後退いずれにも移動させることができるが、ラチェットピン60を円盤5の係合孔50に係合させた状態では、円盤5の回転方向を制限させることができる(後退方向の回転を阻止)ので(図13(b)参照)、利用者が単独で車椅子を移動させる際、上り坂で車椅子が逆走するのを防止することができ、走行面が傾斜していても操作レバー63の操作を行なうことにより安全に走行させることができる車椅子を実現することができる。
As described above, when the wheelchair is moved while the user is sitting on the wheelchair, if the
なお、上述の車輪逆転防止機構では、同一の支持フレーム61に円盤をロックするロック機構(係合ピン)も一体に組み込んだ場合で説明したが、車輪逆転防止機構を構成する支持フレームをラチェットピンを単独で支持する支持フレームで構成しても構わない。
In the above-described wheel reversal prevention mechanism, the case where the lock mechanism (engagement pin) for locking the disk is integrally incorporated in the
1 フレーム
2 座面
3 駆動機構
4 車輪
5 円盤
6 ロック機構
10 支持部材
12 回動部材
22 アウターケーブル
23 ワイヤー
41 係合ピン
50 係合孔
60 ラチェットピン
62 逆転防止機構
A 車椅子
B 車輪ロック装置
C 車輪逆転防止装置
DESCRIPTION OF
Claims (5)
(イ)上記車輪ロック装置は、車椅子のフレームに固定されるとともに座面の両側部の少なくとも一方に配置された駆動機構と、車椅子の車輪に固定された円盤と、この円盤をロックするロック機構とで構成されていること
(ロ)上記駆動機構は車椅子のフレームに固定される支持部材と、該支持部材に支持され座面の上下に連動して上下に回動する回動部材とで構成され、上記回動部材にはアウターケーブルの一端を固定し、該アウターケーブルの他端は上記ロック機構まで配設されていること
(ハ)上記円盤の外周側には係合孔を周方向に多数形成し、上記ロック機構は上記円盤に形成された係合孔に径脱する係合ピンと、該係合ピンをスライド可能に支持するとともに車椅子に固定されたフレームとで構成されていること
(二)上記アウターケーブルにはワイヤーが挿通され、アウターケーブルから引き出したワイヤーの一端は上記支持部材に固定され、他端は上記係合ピンに固定されていること A wheel lock device for a wheelchair comprising the following requirements:
(A) The wheel lock device is fixed to a wheelchair frame and disposed on at least one of both sides of the seat surface, a disk fixed to a wheelchair wheel, and a lock mechanism for locking the disk (B) The drive mechanism is composed of a support member fixed to the wheelchair frame and a rotating member that is supported by the support member and rotates up and down in conjunction with the up and down of the seating surface. One end of the outer cable is fixed to the rotating member, and the other end of the outer cable is disposed up to the lock mechanism. (C) An engagement hole is provided in the circumferential direction on the outer peripheral side of the disk. The lock mechanism is formed in large numbers, and is configured by an engagement pin that detaches from an engagement hole formed in the disk, and a frame that slidably supports the engagement pin and is fixed to the wheelchair ( 2) Above a The terpolymer cable is inserted a wire, the end of the wire drawn from the outer cable is fixed to the support member, the other end is fixed to the engaging pin
(イ)上記車輪逆転防止装置は前記円盤の係合孔に係脱するラチェットピンと、該ラチェットピンをスライド可能に支持するとともに車椅子に固定されたフレームとからなる逆転防止機構と、車椅子のフレームに設けた操作レバーとで構成され、該操作レバーと上記ラチェットピンとはワイヤーで連結され、上記ラチェットピンは上記操作レバーの操作によって上記車輪の係合孔に係脱すること
(ロ)上記ラチェットピンの先端は車椅子の前進方向に斜めに突出して形成されていること A wheel reversal prevention device for a wheelchair comprising:
(A) The wheel reverse rotation preventing device includes a ratchet pin that engages / disengages in the engagement hole of the disk, a reverse rotation prevention mechanism that includes a frame that slidably supports the ratchet pin and is fixed to the wheelchair, and a wheelchair frame. The operation lever and the ratchet pin are connected by a wire, and the ratchet pin is engaged with and disengaged from the engagement hole of the wheel by the operation of the operation lever. The tip is formed to protrude diagonally in the forward direction of the wheelchair
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Family Applications (1)
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JP2010040185A Pending JP2011172799A (en) | 2010-02-25 | 2010-02-25 | Wheel lock device, and wheel backstop for wheelchair |
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JP (1) | JP2011172799A (en) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2018212492A1 (en) * | 2017-05-16 | 2018-11-22 | 이일열 | Wheelchair brake unit |
CN112568666A (en) * | 2020-12-29 | 2021-03-30 | 朱志美 | Fine arts exhibition of paintings show shelf convenient to collect |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000166972A (en) * | 1998-12-08 | 2000-06-20 | Tsubakimoto Chain Co | Braking mechanism of auxiliary chair for travelling |
JP2002031169A (en) * | 2000-07-14 | 2002-01-31 | Kawamura Cycle:Kk | Brake mechanism and wheelchair using this |
JP2003153961A (en) * | 2001-11-20 | 2003-05-27 | Noritaka Kimura | Wheelchair with automatic brake |
JP2004016406A (en) * | 2002-06-14 | 2004-01-22 | Tsunayoshi Obata | Wheelchair |
JP2004267362A (en) * | 2003-03-06 | 2004-09-30 | Kawamura Cycle:Kk | Rear wheel reverse rotation preventing mechanism for wheelchair |
JP2007307348A (en) * | 2005-10-31 | 2007-11-29 | Gunji Kk | Wheel lock device for wheelchair |
-
2010
- 2010-02-25 JP JP2010040185A patent/JP2011172799A/en active Pending
Patent Citations (6)
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