JP2011165554A - 電子表示パネルの製造方法及びこれにより製造された電子表示パネル - Google Patents

電子表示パネルの製造方法及びこれにより製造された電子表示パネル Download PDF

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Abstract

【課題】有機EL素子等の発光素子が酸素や水分に付着することを防止するために塗布系の水分吸収材を用いた場合であっても、表示特性の劣化を防止する。
【解決手段】有機EL発光層33を覆うゲッター材36を、有機EL発光層33が積層された保護フィルム34とは異なる表面シート20上に塗布により積層しておき、このゲッター材36の表面を平滑化してから保護フィルム34と表面シート20とを接着する。
【選択図】図3

Description

本発明は、供給される電力によって発光素子が発光することによって情報を表示する電子表示パネルの製造方法及びこれにより製造された電子表示パネルに関し、特に、発光素子の発光特性の劣化防止技術に関する。
従来より、情報を表示する表示装置として、CRTディスプレイや液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ等が用いられており、これらは、テレビ受像機に用いられることによりテレビ局から送信されたテレビ映像を表示したり、パソコンのディスプレイとして用いられることにより、パソコンに保存された情報やインターネットを介して配信された情報を表示したりすることができる。これらの表示装置は、それぞれ一長一短を有しており、例えば、CRTディスプレイは、視野角が広いものの奥行きサイズが厚く、また、液晶ディスプレイは、奥行きサイズが薄いものの視野角が狭く、また、プラズマディスプレイは、視野角が広く奥行きサイズが薄いものの消費電力が多い。
近年、上述したような表示装置に加えて、デジタル情報を紙のように薄い表示媒体に表示する薄型の電子表示パネルが普及しはじめている。このような薄型の電子表示パネルは、互いに対向する2つの電極間に、電極に電圧が印加されると発光する有機EL素子を配置し、この有機EL素子の発光によって情報を表示するものである。そして、紙のように薄いために携帯がしやすいとともに、消費電力が少なく、また視野角が広いことから、今後のさらなる普及が予想される。
ところが、このような電子表示パネルにおいては、有機EL素子の発光特性が酸素や水分によって劣化するため、それに伴って表示性能も劣化してしまう。そこで、有機EL素子を水分吸収材で覆う技術が考えられている(例えば、特許文献1参照。)。このように有機EL素子を水分吸収材で覆うことにより、外部から侵入した酸素や水分が水分吸収材に吸収され、有機EL素子に付着しなくなり、表示性能の劣化を防止することができる。
特許第4240893号公報
ところが、上述したように有機EL素子を水分吸収材で覆う場合、水分吸収材が塗布系のものであると、水分吸収材の溶剤成分が有機EL素子に触れることとなり、それにより、有機EL素子の発光特性が劣化し、それに伴って表示性能も劣化してしまう。
そこで、有機EL素子からなる発光素子層と、水分吸収材とを、互いに異なる基材上にそれぞれ積層しておき、水分吸収材の溶剤成分が揮発した後にこれらを貼り合わせることにより、水分吸収材の溶剤成分による有機EL素子の発光特性の劣化を防止することが考えられる。
しかしながら、その場合、水分吸収材が塗布系のものであることにより、水分吸収材の溶剤成分が揮発した状態ではその表面に凹凸が生じているため、水分吸収材に貼り合わされた発光素子層が損傷し、それにより、表示性能が劣化してしまうという問題点がある。また、この凹凸は、水分吸収材を印刷によって塗布した場合に、その印刷目によっても生じやすい。また、その凹凸によって発光素子層と水分吸収材との間に気泡が入り込み、電子表示パネルの寿命が低下してしまうという問題点がある。
また、発光素子層上に表示電極を積層した後、上記同様にこれら発光素子層と表示電極とを覆うように水分吸収材を貼り合わせる場合においても、水分吸収材の凹凸によって表示電極が損傷し、表示電極の抵抗値が変化して表示性能が劣化してしまったり、その凹凸によって電気的短絡が生じたり、その凹凸によって表示電極と水分吸収材との間に気泡が入り込み、電子表示パネルの寿命が低下してしまったりするという問題点がある。
本発明は、上述したような従来の技術が有する問題点に鑑みてなされたものであって、有機EL素子等の発光素子が酸素や水分に付着することを防止するために塗布系の水分吸収材を用いた場合であっても、表示特性の劣化を防止することができる電子表示パネルの製造方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、
透明電極と、前記透明電極に対向して配置された表示電極と、前記透明電極と前記表示電極との間に挟み込まれ、前記透明電極と前記表示電極とに互いに異なる電圧が印加されることにより自己発光する発光素子層とを有し、前記発光素子層が塗布系の水分吸収材で覆われてなる電子表示パネルの製造方法であって、
透明な材料から構成され、一方の面に前記透明電極が積層された第1の基板の前記透明電極上に前記発光素子層を積層する工程と、
前記発光素子層上に前記表示電極を積層する工程と、
第2の基板の一方の面に前記水分吸収材を塗布する工程と、
前記第2の基板に塗布された前記水分吸収材の表面を平滑化する工程と、
前記第1の基板と前記第2の基板とを、前記発光素子層及び前記表示電極と前記水分吸収材とが対向するように重ね合わせて接着する工程とを有する。
上記のように構成された本発明においては、まず、一方の面に透明電極が積層された第1の基板について、透明電極上に発光素子層を積層し、さらに、この発光素子層上に表示電極を積層する。また、第2の基板の一方の面に塗布系の水分吸収材を塗布し、この水分吸収材の表面を平滑化する。その後、これら第1の基板と第2の基板とを、発光素子層及び表示電極と水分吸収材とが対向するように重ね合わせて接着することにより、電子表示パネルを製造する。
このように、発光素子層を覆う塗布系の水分吸収材を、発光素子層及び表示電極が積層された第1の基板とは異なる第2の基板上に塗布しておき、その後、これら第1の基板と第2の基板とを接着する場合に、第2の基板上に塗布された水分吸収材の表面を平滑化してから第1の基板と第2の基板とを接着するので、水分吸収材の表面に生じた凹凸がなくなった状態でその水分吸収材によって発光素子層及び表示電極が覆われることとなり、それにより、発光素子層や表示電極が損傷したり、表示電極上にて電気的短絡が生じたりすることがなくなり、また、発光素子層や表示電極と水分吸収材との密着性が高まることによって、発光素子層や表示電極と水分吸収材との間に気泡が入り込んだりすることがなくなり、表示特性の劣化が防止される。
以上説明したように本発明においては、一方の面に透明電極が積層された第1の基板について、透明電極上に発光素子層を積層し、さらに、発光素子層上に表示電極を積層しておき、また、第2の基板の一方の面に塗布系の水分吸収材を塗布し、この水分吸収材の表面を平滑化しておき、その後、第1の基板と第2の基板とを、発光素子層及び表示電極と水分吸収材とが対向するように重ね合わせて接着するというように、発光素子層を覆う塗布系の水分吸収材を、発光素子層及び表示電極が積層された第1の基板とは異なる第2の基板上に塗布しておき、その後、これら第1の基板と第2の基板とを接着する場合に、第2の基板上に塗布された水分吸収材の表面を平滑化してから第1の基板と第2の基板とを接着する構成としたため、水分吸収材の表面に生じた凹凸がなくなった状態でその水分吸収材によって発光素子層及び表示電極が覆われることとなり、それにより、有機EL素子等の発光素子が酸素や水分に付着することを防止するために塗布系の水分吸収材を用いた場合であっても、発光素子層や表示電極が損傷したり、表示電極上にて電気的短絡が生じたりすることがなくなり、また、発光素子層や表示電極と水分吸収材との密着性が高まることによって、発光素子層や表示電極と水分吸収材との間に気泡が入り込んだりすることがなくなり、表示特性の劣化を防止することができる。
本発明の電子表示パネルの製造方法によって製造された電子表示パネルの第1の実施の形態を示す図であり、(a)は表面図、(b)は(a)に示したA−A’断面図、(c)は(b)に示したA部拡大図である。 図1に示した電子表示パネルを製造する製造ラインの一例を示す図である。 図2に示した製造ラインにおける図1に示した電子表示パネルの製造方法を説明するための図である。 図2に示した平滑化部におけるゲッター材の表面の平滑化処理を説明するための図である。 本発明の電子表示パネルの製造方法によって製造された電子表示パネルの第2の実施の形態を示す図であり、(a)は表面図、(b)は(a)に示したA−A’断面図、(c)は(b)に示したA部拡大図である。 図5に示した電子表示パネルを製造する製造ラインの一例を示す図である。 図6に示した製造ラインにおける図5に示した電子表示パネルの製造方法を説明するための図である。
以下に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の電子表示パネルの製造方法によって製造された電子表示パネルの第1の実施の形態を示す図であり、(a)は表面図、(b)は(a)に示したA−A’断面図、(c)は(b)に示したA部拡大図である。
本形態における電子表示パネルは図1に示すように、第1の基板である保護フィルム34の一方の面にバリア層35及び透明電極であるITO(Indium Tin Oxide)32が積層され、さらに、ITO32上には発光素子層である有機EL発光層33及び表示電極31a,31bが積層され、これら有機EL発光層33及び表示電極31a,31bを覆うように水分吸収材であるゲッター材36が積層されている。また、第2の基板である表面シート20の一方の面にバリア層35が積層されており、保護フィルム34と表面シート20とが、バリア層35、ITO32、有機EL発光層33、表示電極31a,31b及びゲッター材36を挟み込んで粘着剤層15bによって接着されている。また、保護フィルム34の表面シート20とは反対側には、表面シート10が粘着剤層15aによって接着されている。
表面シート10は、表示電極31a,31b及び有機EL発光層33に対向する領域に、表示電極31a,31bと同一形状を有する窓部11a,11bが形成されている。この窓部11a,11bは、表面シート10が透明な材料から構成され、窓部11a,11b以外の領域が着色されることにより形成される。
保護フィルム34は、透明なPEN(ポリエチレンナフタレート)やPET(ポリエチレンテレフタレート)、PC(ポリカーボネート)等からなり、例えば、125μm程度の厚さを有する。
表面シート20は、PETやPEN、あるいはアルミ等のフレキシブル性を有するものからなり、例えば、125μm程度の厚さを有する。
バリア層35は、表面シート20及び保護フィルム34のそれぞれの一方の面の全面に積層されており、有機EL発光層33への外部からの水分や酸素を遮断するものであって、例えば、窒化チタン、窒化酸化チタン、窒化シリコン、窒化酸化シリコン、酸化アルミニウム等の無機物質と、感光性アクリル酸塩ポリマー等の有機物質との積層構造をなしており、1〜5μmの厚さを有する。
ITO32は、保護フィルム34上に積層されたバリア層35上の全面に積層されており、例えば、1000〜1500Åの厚さを有する。
有機EL発光層33は、保護フィルム34上に積層されたITO32上に積層されており、厚さが、例えば、100〜1000nmであり、表示電極31a,31bの形状よりも一回り大きな形状を有している。このように、有機EL発光層33の形状を、表示電極31a,31bの形状よりも一回り大きな形状とすることにより、表示電極31a,31b間、または、表示電極31a,31bとITO32との間における電気的短絡を防止することができるようになる。有機EL発光層33は、ポリフェニレンビニレン等に代表されるπ共役系ポリマー、もしくは色素含有系ポリマーを有機溶媒に溶解させた溶液からなるものである。この有機溶媒としては、トルエン・キシレン・ジエチルベンゼン・クロロベンゼン等の芳香族系溶媒、あるいはシクロヘキサノン等、環状炭化水素系溶媒の少なくとも1つからなるものが挙げられ、その中でも、有機溶媒はクロロベンゼンが好ましい。
表示電極31a,31bは、ITO32上に積層された有機EL発光層33上に積層されており、それぞれ、電子表示パネル1にて表示すべき情報を示す形状を有し、表示電極31aは“T”、表示電極31bは“F”の形状を有している。表示電極31a,31bを構成する材料としては、導電性を有する様々なものを使用することができるが、その中でも銀ペーストを用いることが好ましい。なお、厚さは、例えば、1〜5μmである。
ゲッター材36は、ITO32上に積層された有機EL発光層33及び表示電極31a,31bを覆うように積層されており、外部からの水分を吸収するものであって、酸化カルシウム、酸化バリウム、塩化カルシウム等、水分吸収能力のある材料を溶剤である有機溶媒に溶解・分散させてなる塗布系のものが用いられる。この有機溶媒は、アルコールやグリコール、ポリエーテル、エステル、ジプロピレングリコメチルエーテル等の溶媒からなり、この溶媒に、酸化カルシウムを分散させたものが考えられる。なお、ゲッター材36の厚さは、例えば、50〜60μmが考えられるが、水分吸収性を考慮して適宜設定される。
粘着剤層15a,15bは、有機EL発光層33と外気との接触を遮断することができる材料からなり、例えば、熱硬化型接着剤、紫外線硬化型接着剤、電子線硬化型接着剤等のものが用いられる。熱硬化型接着剤としては、環状オレフィン樹脂、長鎖状炭化水素樹脂、フェノール樹脂、エポキシ樹脂、ポリウレタン硬化型樹脂、尿素樹脂、メラミン樹脂、アクリル系反応樹脂等が用いられ、また、紫外線硬化型接着剤、電子線硬化型接着剤としては、アクリル樹脂、ウレタンアクリレート樹脂、ポリエステルアクリレート樹脂、ポリウレタン樹脂、エポキシアクリレート樹脂、イミドアクリレート樹脂等が用いられる。その中でも、ジシクロペンタジエン系の環状オレフィン樹脂とポリイソブチレンからなる組成が好ましい。粘着剤層15bの厚さは、最も厚い部分で、例えば、20〜30μmのものが考えられる。また、粘着剤層15aは、表面シート10の窓部11a,11bに対向する領域には積層されていない。それにより、電子表示パネル1を表面シート10側から視認した場合、有機EL発光層33の発光による表示を視認することが可能となる。なお、粘着剤層15aを透明な粘着剤から構成すれば、有機EL発光層33の発光による表示を視認可能としながらも、窓部11a,11bに対向する領域にも粘着剤層15aを積層して表面シート10と保護フィルム34とをその全面で接着することができる。
上記のように構成された電子表示パネル1においては、表示電極31a,31bとITO32とに互いに異なる電圧を印加することにより、有機EL発光層33が発光し、その発光によって情報“TF”が表示されることになる。
以下に、上記のように構成された電子表示パネル1の製造方法について説明する。
図2は、図1に示した電子表示パネル1を製造する製造ラインの一例を示す図であり、図3は、図2に示した製造ラインにおける図1に示した電子表示パネル1の製造方法を説明するための図である。
図2に示した製造ラインにおいて図1に示した電子表示パネル1を製造する場合は、一方の面にバリア層35及びITO32が積層された保護フィルム34が連続状となってローラ50aから引き出されてくる(図3(a))。
そしてまず、印刷部53aにおいて、ローラ50aから引き出された保護フィルム34が搬送されている状態で、有機EL素子がITO32上に印刷によって塗布され、それにより、ITO32上に有機EL発光層33が積層される(図3(b))。なお、有機EL素子のITO32上への印刷は、有機EL素子によって構成される有機EL発光層33の形状が、上述したように表示電極31a,31bの一回り大きなものとなるように行われる。
ITO32上に積層された有機EL発光層33は、乾燥部56aにおいて乾燥処理が施され、その後、保護フィルム34の搬送に伴って印刷部53bに搬送されていく。
保護フィルム34の有機EL発光層33が積層された領域が印刷部53bに搬送されてくると、保護フィルム34が搬送されている状態で、銀ペーストが有機EL発光層33上に印刷によって塗布され、それにより、有機EL発光層33上に表示電極31a,31bが積層される(図3(c))。なお、銀ペーストの有機EL発光素子33上への印刷は、銀ペーストによって構成される表示電極31a,31bの形状が、上述したように、それぞれ、電子表示パネル1にて表示すべき情報である“T”、“F”となるように行われる。
有機EL発光層33上に積層された表示電極31a,31bは、ローラ51bによって保護フィルム34とともにその搬送方向が変えられた後、乾燥部56bにおいて乾燥処理が施され、その後、保護フィルム34の搬送に伴って、2つのローラ52a,52bが対向する領域に搬送されていく。
また、一方の面にバリア層35及び粘着剤層15bが積層された表面シート20が、粘着剤層15bによって剥離紙40が貼着された状態で連続状となってローラ50bから引き出されてくる(図3(d))。
そしてまず、ローラ51aによって、バリア層35及び粘着剤層15bが積層された表面シート20から剥離紙40が剥離される(図3(e))。そして、表面シート20から剥離された剥離紙40はローラ50cに巻き取られていく。
剥離紙40が剥離された表面シート20は印刷部53cに搬送されていき、印刷部53cにおいて、ローラ50bから引き出された表面シート20が搬送されている状態で、ゲッター材36が粘着剤層15b上に印刷によって塗布され、それにより、粘着剤層15b上にゲッター材36が積層される(図3(f))。なお、ゲッター材36の粘着剤層15b上への印刷は、ゲッター材36の形状が、上述したように、保護フィルム34上に積層された表示電極31a,31b及び有機EL発光層33を覆うのに十分な大きさとなるように行われる。
粘着剤層15b上に積層されたゲッター材36は、ローラ51cによって表面シート20とともにその搬送方向が変えられた後、乾燥部56cにおいて乾燥処理が施され、それにより、ゲッター材36に含まれる溶剤成分が揮発する。すると、ゲッター材36を粘着剤層15b上に印刷するための印刷目や、ゲッター材36の溶剤成分に溶解・分散した材料の2次、3次粒子等によって、ゲッター材36の表面に凹凸が生じる(図3(g))。
乾燥部56cにて乾燥処理が施されたゲッター材36は、表面シート20の搬送に伴って平滑化部58に搬送されていき、平滑化部58において、シーラー処理によってゲッター材36の表面に圧力がかけられ、それにより、ゲッター材36の表面が平滑化される(図3(h))。
その後、ゲッター材36が積層された領域は、表面シート20の搬送に伴って、2つのローラ52a,52bが対向する領域に搬送されていく。
2つのローラ52a,52bが対向する領域においては、保護シート34のバリア層35、有機EL発光層33及び表示電極31a,31bが積層された面と、表面シート20の粘着剤層15b及びゲッター材36が積層された面とが対向し、かつ、保護シート34の搬送タイミングと表面シート20の搬送タイミングとによって、有機EL発光層33及び表示電極31a,31bとゲッター材36とが対向する。そして、保護シート34と表面シート20とが2つのローラ52a,52bに挟み込まれることにより、保護フィルム34と表面シート20とが、保護シート34のバリア層35、有機EL発光層33及び表示電極31a,31bが積層された面と、表面シート20の粘着剤層15b及びゲッター材36が積層された面とが接着面となって接着され、それにより、保護フィルム34に積層された有機EL発光層33及び表面電極31a,31bが、表面シート20に積層されたゲッター材36によって覆われることになる(図3(i))。
その後、保護フィルム34に粘着剤層15aによって表面シート10を接着し、単片状に断裁することにより、図1に示した電子表示パネル1が完成する。
このように、本形態においては、有機EL発光層33を覆う塗布系のゲッター材36を、有機EL発光層33が積層された保護フィルム34とは異なる表面シート20上に積層しておき、その後、これら保護フィルム34と表面シート20とを接着する場合に、表面シート20に塗布されたゲッター材36の表面を平滑化してから保護フィルム34と表面シート20とを接着するので、ゲッター材36の表面に生じた凹凸がなくなった状態でそのゲッター材36によって有機EL発光層33及び表示電極31aが覆われることとなり、それにより、有機EL発光層33や表示電極31aが損傷したり、表示電極31a上にて電気的短絡が生じたりすることがなくなり、また、有機EL発光層33や表示電極31aとゲッター材36との密着性が高まることによって、有機EL発光層33や表示電極31aとゲッター材36との間に気泡が入り込んだりすることがなくなり、表示特性の劣化を防止することができる。
以下に、平滑化部58におけるゲッター材36の表面の平滑化処理について詳細に説明する。
図4は、図2に示した平滑化部58におけるゲッター材36の表面の平滑化処理を説明するための図である。
平滑化部58においては、バリア層35、粘着剤層15b及びゲッター材36が積層された表面シート20がシーラーにかけられる。この際、バリア層35、粘着剤層15b及びゲッター材36が積層された表面シート20の厚さが約510μmであり、シーラーギャップが約180μmであることにより、このシーラー処理によってゲッター材36の表面に圧力がかけられ、それにより、ゲッター材36の表面が平滑化される。
この際のゲッター材36の表面の凹凸の状態を測定した。なお、測定機器はキーエンス社製のVHX−600を用い、3Dモード、スキャン回数50回で測定を行った。
まず、ゲッター材36のX方向の2箇所について5回ずつ測定を行った。その結果を下記表1,2に示す。なお、高さA−B間とは、図4に示すように、ゲッター材36の最も高い点と低い点との高さの差、幅C−Dとは、図4に示すように測定領域の幅である。
Figure 2011165554
Figure 2011165554
平滑化部58にて平滑化されたゲッター材36においては、X方向について約500μmの範囲で測定したところ、表1,2に示すように、ゲッター材36の最も高い点と低い点との高さの差が10μm以下となり、その平均が6.56μmとなった。
これに対して、平滑化部58にて平滑化処理が施されていないゲッター材36のX方向の2箇所について5回ずつ測定を行った結果を下記表3,4に示す。
Figure 2011165554
Figure 2011165554
平滑化部58にて平滑化処理が施されていないゲッター材36においては、X方向について約500μmの範囲で測定したところ、表3,4に示すように、ゲッター材36の最も高い点と低い点との高さの差はほとんどが20μm以上となり、その平均が21.19μmとなった。
次に、ゲッター材36のY方向の2箇所について5回ずつ測定を行った。その結果を下記表5,6に示す。
Figure 2011165554
Figure 2011165554
平滑化部58にて平滑化されたゲッター材36においては、Y方向について約400〜500μmの範囲で測定したところ、表5,6に示すように、ゲッター材36の最も高い点と低い点との高さの差が10μm以下となり、その平均が4.71μmとなった。
これに対して、平滑化部58にて平滑化処理が施されていないゲッター材36のY方向の2箇所について5回ずつ測定を行った結果を下記表7,8に示す。
Figure 2011165554
Figure 2011165554
平滑化部58にて平滑化処理が施されていないゲッター材36においては、Y方向について約500μmの範囲で測定したところ、表7,8に示すように、ゲッター材36の最も高い点と低い点との高さの差はほとんどが20μm近くとなり、その平均が18.38μmとなった。
このように、平滑化部58にて平滑化処理が施されたゲッター材36と、平滑化部58にて平滑化処理が施されていないゲッター材36とでは、最も高い点と低い点との高さの差が大きく異なることとなった。
そして、上記のように平滑化されたゲッター材36を用いた電子表示パネル1と、平滑化処理が施されていないゲッター材36を用いた電子表示パネルとのそれぞれについて発光輝度を測定したところ、平滑化されたゲッター材36を用いた電子表示パネル1は、平滑化処理が施されていないゲッター材36を用いた電子表示パネルに対して1.2倍となり、また、寿命を測定したところ、平滑化されたゲッター材36を用いた電子表示パネル1は、平滑化処理が施されていないゲッター材36を用いた電子表示パネルに対して1.2〜1.5倍となった。
このように、ゲッター材36の平滑化処理が施された電子表示パネル1においては、発光輝度、寿命が共に向上し、表示特性の劣化を防止することができる。
なお、上述した印刷部53a〜53cにおける有機EL素子、銀ペースト及びゲッター材36の印刷は、上述したように有機EL発光層33の厚さが100〜1000nm、表示電極31a,31bの厚さが1〜5μm、ゲッター材36の厚さが50〜60μmとなるような方法であれば、どのような方法であってもよいが、例えば、フレキソ、グラビアダイレクト、グラビアオフセット、スクリーン、スプレー、インクジェットによるものが考えられ、その中でも、フレキソによるものが好ましい。
また、上記のように保護フィルム34と表面シート20とを接着するためには、表面シート20のバリア層35が積層された面のうち、ゲッター材36が積層されない領域のみに粘着剤層15bを積層すればよいが、表面シート20のバリア層35が積層された面の全面に粘着剤層15bを積層することにより、粘着剤層15bを積層するためのパターニングが不要となり、製造工程を簡略化することができる。
(第2の実施の形態)
図5は、本発明の電子表示パネルの製造方法によって製造された電子表示パネルの第2の実施の形態を示す図であり、(a)は表面図、(b)は(a)に示したA−A’断面図、(c)は(b)に示したA部拡大図である。
本形態は図5に示すように、図1に示したものに対して、表面シート120の保護フィルム134との接着面のうち、ゲッター材136が積層された領域には粘着剤層115bが積層されていない点のみが異なるものである。
以下に、上記のように構成された電子表示パネル101の製造方法について説明する。
図6は、図5に示した電子表示パネル101を製造する製造ラインの一例を示す図であり、図7は、図6に示した製造ラインにおける図5に示した電子表示パネル101の製造方法を説明するための図である。
図6に示した製造ラインにおいて図5に示した電子表示パネル101を製造する場合は、第1の実施の形態にて示したものと同様に、一方の面にバリア層135及びITO132が積層された保護フィルム134が連続状となってローラ150aから引き出されてくる(図7(a))。
そしてまず、印刷部153aにおいて、ローラ150aから引き出された保護フィルム134が搬送されている状態で、有機EL素子がITO132上に印刷によって塗布され、それにより、ITO132上に有機EL発光層133が積層される(図7(b))。なお、有機EL素子のITO132上への印刷は、第1の実施の形態にて示したものと同様に、有機EL素子によって構成される有機EL発光層133の形状が、表示電極131a,131bの一回り大きなものとなるように行われる。
ITO132上に積層された有機EL発光層133は、乾燥部156aにおいて乾燥処理が施され、その後、保護フィルム134の搬送に伴って印刷部153bに搬送されていく。
保護フィルム134の有機EL発光層133が積層された領域が印刷部153bに搬送されてくると、保護フィルム134が搬送されている状態で、銀ペーストが有機EL発光層133上に印刷によって塗布され、それにより、有機EL発光層133上に表示電極131a,131bが積層される(図7(c))。なお、銀ペーストの有機EL発光素子133上への印刷は、第1の実施の形態にて示したものと同様に、銀ペーストによって構成される表示電極131a,131bの形状が、それぞれ、電子表示パネル101にて表示すべき情報である“T”、“F”となるように行われる。
有機EL発光層133上に積層された表示電極131a,131bは、ローラ151bによって保護フィルム134とともにその搬送方向が変えられた後、乾燥部156bにおいて乾燥処理が施され、その後、保護フィルム134の搬送に伴って、2つのローラ152a,152bが対向する領域に搬送されていく。
また、一方の面にバリア層135が積層された表面シート120が、連続状となってローラ150bから引き出されてくる(図7(d))。
そしてまず、糊塗布部157において、表面シート120のバリア層135が積層された面に対して、その面のうち、その後、表面シート120にゲッター材136が積層されない領域に、粘着剤を塗布することにより、粘着剤層115bが積層される(図7(e))。
粘着剤層115bが積層された表面シート120は印刷部153cに搬送されていき、印刷部153cにおいて、ローラ150bから引き出されて粘着剤層115bが積層された表面シート120が搬送されている状態で、ゲッター材136が、表面シート120の粘着剤層115bが積層された面のうち、粘着剤層115bが積層されていない領域に印刷によって塗布され、それにより、表面シート120の粘着剤層115bが積層された面にゲッター材136が積層される(図7(f))。
表面シート120b上に積層されたゲッター材136は、ローラ151cによって表面シート120とともにその搬送方向が変えられた後、乾燥部156cにおいて乾燥処理が施され、それにより、ゲッター材136に含まれる溶剤成分が揮発する。すると、ゲッター材136を表面シート120上に印刷するための印刷目や、ゲッター材136の溶剤成分に溶解・分散した材料の2次、3次粒子等によって、ゲッター材136の表面に凹凸が生じる(図7(g))。
乾燥部156cにて乾燥処理が施されたゲッター材136は、表面シート120の搬送に伴って平滑化部158に搬送されていき、平滑化部158において、第1の実施の形態にて示したものと同様にシーラー処理によってゲッター材136の表面に圧力がかけられ、それにより、ゲッター材136の表面が平滑化される(図7(h))。
その後、ゲッター材136が積層された領域は、表面シート120の搬送に伴って、2つのローラ152a,152bが対向する領域に搬送されていく。
2つのローラ152a,152bが対向する領域においては、保護シート134のバリア層135、有機EL発光層133及び表示電極131a,131bが積層された面と、表面シート120の粘着剤層115b及びゲッター材136が積層された面とが対向し、かつ、保護シート134の搬送タイミングと表面シート120の搬送タイミングとによって、有機EL発光層133及び表示電極131a,131bとゲッター材136とが対向する。そして、保護シート134と表面シート120とが2つのローラ152a,152bに挟み込まれることにより、保護フィルム134と表面シート120とが、保護シート134のバリア層135、有機EL発光層133及び表示電極131a,131bが積層された面と、表面シート120の粘着剤層115b及びゲッター材136が積層された面とが接着面となって接着され、それにより、保護フィルム134に積層された有機EL発光層133及び表面電極131a,131bが、表面シート120に積層されたゲッター材136によって覆われることになる(図7(i))。
その後、保護フィルム134に粘着剤層115aによって表面シート110を接着し、単片状に断裁することにより、図5に示した電子表示パネル101が完成する。
このように、本形態においても、有機EL発光層133を覆う塗布系のゲッター材136を、有機EL発光層133が積層された保護フィルム134とは異なる表面シート120上に積層しておき、その後、これら保護フィルム134と表面シート120とを接着する場合に、表面シート120に塗布されたゲッター材136の表面を平滑化してから保護フィルム134と表面シート120とを接着するので、ゲッター材136の表面に生じた凹凸がなくなった状態でそのゲッター材136によって有機EL発光層133及び表示電極131aが覆われることとなり、それにより、有機EL発光層133や表示電極131aが損傷したり、表示電極131a上にて電気的短絡が生じたりすることがなくなり、また、有機EL発光層133や表示電極131aとゲッター材136との密着性が高まることによって、有機EL発光層133や表示電極131aとゲッター材136との間に気泡が入り込んだりすることがなくなり、表示特性の劣化を防止することができる。なお、第1の実施の形態にて示したものと同様に、印刷部153a〜153cにおける有機EL素子、銀ペースト及びゲッター材136の印刷は、有機EL発光層133、表示電極131a,131b及びゲッター材136の厚さが上述したようなものとなるような方法であれば、どのような方法であってもよいが、例えば、フレキソ、グラビアダイレクト、グラビアオフセット、スクリーン、スプレー、インクジェットによるものが考えられ、その中でも、フレキソによるものが好ましい。
また、表面シート120のうちゲッター材136が積層される領域には粘着剤層115bが積層されていないので、ゲッター材136が粘着剤層115bと接する面積が小さくなり、ゲッター材136において粘着剤層115bから吸収される溶剤成分の量が減り、それにより、粘着剤層115b上にゲッター材136が積層されたものと比べてゲッター材136における外部からの水分の吸収可能量を増やすことができる。
なお、上述した2つの形態においては、保護フィルム34,134及び表面シート20,120のそれぞれに、バリア層35,135が積層されたものを例に挙げて説明したが、本発明にて製造される電子表示パネルとしては、保護フィルム34,134及び表面シート20,120が、有機EL発光層33,133への外気からの水分や酸素を遮断する材料からなるものであれば、保護フィルム34,134及び表面シート20,120のそれぞれにバリア層35,135が積層されている必要はない。
また、上述した2つの形態においては、透明電極としてITO32,132を例に挙げて説明したが、透明電極としては、ITO32,132に限らず、その他に、導電性ポリマーやZnO等の透明材料を用いたものであってもよい。なお、その際の透明電極の厚さについては、その材料に応じて適宜設定されることとなる。
1,101 電子表示パネル
10,20,110,120 表面シート
11a,11b,111a,111b 窓部
15a,15b,115a,115b 粘着剤層
31a,31b,131a,131b 表示電極
32,132 ITO
33,133 有機EL発光層
34,134 保護フィルム
35,135 バリア層
36,136 ゲッター材
40 剥離紙
50a〜50d,51a〜51c,52a,52b,150a,150b,150d,151b,151c,152a,152b ローラ
53a〜53c,153a〜153c 印刷部
56a〜56c,156a〜156c 乾燥部
58,158 平滑化部
157 糊塗布部

Claims (2)

  1. 透明電極と、前記透明電極に対向して配置された表示電極と、前記透明電極と前記表示電極との間に挟み込まれ、前記透明電極と前記表示電極とに互いに異なる電圧が印加されることにより自己発光する発光素子層とを有し、前記発光素子層が塗布系の水分吸収材で覆われてなる電子表示パネルの製造方法であって、
    透明な材料から構成され、一方の面に前記透明電極が積層された第1の基板の前記透明電極上に前記発光素子層を積層する工程と、
    前記発光素子層上に前記表示電極を積層する工程と、
    第2の基板の一方の面に前記水分吸収材を塗布する工程と、
    前記第2の基板に塗布された前記水分吸収材の表面を平滑化する工程と、
    前記第1の基板と前記第2の基板とを、前記発光素子層及び前記表示電極と前記水分吸収材とが対向するように重ね合わせて接着する工程とを有する電子表示パネルの製造方法。
  2. 請求項1に記載の電子表示パネルの製造方法によって製造された電子表示パネル。
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