JP2011167757A - 溶接管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】溶接入熱量を容易に算出し管理することが可能な溶接管理システムを提供する。
【解決手段】溶接時間算出部11は、溶接機20から受信した溶接電流値又は溶接電圧値に基づいて溶接時間を算出する。溶接速度算出部12は、算出した溶接時間と加速度センサ40により計測された加速度とに基づいて溶接速度を算出する。入熱量算出部13は、溶接電流と溶接電圧と溶接速度とに基づいて溶接入熱量を算出する。管理情報記憶部16は、溶接入熱量を溶接DB18に記憶する。
【選択図】図5

Description

本発明は、溶接施工に関する情報を管理する溶接管理システムに関する。
溶接施工における溶接品質を確保するために、溶接作業日時、溶接作業者、溶接対象物、溶接電圧値、溶接電流値、溶接時の溶接対象物の温度、溶接入熱量等、様々な情報を収集し、これらが適正であったかを確認する必要がある。
溶接入熱量とは、溶接時に発生するアークの発熱量を近似的に示す値であり、単位長さ当たりの発熱量で表される。具体的には、溶接電流をI(A)、溶接電圧をV(V)、溶接速度をv(cm/分)とすると、溶接入熱量H(ジュール/cm)は(V×I×60)/vで算出される。このうち溶接電流と溶接電圧は、溶接機の設定値又は測定値から容易に求められる。
溶接速度を求める方法としては、溶接時間をストップウォッチで計測し、溶接長さを定規で計測し、溶接長さを時間で除算することにより算出する方法があるが、人手がかかるとともに正確さに欠ける。
特許文献1には、溶接線に沿って平行な位置の被溶接材に2個の温度センサを設け、溶接棒の交換等で溶接作業が中断しても溶接時間を正確に計測する技術が記載されている。具体的には、特許文献1では、溶接トーチが第1の温度センサの設置位置近傍まで達してから、溶接棒を交換するためにアークが中断して溶接電流が0となるまでの時間(T4−T3)と、アークが発生して溶接電流が所定値になり溶接を再開してから溶接トーチが第2の温度センサの設置位置近傍まで達するまでの時間(T6−T5)とを演算し、時間(T4−T3)と時間(T6−T5)を加算し、当該加算した時間と、第1の温度センサと第2の温度センサとの間の距離とから溶接速度を演算している。
特開2002−28782号公報
しかしながら、特許文献1に記載の溶接速度の計測方法では、2つの温度センサを用意する必要があり、また、当該2つの温度センサ及び電流計で測定された溶接電流値を用いて複雑な判定及び演算を行う必要があった。さらに、溶接作業員や溶接対象物、溶接日時等の様々な情報を収集して一括で管理することができなかった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、溶接入熱量を容易に算出し管理することが可能な溶接管理システムを提供することを目的とする。
また、溶接入熱量に加えて、溶接施工に関する情報を一括で管理することができる溶接管理システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る溶接管理システムは、溶接施工に関する情報を管理する溶接管理システムであって、溶接トーチ又は該溶接トーチを操作する溶接作業者の腕に取り付けられた1つのセンサによる計測結果に基づいて溶接速度を算出する溶接速度算出手段と、溶接電流と溶接電圧と前記溶接速度算出手段により算出された溶接速度とに基づいて溶接入熱量を算出する入熱量算出手段と、前記入熱量算出手段により算出された溶接入熱量を記憶する管理情報記憶手段とを備えたことを特徴とする。
上記構成によれば、溶接管理システムは、溶接トーチ又は該溶接トーチを操作する溶接作業者の腕に取り付けられた1つのセンサによる計測結果に基づいて溶接速度を算出し、溶接電流と溶接電圧と溶接速度とに基づいて溶接入熱量を算出し記憶するため、溶接入熱量を容易に算出し管理することができる。
上記構成において、溶接電流又は溶接電圧に基づいて溶接時間を算出する溶接時間算出手段をさらに備え、前記センサは加速度センサであり、前記溶接速度算出手段は、前記溶接時間算出手段により算出された溶接時間と前記センサにより計測された加速度に基づいて溶接速度を算出することを特徴とする。
上記構成によれば、1つの加速度センサを溶接トーチ又は該溶接トーチを操作する溶接作業者の腕に取り付けるだけで、溶接速度を容易に算出することができ、溶接速度から溶接入熱量を容易に算出して管理することができる。
上記構成において、溶接電流又は溶接電圧に基づいて溶接時間を算出する溶接時間算出手段をさらに備え、前記センサは変位センサであり、前記溶接速度算出手段は、前記溶接時間算出手段により算出された溶接時間と前記センサにより計測された変位とに基づいて、溶接速度を算出することを特徴とする。
上記構成によれば、1つの変位センサを溶接トーチ又は該溶接トーチを操作する溶接作業者の腕に取り付けるだけで、溶接速度を容易に算出することができ、溶接速度から溶接入熱量を容易に算出して管理することができる。
上記構成に加えて、溶接作業者に取り付けられ、前記溶接作業者を特定するための作業者識別情報が記憶された作業者用RFIDタグと、溶接対象物に取り付けられ、前記溶接対象物を特定するための溶接対象物識別情報が記憶された溶接対象物用RFIDタグとをさらに備え、前記管理情報記憶手段は、前記作業者用RFIDタグから読み取られた作業者識別情報と、前記溶接対象物用RFIDタグから読み取られた溶接対象物識別情報と、前記作業者識別情報で特定される溶接作業者が前記溶接対象識別情報で特定される溶接対象物を溶接した時に前記入熱量算出手段により算出された溶接入熱量と、日時と、を対応付けて記憶することを特徴とする。
このような構成とすれば、溶接入熱量に加えて、溶接作業者及び溶接対象物に関する情報を一括で管理することができる。
また、上記構成に加えて、溶接電流又は溶接電圧に基づいて、ある溶接作業と次の溶接作業との間の作業間隔時間を算出する作業間隔算出手段と、前記作業間隔算出手段により算出された作業間隔時間に基づいてパス間温度を算出するパス間温度算出手段とをさらに備え、前記管理情報記憶手段は、前記パス間温度をさらに記憶することを特徴とする。
このように構成することで、作業間隔時間に基づいてパス間温度を容易に推定することができ、溶接対象物が十分に冷却されたかを管理することができる。
本発明によれば、溶接管理システムは、溶接トーチ又は該溶接トーチを操作する溶接作業者の腕に取り付けられた1つのセンサによる計測結果に基づいて溶接速度を算出し、溶接電流と溶接電圧と溶接速度とに基づいて溶接入熱量を算出し記憶するため、溶接入熱量を容易に算出し管理することができる。
本発明の実施形態に係る溶接管理システムの全体構成図である。 同実施形態に係る情報管理装置の機能構成を示すブロック図である。 同実施形態に係る溶接電流値又は溶接電圧値の時間推移を示すグラフである。 同実施形態に係る加速度センサにより計測された加速度と時間経過との関係を示すグラフの一例である。 同実施形態に係る溶接管理システムにより行われる溶接管理手順を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態を添付の図面を参照しながら説明する。
図1は本発明の実施形態に係る溶接管理システム1の全体構成図である。同図に示すように、溶接管理システム1は、溶接条件を制御する溶接機20と、溶接機20とケーブルで接続され溶接作業を行うための溶接トーチ30と、溶接トーチ30又は溶接作業者の手首に取り付けられた加速度センサ40と、溶接作業者に取り付けられた作業者用タグ(「作業者用RFID(Radio Frequency Identification)タグ」に対応)50と、溶接対象となる配管62に取り付けられた配管IDタグ(「溶接対象物用RFIDタグ」に対応)60と、作業者用タグ50及び配管IDタグ60に記憶された情報を読み取る携帯端末機70と、携帯端末機70、加速度センサ40、溶接機20等から情報を収集して管理する情報管理装置10とを備えている。
溶接機20は、溶接トーチ30及び図示せぬ電源に接続されており、溶接トーチ30に電力を供給する。溶接機20は、溶接作業が行われている時の溶接電流、溶接電圧及び経過時間を計測し、これらの計測した値を図示せぬ通信ケーブルを介して情報管理装置10に送信する。
溶接トーチ30は、溶接機20から供給される電力により、配管62と溶接トーチ30との間にアークを発生させることにより配管62の溶接を行う。
加速度センサ40は、加速度を計測する一般的なセンサであり、計測した加速度を図示せぬ通信ケーブルを介して情報管理装置10に送信する。加速度センサ40は、コイルばねや板ばねを備える機械式であっても、波長の変化を検出する光学式であっても、MEMS(Micro Electro Mechanical System)技術を用いた半導体式でも、位置変化を静電容量の変化として検出する静電容量型でも、ピエゾ抵抗型であっても、加速度を検出できるセンサであればよい。なお、図1には、加速度センサ40が取り付けられる箇所を示すために、加速度センサ40は溶接トーチ30と溶接作業者の手首との両方に取り付けられている様子が図示されているが、加速度センサ40は溶接トーチ30と溶接作業者の手首との何れか一方に取り付けられていればよい。
作業者用タグ50及び配管IDタグは、一般的なRFIDタグであり、ハードウェア構成として、図示せぬCPU(Central Processing Unit)とメモリとアンテナと無線通信インターフェースとを備えている。
作業者用タグ50のメモリには、溶接作業者を特定するための作業者IDが記憶されている。配管IDタグ60のメモリには、配管62を特定するための配管IDが記憶されている。作業者用タグ50は、携帯端末機70から制御信号を含む電波を受信すると共振作用により電力を発生し、メモリに記憶されている作業者IDを携帯端末機70に送信する。同様に、配管IDタグ60は、携帯端末機70から制御信号を含む電波を受信すると共振作用により電力を発生し、配管IDタグを携帯端末機70に送信する。
携帯端末機70は、リーダ・ライタの機能を有する一般的な携帯情報端末(PDA)である。携帯端末機70は、制御信号を含む電波を発信することにより、作業者用タグ50及び配管IDタグ60に対して電力の供給を行い、作業者用タグ50のメモリに記憶されている作業者ID及び配管IDタグ60のメモリに記憶されている配管IDを受信する。そして、携帯端末機70は、受信した作業者ID及び配管IDを情報管理装置10に転送する。
情報管理装置10は、ハードウェア構成として、図示せぬ、CPUと、プログラム、データ、溶接DB18等のデータベースを記憶するメモリと、通信インターフェースと、内部時計とを備えている。CPUが記憶装置に記憶されたプログラムに従って処理を実行することにより、図2に示す機能構成が情報管理装置10に実現される。
溶接時間算出部11は、溶接機20で計測され溶接機20から受信した溶接電流値又は溶接電圧値に基づいて、溶接時間(アークタイム)を算出する。図3(a)、(b)は、溶接機20から受信した溶接電流値、溶接電圧値、経過時間をグラフ化したものである。図3(a)に示すように、溶接作業中にアークが発生して溶接が行われている時は溶接電圧値及び溶接電流値は高くなる(所定値以上となる)が、溶接が行われていない時は溶接電流値及び溶接電圧値は低くなる。このため、図3(a)、(b)に示すグラフのデータに基づいて、1回の溶接作業中に溶接電流値又は溶接電圧値が所定値以上である時間を検出して加算することで、1回の溶接作業の溶接時間を算出することができる。
溶接速度算出部12は、溶接時間算出部11により算出された溶接時間と、加速度センサ40により計測された溶接トーチ30の加速度とに基づいて、溶接速度を算出する。図4は、加速度センサ40により計測された加速度と経過時間との関係を示すグラフの一例である。例えば図3(b)に示すように、1回の溶接作業の開始時刻が時刻Aであり終了時刻が時刻Bの場合には、溶接速度算出部12は、時刻Aから時刻Bまでの溶接トーチ30の加速度を積算することにより、前進及び後退を繰り返しながら移動する溶接トーチ30により溶接された箇所の溶接長さ(ビード長さ)を算出する。そして、当該算出した溶接長さを溶接時間で除算することにより、溶接速度を算出する。なお、時刻Aから時刻Bまでの加速度を時間で積分することによって溶接速度を算出することもできる。また、加速度センサ40の代わりに変位センサを用いて溶接長さを算出してもよい。
入熱量算出部13は、溶接電流と溶接電圧と溶接速度算出部12により算出された溶接速度とに基づいて、溶接入熱量を算出する。具体的には、入熱量算出部13は、以下の式を用いて、溶接入熱量H(J/cm)を算出する。
H=(V×I×60)/v
ここで、Iは溶接電流(A)、Vは溶接電圧(V)、vは溶接速度(cm/分)
作業間隔算出部14は、溶接電流又は溶接電圧に基づいて、ある溶接作業と次の溶接作業との間の作業間隔時間を算出する。
パス間温度算出部15は、作業間隔算出部14により算出された作業間隔時間に基づいてパス間温度を算出する。具体的には、パス間温度算出部15は、気温と、溶接対象となっている配管62の径と、配管62の材質から、単位時間当たりに低下する温度を算出し、当該低下する温度と作業間隔時間を乗算することにより、作業間隔時間の間に配管62がどの程度冷却されたかを推定する。なお、パス間温度とは、多パス(多層)溶接において、次のパスの溶接を行う直前のパス間の温度をいう。
管理情報記憶部16は、携帯端末機70を介して作業者用タグ50から受信した作業者ID及び配管IDタグ60から受信した配管IDと、入熱量算出部13により算出された溶接入熱量と、パス間温度算出部15により算出されたパス間温度と、溶接作業が行われた日時とを対応付けて、溶接DB18に記憶する。さらに、管理情報記憶部16は、施工管理システム等の別システムから入力された作業指示書のIDと、溶接作業に使用された溶接機20のIDとをさらに対応付けて記憶することができる。
次に、図5に示すフローチャートを参照して、溶接管理システム1が行う溶接管理手順について説明する。
携帯端末機70は、作業者用タグ50に記憶されている作業者IDを読み取ってメモリに記憶し(ステップS1)、配管IDタグ60に記憶されている配管IDを読み取ってメモリに記憶する(ステップS2)。
情報管理装置10は、管理者の手入力により又は施工管理システムから自動で、これから施工される溶接の作業指示ID及び作業指示書の内容(作業日時、配管径、材質、溶接箇所等)を入力する(ステップS3)。情報管理装置10の管理情報記憶部16は、入力された作業指示IDを溶接DB18に記憶する。
情報管理装置10は、管理者の手入力により又は溶接機20から自動で、溶接機20を特定するための溶接機IDを入力する(ステップS4)。情報管理装置10の管理情報記憶部16は、入力された溶接機IDを溶接DB18に記憶する。
次に、情報管理装置10の作業間隔算出部14は、前の溶接作業終了時点からの経過時間(すなわち、作業間隔時間)を算出する。パス間温度算出部15は、作業間隔時間と、配管62の材質及び配管径と、計測した現在の気温とに基づいて、パス間温度を算出する。溶接作業者はパス間温度が適正であるか否かを判定し(ステップS5)、パス間温度が適正であると判定した場合には、溶接作業者は溶接機20及び溶接トーチ30を用いて、配管62の溶接作業を開始する(ステップS6)。情報管理装置10の管理情報記憶部16は、算出したパス間温度を溶接DB18に記憶する。
溶接作業中においては、情報管理装置10は、溶接機20から受信した溶接電流値及び溶接電圧値を時間とともにメモリに記録する(ステップS7、S8)。さらに、情報管理装置10は、加速度センサ40から加速度情報を受信してメモリに記録するとともに(ステップS9)、現在時刻を記録する(ステップS10)。
情報管理装置10は、現在溶接作業中か否かを判定する(ステップS11)。具体的には、情報管理装置10は、溶接電流又は溶接電圧が一定時間以上ゼロでない場合には溶接作業中と判定する。溶接作業中の場合には、ステップS7〜S10の処理を繰り返す。
一方、溶接電流又は溶接電圧が一定時間以上ゼロとなった場合には、情報管理装置10は溶接作業が終了したと判定する。溶接時間算出部11は、記録した溶接電流値又は溶接電圧値、及び時刻に基づいて、溶接時間(アークタイム)を解析する(ステップS12)。例えば、図3(b)に示すデータが記録された場合には、時刻Aが溶接作業開始時刻、時刻Bが溶接作業終了時刻となり、時刻Aから時刻Bまでの電流(又は電圧)が高い時間を累計した時間が溶接時間である。
次に、情報管理装置10の溶接速度算出部12は、時刻Aから時刻Bまでの加速度に基づいて溶接長さ(ビード長さ)を算出し、溶接長さを溶接時間で除算することにより溶接速度を算出する(ステップS13)。
次に、情報管理装置10の入熱量算出部13は、溶接入熱量を算出する(ステップS14)。例えば、図3(b)に示すように、溶接電流が180Aであり溶接電圧が25Vであり、ステップS13で算出された溶接速度が15cm/分の場合には、溶接入熱量は18,000J/cm((25×180×60)/15)と算出される。
管理情報記憶部16は、算出した溶接入熱量を溶接DB18に記録する。
以上説明したように、溶接管理システム1は、1つの加速度センサ40を溶接トーチ30又は溶接トーチ30を操作する溶接作業者の腕に取り付けるだけで、溶接速度を容易に算出することができ、溶接電流と溶接電圧と溶接速度とに基づいて溶接入熱量を算出し溶接DB18に記憶するため、溶接入熱を容易に計測し管理することができる。
また、作業者IDと、配管IDと、作業者IDで特定される溶接作業者が配管IDで特定される配管を溶接した時の溶接入熱量と、溶接日時と、を対応付けて溶接DB18に記憶するため、溶接入熱量に加えて、溶接作業者及び溶接対象物に関する情報を一括で管理することができる。
また、作業間隔時間に基づいてパス間温度を容易に推定することができるため、配管62が十分に冷却されたかを管理することができる。
1………溶接管理システム、10………情報管理装置、11………溶接時間算出部、12………溶接速度算出部、13………入熱量算出部、14………作業間隔算出部、15………パス間温度算出部、16………管理情報記憶部、18………溶接DB、20………溶接機、30………溶接トーチ、40………加速度センサ、50………作業者用タグ、60………配管IDタグ、62………配管、70………携帯端末機。

Claims (5)

  1. 溶接施工に関する情報を管理する溶接管理システムであって、
    溶接トーチ又は該溶接トーチを操作する溶接作業者の腕に取り付けられた1つのセンサによる計測結果に基づいて溶接速度を算出する溶接速度算出手段と、
    溶接電流と溶接電圧と前記溶接速度算出手段により算出された溶接速度とに基づいて溶接入熱量を算出する入熱量算出手段と、
    前記入熱量算出手段により算出された溶接入熱量を記憶する管理情報記憶手段と
    を備えたことを特徴とする溶接管理システム。
  2. 溶接電流又は溶接電圧に基づいて溶接時間を算出する溶接時間算出手段をさらに備え、
    前記センサは加速度センサであり、
    前記溶接速度算出手段は、前記溶接時間算出手段により算出された溶接時間と前記センサにより計測された加速度に基づいて溶接速度を算出することを特徴とする請求項1に記載の溶接管理システム。
  3. 溶接電流又は溶接電圧に基づいて溶接時間を算出する溶接時間算出手段をさらに備え、
    前記センサは変位センサであり、
    前記溶接速度算出手段は、前記溶接時間算出手段により算出された溶接時間と前記センサにより計測された変位とに基づいて、溶接速度を算出することを特徴とする請求項1に記載の溶接管理システム。
  4. 溶接作業者に取り付けられ、前記溶接作業者を特定するための作業者識別情報が記憶された作業者用RFIDタグと、
    溶接対象物に取り付けられ、前記溶接対象物を特定するための溶接対象物識別情報が記憶された溶接対象物用RFIDタグとをさらに備え、
    前記管理情報記憶手段は、前記作業者用RFIDタグから読み取られた作業者識別情報と、前記溶接対象物用RFIDタグから読み取られた溶接対象物識別情報と、前記作業者識別情報で特定される溶接作業者が前記溶接対象識別情報で特定される溶接対象物を溶接した時に前記入熱量算出手段により算出された溶接入熱量と、日時と、を対応付けて記憶することを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載の溶接管理システム。
  5. 溶接電流又は溶接電圧に基づいて、ある溶接作業と次の溶接作業との間の作業間隔時間を算出する作業間隔算出手段と、
    前記作業間隔算出手段により算出された作業間隔時間に基づいてパス間温度を算出するパス間温度算出手段とをさらに備え、
    前記管理情報記憶手段は、前記パス間温度をさらに記憶することを特徴とする請求項1から4の何れか1項に記載の溶接管理システム。
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