JP2011166367A - 光線路の光路長調整方法及び装置 - Google Patents

光線路の光路長調整方法及び装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2011166367A
JP2011166367A JP2010025690A JP2010025690A JP2011166367A JP 2011166367 A JP2011166367 A JP 2011166367A JP 2010025690 A JP2010025690 A JP 2010025690A JP 2010025690 A JP2010025690 A JP 2010025690A JP 2011166367 A JP2011166367 A JP 2011166367A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical
polarization
optical path
path length
coupler
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2010025690A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5396301B2 (ja
Inventor
Koichi Yoshida
耕一 吉田
Fumiaki Tanaka
郁昭 田中
Kazutaka Nando
一貴 納戸
Takeshi Tsujimura
健 辻村
Yuji Azuma
裕司 東
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP2010025690A priority Critical patent/JP5396301B2/ja
Publication of JP2011166367A publication Critical patent/JP2011166367A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5396301B2 publication Critical patent/JP5396301B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Optical Communication System (AREA)
  • Mechanical Light Control Or Optical Switches (AREA)

Abstract

【課題】本発明の課題は、迂回回線中で、一対の入力用偏波分離カプラと出力用偏波合成カプラ間に構成される偏波保持光ファイバよりなる二重化光線路の分岐比を偏波コントローラで変えながら光路長を変化させることにより、低損失で光路長を調整する光線路の光路長調整方法及び装置を提供するものである。
【解決手段】本発明は、一対の入力用偏波分離カプラ13と出力用偏波合成カプラ18間に構成される偏波保持光ファイバ22よりなる二重化光線路と、入力用偏波分離カプラ13の入力ポート側に接続された前記二重化光線路の分岐比を変える偏波コントローラ12と、前記二重化光線路のそれぞれに配置される光線路長を所定長ステップで変化させることが可能な光ファイバ切替装置17,19と、前記二重化光線路の少なくとも一方に備えられる前記所定長を含む範囲で連続的に光路長を調整可能な連続光路長調整装置21とを具備することを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、光ファイバにより構成される光線路の光路長を連続的に変化させることが可能な低損失光路長調整技術に関するものである。
本技術は例えば光ファイバによる現用通信回線に対して迂回回線を用意し一時的に回線の二重化を行うことによりサービスを途絶させることなく現用通信回線の工事を実行できる手段を提供する際に、現用通信回線と迂回回線の光路長差を調整して通信に影響が出ないようにするための光線路保守システム等に適用することが可能である。この場合、迂回回線中に更に二重化光線路を設けて低損失で光路長調整を行う技術に関するものである。
近年、光ファイバ回線の支障移転工事等において通信サービスを途絶させることなく現用回線から移転先回線に移転させることを可能とするサービス無瞬断切替技術が開発されている(例えば、非特許文献1参照。)。
この技術は迂回回線を用意して現用回線との一時的な二重化を行った後、通信光を迂回回線のみにより伝送することにより現用回線の工事を可能とするものである。その際通信サービスを維持しながら回線を二重化するには現用回線と迂回回線の光路長差を規定の誤差範囲内に収める必要があるため、迂回回線に光路長を調整するための手段が不可欠となる。
このため、光ファイバを伝搬する光信号を一対のコリメータにより空間伝搬させる光空間光学系を構成しコリメータ間の距離を連続的に変化させて光路長を調整する手法が提案されている。その際、空間光学系による延伸距離は現用及び迂回回線の光路長差を直接カバーするには必ずしも十分ではないことから空間光学系による一定の延伸距離を逐次累積していく手法が採用されている(例えば、非特許文献1参照。)。
これは迂回回線中に二重化光線路を設け片側に配置した空間光学系により一定長光路長を延伸した後、この一定長に相当する光ファイバをもう片側の光線路に割り入れ2つの光線路長を等しくした上で光信号を移し変えていく動作を繰り返し行うことにより迂回回線の光路長を逐次延長していくものである。
しかしながら、この二重化線路は波長無依存光カプラにより結合されているため、例えば50:50の分岐比で結合されている場合にはこの2つのカプラだけで6dB以上の損失を発生させることになる。また、安定的に光信号を二重化するため2つの光線路間で6dB以上のレベル差を与える場合には光パワーが弱い側の線路ではさらに損失が増大する問題があった。
東他著,信学技報OFT2008-52 「光アクセス媒体切り替え方式の基礎検討−サービス無瞬断光媒体切り替えシステム−」 社団法人 電子情報通信学会 , 2008 ,pp.27-31 L. Yan, et al., Programmable Group-Delay Module Using Binary Polarization Switching, Journal of Lightwave Thechnology, vol. 21, no. 7, July 2003, pp. 1676-1684.
本発明の目的は、迂回回線中で、一対の入力用偏波分離カプラと出力用偏波合成カプラ間に構成される偏波保持光ファイバよりなる二重化光線路の分岐比を偏波コントローラで変えながら光路長を変化させることにより、低損失で光路長を調整する光線路の光路長調整方法及び装置を提供するものである。
上記目的を達成するために、本発明の光線路の光路長調整装置は、一対の入力用偏波分離カプラと出力用偏波合成カプラ間に構成される偏波保持光ファイバよりなる二重化光線路と、前記入力用偏波分離カプラの入力ポート側に接続された前記二重化光線路の分岐比を変える偏波コントローラと、前記二重化光線路のそれぞれに配置される光線路長を所定長ステップで変化させることが可能な光ファイバ切替装置と、前記二重化光線路の少なくとも一方に備えられる前記所定長を含む範囲で連続的に光路長を調整可能な連続光路長調整装置とを具備することを特徴とするものである。
また本発明の光線路の光路長調整装置は、一対の入力用偏波分離カプラと出力用偏波合成カプラ間に構成される偏波保持光ファイバよりなる二重化光線路と、前記入力用偏波分離カプラの二出力にそれぞれ分岐比を変える偏波コントローラを介して結合され、二系統の光線路の光信号それぞれを偏波分離カプラで分解すると共にそれぞれのx軸及びy軸成分を偏波合成カプラにより互い違いに合成する二入力二出力の入力側偏波分離合成器と、前記出力用偏波合成カプラの二入力にそれぞれ分岐比を変える偏波コントローラを介して結合され、二系統の光線路の光信号それぞれを偏波分離カプラで分解すると共にそれぞれのx軸及びy軸成分を偏波合成カプラにより互い違いに合成する二入力二出力の出力側偏波分離合成器と、前記入力側偏波分離合成器と前記出力側偏波分離合成器間の二重化光線路のそれぞれに配置される光線路長を所定長ステップで変化させることが可能な光ファイバ切替装置と、前記入力側偏波分離合成器と前記出力側偏波分離合成器間の二重化光線路の少なくとも一方に備えられる前記所定長を含む範囲で連続的に光路長を調整可能な連続光路長調整装置とを具備することを特徴とするものである。
また本発明は、前記光線路の光路長調整装置において、連続光路長調整装置を省略し、出力用偏波合成カプラの出力ポート側に可変DGD(differential group delay)発生器を備えたことを特徴とするものである。
また本発明の光線路の光路長調整方法は、請求項1又は2記載の光線路の光路長調整装置を用い、偏波コントローラにより二重化光線路の分岐比を一方の光線路のみに光パワーを導通させるように変える第1のステップと、前記二重化光線路の一方の光線路に配置した連続光路長調整装置で光路長を所定の長さ伸ばす第2のステップと、前記二重化光線路の他方の光線路に配置した光ファイバ切替装置で所定長の光ファイバに切り替えて一方の光線路と光路長を一致させる第3のステップと、偏波コントローラにより二重化光線路の分岐比を他方の光線路のみに光パワーを導通させるように変える第4のステップと、前記二重化光線路の一方の光線路に配置した光ファイバ切替装置で所定長の光ファイバに切り替えると共に連続光路長調整装置の光路長を元に戻す第5のステップと、前記第1のステップから第5のステップを繰り返すことにより光路長を延伸することを特徴とする。
また本発明の光線路の光路長調整方法は、請求項3記載の光線路の光路長調整装置を用い、偏波コントローラにより二重化光線路の分岐比を一方の光線路からもう片方の光線路へ光パワーを導通させるように変える第1のステップと、前記二重化光線路の光パワーが導通してない方の光ファイバ切替装置において単位長の光路長を増大させる第2のステップと、前記二重化光線路の出力用偏波合成カプラに接続された可変DGD発生器で前記単位長の半分に相当するDGDの極性を反転させる第3のステップと、前記第1のステップから第3のステップを繰り返すことにより光路長を延伸することを特徴とする。
本発明は、迂回回線中の二重化光線路の光路長調整装置であり、一対の入力用偏波分離カプラと出力用偏波合成カプラ間に構成される偏波保持光ファイバよりなる二重化光線路の分岐比を偏波コントローラで変えるように構成されていることを特徴とする。偏波制御による二重化光線路のルーティングを行うことにより二つの光線路の光路長を所定の単位長ステップで交互に延長しながら全体としての光路長を延伸していくことが可能となる。その際光パワー分岐カプラによる二重化線路の場合に発生するような損失は発生しない。
また、偏波コントローラにより連続的にパワーの分岐比を制御するため単純な光スイッチのON/OFFによるルート切替で発生するような急激なレベルの変動も伴わない。これにより例えば支障移転などの現用回線への工事が必要な場合回線を一時的に二重化するのに必要な迂回回線に現用回線との光路長差を調整する低損失な光路長調整機構を提供できる。
本発明の第1の実施形態に係る光線路の光路長調整装置を示す構成説明図である。 本発明の第2の実施形態に係る光線路の光路長調整装置を示す構成説明図である。 本発明の第2の実施形態に係る光線路の光路長調整装置の変形例を示す構成説明図である。 本発明の第3の実施形態に係る光線路の光路長調整装置を示す構成説明図である。
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。
図1は本発明の第1の実施形態に係る光線路の光路長調整装置を示す構成説明図である。図1において、11は入力ポート、12は偏波コントローラ、13は入力用偏波分離カプラ、14は第1のコリメータ、15は第2のコリメータ、16はミラー、17は光ファイバ切替装置、18は出力用偏波合成カプラ、19は光ファイバ切替装置、20は出力ポート、21は連続光路長調整装置、22は偏波保持光ファイバである。
図1に示すように、入力ポート11は偏波コントローラ12を介して入力用偏波分離カプラ13の入力端に接続され、入力用偏波分離カプラ13の一方の出力端は第1のコリメータ14の入力端に接続される。第1のコリメータ14の出力端に対向した位置にはミラー16の入力面が配置され、ミラー16の出力面に対向した位置には第2のコリメータ15の入力端が配置される。第2のコリメータ15の出力端は光ファイバ切替装置17の入力端に接続され、光ファイバ切替装置17の出力端は出力用偏波合成カプラ18の一方の入力端に接続される。
前記入力用偏波分離カプラ13の他方の出力端は光ファイバ切替装置19の入力端に接続され、光ファイバ切替装置19の出力端には出力用偏波合成カプラ18の他方の入力端に接続される。出力用偏波合成カプラ18の出力端は出力ポート20に接続される。コリメータ14,15及びミラー16は連続光路長調整装置21を構成し、ミラー16がストローク0.5mで矢印方向に移動自在に設けられる。入力用偏波分離カプラ13と出力用偏波合成カプラ18の間は偏波保持光ファイバ22で構成し、連続光路長調整装置21及び光ファイバ切替装置17を通る直線偏波Aルートと、光ファイバ切替装置19を通る直線偏波Bルートに分けられる。
すなわち、一対の入力用偏波分離カプラ13と出力用偏波合成カプラ18間には偏波保持光ファイバ22による二重化光線路が構成されており、それぞれの線路には、光線路長を所定長ステップで変化させることが可能、例えば1m間隔で長さの異なる光ファイバを選択可能な光ファイバ切替装置17,19が配置されている。
前記二重化光線路の少なくとも一方には前記所定長を含む範囲で連続的に光路長を調整可能な連続光路長調整装置21が備えられる。例えば片側の光線路(Aルート)には光ファイバを伝搬する光信号をコリメータ14により空間光に変えミラー16による反射を経てもう一つのコリメータ15により再び光ファイバへと導く光空間光学系が配置されており、ミラー16の位置を変化させることによりAルートの光路長を連続的に変化させることが可能となっている。
入力用偏波分離カプラ13の入力ポート11側には偏波コントローラ12が設けられ任意の偏波状態にある入力光を直線偏波に変換しさらに直線偏波の傾きを制御することによりAルートとBルートの光パワー分岐比を変えることができる。
入力用偏波分離カプラ13によってx軸成分とy軸成分に分離されそれぞれAルート及びBルートの偏波保持光ファイバ22に結合されているものとすれば、偏波コントローラ12によって直線偏波に変換された入力光の偏光軸をx軸と平行にすることによってAルートのみに光パワーを導通させることができる。
Aルートの光ファイバ切替装置17の選択を0mとしてコリメータ14,15とミラー16間の距離を0から0.5mまで拡張するとAルートの光路長が1m伸びることになる。このときBルートの光ファイバ切替装置19の選択を1mにしておけば2つのルートの光路長が一致するため、偏波コントローラ12による直線偏光の角度をy軸方向へ変化させても両ルートを経由して出力用偏波合成カプラ18で再合成された光信号は二重化による遅延差が無視できるため通信には影響を及ぼさない。
直線偏光の向きをy軸へ一致させれば光パワーをBルートのみに導通させることができるため、その間Aルートの光ファイバ切替装置17の選択を1mに切り替えコリメータ14,15とミラー16間の距離を0mとすれば2ルートの光路長は変わらないので偏波コントローラ12による直線偏光の向きをx軸へと合わせれば再びAルートのみに光パワーが導通する。
これら一連の動作により初期状態から通信状態を保ちながら光路長を1m延伸したことになるのでこれを繰り返すことによりさらに光路長の延伸を続けることが可能となる。このように、入力用偏波分離カプラ13及び出力用偏波合成カプラ18による入力光の分離と再合成を行っているため光パワー分岐カプラによる二重化線路の場合に発生する損失は発生しない。
また、偏波コントローラ12により連続的にパワーの分岐比を制御するため単純な光スイッチのON/OFFによるルート切替で発生するような急激なレベルの変動も伴わない。なお、AルートとBルートの物理的な長さを一致させたとしても光信号の伝搬時間が一致するとは限らないが、例えば光の干渉を利用した方法により二重化時の伝播時間が一致するようなミラー位置を予め記憶させておけば解決できる。
一方、本方式では入力光の偏波状態を偏波コントローラ12により直線偏光に変換しているが入力光の偏光状態が急激に変化する場合には偏光状態の制御が追いつかなくなり2つのルートに所望の分岐比で光パワーを導通させることができなくなる。この場合の二重化光線路による光路長延長法を以下に説明する。
図2は本発明の第2の実施形態に係る光線路の光路長調整装置を示す構成説明図である。図2において、31は入力ポート、32は入力用偏波分離カプラ、33は偏波コントローラ、34は偏波分離カプラ、35は偏波合成カプラ、36は第1のコリメータ、37はミラー、38は第2のコリメータ、39は光ファイバ切替装置、40は偏波分離カプラ、41は偏波合成カプラ、42は偏波コントローラ、43は出力用偏波合成カプラ、44は偏波コントローラ、45は偏波分離カプラ、46は偏波合成カプラ、47は光ファイバ切替装置、48は偏波分離カプラ、49は偏波合成カプラ、50は偏波コントローラ、51は出力ポート、52は連続光路長調整装置、53は偏波分離合成器、54は偏波分離合成器である。
図2に示すように、入力ポート31は入力用偏波分離カプラ32の入力端に接続され、入力用偏波分離カプラ32の一方の出力端は偏波コントローラ33を介して偏波分離カプラ34の入力端に接続される。偏波分離カプラ34の一方の出力端は偏波合成カプラ35の一方の入力端に接続されると共に偏波分離カプラ34の他方の出力端は偏波合成カプラ46の一方の入力端に接続され、偏波合成カプラ35の出力端は第1のコリメータ36の入力端に接続される。第1のコリメータ36の出力端に対向した位置にはミラー37の入力面が配置され、ミラー37の出力面に対向した位置には第2のコリメータ38の入力端が配置される。第2のコリメータ38の出力端は光ファイバ切替装置39の入力端に接続され、光ファイバ切替装置39の出力端は偏波分離カプラ40の入力端に接続される。偏波分離カプラ40の一方の出力端は偏波合成カプラ41の一方の入力端に接続されると共に偏波分離カプラ40の他方の出力端は偏波合成カプラ49の一方の入力端に接続され、偏波合成カプラ41の出力端は偏波コントローラ42を介して出力用偏波合成カプラ43の一方の入力端に接続される。
前記入力用偏波分離カプラ32の他方の出力端は偏波コントローラ44を介して偏波分離カプラ45の入力端に接続され、偏波分離カプラ45の一方の出力端は偏波合成カプラ35の他方の入力端に接続されると共に偏波分離カプラ45の他方の出力端は偏波合成カプラ46の他方の入力端に接続される。偏波合成カプラ46の出力端は光ファイバ切替装置47の入力端に接続され、光ファイバ切替装置47の出力端は偏波分離カプラ48の入力端に接続される。偏波分離カプラ48の一方の出力端は偏波合成カプラ41の他方の入力端に接続されると共に偏波分離カプラ48の他方の出力端は偏波合成カプラ49の他方の入力端に接続され、偏波合成カプラ49の出力端は偏波コントローラ50を介して出力用偏波合成カプラ43の他方の入力端に接続される。出力用偏波合成カプラ43の出力端は出力ポート51に接続される。
コリメータ36,38及びミラー37は連続光路長調整装置52を構成し、ミラー37がストローク0.5mで矢印方向に移動自在に設けられる。偏波分離カプラ34,45と偏波合成カプラ35,46は偏波分離合成器53を構成し、偏波分離カプラ40,48と偏波合成カプラ41,49は偏波分離合成器54を構成する。連続光路長調整装置52及び光ファイバ切替装置39を通るAルートと、光ファイバ切替装置47を通るBルートに分けられる。
すなわち、一対の入力用偏波分離カプラ32と出力用偏波合成カプラ43間には偏波保持光ファイバによる二重化光線路が構成されており、それぞれの線路には図1と同様な光ファイバ切替装置39,47と連続光路長調整装置52が配置されている。図2に示すように二組の偏波分離カプラ34,45の出力を互い違いに組み合わせて二組の偏波合成器35,46により再合成する二入力二出力の偏波分離合成器53を構成し、偏波分離合成器53は入力用偏波分離カプラ32と直線偏波コントローラ33,44を介して接続している。また、もう一つの偏波分離合成器54が出力用偏波合成カプラ43と偏波コントローラ42,50を介して接続されている。
いま、単位エネルギーを持った入力波が入力用偏波分離カプラ32に入力されその結果AルートとBルートそれぞれにr: 1-rのパワー分岐比で分離されたときの複素フィールドベクトルは次のように表現できる。
Figure 2011166367
ただし、φA、φBは分離された直線偏波の位相成分を表す。直線偏波コントローラ33,44はそれぞれ偏波分離合成器53の偏波分離カプラ34,45によりk: 1-kのパワー比で分岐されるように制御されているものとする。このとき図のようにパワー比$k$の成分を合成してAルートにパワー比1-k の成分が合成されBルートへと導かれているのでAルートのx軸及びy軸のパワー成分をそれぞれPx、Py、Bルートのx軸及びy軸のパワー成分をそれぞれPX、PYで表せば次式を得る。
Px=rk、 Py=k(1-r)、 PX=(1-r)(1-k)、 PY=r(1-k)
従って、2つのルートのパワー比は入力光の偏光状態にかかわらずk:1-kとなる。A及びBそれぞれのルートを伝搬後出力側の偏波分離合成器54によって生成される光は次のように表される。
Figure 2011166367
ただし、φx、φyはAルートのx軸及びy軸を通過する光の位相遅れを、φX、φYはBルートのx軸及びy軸を通過する光の位相遅れを表している。光路長の延伸は図1の場合と同様な動作により行われるが、ある二重化状態で片方のルートからもう一方へのルートへのパワーの移しかえを行う間はこれらの位相は一定である。従って、入力波の偏光状態が突然変化してr、φA、φBが急激に変化してもEA 2及びEB 2の偏光状態は変化しないことになる。一方、この二重化光線路では偏波保持ファイバが使用されているためx軸とy軸では屈折率が異なり同一地点での位相も異なる。大きな位相差は光信号の遅延差を発生させ通信品質に影響を及ぼす可能性がある。このとき例えばAルートのx軸とBルートのy軸が偏波保持ファイバのfast軸に、Aルートのy軸とBルートのx軸がslow軸となるように選んでおけば信号の遅延差の影響は緩和できる。いま、φx≒φYf、φXysとすれば偏波コントローラによってEA 2、EB 2は次のような偏波状態に変換できる。
Figure 2011166367
上記2つの光にはφfsの位相差が存在するがこの影響が無視できない場合は連続光路長調整装置52による補償を行えば二重化による信号の遅延差は解消できる。
なお、図1に示す実施形態では連続光路長調整装置21としてコリメータ14,15とミラー16による空間光学系を用いているが、光ファイバ長の切り替えステップを小さくすることができれば例えば非特許文献2に示されているような可変遅延時間調整装置を用いてもよい。二重化線路の片側を通過する光は直線偏波であるのでこれを上記可変遅延時間調整装置の固有軸の一つに合わせればよい。図2の場合においても図3に示すような構成に変更すればそれぞれのルートが直線偏波になるので前述同様に可変遅延時間調整装置を使うことによりA/Bルートの光路長差を調整することができる。
図3は本発明の第2の実施形態に係る光線路の光路長調整装置の変形例を示す構成説明図である。図3中、図2と同一部分は同一符号を付してその説明を省略する。図3において、61,62は可変遅延時間調整装置、63,64,65,66は光ファイバ切替装置である。
図3に示すように、偏波分離カプラ34の一方の出力端は可変遅延時間調整装置61及び光ファイバ切替装置63を介して偏波合成カプラ41の一方の入力端に接続され、偏波分離カプラ34の他方の出力端は光ファイバ切替装置65を介して偏波合成カプラ41の他方の入力端に接続される。偏波分離カプラ45の一方の出力端は可変遅延時間調整装置62及び光ファイバ切替装置64を介して偏波合成カプラ49の一方の入力端に接続され、偏波分離カプラ45の他方の出力端は光ファイバ切替装置66を介して偏波合成カプラ49の他方の入力端に接続される。
尚、切り替えステップを可能な限り小さくし二重化光線路の光路差長が光通信の伝送性能に影響を及ぼさないようにすることができれば図1〜図3における連続光路長調整装置21、52又は可変遅延時間調整装置61,62は省略することもできるが、これが困難である場合の補償法を次の実施形態において説明する。
図4は本発明の第3の実施形態に係る光線路の光路長調整装置を示す構成説明図である。図4において、71は入力ポート、72は偏波コントローラ、73は入力用偏波分離カプラ、74は第1の光スイッチ、75は第2の光スイッチ、76は第3の光スイッチ、77は第4の光スイッチ、78は第5の光スイッチ、79は第6の光スイッチ、80は単位長さの1/2の固定長光ファイバ、81は出力用偏波合成カプラ、82は可変DGD(differential group delay)発生器、83は出力ポート、84は偏波保持光ファイバである。
図4に示すように、入力ポート71は偏波コントローラ72を介して入力用偏波分離カプラ73の入力端に接続され、入力用偏波分離カプラ73の一方の出力端は第1の光スイッチ74、第2の光スイッチ75、第3の光スイッチ76を直列に介して出力用偏波合成カプラ81の一方の入力端に接続される。前記入力用偏波分離カプラ73の他方の出力端は第4の光スイッチ77、第5の光スイッチ78、第6の光スイッチ79、及び単位長さの1/2の固定長光ファイバ80を直列に介して出力用偏波合成カプラ81の他方の入力端に接続される。出力用偏波合成カプラ81の出射端は可変DGD発生器82を介して出力ポート83に接続される。偏波分離カプラ73と偏波合成カプラ81の間は偏波保持光ファイバ84で構成し、光スイッチ74〜76を通る直線偏波Aルートと、光スイッチ77〜79及び固定長光ファイバ80を通る直線偏波Bルートに分けられる。
すなわち、一対の入力用偏波分離カプラ72と出力用偏波合成カプラ81間には偏波保持光ファイバ84よりなる二重化光線路が構成される。前記入力用偏波分離カプラ73の入力ポート71側には前記二重化光線路の分岐比を変える偏波コントローラ72が接続される。偏波コントローラ72により二重化光線路の分岐比を固定長光ファイバ80がない光線路から互い違いに光パワーを導通させるように変える。
連続光路長調整装置は省略され出力用偏波合成カプラ81の後に可変DGD発生器82が配置されている。光ファイバ切替装置として長さの異なる2種類の光ファイバを選択可能な光スイッチ74〜79の多段接続系により二重化線路の各ルートが構成されている。光スイッチ74〜79により選択される2種類の光ファイバは2のべき乗に比例した長さの差分を有しており、短い方の長さは全ての光スイッチ74〜79に共通である。
従って、光スイッチの段数をNとするとこれらのON/OFFの組み合わせにより単位長さL毎にL× 2^N-1の光路長延長が可能になっている。このような方式は限られた数の光スイッチで光路長延長の単位長さLを小さくできる点において図1の光ファイバ切替装置17,19に対して有利である。Bルートにはさらに単位長さの1/2の固定長光ファイバ80が接続されているため光スイッチ74〜79のON/OFF動作によりAルートから互い違いに単位長さ(L)ずつ光路長を増大させていくとき両ルートの光路長差は常にL/2(または-L/2)となる。従って、出力用偏波合成カプラ81により合成された光信号は$±L/2に対応するDGDを有することになるのでこれを可変DGD発生器82により補償する。
いま、Aルートが偏波x軸、Bルートが偏波y軸に対応して分離・合成されているものとする。両ルートの光路長が最短となっているとき可変DGD発生器82はy軸に対してx軸の位相をL/2に対応する分だけ遅らせておけば偏波コントローラ72がAルートからBルートへパワーを移し変えてもその間可変DGD発生器82からの出力光のDGDは補償されていることになる。光がBルートのみを通じて伝搬しているときAルートの光スイッチ操作によりLだけ光路長を増大するとBルートに対してL/2相当の位相遅れが生じる。従って今度は可変DGD発生器82においてy軸がx軸に対してL/2相当の位相遅れを持つように設定すればBルートからAルートへのパワーの移し変えの際のDGDを補償できることになる。
本方式は図2の構成においても同様に適用可能である。
なお、本発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
11…入力ポート、12…偏波コントローラ、13…偏波分離カプラ、14…第1のコリメータ、15…第2のコリメータ、16…ミラー、17…光ファイバ切替装置、18…偏波合成カプラ、19…光ファイバ切替装置、20…出力ポート、21…連続光路長調整装置、22…偏波保持光ファイバ、31…入力ポート、32…入力用偏波分離カプラ、33…偏波コントローラ、34…偏波分離カプラ、35…偏波合成カプラ、36…第1のコリメータ、37…ミラー、38…第2のコリメータ、39…光ファイバ切替装置、40…偏波分離カプラ、41…偏波合成カプラ、42…偏波コントローラ、43…出力用偏波合成カプラ、44…偏波コントローラ、45…偏波分離カプラ、46…偏波合成カプラ、47…光ファイバ切替装置、48…偏波分離カプラ、49…偏波合成カプラ、50…偏波コントローラ、51…出力ポート、52…連続光路長調整装置、53…偏波分離合成器、54…偏波分離合成器、61,62…可変遅延時間調整装置、63,64,65,66…光ファイバ切替装置、71…入力ポート、72…偏波コントローラ、73…偏波分離カプラ、74…第1の光スイッチ、75…第2の光スイッチ、76…第3の光スイッチ、77…第4の光スイッチ、78…第5の光スイッチ、79…第6の光スイッチ、80…単位長さの1/2の固定長光ファイバ、81…出力用偏波合成カプラ、82…可変DGD(differential group delay)発生器、83…出力ポート。

Claims (5)

  1. 一対の入力用偏波分離カプラと出力用偏波合成カプラ間に構成される偏波保持光ファイバよりなる二重化光線路と、
    前記入力用偏波分離カプラの入力ポート側に接続された前記二重化光線路の分岐比を変える偏波コントローラと、
    前記二重化光線路のそれぞれに配置される光線路長を所定長ステップで変化させることが可能な光ファイバ切替装置と、
    前記二重化光線路の少なくとも一方に備えられる前記所定長を含む範囲で連続的に光路長を調整可能な連続光路長調整装置と
    を具備することを特徴とする光線路の光路長調整装置。
  2. 一対の入力用偏波分離カプラと出力用偏波合成カプラ間に構成される偏波保持光ファイバよりなる二重化光線路と、
    前記入力用偏波分離カプラの二出力にそれぞれ分岐比を変える偏波コントローラを介して結合され、二系統の光線路の光信号それぞれを偏波分離カプラで分解すると共にそれぞれのx軸及びy軸成分を偏波合成カプラにより互い違いに合成する二入力二出力の入力側偏波分離合成器と、
    前記出力用偏波合成カプラの二入力にそれぞれ分岐比を変える偏波コントローラを介して結合され、二系統の光線路の光信号それぞれを偏波分離カプラで分解すると共にそれぞれのx軸及びy軸成分を偏波合成カプラにより互い違いに合成する二入力二出力の出力側偏波分離合成器と、
    前記入力側偏波分離合成器と前記出力側偏波分離合成器間の二重化光線路のそれぞれに配置される光線路長を所定長ステップで変化させることが可能な光ファイバ切替装置と、
    前記入力側偏波分離合成器と前記出力側偏波分離合成器間の二重化光線路の少なくとも一方に備えられる前記所定長を含む範囲で連続的に光路長を調整可能な連続光路長調整装置と
    を具備することを特徴とする光線路の光路長調整装置。
  3. 請求項1又は2記載の光線路の光路長調整装置において、
    連続光路長調整装置を省略し、出力用偏波合成カプラの出力ポート側に可変DGD(differential group delay)発生器を備えたことを特徴とする光線路の光路長調整装置。
  4. 請求項1又は2記載の光線路の光路長調整装置を用い、
    偏波コントローラにより二重化光線路の分岐比を一方の光線路のみに光パワーを導通させるように変える第1のステップと、
    前記二重化光線路の一方の光線路に配置した連続光路長調整装置で光路長を所定の長さ伸ばす第2のステップと、
    前記二重化光線路の他方の光線路に配置した光ファイバ切替装置で所定長の光ファイバに切り替えて一方の光線路と光路長を一致させる第3のステップと、
    偏波コントローラにより二重化光線路の分岐比を他方の光線路のみに光パワーを導通させるように変える第4のステップと、
    前記二重化光線路の一方の光線路に配置した光ファイバ切替装置で所定長の光ファイバに切り替えると共に連続光路長調整装置の光路長を元に戻す第5のステップと、
    前記第1のステップから第5のステップを繰り返すことにより光路長を延伸することを特徴とする光線路の光路長調整方法。
  5. 請求項3記載の光線路の光路長調整装置を用い、
    偏波コントローラにより二重化光線路の分岐比を一方の光線路からもう片方の光線路へ光パワーを導通させるように変える第1のステップと、
    前記二重化光線路の光パワーが導通してない方の光ファイバ切替装置において単位長の光路長を増大させる第2のステップと、
    前記二重化光線路の出力用偏波合成カプラに接続された可変DGD発生器で前記単位長の半分に相当するDGDの極性を反転させる第3のステップと,
    前記第1のステップから第3のステップを繰り返すことにより光路長を延伸することを特徴とする光線路の光路長調整方法。
JP2010025690A 2010-02-08 2010-02-08 光線路の光路長調整方法及び装置 Expired - Fee Related JP5396301B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010025690A JP5396301B2 (ja) 2010-02-08 2010-02-08 光線路の光路長調整方法及び装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010025690A JP5396301B2 (ja) 2010-02-08 2010-02-08 光線路の光路長調整方法及び装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011166367A true JP2011166367A (ja) 2011-08-25
JP5396301B2 JP5396301B2 (ja) 2014-01-22

Family

ID=44596556

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010025690A Expired - Fee Related JP5396301B2 (ja) 2010-02-08 2010-02-08 光線路の光路長調整方法及び装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5396301B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012169742A (ja) * 2011-02-10 2012-09-06 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 光路長調整装置及び光路長調整方法
JP2012175436A (ja) * 2011-02-22 2012-09-10 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 光路長調整装置及び光路長調整方法
JP2013134320A (ja) * 2011-12-26 2013-07-08 Fujitsu Telecom Networks Ltd ラマン増幅用励起光源、ラマン増幅器および光伝送システム
JP2014107823A (ja) * 2012-11-29 2014-06-09 Sei Optifrontier Co Ltd 光伝送経路切替装置及び光伝送システム
JP2019132859A (ja) * 2019-05-16 2019-08-08 Dmg森精機株式会社 変位検出装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0375714A (ja) * 1989-08-18 1991-03-29 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 光ファイバ切替装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0375714A (ja) * 1989-08-18 1991-03-29 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 光ファイバ切替装置

Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
JPN6013024702; 東 裕司 他: '「光アクセス媒体切り替え方式の基礎検討 - サービス無瞬断光媒体切り替えシステム -」' 電子情報通信学会技術研究報告 光ファイバ応用技術 Vol.108 No.310, 20081113, p.27-31, 社団法人電子情報通信学会 *

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012169742A (ja) * 2011-02-10 2012-09-06 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 光路長調整装置及び光路長調整方法
JP2012175436A (ja) * 2011-02-22 2012-09-10 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 光路長調整装置及び光路長調整方法
JP2013134320A (ja) * 2011-12-26 2013-07-08 Fujitsu Telecom Networks Ltd ラマン増幅用励起光源、ラマン増幅器および光伝送システム
JP2014107823A (ja) * 2012-11-29 2014-06-09 Sei Optifrontier Co Ltd 光伝送経路切替装置及び光伝送システム
JP2019132859A (ja) * 2019-05-16 2019-08-08 Dmg森精機株式会社 変位検出装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP5396301B2 (ja) 2014-01-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5115995B2 (ja) 光線路切替方法及び装置
KR101620879B1 (ko) 광 mimo 처리
JP5396301B2 (ja) 光線路の光路長調整方法及び装置
US7822298B2 (en) Polarization component processor, method of processing polarization components and integrated photonic circuit employing the same
US9188741B2 (en) Adjustable multiple-channel optical switch
US20180375579A1 (en) Communication system and connector
JP2018512616A (ja) 波長選択スイッチにおけるダイバーシティおよびポート間のアイソレーションを管理するための光学配置
CN106656878B (zh) 处理光信号的装置和方法
US6445843B1 (en) Optical switching system with power balancing
JP6872516B2 (ja) 光通信システム及び当該光通信システムの接続装置
JP2001042272A (ja) 偏波分散補償回路
JPWO2004102254A1 (ja) 光デバイス
JP5412452B2 (ja) 光路長調整装置及び光路長調整方法
JP2005260370A (ja) 光信号劣化補償器
US10254625B2 (en) Optical signal processing device
JP5975855B2 (ja) 離散的光路長調整装置
JP2017142301A (ja) 厳密固有モード合分波器、及び厳密固有モード多重伝送システム
JP5409670B2 (ja) 光路長調整装置及び光路長調整方法
US20170078040A1 (en) Use of wavelength selective switch for a few-mode fiber
Tanizawa et al. Novel PILOSS port assignment for compact polarization-diversity Si-wire optical switch
JP5012855B2 (ja) 光デバイス
TWI225178B (en) Polarization mode dispersion compensation module
GR20180100487A (el) Οπτικο φιλτρο πεπερασμενης κρουστικης αποκρισης με ευελιξια ως προς τον ρυθμο λειτουργιας και δυνατοτητα πολυκυματικης λειτουργιας, βασιζομενο σε ολοκληρωμενες γραμμες καθυστερησης με μικροδακτυλιουσσυντονισμου
Martelli et al. Optical mode demultiplexing for data communication networks
JP6182098B2 (ja) モード分離装置、モード多重装置、モード分離システム及びモード多重システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120127

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20120627

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130515

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20130515

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130604

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130726

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20131015

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131021

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees