JP2011171560A - 負荷時タップ切換器 - Google Patents

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保 井上
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好一 保科
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Naoki Eguchi
直紀 江口
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Abstract

【課題】切換開閉器部の絶縁駆動軸部分の絶縁耐圧の向上を図り、さらに絶縁信頼性のある環境適合型の負荷時タップ切換器を得る。
【解決手段】負荷時タップ切換器20は、上蓋21と、上蓋21から吊下して取り付けられる支持金具23と、支持金具23に支持される上下一対の内部電極30,31を樹脂絶縁体32でモールド形成した電極モールド体24と、支持金具23の下端部に支持される切換開閉器25と、電極モールド体24の周囲に配置される円筒状の支持絶縁体26と、支持絶縁体26および切換開閉器25の周囲に外部と電気絶縁状態に配置される絶縁円筒容器22と、絶縁円筒容器22の内部に充填される絶縁ガスG1と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は負荷時タップ切換を行うガス絶縁変圧器用として好適なタップ切換器に係り、特に、ガス系統内のトラブルによる切換開閉器のガス圧低下を抑制可能な負荷時タップ切換器に関する。
最近の用地の入手困難などにより変電所などはよりコンパクト化され地下型に移行しつつある。そのような変電所においては変圧器,開閉装置ともガス絶縁化した全ガス絶縁変電所になることが多い。この様な全ガス絶縁変電所にすることにより、防災面からもメリットが生じ最近特に注目されている。これに伴って、今次のガス絶縁変圧器に用いられる負荷時タップ切換器もガス絶縁方式が採用されるようになってきている。
従来のガス絶縁方式を採用した負荷時タップ切換器は、絶縁円筒容器内に切換開閉器部を設け、この絶縁円筒容器の下部にタップ選択器部を連結し、その切換開閉器部およびタップ選択器部を絶縁円筒容器の中心軸方向に貫挿された絶縁棒の駆動軸によって切換操作されるように構成されている。そして、負荷時タップ切換器全体は絶縁円筒容器の上部開口部を閉蓋する上蓋を利用して吊り上げられる。このようにして構成された負荷時タップ切換器が、ガス絶縁変圧器のタンク内に収納されるとともに負荷時タップ切換器の上蓋を利用して変圧器タンク内に装架されている。
このようなガス絶縁変圧器および負荷時タップ切換器においては充填される絶縁媒体として一般的にSFガスが用いられている。このSFガスは、空気と比較して約100倍の消弧性能と約3倍の絶縁性能を持つことが知られている。SFガスの使用は、環境面から地球温暖化の指標の一つとして地球温暖化係数GWP(Global Warming Potential)があり、一定量放出したときの温暖化への寄与度は現状では比較的小さい。
すなわち、SFガスは化学的に極めて安定で、大気中寿命が3200年と長く、赤外線吸収量も大きいため、SFガスのGWPは空気と比較して23900倍と極めて大きい。また、一方で地球温暖化への寄与の大きさはGWPと大気中濃度の積で与えられ、現時点ではSFガスの大気中濃度が極めて低いため、SFガスの影響力はCOに比べると極めて小さい。しかしながら、GWPが大きいということは温暖化への潜在的影響力が大きいということであり、今後SFガスの排出量が増え、大気中での濃度が増加すると、その影響力はCOと比較してかなり大きくなる可能性もある。
このような観点から、1997年12月に京都で開催された第3回気候変動に関する国際連合枠組み条約締約国会議(COP3)において、SFも削減対象ガスとして加えられ、排出の抑制と削減についての対応が要求されている。このように環境面からも、SFガスの使用削減が望まれている。
このような環境上の観点から近年においては、SFガスを用いない、あるいは使用量の削減を目的とした種々の絶縁ガスを使用した絶縁機器の開発が進められている。
一方では、それらの絶縁ガスの絶縁強度は一般的にSFガスに比べて低く、例えばSFガスの代替ガスとして注目されている窒素ガスの絶縁強度は、SFガスのそれの約30%程度となっている。
このようなことから、従来のこの種ガス絶縁変圧器用負荷時タップ切換器として、種々の絶縁ガスの絶縁強度に頼ることなく、耐電圧的に優れた負荷時タップ切換器の開発が進められている。
従来のこの種ガス絶縁変圧器用負荷時タップ切換器として、例えば[特許文献1]に示されるようなものがある。
すなわち、[特許文献1]について、図4を参照して説明する。
図4に示すガス絶縁変圧器用負荷時タップ切換器1は、上蓋2を有する絶縁円筒容器3内に切換開閉器部4を設け、図示しないタップ選択器は絶縁円筒容器3の下部に連結して組み合わされている。
絶縁円筒容器3は、上蓋2の下面の金属製取付座5にボルトによって取り付けられている。切換開閉器部4は、図示のように支持絶縁円筒6を介して上蓋2の下面に垂下されている。支持絶縁円筒6の上端は、上蓋2の金属製取付座7に固定され、その下端は切換開閉器部4の金属製取付座8に固定されている。
上蓋2を貫通する絶縁駆動軸9の上端は、図示しない駆動機構に連結され、その下端は切換開閉器部4の内部開閉機構に連結されている。切換開閉器部4は、絶縁駆動軸9の回転によってタップ切換器の主回路の切換動作も行なうよう構成されている。
これにより、負荷時タップ切換器1は、全体をガス絶縁変圧器のタンク内に挿入され、上蓋2の部分を介して変圧器タンク側に固定される。
従って、ガス絶縁変圧器と絶縁協調をとるため、絶縁円筒容器3および支持絶縁円筒6の内部もガスが充填される。また、電界の集中する可能性のある金属製取付座7および8、支持絶縁円筒6内上部に設けた低圧側のリング状シールド10,支持絶縁円筒6内の底部に設けた高圧側のリング状シールド11および支持絶縁円筒6の外側に配置した高圧側のリング状シールド12で電界的に覆った構成により、電界の集中は有効に緩和され、かつ低圧側と高圧側との絶縁距離を大きくとることができる。高圧側のリング状シールド11と12および絶縁円筒容器3の外側周囲に設けたリング状シールド13とリング状シールド12の相互の位置関係を設定したことにより、各リング状シールド11,12および13がそれぞれ略等しい電界集中となって絶縁耐力的にも秀れた切換装置を得ることができるようになっている。
しかしながら、このようなガス絶縁変圧器用負荷時タップ切換器1によれば、それら取付座5への電界集中を緩和させるために、高圧側リング状シールド11、低圧側リング状シールド10が取り付けられているが、相互間の絶縁距離が十分なものではなく、その絶縁強度の確保が極めて困難となっている。
また、[特許文献1]の技術によれば、切換開閉器部の支持絶縁円筒6の取付座7への電界が集中しないように、リング状のシールド10を設け、電界の均一化がなされているが、リング状のシールド10や11が切換開閉器の上下に取り付けてあり、そのためにリング状のシールド間の絶縁距離l(図4参照)が十分とはいえず、絶縁強度の低い環境適合ガスを絶縁ガスとして用いると、上下リングシールド間の絶縁強度の確保が困難となる。特に、絶縁駆動軸9や支持絶縁円筒6に対してリング状のシールドが存在しているため、等価的な絶縁距離が短くなっており、絶縁強度の確保が困難となっている。そのため、切換開閉器部4の絶縁強度を確保するためには、更なる改善を必要としている。その対策として、ガスの高圧化策もそのひとつであるが、ガス圧力上昇に伴う機密性や耐圧構成上の課題がある。
特公平5−46690号公報
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、SFガスの使用を抑制しつつ、切換開閉器部の絶縁駆動軸部分の絶縁耐圧の向上を図ることにより、地球環境に考慮した環境適合型のガス絶縁変圧器用に好適する負荷時タップ切換器を提供することを目的とする。
更に本発明の他の目的は、軽量にして小型化を図ることができる一方、製作性にも優れたガス絶縁変圧器用に好適する負荷時タップ切換器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明によれば、上蓋と、当該上蓋から吊下して取り付けられる棒状の支持金具と、当該支持金具に支持される上下一対の内部電極を樹脂絶縁体でモールドして形成した電極モールド体と、当該電極モールド体の下方に懸吊して支持される切換開閉器と、電極モールド体の周囲に所要の間隔を存して配置される円筒状の支持絶縁体と、当該支持絶縁体および切換開閉器の周囲に所要の間隔を存して外部と電気絶縁状態に配置される絶縁円筒容器と、当該絶縁円筒容器の内部に充填される絶縁ガスと、を具備したことを特徴とする負荷時タップ切換器を提供する。
また、上記目的を達成するために、上蓋と、当該上蓋から吊下して取り付けられる棒状の支持金具と、当該支持金具に支持される上下一対の内部電極を樹脂絶縁体でモールドして形成した電極モールド体と、当該電極モールド体の下方に懸吊して支持される切換開閉器と、電極モールド体の周囲に所要の間隔を存して配置される円筒状の支持絶縁体と、当該支持絶縁体および切換開閉器の周囲に所要の間隔を存して外部と電気絶縁状態に配置される絶縁円筒容器と、当該絶縁円筒容器の内部に充填される絶縁ガスと、を具備し、電極モールド体には、その平面部から突出させて支持金具を保持する支持金具保持部と、保持された支持金具と導電的に接続するように、内部電極に形成した導電端部を備えたことを特徴とする負荷時タップ切換器を提供する。
切換開閉器部の絶縁駆動軸部分の絶縁耐圧の向上を図り、さらに絶縁信頼性のある環境適合型であって、地球環境に考慮した、信頼性の高い、電気的・機械的強度に対しても優れ、且つ軽量にして小形化したガス絶縁変圧器用として好適する負荷時タップ切換器が提供できる。
本発明の負荷時タップ切換器における切換開閉器部の一実施例を示す要部断面図。 図1のA−A線に沿う断面図。 図1のモールド電極部の拡大断面図。 従来の負荷時タップ切換器における切換開閉器部を示す要部断面図。
以下、本発明の負荷時タップ切換器の実施形態について、図1乃至図3を参照して説明する。
負荷時タップ切換器20の外郭は、図1および図2に示すように、上蓋21と、周壁部の絶縁円筒容器22とから構成される。
外郭内には、上蓋21から吊下して取り付けられる棒状の絶縁駆動軸である支持金具23の中間部に支持される電気絶縁性の電極モールド体24と、下端部に支持される切換開閉器25が設けられる。
電極モールド体24の周囲に所要の間隔を存して取り囲むように円筒状の支持絶縁体26が配置される。この支持絶縁体26は、上蓋21と切換開閉器25間を連結している。また、絶縁円筒容器22の外側には、負荷時タップ切換器20を内部設置する図示しないトランス内のガス圧に十分に耐えられるように絶縁円筒容器22の外側面に取付けた板状の補強材27である。この絶縁円筒容器22は、図示しないトランス内のガスとは、気密的に取付けられる。
電極モールド体24は、図3に示すように、上下一対の平板状の内部電極30,31と、当該内部電極30,31全体を外側から覆うように一体モ−ルド成型した樹脂絶縁体32とから構成される。この内部電極30,31は、電気伝導性のよいアルミニウム材が用いられた円板状の電極であって、その平面部30a,31aが相互に所要の間隔Lを存して平行に対向配置される。
また、内部電極30,31の平面部30a,31aから支持金具23の方向に突出して電極端部30b,31bが設けられ、支持金具23側に一体的に設けた支持金具係合部34a,34b側に導電的に接続される。
樹脂絶縁体32は、絶縁性の優れたエポキシ樹脂層から一体モールド形成されたものであって、切換開閉器25を支持する上蓋21側の取付座28aの近傍に設けられ、当該取付座28aや絶縁円筒容器22側の取付座29の電界集中を緩和する働きを有する。
支持金具係合部34a,34bを保持するために、樹脂絶縁体32側に支持金具保持部35a,35bが設けられる。
このような構成の電極モールド体24は、この電極モールド体24自体の製作にあたって、例えば一体モールド製作工法を採用した場合には、製造工程を短縮することができる。
具体的には、図3に示すように、内部電極30,31の電極端部30b,31bを支持金具保持部35a,35b側に露出させた状態で一体モールド製作することができる。このような成型方法の採用が可能であるので、電極モールド体24自体を半製品として製作準備することができる。
そして、この電極モールド体24の支持金具保持部35a,35bに支持金具23の支持金具係合部34a,34bを嵌合することにより、この支持金具係合部34a,34bと内部電極30,31とを導電的に接合することができる。
電極モールド体24の樹脂絶縁体32は、支持絶縁体26の長さである上蓋21と切換開閉器25間の距離に対して沿面距離が大きく取れるようにしている。
すなわち、樹脂絶縁体32の中央部が支持金具23の方向と直交する方向に突出して表面が滑らかな曲面状に形成される。
なお、樹脂絶縁体32は、一体モールドにより形成したが、樹脂絶縁体32は、図3に示す中心線X−Xを基準にして、上下部分が対象構造になっているので、上下部分の何れか一つを二つ組み合わせて接合し、一つの電極モールド体24を構成するようにしてもよい。
更には、上下部分が相互に必ずしも対称構造である必要はなく、基本構成に変化がない範囲で適宜寸法や形状の変化を取り入れても差し支えない。
支持絶縁体26および絶縁円筒容器22内には、図1および図2に示すように、電気絶縁特性の良好な絶縁ガスG1が充填され、外部に対して密閉状態に設けられる。
また、この絶縁ガスG1は、例えば窒素ガス,乾燥空気または炭酸ガスのいずれかによる単体ガスあるいはこれら単体ガスおよびSFガスのいずれかを含む混合ガスが用いられ、例えばガス圧が0.2メガパスカル(MPa)程度に設定される。
この絶縁ガスG1は、絶縁円筒容器の外側、すなわち図示しないトランス本体内に封入される絶縁ガスG2の方が高いガス圧である、例えば0.7メガパスカル(MPa)程度が設定される。
次に、負荷時タップ切換器20の作用を、図1乃至図3を参照して説明する。
負荷時タップ切換器20が作動中において、支持金具23を操作してタップ切換えが行なわれると、支持絶縁体25側の取付座28aに相当量の電界が発生するが、取付座28aの近傍に位置する電極モールド体24の樹脂絶縁体32により当該樹脂絶縁体32の沿面絶縁距離が、図3のyで示すように相当長くなることからこの距離に相応した絶縁効果が得られる。
この沿面絶縁距離は、電界集中の程度に応じて任意長にすることができるので電界集中の弊害を除去することができる。すなわち、電界集中が起生することにより絶縁劣化症状を抑制する作用を得ることができる。
なお、取付座28aの近傍に起生する電界は、電極モールド体24の樹脂絶縁体32によって緩和することができ、従来用いられていたような低圧側のリング状シールドが不要となる。
また、樹脂絶縁体32の中央部を支持金具23の方向と直交する方向に突出して表面が滑らかな曲面状に形成するようにしたので、支持絶縁体26の長さを短くすることができる。従って、負荷時タップ切換器20全体として、小形・軽量化を図ることができる。
なお、電極モールド体24の平板状の内部電極30,31は、例えばエポキシ樹脂を用いた絶縁材により、充填モールドされているため、図2に示すように短い絶縁距離Lでも絶縁強度はガスに比べて高くなり、なんら絶縁強度上問題になることはない。
また、電極モールド体24の平板状の内部電極30,31によって、等電位分布が制御できるので、高耐圧化した負荷時タップ切換器の切換開閉器が得られる。
更に、内部電極30,31と樹脂絶縁体32の接触面積が大きく、且つモールドにより一体的に形成されるので、機械的にも信頼性のある負荷時タップ切換器の切換開閉器が得られる。
一方、絶縁円筒容器22は、外部からガス圧力を受けているので、外側からの圧力により、絶縁円筒容器22には座屈力が働くようになるが、絶縁円筒容器22の外側に取り付けている補強材27により強度を保つことができる。特に、絶縁円筒容器22の外側壁面22aに補強材27を一体的に接合して取り付けているため、安定した強度を保つことができる。
また、絶縁円筒容器22内の絶縁ガスの温暖化係数がSFガスより小さいガスとしており、絶縁ガスを、例えばNガスまたはCOガスとすることにより、地球環境に配慮した負荷時タップ切換器の切換開閉器が得られる。特に、地球環境に配慮した絶縁ガスの絶縁強度がSFガスに比べて絶縁強度が低い場合にでも、樹脂絶縁体32による沿面絶縁距離を相当程度長く取れることで小型で製作性のよい、高耐圧化した負荷時タップ切換器の切換開閉器が得られる。
なお、上述した実施形態において、絶縁円筒容器22の外側に充填する絶縁ガスの種類には特に触れなかったが、絶縁円筒容器22の内側の絶縁がスの種類に関係なく、絶縁円筒容器22内部の絶縁ガスが環境を考慮した絶縁ガスであればよい。
本発明による上述した実施形態の負荷時タップ切換器20によれば、電極モールド体24の内部電極30,31の中心端部には、電極モールド体24の支持金具保持部35a,35bが設けられる一方、樹脂絶縁体32の上下部のそれぞれ表面から突出させた電極端部30b,31bが設けられ、支持金具23側に一体的に設けた支持金具係合部34a,34bを差し込むことにより導電的に接続される構成としたことにより、負荷時タップ切換器20の製作性を良好にすることができる。
更にまた、電極モールド体24の製作方法として、内部電極30,31の電極端部30b,31bを支持金具保持部35a,35b側に露出させる一方、この保持部35a,35bに支持金具23を保持させる工程で、電極端部30b,31bを支持金具保持部35a,35bに自動的に導電接続することが可能な構成とすることができる。
また、モールド体24は、一体的あるいは分割体の組合せにより構成することを可能にしたものであるから、その製作性においても向上ならしめる。
20 負荷時タップ切換器
21 上蓋
22 絶縁円筒容器
22a 外側壁面
23 支持金具(絶縁駆動軸)
24 電極モールド体
25 切換開閉器
26 支持絶縁体
27 補強材
28a,28b,29 取付座
30,31 内部電極
30a,31a 平面部
30b,31b 電極端部
32 樹脂絶縁体
34a,34b 支持金具係合部
35a,35b 支持金具保持部
G1,G2 絶縁ガス

Claims (10)

  1. 上蓋と、
    当該上蓋から吊下して取り付けられる支持金具と、
    当該支持金具に支持される上下一対の内部電極を樹脂絶縁体でモールドして形成した電極モールド体と、
    前記支持金具の下端部に支持される切換開閉器と、
    前記電極モールド体の周囲に所要の間隔を存して取り囲むように配置される円筒状の支持絶縁体と、
    当該支持絶縁体および切換開閉器の周囲に所要の間隔を存して外部と電気絶縁状態に配置される絶縁円筒容器と、
    当該絶縁円筒容器の内部に充填される絶縁ガスと、を具備したことを特徴とする負荷時タップ切換器。
  2. 前記上下一対の内部電極は、平面部が所要の間隔を存し、且つ相対向して設けた平板状のものであることを特徴とする請求項1記載の負荷時タップ切換器。
  3. 前記上下一対の内部電極は、アルミニウム材製であることを特徴とする請求項1または2記載の負荷時タップ切換器。
  4. 前記樹脂絶縁体は、中央部が支持金具23の方向と直交する方向に突出して表面が滑らかな曲面状に形成されたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項記載の負荷時タップ切換器。
  5. 前記樹脂絶縁体は、エポキシ樹脂層から構成したことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項記載の負荷時タップ切換器。
  6. 前記絶縁ガスは、SFガスより地球温暖化係数の小さい絶縁ガスであることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項記載の負荷時タップ切換器。
  7. 前記絶縁ガスは、窒素ガス,乾燥空気または炭酸ガスのいずれかによる単体ガスあるいはこれら単体ガスおよびSFガスのいずれかを含む混合ガスであることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項記載の負荷時タップ切換器。
  8. 前記絶縁円筒容器の絶縁ガスは、前記絶縁円筒容器の外側の絶縁ガスの封入圧力より低い圧力で封入したことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項記載の負荷時タップ切換器。
  9. 前記絶縁円筒容器は、その外側面に補強材を取付けたことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか一項記載の負荷時タップ切換器。
  10. 前記電極モールド体には、その平面部から突出させて支持金具を保持する支持金具保持部と、前記保持された支持金具と導電的に接続するように、内部電極に形成した導電端部を備えたことを特徴とする請求項1乃至9のいずれか一項記載の負荷時タップ切換器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016207962A (ja) * 2015-04-28 2016-12-08 株式会社東芝 ガス絶縁型負荷時タップ切換装置

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