JP2011171266A - Led照明を備えるハニカムパネル - Google Patents

Led照明を備えるハニカムパネル Download PDF

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直毅 中野
Minoru Suzuki
稔 鈴木
Naoaki Iida
尚明 飯田
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Abstract

【課題】内蔵するLED照明ユニットの形状や大きさに自由度を持たせることが可能なLED照明を備えるハニカムパネルを提供すること。
【解決手段】一対の面板1a,1bとこれら面板1a,1b間に枠材2及びコア材6が配置固定されたハニカムパネルにおいて、面板1a,1b間の空間にコア材6を配置しない区画部7を設け、区画部7に位置する一方の面板1aのパネル内側面に台座10を接合すると共に、区画部7に位置する他方の面板1bに貫通孔8を設け、台座10上にLED照明ユニット20を固定して、区画部7内にLED照明ユニット20を組み込む。
【選択図】 図2

Description

この発明は、LED照明を備えるハニカムパネルに関するものである。
従来、建物の側面に設ける庇や屋外に設置されるシェルターの屋根として、軽量で強度、耐候性に優れたろう付けハニカムパネルが用いられている。このような屋根には、使用する人の利便性のため、下面に照明を設ける場合がある。
例えば、庇を構成するろう付けハニカムパネル内にLED照明を内蔵させることで、庇の外観を損ねることなく庇に照明機能を付与している(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−328936号公報(特許請求の範囲、図2)
しかしながら、特許文献1記載の構造では、ハニカムパネルを構成する枠材に予め補強部材を付設すると共に、該補強部材にLED照明ユニットの収容部を一体とし、さらに補強部材及び収容部がハニカムパネル本体と一体となっているため、配置可能なLED照明ユニットの大きさ及び形状に制限がある。したがって、使用目的に応じた光量を有するLED照明ユニットをハニカムパネルに内蔵することができない懸念があった。
この発明は上記事情に鑑みなされたもので、内蔵するLED照明ユニットの形状や大きさに自由度を持たせることが可能なLED照明を備えるハニカムパネルを提供する。
上記課題を解決するために、第1の発明は、一対の面板とこれら面板間に枠材及びコア材が配置固定されたハニカムパネルにおいて、上記面板間の空間に上記コア材を配置しない区画部を設け、上記区画部に位置する一方の上記面板のパネル内側面に台座を接合すると共に、上記区画部に位置する他方の面板に貫通孔を設け、上記台座上にLED照明ユニットを固定してなる、ことを特徴とする。
このように構成することにより、ハニカムパネル内に予めLED照明ユニットを内蔵するための区画部と、LED照明ユニットを固定するための台座を設けることができ、LED照明ユニットを配置する空間を任意の位置にかつ任意の大きさに設けることができる。特に、LED照明ユニットの形状を例えば円形や矩形等任意の形状にすることができる。また、LED照明ユニットを構成するLED照明単体の数を任意の数にすることができ、各区画部によってLED照明単体の数を変えることによって照射光量に変化を持たせることができる。
第1の発明において、上記区画部は上記枠材によって形成されている方が好ましい。
このように構成することにより、LED照明ユニットを内蔵するための区画部を枠材によって規定することができる。
また、第2の発明は、一対の面板とこれら面板間に枠材及びコア材が配置固定されたハニカムパネルにおいて、上記面板間に上記コア材を配置しない区画部を上記枠材によって形成すると共に、上記枠材に台座を固定し、上記区画部に位置する上記面板に貫通孔を設け、上記台座上にLED照明ユニットを固定してなる、ことを特徴とする。
このように構成することにより、ハニカムパネル内に予めハニカムパネルを構成する枠材によってLED照明ユニットを内蔵するための区画部を形成すると共に、枠材にLED照明ユニットを固定するための台座を設けることができ、LED照明ユニットを配置する空間を任意の位置にかつ任意の大きさに設けることができる。
第2の発明において、上記台座を、上記面板の内側面及び上記枠材に当接されると共に、枠材に固定される当接部と、該当接部に接合される、上記LED照明ユニットを固定するための固定部とで構成する方が好ましい。
このように構成することにより、台座は、面板に直接固定されない当接部と、該当接部に接合されるLED照明ユニットを固定するための固定部とからなるので、LED照明ユニットの固定を容易かつ強固にすることができる。
また、この発明において、上記一対の面板とこれら面板間に配置される上記枠材及びコア材を固定するには、ろう付けによって固定するか、あるいは、接着によって固定する方がよい。
面板と枠材及びコア材をろう付けによって固定することにより、面板の溶接や曲げが可能となるため、パネルの大きさや形状に自由度を持たせることができる。
面板と枠材及びコア材を接着によって固定することにより、面板の平滑性が維持できるので、外観が優れる。また、台座を枠材に固定する場合は、台座と面板が直接接合されることがないので、台座による変形を防ぎ、外観を良好にすることができる。
この発明によれば、上記のように構成されているので、以下のような顕著な効果が得られる。
ハニカムパネルに予めLED照明ユニットを配置する空間を任意の位置にかつ任意の大きさに設けることができるので、LED照明ユニットの形状や大きさに自由度を持たせることができる。
また、ハニカムパネル内に予めLED照明ユニットを内蔵するための区画部と、LED照明ユニットを固定するための台座を設けることにより、LED照明ユニットの設置が容易となる。この場合、区画部を枠材によって形成し、LED照明ユニットを内蔵するための区画部を枠材によって規定することにより、区画部の確保が容易となり、かつコア材を配置しないことによる区画部の空間の強度低下を防止することができる。
また、ハニカムパネル内に予めハニカムパネルを構成する枠材によってLED照明ユニットを内蔵するための区画部を形成すると共に、枠材にLED照明ユニットを固定するための台座を設けることにより、区画部の確保が容易となり、かつ台座を面板に直接固定(接合)することなく、枠材に固定することができるので、ハニカムパネル特に面板の変形を抑制することができる。この場合、台座を、面板に直接固定されない当接部と、該当接部に接合されるLED照明ユニットを固定するための固定部とで構成することにより、LED照明ユニットの固定を容易かつ強固にすることができる。
また、面板と枠材及びコア材をろう付けによって固定することにより、面板の溶接や曲げが可能となるため、パネルの大きさや形状に自由度を持たせることができる。
また、面板と枠材及びコア材を接着によって固定することにより、面板の平滑性が維持できるので、外観が優れる。
この発明に係るLED照明を備えるハニカムパネルの使用状態の一例を示す概略斜視図である。 この発明に係るろう付けハニカムパネルの一例を示す底面図(a)及び(a)のI−I線に沿う概略断面図(b)である。 この発明に係るろう付けハニカムパネルの第1実施形態の要部を断面で示す底面図である。 図3の要部の拡大断面図である。 第1実施形態におけるLED照明ユニットを取り付ける前の状態を示す底面図である。 第1実施形態におけるLED照明ユニットとカバーを取り付ける状態を示す分解断面図である。 この発明に係るろう付けハニカムパネルの第2実施形態の要部を断面で示す底面図である。 図7の要部の拡大断面図である。 第2実施形態におけるLED照明ユニットを取り付ける前の状態を示す底面図である。 第2実施形態におけるLED照明ユニットとカバーを取り付ける状態を示す分解断面図である。 第3実施形態におけるLED照明ユニットとカバーを示す底面図である。 第4実施形態におけるLED照明ユニットとカバーを示す底面図である。
以下に、この発明に係るろう付けハニカムパネルの実施形態を添付図面に基づいて詳細に説明する。ここでは、この発明に係るLED照明を備えるハニカムパネル(以下にパネルという)を屋外に設置されるバスターミナル等のシェルターの屋根に適用した場合について説明する。
この場合、屋根に適用されるパネルPは、後述する複数のLED照明ユニット20を備えており、地面Gに互いに平行に立設される複数の支柱Cの上端から水平に突設される互いに平行な片持梁(図示せず)に吊持されている。
<第1実施形態>
第1実施形態のパネルPは、矩形状のアルミニウム製の一対の面板1a,1bと、面板1a,1b間の周辺に配置されるアルミニウム製の押出形材にて形成される主枠材2と、面板1a,1bと主枠材2とで形成される空間内の長手方向に配置される互いに平行な2本のアルミニウム製の押出形材にて形成される縦枠材3と、隣接する縦枠材3間に介在され、隣接する両縦枠材3と協働して区画部7を形成する互いに平行なアルミニウム製の横枠材4と、一方の縦枠材3の区画部7側と主枠材との間に配置されるアルミニウム製の押出形材にて形成される補助枠材5と、区画部7を除く面板1a,1bと主枠材2と縦枠材3、横枠材4及び補助枠材5間の空間内に介在されるアルミニウム製のコア材6と、LED照明ユニット20を固定するためのアルミニウム製の台座10と、をろう付けにより一体に形成されている。
この場合、主枠材2、縦枠材3、横枠材4及び補助枠材5は、中空矩形断面の押出形材にて形成されている。また、コア材6は中空筒状のコア単体を集合させて形成されている。
上記区画部7は、隣接する縦枠材3と、両縦枠材3に直交状に連接する2本の横枠材4とで矩形状に形成されている。この場合、区画部7に位置する一方の面板1aのパネル内側面に例えばドーナツ状の台座10が溶接されている。また、区画部7に位置する他方の面板1bに例えば円形状の貫通孔8が設けられており、この貫通孔8を介してLED照明ユニット20が区画部7内に内蔵されるようになっている。
なお、LED照明ユニット20は、複数例えば3個のLED照明単体20aを取付ねじ21にて固定する円板状の取付板22を具備しており、この取付板22の周辺側の同心円上の3箇所に取付孔23が設けられている。
上記台座10の同心円上の3箇所には、取付板22に設けられた取付孔23Aと対応するねじ孔10aが設けられており、LED照明ユニット20を台座10に固定するための固定ねじ24がねじ結合可能になっている。これにより、LED照明ユニット20を台座10に固定するには、まず、取付板22に設けられた取付孔23を挿通する取付ねじ21を用いてLED照明ユニット20と取付板22を固定し、次に、取付板22に設けられた取付孔23Aを挿通する固定ねじ24を、台座10に設けられたねじ孔10aにねじ結合することで、LED照明ユニット20を台座10に固定することができる。
なお、LED照明ユニット20を内蔵した後のパネルPの貫通孔8には、透光部を有するカバー30が取り付けられる。この場合、カバー30は、図3に示すように、LED照明ユニット20の外周に僅かな隙間をおいてLED照明ユニット20の外周を包囲する筒状部32と、この筒状部32の一端に設けられた段部33に配置される円板状の透明板31(透光部)の周辺部との間にドーナツ状の第1のパッキン34aを介して被着されるドーナツ円板状の鍔部35と、筒状部32の対向する外側面にそれぞれ一端部が固定され、他端部が対向する横枠材4の側面に弾接する一対の板ばね36とを具備している。この場合、板ばね36は、筒状部32に固定される垂直片36aと、この垂直片36aの下端から円弧状屈曲部36bを介して上方に傾斜状に延在する下部円弧状傾斜片36cと、下部円弧状傾斜片36cの上端に凹状の屈曲部36dを介して傾斜状に延在する上部直状傾斜片36eと、上部直状傾斜片36eの先端から下方に屈曲する係止片36fとを具備している。このように形成されるカバー30は、下部円弧状傾斜片36cが面板1bのパネル内側面の貫通孔8の周辺部に固定された下地部材9の開口側縁部9aに係合し、先端の係止片36fが横枠材4の区画部側面に弾接係合して、パネルPの区画部7に着脱可能に装着される。
なお、鍔部35の内周辺部には上記第1のパッキン34aが接着され、外周辺部にはドーナツ状の第2のパッキン34bが接着されている。第2のパッキン34bは、カバー30をパネルPの貫通孔8に装着した際にパネルPの面板1bの貫通孔8の周辺部に密着して、区画部7内への雨水等の浸入を阻止している。
なおこの場合、カバー30の鍔部35に立設される取付ブラケット41に一端が繋着されるカバー落下防止ワイヤ40の他端に略馬蹄形状の係止片42を固着し、この係止片42を、固定ねじ25によって取付番22に固定している。このようにカバー落下防止ワイヤ40を設けることにより、カバー30は区画部7の貫通孔8から完全に取り外された状態においても落下することがない。
上記のように構成されるパネルPを作製するには、以下の手順で行うことができる。まず、一方の面板1aの周辺に4本の主枠材2を配置し、短手方向の主枠材2間に2本の縦枠材3を互いに平行に配置すると共に、区画部7を形成すべく隣接する縦枠材3間に4本の横枠材4を互いに平行に配置し、かつ、一方の縦枠材3の区画部7側と主枠材との間に補助枠材5を配置する。次に、区画部7を除く面板1a,1bと主枠材2と縦枠材3、横枠材4及び補助枠材5間の空間内に複数のコア材6を配置した後、貫通孔8を設けた他方の面板1bをセットして、図示しない固定具によって仮固定する。そして、炉(図示せず)内において所定温度(例えば、約600℃)に加熱して、一対の面板1a,1b、主枠材2、縦枠材3、横枠材4及び補助枠材5を一体ろう付けする。その後、貫通孔8を介して区画部7内に台座10を配置して溶接する。これにより、パネルPの作製と同時に区画部7内に台座10を固定することができる。
上記のようにして形成されたパネルPにLED照明ユニット20を組み込むには、予め複数例えば3個のLED照明単体20aを取付ねじ21にて取付板22に固定しておく。LED照明ユニット20をパネルPの貫通孔8を介して区画部7内に挿入し、固定ねじ24をLED照明ユニット20の取付板22に設けられた取付孔23Aを介して台座10に設けられたねじ孔10aにねじ結合することで、LED照明ユニット20を台座10に固定する。この際、カバー30に一端が繋着されたカバー落下防止ワイヤ40の他端の係止片42が固定ねじ25によって取付板22に固定される。なお、台座10に固定されたLED照明ユニット20に接続されたリード線25は、補助枠材5の中空部5a内に配線されると共に、補助枠材5に連結する主枠材2の中空部2a内に配線されて、外部の電源(図示せず)に接続される。
区画部7内にLED照明ユニット20を固定した後、カバー30の板ばね36を面板1bに設けられた貫通孔8内に挿入し、上述したように、板ばね36の下部円弧状傾斜片36cを面板1bのパネル内側面の貫通孔8の周辺部に固定された下地部材9の開口側縁部9aに係合し、先端の係止片36fを横枠材4の区画部側面に弾接係合して、カバー30を区画部7に装着する。カバー30がパネルPの装着された状態では、第2のパッキン34bが面板1bの外面に密接するので、区画部7内への雨水等の浸入が阻止される。
なお、カバー30を区画部7から取り外す場合は、カバー30の鍔部35と面板1bとの当接部間にドライバー等の工具を差し込んでカバー30を下方に押し下げて、板ばね36の係止片36fと横枠材4との係合を解いて、カバー30をパネルPから取り外す。この場合、一方の板ばね36を区画部7内の下地部材9に係止させ、カバー30をパネルPの区画部7に吊り下げた状態にすることも可能である。また、カバー落下防止ワイヤ40が設けられているので、カバー30を区画部7から完全に取り外しても落下することがない。このようにして、カバー30を区画部7から取り外して、LED照明ユニット20の交換や点検を行うことができる。
<第2実施形態>
図7は、この発明に係るハニカムパネルの第2実施形態の要部を断面で示す底面図、図8は、図7の要部の拡大断面図である。
第2実施形態のパネルPAは、第1実施形態の台座10に代えて、台座10Aを枠材例えば横枠材4に固定した場合である。この場合、台座10Aは、一方の面板1aの内側面に当接される水平片12と、水平片12の両端から直交状に折曲されて横枠材4に当接される一対の脚片13とからなる例えばアルミニウム製の押出形材にて形成されるチャンネル状の当接部11と、当接部11の水平片12の内側面の同心円上の等分された3箇所に例えば連結ねじ15によって接合されるドーナツ状のアルミニウム製の固定部14からなる。なお、固定部14には、LED照明ユニット20を固定するための固定ねじ24がねじ結合可能なねじ孔10aが同心円上の等分された3箇所に設けられている。
このように形成される台座10Aは、当接部11の両脚片13が固定手段例えば固定ねじ16によって横枠材4の区画部側面に固定される。
第2実施形態のパネルPAは、台座10Aを除く部分は、第1実施形態と同様に形成されている。すなわち、パネルPAは、矩形状のアルミニウム製の一対の面板1a,1bと、面板1a,1b間の周辺に配置されるアルミニウム製の押出形材にて形成される主枠材2と、面板1a,1bと主枠材2とで形成される空間内の長手方向に配置される互いに平行な2本のアルミニウム製の押出形材にて形成される縦枠材3と、隣接する縦枠材3間に介在され、隣接する両縦枠材3と協働して区画部7を形成する互いに平行なアルミニウム製の横枠材4と、一方の縦枠材3の区画部7側と主枠材との間に配置されるアルミニウム製の押出形材にて形成される補助枠材5と、区画部7を除く面板1a,1bと主枠材2と縦枠材3、横枠材4及び補助枠材5間の空間内に介在されるアルミニウム製のコア材6と、をろう付けにより一体に形成されている。
上記のように形成されたパネルPAの区画部7内に台座10Aを挿入し、台座10Aの当接部11の両脚片13を固定ねじ16によって横枠材4の区画部側面に固定する。このように、台座10Aの当接部11を横枠材4に固定することにより、台座10Aを面板1aに直接固定することがないので、面板1aひいてはパネルPAの変形を抑制することができると共に、LED照明ユニット20の固定を容易かつ強固にすることができる。
LED照明ユニット20を区画部7内に組み込むには、第1実施形態と同様に行う。すなわち、LED照明ユニット20をパネルPAの貫通孔8を介して区画部7内に挿入し、固定ねじ24をLED照明ユニット20の取付板22に設けられた取付孔23Aを介して台座10Aの固定部14に設けられたねじ孔10aにねじ結合することで、LED照明ユニット20を台座10Aに固定する。
なお、第2実施形態において、その他の部分は第1実施形態と同じであるので、同一部分には同一符号を付して説明は省略する。
<第3実施形態>
上記第1,第2実施形態では、LED照明ユニット20が3個のLED照明単体20aを具備する場合について説明したが、LED照明単体20aの数を任意の数、例えば図11に示すように、6個のLED照明単体20aによってLED照明ユニット20Aを形成してのよい。このように、LED照明単体20aの数を増やすことにより、照射光量を増やすことができる。また、LED照明単体20aの数を任意の数にすることによって目的に応じた照射光量のものを選択してパネルP,PAに組み込むことができる。また、一枚のパネルP,PAに設けられた複数の区画部7毎に照射光量の異なる複数のLED照明ユニット20,20A等を取り付けることも可能である。
なお、第3実施形態において、その他の部分は第1,第2実施形態と同じであるので、説明は省略する。
<第4実施形態>
上記第1〜第3実施形態では、LED照明ユニット20,20Aが円形の場合について説明したが、LED照明ユニットの形状は円形以外のものであってもよい。例えば、図12に示すように、矩形状のLED照明ユニット20BをパネルP,PAに組み込むようにしてもよい。この場合、パネルP,PAに形成された区画部7に位置する面板1bに設けられた矩形状の貫通孔(図示せず)を介してLED照明ユニット20BをパネルP,PAに組み込むことができる。なお、図12ではLED照明ユニット20Bは4個のLED照明単体20aを具備しているが、LED照明単体20aの数は任意に設定することができ、また、LED照明ユニット20Bを正方形以外の長方形にすることにより、更にLED照明単体20aの数を増やすようにしてもよい。
なお、第4実施形態において、その他の部分は第1,第2実施形態と同じであるので、説明は省略する。
上記第1〜第4実施形態によれば、面板1a,1bと枠材2,3,4,5及びコア材6をろう付けにより一体に形成するので、面板1a,1bの溶接や曲げが可能となるため、パネルP,PAの大きさや形状に自由度を持たせることができる。
<その他の実施形態>
第1実施形態では、縦枠材3と横枠材4によって区画部7を形成する場合について説明したが、縦枠材3と横枠材4を用いずに区画部7を形成することも可能である。この場合、カバー30の板ばね36の係止片36fを区画部7の内面側のコア材6に弾接係合して、カバー30をパネルPに装着することができる。
また、第1実施形態では、台座10が面板1aに内側面に溶接により接合される場合について説明したが、溶接に代えて接着やろう付け等の接合手段によって接合してもよい。
上記第2実施形態では、台座10Aの当接部11と固定部14を連結ねじ15によって接合する場合について説明したが、台座10Aの当接部11と固定部14をろう付けによって接合してもよい。
また、第2実施形態では、台座10Aの当接部11の脚片13と横枠材4とを固定する固定手段が固定ねじ16である場合について説明したが、固定ねじ16に代えて当接部11の脚片13と横枠材4とをろう付け、溶接等によって行うようにしてもよい。特に、当接部11と固定部14をろう付けにより接合すると共に、当接部11と横枠材4とをろう付けによって固定することにより、パネルPAの作製と同時に、区画部7内に台座10Aをろう付けにより一体に形成することができる。
上記実施形態では、面板1a,1bと枠材2,3,4,5及びコア材6をろう付けによって固定する場合について説明したが、ろう付けに代えて面板1a,1bと枠材2,3,4,5及びコア材6を接着剤例えば熱硬化性のシリコン系接着剤を用いて固定するようにしてもよい。
面板1a,1bと枠材2,3,4,5及びコア材6を接着剤を用いて固定することにより、面板1a,1bの平滑性が維持できるので、外観の優れたLED照明を備えたパネルを提供することができる。また、第2実施形態のLED照明を備えたパネルによれば、台座10Aと面板1aが直接接合されることはないので、台座10Aによる面板1aの変形を防ぎ、外観を良好に保つことができる。
また、上記実施形態では、面板1bに設けられる貫通孔8が円形や矩形状に形成される場合について説明したが、貫通孔の形状はこれに限定されるものではなく、意匠上の美観を考慮して五角形以上の多角形や星形状に形成してもよい。この場合、LED照明ユニットの形状まで貫通孔の形状に合わせる必要はない。
P,PA パネル
1a,1b 面板
2 主枠材
3 縦枠材
4 横枠材
5 補助枠材
6 コア材
7 区画部
8 貫通孔
10,10A 台座
11 当接部
14 固定部
16 固定ねじ(固定手段)
20,20A,20B LED照明ユニット

Claims (6)

  1. 一対の面板とこれら面板間に枠材及びコア材が配置固定されたハニカムパネルにおいて、
    上記面板間の空間に上記コア材を配置しない区画部を設け、
    上記区画部に位置する一方の上記面板のパネル内側面に台座を接合すると共に、上記区画部に位置する他方の面板に貫通孔を設け、
    上記台座上にLED照明ユニットを固定してなる、
    ことを特徴とするLED照明を備えるハニカムパネル。
  2. 上記区画部は上記枠材によって形成されている、
    ことを特徴とする請求項1記載のLED照明を備えるハニカムパネル。
  3. 一対の面板とこれら面板間に枠材及びコア材が配置固定されたハニカムパネルにおいて、
    上記面板間に上記コア材を配置しない区画部を上記枠材によって形成すると共に、上記枠材に台座を固定し、
    上記区画部に位置する上記面板に貫通孔を設け、
    上記台座上にLED照明ユニットを固定してなる、
    ことを特徴とするLED照明を備えるハニカムパネル。
  4. 上記台座は、上記面板の内側面及び上記枠材に当接されると共に、枠材に固定される当接部と、該当接部に接合される、上記LED照明ユニットを固定するための固定部とからなる、
    ことを特徴とする請求項3記載のLED照明を備えるハニカムパネル。
  5. 上記一対の面板とこれら面板間に配置される上記枠材及びコア材がろう付けによって固定されている、
    ことを特徴とする請求項1又は3に記載のLED照明を備えるハニカムパネル。
  6. 上記一対の面板とこれら面板間に配置される上記枠材及びコア材が接着によって固定されている、
    ことを特徴とする請求項1又は3に記載のLED照明を備えるハニカムパネル。
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