JP2011168262A - パテ面出しツール - Google Patents
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Abstract
【課題】 補修箇所へのパテ付けを最小限にし、研磨作業時間の短縮及び研磨作業を容易化できるとともに補修箇所表面の仕上がりが良好になるパテ面出しツールを提供する。
【解決手段】 適度な剛性を有する板状の金属素材と塩化ビニール等のプラスチック板またはアルミ板から製せられ、それぞれ板状の金属素材とプラスチック板またはアルミ板にシリコンのシール剤を付けて圧着して構成する。
【選択図】図4
【解決手段】 適度な剛性を有する板状の金属素材と塩化ビニール等のプラスチック板またはアルミ板から製せられ、それぞれ板状の金属素材とプラスチック板またはアルミ板にシリコンのシール剤を付けて圧着して構成する。
【選択図】図4
Description
本発明はパテ整形具に係り、自動車の補修箇所に盛り付けた未硬化のパテ表面を補修箇所周縁の形状に合わせて均一に整形するパテ面出しツールに関する。
従来、自動車の例えばフェンダーパネルやドアパネルにキズや凹み等が生じた場合、キズ及び凹みが生じている範囲をサンダー等の研磨機により足付け研磨し、未硬化のパテを充填した後にパテへら等の道具を使用して盛り付け整形し、サンダー等の研磨機によって補修箇所周縁と同様な平面あるいは曲面を形成するようパテ表面を研磨している。
従来、自動車の補修箇所へパテを充填する際は、上記に開示したパテへら等で盛り付け、パテ乾燥硬化後にサンダー装置あるいは研磨ファイル等で研磨している。
しかしながら、研磨によりパテ表面形状を、補修箇所周縁の形状と同様なきれいな表面にするには熟練度と時間を要し、また、研磨しすぎた場合は再度パテを盛り付けて研磨をするという作業の繰り返しにより時間の浪費、さらに同時にパテ研磨粉も生じ、周囲の環境や個人の衛生にも良くない。
また、研磨作業のみでパテ表面の緩やかな凹凸及び微小な凹凸を十分になくすことは容易ではなく、必ずしも良好なパテ表面を作れるとは限らない。
そこで本発明は、補修箇所周縁部の曲面あるいは平面を利用してパテ表面をきれいにならし、かつパテ付けを最小限にするパテ整形具であり、これにより熟練した作業者でなくともパテ表面の仕上がりを良好にし、研磨作業に伴うパテ研磨粉の発生も最小限にすることができるパテ面出しツールを提供するものである。
本発明に係るパテ面出しツールは、板状の金属素材と塩化ビニール等のプラスチック板またはアルミ板から製せられ、板状の金属素材とプラスチック板またはアルミ板をシリコンのシール剤で張り合わせて密着性を高め、かつ板状の金属素材を湾曲してもプラスチック板またはアルミ板が追従可能な柔軟性を持たせたもので、自動車の補修箇所へ未硬化のパテを盛り付けた後に板状の金属素材を当該補修箇所の周縁部の形状に合わせて適度にしならせ、自動車ボディに密着させながらパテをならすことでパテ付けを必要最低限なものとし、研磨作業の簡易化及び補修箇所表面の仕上がりを良好にできることを特徴とするものである。
本発明に係るパテ面出しツールは、板状の金属素材と塩化ビニール等のプラスチック板またはアルミ板から製せられ、それぞれ板状の金属素材とプラスチック板またはアルミ板にシリコンのシール剤を添付して接着し密着性を高め、かつ一体的に湾曲可能な柔軟性を持たせることで、自動車の補修箇所周縁部の形状に合わせて適度にしならすことができ、自動車ボディに密着させながら補修箇所に盛り付けた未硬化のパテをならすことで、パテ付けを必要最低限なものとし研磨作業の簡易化及び補修箇所表面の仕上がりを良好にできる。
パテ整形部材を耐久性と耐溶剤性のある金属素材にすることで、パテをならした後に本体に付着したパテをラッカーシンナー等の溶剤で簡単に洗浄できる。
パテ整形部材の板状の金属素材は、自動車ボディの曲面に合わせて適度な剛性としなりを持つ素材を選択することにより、補修箇所周縁部の形状と同様な形状を形成することができ、より一層自動車ボディの形状と同様なパテ表面形状を忠実に再現できる。
さらに自動車ボディの補修箇所と推定される範囲に板状の金属素材を密着させてしごくことにより自動車ボディの表面塗料に摩擦キズを生じさせ、凹部及び凸部の判定を行うことができるとともに、パテ整形部材を自動車ボディに密着させた状態で蛍光灯や自然光などの光を透かして目視することにより凹部及び凸部の判定を行うことができる。
本発明に係るパテ面出しツールは図1及び図2に示すように、適度な剛性を有する板状の金属素材のパテ整形部材1と、このパテ整形部材1にシール剤3で接着した塩化ビニール等のプラスチック板またはアルミ板の把持部材2で構成されている。
パテ整形部材1及び把持部材2は自動車ボディの補修箇所周縁の形状に対応して一体的に湾曲可能にするため、シリコンのシール剤で密着性と柔軟性を持たせている。
パテ整形部材1は適度な剛性を持たせた板状の金属素材にすることで自動車ボディの形状に合わせて湾曲させた際に円滑な曲面や平面を形成可能にするものである。
把持部材2は適度な長さや幅を持たせることで掴みやすくしたものである。
1 パテ整形部材
2 把持部材
3 シール剤
4 補修箇所
5 パテ充填部
6 把持部
7 自動車ボディ
2 把持部材
3 シール剤
4 補修箇所
5 パテ充填部
6 把持部
7 自動車ボディ
Claims (1)
- 板状の金属素材と塩化ビニール等のプラスチック板またはアルミ板から製せられ、それぞれ板状の金属素材とプラスチック板またはアルミ板にシリコンのシール剤を添付して張り合わせることで密着性を高め、かつ板状の金属素材を湾曲してもプラスチック板またはアルミ板が追従可能な柔軟性を持たせたもので、自動車の補修箇所へ未硬化のパテを盛り付けた後に板状の金属素材を当該補修箇所周縁部の形状に合わせて適度にしならせ、自動車ボディに密着させながらパテをならすことでパテ付けを必要最低限なものとし、研磨作業の簡易化及び補修箇所表面の仕上がりを良好にできることを特徴とするパテ面出しツール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010053731A JP2011168262A (ja) | 2010-02-19 | 2010-02-19 | パテ面出しツール |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010053731A JP2011168262A (ja) | 2010-02-19 | 2010-02-19 | パテ面出しツール |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011168262A true JP2011168262A (ja) | 2011-09-01 |
Family
ID=44682816
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010053731A Pending JP2011168262A (ja) | 2010-02-19 | 2010-02-19 | パテ面出しツール |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2011168262A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2555104A2 (en) | 2011-08-01 | 2013-02-06 | Sony Corporation | Information processing device, information processing method, and program |
JP2015093609A (ja) * | 2013-11-13 | 2015-05-18 | 有限会社ボデーショップ佐野 | 自動車ボデーの修復方法及びラインサポーター |
WO2016135930A1 (ja) * | 2015-02-26 | 2016-09-01 | 有限会社ボデーショップ佐野 | 自動車ボデーの修復方法及びラインサポーター |
KR20180065298A (ko) * | 2016-12-07 | 2018-06-18 | 현대자동차주식회사 | 브레이징 리페어 기구 및 방법 |
-
2010
- 2010-02-19 JP JP2010053731A patent/JP2011168262A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR20180065298A (ko) * | 2016-12-07 | 2018-06-18 | 현대자동차주식회사 | 브레이징 리페어 기구 및 방법 |
KR102487168B1 (ko) | 2016-12-07 | 2023-01-10 | 현대자동차 주식회사 | 브레이징 리페어 기구 및 방법 |
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