JP2011169415A - 電磁式制御弁 - Google Patents

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Abstract

【課題】電磁コイル9が生じる電磁力と設定調整部8の調整ばね83のばね力との平衡関係によって弁棒2を中心軸Pに沿った方向に移動し、弁体21で弁ポート13の開度を変化させる電磁式制御弁において、各部材の中心軸P方向の公差の累積を低減して制御特性のばらつきを低減する。
【解決手段】吸引子4に挿通孔41を形成する。プランジャ5に挿通孔51を形成する。弁棒2と挿通孔51とのクリアランスを大きくとる。弁棒2の連結ロッド22の端部に円筒状の抜け止め部材7を挿通し、抜け止め部材7と連結ロッド22の端部を溶接により固着する。プランジャばね6を弁体21とプランジャ5との間に圧縮状態で配置する。弁体21が弁シール14に接触した状態で、吸引子4の挿通孔41から治具と溶接トーチを挿入して溶接する。抜け止め部材7の鍔状部71により吸引子4に対するプランジャ5のストッパとする。
【選択図】図1

Description

本発明は、電磁式制御弁に関し、特に、電磁コイルへの通電により生じる電磁力と、該電磁力と対向する調整ばね力のつり合いにより弁体の開度を比例制御する電磁式制御弁に関する。
従来、この種の電磁式制御弁として、例えば特開2007−247504号公報(特許文献1)、特開2004−245243号公報(特許文献2)に開示されたものがある。これらの電磁式制御弁は、弁ハウジング内に弁体を有する弁棒を配設し、電磁コイルへの通電により発生する電磁力により弁棒を軸方向に移動させ、上記弁体により弁ポートの開度調節を行うものである。また、上記電磁力とこの電磁力に対抗する調整ばね力との平衡関係を持たせることにより、電磁コイルへ通電する電流の大小に応じて弁開度を比例的に変化させ、電磁コイルへ印加する電流に応じて流量を定量的に制御する。
弁ポートの一方の側に入口ポートと連通して弁体を収容する一次室が設けられ、弁ポートの他方の側に出口ポートと連通した二次室が設けられたものにおいて、一次室側に均圧通路によって二次室と連通した均圧室を設け、当該均圧室の圧力が二次室に対抗して弁体に作用するように構成し、弁ポートの口径と均圧室の有効径とを等しく設定することにより、一次側圧力と二次側圧力との差圧により弁体に作用する力をキャンセルすることができる。
これにより、この圧力バランス方式の電磁式制御弁では、一次側圧力と二次側圧力との差圧の影響を受けず、定電流時においては、一定の弁開度を維持した安定した流量制御を行うことが可能になる。
特開2007−247504号公報 特開2004−245243号公報
しかしながら、上述した電磁式制御弁では、弁ポート(あるいは弁ポートを形成するシール部材)、弁棒、弁棒に形成された弁体、弁棒に固着されたプランジャ、このプランジャを吸引する吸引子等の各構成部品が、弁棒の移動方向である軸方向に配置され、組み立てられている。したがって、この組立品としての電磁式制御弁では、これら各構成部品の寸法の公差が軸方向に累積してしまう。この公差の累積により、例えば弁体が弁ポートを全閉している状態でのプランジャと吸引子との間隙寸法にばらつきが生じた場合、吸引力特性がばらつき、所望の流量特性が得られず、製品間の流量特性や弁漏れといった制御特性にばらつきが生じるという問題があった。なお、各構成部品の寸法精度を高めると、電磁式制御弁自体のコストアップを招くという問題があった。
本発明は、上述の如き問題点を解消するためになされたものであり、電磁式制御弁において、各構成部品の寸法のばらつきに起因する流量特性や弁漏れといった制御特性のばらつきを低減することを課題とする。
請求項1の電磁式制御弁は、円筒状のプランジャケースと、前記プランジャケースの中心軸と同軸にしてこのプランジャケースに固定され電磁コイルへの通電によりこのプランジャケース内に磁路を導く吸引子と、前記プランジャケース内で前記吸引子に対向してこのプランジャケースの中心軸方向に移動可能に配設されたプランジャと、前記プランジャの中心を貫通して前記プランジャケースの中心軸方向に移動可能に配設されるとともに、弁ポートの弁シール部に対向する弁体を備えた弁棒と、前記弁棒の前記吸引子側端部に嵌め込まれ固着された円筒状の抜け止め部材と、前記弁体と前記プランジャとの間に配設された第1の付勢手段と、前記プランジャが前記吸引子に吸着するのを規制するストッパと、を備え、前記吸引子の中心に挿通孔が形成され、この挿通孔の一方側に前記プランジャが配置されるとともに他方側に第2の付勢手段が配置され、第2の付勢手段は前記吸引子の前記挿通孔を介して前記抜け止め部材を付勢するように構成され、前記第1の付勢手段により、前記弁棒に遊嵌して配設された前記プランジャを前記抜け止め部材側に付勢するようにしたことを特徴とする。
請求項2の電磁式制御弁は、請求項1に記載の電磁式制御弁であって、前記ストッパが、前記抜け止め部材の前記プランジャ側の端部に形成された鍔状部により構成されていることを特徴とする。
請求項3の電磁式制御弁は、請求項1に記載の電磁式制御弁であって、前記ストッパが、前記弁棒に対して前記第2の付勢手段と反対側の端部に配置されたストッパ部の鍔状部によって構成されていることを特徴とする。
請求項4の電磁式制御弁は、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の電磁式制御弁であって、前記第2の付勢手段は、前記吸引子の前記挿通孔内に配置されるとともに、この挿通孔に挿通可能なクリアランスを有するボールを介して前記抜け止め部材を付勢することを特徴とする。
請求項1の電磁式制御弁によれば、弁体が弁シールに接触した弁閉状態で、吸引子の挿通孔を介して、この吸引子に対するプランジャの位置を例えば治具により規定値に調整し、抜け止め部材と弁棒との固定をこの吸引子の挿通孔を介して行うことができる。したがって、抜け止め部材と吸引子の挿通孔の寸法精度を確保するだけで、その他の要素の中心軸方向の公差の累積による寸法のばらつきによる製品間の流量特性のばらつきを低減できる。
請求項2の電磁式制御弁によれば、請求項1の効果に加えて、抜け止め部材に鍔状部(ストッパ)を一体に形成すればよいので、部品点数の増加を招くことはない。
請求項3の電磁式制御弁によれば、請求項1の効果に加えて、ストッパ部及び鍔状部(ストッパ)が電磁式制御弁の端部に位置するので、ストッパ部により、弁リフトを調整することができる。
請求項4の電磁式制御弁によれば、請求項1乃至3の効果に加えて、第2の付勢手段により弁棒を付勢するとき、抜け止め部材をボールに対して球面接触させ、弁棒の端部を常に中心軸上に位置決めすることができるので、弁閉時に弁体と弁シールとの間の流体の漏れを防止することが可能となる。
本発明の第1実施形態の電磁式制御弁の弁閉状態の縦断面図である。 本発明の第1実施形態の電磁式制御弁の組立工程の一例を示す縦断面図である。 本発明の第1実施形態における抜け止め部材を連結ロッドに溶接した組立状態での各部の寸法を示す図である。 本発明の第1実施形態における圧力バランス部の他の例を示す図である。 本発明の第2実施形態の電磁式制御弁の弁閉状態の縦断面図である。 本発明の第2実施形態の電磁式制御弁における圧力バランス部の要部拡大図である。 本発明の第2実施形態における抜け止め部材を連結ロッドに溶接した組立状態での各部の寸法を示す図である。 電磁式制御弁におけるプランジャと吸引子間の間隙寸法のばらつきに起因する最大流量のばらつきの関係を示す図である。
次に、本発明の実施形態について説明する。図1は第1実施形態の電磁式制御弁の弁閉状態の縦断面図である。この実施形態の電磁式制御弁は、電磁弁ユニット10とハウジング20とで構成されている。ハウジング20には、弁ユニット装着孔20A、この弁ユニット装着孔20Aに連通する流入通路210及び流出通路220が形成されている。そして、弁ユニット装着孔20A内に弁ユニット10が嵌合され、弁ユニット10のフランジ10Aが図示しないボルト等により固着されている。
弁ユニット10は弁ハウジング1を有している。弁ハウジング1には、ハウジング20の流入通路210に連通する入口ポート1a、ハウジング20の流出通路220に連通する出口ポート1b、入口ポート1aに連通する一次室11、出口ポート1bに連通する二次室12、一次室11と二次室12を連通する弁ポート13を有している。弁ポート13は水平断面形状が円形であり、その一次室11側開口には弁シール部としてのリング状の弁シール14が配設されている。これにより、弁ポート13は一次室11側開口の周りに弁シール部を画定している。
一次室11、二次室12及び弁ポート13内には中心軸Pに沿った方向に移動可能な弁棒2が延在されている。弁棒2は、一次室11内に位置して弁シール14に対して離接が可能な円柱状の弁体21、弁体21の上方に延設された連結ロッド22,ピストン部23を有している。なお、弁シール14を無くして弁ポート13の一次室側開口のみとし、弁体21の下端周囲に弁シール14同等のシール部材を設けてもよい。この場合は、弁ポートの開口周囲が弁シール部となる。
弁体21は、弁棒2の中心軸Pに沿った方向への移動により決まる弁シール14との位置関係により、弁ポート13の開度を設定する。一次室11の内圧は二次室12の内圧より高圧であり、弁体21には、この一次室11の内圧と二次室12の内圧との差圧が作用し、弁体21は下方に力を受ける。この差圧が弁体21に作用する面積は、弁シール14の内径(弁体21の有効受圧径)により決まる。
ハウジング20の弁ユニット装着孔20Aの最奥部分は均圧室15を形成しており、この均圧室15はハウジング20に形成された均圧導入路16により、入口ポート1aを介して一次室11に連通されている。均圧室15内には圧力バランス部17が構成されている。この圧力バランス部17は、弁ハウジング1に形成された連通孔17a、連通孔17aによって二次室12に連通された低圧室17b、この低圧室17b内に嵌合して配設されたダイヤフラム17cを有している。連通孔17a内には弁棒2のピストン部23が連通孔と接触する事なく挿通され、このピストン部23の連結部23aがダイヤフラム17cの中心を貫通し、この連結部23aにダイヤフラムガイド17dが嵌め込まれている。そして、連結部23aの端部をかしめることにより、ダイヤフラム17cがピストン部23に固着されている。また、弁ハウジング1の下端部にはダイヤフラム押さえ17eが嵌合され、弁ハウジング1の下端をかしめることにより、ダイヤフラム押さえ17e及びダイヤフラム17cが固定されている。ダイヤフラム17cは柔軟性を有し、均圧室15に作用する一次圧と二次圧との差圧により変位し、その変位をピストン部23を介して弁棒2に伝達する。
弁ハウジング1の一次室11側(上側)には、円筒状のプランジャケース3が気密に固着されており、このプランジャケース3の上部には吸引子4が溶接により気密に固着されている。また、プランジャケース3の内部にはプランジャ5が配設され、プランジャ5と弁体21との間にはプランジャばね6が配設されている。なお、吸引子4及びプランジャ5は磁性体からなり、プランジャ5の通気孔53以外はそれぞれ中心軸Pを軸にして回転対称な形状となっている。吸引子4及びプランジャ5には中心軸Pと同軸な挿通孔41,51がそれぞれ形成されている。そして、弁棒2の連結ロッド22が、プランジャ5の挿通孔51と吸引子4の挿通孔41に挿通され、この吸引子4の挿通孔41内で、連結ロッド22の端部に非磁性体からなる筒状の抜け止め部材7が嵌め込まれている。この抜け止め部材7と連結ロッド22の端部とは後述のように溶接により固着されている。抜け止め部材7はプランジャ5側の端部に鍔状部71を有し、この鍔状部71は、プランジャ5の吸引子4側の対向面5aに接触した状態で、この対向面5aと吸引子4のプランジャ5側の対向面4aとの間に位置する。なお、この実施形態では鍔状部71がストッパに相当する。
プランジャばね6は、一端をプランジャ5の内側底面52に当接させ、他端を弁体21のプランジャ5側の端面であるばね受け部21aに当接させ、圧縮した状態で配設されている。これにより、プランジャ5は対向面5aを抜け止め部材7(その鍔状部71)に対して常時当接された状態となり、このプランジャ5が吸引子4方向に吸引されると、このプランジャ5と共に弁棒2が弁開方向に移動する。プランジャ5の挿通孔51と弁棒2の連結ロッド22とのクリアランスは、プランジャ5とプランジャケース3とのクリアランスより大きく設定されており、プランジャ5が中心軸Pと直交する方向に変位しても、弁棒2とプランジャ5は接触しない。
吸引子4には挿通孔41より径の大きな調整部用孔42が形成されており、この調整部用孔42内には第2の付勢手段としての設定調整部8が配設されている。この設定調整部8は、調整ねじ81、ばね受け82、調整ばね83、ボール84を有している。調整ばね83は調整ねじ81とばね受け82との間に圧縮状態で配設されており、ボール84はばね受け82に当接した状態で吸引子4の挿通孔41内に配設されている。そして、調整ばね83は、ばね受け82を介してボール84を抜け止め部材7の上端に当接するように付勢している。また、調整ねじ81は、その外周の雄ねじ部811を吸引子4の上部内周面に形成された雌ねじ部43に螺合することにより、吸引子4にネジ止めされている。
ボール84と吸引子4の挿通孔41との間には僅かにクリアランスが設けられており、ボール84は中心軸Pに沿って挿通孔41内で移動可能となっている。また、抜け止め部材7のボール84側端部には、厚みの薄い円筒形状となる円筒部72が形成されており、この円筒部72はボール84に対して球面接触される。これにより、抜け止め部材7(及び弁棒2)の上端は、常に中心軸P上に位置決めされる。
プランジャケース3および吸引子4の外周部には、ボビン9aに巻回された電磁コイル9が設けられており、電磁コイル9の励磁により、磁気回路が形成されて吸引子4とプランジャ5との間に磁気による吸引力が発生する。この吸引力は電磁コイル9へ通電する電流に応じたものとなる。
以上の構成により、実施形態の電磁式制御弁は次のように作用する。設定調整部8は、調整ばね83によりばね受け82、ボール84及び抜け止め部材7を介して弁棒2を弁シール14側に付勢している。電磁コイル9を励磁することにより、プランジャ5が吸引子4に吸引され、弁棒2は調整ばね83の付勢力に抗して弁シール14から離れる方向に移動し、弁閉から弁開となるとともに弁体21と弁シール14との中心軸Pに沿った方向の位置関係により、弁ポート13の開度が制御される。なお、プランジャ5が最上端位置で弁開度が全開となるのは、抜け止め部材7の鍔状部71が吸引子4の対向面4aに当接した位置である。このように、鍔状部71がストッパの役割をしており、これにより、プランジャ5が吸引子4に吸着(密着)されるのを防止する。
また、電磁コイル9の励磁を無くすことにより弁体21が弁シール14に着座し、弁閉となる。なお、調整ねじ81の追い込み量により、調整ばね83が弁棒2に加える付勢力が調整され、弁開に必要な電磁力(吸引力)を調節できる。このように、電磁コイル9が生じる電磁力と、調整ばね83のばね力との平衡関係によって弁棒2が中心軸Pに沿った方向に移動し、弁体21で弁ポート13の開度を変化させる。
また、弁体21には前述のように一次室11の内圧と二次室12の内圧の差圧が作用して下方に力が加わる。一方、均圧室15は均圧導入路16によって一次室11と連通されているので、均圧室15に作用する一次圧と二次圧との差圧がダイヤフラム17cに作用し、弁棒2には上方に力が加わる。そして、弁シール14の内径(弁体21の有効受圧径)と、ダイヤフラム17cの有効受圧径とが等しいので、弁棒2に対しては、差圧による力は互いにキャンセルされ、弁体21の開閉に差圧の影響を受けない流量制御が可能になる。
ここで、図1は弁体21が弁シール14に接触している弁閉の状態を示している。この状態から電磁コイル9に通電する電流の増加に対する流量の増加の割合は、無通電時の吸引子4の対向面4aとプランジャ5の対向面5aとの間隙Lによって決まる。この間隙Lは、弁体21の弁シート14への当接面21aからプランジャ5の対向面5aまでの長さをL1、弁シート14の弁体21への当接面14aから吸引子4の対向面4aまでの長さをL2とすると、L=L2−L1で決まる。このうち長さL2は、弁ハウジング1の加工精度、プランジャケース3の長さ、弁ハウジング1に対するプランジャケース3の取付精度、プランジャケース3に対する吸引子4の取付精度(特に溶接によるひずみ)により、製品によってばらつきが生じる。このばらつきは特に各要素の効果が中心軸P方向に累積するので大きくなる。また、仮に弁棒2に対してプランジャ5を予め固定してしまう構造の場合には、長さL1にばらつきが生じる。しかし、本発明によれば、次に説明するように、この対向面4a,5aの間隙Lの精度を確保して組み付けることができる。
図8はプランジャと吸引子間の間隙寸法のばらつきに起因する最大流量のばらつきの関係を示す図である。一般に、吸引子がプランジャを吸引する吸引力は、プランジャと吸引子間の間隙寸法が小さいと強く、大きくなると弱くなる。従来品の構造では、プランジャと吸引子間の間隙寸法がばらつく為、最大流量にばらつきが生じ、最大流量が仕様範囲内に入らないことがある。上記実施形態ではプランジャと吸引子間の間隙寸法Lのばらつきを低減できるため、最大流量のばらつきが小さくなる。このように、プランジャと吸引子間の間隙寸法が変わる事により、吸引力が変化すると、吸引力と調整ばねのばね力とのつり合いで作動する制御弁の流量特性が変化するので、前記間隙寸法Lを規定値内に管理することは、制御弁の流量特性を安定化させるために重要な課題となる。
図2は第1実施形態の電磁式制御弁の組立工程の一例を示す縦断面図である。なお、図では断面を示す斜線(ハッチング)を適宜省略してある。図2は抜け止め部材7を取り付ける工程であり、これより前の工程では、プランジャケース3を弁ハウジング1に固着し、弁ハウジング1の弁ポート13に弁シール14を取り付けるとともに、弁棒2を弁ハウジング1に組み付ける。また、弁棒2の下部の連結部23aと弁ハウジング1に対して圧力バランス部17を組み付ける。次に、プランジャばね6及びプランジャ5を弁棒2に装着する。そして、弁棒2の連結ロッド22の端部に抜け止め部材7を嵌め込み、吸引子4をプランジャケース3に装着して、プランジャケース3の上端部と吸引子4とを溶接により固着する。なお、図2では弁ハウジング1は図示を省略してある。
次に、図2(A) に示すように、プランジャ押さえ治具20と溶接トーチ30を用いて組み付け作業を行う。プランジャ押さえ治具20は、吸引子4内に挿入する筒状の大径部20aと小径部20bとを有しており、大径部20aは調整部用孔42内に挿入可能で、小径部20bは挿通孔41内に挿入可能となっている。また、大径部20aは小径部20bとの境界に当接面20a1を有し、小径部20bは先端に当接面20b1を有している。溶接トーチ30は大径部20a内から小径部20b内を通して小径部20bの先端に規定値分だけ突出する。
図2(A) に示すように、抜け止め部材7と連結ロッド22とは固着されておらず、抜け止め部材7は連結ロッド22に沿って中心軸P方向に摺動可能となっている。したがって、プランジャ5及び抜け止め部材7は、プランジャばね6の付勢力により吸引子4側に移動し、抜け止め部材7の鍔状部71が吸引子4の対向面4aに当接している。ただし、弁体21は弁シール14(図1)に当接した状態(弁閉状態)となっている。この状態で、プランジャ押さえ治具20及び溶接トーチ30を吸引子4内に挿入する。これにより、プランジャ押さえ治具20の小径部20bの当接面20b1が抜け止め部材7の円筒部72の先端面72aを押し、この抜け止め部材7とプランジャ5が弁体21側に移動する。そして、図2(B) に示すように、大径部20aの当接面20a1が吸引子4の調整部用孔42の底面42aに当接し、吸引子4に対する抜け止め部材7及びプランジャ5の位置が決まる。この状態で、溶接トーチ30により連結ロッド22の端部と抜け止め部材7の円筒部72の内側とを溶接し、抜け止め部材7を連結ロッド22に固着する。
図3は図2(B) の状態での各部の寸法を示す図である。前記のように無通電時のプランジャ5と吸引子4との間隙寸法をL、プランジャ押さえ治具20の小径部20bの寸法(当接面20a1,20b1間の寸法)をLL1、吸引子4の挿通孔41の寸法(長さ)をLL2、抜け止め部材7の鍔状部71の厚さ寸法をLL3、鍔状部71の上端から円筒部72の先端面72aまでの寸法をLL4、抜け止め部材7及びプランジャ5の押し込み長さをLL5とすると、以下の関係が成立する。
図3は弁体21が弁シール14に当接した弁閉状態であり、寸法LL5は弁閉状態から全開となるまでの寸法、すなわち弁リフト量である。そして、LL5=LL1−(LL2−LL4)となる。また、寸法Lは、前記のように通電する電流の増加に対する流量の増加の割合を決める寸法であり、L=LL5+LL3となる。このうち、寸法LL1はプランジャ押さえ治具20の小径部20bの寸法であるため各電磁式制御弁において共通である。したがって、吸引子4の挿通孔41の寸法LL2と抜け止め部材7の寸法のみを管理すれば、上記の寸法Lを各製品で一定にすることができる。このように、電磁式制御弁のその他の要素の公差を考慮することなく製品間での寸法Lのばらつきを押さえることができる。
図4は圧力バランス部の他の例であり、図1と同じまたは対応する要素には図1と同符号を付記して詳細な説明は省略する。この例の圧力バランス部17′はダイヤフラム17cの取付構造の他の例である。ピストン部23の連結部23aがダイヤフラム17cの中心を貫通し、この連結部23aにダイヤフラムガイド17dが嵌め込まれている。そして、連結部23aの端部にE型止め輪17fを嵌め込んでダイヤフラム17cがピストン部23に固着されている。また、ダイヤフラム押さえ17eはその外周の雄ねじ部17e1をハウジング1の下端部の内周に形成された雌ねじ部17gにねじ込むことによりダイヤフラム押さえ17e及びダイヤフラム17cが固定されている。これにより、万が一、ダイヤフラムに不具合が生じたとしてもダイヤフラム17cの交換を容易に行うことができる。
図5は第2実施形態の電磁式制御弁の弁閉状態の縦断面図、図6は第2実施形態の電磁式制御弁における圧力バランス部の要部拡大図であり、図1と同じまたは対応する要素には図1と同符号を付記して詳細な説明は省略する。第1実施形態ではストッパを抜け止め部材7の鍔状部71で構成したが、この第2実施形態ではストッパを圧力バランス部19側に設けたものである。すなわち、図5に示すように、抜け止め部材7′はボール84側端部に厚みの薄い円筒形状となる円筒部72′だけを有し、前記鍔状部71は形成されていない。そして、この抜け止め部材7′の円筒部72′はボール84に対して球面接触される。これにより、抜け止め部材7′(及び弁棒2)の上端は、常に中心軸P上に位置決めされる。
また、図5に示すように、この第2実施形態の圧力バランス部19は、第1実施形態と同様に、弁ハウジング1に形成された連通孔19a、連通孔19aによって二次室12に連通された低圧室19b、この低圧室19b内に嵌合して配設されたダイヤフラム19cを有している。連通孔19a内には弁棒2のピストン部23が連通孔と接触する事なく挿通され、このピストン部23の連結部23aがダイヤフラム19cの中心を貫通し、この連結部23aにダイヤフラムガイド19dが嵌め込まれている。そして、連結部23aの端部をかしめることにより、ダイヤフラム19cがピストン部23に固着されている。なお、連結部23aの端部とダイヤフラムガイド19dとを溶接等により固着するようにしてもよい。また、弁ハウジング1の下端部にはダイヤフラム押さえ19eが嵌合され、弁ハウジング1の下端をかしめることにより、ダイヤフラム押さえ19e及びダイヤフラム19cが固定されている。ダイヤフラム19cは柔軟性を有し、均圧室15に作用する一次圧と二次圧との差圧により変位し、その変位をピストン部23を介して弁棒2に伝達する。
図6に示すように、ダイヤフラムガイド19dの端部にはその外周に雄ねじ部19d1が形成されており、このダイヤフラムガイド19dには、ストッパ部19fが、その内側の雌ねじ部19f1を雄ねじ部19d1にねじ込むことにより取り付けられている。ストッパ部19fは外周に鍔状部19f2を有し、この鍔状部19f2は、ダイヤフラム押さえ19eの対向面19e1に対向している。この第2実施形態では鍔状部19f2がストッパに相当する。
この第2実施形態においても、図2での説明と同様に抜け止め部材7′をプランジャ押さえ治具20で連結ロッド22に沿って摺動させ、溶接トーチ30により抜け止め部材7′と連結ロッド22(弁棒2)とを溶接により固着することができる。また、この抜け止め部材7′の構成により、第1実施形態と同様にその他の部品要素の公差の累積を低減することができる。
図7は図3と同様に抜け止め部材7′を連結ロッド22に溶接した組立状態での各部の寸法を示す図である。各寸法L,LL1,LL2は第1実施形態と同様であり、抜け止め部材7′の寸法(長さ)をLL4′、とすると、以下の関係が成立する。なお、第2実施形態の場合、無通電時のプランジャ5と吸引子4との間隙寸法であるLはプランジャ5の押し込み長さでもある。
図6及び図7は弁体21が弁シール14に当接した弁閉状態であり、図6に示すように、寸法LL5′は弁閉状態から全開となるまでの寸法、すなわち弁リフト量である。そして、寸法Lは、前記のように通電する電流の増加に対する流量の増加の割合を決める寸法であり、L=LL1−(LL2−LL4′)となる。ここでL−LL5′が第1実施形態のLL3に相当するプランジャと吸引子間の最小間隙LL3′となる。したがって、吸引子4の挿通孔41の寸法LL2と抜け止め部材7′の寸法を正確にすれば、上記の寸法Lを各製品で一定にすることができる。このように、電磁式制御弁のその他の要素の公差を考慮することなく製品間での寸法Lのばらつきを押さえることができる。
この第2実施形態においては、電磁コイル9への通電によりプランジャ5及び弁棒2は移動して弁開となるが、全開状態では、ストッパ部19fの鍔状部19f2がダイヤフラム押さえ19eの対向面19e1に当接する。これにより、プランジャ5が吸引子4に吸着(密着)されるのを防止する。また、この第2実施形態においては、ダイヤフラムガイド19dに対してストッパ部19fをねじ込むことにより、鍔状部19f2とダイヤフラム押さえ19eの対向面19e1との間隔LL5′を前記プランジャと吸引子間の最小間隙L−LL5′が、規定値以下とならない範囲で調整することができる。さらにストッパ部19fと固定ナット19f3とは、互いに締め付けあうように係合するダブルナット固定されている。
以上の第1実施形態及び第2実施形態では、前記のように、抜け止め部材7,7′の円筒部72,72′がボール84に対して球面接触されることにより、抜け止め部材7,7′(及び弁棒2)の上端が常に中心軸P上に位置決めされる。また、プランジャ5の挿通孔51と弁棒2の連結ロッド22とのクリアランスは、プランジャ5とプランジャケース3とのクリアランスより大きく設定されており、さらに、抜け止め部材7,7′とプランジャ5とは固着されていない。したがって、プランジャ5が中心軸Pと直交する方向に変位しても、弁棒とプランジャは接触しない。さらに、弁棒2の下端部分(ピストン部23の連結部23a)は柔軟性を有するダイヤフラム17c,19cの中心に固定されている。このため、プランジャ5が中心軸Pと直交する方向に変位しても、弁棒2は中心軸Pからずれることもなく、中心軸Pに対して傾くこともない。したがって、弁体21が弁シール14に対して平行に対向して接触するので、この弁体21と弁シール14との間から流体が漏れることもない。さらに、弁棒は摺動する部位を持たないため、流量特性のヒステリシスが低減する。
例えば、前記特許文献2のものではプランジャケースとプランジャとの間にクリアランスがあり、また、弁棒とプランジャとが固着されているので、プランジャが中心軸と直交する方向に変位すると、弁棒が中心軸から傾いてしまい、弁閉時に弁体と弁シールとの間に隙間ができて流体が漏れ出すことがある。しかしながら、上記本願発明の実施形態によればこのようなことはない。
1 弁ハウジング
2 弁棒
21 弁体
22 連結ロッド
3 プランジャケース
4 吸引子
5 プランジャ
6 プランジャばね(付勢手段)
7,7′ 抜け止め部材
71 鍔状部(ストッパ)
8 設定調整部
84 ボール
9 電磁コイル
14 弁シール
17,19 圧力バランス部
19f2 鍔状部(ストッパ)
P 中心軸

Claims (4)

  1. 円筒状のプランジャケースと、
    前記プランジャケースの中心軸と同軸にしてこのプランジャケースに固定され電磁コイルへの通電によりこのプランジャケース内に磁路を導く吸引子と、
    前記プランジャケース内で前記吸引子に対向してこのプランジャケースの中心軸方向に移動可能に配設されたプランジャと、
    前記プランジャの中心を貫通して前記プランジャケースの中心軸方向に移動可能に配設されるとともに、弁ポートの弁シール部に対向する弁体を備えた弁棒と、
    前記弁棒の前記吸引子側端部に嵌め込まれ固着された円筒状の抜け止め部材と、
    前記弁体と前記プランジャとの間に配設された第1の付勢手段と、
    前記プランジャが前記吸引子に吸着するのを規制するストッパと、
    を備え、
    前記吸引子の中心に挿通孔が形成され、この挿通孔の一方側に前記プランジャが配置されるとともに他方側に第2の付勢手段が配置され、
    第2の付勢手段は前記吸引子の前記挿通孔を介して前記抜け止め部材を付勢するように構成され、
    前記第1の付勢手段により、前記弁棒に遊嵌して配設された前記プランジャを前記抜け止め部材側に付勢するようにしたことを特徴とする電磁式制御弁。
  2. 前記ストッパが、前記抜け止め部材の前記プランジャ側の端部に形成された鍔状部により構成されていることを特徴とする請求項1に記載の電磁式制御弁。
  3. 前記ストッパが、前記弁棒に対して前記第2の付勢手段と反対側の端部に配置されたストッパ部の鍔状部によって構成されていることを特徴とする請求項1に記載の電磁式制御弁。
  4. 前記第2の付勢手段は、前記吸引子の前記挿通孔内に配置されるとともに、この挿通孔に挿通可能なクリアランスを有するボールを介して前記抜け止め部材を付勢することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の電磁式制御弁。
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