JP2011165781A - 有機el素子 - Google Patents

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Abstract

【課題】回路構成を複雑にすることなく安定した減光を行うことが可能な有機EL素子を提供する。
【解決手段】陽極2と陰極4との間に少なくとも有機発光層3cを含む発光機能層3を形成してなる有機EL素子Aである。陽極2と陰極4との積層個所からなる1つの発光単位において、発光機能層3は発光開始電圧の異なる少なくとも2種類以上の発光領域を有してなることを特徴とする。発光機能層3は、陽極2と有機発光層3cとの間に部分的に形成される正孔注入層3aを含み、前記発光領域として正孔注入層3aが形成される領域と正孔注入層3aが形成されない領域とを有する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ディスプレイあるいは照明装置に用いられる有機EL(エレクトロルミネッセンス)素子に関する。
従来、有機材料によって形成される自発光素子である有機EL素子を備える有機ELパネルは、例えば、陽極となるITO等からなる第1電極と、少なくとも有機発光層を有する発光機能層と、陰極となるアルミニウム(Al)等からなる非透光性の第2電極と、を順次積層するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
かかる有機ELパネルは、ディスプレイ用途においては液晶パネルに比べ視野角依存性が少ない、コントラスト比が高いあるいは薄膜化が可能であるなどの利点から各所で次世代のフラットパネルディスプレイとして研究開発が行われており、近年では照明用途での開発も盛んである。
ディスプレイあるいは照明として用いられる場合、有機EL素子には発光輝度を階調する機能が求められ、従来より有機EL素子の輝度調整方法としてPWM変調やPAM変調による制御方法によって有機EL素子の発光輝度を調整する技術が知られている(例えば特許文献2参照)。PWM変調は、駆動パルス波形によって発光している有機EL素子のON波形の波長を調整することにより輝度階調を行う方法であり、PAM変調は、パルス波形の振幅を調整することにより輝度階調を行う方法である。
特開昭59−194393号公報 特開2001−282160号公報 特開2006−58407号公報
しかしながら、PWM変調あるいはPAM変調で有機EL素子の駆動パルス波形を変更して輝度階調を行う方法では、有機EL素子を減光し発光輝度が最大輝度時の10%以下程度となる低電流駆動あるいは低電圧駆動時に、製品毎の輝度差が目立つようになる。これは有機EL素子の特性であり、有機EL素子の駆動電圧や発光効率のバラツキが影響していることが知られている。高輝度時における輝度差は視認されにくいが、低輝度時における輝度差は視認されやすいため、安定した減光を行うことができないという問題点があった。
これに対し、特許文献2には、1つの発光画素に対して複数のサブピクセルを設け、減光時には1つのサブピクセルのみを発光させることにより、安定した減光を実現する技術が開示されている。しかしながら、かかる方法ではサブピクセル毎にそれぞれ配線や駆動回路が必要となるため、配線が複雑となり駆動回路の部品点数も増加してコストアップとなるという問題点があった。
本発明は、この問題に鑑みなされたものであり、回路構成を複雑にすることなく安定した減光を行うことが可能な有機EL素子を提供することを目的とするものである。
本発明は、前記課題を解決するために、陽極と陰極との間に少なくとも有機発光層を含む発光機能層を形成してなる有機EL素子であって、前記陽極と前記陰極との積層個所からなる1つの発光単位において、前記発光機能層は発光開始電圧の異なる少なくとも2種類以上の発光領域を有してなることを特徴とする。
本発明はディスプレイあるいは照明装置に用いられる有機EL素子に関し、回路構成を複雑にすることなく安定した減光を行うことが可能となるものである。
本発明の第1の実施形態である有機EL素子を示す図。 本発明の第1の実施形態である有機EL素子の発光領域を示す図。 有機EL素子の電圧−輝度特性を示す図。 本発明の比較例の測定結果を示す図。 本発明の実施例1の測定結果を示す図。 本発明の比較例及び実施例1の電圧−輝度特性を示す図。 本発明の第2の実施形態である有機EL素子を示す図。 本発明の第2の実施形態である有機EL素子の発光領域を示す図。 本発明の実施例2の測定結果を示す図。 本発明の実施例2の電圧−輝度特性を示す図。 本発明の実施例2の別例の測定結果を示す図。 本発明の実施例2の別例の電圧−輝度特性を示す図。
以下、本発明を適用した実施形態について添付図面に基づいて説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態を示す図である。第1の実施形態である有機EL素子Aは、支持基板1上に形成され、第1電極(陽極)2と、発光機能層3と、第2電極(陰極)4と、を有するものである。なお、図1においては第1電極2と第2電極4との積層個所からなる1つの発光部(発光単位)のみを示しているが、例えば有機EL素子を用いたディスプレイについてセグメント型表示を得るものにおいては各セグメントが1つの発光単位となり、ドットマトリクス型表示を得るものにおいては各発光画素が1つの発光単位となる。
支持基板1は、例えば透光性のガラス材料からなる矩形状の基板である。支持基板1上には、第1電極2,発光機能層3及び第2電極4が順に積層形成される。
第1電極2は、発光機能層3に正孔を注入する陽極となるものであり、支持基板1上にITOやIZOあるいはAZO等の透光性導電材料をスパッタ法等の手段によって層状に形成してなり、フォトエッチング等の手段によって所定の形状にパターニングされる。
発光機能層3は、少なくとも有機発光層を含む発光を得るための各機能を有する複数の層からなり、第1電極2上に形成されるものである。本実施形態においては、第1電極2側から順に正孔注入層3a,正孔輸送層3b,有機発光層3c,電子輸送層3d及び電子注入層3eが順に積層形成されてなる。
正孔注入層3aは、第1電極2からの正孔を取り込む機能を有し、例えば酸化モリブデン(MoO)や五酸化バナジウム(V)等の無機材料やアミン系化合物等の有機材料等の正孔注入材料を例えばスプレー法により第1電極2上に微細ドット状に形成してなる。したがって、正孔注入層3aは、発光単位内に部分的に形成されることとなる。また、スパッタ法によって正孔注入層3aを形成する場合は、不均一な状態を形成するため微細マスクを用いて成膜する。
正孔輸送層3bは、正孔を有機発光層3cへ伝達する機能を有し、例えばアミン系化合物であるα−NPD等の正孔輸送材料を真空蒸着法等の手段によって第1電極2上あるいは正孔注入層3a上に層状に形成してなる。
有機発光層3cは、正孔及び電子の輸送が可能であり、正孔及び電子が輸送されて再結合することで所定色の発光を示す機能を有し、所望の発光色に応じて種々の有機発光材料を真空蒸着法等の手段によって層状に形成してなるものである。なお、有機発光層3cは単一材料からなるものであってもよく、また、ホスト材料に発光ドーパントを添加してなるものであってもよい。
電子輸送層3dは、電子を有機発光層3cへ伝達する機能を有し、有機発光層3c上に例えばアルミキノリノール(Alq3)等の電子輸送材料を真空蒸着法等の手段によってに層状に形成してなる。
電子注入層3eは、第2電極4からの電子を取り込む機能を有し、電子輸送層3d上にフッ化リチウム(LiF)等の電子注入材料を真空蒸着法等の手段によって層状に形成してなるものである。
第2電極4は、発光機能層3に電子を注入する陰極となるものであり、電子注入層3e上に例えばAl等の低抵抗の導電材料を真空蒸着法等の手段によって層状に形成してなる反射電極である。なお、第2電極4としては、Ag,Ni,Cr,Co,Au,Mg及びLi等の金属及びAgMg等のこれら金属の合金であってもよい。
以上の各部によって有機EL素子Aが構成されている。有機EL素子Aは支持基板1側の第1電極2を透明電極とし、支持基板1の対向側の第2電極4を反射電極として支持基板1側から光を取り出すいわゆるボトムエミッション型の有機EL素子である。
本実施形態では、正孔注入層3aをドット状に形成することによって、1つの発光部内には図2に示すように、正孔注入層3aが形成される第1の発光領域A1と正孔注入層3aが形成されない第2の発光領域A2とが形成される。図3に示すように、正孔注入層3aを形成する場合と正孔注入層3aを形成しない場合とでは、正孔注入層3aを形成する場合は発光開始電圧が低く、正孔注入層3aを形成しない場合は発光開始電圧が正孔注入層3aを形成する場合よりも高い。したがって、2つの発光領域A1,A2においても同様に、正孔注入層3aの有無によって発光開始電圧が異なり、第1の発光領域A1においては発光開始電圧が低く、第2の発光領域A2においては発光開始電圧が第1の発光領域A1よりも高い。1つの発光部としては、第1の発光領域A1の発光開始電圧から第2の発光領域A2の発光開始電圧までの低電圧駆動時においては第1の発光領域A1のみが発光を呈する。ここで、第1の発光領域A1は発光部の面積よりも小さいため従来の有機EL素子と比較して電圧に対する発光輝度の立ち上がりが緩やかになり、駆動電圧のバラツキによる輝度変化が小さくなることで低電圧駆動時の発光輝度のバラツキを抑制することができる。第2の発光領域A2の発光開始電圧以上の高電圧駆動時においては第1,第2の発光領域A1,A2から発光が呈され発光部全体が発光するため、電圧に対する発光輝度の立ち上がりは従来の有機EL素子と略同等となる。また、第1,第2の発光領域A1,A2は1つの発光部内に設けられるものであり同じ第1電極2及び第2電極4への電圧印加で発光駆動するため、配線や駆動回路の部品点数の増加は不要であり、回路構成を複雑にしてコストアップを招くことはない。
次に、本実施形態の実施例について説明する。
(実施例1)
実施例1は、前述の有機EL素子Aと同様の構成を有する有機EL素子である。また、有機EL素子Aは、各層の形成方法、材料についても上記で例示したものを採用した。評価方法としては、有機EL素子Aをパルス電源により駆動させて発光を生じさせ、その輝度及び色度を確認した。有機EL素子Aの駆動条件は、発光輝度1000cd/mとなる駆動パルスを輝度100%の状態とした場合、輝度100%及び輝度10%(発光輝度100cd/m)の状態にて駆動させた。なお、輝度測定に際しては一般的な輝度計を用いた。また、製品毎のバラツキの確認のために5つの有機EL素子Aについて評価を行った。また、比較例として1つの発光部全体に正孔注入層3aを形成したほかは実施例1の有機EL素子Aと同様の構成を有する有機EL素子を採用し、同様の方法で評価を行った。
図4は比較例の評価結果を示す表であり、図5は実施例1の評価結果を示す表である。また、図6は比較例及び実施例1の電圧−輝度特性を示すグラフである。図4,5に示すように、比較例に対して実施例1は、輝度10%状態の減光時においてバラツキ率が±2%程度であり、比較例よりも安定して減光が行われていることが明らかである。これは、図6に示すように、低電圧駆動時(約4Vから約5Vまでの間)において第1の発光領域A1のみが発光することにより電圧に対する発光輝度の立ち上がりカーブが緩やかになったことによるものである。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。図7は、第2の実施形態である有機EL素子を示す図である。なお、前述の第1の実施形態と同一あるいは相当個所には同一符号を付してその詳細な説明は省略する。
第2の実施形態である有機EL素子Bは、支持基板1上に形成され、第1電極2と、発光機能層3と、第2電極4と、を有するものである。
正孔注入層3fは、第1電極2からの正孔を取り込む機能を有し、例えば酸化モリブデン(MoO)や五酸化バナジウム(V)等の無機材料やアミン系化合物等の有機材料等の正孔注入材料をマスクを用いた真空蒸着法により第1電極2上に1つの発光部よりも十分に小さい領域にのみ形成してなる。したがって、正孔注入層3fは、発光単位内に部分的に形成されることとなる。
本実施形態では、正孔注入層3fを1つの発光部よりも小さく形成することによって、1つの発光部内には図8に示すように、正孔注入層3fが形成される第1の発光領域B1と正孔注入層3fが形成されない第2の発光領域B2とが形成される。したがって、前述の第1の実施形態と同様に1つの発光部としては、第1の発光領域B1の発光開始電圧から第2の発光領域B2の発光開始電圧までの低電圧駆動時においては第1の発光領域B1のみが発光を呈する。ここで、第1の発光領域B1は発光部の面積よりも小さいため従来の有機EL素子と比較して電圧に対する発光輝度の立ち上がりが緩やかになり、駆動電圧のバラツキによる輝度変化が小さくなることで低電圧駆動時の発光輝度のバラツキを抑制することができる。第2の発光領域B2の発光開始電圧以上の高電圧駆動時においては第1,第2の発光領域B1,B2の両方から発光が呈され発光部全体が発光するため、電圧に対する発光輝度の立ち上がりは従来の有機EL素子と略同等となる。また、第1,第2の発光領域B1,B2は1つの発光部内に設けられるものであり同じ第1電極2及び第2電極4への電圧印加で発光駆動するため、配線や駆動回路の部品点数の増加は不要であり、回路構成を複雑にしてコストアップを招くことはない。
次に、本実施形態の実施例について説明する。
(実施例2)
実施例2は、前述の有機EL素子Bと同様の構成を有する有機EL素子である。有機EL素子Bは、各層の形成方法、材料についても上記で例示したものを採用し、第1の発光領域B1の面積が発光部全体の面積に対して約25%となるように正孔注入層3fを部分的に形成した。評価方法としては、前述の実施例1と同様にして評価を行った。
図9は実施例2の評価結果を示す表である。また、図10は前述の比較例及び実施例2の電圧−輝度特性を示すグラフである。図9に示すように、比較例に対して実施例2は、輝度10%状態の減光時においてバラツキ率が±2%程度であり、比較例よりも安定して減光が行われていることが明らかである。これは、図10に示すように、低電圧駆動時(約4Vから約5Vまでの間)において第1の発光領域B1のみが発光することにより電圧に対する発光輝度の立ち上がりカーブが緩やかになったことによるものである。
図11は、実施例2において正孔注入層3fの成膜時にマスクの開口率を変え、第1の発光領域B1の面積を変化させてそれぞれ作製した場合の輝度10%状態の減光時の測定結果を示すものである。また、図12はこれらの電圧−輝度特性を示すグラフである。マスクの開口率は、それぞれ0%,20%,40%,60%,80%,100%とした。したがって、第1の発光領域B1の発光部全体における面積比は、それぞれ100%,80%,60%,40%,20%,0%となる。図11に示す評価結果よれば、開口率を20%〜80%(第1の発光領域B1の面積比を80%〜20%)とすることで、輝度10%状態の減光時においてバラツキ率を±2%程度に抑制して従来例よりも安定して減光を行うことが可能であることがわかる。これは、図12に示すように、開口率20%〜80%(第1の発光領域B1の面積比80%〜20%)の範囲においては、低電圧駆動時(約4Vから約5Vまでの間)において電圧に対する発光輝度の立ち上がりカーブを緩やかにすることができることによるものである。
なお、本実施形態においては、1つの発光部において正孔注入層3a,3fが形成される発光領域A1,B1と正孔注入層3a,3fが形成されない領域A2,B2とを設けることで1つの発光部内に発光開始電圧の異なる2種類の発光領域を得る構成であったが、他の方法として、電子注入層を部分的に形成し、電子注入層が形成される領域と電子注入層が形成されない領域とを設けることで1つの発光単位内に発光開始電圧の異なる2種類の発光領域を得るものであってもよい。かかる構成においては、電子注入層は発光部の面積よりも小さく形成するものであっても、ドット状に形成するものであってもよい。さらに本発明においては、発光開始電圧の異なる発光領域は3種類以上設けられるものであってもよい。具体的方法としては、例えば正孔注入材料の種類や正孔注入層の膜厚を発光領域毎に変更して各発光領域の発光開始電圧を異ならせることで3種類以上の発光領域を形成することが可能である。
本発明は、ディスプレイあるいは照明装置に用いられる有機EL素子に関し、特に輝度階調機能を要する製品に適用される有機EL素子に好適である。
1 支持基板
2 第1電極(陽極)
3 発光機能層
3a 正孔注入層
3b 正孔輸送層
3c 有機発光層
3d 電子輸送層
3e 電子注入層
4 第2電極(陰極)
A 有機EL素子
A1 第1の発光領域
A2 第2の発光領域
B 有機EL素子
B1 第1の発光領域
B2 第2の発光領域

Claims (6)

  1. 陽極と陰極との間に少なくとも有機発光層を含む発光機能層を形成してなる有機EL素子であって、
    前記陽極と前記陰極との積層個所からなる1つの発光単位において、前記発光機能層は発光開始電圧の異なる少なくとも2種類以上の発光領域を有してなることを特徴とする有機EL素子。
  2. 前記発光機能層は、前記陽極と前記有機発光層との間に部分的に形成される正孔注入層を含み、前記発光領域として前記正孔注入層が形成される領域と前記正孔注入層が形成されない領域とを有することを特徴とする請求項1に記載の有機EL素子。
  3. 前記正孔注入層は、ドット状に形成されてなることを特徴とする請求項2に記載の有機EL素子。
  4. 前記発光機能層は、前記有機発光層と前記陰極との間に部分的に形成される電子注入層を含み、前記発光領域として前記電子注入層が形成される領域と前記電子注入層が形成されない領域とを有することを特徴とする請求項1に記載の有機EL素子。
  5. 前記電子注入層は、ドット状に形成されてなることを特徴とする請求項4に記載の有機EL素子。
  6. 前記発光領域のうち発光開始電圧の小さい領域の前記発光単位における面積比が、20%以上80%以下であることを特徴とする請求項1に記載の有機EL素子。
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WO2021074974A1 (ja) * 2019-10-15 2021-04-22 シャープ株式会社 発光素子、発光デバイス、発光素子の製造方法、発光素子の駆動方法

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