JP2011169485A - 温度制御システムおよび温度制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】端末から得られる温度情報を利用して温度調整を行う際の作業者の作業負担を軽減すること。
【解決手段】前記端末から受信した前記端末温度情報に基づき、前記空調装置による温度調整の影響を受ける前記端末に対して当該影響を示す空調影響情報を対応付けた空調影響テーブルを作成するとともに、当該空調影響テーブルに基づき推定される前記端末が存在するエリアに当該端末を対応付ける対応テーブルを作成する制御部と、前記空調影響テーブルおよび前記対応テーブルを参照して、前記エリアに対応する前記端末から受信した端末温度情報に基づき温度を変更すべき前記空調装置として特定された空調装置に対して、温度調整を制御するための温度制御信号を生成する空調コントロール信号制御部と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば室内の温度を調整する空調装置を制御する温度制御システムおよび温度制御装置に関する。
例えば、スーパーマーケット等の室内に設置される電子棚札によって周囲の温度が計測され、この温度を示す温度情報に基づき、店内の温度制御を行うものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2009−74723号公報
しかしながら、この電子棚札は、商品名やその価格等の商品に関連する情報を表示する棚札として利用され、店内には相当数の当該電子棚札が取り付けられる場合がある。上述のように、電子棚札によって計測される温度情報を利用して室内の温度調整を行う場合、各電子棚札が室内の何処に設置されているのかを把握する必要がある。
これら電子棚札の設置位置を把握するため、例えば、各電子棚札に割り振られている識別子をハンディ端末から読み取り、この識別子に店内における位置を示す情報(例えば、各商品棚を示す識別子)を対応付けて管理サーバに送信して、この対応関係を示すテーブル等を作成する方法がある。このような作業は、例えば店員等によってなされるため、店員等の作業負担が増える問題がある。
また、電子棚札は、商品名やその価格等の商品に関連する情報を表示しており、この商品の陳列場所が変更された場合、当該電子棚札もこの商品とともに移動されるおそれがある。この場合、電子棚札を移動するたびに、当該電子棚札を示す識別子と店内の位置を示す情報とを対応付けなければならず、店員等の作業負担がさらに増大する問題がある。
本発明は、上記問題を解決すべくなされたもので、その目的は、端末から得られる温度情報を利用して温度調整を行う際の作業者の作業負担を軽減することができる温度制御システムおよび温度制御装置を提供することにある。
上記問題を解決するために、本発明は、空気の温度を調整する空調装置と、端末と、前記空調装置および前記端末に対して通信可能に接続されているサーバとを含む温度制御システムであって、前記端末は、温度を計測する温度計測部を備え、当該温度計測部によって計測された温度を示す端末温度情報を前記サーバに送信する端末通信部を備え、前記サーバは、前記端末から受信した前記端末温度情報に基づき、前記空調装置による温度調整の影響を受ける前記端末に対して当該影響を示す空調影響情報を対応付けた空調影響テーブルを作成するとともに、当該空調影響テーブルに基づき推定される前記端末が存在するエリアに当該端末を対応付ける対応テーブルを作成する制御部と、前記空調影響テーブルおよび前記対応テーブルを参照して、前記エリアに対応する前記端末から受信した端末温度情報に基づき温度を変更すべき前記空調装置として特定された空調装置に対して、温度調整を制御するための温度制御信号を生成する空調コントロール信号制御部と、前記温度制御信号を対応する前記空調装置に送信するサーバ送信部と、を備えることを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記サーバが、前記空調装置によって温度調整がなされる各エリアの最適温度と当該エリアとを対応付けるエリア温度テーブルを参照して、各エリアに対応する前記端末から受信した前記端末温度情報に基づき、前記空調装置が調整する温度を決定することを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記サーバが、前記端末から送信される端末温度情報に基づき、前記空調装置の温度調整による追従性を判断し、前記端末に対して温度調整による影響を与える前記空調装置に応じた前記エリアを、前記端末が存在するエリアと推定して、当該エリアに当該端末を対応付ける対応テーブルを更新することを特徴とする。
また、上記問題を解決するために、本発明は、空気の温度を調整する空調装置および端末に対して通信可能に接続されている温度制御装置であって、前記端末の温度計測部によって計測された温度を示す端末温度情報を受信する受信部と、前記端末から受信した前記端末温度情報に基づき、前記空調装置による温度調整の影響を受ける前記端末に対して当該影響を示す空調影響情報を対応付けた空調影響テーブルを作成するとともに、当該空調影響テーブルに基づき推定される前記端末が存在するエリアに当該端末を対応付ける対応テーブルを作成する制御部と、前記空調影響テーブルおよび前記対応テーブルを参照して、前記エリアに対応する前記端末から受信した端末温度情報に基づき温度を変更すべき前記空調装置として特定された空調装置に対して、温度調整を制御するための温度制御信号を生成する空調コントロール信号制御部と、前記温度制御信号を対応する前記空調装置に送信する送信部と、を備えることを特徴とする。
この本発明によれば、端末から得られる温度情報を利用して温度調整を行う際の作業者の作業負担を軽減することができる。
第1実施形態にかかる温度制御システムの一例を示すブロック図である。 第1実施形態にかかる電子棚札端末の一例を示す概略図である。 第1実施形態における電子棚札端末の設置例を示す概略図である。 第1実施形態における電子棚札端末と空調装置との関係を説明するための図である。 第1実施形態にかかる電子棚札端末の構成の一例を示すブロック図である。 第1実施形態にかかるESLサーバの構成の一例を示すブロック図である。 第1実施形態にかかるESLサーバに保持されているデータの一例を示す図である。 図7に示すデータを作成するための図である。 第1実施形態にかかる空調のエリアマップの一例を示す図である。 第1実施形態にかかるESLサーバに保持されているデータの他の例を示す図である。 第1実施形態にかかるESLサーバに保持されているデータの他の例を示す図である。 第1実施形態にかかるESLサーバに保持されているデータの他の例を示す図である。 第1実施形態にかかるESLサーバに保持されているデータの他の例を示す図である。 第1実施形態にかかるESLサーバに保持されているデータの他の例を示す図である。 第1実施形態にかかるESLサーバに保持されているデータの他の例を示す図である。 第1実施形態にかかるESLサーバに保持されているデータの他の例を示す図である。 第1実施形態にかかるESLサーバに保持されているデータの他の例を示す図である。 第1実施形態にかかる空調装置の構成の一例を示すブロック図である。 第1実施形態にかかる初期設定時の処理フローについて説明するためのフローチャートである。 第1実施形態にかかる運用時の処理フローについて説明するためのフローチャートである。 第1実施形態にかかる運用時の処理フローについて説明するためのフローチャートである。 異なる実施形態にかかる空調影響テーブルの一例を示す図である。
以下、本発明の一実施形態に係る温度制御システムについて図面を参照して説明する。
[第1実施形態]
図1は、本実施形態に係る温度制御システムの構成の一例を示すブロック図である。ここでは、スーパーマーケット等の販売店で利用される電子棚札端末を利用して店内の温度を制御する温度制御システムの一例について説明する。しかし、本発明はこれに限られず、例えば室内に設けられた端末を利用して空気の温度を制御するものであればよい。
図1に示す通り、温度制御システムは、電子棚札端末1と、ESL( Electronic Shelf Label )サーバ2と、中継機3と、空調装置4と、POS( Point of sales )サーバ5を備える。
図1を参照して、まず、本実施形態に係る温度制御システムの各構成の関係性について説明する。
ESLサーバ2は、有線あるいは無線で通信可能に接続されているPOSサーバ5から、商品名や価格等を含む商品に関する情報(以下、商品情報という)を受信して、商品情報を示す画像データを作成し、中継機3に送信する。
この中継機3は、ESLサーバ2および電子棚札端末1と有線あるいは無線で通信可能に接続されている複数の中継機31〜33を含む。中継機3は、通信エリア内にある電子棚札端末1に対して、ESLサーバ2から受信したデータ(例えば、画像データ)を転送して、当該電子棚札端末1から当該転送したデータに応じた応答データを受信し、この応答データをESLサーバ2に転送する。
この電子棚札端末1は、複数の電子棚札端末T(1)、T(2)、・・・、T(n−1)、T(n)を含み、中継機3を介してESLサーバ2から送信された画像データを受信して、この画像データを受信したことを示す応答データを中継機3を介してESLサーバ2に送信する。なお、これら電子棚札端末T(1)、T(2)、・・・、T(n−1)、T(n)には、それぞれを識別するための固有の識別子(以下、棚札IDという)が割り当てられており、ここでは、nに示す番号を棚札IDとする。
また、ESLサーバ2は、有線あるいは無線で通信可能に空調装置4と接続されており、例えば電子棚札端末1から受信した応答データに基づき、空調装置4に対して温度制御を指示する温度制御信号を送信する。
この空調装置4は、ESLサーバ2から受信した温度制御信号に基づき、空気の温度を制御する。
また、空調装置4は、複数の空調装置KT(1)、KT(2)、・・・、KT(m)を含み、ここでは、m=4の例について、以下説明する。なお、これら空調装置KT(1)、KT(2)、・・・、KT(m)には、それぞれを識別するための固有の識別子(以下、空調IDという)が割り当てられており、ここでは、mに示す番号を空調IDとする。
なお、無線通信としては、無線LAN( Local Area Network )、近距離無線方式(例えば、IEEE802.15.4)等の無線ネットワークを用いて、互いにデータ通信を行うことができる。本実施形態では、電子棚札端末1と中継機3との間で、近距離無線方式による無線ネットワークを用いることにより、電子棚札端末1を小型化および長電池寿命化することができ、電子棚札端末1と中継機3との間の通信速度を高速化することができる。
次に、本実施形態に係る温度制御システムの各構成の利用形態の一例について説明する。
図2は、電子棚札端末1の外装の一例について説明する概略図である。図2に示す通り、電子棚札端末1は、表示部を備え、この表示部にESLサーバ2から受信した画像データを表示する。例えば電子棚札端末1は、各商品の商品名やその価格等を示す画面、棚札番号や当該電子棚札端末1が設置される商品の種類あるいはコーナーの説明を示す画面、もしくは、特売商品をアピールする広告を掲載する画面を表示する。
図3は、電子棚札端末1が設置される商品棚の一例を示す概略図である。図3に示す通り、商品棚には、各商品が陳列されており、この商品の付近や商品棚の任意の場所に、電子棚札端末1が取り付けられている。なお、この電子棚札端末1は、商品棚に陳列されている商品の移動等に応じて、あるいは、店頭での商品展開の状況に応じて、例えば店員によって移動可能に取り付けられている。
図4は、電子棚札端末1と空調装置4との配置関係の一例を示す図である。図4に示す通り、店内には、例えば商品棚A〜Jが配置されており、この商品棚A〜Jには、図3に示した通り、複数の電子棚札端末1が着脱可能に取り付けられている。
また、店内は、予め決められた複数のレイアウトL1〜L9で仮想的に分割されており、商品棚A,BがレイアウトL1,L4に、商品棚C,DがレイアウトL2,L5に、商品棚E,FがレイアウトL3,L6に、商品棚G,HがレイアウトL7,L8に、商品棚I,JがレイアウトL8,L9に、それぞれ配置されている。
一方、空調装置4は、空調装置KT(1)がレイアウトL1に、空調装置KT(2)がレイアウトL3に、空調装置KT(3)がレイアウトL7に、空調装置KT(4)がレイアウトL9に、それぞれ取り付けられている。
次に、本実施形態に係る温度制御システムの各構成について詳細に説明する。
図5は、電子棚札端末1の構成の一例を示すブロック図である。図5に示す通り、電子棚札端末1は、制御部11と、表示部12と、電源(電池)13と、温度計測部(温度センサー)14と、記憶部15と、無線通信部16とを含む。
制御部11は、小型電子棚札端末1が備える各部の制御を統括的に行う。表示部12は、液晶表示装置などであり、ESLサーバ2から受信した画像データに基づき、商品の名前や商品の価格などを表示する。電源13は、小型電子棚札端末1が備える各部に電力を供給する。温度計測部14は、周囲の空気の温度を計測する温度センサーであって、計測した温度を示す温度情報(以下、端末温度情報という)を無線通信部16に出力する。記憶部13は、小型電子棚札端末1の各部が処理の途中で使用するデータを一時記憶する。無線通信部16は、中継機3を介して、ESLサーバ2とデータの送受信を行う。
この無線通信部16は、例えば、ESLサーバ2から送信される画像データを受信して、表示部12に出力するとともに、この画像データを受信したことを示す応答データとともに、温度計測部14によって検出された端末温度情報をESLサーバ2に送信する。
図6は、ESLサーバ2の構成の一例を示すブロック図である。図6に示す通り、ESLサーバ2は、制御部21と、通信部22と、空調コントロール信号制御部23と、計時部24と、記憶部25とを含む。
制御部21は、ESLサーバ2が備える各部の制御を統括的に行う。通信部21は、中継機3を介して、電子棚札端末1とデータの送受信を行うとともに、ネットワークを介して接続される空調装置4およびPOSサーバ5とデータの送受信を行う。空調コントロール信号制御部23は、電子棚札端末1から受信された端末温度情報に基づき、記憶部25を参照して、空調装置4に送信する温度制御信号を生成し、通信部22を介して、該当する空調装置4に対して送信する。計時部24は、現在時刻を計時して、この時刻を示す時刻情報を出力する。
記憶部25は、空調コントロール信号制御部23において温度制御信号を生成するための情報や、通信部22を介して受信した端末温度情報に計時部24によって計時された時刻情報を対応付けた情報を記憶する。この記憶部25は、例えば、空調影響テーブル251と、レイアウトパターンテーブル252と、エリア影響テーブル253と、棚札対応レイアウトテーブル254と、エリア対応棚札テーブル255と、エリア温度テーブル256と、空調コントロールテーブル257と、端末温度保持テーブル258と、空調温度保持テーブル259を含む。
以下、記憶部25に記憶されている情報について、図7〜17を参照して、詳細に説明する。
図7は、空調影響テーブル251の一例を示す図である。図7に示す通り、空調影響テーブル251は、各電子棚札端末1を示す棚札IDに、各電子棚札端末1が温度変化の影響を受ける空調装置4とその影響の程度を示す情報(以下、空調影響情報という)を対応付けるテーブルである。なお、ここでは、空調装置4から受ける影響の程度を2段階で示し、各空調装置4に対して、受ける影響が強い電子棚札端末1には空調影響情報「1」が、受ける影響が弱い電子棚札端末1には空調影響情報「0」が、それぞれ対応付けられている。しかし本発明はこれに限られず、空調装置4から受ける影響の程度を2段階以上の段階で示すものであってもよい。
この空調影響テーブル251は、例えば、以下のような方法により作成することができる。
例えば、以下に詳細に説明する通り(図19参照)、初期設定時の処理により、各空調装置4を1台ずつ順次運転させて、当該空調装置4から温度調整の影響を受ける電子棚札端末1を検出する方法で作成されるものであってもよい。
例えば、ESLサーバ2が、空調装置KT(1)のみに対して、温度を5度上昇させる温度制御信号を送信し、空調装置KT(1)のみが運転して温度調整を行う。また、ESLサーバ2は、温度調整を行う前に各電子棚札端末1によって検出される端末温度情報を収集する。
一定時間経過後、ESLサーバ2は、各電子棚札端末1から再び端末温度情報を収集し、温度調整前後における温度変化を算出する。ESLサーバ2は、この温度変化が閾値以上であった場合、当該電子棚札端末1を空調装置KT(1)の温度調整により影響を受けた電子棚札端末1として決定し、空調影響テーブル251において、当該電子棚札端末1の行に対する空調装置KT(1)の列に空調影響情報「1」を対応付ける。
このようにして、各空調装置KT(2)〜KT(4)に対して、温度調整により影響を受けた電子棚札端末1を決定して、空調影響テーブル251を作成することができる。
また、電子棚札端末1が取り付けられている商品棚が予めわかっている場合、図9に示すように、空調装置4からの温度調整の影響を受ける程度を示す空調エリアマップに基づき、各電子棚札端末1に対して温度変化の影響を与える空調装置4を決定することができる。このエリアマップは、空調装置KT(1)〜KT(4)から温度調整の影響を受けやすいエリアを統計的あるいは予測的に決定し、空調影響区域イ〜ワとする。
例えば、空調影響区域イは、空調装置KT(1)〜KT(4)の全ての影響を受ける区域であるため、ここの区域に設置される電子棚札端末T(4)に対しては、空調装置KT(1)〜KT(4)からの温度調整の影響を強く受けることを示す空調影響情報「1」を対応付ける。このようにして、空調影響区域イ〜ワに対応する電子棚札端末1に対して、空調装置4からの影響に応じた空調影響情報を対応づけることにより、空調影響テーブルを作成することができる。
図10は、レイアウトパターンテーブル252の一例を示す図である。図10に示す通り、レイアウトパターンテーブル252は、空調装置KT(1)〜KT(4)のそれぞれから温度調整の影響を受けるレイアウトL1〜L9を示すテーブルであって、影響を与える空調装置KT(1)〜KT(4)の組み合わせをレイアウトL1〜L9に対応付けるテーブルである。
この空調装置KT(1)〜KT(4)の組み合わせは、例えば、図10に示すように空調影響区域イ〜ワにおいて空調装置KT(1)〜KT(4)からの影響が推定される組み合わせである。一例でいうと、空調エリアマップにおける空調影響区域リは、空調装置KT(2)と空調装置KT(4)から温度調整の影響を受けるエリアであって、このエリアに対応するレイアウトL6の行に対して、空調装置KT(2)および空調装置KT(4)に対して対空調影響情報「1」を対応付ける。
なお、このレイアウトパターンテーブル252は、初期導入前(例えば、初期設定時の処理を行う前)に、例えば空調レイアウトマップに示すような空調装置KT(1)〜KT(4)と店内のレイアウトL1〜L9との関係に基づき、管理者により予め決められる。
図11は、エリア影響テーブル253の一例を示す図である。図11に示す通り、エリア影響テーブル253は、各空調装置4からの温度調整の影響を受けるエリアを示すテーブルであって、各空調装置KT(1)〜KT(4)のそれぞれに、これらからの温度調整の影響を受けるレイアウトL1〜L9の組み合わせを対応付けるテーブルである。
図示の通り、例えば、空調装置KT(1)は、レイアウトL1、L2、L4、L5に対して影響を与え、空調装置KT(2)は、レイアウトL2、L3、L5、L6に対して影響を与える。このように、レイアウトL1〜L9に応じて、複数の空調装置KT(1)〜KT(4)から影響を受け得る。
なお、このエリア影響テーブル253は、レイアウトパターンデータ252に含まれる情報に基づき、空調装置KT(1)〜KT(4)毎に、影響を与えるレイアウトL1〜L9の組み合わせを対応付けたテーブルである。
図12は、棚札対応レイアウトテーブル254の一例を示す図である。図12に示す通り、棚札対応レイアウトテーブル254は、各電子棚札端末1が存在すると推定される位置を示すテーブルであって、各電子棚札端末T(1)〜T(n)に対して、存在すると推定されるレイアウトL1〜L9を対応付けるテーブルである。
この棚札対応レイアウトテーブル254は、例えば、以下のようにして作成される。
例えば、制御部21によって、各電子棚札端末1から送信される端末温度情報に基づき、空調影響テーブルを参照して、空調装置4の温度調整による追従性が判断される。この制御部21は、この空調装置4の温度調整に追従している電子棚札端末1を当該空調装置4による温度調整の影響を受ける電子棚札端末1と判断する。また、制御部21は、レイアウトパターンテーブル235を参照して、電子棚札端末1に対して温度調整による影響を与える空調装置4に応じたレイアウトL1〜L9を、電子棚札端末1が存在するエリアと推定する。この制御部21は、各レイアウトL1〜L9内に存在すると推定された電子棚札端末1に該当するレイアウトL1〜L9を対応付けて、棚札対応レイアウトテーブル254を作成することができる。詳細については、以下に説明する初期設定時の処理において説明する。
なお、この棚札対応レイアウトテーブル254は、空調影響テーブル251とレイアウトパターンテーブル252に含まれる情報に基づき、電子棚札端末T(1)〜T(n)毎に、各電子棚札端末T(1)〜T(n)が存在すると推定されるレイアウトL1〜L9を対応付けたテーブルである。
図13は、エリア対応棚札テーブル255の一例を示す図である。図13に示す通り、エリア対応棚札テーブル255は、各レイアウトL1〜L9に存在すると推定される電子棚札端末1を示すテーブルであって、各レイアウトL1〜L9に存在すると推定される電子棚札端末T(1)〜T(n)を対応付けるテーブルである。
なお、このエリア対応棚札テーブル255は、棚札対応レイアウトテーブル254に含まれる情報に基づき、レイアウトL1〜L9毎に、存在すると推定される電子棚札端末1の組み合わせを対応付けたテーブルである。
図14は、エリア温度テーブル256の一例を示す図である。図14に示す通り、エリア温度テーブル256は、各レイアウトに応じて、ESLサーバ2が空調装置4に対して温度を制御する際に参照されるテーブルである。具体的にいう、図14に示す通り、エリア温度テーブル256は、各レイアウトの適切な温度として予め決められている最適温度と、温度が変動していないとみなせる許容範囲を示す空調コントロール基準温度とを、各レイアウトL1〜L9に対応付けるテーブルである。
この最適温度は、例えば、店内において配置されている商品に応じて予め決められている。例えば、生鮮食品や冷凍食品等が配置されているエリアの最適温度は、パンやお菓子等の商品が配置されているエリアの最適温度に比べて低く設定されている。
この空調コントロール基準温度は、例えば、電子棚札端末1から受信した端末温度情報に基づき制御部21によって当該電子棚札端末1の周辺の温度が変化したか否かを判断する際に、周辺温度が変化していないと判断する温度範囲を示す。つまり、電子棚札端末1から受信した端末温度情報と前回受信した温度との差分が空調コントロール基準温度を超えている場合、制御部21は、周囲温度が変化したと判断する。
図15は、空調コントロールテーブル257の一例を示す図である。図15に示す通り、空調コントロールテーブル257は、各レイアウトL1〜L9に対して、後述する運用時の処理において算出したレイアウト調整温度情報を、それぞれ空調装置KT(1)〜KT(4)毎に対応付けたテーブルである。このレイアウト調整温度情報とは、各レイアウトL1〜L9に対応する電子棚札端末1から取得された端末温度情報の平均値と、エリア温度テーブル256において各レイアウトL1〜L9と対応付けられている適正温度との差分である。
図16は、端末温度保持テーブル258の一例を示す図である。図16に示す通り、端末温度保持テーブル258は、各電子棚札端末1を示す棚札IDに、各電子棚札端末1によって取得された端末温度情報を、計時部24によって計時された時刻情報毎に対応付けたテーブルである。この計時部24によって計時された時刻情報は、例えば、電子棚札端末1に対して端末温度情報を送信することを要求するメッセージをESLサーバ2が電子棚札端末1に送信した時刻(t1)、この時刻t1から予め決められた時間(以下、棚札応答時間という)が経過した後に再び電子棚札端末1に対して端末温度情報の送信を要求した時刻(t2)である。この棚札応答時間とは、周囲の温度変化に対して電子棚札端末1によって計測される温度が安定するまでの時間として予め決められている時間をいう。
また、端末温度保持テーブル258は、棚札応答時間経過後(t2)において計測された端末温度情報から、棚札応答経過前(t1)に計測された端末温度情報を減算して、温度変化量(t2−t1)を得て、電子棚札端末1毎に対応付けた情報を含む。
図17は、空調温度保持テーブル259の一例を示す図である。図17に示す通り、空調温度保持テーブル259は、計時部24により計時された時刻情報に対して、空調装置4から受信した空調温度情報を、空調装置KT(1)〜KT(4)毎に対応付けたテーブルである。
次に、空調装置4の各構成について詳細に説明する。
図18は、空調装置4の構成の一例を示すブロック図である。図18に示す通り、空調装置4は、制御部41と、通信部42と、温度計測部(温度センサー)43と、温度制御部44と、温度調整部45とを含む。
制御部41は、空調装置4が備える各部の制御を統括的に行う。通信部41は、ネットワークを介して、ESLサーバ2とデータの送受信を行い、ESLサーバ2から温度制御信号を受信して、温度計測部43によって検出された温度情報をESLサーバ2に送信する。温度計測部43は、周囲の空気の温度を計測する温度センサーであって、計測した温度を示す温度情報(空調温度情報という)を通信部42に出力する。温度制御部44は、ESLサーバ2から受信した温度制御信号および温度計測部43によって計測された空調温度情報に基づき、周囲の空気が目標温度となるように温度調整部45を制御する。温度調整部45は、温度制御部44によって制御され、温風あるいは冷風を放出する。
次に、本実施形態に係る温度制御システムにおける初期設定時の処理フローの一例について説明する。図19は、本実施形態に係る温度制御システムにおける初期設定時の処理フローの一例について説明するためのフローチャートである。この初期設定時の処理フローとは、温度制御システムを利用する前に、端末が存在すると推定されるエリアに温度変化の影響を与える空調装置KT(1)〜KT(4)と電子棚札端末T(1)〜T(n)とを対応付けるテーブル(ここでは、空調影響テーブル251)を作成するために行われる処理である。なお、この初期設定時の処理フローを実施する以前において、空調装置4は何れも動作していない状態とする。
図19に示す通り、ESLサーバ2の制御部21は、空調装置4のうちKT(i){i=1}である空調装置KT(1)を選択する(ステップST1)。そして、制御部21は、通信部22を介して全ての電子棚札端末T(1)〜T(n)に対して端末温度情報を送信することを要求する。これにより、全ての電子棚札端末T(1)〜T(n)は、温度計測部14において現在測定される温度を得て、この温度を示す端末温度情報に、各電子棚札端末1に割り振られている棚札ID(identifier)を対応づけた情報をESLサーバ2に対して送信する。このとき、制御部21は、各電子棚札端末1を示す棚札IDに、受信した端末温度情報を対応付けた情報を、計時部24によって計時された時刻情報毎に記憶部25の端末温度保持テーブル258に書込む(ステップST2)。
なお、この時、計時部24において予め決められた棚札応答時間が経過する前の時刻である時刻情報t1が計時され、制御部21は、時刻情報t1において得られた端末温度情報を棚札IDに対応づける情報を、端末温度保持テーブル258の1列に書き込む。
次いで、ESLサーバ2の空調コントロール信号制御部23は、空調装置KT(1)に対して自身の電源をONさせる制御信号を送信し、空調装置KT(1)の電源を入れる。そして、空調コントロール信号制御部23は、空調装置KT(1)に対して空調温度情報を送信することを要求する。これにより、空調装置KT(1)は、温度計測部43において現在測定される温度を得て、この温度を示す空調温度情報に当該空調装置KT(1)に割り振られている空調IDを対応づけた情報をESLサーバ2に対して送信する。
このとき、制御部21は、ステップST2において計時部24により計時された時刻情報t1に対して、空調装置KT(1)から受信した空調温度情報を対応付けた情報を、空調装置KT(1)〜KT(4)毎に記憶部25の空調温度保持テーブル259に書込む(ステップST3)。
また、ESLサーバ2の空調コントロール信号制御部23は、空調装置KT(1)に対して、例えば温度調整量Δtの温度上昇あるいは下降を指示する温度制御情報を送信する。これにより、空調装置KT(1)は、温度調整部45を駆動させ、温風あるいは冷風を放出する。
そして、ESLサーバ2は、計時部24によって、時刻情報t1で示される時刻から、予め決められた棚札応答時間が経過したか否かを判断する(ステップST4)。
時刻情報T1から棚札応答時間が経過したことが判断された場合、ESLサーバ2の空調コントロール信号制御部23は、空調装置KT(1)に対して空調温度情報を送信することを要求する。これにより、空調装置KT(1)は、温度計測部43において現在測定される温度を得て、この温度を示す空調温度情報に、当該空調装置KT(1)の空調IDを対応づけた情報をESLサーバ2に対して送信する。そして、制御部21は、計時部24によって計時された時刻情報t2に、受信した空調温度情報を対応付けた情報を、空調装置4毎に記憶部25の空調温度保持テーブル258に書込む(ステップST5)。
次いで、制御部21は、通信部22を介して全ての電子棚札端末T(1)〜T(n)に対して端末温度情報を送信することを要求する。これにより、全ての電子棚札端末T(1)〜T(n)は、温度計測部14において現在測定される温度を得て、この温度を示す端末温度情報に、各電子棚札端末1の棚札IDを対応づけた情報をESLサーバ2に対して送信する。そして、制御部21は、電子棚札端末1を示す棚札IDに、受信した端末温度情報を対応付けた情報を、計時部24によって計時された時刻情報t2毎に記憶部25の棚札温度保持テーブル259に書込む(ステップST6)。
そして、制御部21は、記憶部25の端末温度保持テーブル258を参照して、棚札応答時間経過後(時刻情報=t2)において計測された端末温度情報から、棚札応答経過前(時刻情報=t1)に計測された端末温度情報を減算して、温度変化量(t2−t1)を、全電子棚札端末T(1)〜T(n)に対して算出する。そして、制御部21は、得られた温度変化量(t2−t1)を、各電子棚札端末1の棚札IDに対応付けて、端末温度保持テーブル258に書き込む。
次いで、制御部21は、温度制御信号において空調装置KT(1)に対して指示した温度調整量Δtに応じた変化量(以下、判断変化量という)を演算する(ステップST7)。ここで、判断変化量は、図8に示すように、温度調整量Δtに係数k(0<k<1)を乗算した値であって、判断変化量k・Δtと示す。
そして、温度変化量(t2−t1)がこの判断変化量k・Δt未満だった場合、制御部21は、当該電子棚札端末1が空調装置KT(1)による影響が少ない電子棚札端末1であることを判断して、当該電子棚札端末1の棚札IDに対して判断結果である空調影響情報「0」を対応付けて、空調影響テーブル251に書き込む。
一方、温度変化量(t2−t1)が判断変化量k・Δt以上だった場合、制御部21は、当該電子棚札端末1が空調装置KT(1)による影響が大きい電子棚札端末1であることを判断して、当該電子棚札端末1の棚札IDに対して判断結果である空調影響情報「1」を対応付けて、空調影響テーブル251に書き込む(ステップST8)。
例えば、電子棚札端末T(1)の温度変化量(t2−t1)が、この判断変化量k・Δt以上だった場合、空調影響テーブル251において、棚札ID「1」に対して、空調装置KT(1)からの影響が大きいことを示す空調影響情報「1」を対応付ける。
一方、電子棚札端末T(2)の温度変化量(t2−t1)が、この判断変化量k・Δt未満だった場合、空調影響テーブル251において、棚札ID「2」に対して、空調装置KT(1)からの影響が小さいことを示す空調影響情報「0」を対応付ける。
そして、制御部21は、全ての空調装置KT(1)〜KT(4)において、各電子棚札端末1に対応する空調影響情報が得られたか否か判断し(ステップST9)、得られていない場合、空調装置KT(i)のiに1に加算した空調ID(i=i+1)として(ステップST10)、上述のステップST2〜8の処理を他の空調装置KT(2)〜KT(4)に対しても行う。
全ての空調装置KT(1)〜KT(4)に対応する電子棚札端末T(1)〜T(n)の影響が判断された場合、空調影響テーブル251が完成する。
次いで、制御部21は、電子棚札端末T(1)〜T(n)あるいはレイアウトL1〜L9に対して温度変化における影響を与える空調装置KT(1)〜KT(4)と電子棚札端末T(1)〜T(n)あるいはレイアウトL1〜L9との関係を示す情報(ここでは、空調影響テーブル251およびレイアウトパターンテーブル252、あるいは空調影響テーブル251およびエリア影響テーブル253)に基づき、電子棚札端末T(1)〜T(n)に、各電子棚札端末T(1)〜T(n)が存在すると推定されるレイアウトL1〜L9を対応付けた対応テーブルとして、棚札対応レイアウトテーブル254とエリア対応棚札テーブル255を作成する。
具体的にいうと、制御部21は、空調影響テーブル251とエリア影響テーブル253とを参照して、棚札対応レイアウトテーブル254を作成する。つまり、制御部21は、空調影響テーブル251において各電子棚札端末1に対応付けられている空調装置4が、エリア影響テーブル253において対応付けられているレイアウトL1〜L9を得る。そして、制御部21は、この得られたレイアウトL1〜L9と、当該電子棚札端末1とを対応付けて棚札対応レイアウトテーブル254を作成する。
また、制御部21は、棚札対応レイアウトテーブル254に含まれる情報に基づき、レイアウトL1〜L9毎に、各レイアウトL1〜L9に対応付けられている電子棚札端末1の組み合わせを対応付けてエリア対応棚札テーブル255を作成する(ステップST11)。
このように、ESLサーバ2は、初期設定時において、各空調装置KT(1)〜KT(4)を1台ずつ動かして、各空調装置KT(1)〜KT(4)による温度調整の影響を受ける電子棚札端末1とその程度を示す空調影響情報を、レイアウトL1〜L9に対応付けて示すテーブルを作成することができる。
次に、本実施形態に係る温度制御システムにおける運用時の処理フローの一例について説明する。図20は、本実施形態に係る温度制御システムにおける運用時の処理フローの一例について説明するためのフローチャートである。この運用時の処理フローとは、初期設定時の処理フローの後に、電子棚札端末1があると推定される位置が変更されたか否か判断するとともに、空調装置4に対して温度制御を行う処理である。
図20に示す通り、制御部21は、通信部22を介して全ての電子棚札端末1に対して端末温度情報を送信することを要求する。各電子棚札端末1は、温度計測部14において現在測定される温度を得て、この温度を示す端末温度情報に、各電子棚札端末1に割り振られている棚札IDを対応づけた情報をESLサーバ2に対して送信する。そして、制御部21は、電子棚札端末1を示す棚札IDに、受信した端末温度情報を対応付けた情報を、計時部24によって計時された時刻情報毎に記憶部25の端末温度管理テーブル258に書込む(ステップST21)。なお、この時、計時部24において、棚札応答時間が経過する前の時刻である時刻情報t3を計時し、この端末温度保持テーブル258の1列に時刻情報t3において得られた端末温度情報を書き込む。
次いで、ESLサーバ2の制御部21は、空調装置4のうちKT(i){i=1}である空調装置KT(1)を選択する(ステップST22)。
そして、制御部21は、エリア対応棚札テーブル255を参照して、各レイアウトL1〜L9に対応付けられている電子棚札端末1の端末温度情報の平均値(以下、平均温度という)を演算する。例えば、制御部21は、レイアウトL1に対応付けられている電子棚札端末T(1)、T(3)、T(5)、T(8)・・・のそれぞれから得られた端末温度情報に基づき、これら端末温度情報の平均温度を演算する(ステップST23)。
なお、制御部21は、この平均温度を算出する際、エリア対応棚札テーブル255において各レイアウトL1〜L9に対応付けられている電子棚札端末T(1)〜T(n)のうち、ステップST21において得られた端末温度情報が他の端末温度情報から外れているものを除くものであってもよい。例えば、制御部21は、ステップST21において得られた端末温度情報が示す温度のうち高い順から、エリア対応棚札テーブル255において各レイアウトL1〜L9に対応付けられている全ての電子棚札端末1のX%の電子棚札端末1を、ステップST21において得られた端末温度情報が示す温度のうち低い順から、エリア対応棚札テーブル255において各レイアウトL1〜L9に対応付けられている全ての電子棚札端末1のX%の電子棚札端末1を除き、その他の電子棚札端末1に対応する端末温度情報の平均温度を算出する。
次いで、制御部21は、エリア温度テーブル256を参照して、各レイアウトL1〜L9に対応する平均温度と、エリア温度テーブル256において各レイアウトL1〜L9と対応付けられている適正温度との差分(レイアウト調整温度情報という)を、レイアウトL1〜L9毎に算出する。そして、制御部21は、このレイアウト調整温度情報が、エリア温度テーブル256において各レイアウトL1〜L9と対応付けられている空調コントロール基準温度を超えているか否かを判断する(ステップST24)。
そして、ステップST24において、このレイアウト調整温度情報が空調コントロール基準温度を超えている場合、制御部21は、エリア影響テーブル253を参照して、レイアウト調整温度情報が空調コントロール基準温度を超えているレイアウトL1〜L9に対応付けられている空調装置4を特定する(ステップST25)。
つまり、制御部21は、この差分が空調コントロール基準温度を超えている場合、当該レイアウトL1〜L9に対応する空調装置KT(1)〜KT(4)に対して、温度制御をすべき対象であることを判断し、この空調装置4を特定する。
次いで、制御部21は、ステップST24において算出したレイアウト調整温度情報にレイアウトL1〜L9のそれぞれを対応づけた情報を、空調装置KT(1)〜KT(4)毎に、空調コントロールテーブル257に書き込み、この空調コントロールテーブル257を作成する(ステップST26)。
そして、制御部21は、レイアウトL1〜L9にレイアウト調整温度情報を対応付けた情報が、全ての空調装置KT(1)〜KT(4)に応じて、空調コントロールテーブル257に書き込まれたか否か判断する(ステップST27)。
空調コントロールテーブル257において、全ての空調装置KT(1)〜KT(4)に応じた情報を、空調コントロールテーブル257に書き込まれていない場合、空調装置KT(i)のiに1に加算した空調ID(i=i+1)として(ステップST28)、上述のステップST23〜26の処理を他の空調装置KT(2)〜KT(4)に対しても行う。
全ての空調装置KT(1)〜KT(4)に対応する電子棚札端末T(1)〜T(n)の影響が判断され、全ての空調装置KT(1)〜KT(4)に応じた情報を、空調コントロールテーブル257に書き込まれた場合、空調コントロールテーブル257が完成する。
次に、図21を参照して、図20に示す運用時の処理フローの続きについて説明する。
図21に示す通り、ESLサーバ2の制御部21は、空調装置4のうちKT(i){i=1}である空調装置KT(1)を選択する(ステップST29)。そして、制御部21は、空調コントロールテーブル257を参照して、空調装置KT(1)に対応する全てのレイアウトL1〜L9のレイアウト調整温度情報の示す温度の平均値を算出し、この平均値を温度調整量Δtとする(ステップST30)。
そして、空調コントロール信号制御部23は、算出した温度調整量Δtの温度上昇あるいは温度下降を指示する温度制御情報を生成し、通信部22を介して、空調装置KT(1)に対して温度制御情報を送信する(ステップST31)。これにより、空調装置KT(1)は、温度調整部45を駆動させ、温風あるいは冷風を放出する。
次いで、制御部21は、通信部22を介して全ての電子棚札端末T(1)〜T(n)に対して端末温度情報を送信することを要求する。これにより、全ての電子棚札端末T(1)〜T(n)は、温度計測部14において現在測定される温度を得て、この温度を示す端末温度情報に、各電子棚札端末1の棚札IDを対応づけた情報をESLサーバ2に対して送信する。そして、制御部21は、各電子棚札端末1を示す棚札IDに、受信した端末温度情報を対応付けた情報を、計時部24によって計時された時刻情報毎に記憶部25の端末温度保持テーブル258に書込む(ステップST32)。
なお、この時、計時部24において予め決められた棚札応答時間が経過する前の時刻である時刻情報t5が計時され、制御部21は、時刻情報t5において得られた端末温度情報を棚札IDに対応づける情報を、端末温度保持テーブル258の1列に書き込む。
そして、ESLサーバ2は、計時部24によって、時刻情報t1で示される時刻から、予め決められた棚札応答時間が経過したか否かを判断する(ステップST33)。
次いで、制御部21は、通信部22を介して全ての電子棚札端末T(1)〜T(n)に対して端末温度情報を送信することを要求する。これにより、全ての電子棚札端末T(1)〜T(n)は、温度計測部14において現在測定される温度を得て、この温度を示す端末温度情報に、各電子棚札端末1の棚札IDを対応づけた情報をESLサーバ2に対して送信する。そして、制御部21は、各電子棚札端末1を示す棚札IDに、受信した端末温度情報を対応付けた情報を、計時部24によって計時された時刻情報毎に記憶部25の端末温度保持テーブル258に書込む(ステップST34)。
なお、この時、計時部24において予め決められた棚札応答時間が経過する後の時刻である時刻情報t6が計時され、制御部21は、時刻情報t6において得られた端末温度情報を棚札IDに対応づける情報を、端末温度保持テーブル258の1列に書き込む。
そして、制御部21は、記憶部25の端末温度保持テーブル258を参照して、棚札応答時間経過後(時刻情報=t6)において計測された端末温度情報から、棚札応答経過前(時刻情報=t5)に計測された端末温度情報を減算して、温度変化量(t6−t5)を、全電子棚札端末T(1)〜T(n)に対して算出する。そして、制御部21は、得られた温度変化量(t6−t5)を、各電子棚札端末1の棚札IDに対応付けて、端末温度保持テーブル258に書き込む。
次いで、制御部21は、温度制御信号において空調装置KT(1)に対して指示した温度調整量Δtに応じた変化量(判断変化量)k・Δtを演算する(ステップST35)。
温度変化量(t6−t5)がこの判断変化量k・Δt未満だった場合、制御部21は、当該電子棚札端末1が空調装置KT(1)による影響が少ない電子棚札端末1であることを判断して、当該電子棚札端末1の棚札IDに対して判断結果である空調影響情報「0」を対応付けて、空調影響テーブル251に書き込む。
一方、温度変化量(t6−t5)が判断変化量k・Δt以上だった場合、制御部21は、当該電子棚札端末1が空調装置KT(1)による影響が大きい電子棚札端末1であることを判断して、当該電子棚札端末1の棚札IDに対して判断結果である空調影響情報「1」を対応付けて、空調影響テーブル251に書き込む(ステップST36)。
例えば、電子棚札端末T(1)の温度変化量(t6−t5)が、この判断変化量k・Δt以上だった場合、空調影響テーブル251において、棚札ID「1」に対して、空調装置KT(1)からの影響が大きいことを示す空調影響情報「1」を対応付ける。
一方、電子棚札端末T(2)の温度変化量(t6−t5)が、この判断変化量k・Δt未満だった場合、空調影響テーブル251において、棚札ID「2」に対して、空調装置KT(1)からの影響が小さいことを示す空調影響情報「0」を対応付ける。
そして、制御部21は、全ての空調装置KT(1)〜KT(4)において、各電子棚札端末1に対応する空調影響情報が得られたか否か判断し(ステップST37)、得られていない場合、空調装置KT(i)のiに1に加算した空調ID(i=i+1)として(ステップST37)、上述のステップST30〜36の処理を他の空調装置KT(2)〜KT(4)に対しても行う。
全ての空調装置KT(1)〜KT(4)に対応する電子棚札端末T(1)〜T(n)の影響が判断された場合、空調影響テーブル251が更新される。
次いで、制御部21は、空調影響テーブル251とエリア影響テーブル253とを参照して、棚札対応レイアウトテーブル254を作成する。つまり、制御部21は、空調影響テーブル251において各電子棚札端末1に対応付けられている空調装置4が、エリア影響テーブル253において対応付けられているレイアウトL1〜L9を得る。そして、制御部21は、この得られたレイアウトL1〜L9と、当該電子棚札端末1とを対応付けて棚札対応レイアウトテーブル254を作成する。
また、制御部21は、棚札対応レイアウトテーブル254に含まれる情報に基づき、レイアウトL1〜L9毎に、各レイアウトL1〜L9に対応付けられている電子棚札端末1の組み合わせを対応付けてエリア対応棚札テーブル255を作成する(ステップST38)。
このように、ESLサーバ2は、運用時において、各空調装置KT(1)〜KT(4)をそれぞれ動作させて、各空調装置KT(1)〜KT(4)による温度調整の影響を受ける電子棚札端末1とその程度を示す空調影響情報を、レイアウトL1〜L9に対応付けて示すテーブルを作成することができる。つまり、この処理を、例えば一定時間毎に繰り返し実行することにより、電子棚札端末1が移動された場合であっても、各レイアウトL1〜L9に対する空調装置KT(1)=KT(4)毎の空調影響情報を得てレイアウトパターンテーブル252、棚札対応レイアウトテーブル254、およびエリア対応棚札テーブル255を更新することができる。また、レイアウトL1〜L9に空調装置KT(1)〜KT(4)に対して温度調整を制御するためのレイアウト調整温度情報を得て、空調コントロールテーブル257を作成することができる。
従って、電子棚札端末1が設置されている位置を把握するため、例えば、各電子棚札に割り振られている識別子をハンディ端末から読み取り、この識別子に店内の位置を示す情報(例えば、各商品棚を示す識別子)を対応付けて管理サーバに送信して、この対応関係を示すテーブル等を作成する必要がなくなる。これにより、作業者である店員等にかかる負担を軽減することができる。
また、電子棚札端末1は、商品名やその価格等の商品に関連する情報を表示しており、この商品の陳列場所が変更された場合、当該電子棚札もこの商品とともに移動されるおそれがある。この場合であっても、図21に示す処理フローに従って、レイアウトパターンテーブル252、棚札対応レイアウトテーブル254、およびエリア対応棚札テーブル255を更新することによって、電子棚札端末1を移動したとしても、レイアウトL1〜L9に存在すると推定される電子棚札端末1を把握することができる。これにより、電子棚札端末1と店内の位置を示す情報とを対応付けるための作業が必要なくなり、店員等の作業負担を軽減することができる。
なお、本発明は上記実施形態に限られず、以下のようなものであってもよい。
例えば、空調影響テーブル251を作成する場合、棚札応答時間の前後の温度変化量(t6−t5)と判断変化量k・Δtとを比較して、当該電子棚札端末1が空調装置KT(1)による影響が少ない電子棚札端末1であるか、あるいは影響が大きい電子棚札端末1を判断するものに限られず、以下のような方法であってもよい。
この空調影響テーブル251と異なる空調影響テーブル251´を作成して、過去に得られた棚札応答時間の前後の温度変化量と空調影響情報を履歴として記憶しておくものであってもよい。
具体的に説明すると、図22に示す通り、空調影響テーブル251は、履歴情報(1)[例えば、過去に得られた温度変化量(t11−t10)とこの時の空調影響情報「1」を含む情報]と、履歴情報(2)[例えば、過去に得られた温度変化量(t13−t12)とこの時の空調影響情報「1」を含む情報]と、履歴情報(3)[例えば、過去に得られた温度変化量(t15−t14)とこの時の空調影響情報「0」を含む情報]と、これら履歴情報(1)〜(3)の平均により得られる空調影響情報(ここでは、現在値という)とを、電子棚札端末1の棚札IDに対応付けるテーブルである。
ここで、制御部21が、この空調影響テーブル251´を参照して、履歴情報(1)〜(3)に含まれる温度変化量(t11−t10)、(t13−t12)、(t15−t14)の平均値を算出して、この平均値と判断変化量k・Δtとを比較して、当該電子棚札端末1が空調装置KT(1)による影響が少ない電子棚札端末1であるか、あるいは影響が大きい電子棚札端末1を判断するものであってもよい。
このように、履歴情報を利用して、当該電子棚札端末1が空調装置KT(1)による影響が少ない電子棚札端末1であるか、あるいは影響が大きい電子棚札端末1を判断することができる。これにより、電子棚札端末1が動かされて位置が変更された場合であっても、その都度、電子棚札端末1が温度変化の影響を受ける空調装置KT(1)〜KT(4)を判断して、空調影響テーブル251において電子棚札端末1に対応付けられている空調影響情報を変更しなくてもよい。よって、空調装置4から温度調整の影響を受ける電子棚札端末1と空調装置4との関係性の判断を、安定させることができる。
また、ESLサーバ2は、空調影響テーブル251として、商品棚に対して移動不可能に取り付けられた代表電子棚札端末に空調影響情報を対応付けた代表空調影響テーブルと、その他の移動可能に取り付けられた非代表電子棚札端末に空調影響情報を対応付けた非代表空調影響テーブルとを含むものであってもよい。
この代表空調影響テーブルは、上述の空調影響テーブル251と同様にして作成される。
また、非代表空調影響テーブルは、温度変化量と判断変化量k・Δtとの差分変動が代表電子棚札端末と近似している非代表電子棚札端末を、代表電子棚札端末の付近に存在すると推定して、当該代表電子棚札端末と同じ空調装置KT(1)〜KT(4)に応じた空調影響情報を、当該代表電子棚札端末の付近に存在すると推定される非代表電子棚札端末に対応付けて作成される。
これにより、非代表電子棚札端末が存在すると推定される位置を、移動しない代表電子棚札端末を基準として推定することができる。よって、店内のおおよその室内温度を代表電子棚札端末から取得して、空調装置4に対してフィードバック制御をかけるとともに、非代表電子棚札端末から取得した温度情報に基づき、より細かい店内の室内温度の状況を把握して、空調装置4に対するフィードバック制御を行うことができる。
なお、本発明は、上記の各実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で変更可能である。
例えば、上記の実施形態では、スーパーマーケットやコンビニエンスストア等の小売店の商品棚に取り付けられる電子棚札端末を例に説明したが、本発明は、電子棚札端末に限られるものではなく、小売店で販売される商品等の情報以外の情報を表示する情報表示装置として用いてもよい。
例えば、倉庫等において、保管物を保管しておく棚や、保管物を収めた箱や、保管物自体に付けて、その保管物の内容について電子的に情報を表示するラベルや札として用いてもよい。
また、銀行等の書類を扱う業務において、用紙置き場に配置し、用紙の説明や残り枚数を表示する表示装置として用いてもよい。また、さらに、工場等において、作業員への作業指示を表示するパネルや部品を置く棚に付けて、部品の分類等の情報を電子的に表示するラベルや札として用いてもよい。
さらに、上述の電子棚札端末1やESLサーバ2は内部に、コンピュータシステムを有している。そして、上述した温度制御システムにおける電子棚札端末1に表示する情報を変更する処理過程は、プログラムの形式でコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶されており、このプログラムをコンピュータが読み出して実行することによって、上記処理が行われる。ここでコンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、磁気ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、DVD−ROM、半導体メモリ等をいう。また、このコンピュータプログラムを通信回線によってコンピュータに配信し、この配信を受けたコンピュータが当該プログラムを実行するようにしても良い。
1 電子棚札端末
2 ESLサーバ
3 中継機
4 空調装置
5 POSサーバ
11 制御部
12 表示部
14 温度計測部
16 無線通信部
21 制御部
22 通信部
23 空調コントロール信号制御部
24 計時部
25 記憶部
251 空調影響テーブル
254 棚札対応レイアウトテーブル(対応テーブル)
255 エリア対応棚札テーブル(対応テーブル)
256 エリア温度テーブル

Claims (4)

  1. 空気の温度を調整する空調装置と、端末と、前記空調装置および前記端末に対して通信可能に接続されているサーバとを含む温度制御システムであって、
    前記端末は、
    温度を計測する温度計測部を備え、当該温度計測部によって計測された温度を示す端末温度情報を前記サーバに送信する端末通信部を備え、
    前記サーバは、
    前記端末から受信した前記端末温度情報に基づき、前記空調装置による温度調整の影響を受ける前記端末に対して当該影響を示す空調影響情報を対応付けた空調影響テーブルを作成するとともに、当該空調影響テーブルに基づき推定される前記端末が存在するエリアに当該端末を対応付ける対応テーブルを作成する制御部と、
    前記空調影響テーブルおよび前記対応テーブルを参照して、前記エリアに対応する前記端末から受信した端末温度情報に基づき温度を変更すべき前記空調装置として特定された空調装置に対して、温度調整を制御するための温度制御信号を生成する空調コントロール信号制御部と、
    前記温度制御信号を対応する前記空調装置に送信するサーバ送信部と、
    を備えることを特徴とする温度制御システム。
  2. 前記サーバは、
    前記空調装置によって温度調整がなされる各エリアの最適温度と当該エリアとを対応付けるエリア温度テーブルを参照して、各エリアに対応する前記端末から受信した前記端末温度情報に基づき、前記空調装置が調整する温度を決定することを特徴とする請求項1に記載の温度制御システム。
  3. 前記サーバは、
    前記端末から送信される端末温度情報に基づき、前記空調装置の温度調整による追従性を判断し、前記端末に対して温度調整による影響を与える前記空調装置に応じた前記エリアを、前記端末が存在するエリアと推定して、当該エリアに当該端末を対応付ける対応テーブルを更新することを特徴とする請求項1あるいは2に記載の温度制御システム。
  4. 空気の温度を調整する空調装置および端末に対して通信可能に接続されている温度制御装置であって、
    前記端末の温度計測部によって計測された温度を示す端末温度情報を受信する受信部と、
    前記端末から受信した前記端末温度情報に基づき、前記空調装置による温度調整の影響を受ける前記端末に対して当該影響を示す空調影響情報を対応付けた空調影響テーブルを作成するとともに、当該空調影響テーブルに基づき推定される前記端末が存在するエリアに当該端末を対応付ける対応テーブルを作成する制御部と、
    前記空調影響テーブルおよび前記対応テーブルを参照して、前記エリアに対応する前記端末から受信した端末温度情報に基づき温度を変更すべき前記空調装置として特定された空調装置に対して、温度調整を制御するための温度制御信号を生成する空調コントロール信号制御部と、
    前記温度制御信号を対応する前記空調装置に送信する送信部と、
    を備えることを特徴とする温度制御装置。
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