JP2011165243A - 半導体記憶装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】リフレッシュ動作を必要とする半導体記憶装置の回路規模の増大を防ぐ。
【解決手段】内部クロック信号に同期してカウント動作を行うカウンタと、割り込みアドレスを保持する複数のヒューズROMと、カウント値の下位の所定の個数のビットが所定のビット列に一致するか否かを表す第1の信号を出力する判定回路と、第1の信号を外部クロック信号の1周期分遅らせた信号を論理反転した信号と第1の信号との論理積を第2の信号として出力し、第2の信号を所定の期間だけ遅らせて第3の信号として出力する信号生成回路と、第3の信号に応じて外部クロック信号を内部クロック信号としてカウンタに供給し、又は供給を停止する内部クロック生成回路と、第2の信号に応じて複数のヒューズROMに格納された割り込みアドレス又はカウント値をリフレッシュアドレスとして出力するセレクタとを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、半導体記憶装置に関し、特に、データ保持にリフレッシュを必要とする半導体記憶装置に関する。
特許文献1に、特定のアドレスをリフレッシュ(Refresh)アドレスとして割り込ませるリフレッシュ制御方法が記載されている。図9(a)は、特許文献1に記載されたリフレッシュ制御方法について説明するための図である。
図9(a)を参照すると、特許文献1に記載された方法では、リフレッシュ特性の悪いロウ(Row)アドレスをリフレッシュアドレスとして通常の半分の周期で割り込ませるため、ロウアドレス、または、カウント値をヒューズ(Fuse)で設定し、それと比較して割り込みを発生させている。
図10は、特許文献1に記載された半導体記憶装置の構成を示す図である。図10を参照すると、半導体記憶装置は、リフレッシュ・カウンタ10、ヒューズROM17A、17B、比較回路16A、16B、OR回路13、1周期分保持する回路(SRラッチ回路11とパルス生成回路12A、12Bから成る)、回路14及び回路15を備えている。
リフレッシュ・カウンタ10(カウント出力はNビット)は、リフレッシュクロック用のクロック信号ClkAに同期してカウント動作をする。
ヒューズROM17A、17Bは、割り込まれるアドレスを指定するプログラマブルなROMであり、アドレスをヒューズデータとして保持する。
比較回路16A、16Bは、リフレッシュ・カウンタ10のカウント出力(カウント値)とヒューズROM17A、17Bに格納されたヒューズデータとを比較する。
OR回路13は、比較回路16A、16Bの出力の論理和をとり2つの比較回路16A、16Bでの比較結果として出力する。
保持回路(SRラッチ回路11とパルス生成回路12A、12Bから成る)は、OR回路13から一致信号が出力された場合、該一致信号をリフレッシュクロックの1周期分保持する。
OR回路14は、保持回路(ないしSRラッチ回路11)から出力されるヒット信号Hitが活性状態のとき、リフレッシュ・カウンタ10へのリフレッシュクロック信号の供給を停止させる制御を行う。
EXOR回路15は、SRラッチ回路11から出力されるヒット信号Hitが活性状態のとき、リフレッシュ・カウンタ10の最上位ビットを反転させ、リフレッシュアドレスとして出力する。
ヒューズROM17A、17Bは、例えば、ヒューズの溶断/接続に応じて、2値を記憶するROMをなしている。
1周期分保持する回路は、パルス生成回路12A、12B及びSRラッチ回路11を備えている。
パルス生成回路12Aは、比較結果を出力するOR回路13の出力のLOWからHIGHへの立ち上がりエッジを受けてワンショットパルスを生成する。
パルス生成回路12Bは、リフレッシュクロック信号RefreshClkのLOWからHIGHへの立ち上がりエッジを受けてワンショットパルスを生成する。
SRラッチ回路(「SRフリップフロップ」ともいう)11は、パルス生成回路12Aの出力をセット端子に受け、比較回路での比較結果が一致を示すときヒット信号HitをHIGHレベル(活性状態)にセットし、パルス生成回路12Bの出力をリセット端子に受け、リフレッシュクロック信号RefreshClkのLOWからHIGHへの立ち上がりでヒット信号HitをLOWレベルにリセットする。
回路14は、OR回路で構成され、ヒット信号HitがHIGHレベル(活性状態)のとき、その出力ClkAは、HIGHレベル固定となり、リフレッシュクロック信号RefreshClkはカウンタ10に伝達されず、カウンタ10のカウント動作を停止させ、ヒット信号HitがLOWレベル(活性状態)のとき、リフレッシュクロック信号RefreshClkをそのままClkAとして出力しカウンタ10に供給する。
回路15は、排他的論理和(EXOR)回路で構成されており、ヒット信号HitがHIGHレベルのとき、最上位ビットを反転させて出力し、ヒット信号HitがLOWレベルのとき、最上位ビットをそのまま出力する。
図11は、図10に示した回路の動作を説明するための図である。図11はタイミング動作波形を模式的に示している。説明を簡単化するため、4ビットのカウンタ10として、’b0000(ここで「’b」はバイナリを示す)をリフレッシュの短いロウアドレス(データ保持期間の短いセルが該行アドレスに対応するワード線に接続されているため、リフレッシュ周期を通常の周期よりも半分等に短くする)とした場合、ヒューズデータとして、割り込まれるロウアドレスを指定し、’b1000とする。すなわち、ロウアドレス’b1000は、ロウアドレス’b0000によって割り込まれる。
カウンタ10の出力(カウント値)が、’b1000となると、OR回路13の出力はHIGHレベルとなり、パルス発生回路12AはパルスAを出力し、SRラッチ11の出力HitはHIGHレベルとなり、ClkAもHIGHレベルとなり、カウンタ10は止まり、最上位ビットの「1」が逆転して「0」が出力され、その結果、’b1000の代わりに’b0000が、リフレッシュアドレスとなる。そして、次のサイクル(リフレッシュクロック信号RefreshClkの立ち上がり)で、ワンショットパルスBが出力され、SRラッチ回路11の出力HitはLOWレベルとなり、排他的論理和回路15は最上位ビットをそのまま出力し、停止されたカウント値’b1000がリフレッシュアドレスとなる。
SRラッチ11の出力HitがLOWの状態でリフレッシュクロック信号RefreshClkが立ち上がると、カウンタ10はカウント値を1つカウントアップさせ、’b1001が、リフレッシュアドレスとなる。
図11右側は、ノーマル時と、割り込み置換後の、リフレッシュアドレス(4ビット)のシーケンスを示した図である。ノーマルでは、’b0111の次に’b1000となるが、置換後は、’b0111の次に’b0000となり、次に、’b1000となり、全部で17サイクルとなる。ロウアドレス’b0000は、カウンタ10が1廻りする間に2回出力されるリフレッシュ周期、すなわち、通常周期の1/2のリフレッシュ周期でリフレッシュされる。
特開2006−244667号公報(第11、12頁、第2、3図)
以下の分析は、本発明者によってなされたものである。
特許文献1に記載された方法によると、設定されるヒューズ値は任意であるため、比較回路は図10に示したような回路構成となる。したがって、置換するアドレスの個数が増大するに従って、比較回路16A、16Bの個数が増え、回路規模も増大する。また、割り込むアドレスの個数が増えると、割り込まない場合と比較してリフレッシュ周期がわずかに長くなる。
そこで、データ保持にリフレッシュを必要とする半導体記憶装置において、割り込みアドレスの個数が増えた場合に、リフレッシュのための回路規模の増大を防ぐことが課題となる。本発明の目的は、かかる課題を解決する半導体記憶装置を提供することにある。
本発明の一視点に係る半導体記憶装置は、
内部クロック信号に同期して、カウント動作を行うとともにカウント値を出力するリフレッシュ・カウンタと、
割り込みアドレスをヒューズデータとして保持する複数のヒューズROMと、
前記カウント値の下位の所定の個数のビットが所定のビット列に一致するか否かを判定し、一致するか否かに応じて活性状態又は非活性状態の第1の信号を出力する判定回路と、
前記第1の信号を外部クロック信号の1周期分だけ遅らせた信号を論理反転した信号と前記第1の信号との論理積を求めて第2の信号として出力するとともに、該第2の信号を所定の期間だけ遅らせて第3の信号として出力する信号生成回路と、
前記外部クロック信号を受信し、前記第3の信号が活性状態であるか否かに応じて、前記外部クロック信号を前記内部クロック信号として前記リフレッシュ・カウンタに供給し、又は供給を停止する内部クロック生成回路と、
前記カウント値及び前記第2の信号を受信して、前記第2の信号が活性状態であるか否かに応じて、前記複数のヒューズROMのいずれかに格納されたヒューズデータ又は前記リフレッシュ・カウンタのカウント値をリフレッシュアドレスとして出力するセレクタと、を備えている。
本発明に係る半導体記憶装置によると、データ保持にリフレッシュを必要とする半導体記憶装置において、割り込みアドレスの個数が増えた場合に、リフレッシュのための回路規模の増大を防ぐことができる。
本発明の第1の実施形態に係る半導体記憶装置の構成を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る半導体記憶装置の詳細な構成を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る半導体記憶装置の動作を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る半導体記憶装置におけるリフレッシュ制御回路の動作を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係る半導体記憶装置の動作について説明するための図である。 本発明の第2の実施形態に係る半導体記憶装置の構成を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係る半導体記憶装置の動作を示す図である。 半導体記憶装置の構成の可能な変形例を示す図である。 特許文献1に記載されたリフレッシュ制御方法と本発明の実施形態に係るリフレッシュ制御方法について説明するための図である。 特許文献1に記載された半導体記憶装置の構成を示す図である。 特許文献1に記載された半導体記憶装置の動作を示す図である。 特許文献1に記載された半導体記憶装置における比較回路を一例として示す図である。
本発明の第1の展開形態によると、上記一視点に係る半導体記憶装置が提供される。
本発明の第2の展開形態によると、前記複数のヒューズROMは、同一のヒューズデータを格納した複数のヒューズROMを含む、半導体記憶装置が提供される。
本発明の第3の展開形態によると、
前記信号生成回路は、前記第1の信号を外部クロック信号の1周期分だけ遅らせて第4の信号として出力する第1の遅延回路と、
前記第4の信号を論理反転した信号と前記第1の信号との論理積を求めて第2の信号として出力するAND回路と、
前記第2の信号を所定の期間だけ遅らせて第3の信号として出力する第2の遅延回路と、を備えている、半導体記憶装置が提供される。
本発明の第4の展開形態によると、前記第1の遅延回路は、前記第1の信号をデータ入力端子で受信するとともに、外部クロック信号をクロック入力端子で受信し、第4の信号を出力するDラッチ回路を備えている、半導体記憶装置が提供される。
本発明の第5の展開形態によると、前記第2の遅延回路は、前記第2の信号を前記外部クロック信号の1周期よりも短い期間だけ遅延させて第3の信号として出力する、半導体記憶装置が提供される。
本発明の第6の展開形態によると、前記内部クロック生成回路は、前記外部クロック信号と前記第3の信号との論理和を求めて内部クロック信号として出力するOR回路を備えている、半導体記憶装置が提供される。
本発明の第7の展開形態によると、前記セレクタは、前記カウント値を表すビット列のうちの下位の所定の個数のビット以外のビットを参照して、前記複数のヒューズROMのうちのいずれかのヒューズROMを選択し、選択されたヒューズROMに格納されたヒューズデータをリフレッシュアドレスとして出力する、半導体記憶装置が提供される。
本発明の第8の展開形態によると、前記セレクタは、前記第2の信号が活性状態であるか否かに応じて、前記複数のヒューズROMのいずれかに格納されたヒューズデータをリフレッシュアドレスとして出力し、又は、前記リフレッシュ・カウンタのカウント値をリフレッシュアドレスとして出力する、半導体記憶装置が提供される。
本発明に係る半導体記憶装置によると、データ保持にリフレッシュを必要とする半導体記憶装置において、割り込みアドレスの個数が増えた場合に、リフレッシュのための回路規模の増大を防ぐことができる。
(実施形態1)
本発明の第1の実施形態に係る半導体記憶装置について、図面を参照して説明する。本実施形態では、リフレッシュ特性の悪いロウアドレスをリフレッシュアドレスとして通常よりも短い周期で割り込ませるため、ロウアドレスをヒューズ(Fuse)で設定して割り込みを発生させる。
図1は、本実施形態の半導体記憶装置の構成を示す図である。図1を参照すると、半導体記憶装置は、リフレッシュ・カウンタ20、ヒューズROM27A、27B、判定回路26、信号生成回路23、OR回路24及びセレクタ25を備えている。信号生成回路23は、Dラッチ回路21、AND回路22及び遅延回路を含む。
リフレッシュ・カウンタ20(カウント出力はNビット)は、リフレッシュクロック用のクロック信号ClkAに同期してカウント動作をする。
ヒューズROM27A、27Bは、割り込まれるアドレスを指定するプログラマブルなROMであり、アドレスをヒューズデータとして保持する。
判定回路26は、リフレッシュ・カウンタ20のカウント出力(カウント値)の下位2ビットが’b00に一致するか否かを判定し、一致する場合には活性状態の信号H1を出力する。
Dラッチ回路(「Dフリップフロップ」ともいう)21は、判定回路26から出力された信号H1をデータ入力端子に受け、リフレッシュクロック信号RefreshClkをクロック入力端子に受けることで、判定回路26から出力された信号H1を、リフレッシュクロック信号RefreshClkの1周期分遅らせて保持するとともに、信号H4として出力する。すなわち、Dラッチ回路21は、判定回路26から出力された信号H1を、リフレッシュクロック信号RefreshClkの1周期分遅らせて保持するとともに、信号H4として出力する。
AND回路22は、判定回路26から出力された信号H1と、Dラッチ回路21から出力された信号H4を反転した信号との論理積を求めて、信号H2として出力する。
遅延回路は、信号H2をリフレッシュクロック信号の1周期よりも短い所定の期間だけ遅らせて、信号H3として出力する。
OR回路24は、リフレッシュクロック信号RefreshClkと信号H3との論理和を求めて、クロック信号ClkAとして出力する。OR回路24は、信号H3がHIGHレベル(活性状態)のとき、その出力ClkAはHIGHレベル固定となり、リフレッシュクロック信号RefreshClkはリフレッシュ・カウンタ20に伝達されず、リフレッシュ・カウンタ20のカウント動作を停止させ、信号H3がLOWレベル(非活性状態)のとき、リフレッシュクロック信号RefreshClkをそのままClkAとしてリフレッシュ・カウンタ20に供給する。
セレクタ25は、AND回路22から出力された信号H2が活性状態のとき、ヒューズROM27A、27Bの一方に格納されたヒューズデータをリフレッシュアドレスとして出力する。
ヒューズROM27A、27Bは、例えば、ヒューズの溶断/接続に応じて、2値を記憶するROMをなしている。
図2は、本実施形態に係る半導体記憶装置の詳細な構成を示す図である。図2を参照すると、セレクタ25は、NOT回路NOT1、NOT2、AND回路AND1、AND2、及び、トランスファーゲート回路TG1〜TG3を有する。
NOT回路NOT1は、信号H2を受信し、論理反転してトランスファーゲート回路TG1の開閉信号として出力する。
NOT回路NOT2は、カウント値の下位から3番目のビットBit3を受信し、論理反転してAND回路AND1の入力端子の一方に出力する。
AND回路AND1は、NOT回路NOT2から出力された信号と信号H2を受信し、これらの論理積を求めてトランスファーゲートTG2の開閉信号として出力する。一方、AND回路AND2は、ビットBit3と信号H2を受信し、これらの論理積を求めてトランスファーゲートTG3の開閉信号として出力する。
トランスファーゲート回路TG1〜TG3は、開閉信号に応じて、入力信号線と出力信号線との間を、導通状態又は非導通状態とする。トランスファーゲート回路TG1は、カウント値を受信して、開閉信号が1である場合に、受信したカウント値をリフレッシュアドレスとして出力する。トランスファーゲート回路TG2は、ヒューズROM27Aに格納されたヒューズデータとHIGHレベルの信号(置換認識ビット)を受信して、開閉信号が1である場合に、前者をリフレッシュアドレスとして出力するとともに、後者をリフレッシュイネーブル信号として出力する。同様に、トランスファーゲート回路TG3は、ヒューズROM27Bに格納されたヒューズデータとHIGHレベルの信号(置換認識ビット)を受信して、開閉信号が1である場合に、前者をリフレッシュアドレスとして出力するとともに、後者をリフレッシュイネーブル信号として出力する。
セレクタ25は、信号H2がHIGHレベルのとき、ヒューズROM27A又は27Bの一方に格納されたヒューズデータをリフレッシュアドレスとして出力し、信号H2がLOWレベルのとき、リフレッシュ・カウンタ20のカウント値をそのままリフレッシュアドレスとして出力する。
図3は、本実施形態に係る半導体記憶装置の動作を説明するための図である。図3は、タイミング動作波形を模式的に示している。ここでは、ヒューズROM27Aに格納された割り込ませるヒューズデータを’b0000とする。
リフレッシュ・カウンタ20の出力(カウント値)が’b1000となると、カウント値の下位2ビットはいずれも0であるため、判定回路26はHIGHレベルの信号H1を出力する。このとき、Dラッチ21は、LOWレベルの信号H4を出力する。したがって、AND回路22は、HIGHレベルの信号H2を出力する。OR回路24は、HIGHレベルの信号H2を遅延させた信号H3を受けると、HIGHレベルに固定されたクロック信号ClkAを出力する。このとき、リフレッシュ・カウンタ20は、カウント動作を停止する。すなわち、信号H3は、クロック信号をHIGHレベルに固定し、リフレッシュ・カウンタ20によるカウント動作を停止させる。
セレクタ25は、HIGHレベルのヒット信号H2とビットBit3(現在0である)を受信することから、セレクタ25において、NOT回路NOT1は0を出力し、AND回路AND1は1を出力し、AND回路AND2は0を出力する。このとき、トランスファーゲートTG1〜TG3のうちのTG2のみが導通状態となる。したがって、セレクタ25は、ヒューズROM27Aに格納されたデータ(’b0000)を選択して、リフレッシュアドレスとして出力する。すると、図4に示すように、’b1000の箇所は、ヒューズROM27Aに格納されたヒューズデータ(’b0000)によって置き換えられる。なお、図3においては、置換前のリフレッシュアドレスを示している。
次のサイクルのリフレッシュクロック信号RefreshClkの立ち下がりエッジで、Dラッチ21から出力される信号H4はHIGHレベルとなる。したがって、AND回路22は、LOWレベルの信号H2を出力する。このとき、セレクタ25において、NOT回路NOT1は1を出力し、AND回路AND1及びAND2はいずれも0を出力する。したがって、トランスファーゲートTG1〜TG3のうちのTG1のみが導通状態となる。すると、セレクタ25は、リフレッシュ・カウンタ20において停止されていたカウント値’b1000をリフレッシュアドレスとして出力する。
次に、遅延回路から出力される信号H3がLOW状態のままで、リフレッシュクロック信号RefreshClkが立ち下がると、リフレッシュ・カウンタ20はカウント値を1つカウントアップさせて’b1001とし、セレクタ25は、カウントアップ後のカウント値’b1001をリフレッシュアドレスとして出力する。
ここでは、図1を参照して、4ビットのリフレッシュ・カウンタ20について説明した。なお、一例として、置換できるアドレスは2つまでとした。リフレッシュ・カウンタ20の下位2ビットを判定回路26によって判定し、下位2ビットが’b00であるときに、リフレッシュ・カウンタ20は1回カウントアップを止める。カウント値の下位から3ビット目のBit3は、2つの置換アドレスのうちの一方を選択するために用いられた。このとき、カウントアップしないリフレッシュサイクルにおいて、2つの置換アドレスのうちの一方のアドレスが、セレクタ25によってリフレッシュアドレスとして選択される。
図4を参照すると、置換を行わないノーマル動作の場合、下位2ビット’b00のときに置換アドレスの一方が選択されるが、いずれのアドレスについても置換認識ビットのヒューズが切断されていないため、リフレッシュイネーブル信号はLowとなり、リフレッシュを行われない。したがって、ノーマル動作の場合、図4に示すように、下位2ビット’b00のサイクルではリフレッシュが実施されない(図4の「Ref無し」)。
一方、置換を行う場合には、ロウアドレス’b0000を置換アドレス1側としてヒューズを切断した場合、カウント値’b1000の次のサイクルでカウント値は停止し、カウント値の下位から3ビット目が’b0であるため、置換アドレス1側がセレクタ25で選択され、カウント値’b1000のサイクルに、ロウアドレス’b0000がリフレッシュアドレスとして出力される。これと同様の動作は、カウント値’b0000においても生じることから、ロウアドレス’b0000は、通常の半分の周期でリフレッシュされる。
一般に、Nビットのリフレッシュ・カウンタがある場合、下位Mビットがオール0の次のサイクルを置換のリフレッシュサイクルに割り当てることができる。また、下位M+1〜N−1ビットで、複数のリフレッシュ置換アドレスのうちのいずれかを選択する。例えば、M+1〜N−1ビットが3ビットである場合、8(=2)個のリフレッシュ置換アドレスの選択を行うことができる。本実施形態は、N=4、M=2の場合に相当する。
本実施形態に係る半導体記憶装置によると、複数の置換ロウアドレスがある場合にもアドレスごとに比較回路を設ける必要がない。したがって、本実施形態に係る半導体記憶装置によると、データ保持にリフレッシュを必要とする半導体記憶装置において、割り込みアドレスの個数が増えた場合に、リフレッシュのための回路規模の増大を防ぐことができる。
(実施形態2)
本発明の第2の実施形態に係る半導体記憶装置について、図面を参照して説明する。
リフレッシュ周期をさらに半分にし、通常の1/4にする場合には、第1の実施形態において、ヒューズROM27Aに設定するリフレッシュ置換アドレス1とヒューズROM27Bに設定するリフレッシュ置換アドレス2とを同一にすればよい。
リフレッシュ周期を半分にする場合と1/4にする場合における回路例が、特許文献1に記載されている。特許文献1に記載された回路構成によると、ヒューズの使用量に応じて、一部のアドレスは1/4とすることができる。図5は、4個のリフレッシュ置換アドレスがある場合を示す。図5を参照すると、4個のリフレッシュ置換アドレスのうちの2個(例えばB、C)は、リフレッシュ周期が半分(1/2)である。一方、残りの2つのリフレッシュ置換アドレスを同一のリフレッシュ置換アドレス(例えばA)とすることによって、アドレスAに対するリフレッシュ周期を1/4にすることができる。
リフレッシュ置換アドレスが4個の場合には、上位の2ビット(下位からN−1番目とN−2番目のビット)で、リフレッシュ置換アドレスが選択される。同一のリフレッシュ置換アドレスのヒューズセットは、上位の2ビット(下位からN−1番目とN−2番目のビット)のいずれの値も反転させた、00と11、又は、01と10の組み合わせとすることが好ましい。
2つのリフレッシュ置換アドレスを1つのヒューズセットで共用すれば、リフレッシュ置換アドレスのヒューズセットは3Rowまでとし、2つのリフレッシュ置換アドレスのリフレッシュ周期を半分とし、1つのリフレッシュ置換アドレスのリフレッシュ周期を1/4とすることもできる。
図6は、本実施形態に係る半導体記憶装置の構成を示す図である。なお、図6に示したリフレッシュ制御回路は、リフレッシュ・カウンタ20のカウント値のビット数が5ビットである点において、図1に示したリフレッシュ制御回路と相違する。図7を参照すると、上位の2ビットを残して残りのビットで図1と同様の処理を行うことにより、図7に示すように、リフレッシュ周期を1/4とすることもできる。
図12は、特許文献1に記載された半導体記憶装置における比較回路を一例として示す図である。図12を参照すると、特許文献1のように比較回路を用いる場合には、比較するヒューズアドレスが1つ増加する度に、2個の反転回路INVと4個のNチャネルMOSトランジスタNch(合計8個のトランジスタTr)が必要となる。一方、本発明によると、図2に示したように、ヒューズアドレスが増えても、セレクタ25のみで対処することができ、2個のトランジスタTrの増加で済むため、回路規模の増大を抑制することができる。
図8は、半導体記憶装置の構成の可能な変形例を示す図である。図8は、セレクタ25の代わりに、アレイを採用した構成を示す。この場合には、ヒューズアドレスが増加する度に、トランジスタを1個追加するだけでよい。
なお、上記の4ビットの例では、通常16回のリフレッシュが20回のリフレッシュへと大幅に増えている。しかしながら、通常のDRAMでは最低でも一回り4K回のリフレッシュが必要であり、仮に8アドレス分で16回増えたとしても、4K+16回となるに過ぎず(4%の増加)、大幅にリフレッシュ周期が増大するわけではない。
なお、上記の特許文献の各開示を、本書に引用をもって繰り込むものとする。本発明の全開示(請求の範囲を含む)の枠内において、さらにその基本的技術思想に基づいて、実施形態の変更・調整が可能である。また、本発明の請求の範囲の枠内において種々の開示要素の多様な組み合わせないし選択が可能である。すなわち、本発明は、請求の範囲を含む全開示、技術的思想にしたがって当業者であればなし得るであろう各種変形、修正を含むことは勿論である。
10、20 リフレッシュ・カウンタ
11 SRラッチ回路
12A、12B パルス生成回路
13、14、24 OR回路
15 EXOR回路
16A、16B 比較回路
17A、17B、27A、27B ヒューズROM
21 Dラッチ回路
22 AND回路
23 信号生成回路
25 セレクタ
26 判定回路
NOR NOR回路
AND1、AND2 AND回路
Bit1〜Bit3 ビット
H1〜H4 信号
Hit ヒット信号
NOT1、NOT2 NOT回路
TG1〜TG3 トランスファーゲート回路

Claims (8)

  1. 内部クロック信号に同期して、カウント動作を行うとともにカウント値を出力するリフレッシュ・カウンタと、
    割り込みアドレスをヒューズデータとして保持する複数のヒューズROMと、
    前記カウント値の下位の所定の個数のビットが所定のビット列に一致するか否かを判定し、一致するか否かに応じて活性状態又は非活性状態の第1の信号を出力する判定回路と、
    前記第1の信号を外部クロック信号の1周期分だけ遅らせた信号を論理反転した信号と前記第1の信号との論理積を求めて第2の信号として出力するとともに、該第2の信号を所定の期間だけ遅らせて第3の信号として出力する信号生成回路と、
    前記外部クロック信号を受信し、前記第3の信号が活性状態であるか否かに応じて、前記外部クロック信号を前記内部クロック信号として前記リフレッシュ・カウンタに供給し、又は供給を停止する内部クロック生成回路と、
    前記カウント値及び前記第2の信号を受信して、前記第2の信号が活性状態であるか否かに応じて、前記複数のヒューズROMのいずれかに格納されたヒューズデータ又は前記リフレッシュ・カウンタのカウント値をリフレッシュアドレスとして出力するセレクタと、を備えていることを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 前記複数のヒューズROMは、同一のヒューズデータを格納した複数のヒューズROMを含むことを特徴とする、請求項1に記載の半導体記憶装置。
  3. 前記信号生成回路は、前記第1の信号を外部クロック信号の1周期分だけ遅らせて第4の信号として出力する第1の遅延回路と、
    前記第4の信号を論理反転した信号と前記第1の信号との論理積を求めて第2の信号として出力するAND回路と、
    前記第2の信号を所定の期間だけ遅らせて第3の信号として出力する第2の遅延回路と、を備えていることを特徴とする、請求項1又は2に記載の半導体記憶装置。
  4. 前記第1の遅延回路は、前記第1の信号をデータ入力端子で受信するとともに、外部クロック信号をクロック入力端子で受信し、第4の信号を出力するDラッチ回路を備えていることを特徴とする、請求項3に記載の半導体記憶装置。
  5. 前記第2の遅延回路は、前記第2の信号を前記外部クロック信号の1周期よりも短い期間だけ遅延させて第3の信号として出力することを特徴とする、請求項3又は4に記載の半導体記憶装置。
  6. 前記内部クロック生成回路は、前記外部クロック信号と前記第3の信号との論理和を求めて内部クロック信号として出力するOR回路を備えていることを特徴とする、請求項1乃至5のいずれか1項に記載の半導体記憶装置。
  7. 前記セレクタは、前記カウント値を表すビット列のうちの下位の所定の個数のビット以外のビットを参照して、前記複数のヒューズROMのうちのいずれかのヒューズROMを選択し、選択されたヒューズROMに格納されたヒューズデータをリフレッシュアドレスとして出力することを特徴とする、請求項1乃至6のいずれか1項に記載の半導体記憶装置。
  8. 前記セレクタは、前記第2の信号が活性状態であるか否かに応じて、前記複数のヒューズROMのいずれかに格納されたヒューズデータをリフレッシュアドレスとして出力し、又は、前記リフレッシュ・カウンタのカウント値をリフレッシュアドレスとして出力することを特徴とする、請求項1乃至7のいずれか1項に記載の半導体記憶装置。
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