JP2011161681A - Perforation forming apparatus - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、記録媒体にミシン目を形成するミシン目形成装置に関する。 The present invention relates to a perforation forming apparatus that forms perforations on a recording medium.
一般的に、短尺な、又は長尺な巻回もしくは葛折りされた記録媒体(記録用紙、記録フィルム等)に画像を形成する画像記録装置等に搭載され、記録媒体の所望の位置にミシン目を形成するミシン目形成装置が知られている。このようなミシン目形成装置には、間欠的に刃先が設けられた円盤状のミシン刃と、ミシン刃を受けるようにこれに対向して配置されたアンビルローラとが設けられている。これらのミシン刃とアンビルローラとの間を通って搬送される記録媒体にミシン刃を当接させることによって、記録媒体にミシン目が形成される。 Generally, it is mounted on an image recording apparatus or the like that forms an image on a short, long winding or twisted recording medium (recording paper, recording film, etc.), and is perforated at a desired position on the recording medium. There are known perforation forming devices for forming Such a perforation forming apparatus is provided with a disk-shaped sewing blade having a blade edge provided intermittently, and an anvil roller disposed to face the sewing blade so as to receive the sewing blade. A perforation is formed on the recording medium by bringing the perforating blade into contact with the recording medium conveyed between the perforating blade and the anvil roller.
インクジェットプリンタに搭載されたミシン目形成装置として、例えば、特許文献1に記載の装置が知られている。この装置は、外周に刃が設けられたスターホイル(ミシン刃)と、回転駆動する排出ローラ(アンビルローラ)とを有し、搬送される記録媒体をスターホイルと排出ローラとの間に挟持する。そして、圧力調整機構によりミシン刃を記録媒体に押圧する力を可変調整することで、記録媒体の単なる搬送手段としてミシン刃を使う場合と、記録媒体にミシン目を形成するミシン目形成手段としてミシン刃を使う場合とを切り替える。
As a perforation forming apparatus mounted on an ink jet printer, for example, an apparatus described in
上述の引用文献1に記載されたミシン目形成装置では、記録媒体に突き刺さるミシン刃の刃先の幅、長さや刃先間の間隔に応じて、記録媒体にミシン目、即ち一様な切り込みが形成される。このような従来のミシン目形成装置において、形成されたミシン目の幅が狭く、ピッチが小さい場合には、ミシン目の視認性が低いため、切り取る際に切り込み位置が見つけにくくなる。すると、ユーザはミシン目に沿って切り取る作業に手間取ってしまうという問題が生じる。また、切り取り易さという面においても、幅が狭くピッチが小さいミシン目は、切り取り始めのきっかけ(取っ掛り)になりにくく、ずれた位置から切り取りを開始してミシン目に沿った切り取りが失敗してしまうおそれがある。
In the perforation forming apparatus described in the above cited
逆に、ミシン目の幅が広く、ピッチが大きい場合には、ミシン目が目立ち過ぎる故に、ミシン目を形成する前に画像記録装置等により形成された画像が著しく損なわれる可能性がある、という問題が生じる。 Conversely, when the perforation is wide and the pitch is large, the perforation is too conspicuous, and the image formed by the image recording device or the like before forming the perforation may be significantly damaged. Problems arise.
そこで、本発明は、ミシン目に適度の視認性を持たせて、切り取り易さと、形成された画像を損なわないこととを実現するミシン目形成装置を提供することを目的とする。 SUMMARY OF THE INVENTION An object of the present invention is to provide a perforation forming apparatus that achieves appropriate visibility in a perforation and realizes easy cutting and does not impair the formed image.
本発明による実施形態は、円周上に複数の刃が形成された円盤状刃物と、前記円盤状刃物を回転可能に保持する保持部材と、を具備し、前記複数の刃を前記被加工物の所望の部分に当接し、前記円盤状刃物を回転させることで、前記被加工物に複数の凹部が連なるミシン目を形成するミシン目形成装置であって、前記複数の凹部のうちの一部もしくは全ての形状を可変する形状可変手段を有することを特徴とするミシン目形成装置である。 An embodiment according to the present invention includes a disc-shaped cutter having a plurality of blades formed on a circumference, and a holding member that rotatably holds the disc-shaped cutter, and the plurality of blades are used as the workpiece. A perforation forming device that forms a perforation in which a plurality of recesses are continuous with the workpiece by rotating the disk-shaped blade by contacting the desired portion of the disk, and a part of the plurality of recesses Alternatively, the perforation forming apparatus is characterized by having a shape changing means for changing all shapes.
本発明によれば、ミシン目に適度の視認性を持たせて、切り取り易さと、形成された画像を損なわないこととを実現するミシン目形成装置を提供することができる。 According to the present invention, it is possible to provide a perforation forming apparatus that gives the perforation appropriate visibility and realizes easy cutting and does not impair the formed image.
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。
まず、本発明のミシン目装置300を搭載した画像記録装置1の構成及び動作について、図1を参照して説明する。
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
First, the configuration and operation of the
画像記録装置1は、巻回装填された長尺の記録用紙や記録フィルム等の記録媒体6を引き出して給送する給送部2と、記録媒体6に画像を形成する画像記録部3と、記録媒体6にミシン目を形成するミシン目装置300と、記録媒体6を切断するカッタ装置4と、切断された媒体、即ちカット媒体を排出する搬送経路を有する排出部5と、により構成されている。また、画像記録部3は、記録媒体6を搬送する搬送機構11と、搬送経路中に配設され記録媒体6に画像を記録するヘッド部50、60と、クリーニングユニット70、80とにより構成されている。画像記録部3、ミシン目装置300、カッタ装置4及び排出部5の一部は、装置本体フレーム10内に収容されている。
なお、これら構成部は、パーソナルコンピュータやCPU等の演算処理部を搭載した図示しない制御部により制御される。この制御部は、必要なプログラムやデータ等を記憶するメモリを有している。また、外部機器が出力した画像データや種々の出力信号を受信して取り込むためのインターフェイス機能も備えている。まず、画像記録装置1の上述した各構成部について説明する。
The
These components are controlled by a control unit (not shown) equipped with an arithmetic processing unit such as a personal computer or a CPU. This control unit has a memory for storing necessary programs and data. It also has an interface function for receiving and capturing image data output by an external device and various output signals. First, the above-described components of the
給送部2は、例えば巻回されたロール紙等の連続記録媒体である記録媒体6と、記録媒体6を装填する紙管固定シャフト7と、紙管固定シャフト7を回転可能に支持するスタンド8と、記録媒体6の供給速度に制動を与えるブレーキ9と、により構成されている。
スタンド8は、紙管固定シャフト7を回転可能に支持している。この紙管固定シャフト7には、複数の爪部が設けられており、これら爪部は、図示しないエア注入口よりエアを注入することにより押し出されて、径方向に突出する。そして、これら爪部が記録媒体6の紙管の内径面に食い込んで、記録媒体6を保持する。
紙管固定シャフト7には、図1に示すベルトを介してブレーキ9が連結されている。このブレーキ9は、記録媒体6の搬送方向(矢印Aが示す方向)とは逆方向に、逆張力(バックテンション)を発生させる。なお、このブレーキ9は、図示しない媒体残量検知機構により検出される記録媒体6の残量に応じて、バックテンションを調整している。
The feeding unit 2 includes, for example, a
The stand 8 supports the paper tube fixing shaft 7 rotatably. The paper tube fixing shaft 7 is provided with a plurality of claws, which are pushed out by injecting air from an air inlet (not shown) and project in the radial direction. These claw portions bite into the inner diameter surface of the paper tube of the
A brake 9 is connected to the paper tube fixing shaft 7 via a belt shown in FIG. The brake 9 generates reverse tension (back tension) in the direction opposite to the conveyance direction of the recording medium 6 (direction indicated by the arrow A). The brake 9 adjusts the back tension according to the remaining amount of the
このような構成により、給送部2は、後述する搬送機構11における第1のドラム30及び第2のドラム40の回転に従って、記録媒体6を送り出して供給する。
With such a configuration, the feeding unit 2 feeds and supplies the
画像記録部3は、第1及び第2のドラム30、40を含む搬送機構11と、第1及び第2のヘッド部50、60と、これらヘッド部50、60のメンテナンスをそれぞれ行う第1及び第2のクリーニングユニット70、80と、により構成されている。
第1のヘッド部50は、第1のドラム30の外周面に沿うように対向して設けられ、また、第2のヘッド部60は、第2のドラム40の外周面に沿うように対向して設けられている。第1及び第2のヘッド部50、60は、搬送される記録媒体6にインクを吐出して画像を形成する。
The
The
第1のヘッド部50は、例えば、シアン(C)、ブラック(K)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の計4色のインクを吐出するヘッドユニット51(51a、51b、51c、51d)により構成されている。各ヘッドユニット51は、記録媒体6の幅以上の幅を有し、図示しないヘッド保持プレートに保持されている。そして、第1のドラム30により搬送される記録媒体6に、各ヘッドユニット51のノズルからインクを吐出し、画像記録を行う。ここでは、第1のヘッド部50として、記録媒体6の幅に満たない短尺な記録ヘッドが、記録媒体6の幅を超えるように千鳥状に、即ち互い違いに配列されて、昇降可能な不図示のヘッド保持プレートに保持されている。なお、第2のヘッド部60も第1のヘッド部50と同様に構成されているため、詳細な説明は省略する。
The
第1のクリーニングユニット70は、第1のドラム30の外周面に対向して設けられ、また、第2のクリーニングユニット80は、第2のドラム40の外周面に対向して設けられている。第1及び第2クリーニングユニット70、80は、それぞれ第1及び第2のヘッド部50、60のクリーニングを行う。さらに詳細には、第1及び第2のクリーニングユニット70、80は、各ヘッドユニット51に対応したワイプブレードや吸引機構等の既知のクリーニング機構(図示せず)を有している。
The
図1には、第1及び第2のヘッド部50、60が画像を記録する位置(画像記録位置)に配置された状態が示されている。この時、第1及び第2クリーニングユニット70、80は、それぞれ第1及び第2のヘッド部50、60の近傍に配置されている。
FIG. 1 shows a state in which the first and
以下に、第1及び第2のクリーニングユニット70、80による第1及び第2のヘッド部50、60のクリーニング動作について、簡単に説明する。
第1のクリーニングユニット70により第1のヘッド部50のクリーニングを行う場合には、まず、第1のヘッド部50を図示しない昇降機構により上昇させて、第1のドラム30から離間させる。この離間により、第1のドラム30の外周面と第1のヘッド部50との間に空間が形成される。次に、形成された空間内に第1のクリーニングユニット70を回転移動させて、第1のヘッド部50と対向させる(クリーニング処理位置)。そして、第1のクリーニングユニット70が、第1のヘッド部50のクリーニング処理を行う。クリーニング処理が終わると、第1のクリーニングユニット70を退避させた後、第1のヘッド部50を下降させて図1に示す画像記録位置に戻す。なお、第2のクリーニングユニット80も第1のクリーニングユニット70と同様に構成されているため、詳細な説明は省略する。
Hereinafter, the cleaning operation of the first and
In the case where the
搬送機構11は、複数の搬送用フリーローラ12〜18、20〜23、テンションローラ19、第1のドラム30及び第2のドラム40により構成されている。
この搬送機構11は、給送部2から供給された記録媒体6を、上流側から下流側へと順番に、フリーローラ12、13、第1のドラム30、フリーローラ14〜16、第2のドラム40、フリーローラ17、18、テンションローラ19、フリーローラ20〜23へと搬送する。この搬送途中で第1のヘッド部50によって記録媒体6の第1の面(例えば、表面側)に画像を記録し、次いで、第2のヘッド部60によって記録媒体6の第2の面(例えば、裏面側)に画像を記録する。かくして、一方の面、又は両面に画像記録された記録媒体6が、ミシン目装置300へと送り出される。
The transport mechanism 11 includes a plurality of transport
The transport mechanism 11 is configured so that the
以下に、画像記録部3における記録媒体6の搬送について、詳しく説明する。
給送部2から送り出された記録媒体6は、まず、フリーローラ12、13を経由して、第1のドラム30へと搬送される。そして、記録媒体6は、フリーローラ13、14によって第1のドラム30に巻き付けられる。これらのフリーローラ12〜14及び第1のドラム30の回転軸30aは、装置本体フレーム10に回転可能に支持されている。
Hereinafter, the conveyance of the
The
第1のドラム30には、記録媒体6が、フリーローラ13、14により、例えば、330度の巻き付け角で巻き付けられている。このように、第1のドラム30への記録媒体6の巻き付け角を広く確保した構成により、記録媒体6は、第1のドラム30に対する巻き始めの張力及び巻き終わりの張力によって、第1のドラム30の外周面に対して垂直抗力を与える。かくして、第1のドラム30と記録媒体6との間の摩擦抵抗が大きくなり、第1のドラム30と記録媒体6との間で滑りが生じることなく、記録媒体6を第1のドラム30に密着して保持させる。このようにして、正確な記録媒体の搬送及びドラムの回転数制御が果される。
The
なお、第1ドラム30は、駆動モータを備えず、連続媒体5を介して第2ドラム40の回転に伴って回転する従動ドラムである。第1のドラム30の巻き終わり以降では、記録媒体6は、フリーローラ15、16を経由して、第2のドラム40へと搬送される。そして、記録媒体6は、フリーローラ16、17によって第2のドラム40に巻き付けられる。これらフリーローラ15〜17及び第2のドラム40の回転軸40aは、装置本体フレーム10に回転可能に支持されている。
The
この第2のドラム40には、第1のドラム30と同様に、記録媒体6が、例えば、330度の巻き付け角で巻き付けられている。かくして、第2のドラム40と記録媒体6との間の摩擦抵抗が大きくなり、第2のドラム40と記録媒体6との間で滑りが生じることなく、記録媒体6が第2のドラム40に密着して保持される。
As with the
第2のドラム40に保持される記録媒体6は、第2のドラム40の回転軸40aにベルトを介して連結された駆動モータ41によって搬送される。従って、最下流の第2のドラム40が、駆動ドラムとなる。
The
また、第2のドラム40の回転軸40aには、位置検出部におけるエンコーダ42が連結されている。これにより、エンコーダ42は、第2のドラム40の回転と連動して、この第2のドラム40の回転位置に相当するパルス信号を出力する。そして、エンコーダ42から出力されたパルス信号を第1及び第2のヘッド部50、60の各記録ヘッドを駆動させる図示しない駆動基板に入力し、このパルス信号に同期して、各記録ヘッドはインクを吐出する。
An encoder 42 in the position detection unit is connected to the
かくして、記録媒体6は、第1及び第2のドラム30、40上で滑りが生じることなく、同期した速度で搬送されるため、第2のドラム40の回転に伴って出力されるパルス信号に基づいて、第1及び第2のヘッド部50、60の吐出駆動を制御することができる。
Thus, since the
なお、ここでは、第1のドラム30と第2のドラム40とは、重力方向、即ちZ軸方向に対して少なくとも一部に重なりを持つように配置されている。このような配置構成により、設置された際に装置の占有面積を小さくすることができる。
Here, the
第2のドラム40の巻き終わり以降では、記録媒体6は、フリーローラ18、テンションローラ19、フリーローラ20〜23を経由してミシン目装置300に搬送される。
After the end of winding of the
テンションローラ19には、ベルトを介して駆動モータ24が連結されている。この駆動モータ24を駆動させることによって、テンションローラ19が回転する。これにより、テンションローラ19は、記録媒体6に必要な張力を作用させて、第2のドラム40の巻き終わり以降の記録媒体6のスリップを防ぐことができる。
A
ミシン目装置300は、搬送される記録媒体6にミシン目を形成する。そして、ミシン目が形成された記録媒体6をカッタ装置4へと搬送する。なお、ミシン目装置300についての詳細は、後述する。
The
カッタ装置4は、ニップローラ対90と、カッタローラ対91と、により構成されている。
ニップローラ対90は、装置本体フレーム10に回転可能に軸支されている。また、ニップローラ対90の一方のローラには、駆動モータ92が連結されている。この駆動モータ92を駆動させることにより、ニップローラ対90は回転し、記録媒体6をカッタローラ対91へと搬送する。
カッタローラ対91は、記録媒体6を切断するための少なくとも1つのカット刃93が取着されたカッタローラ91aと、このカッタローラ91aと所定間隔を空けて対向するように設けられたアンビルローラ91bと、により構成されている。カッタローラ91aとアンビルローラ91bとは、図示しないモータによって、カッタローラ対91に示された矢印方向に回転する。この回転により、カッタローラ91aのカット刃93が、ニップローラ対90から送られてきた記録媒体6に当接して、この記録媒体6を所定の大きさにカットする(以降、所定の大きさにカットされた記録媒体をカット媒体と称する)。そして、このカット媒体が、排出部5へと排出される。なお、ニップローラ対90及びカッタローラ対91は、外周面の速度が、画像記録部3から搬送される記録媒体6の搬送速度とほぼ等しくなるように制御されている。
The
The
The cutter roller pair 91 includes a
排出部5は、1対の搬送ガイド94(94a、94b)と、1対の排出ローラ95(95a、95b)と、排出トレイ96と、により構成されている。
搬送ガイド94a、94bは、カット媒体を排出ローラ95a、95bへと案内するように、カッタローラ対91の下方に設けられている。搬送ガイド94bの端部は、アンビルローラ91bの外周面に当接するように、又は記録媒体6の厚さよりも薄い間隔で近接するように、配置されている。このような構成により、カッタローラ対91で記録媒体6を切断した後にも、記録媒体6の先端(カット面)がアンビルローラ91bに巻き込まれることなく、搬送ガイド94a、94bの間を搬送されることができる。
The discharge unit 5 includes a pair of conveyance guides 94 (94a, 94b), a pair of discharge rollers 95 (95a, 95b), and a
The conveyance guides 94a and 94b are provided below the cutter roller pair 91 so as to guide the cut medium to the
排出ローラ対95に送られたカット媒体は、排出ローラ95a、95bの回転により、排出トレイ96へと排出される。この排出トレイ96は、排出ローラ対95により排出されたカット媒体を収容する。
The cut medium sent to the discharge roller pair 95 is discharged to the
次に、ミシン目装置300について詳細に説明する。
このミシン目装置300は、記録媒体6の搬送経路において、画像記録部3とカッタ装置4との間の搬送経路上に配置されており、着脱可能なユニット形式となっている。
Next, the
The
ミシン目装置300は、図2に示すように、縦ミシン目、即ち記録媒体6の搬送方向に対して平行なミシン目を任意のページに形成する縦ミシン刃切り替え機構部310と、縦ミシン刃切り替え機構部310を記録媒体6の幅方向に移動(トラッキング)させるトラッキング機構部320と、記録媒体6を搬送する記録媒体搬送機構部330と、これら部材を一体的に支持しているフレーム部340と、により構成されている。なお、以下では、縦ミシン目を形成するミシン目装置300について説明するが、このミシン目装置300は、縦ミシン目に限定されず、記録媒体6の幅方向に対してミシン目を形成する装置であっても良い。
As shown in FIG. 2, the
まず、フレーム部340について説明する。
フレーム部340は、図2に示すように、2枚の側板341、342と、2本の支持丸棒343、344と、1本の支持角棒345と、により構成されている。
側板341、342は、支持丸棒343、344及び1本の支持角棒345により互いに平行となるように連結されている。そして、側板341、342間に、縦ミシン刃切り替え機構部310と、トラッキング機構部320と、記録媒体搬送機構部330と、が収容されている。なお、フレーム部340は、2本の設置丸棒351、352によって装置本体フレーム10に保持されている。
First, the
As shown in FIG. 2, the
The
次に、記録媒体搬送機構部330について説明する。
記録媒体搬送機構部330は、図3に示すように、アンビルローラ331と、アンビルローラ駆動モータ332と、ニップローラ333と、により構成されている。
Next, the recording
As shown in FIG. 3, the recording medium
アンビルローラ331は、図示しないベアリングを介して側板341、342によって回転可能に支持され、後述する縦ミシン刃311と対向した位置に設けられている。このアンビルローラ331の一方の端部には、アンビルローラ駆動モータ332が連結されている。アンビルローラ駆動モータ332は、側板342に保持され、アンビルローラ331の外周面の回転速度が、画像記録部3から搬送される記録媒体6の搬送速度と等しくなるように、アンビルローラ331を回転させる。これにより、記録媒体6の搬送速度を低下させることなく、記録媒体6を下流へと搬送させることができる。
The
また、ニップローラ333は、図示しないベアリングを介して側板341、342に回転可能に軸支され、記録媒体6をアンビルローラ331に押し付けるために、アンビルローラ331と対向した位置に設けられている。これにより、記録媒体6は、アンビルローラ331とニップローラ333とによりニップされた状態で、雛が発生することなく、かつアンビルローラ331の回転により下流へと搬送される。
The
このように、記録媒体搬送機構部330は、画像記録部3から搬送される記録媒体6を同速度でカッタ装置4へと搬送する。
なお、本実施形態では、アンビルローラ331には、記録媒体6が、90度程度の巻き付け角で巻き付けられている。そして、この巻き付け角の略中央付近で縦ミシン刃311が記録媒体6に当接するように、アンビルローラ331が配設されている。
As described above, the recording medium
In the present embodiment, the
次に、トラッキング機構部320について説明する。
トラッキング機構部320は、図2乃至図5に示すように、スライドテーブル321と、アングル部材322と、スライドレール323と、トラッキングモータ324と、折り返しベルト機構325と、により構成されている。
Next, the
As shown in FIGS. 2 to 5, the
スライドレール323は、支持角棒345の内側面に固定されている。このスライドレール323には、図示はしないが、複数の位置センサが設けられている。また、スライドレール323には、図示しないボールねじを介してY軸方向、即ち記録媒体6の幅方向に移動可能なスライドテーブル321が取り付けられている。
The
側板342に取り付けられたトラッキングモータ324の回転駆動力は、折り返しベルト機構325を介してボールねじに伝達され、スライドテーブル321をスライドレール323に対してY軸方向に移動させる。即ち、スライドテーブル321は、図5に示すように、制御部からの通知に応じてトラッキングモータ324を駆動し、図中左右方向に移動する。その際、スライドテーブル321の位置は、スライドレール323に設けられた複数の位置センサによって検出されているため、スライドテーブル321を正確な位置に移動させることができる。
また、スライドテーブル321には、図5に示すように、後述する縦ミシン刃切り替え機構部310を保持するためのアングル部材322が取り付けられている。
The rotational driving force of the tracking
In addition, as shown in FIG. 5, an
このように、トラッキング機構部320は、縦ミシン刃切り替え機構部310を記録媒体6の幅方向に移動可能としている。即ち、記録媒体6の幅方向における任意の位置にミシン目を形成したり、記録媒体6の幅方向に対するミシン目の形成位置をページごとに変更したりすることが可能である。さらには、連続して画像記録を行う際、記録媒体6が搬送されるのに従ってその幅方向にわずかに蛇行した場合であっても、ミシン目形成位置を記録媒体6のその蛇行に追随させることができる。このように、記録媒体6の幅方向搬送位置の不安定に依らず、常に記録媒体6の幅方向の端から一定の位置を維持してミシン目を形成し続けることができる。
As described above, the
次に、縦ミシン刃切り替え機構部310について説明する。
縦ミシン刃切り替え機構部310は、図4並びに図5に示すように、円周(外周)上に複数の刃が形成された円盤状刃物である縦ミシン刃311と、カム312と、リンクバー313と、カムフォロア314と、ベース部材としての取り付け板315と、カム駆動モータ316と、付勢部材としてのバネ318と、第1の接続部材353と、第2の接続部材354と、微調整機構としてのマイクロメータ355と、により構成されている。
Next, the vertical sewing machine
As shown in FIGS. 4 and 5, the vertical sewing
縦ミシン刃311は、アンビルローラ331と対向するように、リンクバー313の一方の端部に、図示しないベアリングを介して回転可能に保持されている。本ミシン目装置300は、円周上に複数の刃が形成された円盤状刃物である縦ミシン刃311を記録媒体6の所望の部分に当接させて、移動する記録媒体6に複数の凹部が連なるミシン目を形成する。ここでは、縦ミシン刃311を回転させるための駆動源はなく、縦ミシン刃311は、当接した際に、記録媒体6の搬送に追従して回転する。また、カムフォロア314は、カム312と対向するように、リンクバー313の他方の端部に固定されている。
The
リンクバー313は、リンク支点317を中心として、取り付け板315に対して回動可能に、取り付け板315に取り付けられている。そして、リンクバー313は、一方の端部が取り付け板315に取り付けられたバネ318によって、カムフォロア314がカム312に常に当接した状態を保つように付勢されている。
The
カム312は、取り付け板315に取り付けられており、半径の異なる半径A部と半径B部、即ち小さい半径Aと大きい半径Bとの異なる2つの半径を半周ずつ有する。図6A並びに図6Bでは、明確化のために、カム312の半径A及び半径Bは大きく異なり、段差を形成しているように示されているが、実際には異なる半径の切り替え部分は滑らかに接続されている。このカム312は、上述のように、カムフォロア314と当接しており、縦ミシン刃311の位置を、リンクバー313を介して記録媒体6にミシン目を形成するためのミシン目形成位置(図6A)とミシン目形成位置から退避した退避位置(図6B)とに切り替える。
The
第1の接続部材353は、取り付け板315の上端に配置されており、取り付け板315が、アングル部材322に対して取り付け板315の面内方向にのみ回動可能となるように、取り付け板315とトラッキング機構部320(アングル部材322)とを接続している。第2の接続部材354は、取り付け板315の下端に配置されており、トラッキング機構部320(アングル部材322)に対する取り付け板315の回転位置を所望の位置で固定する。即ち、アングル部材322と取り付け板315とを確実に固定するための部材である。
The first connecting
さらに、微調整機構としてのマイクロメータ355が、アングル部材322に埋設されており、直動スピンドル357が取り付け板315と当接している。このマイクロメータ355は、つまみ部356を回転させると直動スピンドル357の直進方向の延長線上に縦ミシン刃311の回転中心が位置するように配置されている。そして、マイクロメータ355は、取り付け板315を第1の接続部材353を中心に移動させる。
Further, a
なお、図示しないが、カム駆動モータ316のカム312と反対側の軸には、スリットを有する円板と、フォトインタラプタとが設けられており、制御部がカム駆動モータ316の位相を検知している。
Although not shown, a shaft having a slit and a photo interrupter are provided on the opposite side of the
次に、カム312、リンクバー313及びカムフォロア314を含むカム・リンク機構による縦ミシン刃311の位置の可変動作について説明する。
上述のように、縦ミシン刃311は、中央にリンク支点317を持つリンクバー313の一端に、ベアリングを介して保持されている。また、このリンクバー313の他端には、カムフォロア314が配置されている。このカムフォロア314は、カム駆動モータ316により駆動されるカム312と当接している。そして、カム駆動モータ316によりカム312が回転すると、カム312とカムフォロア314との当接する部分が変わる。即ち、カムフォロア314は、カム312における半径Aの部分に当接する、又はカム312における半径Bの部分に当接する。
Next, a variable operation of the position of the vertical
As described above, the vertical
そして、カムフォロア314は、半径A及び半径Bに対応した位置間で、半径A及び半径Bの径差に等しい振幅で直動運動する。この直動運動が、リンクバー313を介して縦ミシン刃311に伝達し、この縦ミシン刃311も同様に直動する。即ち、カム・リンク機構を介して、カム312の半径A及び半径Bの径差が縦ミシン刃311の直動運動に変換される。
The
従って、カム312の半径A部にカムフォロア314が当接している時は、図6Aに示すように、縦ミシン刃311が記録媒体6に押し当てられ、ミシン目を形成している。この時、縦ミシン刃311は、記録媒体6の搬送に追従して回転する。また、カム312の半径B部にカムフォロア314が当接している時は、図6Bに示すように、縦ミシン刃311が記録媒体6にミシン目を形成することができない位置まで退避している。リンク機構を1対1としているため、図6Bの退避位置における縦ミシン刃の退避量は、カム312の半径Aと半径Bとの径差に等しい。退避量、即ちカム312の半径Aと半径Bとの径差は、記録媒体6の厚さに適切なマージンを加えた量が妥当であると考えられ、そのため、本実施形態では0.4mmとしている。
Therefore, when the
このように、カム312を回転させることで、縦ミシン刃311の位置が、記録媒体6に押し当てられて記録媒体6にミシン目を形成するためのミシン目形成位置と、記録媒体6から退避されて記録媒体6にミシン目を形成しない退避位置との間で切り替えられる。
Thus, by rotating the
以上説明した縦ミシン刃切り替え機構部310により、記録媒体6の任意のページのみミシン目を形成し、他のページにはミシン目を形成しない、というようなミシン目付きページを自由に設定する動作を行うことが可能である。
なお、以上の説明では、縦ミシン刃切り替え機構部310が設けられたトラッキング機構部320が記録媒体の幅方向に左右に1つずつ設けられているが、これに限らず、搬送れる記録媒体6に形成するミシン目に対応させて適宜必要な数だけ設ければよい。
By the vertical perforation
In the above description, one
次に、図7A乃至図7Cを用いて、第1の実施の形態において縦ミシン刃311を保持している縦ミシン刃保持機構部360の構成について説明する。なお、図7A乃至図7Cに示される構成は、簡略化のため、縦ミシン刃311とリンクバー313とを除いて図2乃至図6では省略されているが、この縦ミシン刃保持機構部360全体が、上述のカム・リンク機構により記録媒体6に対して当接又は離間する。
Next, the configuration of the vertical sewing
縦ミシン刃保持機構部360は、上述の縦ミシン刃311と、複数のステー361、362と、保持板363、364と、縦ミシン刃311を保持する軸部材365と、軸受け366と、圧電振動子367と、ジョイント368と、により構成されている。また、この縦ミシン刃保持機構部360は、さらに形状可変手段となる、圧電振動子367の振動(大きさ、時間等)を制御するための図示しない振動制御部も有している。これら圧電振動子367及び振動制御部が、記録媒体に形成されるミシン目の複数の凹部のうちの一部もしくは全ての形状を変更する手段となる。
The vertical sewing
複数のステー361の各々の一端側は、リンクバー313に垂直に固定されており、また、これらステー361の各々の他端側は、保持板363の一方の面に垂直に固定されている。そして、さらなる複数のステー362の各々の一端側が、この保持板363の他方の面に垂直に固定されており、また、これらステー362の各々の他端側が、保持板364の一方の面に垂直に固定されている。即ち、リンクバー313及び保持板363、364は、ステー361、362により所定の間隔で平行に保持されている。
One end side of each of the plurality of
軸部材365は、保持板363、364にそれぞれ固定された軸受け366を介して、回転自在に保持されている。この軸部材365は、円盤状の縦ミシン刃311の中心を貫通しており、これに固定されている。即ち、縦ミシン刃311は、保持板363、364の間でこの軸部材365に固定されおり、軸部材365と一緒に回転可能である。
The
また、リンクバー313には、圧電振動子367が固定されている。そして、この圧電振動子367と軸部材365とが、ジョイント368で連結されている。即ち、圧電振動子367は、このジョイント368を介して、軸部材365に固定された縦ミシン刃311と連結されている。ジョイント368はスラストベアリングで構成され、リンクバー313に固定された圧電振動子367に対して軸部材365が回転自在に保持されるように、かつ軸部材365の軸方向(Y方向)へのがたつきがないように、軸部材365と圧電振動子367との両方と係合している。
A
圧電振動子367は、ピエゾ圧電体であり、印加される電圧に比例して、軸部材365の軸方向(図7A乃至図7Cの−Y方向)に関する寸法(厚み)が変化する特性を有する。ピエゾ圧電体は、マルチレイヤー構造で、印加する電圧に比例してその厚さが変化する。一般的に、直径20mm、高さ60mmのピエゾ圧電体に0Vから最大200V程度までの電圧を印加すると、厚さは、3μmから200μm程度まで変化する。印加する電圧を維持すれば、その厚さが維持される。また、印加する電圧を周期的に変動させれば、その周期に対応した周期でピエゾ圧電体の厚さが変動することにより、軸部材365の軸方向に沿った振動が発生する。かくして、数百kHzの周期での駆動が可能である。振動を発生させるために圧電振動子367に印加する電圧は、周期的に可変する交流(例えば正弦波)、2値矩形波(パルス波)、三角波のいずれであってもよい。また、振動を発生させる前に、任意の電圧(直流バイアス電圧)を印加することにより、振幅開始又は振幅時の基準位置(振幅の中心位置)を移動させることもできる。
The
図7Aは、圧電振動子367を所定の周波数で振動させたとき、縦ミシン刃311と軸部材365とが圧電振動子367の動きに合わせて、一体的に、一点鎖線で描かれた位置と実線で描かれた位置との間を動くことを示す図である。図7Bは、圧電振動子367に印加した電圧が0Vであり、圧電振動子367の厚さが最も薄くなった縮小状態を示す図である。また、図7Cは、圧電振動子367に印加した電圧が最大であり、圧電振動子367の厚さが最も厚くなった伸長状態を示す図である。
FIG. 7A shows that when the
縦ミシン刃311の外周に設けられている複数の刃の間隔は、例えば、約1mmに設定されている。即ち、この縦ミシン刃311には、約1mm周期で刃が設けられ、そのうち刃がある部分は半分の約0.5mmに設定されている。記録媒体6が500mm/秒でX方向へ搬送される場合、1mm進むのに要する時間は1/500秒、即ち0.002秒となる。圧電振動子367に印加する電圧の周波数を、例えば、10kHzに設定すると、0.002秒間に20回、縦ミシン刃311を往復動させることができる。縦ミシン刃311の直径を24mmに設定し、記録媒体6の厚さが100μmで、この記録媒体6に刃が90μmの深さまで突き刺さるとすると、同時に刺さっている刃の数は2〜3刃である。従って、圧電振動子367を0.002秒間振動させると、記録媒体6に刺さっている2〜3刃の部分が、圧電振動子367の厚さの変化に応答してミシン目の形状が変わることになる。
The interval between the plurality of blades provided on the outer periphery of the
縦ミシン刃311の刃先の幅は、例えば、0.2mmである。この場合、その0.2mmの部分が、例えば、約90μmだけ、記録媒体6の中にこれを押しつぶすようにして突き刺さる。そして、刃が抜けたとき、記録媒体6は元の形状に戻ろうとするため、幅方向に0.1mm戻った場合には、残りの0.1mmの幅のミシン目が形成される。圧電振動子367を、例えば、0Vから最大200Vまでの電圧を印加することにより200μm幅振動させると、ミシン目は0.2mm広がって0.3mmになる。また、0Vから100Vまでの電圧を印加すると、縦ミシン刃311は電圧に比例して100μm幅で振動して、ミシン目は0.1mm広がって0.2mmになる。このように、圧電振動子367に印加する電圧を制御することで、ミシン目の幅を制御することができる。
The width of the cutting edge of the vertical
さらに、圧電振動子367を振動させる時間に応じて、ミシン目の幅を変える部分の長さも制御することができる。例えば、ミシン目を全長にわたって0.3mm幅で形成する場合には、縦ミシン刃311が記録媒体6と接触してから離間するまでの間、連続して0Vから200Vまで電圧を印加して、10kHzで駆動し続ければよい。また、ミシン目を全長にわたって0.2mm幅で形成する場合には、縦ミシン刃311が記録媒体6と接触してから離間するまでの間、連続して0Vから100Vまで電圧を印加して、10kHzで駆動し続ければよい。記録媒体上に画像が記録されていない部分にミシン目を形成する場合には、このようにしてミシン目の幅を変える部分の長さを制御することも有用である。
Furthermore, the length of the portion where the width of the perforation is changed can be controlled in accordance with the time during which the
第1の実施形態のミシン目形成装置において、形成されるミシン目の幅を部分的に変える場合には、幅を変えたいタイミングでのみ圧電振動子367を駆動させればよい。以下では、第1の実施形態のミシン目形成装置により記録媒体に形成されるミシン目について説明する。
In the perforation forming apparatus of the first embodiment, when the width of the perforation to be formed is partially changed, the
図8は、従来技術において、縦ミシン刃311の刃幅に応じて均一に形成された第1形状のミシン目370を示している。実線373は、横カット位置、即ち図1に示す画像記録装置1に搭載されたカッタ装置4により記録媒体6が最終的に切断される位置を示している。図9A乃至図9Cは、部分的にミシン目の幅を変えるために、圧電振動子367を駆動させることにより形成されたミシン目を示している。なお、図9A乃至図9Cには、3通りのミシン目が形成された同一の記録媒体が示されているが、図9Aを参照して上段のミシン目を、図9Bを参照して中段のミシン目を、図9Cを参照して下段のミシン目をそれぞれ説明する。
FIG. 8 shows a
図9Aに示す第2形状のミシン目371は、100Vを中心(基準位置)として±100Vである200Vの振幅で、0.002秒間、圧電振動子367を振動させたときに形成されるミシン目である。また、第3形状のミシン目372は、100Vを中心(基準位置)として±50Vである100Vの振幅で、0.002秒間、圧電振動子367を振動させたときに形成されるミシン目である。ここでは、第2形状のミシン目371を横カット位置373に隣接した位置に設けている。つまり、縦ミシン刃311が記録媒体6に接触した直後及び離間する直前に、上述の条件で圧電振動子367を駆動している。
A
また、第3形状のミシン目372を、第2形状のミシン目371の間に等間隔で2箇所配置している。第2形状のミシン目371は、幅が0.3mmあるので視認性が高い。また、広い幅にわたって記録媒体6が押しつぶされているので、第1形状のミシン目370よりも強度的に弱い。画像記録装置1に搭載されたカッタ装置4は、カッタ装置4で切断された後のカット媒体において第2形状のミシン目371がカット媒体の両端部に配置されるようにして、記録媒体6を切断する。かくして出来上がったカット媒体は、視認性が高いことから、切り取りの際どこで切り取ればよいのかがユーザにとって明確であり、かつ切り取り始めとなる両端部が強度的に弱いことから、カット媒体を破損することなく容易にミシン目に沿って切り取りを開始することができる。
Further, two
また、第3形状のミシン目372を等間隔で第1形状のミシン目371の間に配置したことにより、ミシン目の視認性がさらに高められる。記録媒体の両端部のミシン目の幅を広くしたのみではユーザがミシン目を容易に認識できず探さなければならない場合があるが、このように記録媒体の面内に比較的幅の広いミシン目を数箇所形成することで、ユーザが容易にミシン目を視認できる。
In addition, by arranging the
また、記録媒体6のミシン目が形成されるべき位置に写真や文字を含む画像が記録されている場合も多い。このような場合には、ミシン目をあまりにも目立たせ過ぎると、切り取る前にユーザが画像を見ることを妨げてしまう。しかし、上述のように、幅の狭い第1形状のミシン目370がミシン目全体の長さのほとんどを占め、切り取り開始位置に視認性の高い第2形状のミシン目371を配置し、途中に視認性を向上させた第3形状のミシン目372を配置することによって、記録された画像を全体として見る上で大きな支障をきたさないようにすることが可能である。
In many cases, an image including a photograph or a character is recorded at a position where a perforation is to be formed on the
また、大半の部分が幅の狭い第1形状のミシン目370で構成されることにより、大半の部分は強度的に強い。かくして、不用意な取り扱いでユーザの意思に反してミシン目が切れてしまうことも防止できる。
In addition, since most of the portion is constituted by the
図9Bは、横カット位置373で切断されたカット媒体の一部分にのみミシン目が形成されている例である。比較的短い長さのミシン目は、視認性が低いが、本実施形態であれば、その長さに合わせて適度に視認性を高められるように、適度に第3形状のミシン目372を配置することができる。
FIG. 9B is an example in which perforations are formed only in a part of the cut medium cut at the
図9Cは、切り取り易さと視認性の向上とを目的として、第1形状のミシン目370に部分的に第2形状のミシン目371を配置したものである。第2形状のミシン目371は、第1形状のミシン目370の位置に対して記録媒体6の一方の側に向かって幅広となっている。第1形状のミシン目370の部分は、圧電振動子367に与える電圧を0Vとし、第2形状のミシン目371の部分は、電圧を0Vから200Vまで振動させることによって、このように一方向だけに幅を広げることが可能である。
FIG. 9C shows a configuration in which a
図9Dは、図9Cに示したミシン目の拡大図である。一点差線は、第1形状のミシン目370の中心線を示している。この中心線を基準として、横カット位置373に隣接する3箇所のミシン目が一方の側(図9Dでは右側方向)に幅広となるように、ミシン目の凹部が形成される。この3箇所の凹部の中で、中央の凹部は縦ミシン刃311の刃先が記録媒体6に完全に刺さって形成されたものであるが、その上下の凹部は刃先の一部分だけが刺さって形成されたものであるため、ミシン目の凹部の一部だけが幅広になっている。
FIG. 9D is an enlarged view of the perforation shown in FIG. 9C. The one-point difference line indicates the center line of the
ミシン目の幅を逆方向に広げたい場合には、第1形状のミシン目370を形成する際に200Vの電圧を印加し、第2形状のミシン目371を形成する際に0〜200Vの電圧で振動させればよい。第1形状のミシン目370に対して左右に均等な第2形状のミシン目371を形成する場合には、第1形状のミシン目370を形成する場合に100Vを印加し、第2形状のミシン目371を形成する場合に圧電振動子367を0〜200Vで振動させればよい。このように、電圧のかけ方でミシン目の相対位置を変えることが可能である。
In order to increase the width of the perforation in the opposite direction, a voltage of 200 V is applied when the
図9Cの場合には、−Y方向側に第2形状のミシン目371を広げている。ミシン目を形成する場合に、ミシン目を挟んでいずれかの領域が廃棄される領域である場合には、廃棄される領域の側にミシン目の幅を広げることが好ましい。例えば、ユーザが切り取って封筒を作り返信するような場合には、封筒として使われる側のエッジが滑らかな方が見栄えが良い。このような場合には、ミシン目を封筒として使う側ではなく、その反対側へ広げるように指定することができる。即ち、ミシン目の幅を広げる向きを幅が狭いミシン目に対して片方向に広げることで、その広げる方を捨てる側の記録媒体側に広げるように設定すれば、使用する側のミシン目エッジを切り取った際に滑らかな仕上がりにすることができる。
In the case of FIG. 9C, the
なお、以上説明した第1の実施形態では、ミシン目形状を変更させる手段として、圧電振動子を含む手段を示したが、水晶振動子、セラミック振動子等の電歪振動子のみならず、適宜、超音波振動子、磁歪振動子などを用いてミシン目を形成することができる。 In the first embodiment described above, the means including the piezoelectric vibrator is shown as the means for changing the perforation shape, but not only an electrostrictive vibrator such as a crystal vibrator or a ceramic vibrator but also an appropriate one. A perforation can be formed using an ultrasonic transducer, a magnetostrictive transducer, or the like.
次に、第2の実施形態について説明する。以下では、主に第1の実施形態との相違点について説明する。
図10に示す縦ミシン刃380は、第1の実施形態の縦ミシン刃311に相当するものである。縦ミシン刃380は、その外周に縦ミシン刃311と同等の刃先部分と、異なる幅、長さの刃先部分を有する。具体的には、縦ミシン刃311と同等のものを外周において120度間隔で3箇所の刃を削除した残りの部分、即ち縦ミシン刃の回転方向における長さ及び回転方向に対する直交方向における幅が一定の刃が連続して形成されている第1の刃381と、その削除した部分に嵌め込まれ、第1の刃の長さ又は幅とは異なる長さ又は幅を有する第2の刃382とが、同軸的にビスで固定されて1つの縦ミシン刃380を構成している。第1の刃381の刃先は、前述のように、例えば0.2mmであるが、第2の刃382の刃先は、例えば0.4mmの幅広で構成されている。また、第1の刃381の刃の間隔は、例えば約1mm周期であり、その中の刃の部分の長さは半分の0.5mmであるが、第2の刃382の刃の長さは、例えば1.5mmである。なお、ここでは第1及び第2の刃の長さ及び幅が異なる場合について説明しているが、第1及び第2の刃の長さのみ、又は幅のみが異なっていてもよい。
Next, a second embodiment will be described. Hereinafter, differences from the first embodiment will be mainly described.
A
第2の実施形態では、第1の実施形態と異なり、圧電振動子367と圧電振動子制御部とを含む縦ミシン刃保持機構部360は用いられない。縦ミシン刃380は、図11A乃至図11Cに示されるように、保持部材であるリンクバー313に対して固定された軸(図示せず)の周りに回動自在に保持されている。カム312、リンクバー313及びカムフォロア314を含むカム・リンク機構によって縦ミシン刃380が記録媒体6に対して接離される点は、第1の実施形態と同じである。
In the second embodiment, unlike the first embodiment, the vertical sewing
さらに、第2の実施形態では、縦ミシン刃380の位置決め及び停止させる手段として、縦ミシン刃380の近傍に配置されたストッパ383及びプランジャ384が設けられている。ストッパ383は電磁ソレノイドである。ストッパ383が駆動されるとプランジャ384がZ方向へ引き込まれ、駆動が停止すると図示しないバネの力で−Z方向へ引き出される。プランジャ384の先端にはゴム部材が設けられており、プランジャ384の駆動が停止されて−Z方向へ引き出されたときに、このゴム部材が縦ミシン刃380の刃先に当接する。
Further, in the second embodiment, a
また、縦ミシン刃380の刃先近傍には、反射型の刃位置検知センサ385が配置されている。この刃位置検知センサ385は、反射光の違いにより、第1の刃381と第2の刃382との位置を識別する。
A reflective blade
図11Aに示すように、縦ミシン刃380が記録媒体6に当接している状態では、縦ミシン刃380は記録媒体6に連れ回されて回転する。また、この縦ミシン刃380は、図11Bに示すように、記録媒体6から離間した直後も慣性で回転を続ける。刃位置検知センサ385が第2の刃382を検出したときに、ストッパ383の駆動が切れ、プランジャ384の先端のゴム部材が縦ミシン刃380に当接することで回転が停止する(図11C)。このとき、第2の刃382の少なくとも1つの刃先が記録媒体6と対向する位置に位置決めされる。そして、次に、カム312が回転し、記録媒体6と縦ミシン刃380が接触する際には、第2の刃382から接触する。
As shown in FIG. 11A, when the
このように、第2の実施形態では第1の刃381よりも第2の刃382の方が刃幅が広く刃の長さが長いが広いので、記録媒体6上に幅広で長い凹部を形成でき、視認性を高めることができる。また、ミシン目開始位置に幅広いミシン目が形成されるので、ユーザが手で切断する際にも容易に切断し易い。さらに、ミシン目の大半の部分は幅が狭い第1の刃381で構成されるので、カット媒体全体のミシン目の強度を損なうことなく、切断前の画像を見にくくするものでもない。刃位置検知センサ385の位置を変えたり、刃位置検知センサ385が第2の刃382を検知してからストッパ383の駆動を切るタイミングを変えたりすることで、第2の刃382と記録媒体6の相対位置を変更することは可能である。
As described above, in the second embodiment, the
図12は、この縦ミシン刃380を用いてミシン目が形成された記録媒体6を示す図である。第1の刃381によって第1形状のミシン目370が形成される直線上に、第2の刃382によって第3形状のミシン目372が部分的に形成される。前述のように、第1形状のミシン目370は、ミシン目の幅が比較的狭く、長さも短いために目立ちにくい。従って、形成された画像を損なう程度も少ない。それに対して、第3形状のミシン目372は、ミシン目の凹部の幅も長さも大きいため、視認性が高い。第3形状のミシン目372が形成され部分では記録された画像が損なわれてしまうが、第3形状のミシン目372はミシン目全体の中で部分的にしかないため、大きく画像を損なうことなく、視認性を向上させることができる。
FIG. 12 is a view showing the
また、比較的短い長さのミシン目を入れるときも、第2の刃382の一部が最初に記録媒体6上に当たるので、確実に視認性の向上とユーザ切断時の容易性を得ることができる。
Further, even when a perforation having a relatively short length is made, since a part of the
なお、上述した各実施形態では、巻回された記録媒体を例として説明したが、葛折りされた長尺な記録媒体にも同様に適用できる。さらに上述した実施形態では、ミシン目装置がミシン目加工する対象物として記録媒体を例に挙げて説明したが、対象物は記録媒体に限定されるものではなく、他の長尺な連続部材、例えば、巻回された樹脂製シートにミシン目加工を行うことも可能である。尚、本実施形態では、長尺な記録媒体にミシン目を形成する例について説明したが、勿論限定されるものではなく、予めカットされたカット媒体にミシン目を形成する場合においても、本発明のミシン目装置を容易に適用でき、前述した各実施形態における効果と同等の効果を奏することができる。 In each of the above-described embodiments, the wound recording medium has been described as an example. However, the present invention can be similarly applied to a long folded recording medium. Furthermore, in the above-described embodiment, the recording medium is described as an example of an object to be perforated by the perforation apparatus, but the object is not limited to the recording medium, and other long continuous members, For example, it is possible to perforate the wound resin sheet. In this embodiment, the example in which the perforation is formed on the long recording medium has been described. However, the present invention is not limited to this, and the present invention is also applicable to the case where the perforation is formed on the cut medium that has been cut in advance. The perforation device can be easily applied, and the same effects as those in the above-described embodiments can be obtained.
さらに、上述した各実施形態では、金属材料からなる円盤形状のミシン刃を圧電振動子で振動させて、ミシン目の幅調整を行っているが、他にも、レーザ発光素子によるレーザ光を用いてカットする構成に対しても、同様な圧電振動子で振動させて、ミシン目の幅調整を行うことも可能である。レーザ光によるミシン目の幅調整は、光束幅を可変してもよいが、大きい出力が必要となるため、光束幅を変えずに振動させることで、出力を大きくすることなく、ミシン目幅を所望する幅に適宜調整することができる。 Further, in each of the above-described embodiments, the width of the perforation is adjusted by vibrating a disk-shaped sewing blade made of a metal material with a piezoelectric vibrator. In addition, laser light from a laser light emitting element is used. Even in the configuration of cutting, the width of the perforation can be adjusted by vibrating with the same piezoelectric vibrator. The perforation width adjustment with laser light may vary the beam width, but a large output is required, so by vibrating without changing the beam width, the perforation width can be adjusted without increasing the output. It can be appropriately adjusted to a desired width.
本発明によれば、
1. ミシン目の中の部分的な凹部の形状を他の凹部と比較して、幅広もしくはミシン目形成方向に長くすることで、その部分だけ視認性が向上し、切り取る際にミシン目を見つけることが容易となる。
2. 部分的に幅広もしくは長い長さのミシン目とすることで、切り取る以前のミシン目部分の強度を維持でき、取り扱いによって切れてしまうという不具合を防止することができる。
3. 部分的に幅広もしくは長い長さのミシン目とすることで、大半のミシン目は幅が狭く短い視認性の低いミシン目として残すことが可能で、記録媒体に形成された画像をミシン目が醜くすることを防止することができる。
4. ミシン目の中で、切り取り開始部分を他の部分に比較して幅広又は長い長さのミシン目とすることで、切り取る際にスムーズに切り取ることが可能となる。
5. ミシン刃の一部分が幅広もしくは長い長さの刃を有するミシン刃で、記録媒体と接触する前の刃の位置を位置決めして待機することで、記録媒体と接触する際にその幅広の部分をミシン目の開始位置近傍に設けることが可能となり、仮に全長が短い長さであってもその中に視認性が高く、切り取り易いミシン目凹部を形成することが可能となる。
6. ミシン刃を振動させることでミシン目形状を変更可能としたことにより、その振動子に与える電圧を変更することにより、好みの幅のミシン目形状を作ることが可能となる。また、駆動周波数やタイミングを変更することにより、用途に応じて好みのミシン目幅を自由な位置に設けることが可能となる。
According to the present invention,
1. By making the shape of the partial recesses in the perforation wider or longer in the perforation formation direction than other recesses, the visibility of only that part is improved, and the perforation can be found when cutting It becomes easy.
2. By making the perforation partly wide or long, it is possible to maintain the strength of the perforation part before cutting, and to prevent the problem of being cut by handling.
3. By making the perforations partially wide or long, most perforations can be left as narrow and short perforations with low visibility, and the perforations crawl the image formed on the recording medium. Can be prevented.
4). In the perforation, when the cut start portion is a perforation that is wider or longer than the other portions, the cut can be smoothly cut.
5. A part of the sewing blade has a wide or long blade, and by positioning and waiting for the blade before contacting the recording medium, the wide part is removed when contacting the recording medium. It can be provided in the vicinity of the start position of the eye, and even if the entire length is short, a perforation recess having high visibility and easy cutting can be formed therein.
6). Since the perforation shape can be changed by vibrating the perforation blade, the perforation shape having a desired width can be created by changing the voltage applied to the vibrator. Further, by changing the driving frequency and timing, it becomes possible to provide a preferred perforation width at a free position according to the application.
1…画像記録装置、2…給送部、3…画像記録部、4…カッタ装置、5…排出部、6…記録媒体、7…紙管固定シャフト、8…スタンド、9…ブレーキ、10…装置本体フレーム、11…搬送機構、12〜18…フリーローラ、19…テンションローラ、20〜23…フリーローラ、24…駆動モータ、30…ドラム、30a…回転軸、40…ドラム、40a…回転軸、41…駆動モータ、42…エンコーダ、50…ヘッド部、51…ヘッドユニット、60…ヘッド部、70、80…クリーニングユニット、90…ニップローラ対、91…カッタローラ対、91a…カッタローラ、91b…アンビルローラ、92…駆動モータ、93…カット刃、94、94a、94b…搬送ガイド、95、95a、95b…排出ローラ、96…排出トレイ、300…ミシン目装置、310…縦ミシン刃切り替え機構部、311…縦ミシン刃、312…カム、313…リンクバー、314…カムフォロア、315…取り付け板、316…カム駆動モータ、317…リンク支点、318…バネ、320…トラッキング機構部、321…スライドテーブル、322…アングル部材、323…スライドレール、324…トラッキングモータ、325…折り返しベルト機構、330…記録媒体搬送機構部、331…アンビルローラ、332…アンビルローラ駆動モータ、333…ニップローラ、340…フレーム部、341、342…側板、343、344…支持丸棒、345…支持角棒、351、352…設置丸棒、353、354…接続部材、355…マイクロメータ、356…つまみ部、357…直動スピンドル、360…縦ミシン刃保持機構部、361、362…ステー、363、364…保持板、365…軸部材、366…軸受け、367…圧電振動子、368…ジョイント、370〜372…ミシン目、373…横カット位置、374…刃位置検知センサ、380…縦ミシン刃、381、382…刃、383…ストッパ、384…プランジャ、385…刃位置検知センサ。
DESCRIPTION OF
Claims (10)
前記円盤状刃物を回転可能に保持する保持部材と、
を具備し、
前記複数の刃を前記被加工物の所望の部分に当接し、前記円盤状刃物を回転させることで、前記被加工物に複数の凹部が連なるミシン目を形成するミシン目形成装置であって、
前記複数の凹部のうちの一部もしくは全ての形状を可変する形状可変手段を有することを特徴とするミシン目形成装置。 A disc-shaped blade with a plurality of blades formed on the circumference;
A holding member for rotatably holding the disk-shaped blade;
Comprising
A perforation forming apparatus that forms perforations in which a plurality of recesses are continuous with the workpiece by rotating the disk-shaped blade by contacting the plurality of blades with desired portions of the workpiece,
A perforation forming apparatus comprising shape changing means for changing a part or all of the plurality of recesses.
前記保持部材を振動させる振動子と、
前記振動子の振動を制御する振動子制御部と、
を有することを特徴とする請求項1記載のミシン目形成装置。 The shape varying means is
A vibrator for vibrating the holding member;
A vibrator control unit for controlling the vibration of the vibrator;
The perforation forming apparatus according to claim 1, further comprising:
前記振動子は、前記保持部材をその軸方向に沿って振動させることを特徴とする請求項2記載のミシン目形成装置。 The holding member is a rotatable shaft-like holding member fixed to the center of the disc-shaped blade,
The perforation forming apparatus according to claim 2, wherein the vibrator vibrates the holding member along an axial direction thereof.
前記振動子制御部は、前記円盤状刃物が前記被加工物に当接した直後あるいは、該被加工物から離間する直前の所定時間のみ前記保持部材を振動させるように前記振動子を制御することを特徴とする請求項3記載のミシン目形成装置。 The holding member is configured to move between a position where the disk-shaped blade is in contact with the workpiece and a position where the disk-shaped blade is separated from the workpiece,
The vibrator control unit controls the vibrator so as to vibrate the holding member only for a predetermined time immediately after the disk-shaped blade comes into contact with the workpiece or immediately before being separated from the workpiece. The perforation forming apparatus according to claim 3.
前記形状可変手段は、前記複数の刃を構成するものであって、前記円盤状刃物の円周上に形成された刃で、かつ前記第1の刃の長さ又は幅とは異なる長さ又は幅の第2の刃であることを特徴とする請求項1記載のミシン目形成装置。 Among the plurality of blades formed on the circumference of the disk-shaped blade, blades having a constant length in the rotation direction of the disk-shaped blade and a width in a direction orthogonal to the rotation direction are continuously formed. Having a first blade,
The shape variable means constitutes the plurality of blades, and is a blade formed on a circumference of the disk-shaped blade and has a length different from the length or width of the first blade or The perforation forming apparatus according to claim 1, wherein the perforation forming apparatus is a second blade having a width.
前記円盤状刃物が前記被加工物から離間した位置で回転を継続している状態で、第2の刃が前記被加工物に対向する位置に達したことを検出するセンサと、
前記センサの出力に基づいて、前記円盤状刃物の回転を停止させるストッパと、
を有することを特徴とする請求項8記載のミシン目形成装置。 The holding member is movable so as to be movable between a position where the disk-shaped blade is in contact with the workpiece and a position where the disk-shaped blade is separated from the workpiece;
A sensor for detecting that the second blade has reached a position facing the workpiece in a state in which the disk-shaped blade continues to rotate at a position separated from the workpiece;
Based on the output of the sensor, a stopper for stopping the rotation of the disk-shaped blade,
The perforation forming apparatus according to claim 8, comprising:
Priority Applications (1)
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