JP2002151327A - ソレノイド - Google Patents
ソレノイドInfo
- Publication number
- JP2002151327A JP2002151327A JP2000346552A JP2000346552A JP2002151327A JP 2002151327 A JP2002151327 A JP 2002151327A JP 2000346552 A JP2000346552 A JP 2000346552A JP 2000346552 A JP2000346552 A JP 2000346552A JP 2002151327 A JP2002151327 A JP 2002151327A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- grommet
- solenoid
- lead wire
- case
- coil
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Abstract
メットまわりの密封性を高める。 【解決手段】 ケース25とコイル9の間に樹脂を充填
して形成されるモールド樹脂35と、リード線22が挿
通するグロメット31とを備え、グロメット31を介し
てリード線22がケース25から取り出されるソレノイ
ド20において、モールド樹脂35にグロメット31を
固定するグロメット固定部36を一体形成し、グロメッ
ト31とグロメット固定部33の間に環状溝39を形成
し、環状溝39にグロメット31とグロメット固定部3
3の間を密封する環状シール部40を形成する。
Description
備えられるソレノイドの改良に関するものである。
例流量制御弁は、基本的にバルブ穴15が開口するスリ
ーブ1と、スリーブ1に対して軸受4,5を介して軸方
向に変位可能に支持されるシャフト3と、コイル9のソ
レノイド推力によってシャフト3を駆動するプランジャ
7とを備える。
コイル9と、コイル9を収容するケース25と、図示し
ない駆動回路からの励磁電流をコイル9に通電するリー
ド線22と、リード線22に嵌められるグロメット31
と、ケース25とコイル9の間に充填されるモールド樹
脂35とを主体として構成される。
8からグロメット31を介して取り出される。ケース2
5とコイル9の間にモールド樹脂35が形成され、この
モールド樹脂35は取り出し口28からケース25の外
側に突出してグロメット31を固定するグロメット固定
部36を有する。
ら突出する筒部33と、筒部33の基端部から環状に突
出したつば部32とを有し、このつば部32がグロメッ
ト固定部36に固定されることによってその抜け止めが
行われる。
20に水がかかったり、水滴や霧に晒される環境にある
場合、グロメット31のまわりから水がソレノイド20
に侵入しないように、ソレノイド20の密封性が要求さ
れる。
形成され、その貫通穴34の内周面がリード線22の外
皮に押し付けられるようにして面接合することにより、
リード線22まわりの密封がはかられる。
ド20にあっては、グロメット固定部36が樹脂を固め
て形成されるため、グロメット固定部36の樹脂部材を
グロメット31の表面に強く押し付けることができず、
グロメット31まわりの密封性を高めることが難しいと
いう問題点があった。
のであり、ソレノイドにおいてグロメットまわりの密封
性を高めることを目的とする。
収容するケースと、ケースとコイルの間に樹脂を充填し
て形成されるモールド樹脂と、コイルを通電するリード
線と、リード線を挿通させるグロメットとを備え、グロ
メットを介してリード線がケースから取り出されるソレ
ノイドに適用する。
するグロメット固定部を一体形成し、グロメットとグロ
メット固定部の間に環状溝を形成し、環状溝にグロメッ
トとグロメット固定部の間を密封する環状シール部を形
成したことを特徴とするものとした。
シール部として環状溝に接着剤を充填したことを特徴と
するものとした。
いて、環状シール部として環状溝にシールリングを介装
したことを特徴とするものとした。
ットはモールド樹脂のグロメット固定部に固定されるこ
とによってその抜け止めが行われるが、樹脂を固めて形
成されるグロメット固定部は、グロメットの表面に対す
る面圧を高められない。
樹脂とグロメット間に形成され、両者間の密封が確実に
行われる。これにより、ソレノイドに水がかかったり、
水滴や霧に晒される環境にある場合、グロメットのまわ
りから水がソレノイドに侵入することを防止できる。
固定部とグロメットのそれぞれに接着するため、モール
ド樹脂とグロメット間の密封が確実に行われる。
メット固定部とグロメットのそれぞれに密着するため、
モールド樹脂とグロメット間の密封が確実に行われる。
に基づいて説明する。なお、前記図2に示す前記従来例
と同一構成部には同一符号を付す。
に挿入して取り付けられる円筒状のスリーブ1と、スリ
ーブ1内に摺動可能に挿入されるシャフト3を備える。
ポンプから吐出される作動流体は、図中白抜き矢印で示
すように上流室14、バルブ穴15、下流室16を通っ
て負荷側へと流れる。
6に渡って一対の軸受4,5を介して摺動可能に支持さ
れる。シャフト3はその先端に円錐状のシャフト端面1
8が形成され、このシャフト端面18がバルブ穴15に
挿入される。シャフト3が図において右方向に変位する
のに伴って、シャフト端面18とバルブ穴15の間に画
成される可変絞り部8の開口面積が次第に大きくなる。
向)に付勢するスプリング11が設けられる。スプリン
グ11はシャフト3の端面とアジャスタ13の間に圧縮
して介装される。ベース6に対するアジャスタ13の螺
合位置を変えることにより、スプリング11のバネ力が
変わり、製品の流量バラツキ等に対応して流量絶対値の
大小が調整される。
心)7が固定され、ソレノイド推力によりプランジャ7
をシャフト3の開弁方向(図において右方向)に駆動す
るソレノイド20が設けられる。
コイル9と、コイル9を収容するケース25と、図示し
ない駆動回路からの励磁電流をコイル9に通電するリー
ド線22と、リード線22に嵌められるグロメット31
と、ケース25とコイル9の間に充填されるモールド樹
脂35とを主体として構成される。
ス25と、エンドキャップ26、ベース6、フィラーリ
ング27、プランジャ7によって構成される。この磁界
によりプランジャ7がベース6に吸着され、シャフト3
がスプリング11に抗して図において右方向に変位す
る。
に形成され、その開口端がエンドキャップ26によって
閉塞される。円盤状をしたエンドキャップ26はケース
25とベース6の間に圧入される。また、ベース6の先
端部は円筒状のフィラーリング27を介してスリーブ1
に連結されている。
めの取り出し口28が形成される。リード線22はその
端部にグロメット31が嵌められ、このグロメット31
を介して取り出し口28から取り出される。グロメット
31から突出したリード線22の先端部はパッキン29
を介してボビン21に挿入されている。
形成され、その貫通穴34にリード線22が圧入され
る。
てモールド樹脂35が形成され、コイル9等が絶縁され
る。このモールド樹脂35にグロメット31を固定する
グロメット固定部36を一体形成される。このグロメッ
ト固定部36は型を介して成型され、取り出し口28か
らケース25の外側に突出して形成される。
る円筒状の筒部33と、筒部33の基端部から環状に突
出したつば部32とを有し、このつば部32がモールド
樹脂35に固定されることによってその抜け止めが行わ
れる。
が、グロメット31とグロメット固定部33の間に環状
溝39が形成され、環状溝39にグロメット31とグロ
メット固定部33の間を密封する環状シール部40が形
成される。
状溝39にシリコン接着剤を充填して形成される。シリ
コン接着剤は、グロメット固定部36とグロメット31
の筒部33およびつば部32に渡って接着する。
態につき、次に作用を説明する。
ド樹脂35のグロメット固定部36に固定されることに
よってその抜け止めが行われる。
形成され、その貫通穴34がリード線22の外皮に押し
付けられるようにして面接合することにより、リード線
22まわりの密封がはかられる。
めて形成されるため、グロメット31の表面に対する面
圧を高められない。
ル部40はグロメット固定部36とグロメット31の筒
部33およびつば部32に渡って接着するため、モール
ド樹脂35とグロメット31間の密封が確実に行われ
る。これにより、ソレノイド20に水がかかったり、水
滴や霧に晒される環境にある場合、グロメット31のま
わりから水がソレノイド20に侵入することを防止でき
る。
充填する代わりに、緊迫力を持ったゴム等の弾性体から
なるシールリングを介装してもよい。
によってグロメット固定部36とグロメット31の筒部
33およびつば部32に押し付けられるようにして面接
合するため、モールド樹脂35とグロメット31間の密
封が確実に行われる。
に、その技術的な思想の範囲内において種々の変更がな
しうることは明白である。
の断面図。
Claims (3)
- 【請求項1】コイルを収容するケースと、 前記ケースと前記コイルの間に樹脂を充填して形成され
るモールド樹脂と、 前記コイルを通電するリード線と、 前記リード線を挿通させるグロメットとを備え、 前記グロメットを介して前記リード線が前記ケースから
取り出されるソレノイドにおいて、 前記モールド樹脂に前記グロメットを固定するグロメッ
ト固定部を一体形成し、 前記グロメットと前記グロメット固定部の間に環状溝を
形成し、 前記環状溝に前記グロメットと前記グロメット固定部の
間を密封する前記環状シール部を形成したことを特徴と
するソレノイド。 - 【請求項2】前記環状シール部として前記環状溝に接着
剤を充填したことを特徴とする請求項1に記載のソレノ
イド。 - 【請求項3】前記環状シール部として前記環状溝にシー
ルリングを介装したことを特徴とするものとした。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000346552A JP3448272B2 (ja) | 2000-11-14 | 2000-11-14 | ソレノイド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000346552A JP3448272B2 (ja) | 2000-11-14 | 2000-11-14 | ソレノイド |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002151327A true JP2002151327A (ja) | 2002-05-24 |
JP3448272B2 JP3448272B2 (ja) | 2003-09-22 |
Family
ID=18820403
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000346552A Expired - Fee Related JP3448272B2 (ja) | 2000-11-14 | 2000-11-14 | ソレノイド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3448272B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006009095A1 (ja) * | 2004-07-16 | 2006-01-26 | Eagle Industry Co., Ltd. | 電磁制御弁 |
JP2011033181A (ja) * | 2009-08-06 | 2011-02-17 | Kyb Co Ltd | 電磁比例制御弁 |
JP2011169415A (ja) * | 2010-02-19 | 2011-09-01 | Saginomiya Seisakusho Inc | 電磁式制御弁 |
KR101245162B1 (ko) | 2010-11-29 | 2013-03-19 | 우성알앤디 주식회사 | 전자석의 실링구조 |
CN108701524A (zh) * | 2016-04-08 | 2018-10-23 | 伊格尔工业股份有限公司 | 螺线管 |
-
2000
- 2000-11-14 JP JP2000346552A patent/JP3448272B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006009095A1 (ja) * | 2004-07-16 | 2006-01-26 | Eagle Industry Co., Ltd. | 電磁制御弁 |
JPWO2006009095A1 (ja) * | 2004-07-16 | 2008-05-01 | イーグル工業株式会社 | 電磁制御弁 |
US7611121B2 (en) | 2004-07-16 | 2009-11-03 | Eagle Industry Co. Ltd. | Solenoid control device |
JP4733041B2 (ja) * | 2004-07-16 | 2011-07-27 | イーグル工業株式会社 | 電磁制御弁 |
JP2011033181A (ja) * | 2009-08-06 | 2011-02-17 | Kyb Co Ltd | 電磁比例制御弁 |
JP2011169415A (ja) * | 2010-02-19 | 2011-09-01 | Saginomiya Seisakusho Inc | 電磁式制御弁 |
KR101245162B1 (ko) | 2010-11-29 | 2013-03-19 | 우성알앤디 주식회사 | 전자석의 실링구조 |
CN108701524A (zh) * | 2016-04-08 | 2018-10-23 | 伊格尔工业股份有限公司 | 螺线管 |
US10978233B2 (en) | 2016-04-08 | 2021-04-13 | Eagle Industry Co., Ltd. | Solenoid having a barrier between a solenoid housing and package |
CN108701524B (zh) * | 2016-04-08 | 2021-07-16 | 伊格尔工业股份有限公司 | 螺线管 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3448272B2 (ja) | 2003-09-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7513272B2 (en) | Solenoid valve | |
JP5174919B2 (ja) | 電磁弁 | |
US9620274B2 (en) | Proportional linear solenoid apparatus | |
JP2009518587A (ja) | 圧力補償法 | |
US4453700A (en) | Fluid control valve assembly | |
JP4366835B2 (ja) | 電磁弁 | |
JP2002151327A (ja) | ソレノイド | |
WO2017163700A1 (ja) | 磁気粘性流体を用いた連結装置 | |
JP3693080B2 (ja) | リニアソレノイド | |
JP4704388B2 (ja) | 電磁弁 | |
JP6375185B2 (ja) | ソレノイド及びソレノイドバルブ | |
JP2001141098A (ja) | 電磁弁 | |
JP5546389B2 (ja) | 電磁弁のコイル成形体の成形方法 | |
KR101890573B1 (ko) | 유체전자제어유닛의 솔레노이드 | |
JP2000097361A (ja) | 電磁弁 | |
CN210912398U (zh) | 电磁阀及液压装置 | |
JP2576285Y2 (ja) | 電磁弁 | |
US20210010611A1 (en) | Solenoid Valve with Slide Formed in Two Parts | |
JP2021006744A (ja) | 電磁弁のための逆止め弁、およびこれに対応する電磁弁 | |
JP2898400B2 (ja) | 電磁弁 | |
KR100328222B1 (ko) | 유압제동장치의 솔레노이드밸브 | |
JPH10318407A (ja) | 電磁弁 | |
JP3482745B2 (ja) | 制御弁 | |
JPS6339935Y2 (ja) | ||
JP2008069983A (ja) | 比例電磁弁 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080704 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090704 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100704 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100704 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110704 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120704 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120704 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130704 Year of fee payment: 10 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |