JP2011166420A - テレビ放送受信機能付き携帯電話機およびその制御方法 - Google Patents

テレビ放送受信機能付き携帯電話機およびその制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】テレビ放送用の受信回路と通信用の受信回路を共用しつつ、テレビ放送受信時においても待ち受け可能なテレビ放送受信機能付き携帯電話機およびテレビ放送受信機能付き携帯電話機の制御方法を提供することである。
【解決手段】本発明に係る携帯電話機は、送信回路10と、第1の受信回路11と、第2の受信回路12と、第1の局部発振器13と、第2の局部発振器14と、第1の切り替え回路15と、第2の切り替え回路16と、を備える。テレビ放送受信時に、第1の切り替え回路15は第1の局部発振器から出力された第1の周波数を第1の受信回路11に供給し、第2の切り替え回路16は第2の局部発振器14から出力された第2の周波数を第2の受信回路12に供給する。
【選択図】図1

Description

本発明はテレビ放送受信機能付き携帯電話機およびその制御方法に関し、特にMIMO(Multi Input-Multi Output)機能を備えたテレビ放送受信機能付き携帯電話機およびその制御方法に関する。
近年、テレビ放送受信機能を備えた携帯電話機が広く使われている。特許文献1にはテレビ放送受信機能を備えた携帯電話機に関する技術が開示されている。特許文献1に係る携帯電話機は、携帯電話信号送受信ブロックとテレビチューナー部を別々に備えているため部品点数が増加し、小型化・低コスト化の障害となる。
また、図7は特許文献2に開示されている無線通信・放送機器を示すブロック図である。図7に示す無線通信・放送機器は、PHSベースバンド処理部110と、PHS用RF送信部111と、PHS/テレビ用RF受信部112と、送受信切り替えスイッチ113と、第1のアンテナ116と、第2のアンテナ117と、テレビ用ベースバンド処理部120とを備える。
PHS用RF送信部111は、PHSベースバンド処理部110からの送信ベースバンド信号を希望チャネルに周波数変換する手段としての周波数変換器や、送信信号を所定の送信レベルに増幅させる手段としてのパワーアンプを備える。PHS/テレビ用RF受信部112は、第1のアンテナ116からの微弱な受信信号を所定の信号レベルに増幅する手段のアンプと、IF信号へ周波数変換する手段としての周波数変換器を備える。
送受信切り替えスイッチ113は、送受制御信号118に応じて通信の送信期間と受信期間に同期して信号を切り換える。一方、テレビ用ベースバンド信号処理部120は、第2のアンテナ117で受信し、PHS/テレビ用RF受信部112で周波数変換・増幅された信号を処理する。動作モード制御信号130は、PHS/テレビ用受信部112内の周波数変換器とアンプを希望周波数・所定レベルになるように制御する。
図7に示す無線通信・放送機器では、PHS/テレビ用RF受信部112を携帯電話機のRF受信部およびテレビ用RF受信部として用いることにより、部品点数の削減を図っている。
一方、第4世代の携帯電話機やデジタルテレビジョン放送信号を受信する携帯無線端末装置のように広帯域の無線信号を送受信する携帯無線端末装置においては、より高い信号品質が求められる。このため、送信機及び受信機においてそれぞれ複数のアンテナ素子を用いて、同じ周波数帯域内で同時に送信された複数の信号系列を空間的に多重化することによって伝送容量を増大させるMIMO技術が用いられている。MIMO技術は、復号化後の複数の信号系列に係る合計伝送速度の増大を図る技術である。
図8は、複数の通信方式のMIMOに対応することが可能な無線通信装置を示すブロック図である。図8に示す無線通信装置は、携帯電話および無線LAN、WiMAX等による通信が可能であり、アンテナ201、202、フィルタブロック(FEM)265、LNA208、209、分周器211、241、VCO212、242、ダイレクトコンバージョンミキサ215、216、245、246、ベースバンド増幅器219〜222、249〜252、フィルタ223〜226、253〜256、シンセサイザ227、257、PA238、239、制御部258から構成される。
図8に示す無線通信装置は、制御部258からの制御信号259、235、292により、フィルタブロック(FEM)265、フィルタ223〜226、253〜256、シンセサイザ227、257を制御している。また、シンセサイザ227とVCO212で第2のシンセVCO部を構成し、シンセサイザ257とVCO242で第1のシンセVCO部を構成している。また、フィルタ223〜226、253〜256に接続された端子228〜235には、携帯電話復調部、無線LAN復調部などの復調部が接続される。
また、図8のブロック293が受信系1、ブロック294が受信系2、ブロック295が送信系1、ブロック296が送信系2であり、ブロック264が高周波部主要回路含んだブロックである。また、VCO212およびシンセサイザ227は、受信系1(293)および受信系2(294)で共用化し、VCO242およびシンセサイザ257は、送信系1(295)および送信系2(296)で共用化している。これにより、シンセサイザ227、257の回路構成を低減することができ、さらに、受信系1(293)および受信系2(294)、送信系1(295)および送信系2(296)でばらつきのない動作を行うことが可能である。
特開2005−45537号公報 特開平11−122128号公報 特開2008−113149号公報
図7に示した無線通信・放送機器では、PHS/テレビ用RF受信部112をPHS用RF受信部およびテレビ用RF受信部として用いることにより、部品点数の削減を図っている。しかしながら、PHS/テレビ用RF受信部112は、テレビ放送視受信時にはPHSのRF受信をすることができない。このため、図7に示した無線通信・放送機器では、テレビ放送受信時には待ち受け状態とすることができないという問題がある。
また、図8に示す無線通信装置は、2つの受信系1(293)、受信系2(294)を備えているため、一方をテレビ用RF受信部として用いることも可能である。しかしながら、図8に示す無線通信装置では、2つの受信系1(293)、受信系2(294)で局部発振器(VCO212およびシンセサイザ227)を共用しているため、通信用のRF受信とテレビのRF受信を同時に受信することができない。このため、テレビ放送受信時には待ち受け状態とすることができないという問題がある。
よって本発明の目的は、テレビ放送用の受信回路と通信用の受信回路を共用しつつ、テレビ放送受信時においても待ち受け可能なテレビ放送受信機能付き携帯電話機およびその制御方法を提供することである。
本発明に係るテレビ放送受信機能付き携帯電話機は、通信に用いる送信周波数を送信可能な送信回路と、通信に用いる受信周波数およびテレビ放送を受信可能な第1の受信回路と、前記受信周波数を受信可能な第2の受信回路と、第1の周波数を発振する第1の局部発振器と、第2の周波数を発振する第2の局部発振器と、前記第1の局部発振器から出力された第1の周波数を前記送信回路または前記第1の受信回路に供給するように切り替える第1の切り替え回路と、前記第2の局部発振器から出力された第2の周波数を前記第1の受信回路および前記第2の受信回路の少なくとも1つに供給するように切り替える第2の切り替え回路と、を備え、テレビ放送受信時に、前記第1の切り替え回路は前記第1の局部発振器から出力された第1の周波数を前記第1の受信回路に供給し、前記第2の切り替え回路は前記第2の局部発振器から出力された第2の周波数を前記第2の受信回路に供給する。
本発明に係る、通信に用いる送信周波数を送信可能な送信回路と、通信に用いる受信周波数およびテレビ放送を受信可能な第1の受信回路と、前記受信周波数を受信可能な第2の受信回路と、を備えるテレビ放送受信機能付き携帯電話機の制御方法は、テレビ放送受信時に、第1の周波数を前記第1の受信回路に供給し、第2の周波数を前記第2の受信回路に供給する。
本発明により、テレビ放送用の受信回路と通信用の受信回路を共用しつつ、テレビ放送受信時においても待ち受け可能なテレビ放送受信機能付き携帯電話機およびその制御方法を提供することができる。
実施の形態にかかるテレビ放送受信機能付き携帯電話機を示すブロック図である。 実施の形態にかかるテレビ放送受信機能付き携帯電話機(テレビ放送受信時)を示すブロック図である。 実施の形態にかかるテレビ放送受信機能付き携帯電話機(通信時)を示すブロック図である。 実施の形態にかかるテレビ放送受信機能付き携帯電話機が待ち受け状態からテレビ放送受信状態へ遷移する動作を説明するためのフローチャートである。 実施の形態にかかるテレビ放送受信機能付き携帯電話機がテレビ放送受信状態から通信状態へ遷移する動作を説明するためのフローチャートである。 比較例を説明するための図である。 特許文献2に開示されている無線通信・放送機器を示すブロック図である。 特許文献3に開示されている無線通信装置を示すブロック図である。
実施の形態1
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1は本実施の形態にかかるテレビ放送受信機能付き携帯電話機を示すブロック図である。図1に示すように、本実施の形態にかかる携帯電話機は、通信に用いる送信周波数を送信可能な送信回路10と、通信に用いる受信周波数およびテレビ放送を受信可能な第1の受信回路11と、通信に用いる受信周波数を受信可能な第2の受信回路12と、を備える。
更に、本実施の形態にかかる携帯電話機は、第1の周波数を発振する第1の局部発振器13と、第2の周波数を発振する第2の局部発振器14と、第1の局部発振器13から出力された第1の周波数を送信回路10または第1の受信回路11に供給するように切り替える第1の切り替え回路15と、第2の局部発振器14から出力された第2の周波数を第1の受信回路11および第2の受信回路12の少なくとも1つに供給するように切り替える第2の切り替え回路16と、を備える。
なお、本発明において通信とは、通話やデータ通信などを含んでいる。また、本実施の形態にかかる携帯電話機は、受信回路を2つ以上備えるMIMO方式で通信可能な携帯電話機である。
送信回路10は、第1の局部発振器13で生成された第1の周波数である送信周波数を用いて、ベースバンド処理部17で生成された送信ベースバンド信号を送信周波数の信号に変換し、第1のアンテナ18から無線送信する。
第1の受信回路11は、第1のアンテナ18で受信した通信に用いる受信周波数の信号と、第1の局部発振器13で生成された第1の周波数の信号または第2の局部発振器14で生成された第2の周波数の信号とを混合し、受信信号を生成する。この受信信号は、ベースバンド処理部17において復調され受信ベースバンド信号に変換される。
また、第1の受信回路11はテレビ放送も受信することができる。第1の受信回路11は、第1のアンテナ18で受信したテレビ放送の信号と第1の局部発振器13で生成された第1の周波数の信号とを混合し、テレビ受信信号を生成する。このテレビ受信信号は、ベースバンド処理部17において復調されテレビ受信ベースバンド信号に変換される。
第2の受信回路12は、第2のアンテナ19で受信した通信に用いる受信周波数の信号と、第2の局部発振器14で生成された第2の周波数の信号とを混合し、受信信号を生成する。この受信信号は、ベースバンド処理部17において復調され受信ベースバンド信号に変換される。
なお、図1ではベースバンド処理部17は通信用とテレビ受信用とで共用しているが、ベースバンド処理部は通信用とテレビ受信用とで別々に設けてもよい。また、図1に示す本実施の形態にかかる携帯電話機では、第1のアンテナ18を送信回路10と第1の受信回路11とで共用しているが、それぞれ別々にアンテナを設けてもよい。また、送信回路10、第1の受信回路11、および第2の受信回路12で1本のアンテナを共用する構成としてもよい。この場合は、例えばアンテナと、送信回路10、第1の受信回路11、および第2の受信回路12との間にフィルタ回路を設けてもよい。
第1の局部発振器13は第1の周波数を発振し、この周波数を第1の切り替え回路15を介して送信回路10または第1の受信回路11に供給する。ここで、第1の周波数は、通信に用いる送信周波数もしくはその逓倍の周波数であり、かつテレビ放送の受信周波数もしくはその逓倍の周波数である。
第2の局部発振器14は第2の周波数を発振し、この周波数を第2の切り替え回路16を介して第1の受信回路11および第2の受信回路12の少なくとも1つに供給する。ここで、第2の周波数は通信に用いる受信周波数もしくはその逓倍の周波数である。
第1の切り替え回路15は、第1の局部発振器13から出力された第1の周波数を送信回路10または第1の受信回路11に供給するように切り替える。第1の切り替え回路15は、例えば制御回路(不図示)から出力された第1の切り替え回路制御信号に応じて第1の周波数の出力先を切り替えることができる。
また、第2の切り替え回路16は、第2の局部発振器14から出力された第2の周波数を第1の受信回路11および第2の受信回路12の少なくとも1つに供給するように切り替える。第2の切り替え回路16は、例えば制御回路(不図示)から出力された第2の切り替え回路制御信号に応じて第2の周波数の出力先を切り替えることができる。
図2は本実施の形態にかかるテレビ放送受信機能付き携帯電話機がテレビ放送を受信している状態を示すブロック図である。図2に示すように、本実施の形態にかかる携帯電話機では、テレビ放送受信時に、第1の切り替え回路15は第1の局部発振器13から出力された第1の周波数を第1の受信回路11に供給し、第2の切り替え回路16は第2の局部発振器14から出力された第2の周波数を第2の受信回路12に供給する。このとき、第1の受信回路11をテレビ放送受信用に、第2の受信回路12を通信待ち受け用に用いることができる。このような構成とすることで、本実施の形態にかかる携帯電話機ではテレビ放送受信時においても通信の待ち受けをすることが可能となる。
図3は本実施の形態にかかるテレビ放送受信機能付き携帯電話機の通信時における状態(テレビ放送を受信していない場合の待ち受け状態も含む)を示すブロック図である。図3に示すように、本実施の形態にかかる携帯電話機では、通信時に第1の切り替え回路15は第1の局部発振器13から出力された第1の周波数を送信回路10に供給し、第2の切り替え回路16は第2の局部発振器14から出力された第2の周波数を第1の受信回路11および第2の受信回路12に供給する。このとき、第1の受信回路11および第2の受信回路12は、MIMO方式を用いて受信可能である。
次に、本実施の形態にかかるテレビ放送受信機能付き携帯電話機の動作について説明する。図4は、本実施の形態にかかる携帯電話機が待ち受け状態(テレビ放送を受信していない場合の待ち受け状態)からテレビ放送受信状態へ遷移する動作を説明するためのフローチャートである。
本実施の形態にかかる携帯電話機が待ち受け状態である場合、図3に示すように第1の切り替え回路15は第1の局部発振器13から出力された第1の周波数を送信回路10に供給し、第2の切り替え回路16は第2の局部発振器14から出力された第2の周波数を第1の受信回路11および第2の受信回路12に供給している(ステップS1)。
そして、ユーザの操作などによりテレビ放送受信が開始されると(ステップS2)、本実施の形態にかかる携帯電話機は図2に示すように、第1の切り替え回路15は第1の局部発振器13から出力された第1の周波数を第1の受信回路11に供給し、第2の切り替え回路16は第2の局部発振器14から出力された第2の周波数を第2の受信回路12に供給する構成となる(ステップS3)。
そして、ユーザの操作などによりテレビ放送受信が終了すると(ステップS4)、本実施の形態にかかる携帯電話機は再び図3に示す構成となる。
図5は本実施の形態にかかる携帯電話機がテレビ放送受信状態から通信状態へ遷移する動作を説明するためのフローチャートである。テレビ放送を受信している場合(ステップS11)は、図2に示すように、第1の切り替え回路15は第1の局部発振器13から出力された第1の周波数を第1の受信回路11に供給し、第2の切り替え回路16は第2の局部発振器14から出力された第2の周波数を第2の受信回路12に供給する構成となっている。
そして、着信があると(ステップS12)本実施の形態にかかる携帯電話機はテレビ放送の受信を停止して(ステップS13)、着信音や着信表示を用いてユーザに着信があることを通知する(ステップS14)。このとき、テレビ放送は第1の受信回路11で受信し、着信は第2の受信回路12で受信している。
そして、ユーザが通信を開始すると(ステップS15)、通信状態、つまり図3に示すように第1の切り替え回路15は第1の局部発振器13から出力された第1の周波数を送信回路10に供給し、第2の切り替え回路16は第2の局部発振器14から出力された第2の周波数を第1の受信回路11および第2の受信回路12に供給する構成となる(ステップS17)。このとき、第1の受信回路11および第2の受信回路12は、MIMO方式を用いて受信することができる。
一方、ユーザが通話を開始しない場合は(ステップS15)、テレビ放送の受信を再開し(ステップS16)、携帯電話機は図2の構成を維持する。
以上で説明したように、本実施の形態にかかる携帯電話機では、第1の受信回路11をテレビ放送受信用と通信用とで共用している。このため、テレビ放送受信用と通信用とで別々に受信回路を設ける必要がないため、コストダウンが可能となる。また、本実施の形態にかかる携帯電話機では、テレビ放送受信時に、第1の局部発振器13から出力された第1の周波数を第1の受信回路11に供給し、第2の局部発振器14から出力された第2の周波数を第2の受信回路12に供給している。このため、第1の受信回路11をテレビ放送受信用と通信用とで共用し、第1の受信回路11を用いてテレビ放送を受信した場合であっても、第2の受信回路12を用いて通信の待ち受けをすることが可能となる。
また、本実施の形態にかかる携帯電話機では、テレビ放送受信に用いられる局部発振器と送信回路10に用いられる局部発振器を共用することができるので、局部発振器のオーバーヘッドをなくすことができる。
また、テレビ放送を受信しないでMIMO方式で通信を行なう際は、第1の局部発振器13から送信回路10へ第1の周波数を供給し、第2の局部発振器14から第1の受信回路11および第2の受信回路12に第1の周波数と異なる第2の周波数を供給している。このため、別々の局部発振器を同じ周波数で用いないため、雑音等の発生を防止できる。
つまり、図6に示すように第1の受信回路11と第2の受信回路12に、それぞれ別々の局部発振器(第2の局部発振器14、第3の局部発振器20)から周波数を供給すると、第2の局部発振器14と第3の局部発振器20は同じ周波数で発振することになり、互いに影響し合いノイズが発生する。また、図6の構成では各受信回路に対応して局部発振器を設けているのでオーバーヘッドになる。しかし、本実施の形態にかかる携帯電話機では上記理由からこのような問題を解決することができる。
また、LTE(Long Term Evolution)と呼ばれる次世代携帯電話機システムでは基地局から携帯電話機にOFDM(Orthogonal Frequency-Division Multiplexing)方式のデジタル変調信号が送られる。地上波デジタル放送も同様のOFDM方式なので、ベースバンド処理部での処理を共通化するのにも相性が良いといえる。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。例えば、上記ではテレビ放送を受信可能な携帯電話機について説明したが、本発明はテレビ放送以外、例えばラジオ放送を受信する携帯電話機においても同様に用いることができる。
また、上記では送信回路が1つ受信回路が2つの場合を例に説明したが、送信回路を1以上備えていてもよく、また受信回路を2つ以上備えていてもよい。この場合、局部発振器も適宜追加してもよい。しかし、送信回路に周波数を供給する局部発振器の少なくとも1つは、テレビ放送受信時にテレビ放送を受信する受信回路に周波数を供給する構成とする。
以上、本発明を上記実施形態に即して説明したが、上記実施形態の構成にのみ限定されるものではなく、本願特許請求の範囲の請求項の発明の範囲内で当業者であればなし得る各種変形、修正、組み合わせを含むことは勿論である。
10 送信回路
11 第1の受信回路
12 第2の受信回路
13 第1の局部発振器
14 第2の局部発振器
15 第1の切り替え回路
16 第2の切り替え回路
17 ベースバンド処理部
18 第1のアンテナ
19 第2のアンテナ

Claims (9)

  1. 通信に用いる送信周波数を送信可能な送信回路と、
    通信に用いる受信周波数およびテレビ放送を受信可能な第1の受信回路と、
    前記受信周波数を受信可能な第2の受信回路と、
    第1の周波数を発振する第1の局部発振器と、
    第2の周波数を発振する第2の局部発振器と、
    前記第1の局部発振器から出力された第1の周波数を前記送信回路または前記第1の受信回路に供給するように切り替える第1の切り替え回路と、
    前記第2の局部発振器から出力された第2の周波数を前記第1の受信回路および前記第2の受信回路の少なくとも1つに供給するように切り替える第2の切り替え回路と、を備え、
    テレビ放送受信時に、前記第1の切り替え回路は前記第1の局部発振器から出力された第1の周波数を前記第1の受信回路に供給し、前記第2の切り替え回路は前記第2の局部発振器から出力された第2の周波数を前記第2の受信回路に供給する、
    テレビ放送受信機能付き携帯電話機。
  2. 通信時に、前記第1の切り替え回路は前記第1の局部発振器から出力された第1の周波数を前記送信回路に供給し、前記第2の切り替え回路は前記第2の局部発振器から出力された第2の周波数を前記第1および第2の受信回路に供給する、請求項1に記載のテレビ放送受信機能付き携帯電話機。
  3. 前記第1の周波数は前記送信周波数および前記テレビ放送に対応した周波数であり、 前記第2の周波数は前記受信周波数に対応した周波数である、請求項1または2に記載のテレビ放送受信機能付き携帯電話機。
  4. 送信信号をベースバンド処理した送信ベースバンド信号を前記送信回路へ出力すると共に、前記第1および第2の受信回路からの受信信号を復調して受信ベースバンド信号に変換するベースバンド処理部を更に備える、請求項1乃至3のいずれか一項に記載のテレビ放送受信機能付き携帯電話機。
  5. 前記送信回路および前記第1の受信回路に接続される第1のアンテナと、前記第2の受信回路に接続される第2のアンテナとを更に備える、請求項1乃至4のいずれか一項に記載のテレビ放送受信機能付き携帯電話機。
  6. 前記第1および第2の受信回路は、MIMO方式を用いて受信可能な構成である、請求項1乃至5のいずれか一項に記載のテレビ放送受信機能付き携帯電話機。
  7. テレビ放送受信機能付き携帯電話機の制御方法であって、
    前記携帯電話機は、通信に用いる送信周波数を送信可能な送信回路と、通信に用いる受信周波数およびテレビ放送を受信可能な第1の受信回路と、前記受信周波数を受信可能な第2の受信回路と、を備え、
    テレビ放送受信時に、第1の周波数を前記第1の受信回路に供給し、第2の周波数を前記第2の受信回路に供給する、テレビ放送受信機能付き携帯電話機の制御方法。
  8. 通信時に、前記第1の周波数を前記送信回路に供給し、前記第2の周波数を前記第1および第2の受信回路に供給する、請求項7に記載のテレビ放送受信機能付き携帯電話機の制御方法。
  9. 前記第1の周波数は前記送信周波数および前記テレビ放送に対応した周波数であり、 前記第2の周波数は前記受信周波数に対応した周波数である、請求項7または8に記載のテレビ放送受信機能付き携帯電話機の制御方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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