JP2011164535A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】正確に二次転写部材及びトナー帯電部材と中間転写体との当接離間状態を判別することのできる画像形成装置の提供。
【解決手段】二次転写部材及びトナー帯電部材の中間転写体に対する当接離間状態を、二次転写部材とトナー帯電部材が共に中間転写体から離間した第1の状態P1と、二次転写部材が中間転写体に当接しトナー帯電部材が中間転写体から離間した第2の状態P2と、二次転写部材とトナー帯電部材が共に中間転写体に当接した第3の状態P3の当接離間状態を判別する判別手段を有し、当接離間状態が第1の状態から第3の状態のいずれかの状態である異なる3つの状態で、それぞれ中間転写体に試験画像を形成し、前記試験画像を二次転写部材及びトナー帯電部材に電圧を印加した状態で二次転写部及びトナー帯電部を通過させ、その通過後の試験画像の濃度を濃度検知手段40によって検知した結果に基づいて、当接離間状態を判別する。
【選択図】図9

Description

本発明は、電子写真方式を利用した複写機、プリンタ、ファクシミリなどの画像形成装置に関するものである。
従来、電子写真方式の画像形成装置において、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色のトナーで電子写真感光体(感光体)上にトナー像を順次形成し、このトナー像を中間転写体に一次転写した後、転写材に二次転写するものがある。二次転写部材としての二次転写ローラは、二次転写を開始するまでは中間転写体から離間され、二次転写の開始時に中間転写体に当接される。
二次転写後に中間転写体上に残留するトナー(転写残トナー)は、トナーを正規の帯電極性とは逆極性に帯電させるトナー帯電部材としての帯電ローラ(以下、「ICLローラ」という。)を利用して、次の方法でクリーニングすることができる。即ち、ICLローラは、二次転写部と一次転写部との間に配置される。二次転写を開始するまでは、転写残トナーは中間転写体上に存在しないため、ICLローラは中間転写体から離間されている。二次転写が開始されたら、ICLローラを中間転写体に当接させて転写残トナーを帯電させる。ICLローラにより帯電させられた転写残トナーは、感光体と中間転写体とが当接する一次転写部で感光体に静電的に転写され、感光体の表面に当接して配置されるクリーナブレードにより、クリーニング容器に回収される。
斯かる画像形成装置において、例えば装置の小型化を実現するために中間転写体の周長を短くした場合などに、二次転写ローラ及びICLローラと中間転写体との当接離間状態として、次に示すような3つの当接離間状態が必要となる(図7参照)。先ず、二次転写ローラとICLローラを共に中間転写体から離間させた第1の状態である。次に、二次転写ローラのみを中間転写体に当接させてICLローラを中間転写体から離間させた第2の状態である。次に、二次転写ローラに加えてICLローラも中間転写体に当接させた第3の状態である。これは、中間転写体の周長が短いと、中間転写体の搬送方向(周回移動方向)において一次転写部(或いはICLローラ)から二次転写部までの長さよりも長い画像が中間転写体に形成されることがあるからである。
このように、二次転写ローラ及びICLローラと中間転写体との当接離間状態は、3つの状態を遷移する。これら3つの状態を画像形成動作に合わせて正しく制御するためには、画像形成装置の電源ON時に、初期の当接離間状態を判別しておく必要がある。
そこで、当接離間状態とフォトセンサの出力を連動させ、フォトセンサの出力値によって当接又は離間状態を判別する方法がある。しかし、この方法は、専用のアクチュエータ、フォトセンサ、束線の追加などにより、装置の複雑化やコストの増大の恐れがある。
このようなコストの増大を避けるために、画像形成装置が通常備えている転写電流検出手段によって像担持体と転写部との間に流れる転写電流を検出することにより、転写部の当接離間の状態を判別する方法がある(特許文献1、2)。
特開2001−083758 特開2001−117380
しかしながら、転写電流から当接離間状態を判別する方法では、次のような問題がある。即ち、装置の個体差による電流検出結果のばらつきや、装置の使用回数が増加して二次転写ローラが摩耗したときの電流検出精度の変化によって、当接離間を判別するための電流の最適な閾値が刻々と変化してしまう可能性がある。この場合、従来の構成では最適な閾値を決定できず、当接離間状態を誤検知してしまう可能性がある。
従って、本発明の目的は、装置の複雑化やコストの増大を抑制しつつ、より正確に二次転写部材及びトナー帯電部材と中間転写体との当接離間状態を判別することのできる画像形成装置を提供することである。
上記目的は本発明に係る画像形成装置にて達成される。要約すれば、本発明は、トナー像を担持する像担持体と、前記像担持体にトナー像を形成する画像形成手段と、前記像担持体に形成されたトナー像が一次転写される中間転写体と、電圧が印加されることで前記像担持体から前記中間転写体にトナー像を一次転写部で一次転写する一次転写手段と、電圧が印加されることで前記中間転写体から転写材にトナー像を二次転写部で二次転写する、前記中間転写体に対して当接及び離間が可能な二次転写部材と、電圧が印加されることで前記二次転写後に前記中間転写体上に残留したトナーをトナー帯電部で帯電する、前記中間転写体に対して当接及び離間が可能なトナー帯電部材と、前記中間転写体上のトナー像の濃度を検知する濃度検知手段と、を有し、前記二次転写後に前記中間転写体上に残留したトナーを、前記トナー帯電部材により帯電させた後に前記一次転写部で前記中間転写体から前記像担持体に移動させる動作を行う画像形成装置において、前記二次転写部材及び前記トナー帯電部材の前記中間転写体に対する当接離間状態を、前記二次転写部材と前記トナー帯電部材が共に前記中間転写体から離間した第1の状態と、前記二次転写部材が前記中間転写体に当接し前記トナー帯電部材が前記中間転写体から離間した第2の状態と、前記二次転写部材と前記トナー帯電部材が共に前記中間転写体に当接した第3の状態と、に切り替える当接離間手段と、前記当接離間状態を判別する判別手段と、を有し、前記判別手段は、前記当接離間手段により前記当接離間状態を切り替える動作を実行させると共に、前記当接離間状態が前記第1の状態から前記第3の状態のいずれかの状態である異なる3つの状態で、それぞれ前記中間転写体に試験画像を形成し、前記試験画像を前記二次転写部材及び前記トナー帯電部材に電圧を印加した状態で前記二次転写部及び前記トナー帯電部を通過させ、その通過後の前記試験画像の濃度を前記濃度検知手段によって検知した結果に基づいて、前記第1の状態から前記第3の状態のいずれの状態かを判別することを特徴とする画像形成装置である。
本発明によれば、装置の複雑化やコストの増大を抑制しつつ、より正確に二次転写部材及びトナー帯電部材と中間転写体との当接離間状態を判別することができる。
本発明に係る画像形成装置の一実施例の概略断面図である。 光反射型の濃度センサの一例の構成を示す模式図である。 二次転写ローラ及びICLローラの当接離間機構の一例の構成を示す模式図である。 二次転写ローラ及びICLローラの当接離間機構の一例の構成を示す模式図である。 二次転写ローラ及びICLローラの当接離間機構の一例の動作を示す模式図である。 二次転写ローラ及びICLローラの当接離間状態の切り替え態様を説明するための説明図である。 二次転写ローラ及びICLローラの当接離間状態の切り替え動作を説明するための説明図である。 本発明に従う当接離間状態判別動作の一例を説明するためのフローチャート図である。 本発明に従う当接離間状態判別動作の一例を説明するためのフローチャート図である。 本発明に従う当接離間状態判別動作の他の例を説明するためのフローチャート図である。 本発明に従う当接離間状態判別動作の他の例を説明するためのフローチャート図である。 本発明に従う当接離間状態判別動作の更に他の例を説明するためのフローチャート図である。
以下、本発明に係る画像形成装置を図面に則して更に詳しく説明する。
実施例1
1.画像形成装置の全体的な構成及び動作
図1は、本実施例の画像形成装置100の概略断面を示す。本実施例の画像形成装置100は、電子写真方式のレーザービームプリンタである。
画像形成装置100は、像担持体としてドラム形状の電子写真感光体、即ち、感光ドラム15を有する。感光ドラム15は、図示矢印R1方向(反時計回り)に回転駆動される。感光ドラム15の周囲には、次の各手段が配置されている。先ず、一次帯電手段としての導電ローラ(一次帯電ローラ)17が設けられている。導電ローラ17は、感光ドラム15に接触して、感光ドラム15の回転に対して従動回転する。次に、露光手段としてのスキャナ部30が設けられている。次に、現像手段としての複数の現像器を備えた現像部(ロータリ現像装置)20が設けられている。現像部20は、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色の現像剤としてのトナーを収容した、イエロー現像器21Y、マゼンタ現像器21M、シアン現像器21C、ブラック現像器21Bkを有する。各現像器は、軸22を中心として回転する現像ロータリ23にそれぞれ着脱可能に保持され、トナー像を形成する際には各現像器が現像ロータリ23に保持された状態で軸22を中心に回転移動する。そして、現像を行う色の現像器が備える現像剤担持体としての現像ローラが、感光ドラム15にトナーを塗布するための現像位置に停止した後、感光ドラム15にトナー像を形成することができる。次に、一次転写手段としての一次転写部材である一次転写ローラ41が設けられている。次に、クリーニング手段としてのクリーニング装置13が設けられている。クリーニング装置13は、クリーニング容器14と、クリーニング部材としてのクリーナブレード16とを有する。
又、画像形成装置100は、感光ドラム15に対向して、無端状のベルトで構成された中間転写体(中間転写ベルト)9を有する。中間転写体9は、支持部材としての駆動ローラ4と二次転写対向ローラ5に掛け回されており、駆動ローラ4が回転駆動されることによって図示矢印R2方向(時計回り)に周回移動(回転)する。
上記一次転写ローラ41は、中間転写体9の内周面側に設けられており、中間転写体9を感光ドラム15に向けて押圧することで、感光ドラム15と中間転写体9とが接触する一次転写部N1を形成する。
中間転写体9の外周面側には、二次転写手段としての二次転写部材である二次転写ローラ10が設けられている。二次転写ローラ10と二次転写対向ローラ5とが中間転写体9を介して当接することによって、二次転写ローラ10と中間転写体9とが接触する二次転写部N2が形成される。二次転写ローラ10は、実線で示す状態(離間状態)と破線で示す状態(当接状態)との間で移動して中間転写体9に対して当接及び離間が可能である。中間転写体9上に各色のトナー像を多重転写している間は、中間転写体9上に形成されたトナー像を乱さぬよう、二次転写ローラ10は中間転写体9から離れている。中間転写体9上に各色のトナー像を多重転写し終わった後、転写材2に画像を二次転写するタイミングに合わせて、二次転写ローラ10は、中間転写体9に当接するようにカム部材(後述)により移動される。二次転写ローラ10と二次転写対向ローラ5とは、転写材2と中間転写体9とを所定の圧力で押しつける。
又、中間転写体9の外周面側には、二次転写後の中間転写体上に残留したトナー(転写残トナー)をトナー帯電部N3でトナーの正規の帯電極性とは逆極性に帯電させるトナー帯電部材としての、ICLローラ39が設けられている。ICLローラ39は、実線で示す状態(離間状態)と破線で示す状態(当接状態)との間で移動して中間転写体9に対して当接及び離間が可能である。ICLローラ39は、カム部材(後述)により移動される。
更に、画像形成装置100は、転写材2を二次転写部N2へと供給する転写材供給部、転写材2に転写されたトナーを転写材2に定着させる定着手段としての定着部25などを有する。定着部25は、定着ローラ26と加圧ローラ27とを有している。
本実施例では、帯電手段たる導電ローラ17、露光手段としてのスキャナ部30、現像手段たる現像器を備えた現像部20によって、感光ドラム15にトナー像を形成する画像形成手段が構成される。
フルカラー画像の形成動作を例に画像形成動作を説明する。画像形成動作時には、先ず、転写材供給部において、転写材供給ローラ3を回転させて、カセット1内の転写材2を1枚給紙し、レジストローラ8へ搬送し、中間転写体9上に画像が形成されるまで待機する。画像形成を行うために、感光ドラム15は導電ローラ17により表面を均一に帯電される。このとき、導電ローラ17には、所定の極性の一次帯電電圧が印加される。帯電した感光ドラム15には、スキャナ部30により画像情報に応じて露光がなされ、先ずイエロー画像の潜像(静電像)が形成される。潜像が形成されると同時にイエロー現像器20Yが駆動されて、感光ドラム15に形成されたイエロー画像の潜像がイエロートナーによって現像される。このとき、イエロー現像器20Yが有する現像剤担持体としての現像ローラには、感光ドラム15上の潜像にイエロートナーが付着するように感光ドラム15の帯電極性と同極性でほぼ同電位の現像電圧が印加される。
感光ドラム15上に形成されたトナー像は、一次転写部N1において中間転写体9に一次転写される。このとき、一次転写ローラ41には、感光ドラム15上に形成されたトナー像と逆特性の一次転写電圧が印加される。
イエローのトナー像が中間転写体9に一次転写されると、現像ロータリ23が回転して、マゼンタ現像器20Mが現像位置に停止する。そして、イエローの画像と同様にして、感光ドラム15に形成されたマゼンタの画像の潜像が現像されて、マゼンタのトナー像が感光ドラム15に形成され、これが中間転写体9に一次転写される。シアン、ブラックについても同様の動作が行われ、中間転写体9の表面にイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの4色のトナーが多重転写されたカラー画像が形成される。
中間転写体9にカラー画像が形成された後、レジストローラ8で待機させられていた転写材2が搬送される。そして、二次転写ローラ10及び二次転写対向ローラ5にて転写材2を中間転写体9に圧接すると同時に、二次転写電源から、二次転写ローラ10にトナーの帯電極性とは逆特性の二次転写電圧が印加される。これにより、中間転写体9上のカラー画像が転写材2に二次転写される。
中間転写体9から転写材2にカラー画像を転写した後、ICLローラ39が中間転写体9に当接する。ICLローラ39は、中間転写体9上に残留するトナー(転写残トナー)を、現像時のトナーの帯電極性とは逆極性に帯電させる。このとき、ICLローラ39には、トナー帯電電源から、トナーの帯電極性とは逆極性のトナー帯電電圧が印加される。転写残トナーを帯電終了後、ICLローラ39は中間転写体9から離間される。
尚、連続して画像形成を行う時は、ICLローラ39が中間転写体9に当接し、転写残トナーを帯電させている間に、次の画像のイエローが感光ドラム15上に形成される。この形成された次の画像が中間転写体9上に一次転写されて、ICLローラ39と中間転写体9との当接位置を通過する時は、ICLローラ39は中間転写体9から離間されている。
ICLローラ39により帯電された転写残トナーは、感光ドラム15と中間転写体9とが当接する一次転写部N1で感光ドラム15に静電的に転写され、クリーナブレード16により、クリーニング容器14に回収される。この転写残トナーを感光ドラム15に転写することと、次の画像の1色目であるイエローのトナー像を感光ドラム15から中間転写体9へ一次転写することとは同時に行われる。
中間転写体9から転写材2へのカラー画像の二次転写が終了した後、二次転写ローラ10は中間転写体9から離間される。
尚、二次転写ローラ10と中間転写体9との間に転写材2を挟持し搬送してカラー画像を二次転写している間に、次の画像(2ページ目)を形成する場合は、次の画像のイエローのトナー像が感光ドラム15に形成される。感光ドラム15にこのイエローのトナー像が形成された後、次のマゼンタのトナー像の形成が開始される前に、二次転写ローラ10は中間転写体9との間で転写材2を挟持する当接位置から離間位置へと移動される。
転写材2は、中間転写体9から剥離された後、定着部25へ搬送され、定着ローラ26と加圧ローラ27とが圧接して形成する定着ニップ部で加熱及び加圧されることで、その上にカラー画像が定着される。その後、転写材2は排紙ローラ36を介して画像形成装置100の本体(装置本体)の上部の排紙トレイ37上へ、画像面を下向きにして排出され、画像形成動作は終了する。
2.画像濃度制御機構
本実施例の画像形成装置100には、感光ドラム15に形成するトナー像の画像濃度を調整する画像濃度制御機構が設けられている。本実施例では、画像濃度制御に使用する光反射型の濃度センサ40が、画像形成装置100内の図1に示す位置に配置される。即ち、中間転写体9の搬送方向(周回移動方向)において、一次転写部41から下流方向に、二次転写ローラ10、ICLローラ39、濃度センサ40の順に配置される。
図2は、濃度センサ40の構成と濃度センサ40の検知出力の一例を示す。本実施例では、濃度センサ40は正反射型センサであり、LEDからなる発光素子41と、フォトトランジスタからなる正反射光受光素子42とを有する。発光素子41は中間転写体9の表面の垂直方向に対して30度の角度で設置されており、赤外光Uを中間転写体9上の濃度検知用のトナー像のパターン(以下、「濃度パッチ」という。)X1に照射する。正反射受光素子42は、発光素子41に対して対称位置に設置されており、濃度パッチX1からの正反射光を検出する。正反射受光素子42で受けた赤外光の強度は、電圧値に変換される。図2に示すように、その出力値であるセンサ信号は、中間転写体9の表面を基準として、トナー像が形成されている箇所のみ低くなる。
本実施例では、感光ドラム15に画像形成条件を段階的に変えた複数の濃度パッチX1を形成し、その濃度パッチX1を中間転写体9に転写する。中間転写体9上に転写された濃度パッチX1に発光素子41から光Uを投射して、その反射光を正反射光受光素子42で受光することで、光量を濃度センサ40で測定する。そして、その測定結果に基づき、所望の濃度(反射光量)が得られる画像形成条件を算出して画像濃度の制御を行う。
本実施例では、画像濃度調整機構における濃度パッチX1の形成、濃度センサ40による濃度パッチX1の検知、画像形成条件の調整は、画像形成装置100の動作を統括的に制御する制御部50が備える制御手段たるCPU51によって制御される。CPU51は、制御部50が備える記憶手段たるメモリ52に記憶されたプログラム、データに従って画像濃度調整機構の動作を制御する。
3.二次転写ローラとICLローラの当接離間機構
本実施例の画像形成装置100は、二次転写ローラ及びICLローラと中間転写体との当接離間状態(当接離間ポジション)として、次に示すような3つの当接離間状態を有する。
図7を参照して、先ず、4色のトナー像を一次転写している間は二次転写ローラ10とICLローラ39を共に中間転写体9から離間させた第1の状態とする(図7(a))。その後、二次転写を開始する際は、中間転写体9上のトナー像の後端がICLローラ39を抜けていないので、二次転写ローラ10のみを中間転写体9に当接させ、ICLローラ39を中間転写体9から離間させたままにする第2の状態とする(図7(b))。二次転写の開始後、中間転写体9上のトナー像の後端がICLローラ39を抜けたら、二次転写ローラ10に加えてICLローラ39も中間転写体9に当接させた第3の状態とする(図7(c))。そして、二次転写後の中間転写体9上の転写残トナーがICLローラ39を通過したら、次の画像形成動作に備えて、再び第1の状態とする。
次に、図3〜5を参照して、二次転写ローラ10及びICLローラ39と中間転写体9との当接離間手段としての当接離間機構の構成及び当接離間動作について説明する。図3は、当接離間機構が有するカム部材の正面図及び側面図である。図4は、当接離間機構の全体構成を模式的に示す。図5は、当接離間機構のカム部材による当接離間動作を模式的に示す。
二次転写ローラ10とICLローラ39は、次のようにしてそのポジションが移動される。図3に示すように、切り替え部材としてのカム部材60は、図示矢印R3方向に回転して、移動部材として二次転写ローラ10を移動させる第1のバネ71とICLローラ39を移動させるバネ72とを押圧する。これによって、二次転写ローラ10とICLローラ39のポジションが移動される。
第1、第2のバネ71、72は、押圧された場合はそれぞれ二次転写ローラ10、ICLローラ39を中間転写体9に対して離間位置にし、押圧されない場合は当接位置にする。
図3に示すように、カム部材60は、回転中心60aからの距離に応じて大きく分けて3つの面(60b、60c、60d)を有している。そして、第1、第2のバネ71、72の位置にどの面があるかに応じて、二次転写ローラ10及びICLローラ39と中間転写体9との当接離間状態が決まる。そのため、本実施例では、二次転写ローラ10及びICLローラ39と中間転写体9との当接離間状態として3つの状態を有することになる。
図4に示すように、カム部材60はギア列で駆動源と連結されている。最終端のギア83は、ソレノイド82が一定時間吸引動作をすることにより爪が外れ、本実施例では駆動源としての定着部25を駆動する定着モータ92の駆動によって1回転する。又、最終端のギア83が1回転すると、カム部材60は1/3回転するように構成されている。従って、二次転写ローラ10及びICLローラ39と中間転写体9との当接離間状態は、ソレノイド82の駆動によって、3つの状態を順に遷移する。ソレノイド82は制御部50のCPU51が出力する信号によって、ソレノイド駆動回路81を介して駆動される。
カム部材60の第1の面60bが第1、第2のバネ71、72の位置に到達した場合は、第1のバネ71と第2のバネ72は押圧されない。そのため、二次転写ローラ10とICLローラ39は共に、中間転写体9に当接する位置となる(図5(a))。又、カム部材60の第2の面60cが第1、第2のバネ71、72の位置に到達した場合は、第1のバネ71と第2のバネ72は両方押圧される。そのため、二次転写ローラ10とICLローラ39は共に、中間転写体9から離間した位置となる(図5(c))。又、カム部材60の第3の面60dが第1、第2のバネ71、72の位置に到達した場合は、第1のバネ71は押圧されず、第2のバネ72は押圧される。そのため、二次転写ローラ10は中間転写体9に当接した位置に、又ICLローラ39は中間転写体9から離間した位置となる(図5(b))。
本実施例では、二次転写ローラ10とICLローラ39の当接離間機構の動作は、上述のように、画像形成装置100の動作を統括的に制御する制御部50が備える制御手段たるCPU51によって制御される。CPU51は、制御部50が備える記憶手段たるメモリ52に記憶されたプログラム、データに従って二次転写ローラ10及びICLローラ39の当接離間動作を制御する。
4.二次転写ローラ及びICLローラと中間転写体との当接離間状態の検知
次に、二次転写ローラ10及びICLローラ39と中間転写体9との当接離間状態を判別する当接離間状態判別動作について説明する。
本実施例では、当接離間状態判別動作では、感光ドラム15上に、試験画像として当接離間状態検知用のトナー像のパターン(以下「検知パターン」という。)X2を形成し、これを中間転写体9へ一次転写する。次いで、中間転写体9上で二次転写ローラ10とICLローラ39とを通過した後の検知パターンX2の濃度値を濃度センサ40により検知する。これを二次転写ローラ10とICLローラ39の当接離間状態を切り替えて行い、それぞれの場合に得られた濃度値の相対差を用いて、二次転写ローラ10及びICLローラ39と中間転写体9との当接離間状態を判別する。
尚、二次転写ローラ10及びICLローラ39と中間転写体9との当接離間状態を判別した後は、二次転写ローラ10、ICLローラ39及び中間転写体9のクリーニングが必要である。そのため、本実施例では、当接離間状態判別動作は、上記クリーニングのための十分の時間が確保できるように、画像形成装置100の電源ON時のエンジン初期化動作時に実施する。
図6は、二次転写ローラ10及びICLローラ39の各当接離間状態に対する、検知パターンX2の濃度値及びその濃度値の特徴を示す。
二次転写ローラ10とICLローラ39が共に中間転写体9から離間した状態をP1とする。二次転写ローラ10が中間転写体9に当接し、ICLローラ39が中間転写体9から離間した状態をP2とする。二次転写ローラ10とICLローラ39が共に中間転写体9に当接した状態をP3とする。この場合、本実施例の画像形成装置100では、P1、P2、P3の順に遷移するようになっている。
又、P1、P2、P3の各状態で二次転写ローラ10及びICLローラ39と中間転写体9との当接位置を通過させた後に濃度センサ40で検知した場合の検知パターンX2の濃度値をそれぞれD1、D2、D3とする。
尚、二次転写ローラ10とICLローラ39には、トナーの正規の帯電極性とは逆特性の電圧が印加されているものとする。
このとき、P1の状態では、濃度センサ40で検知される検知パターンX2の濃度値は、二次転写ローラ10とICLローラ39の影響を受けないため、当該検知パターンX2を中間転写体9に一次転写した時と略同じ濃度となる。
P2の状態では、検知パターンX2は、そのトナーの一部が二次転写ローラ10に付着して二次転写ローラ10に回収される。そのため、P2の状態では、二次転写ローラ10及びICLローラ39と中間転写体9との当接位置を通過した後の検知パターンX2の濃度値は、P1の状態の時よりも低下する。
P3の状態では、検知パターンX2は、そのトナーの一部が二次転写ローラ10に付着して二次転写ローラ10に回収される。又、P3の状態では、検知パターンX2は、そのトナーの一部がICLローラ39に付着してICLローラ39に回収される。そのため、P3の状態では、二次転写ローラ10及びICLローラ39と中間転写体9との当接位置を通過した後の検知パターンX2の濃度値は、P2の状態の時よりも更に低下する。
従って、D1、D2、D3の関係は、下記式(1)のようになる。
D1>D2>D3 ・・・(1)
この性質を利用して、二次転写ローラ10及びICLローラ39と中間転写体9との各当接離間状態を検知する。
本実施例では、当接離間状態判別動作は、画像形成装置100の動作を統括的に制御する制御部50が備える制御手段たるCPU51が判別手段として機能することで、該CPU51によって制御される。上述のように、又以下に更に詳しく説明するように、当接離間状態判別動作では、検知パターンX2の形成、濃度センサ40による検知パターンX2の検知、二次転写ローラ10及びICLローラ39の当接離間動作などの制御が行われる。CPU51は、制御部50が備える記憶手段たるメモリ52に記憶されたプログラム、データに従って当接離間状態判別動作を制御する。
即ち、本実施例では、判別手段としてのCPU51は、当接離間手段たる当接離間機構により、二次転写ローラ10及びICLローラ39と中間転写体9との当接離間状態を切り替える動作を実行させる。それと共に、CPU51は、各上記切り替える動作の後又は各上記切り替える動作の前及び後のそれぞれの状態で、中間転写体9に形成した試験画像である検知パターンX2を、二次転写部N2及びトナー帯電部N3を通過させる。このとき、二次転写ローラ10及びICLローラ39には電圧を印加した状態とする。そして、その通過後の検知パターンX2の濃度を濃度検知手段としての濃度センサ40によって検知した結果に基づいて、当接離間状態を判別する。本実施例では、CPU51は、各上記切り替える動作の後又は各上記切り替える動作の前及び後の3つの状態に対応して濃度センサ40によって検知した3つの濃度値を相対比較する。そして、最も大きい濃度値が検知された際の当接離間状態は上記第1の状態P1であり、次に大きい濃度値が検知された際の当接離間状態は上記第2の状態P2であり、最も小さい濃度値が検知された際の当接離間状態は上記第3の状態P3であると判別する。
次に、図8及び図9を参照して、当接離間状態判別動作を更に具体的に説明する。図8は、検知パターンX2の形成動作のフローチャートである。図9は、検知パターンX2の濃度値を検知して二次転写ローラ10及びICLローラ39の当接離間状態を判断する処理のフローチャートである。本実施例では、当接離間状態判別動作では、当接離間状態を検知した後に、トナーが付着した二次転写ローラ10及びICLローラ39をクリーニングする。その後、当接離間状態をP1の状態にして、当接離間状態判別動作を終了する。尚、図8に示す処理と図9に示す処理は並列で実行される。
図8を参照して、制御部50は、検知パターンX2を感光ドラム15上に形成させ、これを中間転写体9上に一次転写させて、検知パターンX2の合計形成数をカウントする(S101)。当初、形成数は1なので(S102)、最初の検知パターンX2の一次転写が開始されたタイミングから次の検知パターンX2の形成開始タイミングの計測を開始する(S103)。
ここで、次の検知パターンX2の形成開始までの時間T1(msec)は、次のように設定することが望ましい。即ち、最初の検知パターンX2の濃度値を濃度センサ40で測定してから、二次転写ローラ10とICLローラ39の当接離間状態の切り替えを開始する。そして、切り替え動作が終了したタイミングで次の検知パターンが二次転写ローラ10に到達するような時間である。更に、合計3つの検知パターンX2が中間転写体9の1周以内に形成されるようにT1を調節することが望ましい。
次に、制御部50は、時間T1が経過したタイミングで(S104)、2つ目の検知パターンX2を形成する。その後、同様の処理を行い(S101〜S104)、3つ目の検知パターンX2を形成する。検知パターンX2が3つ形成されると(S102)、制御部50は検知パターンX2を形成する処理を終了する。
図9を参照して、制御部50は、図8の処理において1つ目の検知パターンX2が中間転写体9上に一次転写されたタイミング(S101)から、1つ目の検知パターンX2の濃度値を濃度センサ40によって測定するタイミングの計測を開始する(S201)。このタイミングは、中間転写体9上の一次転写部N1から濃度センサ40の検知位置までの距離と、中間転写体9の回転速度とによって決まる。その後、1つ目の検知パターンX2の測定タイミングに到達するまで待つ(S202)。1つ目の検知パターンX2の測定タイミングに到達したら、濃度センサ40によって検知パターンX2の濃度値を測定し、測定結果を1回目の測定結果としてメモリ52に記憶し、測定回数を1としてカウントする(S203)。濃度値の測定回数は1回目であるので(S204)、測定結果の記憶位置を2回目の記憶位置へと進める(S205)。そして、次の検知パターンX2の濃度値の測定タイミングを図8の処理におけるT1に設定し(S206)、二次転写ローラ10及びICLローラ39の当接離間状態を1つ切り替える(S207)。再び、検知パターンX2の濃度値の測定タイミングに到達するまで待ち(S202)、その後1回目の測定と同様の処理を行う(S203〜S207)。このS202〜S207の処理を、3回目の検知パターンX2の測定が行われるまで繰り返す。濃度値の測定回数が3回目となったら(S204)、取得した合計3つの濃度値を比較する(S208)。
尚、濃度値を比較する際の閾値は、実験によって調整することができる。閾値の調整に関連して、各当接離間状態での濃度値の差を大きくしたい場合は、二次転写ローラ10やICLローラ39にトナーと逆特性の電圧を印加して、トナーを回収し易くすることができる。
制御部50は、濃度値を比較した結果、3回目に測定した濃度値が最も高いと判断した場合は(S209)、現在の二次転写ローラ10及びICLローラ39の当接離間状態はP1の状態であると判断する。そして、二次転写ローラ10及びICLローラ39の当接離間状態を2回切り替えてP3の状態にする(S210)。2回目に測定した濃度値が最も高い場合は(S211)、現在の二次転写ローラ10及びICLローラ39の当接離間状態はP2の状態であると判断する。そして、二次転写ローラ10及びICLローラ39の当接離間状態を1回切り替えてP3の状態にする(S212)。尚、本実施例では、制御部50は、3回目の測定値と2回目の測定値のいずれも最も高い値でない場合に、1回目の測定値が最も高い値であると判断し、現在の二次転写ローラ10及びICLローラ39の当接離間状態はP3の状態にあると判断する。この場合、二次転写ローラ10及びICLローラ39の当接離間状態の切り替えは行わず、P3の状態を維持する。
その後、二次転写ローラ10とICLローラ39が共に中間転写体9に当接した状態で、二次転写ローラ10とICLローラ39にトナーと同特性の電圧を印加し、それぞれに付着したトナーを中間転写体9上に戻す(S213)。又、このとき、前述した中間転写体9から感光ドラム15にトナーを移動させて回収する処理により、中間転写体9をクリーニングする(S213)。クリーニングが完了したら(S214)、次の画像形成動作に備えて、二次転写ローラ10及びICLローラ39の当接離間状態を1回切り替えてP1の状態として(S215)、処理を終了する。
尚、本実施例では、濃度センサ40による1回目の濃度値の測定は、当接離間状態の切り替え動作を行う前に行い、2回目、3回目の測定は、それぞれ当接離間状態の切り替え動作を行った後に行って、合計3つの濃度値の測定結果を得た。しかし、本発明は斯かる態様に限定されるものではなく、1回目、2回目、3回目の濃度値の測定を、いずれも当接離間状態の切り替え動作を行った後に行って、合計3つの濃度値の測定結果を得るようにしてもよい。つまり、CPU51は、当接離間状態を切り替える動作を実行させると共に、当接離間状態が上述の第1の状態から第3の状態のいずれかの状態である異なる3つの状態で、それぞれ中間転写体9に検知パターンX2を形成させる。又、CPU51は、該検知パターンX2を二次転写ローラ10及びICLローラ39に電圧を印加した状態で二次転写部N2及びトナー帯電部N3を通過させる。そして、CPU51は、その通過後の検知パターンX2の濃度を濃度センサ40によって検知した結果に基づいて、第1の状態から第3の状態のいずれの状態かを判別する。
以上、本実施例によれば、画像形成装置100に通常設けられている濃度センサ40を用いて、二次転写ローラ10とICLローラ39の当接離間状態を検知することが可能となる。即ち、本実施例では、二次転写ローラ10とICLローラ39の当接離間状態が3つある場合に、中間転写体9上のトナー像の濃度を計測する既設の光反射型センサ40で、二次転写部N2とトナー帯電部N3を通過後の検知パターンX2の濃度を検知する。そして、その結果に応じて二次転写ローラ10及びICLローラ39の当接離間状態を判別するため、装置の複雑化やコストの増大を抑制しつつ、より正確に当該当接離間状態を判別することが可能となる。
実施例2
次に、本発明に係る他の実施例について説明する。本実施例の画像形成装置の基本的な構成及び動作は実施例1のものと同じである。従って、実施例1の画像形成装置のものと同一又はそれに相当する機能、構成を有する要素には同一符号を付して詳しい説明は省略する。
本実施例では、二次転写ローラ10及びICLローラ39の当接離間状態の検知が失敗した場合、当接離間状態の検知の再試行(検知リトライ)をすることで、正常に検知できる可能性を高める。二次転写ローラ10及びICLローラ39の当接離間状態の検知は、二次転写ローラ10及びICLローラ39の当接離間機構が突発的に異常動作をした時に失敗する可能性がある。或いは、二次転写ローラ10及びICLローラ39の当接離間状態の検知は、二次転写ローラ10やICLローラ39に対する印加電圧値が最適でなかった時に失敗する可能性がある。
更に説明すると、検知リトライが必要な場合は、典型的には、得られた3つの濃度値のうち少なくとも2つの濃度値が同じ場合である。ここで少なくとも2つの濃度値が同じである場合とは、完全に一致している場合の他、少なくとも2つの濃度値の相対差が予め求められた所定値よりも小さい場合を含む。このようになる要因は2つある。(i)1つは二次転写ローラ10やICLローラ39に対する印加電圧値が最適でなく、それぞれの部材で回収されるトナー量が少なくなり、濃度値に差が生じない場合である。(ii)もう1つは、二次転写ローラ10又はICLローラ39の当接離間機構の異常が発生した場合である。前者の要因に関しては、二次転写ローラ10やICLローラ39に対する印加電圧値を変更することによって検知が成功する見込みがあり、後者の要因に関しては再度実行することによって検知が成功する見込みがある。
本実施例では、濃度値から検知リトライが必要である場合を判断して、当接離間状態の検知が失敗した要因の1つである二次転写ローラ10及びICLローラ39に対する印加電圧値を変更して、検知リトライを実行する。つまり、本実施例では、当接離間状態の検知をもう1回行うのに加え、二次転写ローラ10及びICLローラ39に対する印加電圧値を変更することによって、上記(i)の要因による検知ミスに対して検知が成功する可能性を高める。
更に、本実施例では、最初の当接離間状態の検知時に形成した検知パターンX2と重ならないように、検知リトライ時の検知パターンX2を形成する。これにより、既に形成された検知パターンX2のクリーニング処理を介さずに、検知リトライを実行することができる。その結果、クリーニング処理は検知リトライの実行後の1回だけとなり、処理時間の短縮化が図れる。
図10及び図11に本実施例における当接離間状態判別動作の処理のフローチャートを示す。図10は実施例1と同様の処理中に濃度値を比較して、検知リトライが必要な場合に検知リトライを実行する処理のフローチャートである。図11は、検知リトライ時に検知パターンX2を形成する処理のフローチャートである。尚、図11に示す処理は、図10に示すフローチャートのS319の時から開始され、これらの処理は並列で実行される。以下、図10及び図11に示す処理において、実施例1にて説明した図8又は図9の処理と同一又はそれに対応する処理については詳しい説明は省略して、主に本実施例において特徴的な処理について説明する。
図10を参照して、濃度値を3つ取得する処理までのS301〜S308の処理は、実施例1にて説明した図9のフローチャートのS201〜S208の処理と同様である。
制御部50は取得した3つの濃度値を比較し(S308)、3つの濃度値がそれぞれ異なる場合は(S316)、実施例1にて説明した図9のフローチャートにおけるS209〜S215の処理と同様の処理を行う(S309〜S315)。一方、3つの濃度値がそれぞれ異なる値でない場合は、検知リトライの回数(リトライ回数)をカウントする(S317)。この時点では、まだ検知リトライは行われていないため(S318)、検知リトライを開始する(S319)。検知リトライを既に1回実行している場合は、再度検知リトライを行っても当接離間機構が正常に動作しないと判断し、故障をユーザに報知し、処理を終了する(S321)。ユーザに対する故障の報知は、制御部50が、装置本体に設けられた情報伝達手段としての表示部に、その旨を表示させる信号を入力することで行うことができる。或いは、ユーザに対する故障の報知は、制御部50が、装置本体と通信可能に接続されたパーソナルコンピュータなどの外部機器に、その旨を表示させる信号を入力することで、当該外部機器において行うことができる。
制御部50は、検知リトライを開始する場合は、検知リトライ用の検知パターンX2の形成を開始し、図11の処理を開始する(S319)。この場合、検知リトライを実行するために、二次転写ローラ10とICLローラ39に対する印加電圧値を変更する(S320)。二次転写ローラ10とICLローラ39に対する印加電圧は、検知リトライの前に行った当接離間状態の検知時よりも、両者に差がつくように変更する。
次いで、実施例1にて説明した図9のフローチャートのS201と同様に、検知パターンX2の濃度値の測定タイミングの計測を開始する(S301)。その後、濃度値を3つ取得するまで、実施例1にて説明した図9のフローチャートのS202〜S208の処理と同様であるS302〜S308の処理を繰り返す。そして、再度、取得した3つの濃度値を比較し(S308)、3つの濃度値がそれぞれ異なる場合には(S316)、実施例1にて説明した図9のフローチャートにおけるS209〜S215の処理と同様の処理を行う(S309〜S315)。一方、再度、3つの濃度値がそれぞれ異なる値でない場合は、上述のようにS317、S318を経て、故障がユーザに報知された後(S321)、処理が終了する。
尚、二次転写ローラ10及びICLローラ39に印加する電圧値の変更量は、濃度値が3つとも同じだった場合は、二次転写ローラ10の電圧値とICLローラ39の電圧値を変更し、更に両者に差がつくようにする。濃度値が2つ同じだった場合はICLローラ39に印加する電圧値のみ変更すれば、検知に成功する可能性が高まる。
図11を参照して、制御部50は、図10のフローチャートのS319において、検知リトライ用の検知パターンX2の形成を開始することになった場合、次のような処理を開始する。即ち、この場合、制御部50は、これから形成する検知パターンX2が中間転写体9上に既に形成されている検知パターンX2に重ならないようなタイミングT2を算出する(S405)。このT2(msec)は、次のようにして求められる。検知パターンX2の画像形成を開始してから、検知パターンX2が一次転写部N1に到達する時間をT3(msec)とする。中間転写体9上における濃度センサ40から一次転写部N1までの距離をL1(mm)とする。検知パターンX2の搬送方向のサイズをL2(mm)とする。中間転写体9上の検知パターン間の距離をL3(mm)とする。検知パターンX2の搬送速度をV(mm/msec)とする。このとき、T2(msec)は、下記式(2)で算出される値である。
T2=(L1+L2)/V−T3 但し、L3>L2 ・・・(2)
制御部50は、時間T2を算出した後、検知パターンX2の形成開始タイミングの計測を開始する(S406)。そして、時間T2が経過したら(S407)、検知パターンX2を形成し、その後実施例1にて説明した図8のフローチャートのS101〜S104と同様の処理を行う(S401〜S404)。
以上、本実施例によれば、実施例1と同様に、画像形成装置100に通常設けられている濃度センサ40を用いて、二次転写ローラ10とICLローラ39の当接離間状態を検知することが可能となる。更に、本実施例では、当接離間状態の検知を実行して失敗した場合に、失敗した要因を改善して検知リトライを実行することによって、当接離間状態の検知の成功の可能性を高めることが可能となる。
実施例3
次に、本発明に係る他の実施例について説明する。本実施例の画像形成装置の基本的な構成及び動作は実施例1のものと同じである。従って、実施例1の画像形成装置のものと同一又はそれに相当する機能、構成を有する要素には同一符号を付して詳しい説明は省略する。
実施例1及び2は、検知パターンX2の濃度値と当接離間状態との関連が不明な時に、変化可能な状態の総数に対応する3つの状態に応じて検知パターンX2を3つ形成し、濃度値の相対差を利用して当接離間状態を判断するものであった。
本実施例では、検知パターンX2の濃度値と当接離間状態との既知の関係を参照して、検知パターンX2の濃度値の絶対値から、当接離間状態を決定する。当接離間状態と濃度値との関連は、実施例1又は2にて説明した当接離間状態判別動作を実行することで分かる。その後、再度当接離間状態の検知が必要である場合に、上述のように検知パターンX2の濃度値の絶対値から、当接離間状態を決定することができる。
即ち、本実施例では、判別手段としてのCPU51は、先ず、実施例1又は2と同様にして当接離間状態を判別し、検知した3つの濃度値と対応する当接離間状態とを関係付けて記憶手段たるメモリ52に記憶させる第1の判別動作を実行する。加えて、CPU51は、少なくとも1回の第1の判別動作を実行した後に、第1の判別動作よりも簡易である次のような第2の判別動作を実行可能である。即ち、第2の判別動作では、中間転写体9に形成した試験画像としての検知パターンX2を二次転写ローラ10及びICLローラ39に電圧を印加した状態で二次転写部N2及びトナー帯電部N3を通過させる。又、その通過後の検知パターンX2の濃度を濃度検知手段としての濃度センサ40によって検知する。そして、当該今回の濃度値とメモリ52に記憶された濃度値とを比較して、当該今回の濃度値の検知時の当接離間状態は、メモリ52に記憶された濃度値のうち今回の濃度値に最も近い濃度値に対応する当接離間状態であると判別する。
本実施例によれば、実施例1及び2に比べて、検知パターンX2の数を減らすことができるため、当接離間状態の判断に要する時間を削減できることに加え、更にトナー消費量を抑えることができる。
本実施例では、画像形成装置100に設けられた、周囲の環境を検知する環境検知手段としての環境センサ(図示せず)を利用する。環境センサは、例えば温度及び湿度をそれぞれ検知できる温湿度センサであり、画像形成装置100の内部の環境を検知するために二次転写ローラ10の近傍に配置することが望ましい。環境センサの検知結果は、制御部50に入力される。
本実施例を適用できる条件は、次の通りである。先ず、実施例1又は2にて説明した当接離間状態判別動作を実行して当接離間状態の検知に成功し、濃度値と状態との関連及び環境センサによって取得された当該モードの実施時の環境値が記憶手段に記憶されていることが必要である。そして、その当接離間状態判別動作を実行した時から、中間転写体9上にトナー像を形成した時にトナー像の濃度値が許容し得る範囲で変化しないことが保証されていることが必要である。
即ち、本実施例では、判別手段としてのCPU51は、上記第1の判別動作の際に環境検知手段としての環境センサによって検知した環境を記憶手段としてのメモリ52に記憶させる。その後、少なくとも1回の上記第1の判別動作を実行した後に上記第1の判別動作又は上記第2の判別動作を実行する際に、環境センサによって検知した環境とメモリ52に記憶された環境とを比較する。そして、両者が所定範囲内で一致する場合には、第2の判別動作を実行し、一致しない場合には第1の判別動作を実行する。この両者が所定範囲で一致する場合には、先の当接離間状態判別動作を実行した時から、中間転写体9上にトナー像を形成した時にトナー像の濃度値が許容し得る範囲で変化しないことが保証されるといえる。
本実施例では、実施例1又は2にて説明した当接離間状態判別動作の処理が終了した時に、上記濃度値と状態との関連及び環境値の記憶処理が実行されており、前述の条件が成立しているものとする。尚、記憶手段としてのメモリ52としては、不揮発性記憶素子を用いる。
図12は、本実施例における再度の当接離間状態判別動作の処理のフローチャートを示す。制御部50は、検知パターンX2を感光ドラム15上に形成させ、これを中間転写体9上に一次転写させる(S501)。次いで、制御部50は、一次転写が開始されたタイミングから、検知パターンX2の濃度値を濃度センサ40によって測定するタイミングの計測を開始する(S502)。このタイミングは、中間転写体9上の一次転写部N1から濃度センサ40の検知位置までの距離と、中間転写体9の回転速度とによって決まる。その後、検知パターンX2の測定タイミングに到達するまで待つ(S503)。検知パターンX2の測定タイミングに到達したら、濃度センサ40によって検知パターンX2の濃度値を測定し、測定結果をメモリ52に記憶する(S504)。続いて、得られた濃度値を、実施例1と同様にして実行された先の当接離間状態判別動作にて取得されメモリ52に記憶された、合計3つの濃度値と比較する(S505)。
制御部50は、濃度値を比較した結果、S504で得られた濃度値が、先の当接離間状態判別動作で記憶されたP1の状態に対応した濃度値と同じであると判断した場合は、現在の当接離間状態はP1の状態であると判断する(S506)。そして、二次転写ローラ10及びICLローラ39の当接離間状態を2回切り替えてP3の状態にする(S507)。S504で得られた濃度値が、先の当接離間状態判別動作で記憶されたP2の状態に対応した濃度値と同じであると判断した場合は、現在の当接離間状態はP2の状態であると判断する(S508)。そして、二次転写ローラ10及びICLローラ39の当接離間状態を1回切り替えてP3の状態にする(S509)。ここで、メモリ52に記憶された濃度値のうち今回検知した濃度値と同じ濃度値を判別することには、完全に一致した濃度値を判別することの他、メモリ52に記憶された濃度値のうち今回検知した濃度値と最も近い濃度値を判別することを含む。尚、本実施例では、制御部50は、今回検知された濃度値がメモリ52に記憶されたP1、P2のいずれの状態に対応した濃度値でもない場合に、現在の二次転写ローラ10及びICLローラ39の当接離間状態はP3の状態にあると判断する。この場合、二次転写ローラ10及びICLローラ39の当接離間状態の切り替えは行わず、P3の状態を維持する。
その後、二次転写ローラ10とICLローラ39が共に中間転写体9に当接した状態で、二次転写ローラ10とICLローラ39にトナーと同極性の電圧を印加し、それぞれに付着したトナーを中間転写体9上に戻す(S510)。又、このとき、前述した中間転写体9から感光ドラム15にトナーを移動させて回収する処理により、中間転写体9をクリーニングする(S510)。クリーニングが完了したら(S511)、次の画像形成動作に備えて、二次転写ローラ10及びICLローラ39の当接離間状態を1回切り替えてP1の状態として(S512)、処理を終了する。
以上、本実施例によれば、実施例1と同様に、画像形成装置100に通常設けられている濃度センサ40を用いて、二次転写ローラ10とICLローラ39の当接離間状態を検知することが可能となる。更に、本実施例では、当接離間状態の検知を1回実行した後に、再度実行する場合、1回目で取得した検知パターンX2の濃度値と当接離間状態との関係を利用することにより、検知パターンX2の形成数を削減することができる。そのため、本実施例では、実施例1の場合に比べて、トナーの消費量及び検知に要する時間を削減することが可能となる。
9 中間転写体
10 二次転写ローラ
15 感光ドラム
39 ICLローラ
40 濃度センサ

Claims (7)

  1. トナー像を担持する像担持体と、前記像担持体にトナー像を形成する画像形成手段と、前記像担持体に形成されたトナー像が一次転写される中間転写体と、電圧が印加されることで前記像担持体から前記中間転写体にトナー像を一次転写部で一次転写する一次転写手段と、電圧が印加されることで前記中間転写体から転写材にトナー像を二次転写部で二次転写する、前記中間転写体に対して当接及び離間が可能な二次転写部材と、電圧が印加されることで前記二次転写後に前記中間転写体上に残留したトナーをトナー帯電部で帯電する、前記中間転写体に対して当接及び離間が可能なトナー帯電部材と、前記中間転写体上のトナー像の濃度を検知する濃度検知手段と、を有し、前記二次転写後に前記中間転写体上に残留したトナーを、前記トナー帯電部材により帯電させた後に前記一次転写部で前記中間転写体から前記像担持体に移動させる動作を行う画像形成装置において、
    前記二次転写部材及び前記トナー帯電部材の前記中間転写体に対する当接離間状態を、前記二次転写部材と前記トナー帯電部材が共に前記中間転写体から離間した第1の状態と、前記二次転写部材が前記中間転写体に当接し前記トナー帯電部材が前記中間転写体から離間した第2の状態と、前記二次転写部材と前記トナー帯電部材が共に前記中間転写体に当接した第3の状態と、に切り替える当接離間手段と、前記当接離間状態を判別する判別手段と、を有し、
    前記判別手段は、前記当接離間手段により前記当接離間状態を切り替える動作を実行させると共に、前記当接離間状態が前記第1の状態から前記第3の状態のいずれかの状態である異なる3つの状態で、それぞれ前記中間転写体に試験画像を形成し、前記試験画像を前記二次転写部材及び前記トナー帯電部材に電圧を印加した状態で前記二次転写部及び前記トナー帯電部を通過させ、その通過後の前記試験画像の濃度を前記濃度検知手段によって検知した結果に基づいて、前記第1の状態から前記第3の状態のいずれの状態かを判別することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記判別手段は、前記異なる3つの状態のそれぞれに対応して前記濃度検知手段によって検知した3つの濃度値を相対比較し、最も大きい濃度値が検知された際の前記当接離間状態は前記第1の状態であり、次に大きい濃度値が検知された際の前記当接離間状態は前記第2の状態であり、最も小さい濃度値が検知された際の前記当接離間状態は前記第3の状態であると判別することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記判別手段は、前記異なる3つの状態のそれぞれに対応して前記濃度検知手段によって検知した3つの濃度値を相対比較し、少なくとも2つの濃度値の相対差が所定値より小さいときに、前記二次転写部材及び前記トナー帯電部材に印加する電圧を変更して、前記当接離間状態を判別する動作を再度実行することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記判別手段は、前記異なる3つの状態のそれぞれに対応して前記濃度検知手段によって検知した3つの濃度値を相対比較し、少なくとも2つの濃度値の相対差が所定値より小さいときに、前記当接離間手段の故障を報知することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  5. 前記判別手段は、
    (i)前記異なる3つの状態のそれぞれに対応して前記濃度検知手段によって検知した3つの濃度値を相対比較し、最も大きい濃度値が検知された際の前記当接離間状態は前記第1の状態であり、次に大きい濃度値が検知された際の前記当接離間状態は前記第2の状態であり、最も小さい濃度値が検知された際の前記当接離間状態は前記第3の状態であると判別し、検知した3つの濃度値と対応する前記当接離間状態とを関係付けて記憶手段に記憶させる第1の判別動作と、
    (ii)少なくとも1回の前記第1の判別動作を実行した後に、前記中間転写体に形成した試験画像を前記二次転写部材及び前記トナー帯電部材に電圧を印加した状態で前記二次転写部及び前記トナー帯電部を通過させ、その通過後の前記試験画像の濃度を前記濃度検知手段によって検知し、当該今回の濃度値と前記記憶手段に記憶された濃度値とを比較して、当該今回の濃度値の検知時の前記当接離間状態は、前記記憶手段に記憶された濃度値のうち今回の濃度値に最も近い濃度値に対応する前記当接離間状態であると判別する第2の判別動作と、
    を実行可能であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  6. 前記画像形成装置は、当該画像形成装置の環境を検知する環境検知手段を有し、前記判別手段は、前記第1の判別動作の際に前記環境検知手段によって検知した環境を記憶手段に記憶させ、少なくとも1回の前記第1の判別動作を実行した後に前記第1の判別動作又は前記第2の判別動作を実行する際に、前記環境検知手段によって検知した環境と前記記憶手段に記憶された環境とを比較して、両者が所定範囲内で一致する場合には前記第2の判別動作を実行し、一致しない場合には前記第1の判別動作を実行することを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記判別手段は、前記二次転写部材及び前記トナー帯電部材にトナーの帯電極性とは逆極性の電圧を印加した状態で、前記試験画像を前記二次転写部及び前記トナー帯電部を通過させることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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