JP2011165925A - 半導体回路及び電子機器 - Google Patents

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伸一 松原
Nobuyuki Otaka
信行 大高
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Abstract

【課題】サーマルシャットダウン回路の誤動作を防止することを目的とする半導体回路およびその半導体回路を備える電子機器を提供することである。
【解決手段】半導体回路は、パワースイッチング素子を含む半導体回路の温度が所定の温度を超えたときにパワースイッチング素子をスイッチング不能状態とする遮断手段と、遮断手段によってスイッチング不能状態とされたパワースイッチング素子をスイッチング可能状態へと復帰させる復帰手段と、復帰手段によってパワースイッチング素子がスイッチング可能状態へと復帰したときに発生したノイズによる遮断手段の誤動作を防止するための誤動作防止手段と、を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、半導体回路及び電子機器に係り、特に、パワースイッチング素子が設けられる半導体回路及びその半導体回路を備える電子機器に関する。
半導体回路には、チップ内部の温度を検出して、検出された温度が所定の閾値温度を超えてしまった場合に機能する破壊防止回路としてサーマルシャットダウン回路(TSD)が設けられていることがある。サーマルシャットダウン回路は、チップ内部が所定の閾値温度を超えていることを検出した場合に、半導体回路に搭載されたパワースイッチング素子をスイッチング不能状態とすることでチップ内部の温度の上昇を抑制して、半導体回路を熱から保護している。
本発明に関連する技術として、例えば、特許文献1には、温度上昇時に被給電回路への給電を停止させるサーマルシャットダウン回路が開示されている。ここでは、主として温度の一次の係数に依存する第1の電流を出力する第1の電流回路と、前記第1の電流を入力して主として温度のN(N:2以上の整数)次の係数に依存する第2の電流を出力する第2の電流回路と、前記第1及び第2の電流回路に電流を供給する定電流源と、前記第2の電流の上昇に応答して動作して被給電回路への給電を遮断するための給電制御回路と、を有することが述べられている。
特開2005−157591号公報
半導体プロセスの進化に伴い、高耐圧かつ低オン抵抗のパワースイッチング素子を半導体回路に多数内蔵することが可能になってきた。ところが、パワースイッチング素子は、スイッチングした場合に大きなノイズを発生させてしまう。つまり、パワースイッチング素子は、低オン抵抗化とともに電流の振幅を大きくできるようになったのであるが、これによって、パワースイッチング素子をスイッチング可能状態にすると、パワースイッチング素子等の寄生容量に大きな電流が流れてしまう。そのノイズが電源、GND、基板を介してサーマルシャットダウン回路に伝わり、サーマルシャットダウン回路の誤動作の原因となることがある。具体的には、サーマルシャットダウン回路は、パワースイッチング素子に電流が流れたことによる発熱などが原因でチップ内部の温度が所定の閾値温度を超えたことを検出してパワースイッチング素子をスイッチング不能状態とした後に、チップ内部の温度が所定の閾値温度よりも低くなったことを検出してパワースイッチング素子をスイッチング可能状態へと復帰させた際に、パワースイッチング素子がスイッチング可能状態に戻る時のノイズが原因でサーマルシャットダウン回路が誤動作することで再びパワースイッチング素子をスイッチング不能状態としてしまうことがある。そして、このときチップ内部の温度が正常であるため、すぐにサーマルシャットダウン回路は、パワースイッチング素子をスイッチング可能状態へと復帰させるが、再びパワースイッチング素子のスイッチングによるノイズが原因でパワースイッチング素子をスイッチング不能状態へ変更するという具合に、チップ内部の温度が正常であるにもかかわらずパワースイッチング素子のスイッチング状態の変更を繰り返すといったサーマルシャットダウン回路の誤動作が発生することとなる。
本発明の目的は、サーマルシャットダウン回路の誤動作を防止することを目的とする半導体回路およびその半導体回路を備える電子機器を提供することである。
本発明に係る半導体回路は、パワースイッチング素子を含む半導体回路の温度が所定の温度を超えたときにパワースイッチング素子をスイッチング不能状態とする遮断手段と、 遮断手段によってスイッチング不能状態とされたパワースイッチング素子をスイッチング可能状態へと復帰させる復帰手段と、復帰手段によってパワースイッチング素子がスイッチング可能状態へと復帰したときに発生したノイズによる遮断手段の誤動作を防止するための誤動作防止手段と、を有することを特徴とする。
また、本発明に係る電子機器は、上記半導体回路を備えることを特徴とする。
上記構成の半導体回路及び電子機器によれば、サーマルシャットダウン回路の復帰手段によってパワースイッチング素子がスイッチング可能状態となったときに発生するノイズによるサーマルシャットダウン回路の遮断手段の誤動作を防止することができる。
本発明に係る実施の形態において、半導体回路を示す図である。 本発明に係る実施の形態において、半導体回路のサーマルシャットダウン回路の各要素を示す図である。 本発明に係る実施の形態において、制御部が各パワートランジスタ(Tr)40a〜40fをスイッチング不能状態からスイッチング可能状態へと復帰させるタイミングチャートを示す図である。 本発明に係る別の実施の形態において、制御部が各パワートランジスタ(Tr)40a〜40fをスイッチング不能状態からスイッチング可能状態へと復帰させるタイミングチャートを示す図である。
以下に、本発明に係る実施の形態について添付図面を参照しながら詳細に説明する。また、以下では、全ての図面において同様の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。そして、本文中の説明においては、必要に応じそれ以前に述べた符号を用いるものとする。
図1は、半導体回路10を示す図である。図2は、半導体回路10のサーマルシャットダウン部20の各要素を示す図である。半導体回路10は、サーマルシャットダウン部(TSD)20と、制御部30と、パワートランジスタ素子40a〜40f(Tr40a〜40f)とを含んで構成される。なお、ここではサーマルシャットダウン部20と制御部30とをあわせてサーマルシャットダウン回路と呼ぶこととする。
サーマルシャットダウン部20は、バンドギャップ回路202と、抵抗素子204(R1)と、抵抗素子206(R2)と、抵抗素子208(R3)と、抵抗素子210(R4)と、ダイオード212と、コンパレータ214とを含んで構成される。
バンドギャップ回路202は、半導体回路10内の回路として構成され温度に拘わらず一定電圧を出力する機能を有する。バンドギャップ回路202の出力VR0には、抵抗素子204(R1)の一端が接続され、この抵抗素子204(R1)の他端は、抵抗素子206(R2)を介しグランドに接続されている。したがって、この抵抗素子204(R1)、抵抗素子206(R2)は、バンドギャップ回路202の出力VR0を分圧する分圧抵抗となっており、抵抗素子204(R1)、抵抗素子206(R2)の接続点に基準電圧VR1が発生される。
また、バンドギャップ回路202の出力VR0には、抵抗素子208(R3)を介し、ダイオード212のアノード端子が接続され、ダイオード212のカソード端子はグランドに接続されている。さらに、抵抗素子208(R3)とダイオード212の接続点は、抵抗素子210(R4)を介し、コンパレータ214の1つの入力端(負入力端)に接続されている。
従って、バンドギャップ回路202の出力VR0から抵抗素子208(R3)、ダイオード212を介し電流が流れ、ダイオード212の電流量に応じた電圧V1がダイオード212と抵抗素子210(R3)の接続点およびコンパレータ214の入力端に得られる。なお、抵抗素子210(R4)は調整用の抵抗であり、必ずしも必要ではない。
ここで、ダイオード212は、温度によって順方向電圧が変化するため、抵抗素子208(R3)とダイオード212の接続点の電圧およびコンパレータ214の入力端の電圧V1は、温度に応じて変化する電圧値になる。そして、ダイオード212の温度特性は、製作された後は変わらないため、抵抗素子208(R3)とコンパレータ214の入力端の電圧V1と温度との関係は一義的に定まる。
そして、コンパレータ214の他の入力端(正入力端)には、抵抗素子204(R1)、抵抗素子206(R2)の接続点の基準電圧VR1が入力されている。そして、このコンパレータ214への2つの入力電圧は、半導体回路10についてのチップ内部の温度が第1の設定温度T1(例えば、100℃)になったときに反転するように、設定してある。すなわち、温度が低いときにはダイオード212の順方向電圧が小さいため、電圧V1が基準電圧VR1より高い。そして、温度が設定温度T1以上になったときに、電圧V1が基準電圧VR1より低くなり、コンパレータ214の出力が反転する。
コンパレータ214の出力は、制御部30に接続されている。ここでは、コンパレータ214の負入力端に抵抗素子208(R3)とダイオード212の接続点が接続されており、正入力端に抵抗素子204(R1)、抵抗素子206(R2)の接続点が入力されている。したがって、半導体回路10についてのチップ内部の温度が設定温度T1以上になったときにコンパレータ214の出力がHになり、半導体回路10についてのチップ内部の温度が設定温度T1以下の場合にはコンパレータ214の出力がLになる。
パワートランジスタ(Tr)40a〜40fは、大電力を取り扱うように設計されたパワースイッチング素子であり、例えば、パワーMOSFET(Metal−Oxide−Semiconductor Field−Effect Transistor)やバイポーラトランジスタを用いて構成することができる。パワートランジスタ(Tr)40a〜40fは、それぞれスイッチングしているときにはノイズを発生している。特に各パワートランジスタが同じタイミングでスイッチングしているときには、半導体回路10の基板等を介して大きなノイズが伝播することとなる。
制御部30は、サーマルシャットダウン部(TSD)20の出力に基づいて、各パワートランジスタ(Tr)40a〜40fをスイッチング可能状態としたり、スイッチング不可能状態としたりする制御を有する。制御部30は、サーマルシャットダウン部(TSD)20の出力がLのときは、各パワートランジスタ(Tr)40a〜40fをそれぞれスイッチング可能状態とする。そして、サーマルシャットダウン部(TSD)20の出力がLからHへと変化ときに、制御部30は、各パワートランジスタ(Tr)40a〜40fをスイッチング可能状態からスイッチング不能状態へとする遮断機能を有する。そして、サーマルシャットダウン部(TSD)20の出力がHからLへと変化したときに、制御部30は、各パワートランジスタ(Tr)40a〜40fをスイッチング不能状態からスイッチング可能状態へとする復帰機能を有する。さらに、制御部30は、各パワートランジスタ(Tr)40a〜40fを復帰させた際に、各パワートランジスタ(Tr)40a〜40fのスイッチングによって発生するノイズによる誤動作を防止する誤動作防止機能を有する。
ここで、制御部30の誤動作防止機能について、図3を用いて詳細に説明する。図3は、制御部30が各パワートランジスタ(Tr)40a〜40fをスイッチング不能状態からスイッチング可能状態へと復帰させるタイミングチャートを示す図である。制御部30は、サーマルシャットダウン部(TSD)20の出力がLからHへと変化したとき(図3のTSD信号がLからHへと変化したとき)に遮断機能によって各パワートランジスタ(Tr)40a〜40fをスイッチング不能状態(図3のパワートランジスタ(Tr)信号がL)にする。そして、サーマルシャットダウン部(TSD)20の出力がHからLへと変化したとき(図3のTSD信号がHからLへと変化したとき)に復帰機能によって各パワートランジスタ(Tr)40a〜40fをスイッチング可能状態(図3のパワートランジスタ(Tr)信号がH)に復帰させてから所定のマスク期間は、制御部30の遮断機能をマスク(停止)する。つまり、制御部30は、上述の所定のマスク期間は、コンパレータ214の出力がLを出力するように制御する機能を有する。ここで、所定のマスク期間は、各パワートランジスタ(Tr)40a〜40fを復帰させてからノイズが発生していると考えられる期間である。
続いて、上記構成の半導体回路10の作用について、図1〜図3を用いて説明する。半導体回路10において、サーマルシャットダウン部(TSD)20は、半導体回路10についてチップ内部の温度が温度T1よりも小さいときはLを出力し、半導体回路10についてチップ内部の温度が温度T1よりも大きいときは、半導体回路10を保護するためにHを出力する。
そして、チップ内部の温度が温度T1を超えて、サーマルシャットダウン部(TSD)20がHを出力したときは、制御部30は、遮断機能により各パワートランジスタ(Tr)40a〜40fをスイッチング可能状態からスイッチング不能状態へと変更する。これにより、半導体回路10が熱によって破壊されうる状態から保護される。
制御部30の遮断機能により、チップ内部の温度上昇が止まり、その後チップ内部の温度が下がって温度T1よりも小さくなったときは、サーマルシャットダウン部(TSD)20の出力はHからLへと変化する。そして、サーマルシャットダウン部(TSD)20の出力がHからLへと変化したときに、制御部30は、各パワートランジスタ(Tr)40a〜40fをスイッチング不能状態からスイッチング可能状態へと復帰させるとともに、所定のマスク期間はサーマルシャットダウン部(TSD)20のコンパレータの出力がLを出力するように制御する。
これにより、半導体回路10のチップ内部の温度が下がって温度T1よりも小さくなったときに、各パワートランジスタ(Tr)40a〜40fを一度に復帰させて大きなノイズが発生した場合であっても、所定のマスク期間はサーマルシャットダウン部(TSD)20の出力をLにしてその遮断機能をマスクした状態のまままであるため、ノイズによる遮断機能の誤動作を防止することができる。したがって、半導体回路10によれば、復帰機能により各パワートランジスタ(Tr)40a〜40fを復帰させて、スイッチングによるノイズが発生した場合であっても、そのノイズによるサーマルシャットダウン回路の遮断機能の誤動作を防止することができる。
次に、半導体回路10の変形例について説明する。半導体回路10の変形例と半導体回路10との相違は制御部30の誤動作防止機能のみであるため、制御部30の誤動作防止機能を中心に説明する。
半導体回路10の変形例の制御部30の誤動作防止機能について、図4を用いて説明する。図4は、制御部30が各パワートランジスタ(Tr)40a〜40fをスイッチング不能状態からスイッチング可能状態へと復帰させるタイミングチャートを示す図である。制御部30は、サーマルシャットダウン部(TSD)の出力がLからHへと変化したとき(図4のTSD信号がLからHへと変化したとき)に遮断機能によって各パワートランジスタ(Tr)40a〜40fをスイッチング不能状態(図4の各パワートランジスタ(Tr)40a〜40f信号を同時にL)とする。そして、サーマルシャットダウン部(TSD)20の出力がHからLへと変化したとき(図4のTSD信号がHからLへと変化したとき)に復帰機能によって各パワートランジスタ(Tr)40a〜40fをスイッチング可能状態とする際に、各パワートランジスタ(Tr)40a〜40fごとにタイミングをずらして復帰させる機能を有する。
具体的には、図4に示されるように、サーマルシャットダウン部(TSD)20の出力がHからLへと変化したときに、まずパワートランジスタ(Tr)40aを復帰(図4のTr40aの信号をLからHへと変化)させ、その後期間Tが経過してから、パワートランジスタ(Tr)40bを復帰(図4のTr40bの信号をLからHへと変化)させ、その後それぞれ期間Tの間隔をあけてタイミングをずらしながら、パワートランジスタ(Tr)40c、パワートランジスタ(Tr)40d、パワートランジスタ(Tr)40e、パワートランジスタ(Tr)40fの順番に復帰させる。
上記構成の半導体回路10の変形例の作用について、図1,2,4を用いて説明する。半導体回路10において、サーマルシャットダウン部(TSD)20は、半導体回路10についてチップ内部の温度が温度T1よりも小さいときはLを出力し、半導体回路10についてチップ内部の温度が温度T1よりも大きいときは、半導体回路10を保護するためにHを出力する。
そして、サーマルシャットダウン部(TSD)20がHを出力したときは、制御部30は、遮断機能により各パワートランジスタ(Tr)40a〜40fをスイッチング可能状態からスイッチング不能状態へと変更する。これにより、半導体回路10が熱によって破壊されうる状態から保護される。
制御部30の遮断機能により、チップ内部の温度が下がって温度T1よりも小さくなったときは、サーマルシャットダウン部(TSD)20の出力はHからLへと変化する。そして、サーマルシャットダウン部(TSD)20の出力がHからLへと変化したときに、制御部30は、各パワートランジスタ(Tr)40a〜40fをそれぞれ期間Tの間隔をあけて、換言すればタイミングをずらしながら復帰させている。
これにより、半導体回路10のチップ内部の温度が下がって温度T1よりも小さくなったときに、各パワートランジスタ(Tr)40a〜40fについてタイミングをずらしてそれぞれ復帰させるため、一度に全てのパワートランジスタ(Tr)40a〜40fを復帰させる場合に比べてノイズの大きさを格段に抑制することができる。したがって、半導体回路10によれば、復帰機能により各パワートランジスタ(Tr)40a〜40fを復帰させてスイッチングによってノイズが発生した場合であっても、そのノイズによるサーマルシャットダウン回路の遮断機能の誤動作を防止することができる。
なお、温度上昇によりサーマルシャットダウン回路が働き、出力部をスイッチング不能状態にしたときの動作を説明したが、ノイズ等によりサーマルシャットダウン回路が誤動作して出力部をスイッチング不能状態にさせた場合もスイッチング可能状態へ戻す時に誤動作を防止することができる。ノイズ等によるサーマルシャットダウン回路後動作による出力部をスイッチング不能状態にさせる動作のみであれば短い時間の動作であり、誤動作にはならない可能性が大きいため、ノイズに強い回路構成となる。
10 半導体回路、20 サーマルシャットダウン部、30 制御部、202 バンドギャップ回路、204,206,208 抵抗素子、212 ダイオード、214 コンパレータ。

Claims (4)

  1. パワースイッチング素子を含む半導体回路の温度が所定の温度を超えたときにパワースイッチング素子をスイッチング不能状態とする遮断手段と、
    遮断手段によってスイッチング不能状態とされたパワースイッチング素子をスイッチング可能状態へと復帰させる復帰手段と、
    復帰手段によってパワースイッチング素子がスイッチング可能状態へと復帰したときに発生したノイズによる遮断手段の誤動作を防止するための誤動作防止手段と、
    を有することを特徴とする半導体回路。
  2. 請求項1に記載の半導体回路において、
    誤動作防止手段は、
    復帰手段によってパワースイッチング素子がスイッチング可能状態へと復帰してから所定の時間遮断手段の機能を停止させることを特徴とする半導体回路。
  3. 請求項1に記載の半導体回路において、
    半導体回路は、複数のパワースイッチング素子を含み、
    誤動作防止手段は、
    複数のパワースイッチング素子のスイッチング可能状態への復帰が相互に異なるタイミングでなされるように復帰手段を制御することを特徴とする半導体回路。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれか1に記載の半導体回路を備えることを特徴とする電子機器。
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