JP2011157111A - 流動体容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 容器本体内の気密性とピストンの摺動性を損なうことなく、ピストンを容器本体に装填可能な流動体容器を提供する。
【解決手段】 吐出ポンプ100を備える流動体容器において、蓋部材120に、第1ピストン40を保持するためのピストン保持部126と、容器本体10における開口部11を、ピストン保持部126と嵌合させるための開口部11に形成された嵌合部16と、を備える。ピストン保持部126を嵌合部16に嵌合したときに、ピストン保持部126の内周面と第1シリンダ12の内周面が略同一となる。
【選択図】 図1

Description

この発明は、内部の気密性を高めるために容器内にピストンを装填した流動体容器に関する。
従来、この種の流動体貯留容器として、例えば、特許文献1に記載の流動体容器が知られている。この流動体容器は、容器本体内にピストンが移動可能なシリンダ部を有し、ピストンを貫通するとともにシリンダ部の底部から流動体を容器の吐出部に向かって導通させるための管部材を備えている。この流動体容器においては、さらに容器本体の頂部に、押圧によりシリンダ部の流動体を吐出させるための吐出ポンプを装着しており、この流動体容器におけるピストンは、吐出ポンプの作用によるシリンダ部内の流動体の減少に伴って、容器本体の底部に向かって移動する構成となっている。
特開2009−173319号公報
このような流動体容器において容器本体内に装填されるピストンは、容器本体内の流動体、例えば、美容分野における美容クリーム等の化粧品が空気に触れることによって劣化、変質等をするのを防止するための役割を担っている。このため、ピストンは、シリンダ部をスムーズに移動可能であるとともに空気の進入を防止する気密性や液漏れを防止する液密性等を維持することが可能な可撓性および形態保持力を備えている必要がある。
また、吐出ポンプの作用によるシリンダ部内の流動体の減少に伴って、ピストンが容器本体の下部から上部、すなわち、容器本体の底部から吐出ポンプ側に向かって移動する構成を採用している一般的な流動体容器の場合は、ピストンを容器本体内に装填した後に流動体を充填している。しかし、引用文献1に記載されているように、ピストンが容器本体内の上部から下部、すなわち、吐出ポンプ側から容器本体の底部に向かって移動する構成を採用している流動体容器の場合は、ピストンの装填の前に容器本体内に流動体を充填しておかなければならない。このため、この種の流動体容器において、容器本体内にピストンを装填する場合には、あらかじめ流動体を充填した容器本体の上部に上から押し込むようにしてピストンを装填している。このとき、ピストンに対する上からの力が不均一であると、ピストン自体に歪みが生じ十分な容器本体内の気密性を維持できないばかりでなく、容器本体のシリンダ部におけるピストンの摺動性も損なわれるという問題が生じていた。さらに、ピストンを流動体を上に押し込むときに、流動体が漏れて無駄になるという問題も生じていた。
本願発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、容器本体内の気密性とピストンの摺動性を損なうことなく、ピストンを容器本体に装填可能な流動体容器を提供することを目的とする。
その内部に流動体を貯留する流動体貯留部が形成されたシリンダ部を備えた容器本体と、前記容器本体の開口部に対応する蓋部材を有し、流動体を当該容器本体の外部に吐出させる吐出ポンプと、その中央に流動体を前記吐出ポンプに向かって導通させるための管部
材が貫通する孔部を有し、流動体容器におけるシリンダ部内に装填されるピストンとを備え、前記容器本体に対し、前記吐出ポンプを前記蓋部材を介して接続するとともに、前記吐出ポンプからの流動体吐出に伴って、前記ピストンが容器本体底部に向かって前記シリンダ部内を移動する流動体容器において、前記蓋部材に形成され、前記ピストンをその外側から取り囲むように保持する円筒状のピストン保持部と、前記容器本体における前記開口部を、前記ピストン保持部と嵌合させるための前記開口部に形成された嵌合部と、を備えるとともに、前記ピストン保持部を前記嵌合部に嵌合したときに、前記ピストン保持部の内周面と前記シリンダ部の内周面とが略同一となることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記ピストン保持部は、前記蓋部材と一体成形される。
請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の発明において、前記蓋部材に、前記容器本体内に空気を導入するための通気孔を形成させた。
請求項1乃至請求項3に記載の発明は、蓋部材にピストン保持部を設けたことにより、容器本体内にピストンを装填するときにピストンを変形させることなく、容易に装填することができる。また、ピストン保持部の内周面とシリンダ部の内周面が略同一となるように、ピストン保持部を容器本体の開口部に嵌め合わせることで、ピストンの摺動面に段差等がなく、流動体容器の使用の初期から終期にいたるまで、安定したピストンの摺動動作を得ることができ、流動体容器の吐出不良を低減することができる。
この発明の実施形態に係る流動体容器を分離して示す縦断面図である。 この発明の実施形態に係る流動体容器に流動体を貯留した状態を示す縦断面図である。 この発明の実施形態に係る流動体容器の使用状態を示す説明図である。 この発明の実施形態に係る流動体容器の使用状態を示す説明図である。 この発明の実施形態に係る流動体容器の使用状態を示す説明図である。
以下に、この発明の実施の形態を図面を参照して説明する。図1は、この発明の実施形態に係る流動体容器を分離して示す縦断面図であり、図2は、この流動体容器に流動体を貯留した状態を示す縦断面図である。
この流動体容器は、美容の分野で使用されるヘアージェルやクレンジングジェル等の一般にジェルと呼称されるゲル(gel)、または、栄養クリームやマッサージクリーム等のクリーム状物、あるいは、化粧水等の液体などを貯留するための化粧品用の容器として使用されるものである。なお、この明細書においては、高粘度の液体や半流動体あるいはゾルがジェリー状に固化したゲルやクリーム状物等と通常の液体とを含めて流動体と呼称する。
また、この明細書においては、図1および図2における上下方向を流動体容器における上下方向と規定する。すなわち、この実施形態に係る流動体容器においては、図1および図2に示すノズルヘッド110側を上方向とし、容器本体10の底部13側を下方向とする。
この流動体容器は、その内部に流動体を貯留する容器本体10と、容器本体10の開口部11に配設される吐出ポンプ100と、吐出ポンプ100の上部を被うキャップ50と
、容器本体10の底部13から吐出ポンプ100に至る流路31を有する管部材30と、容器本体10内を摺動可能な第1ピストン40とを備える。このような構成から、この流動体容器は、容器本体10の底部13と第1ピストン40との間に形成される空間に流動体を貯留する流動体貯留部14が形成される。
また、この流動体容器においては、吐出ポンプ100の作用で、流動体貯留部14内に貯留された流動体が容器外に吐出され、流動体貯留部14内の流動体の減少に伴って、第1ピストン40は容器本体10内を底部13方向に移動する。
容器本体10は、第1シリンダ12を有する有底円筒形状を有し、この第1シリンダ12内において第1ピストン40が摺動する。容器本体10の底部13は、第1ピストン40における流動体の接触面に対応する形状を有するとともに、管部材30の下端部と対応する位置にくぼみを形成させている。そして、容器本体10の下部には、流動体容器としての立位姿勢が保てるように、底カバー15が配設されている。また、開口部11には、後述する蓋部材120と嵌め合わせるために第1シリンダ12よりも肉薄となる嵌合部16が形成され、さらに、その内周面には蓋部材120を固定するための凹部が形成されている。なお、第1シリンダ12の内径は、後述するピストン保持部126の内径と同一となるように形成されるが、ピストン保持部126の内径よりもやや大きくてもよい。
管部材30は、後述する吐出ポンプ100における第2シリンダ130の下端部に形成された流入口119に接続され、吐出ポンプ100と容器本体10が接続された状態において、容器本体10の底部13付近に達する長さを有する。吐出ポンプ100の作用により流動体貯留部14における底側の流動体が管部材30内を通過してノズルヘッド110側へと移動する。
第1ピストン40は、樹脂等により一体成型され、可撓性および形態保持力を備えた構造を有する。この第1ピストン40は、その内側中心に管部材30を貫通させるための筒部を有し、その筒部の内壁には断面視において管部材30の外周面に当接させて液密性を維持するための先の尖った形状を有する凸部を設けている。また、第1ピストン40の外周には、第1シリンダ部12の内周面に当接させて液密性を維持するための凸部を所定の距離だけ離隔した位置、すなわち、上下に一対備える。なお、この種の流動体容器において第1シリンダ12を移動するピストンは、第1シリンダ12内での摺動性の確保のため、第1シリンダ12の内周面との当接面積が少ないものが採用される。このため、この実施形態においてはピストン外周面の離隔した位置に第1シリンダ12の内周面と当接する凸部を設けた第1ピストン40を採用しているが、凸部の形成位置や数、形状等は、必要とされるピストンの摺動性、気密性、液密性の観点から種々のものが選択可能である。
吐出ポンプ100は、ノズルヘッド110と、蓋部材120と、第2シリンダ130と、第2シリンダ130内を往復可能に移動する第2ピストン140と、ノズルヘッド110と第2ピストン140を連結することにより、ノズルヘッド110に付与された押圧力を第2ピストン140に伝達して第2ピストンを下降させるために互いに連結固定された中空状の第1、第2連結筒150、160と、第1、第2連結筒150、160の外周部に配設されたコイルバネ113と、流動体貯留部14から管部材30を介して第2シリンダ130内に流動体を流入させる第1弁機構112と、第2シリンダ130から第1、第2連結筒150、160へ流動体を流入させる第2弁機構162を備える。
ノズルヘッド110は、流動体を吐出するための吐出口114と、流動体の吐出時に押圧される押圧部115とを備え、このノズルヘッド110に第1連結筒150が接続されている。
コイルバネ113は、強力な付勢を得るために、金属製のものが使用される。コイルバネ113は、第1、第2連結筒150、160の外周部に配設されることから、第1、第2連結筒150、160内部を通過する流動体と接触することはない。
第1連結筒150は、フランジを有する筒状部材であり、コイルバネ113をフランジに当接させるように配置することで、バネストッパーとしての役割も担っている。
第2ピストン140は、樹脂等により一体成型され、その内側に第2連結筒160を貫通させるための筒部を有し、その外周には、第2シリンダ部130の内壁に当接させて液密性を維持するための先端が尖った形状を有する凸部を離隔した位置に一対備える。
第1弁機構112は、第2シリンダ130の内部が減圧されたときには、第2シリンダの下端部付近に形成された流入口119を開放するためのものである。この第1弁機構は、樹脂製の弁体212を備え、第2シリンダ130の内部が減圧に伴って弁体212が弾性変形し流入口119から離隔することにより、流動体を第2シリンダ130に流入可能としている。なお、弁体212自体の第2シリンダ130内での上下動は、第2シリンダ130の内壁に形成されたストッパーにより規制される。
第2弁機構162は、ノズルヘッド110に押圧力が加えられたときには、第2ピストン140の下端から離隔することにより第1、第2連結筒150、160の内部と第2シリンダ130の内部を連通する流路を開放するとともに、ノズルヘッド110に対する押圧力が解除されたときには、第2ピストン140に下端に当接することにより第1、第2連結筒150、160の内部と第2シリンダ130の内部とを連通する流路を閉止するためのものである。この第2弁機構162は、第2連結筒160の下方に流入口166を穿設し、さらにその下方に第2ピストン140の下端平面から離隔することにより流入口166を開口するとともに、第2ピストン140の下端平面に当接することにより流入口166を閉止する開閉部材163を備える。
蓋部材120は、直径の異なる筒状体を同心円状に多段に配置した形状を有し、内部に第1連結筒150を挿入する挿入筒を設けるとともにノズルヘッド110が上下移動可能な内径を有する第1筒部121と、内部に第2シリンダ130の上端部を固定する第2筒部122と、第2シリンダ130を収容する第3筒部123と、キャップ50と嵌め合わせ可能な凸部を外側面に形成させた第4筒部124と、容器本体10の開口部11に嵌め合わせ可能であるとともにその内部に第1ピストン40を保持するピストン保持部126とから構成される。第4筒部124とピストン保持部126との段差部分には、第1ピストン40と蓋部材120との間に形成される空間に空気を連通させ、容器本体10の変形を防止するための孔部128が穿設されている。なお、これら第1筒部121、第2筒部122、第3筒部123、第4筒部124およびピストン保持部126は一体成形されている。
ピストン保持部126は、その内径が上述した第1シリンダ12の内径と同一となる円筒形状を有し、その外周面には、厚みを肉薄にすることで嵌合部16と嵌め合わせることが可能な部分を形成させている。ピストン保持部126の下方先端は、先端部付近の内周側は周面に沿って平坦としているが、外周側には緩やかなアール面を形成させることによりその断面形状がやや先細りとなる形状を有する。また、ピストン保持部126における嵌合部16との嵌め合い部分の外周面には凸部が形成され、この凸部が嵌合部16の内周面に形成された凹部と嵌合することにより、容器本体10に蓋部材120が固定される。そして、ピストン保持部126における嵌合部16との嵌め合い部分の厚みは、図2に示すように、ピストン保持部126と嵌合部16とが互いに嵌め合わされたときの両者の重なり部分の厚みが第1シリンダ12の厚みと同一となるように形成される。
容器本体10内に流動体を充填し、吐出ポンプ100を装着する前においては、図1に示すように、まず、吐出ポンプ100に蓋部材120を介して、キャップ50、第1ピストン40が接続され、さらに、第2シリンダ130を介して管部材30が接続された状態に組み立てられる。そして、この吐出ポンプ100を中心とする組み立て物を容器本体10の開口部11から容器本体10内に挿入し、蓋部材120を介して容器本体10に接続することにより、図2に示すように、流動体容器を組み立てる。
このように、予め第1ピストン40をピストン保持部126に保持させた状態で、第1ピストン40の容器本体10への導入を吐出ポンプ100等の接続と同時に行うことで、第1ピストン40に不必要な歪みや傾き、または変形を加えることなく、第1ピストン40を容易に容器本体10に装填することが可能となる。
この実施形態においては、第1シリンダ12の内径とピストン保持部126の内径を同一としている。そして、容器本体10の嵌合部16の厚みを第1シリンダ12の厚みより肉薄とし、ピストン保持部126の内周面は周面に沿って平坦とするとともにその厚みをピストン保持部126と嵌合部16とが嵌め合わされたときの両者の重なり部分の厚みが第1シリンダ12の厚みと同一となるように形成していることから、ピストン保持部126を開口部11に嵌め合わせたときに、容器本体10における第1ピストン40の摺動面において、ピストン保持部126と嵌合部16との嵌め合い部分と第1シリンダ12との境界、すなわち、蓋部材120と容器本体10という異なる部材間の継ぎ目に段差が生じることがなく、ピストン保持部126の内周面と第1シリンダ12の内周面が略同一となる。ここでの略同一とは、同一またはピストン保持部126と第1シリンダ12との内径の差(半径の差)が1%より小さい範囲内となるわずかな段差が両者の境界に生じている状態も含む。ここで、より好ましくは、ピストン保持部126の内径よりも第1シリンダ12の内径が大きいほうが好ましい。
図3乃至図5は、この実施形態に係る流動体容器の使用状態を示す説明図である。
図3乃至図5においては、ノズルヘッド110を押圧可能にキャップ50を取り外した状態を示しており、これらの図のうち、図3は、数回ノズルヘッド110を押圧して流動体を吐出したことにより第1ピストン40がピストン保持部126から第1シリンダ12に下降しはじめる使用初期の状態を、図4は、第1ピストン40がピストン保持部126から第1シリンダ12側に下降した使用中期の状態を、図5は、第1ピストン40が容器本体10の底部13に到達するまで流動体を吐出させた使用終期の状態をそれぞれ示す縦断面図である。
図3に示すように、図2においては、ピストン保持部126の内周面に当接していた第1ピストン40の外周面に形成されている上下一対の凸部のうち、下側の凸部がピストン保持部126の内周面と第1シリンダ12の内周面との境界を超えて、第1シリンダ12の内周面と当接している。第1ピストン40の外周面に形成される凸部の大きさは摺動性の観点から比較的小さく、ピストン保持部126と嵌合部16との嵌め合わせによるピストン保持部126と第1シリンダ12の内周面における継ぎ目部分に段差等がある場合には、凸部がそれらの段差等に引っかかりピストンの下降が妨げられたり、ピストン自体がいびつに変形して気密性や液密性が担保できなくなり、吐出ポンプ100の吐出不良の原因となることがある。しかしながら、この実施形態では、ピストン保持部126の内周面と第1シリンダ12の内周面が略同一となるように構成しているため、第1ピストン40の下降動作が妨げられることもなく、第1ピストン40の外周面に形成させた凸部が継ぎ目に引っかかることによる第1ピストン40の変形も生じない。
図4では、流動体貯留部14内に貯留された流動体の減少に伴って第1ピストン40がさらに下降し、図3においてピストン保持部126の内周面に当接していた第1ピストン40の外周面に形成されている上側の凸部もまた、ピストン保持部126の内周面と第1シリンダ12の内周面との境界を超えて、第1シリンダ12の内周面と当接している。上側の凸部も、上述した下側の凸部と同様、ピストン保持部126の内周面と第1シリンダ12の内周面が略同一となるように構成された面を、その動作を妨げられることなくスムースに通過している。
しかる後、第1ピストン40は、さらなる流動体の吐出による減少に伴って、継ぎ目のない単一部材で構成される第1シリンダ12の内周面を摺動し、図5に示すように、底部13に到達する。
このように、この実施形態では、ピストン保持部126の内周面と第1シリンダ12の内周面が略同一となるように構成したことで、流動体容器の使用の初期から終期にいたるまで、容器本体10内での第1ピストン40の安定した摺動動作を実現している。
10 容器本体
11 開口部
12 第1シリンダ
13 底部
14 流動体貯留部
15 底カバー
16 嵌合部
30 管部材
40 第1ピストン
50 キャップ
100 吐出ポンプ
110 ノズルヘッド
112 第1弁機構
113 コイルバネ
120 蓋部材
121 第1筒部
122 第2筒部
123 第3筒部
124 第4筒部
126 ピストン保持部
130 第2シリンダ
140 第2ピストン
150 第1連結筒
160 第2連結筒
162 第2弁機構

Claims (3)

  1. その内部に流動体を貯留する流動体貯留部が形成されたシリンダ部を備えた容器本体と、
    前記容器本体の開口部に対応する蓋部材を有し、流動体を当該容器本体の外部に吐出させる吐出ポンプと、
    その中央に流動体を前記吐出ポンプに向かって導通させるための管部材が貫通する孔部を有し、流動体容器におけるシリンダ部内に装填されるピストンとを備え、
    前記容器本体に対し、前記吐出ポンプを前記蓋部材を介して接続するとともに、前記吐出ポンプからの流動体吐出に伴って、前記ピストンが容器本体底部に向かって前記シリンダ部内を移動する流動体容器において、
    前記蓋部材に形成され、前記ピストンをその外側から取り囲むように保持する円筒状のピストン保持部と、
    前記容器本体における前記開口部を、前記ピストン保持部と嵌合させるための前記開口部に形成された嵌合部と、
    を備えるとともに、
    前記ピストン保持部を前記嵌合部に嵌合したときに、前記ピストン保持部の内周面と前記シリンダ部の内周面とが略同一となることを特徴とする流動体容器。
  2. 請求項1に記載の流動体容器において、
    前記ピストン保持部は、前記蓋部材と一体成形される流動体容器。
  3. 請求項1または請求項2に記載の流動体容器において、
    前記蓋部材に、前記容器本体内に空気を導入するための通気孔を形成させた流動体容器。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101881362B1 (ko) * 2017-03-30 2018-07-25 펌텍코리아(주) 이중피스톤을 갖는 화장품 용기

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