JP2011157017A - ハイブリッド車両 - Google Patents

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Abstract

【課題】少なくとも第一モータジェネレータの回転の停止を終了する際に発生するショックを抑制できるハイブリッド車両を提供すること。
【解決手段】内燃機関10と、MG1と、駆動輪91とを連結し、内燃機関10の動力を、MG1と駆動輪91とに分割する動力分割機構40と、MG1の回転を機械的に停止するブレーキ機構50と、バッテリ22からの直流電力を交流電力に変換してMG1に供給可能であり、且つMG1からの交流電力を直流電力に変換してバッテリ22に回収可能なインバータ21と、を備えるハイブリッド車両において、ブレーキ機構50によりMG1の回転が停止している際に、MG1あるいはインバータ21の少なくともいずれか一方の温度が所定温度以上か否かを判定し、所定温度以上である場合は、ブレーキ機構50によるMG1の回転の停止を終了する。
【選択図】図1

Description

本発明は、内燃機関と電気モータとを動力源として走行可能なハイブリッド車両に関するものである。
近年、燃料の燃焼によりトルクを出力する内燃機関と、電力の供給によりトルクを出力する電気モータとを搭載し、この内燃機関と電気モータのトルクを車輪に伝達することで走行可能とするハイブリッド車両が知られている。このようなハイブリッド車両では、車両の走行状況に応じて、発電機の回転を固定することで、内燃機関から駆動輪へ変速比を固定して動力伝達を行う固定変速モードと、発電機の回転を制御することで、内燃機関から駆動輪へ変速比を無段に変更して動力伝達を行う無段変速モードを備えたハイブリッド車両が提案されている(例えば、特許文献1,2参照)。
特許文献1には、発電機の回転を機械的に停止するブレーキ機構を設けたハイブリッド車両が開示されており、固定変速モードから無段変速モードへの変速モード切替時に、発電機の発熱を抑制するハイブリッド車両のモード切替装置が開示されている。
特許文献1では、固定変速モード中は、ブレーキ機構により発電機の回転を機械的に停止し、固定変速モードから無段変速モードへの変速モード切替時に、発電機がブレーキの内部応力トルクに対応した目標トルクを発生した後、前記ブレーキ機構による発電機の回転の停止を終了する。また、固定変速モードから無段変速モードへの変速モード切替時に、発電機の温度が定格範囲を超えると、発電機の通電量を低下させ、発電機やインバータの発熱量を低減する。
特開2006−183719号公報 特開2005−024071号公報
ところで、上記特許文献1では、車両が固定変速モードで走行中に無段変速モードに切り替える際に発電機の温度が定格範囲を超える場合は、発電機の発熱量を抑制するために通電量を低下させるが、通電量の低下によって発電機が目標トルクを出力することができず、内燃機関のエンジントルクの反力を受け持つことができなくなり、変速モード切替時にショックを発生する虞がある。また、発電機が目標トルクを出力できないため、車両の駆動力低下を招き、走行性能が低下する虞がある。一方、発電機の温度が定格範囲を超える場合に、固定変速モードから無段変速モードへの切り替えを行う場合は、変速モード切替時に発生するショックを抑制することはできるが、発電機の温度が定格範囲を超えるため、発電機の耐久性が低下する虞がある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、少なくとも第一モータジェネレータの回転の停止を終了する際に発生するショックを抑制できるハイブリッド車両を提供することを目的とする。
本発明のハイブリッド車両は、駆動輪に動力を出力する内燃機関と、内燃機関から出力される動力により発電する第一モータジェネレータと、内燃機関と、第一モータジェネレータと、駆動輪とを連結し、内燃機関の動力を、第一モータジェネレータと駆動輪とに分割する動力分割機構と、第一モータジェネレータの回転を機械的に停止するブレーキ機構と、バッテリからの直流電力を交流電力に変換して第一モータジェネレータに供給可能であり、且つ第一モータジェネレータからの交流電力を直流電力に変換してバッテリに回収可能なインバータと、を備えるハイブリッド車両において、ブレーキ機構により第一モータジェネレータの回転が停止している際に、第一モータジェネレータあるいはインバータの少なくともいずれか一方の温度が所定温度以上か否かを判定し、所定温度以上である場合は、ブレーキ機構による第一モータジェネレータの回転の停止を終了することを特徴とする。
上記のハイブリッド車両において、内燃機関の出力する出力トルクが大きいほど、所定温度を小さくすることが好ましい。
上記のハイブリッド車両において、所定温度は、ブレーキ機構による第一モータジェネレータの回転の停止を終了しても第一モータジェネレータの回転数をゼロに維持できるゼロ維持トルクを第一モータジェネレータに発生させた場合において所定温度から上昇した第一モータジェネレータあるいはインバータの少なくともいずれか一方の温度が、第一モータジェネレータあるいはインバータの少なくともいずれか一方の温度の定格温度を超えない値であることが好ましい。
本発明によれば、第一モータジェネレータの回転の停止を終了する際に発生するショックを抑制することができるという効果を奏する。また、本発明によれば、温度上昇対象の温度が所定温度以上であると、ゼロ維持トルクを第一モータジェネレータに発生させて、第一モータジェネレータの回転の停止を強制的に終了するので、温度上昇対象の耐久性の低下を抑制することができる。
図1は、実施形態に係る車両の概略構成を示す模式図である。 図2は、エンジントルクとインバータの温度に関する図である。 図3は、HVECUが実行する車両制御のフローチャートである。
以下、この発明につき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施の形態(以下、「実施形態」と記す)によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
実施形態に係る車両の概略構成について、図1を用いて説明する。図1は、実施形態に係る車両の概略構成を示す模式図である。
図1に示すように、車両1は、駆動輪91を回転駆動して推進するために、原動機として、内燃機関10と、発電可能な電動機である第一モータジェネレータ(以下、「MG1」と称する),第二モータジェネレータ(以下、「MG2」と称する)とを備えた、いわゆる「ハイブリッド車両」である。MG1,MG2は、後述する動力分割機構40と共に、駆動装置20(いわゆるハイブリッド・トランスアクスル)を構成している。駆動装置20は、内燃機関10と結合されて動力出力装置(パワープラント)を構成し、車両1に搭載されている。
車両1には、内燃機関10及びMG1,MG2を協調して制御する制御手段として、車両用の電子制御装置(以下、「HVECU」と記す)30が設けられている。HVECU30には、各種制御装置に入力信号や、出力信号の入出力を行う入出力ポート(I/O)(図示せず)や、各種マップなどが記憶されているROM(図示せず)が設けられている。HVECU30により制御されて、車両1は、内燃機関10とMG1,MG2を原動機として併用又は選択使用することが可能に構成されている。
内燃機関10は、燃料を燃焼させることにより燃料のエネルギを機械的仕事に変換して出力する熱機関であり、ピストン往復動機関である。内燃機関10は、図示しない燃料噴射装置、スロットル弁装置、及び各種センサ等を有しており、これら装置は、後述する内燃機関制御装置(以下、「エンジンECU」と記す)31により制御される。内燃機関10の出力軸(以下、「出力軸」と記す)11には、後述するブレーキ機構50が結合されている。内燃機関10は、出力軸11から駆動輪91に向けて機械的動力を出力する。内燃機関10が出力軸11から出力する機械的動力(以下、「エンジントルク」と記す)は、後述するエンジンECU31により制御可能となっている。内燃機関10には、出力軸11の回転角位置(以下、「クランク角」と記す)を検出するクランク角センサ12が設けられており、クランク角に係る信号をエンジンECU31に送出している。
エンジンECU31は、HVECU30から出力された要求出力に基づいて内燃機関10の運転制御を行うものである。具体的には、エンジンECU31は、この要求出力に基づいて、噴射信号、点火信号、開度信号などを内燃機関10に出力し、これらの出力信号によりこの内燃機関10に供給される燃料の燃料供給量や噴射タイミングなどの燃料噴射制御、図示しない点火プラグの点火制御、内燃機関10の図示しない吸気系統に設けられたスロットル弁の開度制御などが行われる。なお、エンジンECU31に入力された内燃機関10の運転状態に基づく情報、例えばクランク角センサ12により検出された機関回転数などは、HVECU30に出力される。
駆動装置20には、原動機としてMG1,MG2が設けられている。MG1及びMG2は、供給された電力を機械的動力に変換する電動機としての機能と、入力された機械的動力を電力に変換する発電機としての機能とを兼ね備えた、いわゆるモータジェネレータである。MG1は、主に発電機として用いられ、一方、MG2は、主に電動機として用いられる。
MG1およびMG2は、同期モータであり、それぞれ回転軸61,65と、ロータ62,66と、ステータ63,67とにより構成されている。回転軸61,65には、永久磁石であるロータ62,66が複数個それぞれ固定されている。ステータ63,67は、それぞれロータ62,66と対向する位置に配置され、図示しないハウジングに固定されている。MG1,MG2には、それぞれロータ62,66の回転角位置を検出するレゾルバ64,68が設けられており、ロータ62,66の回転角位置に係る信号を、後述するモータ制御装置(以下、「モータECU」と記す)32に送出している。さらに、MG1には、MG1の温度を測定するために温度センサ(図示しない)が設けられており、MG1の温度に係る信号を後述するモータECU32に送出している。
また、駆動装置20には、MG1,MG2に電力を供給する電力供給装置として、インバータ21が設けられている。インバータ21は、ステータ63,67に接続されている。インバータ21は、バッテリ22から供給される直流電力を交流電力に変換して、それぞれ対応するMG1,MG2に供給することが可能に構成されている。また、MG1,MG2からの交流電力を直流電力に変換して後述するバッテリ22に回収可能に構成されている。インバータ21の電力供給及び電力回収は、後述するモータECU32により制御される。さらに、インバータ21には、インバータ21の温度を測定するために温度センサ(図示しない)が設けられており、インバータ21の温度に係る信号を後述するモータECU32に送出している。
MG1,MG2、インバータには、高回転域において、発熱するため、予め、冷却システム(図示しない)が備えられており、例えば、MG1,MG2のステータ63,67を覆うようにして、ウォータジャケット(図示しない)を設ける。冷却システムは、ウォータジャケット(図示しない)に、ウォータポンプ(図示しない)により冷却媒体であるLLC(Long-Life-Coolant)を供給することで、MG1,MG2、インバータ21を冷却する。この冷却システムのウォータポンプは、流量を調節できるようになっており、後述するモータECU32により制御される。つまり、冷却システムは、冷却能力を変更することができ、モータECU32により冷却能力を制御することができる。さらに、冷却システムには、冷却媒体であるLLCの温度を測定するために温度センサ(図示しない)が設けられており、冷却媒体であるLLCの温度に係る信号を後述するモータECU32に送出している。
また、駆動装置20には、MG1,MG2を制御するためのモータECU32が設けられている。モータECU32は、HVECU30から要求トルク、及び要求回転速度に係る信号を受け、インバータ21を制御することで、MG1,MG2のそれぞれについて、ロータ62,66の回転速度(以下、「モータ回転速度」と記す)と、ロータ62,66から出力する機械的動力(以下、「モータ出力」と記す)とを調整することが可能となっている。また、モータECU32に入力されたMG1,MG2、インバータ21、冷却システムの運転状態に基づく情報、例えばMG1,MG2、インバータ21、冷却システムの温度などは、HVECU30に出力される。
内燃機関10とMG1とMG2と駆動輪91とは、動力分割機構40によって連結されている。この動力分割機構40は、内燃機関10から出力される出力トルク(以下、「エンジントルク」と記す)をMG1と駆動輪91とに分割すると共に、MG2からの出力を駆動輪91に伝達する。
動力分割機構40は、プラネタリギヤユニットを含んで構成されている。即ち、この動力分割機構40は、サンギヤ41と、このサンギヤ41の周囲に配置された複数のプラネタリアギヤ42と、この各プラネタリアギヤ42を保持するキャリア43と、プラネタリアギヤ42のさらに外周に配置されたリングギヤ44とを含んで構成されている。そして、出力軸11が中心軸45を介してキャリア43に結合されており、エンジントルクが動力分割機構40のキャリア43に入力される。また、MG2のロータ66は、回転軸65を介してリングギヤ44に結合され、ロータ66及びリングギヤ44は、図示しないギヤユニットを介して減速機88に結合されている。この減速機88は、MG2から動力分割機構40のリングギヤ44に入力された出力をドライブシャフト90に伝達するものであり、MG2はドライブシャフト90と常時もしくは変速機を介して接続された状態となっている。
また、MG1のロータ62は、回転軸61及び図示しないギヤユニットを介してサンギヤ41に結合されている。つまり、内燃機関10の動力は、動力分割機構40で分割され、サンギヤ41を介してMG1のロータ62に伝達可能である。また、内燃機関10の動力は、動力分割機構40で分割され、リングギヤ44、ドライブシャフト90などを介して駆動輪91にも伝達可能となっている。
そして、MG1には、MG1の回転を機械的に停止するブレーキ機構50が設けられている。ブレーキ機構50は、MG1のロータ62に連結されている回転軸61の回転を停止する、すなわち、MG1の回転軸61の回転を機械的に停止し、MG1のステータ63に対し、ロータ62を回転させないことで、MG1に接続されているサンギヤ41の回転を停止する。このブレーキ機構50は、モータECU32により制御される。HVECU30は、後述する無段変速モードから固定変速モードに切り替える際に、モータECU32を介して、ブレーキ機構50がMG1と係合し、固定変速モードから無段変速モードに切り替える際に、ブレーキ機構50からMG1を解放させる。これによって、動力分割機構40をロック状態とすることができる。なお、このブレーキ機構50は、摩擦式、爪またはピン結合式などのいずれのブレーキ機構であっても良い。
内燃機関10、あるいはMG2の少なくとも一方から出力される機械的動力は、動力分割機構40、減速機88を介してドライブシャフト90に伝達され、さらにこのドライブシャフト90のそれぞれに装着された駆動輪91に伝達される。なお、駆動輪91の近傍には、駆動輪91の回転速度を検出する車輪速センサ(図示せず)が設けられており、検出した駆動輪91の回転速度に係る信号をHVECU30に送出している。
また、車両1には、MG1,MG2に供給する電力を貯蔵し、充放電が可能なバッテリ(蓄電池)22と、バッテリ22の電圧を昇圧してインバータ21の供給電圧に変換可能な昇圧コンバータ(図示せず)が設けられている。バッテリ22は、MG1,MG2に設けられたインバータ21に、昇圧コンバータを介して電気的に接続されている。バッテリ22は、インバータ21を介して、それぞれMG1,MG2との間で充放電を行う。
また、車両1には、バッテリ22を監視するバッテリ監視用の電子制御装置(以下、「バッテリECU」と記す)33が設けられている。バッテリECU33は、バッテリ22の温度や電圧、充放電電流値等を監視している。これら情報からバッテリECU33は、バッテリ22の蓄電状態(state-of-charge:SOC)、及び充放電電力を算出している。バッテリECU33は、バッテリ22の蓄電状態、及びバッテリ22の充放電電力に係る信号等を、HVECU30に送出している。
また、車両1には、運転者によるアクセルペダル(図示せず)の操作量を検出するアクセルペダルポジションセンサ(図示せず)が設けられており、検出したアクセルペダルの操作量(以下、「アクセル操作量」と記す)に係る信号を、HVECU30に送出している。
HVECU30は、クランク角センサ12からのクランク角及び出力軸11の回転速度に係る信号と、車輪速センサからの駆動輪91の回転速度に係る信号と、MG1,MG2にそれぞれ設けられたレゾルバ64,68からのモータ回転速度に係る信号とを検出している。また、HVECU30は、アクセルペダルポジションセンサからのアクセル操作量に係る信号を検出している。また、HVECU30は、バッテリECU33からのバッテリ22の蓄電状態に係る信号と、加速度センサ(図示せず)からの車両1の前後、上下及び左右方向の加速度に係る信号を検出している。また、HVECU30は、MG1,MG2、インバータ21、冷却システムに設けられた温度センサからのMG1,MG2、インバータ21、冷却システムの温度に関わる信号を検出している。
これら信号に基づいて、HVECU30は、内燃機関10に要求する要求出力、MG1に要求する要求トルク、MG2に要求する要求トルクを算出する。そして、エンジンECU31に要求出力、モータECU32に要求トルクを出力する。
このように構成された車両1は、車両走行中において、内燃機関10及びMG2を原動機として併用又は選択使用し、これら原動機からの機械的動力を、動力分割機構40により駆動輪91に伝達することで、車両1を駆動することが可能となっている。また、車両1は、車両減速時においては、駆動輪91から動力分割機構40に伝達された機械的動力を、MG2で電力に変換して、バッテリ22に回収する、いわゆる回生制動を行うことが可能となっている。
以下に、本発明のブレーキ機構50を用いた変速モードの切替について説明する。図2は、エンジントルクとインバータの温度に関する図である。HVECU30は、運転者の駆動要求や、車両1の状態に応じて、無段変速モード、固定変速モードを選択する。
無段変速モードは、HVECU30が、モータECU32を介してMG1の回転数を可変とすることによって、動力分割機構40が無段変速機として機能し、動力伝達機構40の入力側(内燃機関10側)と出力側(駆動輪91側)との回転数の比である変速比を無段階に変速させる。これは、MG1は、動力分割機構40のサンギヤ41に連結されており、キャリア43の回転数に対してリングギヤ44の回転数をサンギヤ41の回転数によって変更することができるからである。無段変速モードでは、要求される変速比に基づいて、MG1は回転している。つまり、無段変速モードでは、MG1をゼロに収束させず、ブレーキ機構50により、MG1の回転を停止しない。
固定変速モードは、MG1の回転数をゼロに維持するものである。固定変速モードは、本実施形態では、HVECU30がモータECU32を介してMG1を回転数がゼロに収束するように制御し、MG1の回転数がゼロに収束した状態で、ブレーキ機構50がMG1と係合することによって、MG1に接続されているサンギヤ41の回転を停止することができ、動力伝達機構40の入力側(内燃機関10側)と出力側(駆動輪91側)との回転数の比である変速比を固定する。ここで、ブレーキ機構50は、MG1のロータ62に連結されている回転軸61の回転を停止する。ブレーキ機構50によりMG1の回転軸61を機械的に停止させる場合に、MG1の回転数をゼロに収束させていない状態で行うと、係合する際にショックが発生し、その衝撃が車両1に伝達されてドライバビリティの低下を引き起こす。従って、ブレーキ機構50がMG1と係合する前に、HVECU30によりMG1の回転数をゼロに収束するように制御することで、ブレーキ機構50がMG1と係合する際に発生するショックを抑制することができる。なお、固定変速モードでは、ブレーキ機構50によりMG1を回転させないことで変速比を固定するため、MG1で受け持つエンジントルクを、ブレーキ機構50で受け持つこととなる。従って、固定変速モード時に、MG1を作動させる必要がなく、機械的エネルギと電気的エネルギとのエネルギ変換による動力損失を防ぐことができる。
例えば加速走行から定常走行に移行した場合などは、主に内燃機関10から出力される機械的動力により走行することで効率が向上するので、MG1の回転を停止し、動力分割機構40を介して内燃機関10から出力される機械的動力をすべて駆動輪91に伝達するために、HVECU30が変速モードを無段変速モードから固定変速モードに切り替える。つまり、HVECU30は、MG1の回転を停止することで効率が良くなる場合に、無段変速モードで走行している状態から固定変速モードに切り替える。
また、例えば定常走行から加速走行に移行した場合など、ブレーキ機構50によるMG1の回転の停止を維持するよりも、HVECU30がモータECU32を介してMG1の回転を制御することで効率を向上することができる場合などは、HVECU30が固定変速モードから無段変速モードに切り替える。
ここで、固定変速モードから無段変速モードに切り替える場合は、ブレーキ機構50がMG1と係合している状態から、ブレーキ機構50からMG1を解放する。つまり、固定変速モードから無段変速モードに切り替える場合は、ブレーキ機構50によりMG1の回転を停止している状態から、ブレーキ機構50によるMG1の回転の停止を終了する。本実施形態では、ブレーキ機構50がMG1と係合している状態からブレーキ機構50からMG1を解放する前に、HVECU30がモータECU32を介してMG1のゼロ維持制御を行う。
ゼロ維持制御は、ブレーキ機構50によるMG1の回転の停止を終了しても、MG1の回転数をゼロに維持できるゼロ維持トルクをMG1の要求トルクとしてHVECU30がモータECU32に出力し、モータECU32を介してゼロ維持トルクを発生するようにMG1を制御するものである。つまり、ゼロ維持制御は、MG1が発生するトルクにより、エンジントルクの反力を受け、MG1の回転数をゼロに維持することができる制御である。ここで、ブレーキ機構50によるMG1の回転軸61が機械的停止を終了する前に、ゼロ維持制御を行わないと、ブレーキ機構50からMG1を解放する際にショックが発生し、その衝撃が車両1に伝達されてドライバビリティの低下を引き起こす。従って、ブレーキ機構50からMG1を解放する前に、HVECU30によりゼロ維持制御を行うことで、ブレーキ機構50からMG1を解放する際に発生するショックを抑制することができる。これにより、変速モード切替時に発生するショックを抑制することができる。なお、ゼロ維持制御では、MG1の回転数を実際にゼロに維持することが好ましいが、ゼロ近傍に維持しても良い。
ここで、本実施形態では、固定変速モード中に温度上昇対象であるインバータ21の温度tが所定温度t1以上の場合には、固定変速モードから無段変速モードへ切り替える。つまり、ブレーキ機構50によりMG1の回転を停止している場合に、インバータ21の温度tが所定温度t1以上の場合には、HVECU30によりゼロ維持制御を行った後、ブレーキ機構50からMG1を解放し、ブレーキ機構50によるMG1の回転の停止を終了する。なお、固定変速モード中にインバータ21の温度tが所定温度t1未満の場合は、固定変速モードを維持する。つまり、ブレーキ機構50によりMG1の回転を停止している場合に、インバータ21の温度tが所定温度t1未満以上の場合には、HVECU30によりゼロ維持制御を行わず、ブレーキ機構50がMG1と係合したまま、すなわち、ブレーキ機構50によるMG1の回転の停止を維持する。
HVECU30がゼロ維持制御を行うと、インバータ21が有する複数のインバータ素子のうち、特定のインバータ素子の温度が上昇し発熱するので、インバータ21の温度tが上昇し発熱する。所定温度t1は、HVECU30がMG1の回転数をゼロに維持する制御を行うことで発生するインバータ21の発熱がインバータ21の許容できる発熱を越えないように決定される。ここで、インバータ21の温度tが所定温度t1以上で、固定変速モードから無段変速モードへ切り替えると、変速モード切替時におけるゼロ維持制御によるインバータ21の発熱がインバータ21の許容できない発熱となる虞があるため、インバータ21の耐久性が低下する虞がある。従って、インバータ21の温度tに拘わらず固定変速モードを維持すると、インバータ21の温度tが所定温度t1を大きく超えた状態で、固定変速モードから無段変速モードへ切り替える場合があり、この場合においてもゼロ維持制御を行うので、変速モード切替時におけるゼロ維持制御によるインバータ21の発熱がインバータ21の許容できる発熱を越えてしまい、インバータ21の耐久性が低下する。そこで、上述のように、インバータ21の温度上昇を抑制するため、固定変速モード中に温度上昇対象であるインバータ21の温度tが所定温度t1以上の場合には、固定変速モードから無段変速モードへ強制的に切り替える。なお、所定温度t1は、実験または計算等により予め算出された値であり、制御変数として、HVECU30のROMに記憶されている。また、所定温度t1は、例えば、HVECU30がモータECU32を介してゼロ維持トルクをMG1に発生させた場合、すなわちゼロ維持制御を行った場合において、所定温度t1から上昇したインバータ21の温度tが、インバータ21の定格温度を超えない値であることが好ましい。これにより、固定変速モード中に温度上昇対象であるインバータ21の温度tが所定温度t1以上の場合には、固定変速モードから無段変速モードへ強制的に切り替えることで、インバータ21の耐久性の低下を抑制することができる。
所定温度t1は、実施形態では、図2に示すように、エンジントルクに応じて決定されるものであり、エンジントルクが大きいほど、所定温度t1は小さい値となるように、例えばマップなどで決定されている。ここで、ブレーキ機構50によるMG1の回転の停止が行われていない場合において、HVECU30によりゼロ維持制御が行われている間は、エンジントルクの反力をMG1で受け持つこととなるが、エンジントルクが大きいほどMG1で受け持つ反力が大きくなり、ゼロ維持トルクが大きくなるため、大きな電力を必要とする。従って、インバータ21の温度上昇は、HVECU30によるゼロ維持制御を行う際、エンジントルクが大きいと、エンジントルクが小さい場合と比較して大きくなる。ここで、所定温度t1を一定値とする場合は、所定温度t1がHVECU30によるゼロ維持制御を行う際に発生する最大のエンジントルクに合わせて決定されることとなる。上述のように、エンジントルクが小さい場合は、エンジントルクが大きい場合と比較して、HVECU30によるゼロ維持制御を行う際にMG1で受け持つ反力が小さいため、大きな電力を必要としない。つまり、エンジントルクが小さい場合は、エンジントルクが大きい場合と比較してインバータ21の温度上昇が小さくなるので、エンジントルクが大きいために、HVECU30によるゼロ維持制御を行うことによるインバータ21の発熱がインバータ21の許容できる発熱を越えるインバータ21の温度tでも、インバータ21の発熱がインバータ21の許容できる発熱を越えない場合がある。従って、所定温度t1をエンジントルクに応じて決定せずに一定値とする場合は、エンジントルクが小さくインバータ21の温度tが、HVECU30によるゼロ維持制御を行うことによるインバータ21の発熱がインバータ21の許容できる発熱を越えない温度であっても、HVECU30により固定変速モードを維持することなく、無段変速モードに切り替えることとなり効率がその分低下する。このため、エンジントルクが小さいほど所定温度t1を大きくすることによって、固定変速モード中において、HVECU30により固定変速モードから無段変速モードへの切り替えを抑制し、固定変速モードで走行し易くする。これにより、所定温度t1を一定値にして変速モードを切り替えることと比較すれば、エンジントルクが小さいほど、所定温度t1を大きくすることで、ブレーキ機構50によるMG1の回転の停止を長く維持することができるため、エンジントルクに応じて、所定温度t1を可変にすることで効率の良い切り替えを行うことができる。
次に、本実施形態における車両用の電子制御装置(HVECU)が実行する制御について、図1〜図3を用いて説明する。図3は、HVECUが実行する車両制御のフローチャートである。なお、以下の制御ルーチンは、制御周期ごとに繰り返され、エンジントルク、インバータの温度t、所定温度t1は、制御ルーチンごとに更新される。
図3に示すように、まず、HVECU30は、車両1が現時点において、固定変速モード中であるか否かを判断する(ステップS10)。ここでは、HVECU30は、ブレーキ機構50によりMG1の回転を停止しているか否かを判断する。
次に、HVECU30は、固定変速モード中であると判断(ステップS10肯定)すると、エンジントルクを取得する(ステップS11)。ここでは、HVECU30は、ブレーキ機構50によりMG1の回転を停止していると判断すると、エンジントルクを取得する。また、HVECU30は、固定変速モード中でないと判断(ステップS10否定)すると、無段変速モード中であるので、現在の制御ルーチンを終了し、次の制御ルーチンに移行する。
次に、HVECU30は、無段変速モードに切り替えるか否かを判断する(ステップS12)。ここでは、HVECU30は、例えば固定変速モードで走行中に、無段変速モードに切り替え、すなわちMG1の回転の停止を終了することにより効率が良くなるか否かを判断する。
次に、HVECU30は、無段変速モードに切り替えないと判断(ステップS12否定)すると、所定温度t1を決定する(ステップS13)。ここでは、HVECU30は、固定変速モードを維持すると判断すると、取得したエンジントルクと、上述したマップ(図2参照)とに基づいて、取得したエンジントルクが大きいほど小さくなるように所定温度t1を決定する。なお、無段変速モードに切り替えると判断(ステップS12肯定)すると、ステップS16に移行する。
次に、HVECU30は、インバータ21の温度tを取得する(ステップS14)。
次に、HVECU30は、取得したインバータ21の温度tが所定温度t1以上か否かを判断する(ステップS15)。ここでは、HVECU30は、インバータ21の温度tの状態で固定変速モードを実際に維持することが可能か否かを判断する。つまり、HVECU30は、取得したインバータ21の温度tが、HVECU30によるゼロ維持制御によってインバータ21の発熱がインバータ21の許容できる発熱を越えてしまう温度であるか否かを判断する。
次に、HVECU30は、取得したインバータ21の温度tが所定温度t1以上と判断(ステップS15肯定)すると、MG1をゼロ維持制御する(ステップS16)。ここでは、HVECU30は、HVECU30によるゼロ維持制御によってインバータ21の発熱がインバータ21の許容できる発熱を越えてしまうと判断すると、固定変速モードから無段変速モードに強制的に切り替えるため、ブレーキ機構50によるMG1の回転の停止を終了する前に、ブレーキ機構50によるMG1の回転の停止を終了してもMG1の回転数をゼロに維持できるゼロ維持トルクをMG1に発生させる。また、HVECU30は、固定変速モードから無段変速モードに切り替えることで効率が良くなると判断しても、MG1をゼロ維持制御する。なお、ゼロ維持トルクは、上記取得したエンジントルクに基づいて算出される。
次に、HVECU30は、ブレーキ機構50からMG1を解放する(ステップS17)。ここでは、HVECU30は、HVECU30によるゼロ維持制御によって、MG1に発生したゼロ維持トルクによりMG1の回転をゼロに維持できる状態で、ブレーキ機構50によるMG1の回転の停止を終了する。従って、MG1の回転が許可され、HVECU30がモータECU32を介してMG1の回転数を制御することができる。
また、HVECU30は、インバータ21の温度tが所定温度t1未満と判断(ステップS15否定)すると、現在の制御ルーチンを終了し、次の制御ルーチンに移行する。つまり、HVECU30は、HVECU30によるゼロ維持制御によって、インバータ21の発熱がインバータ21の許容できる発熱を越えないと判断すると、固定変速モードから無段変速モードに強制的に切り替えを行わない。つまり、HVECU30によるゼロ維持制御によってMG1にゼロ維持トルクを発生させず、ブレーキ機構50によりMG1の回転の停止を維持することで、固定変速モードを維持する。
以上のように、固定変速モード中、すなわちブレーキ機構50によりMG1の回転を停止している場合に、温度上昇対象であるインバータ21の温度tが所定温度t1以上、すなわちMG1のゼロ維持制御を行うことでインバータ21の温度上昇が起きインバータ21の発熱がインバータ21の許容できない発熱となる虞がある状態とならない限りは、固定変速モードを維持、すなわちブレーキ機構50によりMG1の回転を停止する。これにより、MG1の回転を停止することによる効率が良い状態を維持することができる。一方、温度上昇対象であるインバータ21の温度tが所定温度t1以上、すなわちMG1のゼロ維持制御を行うことでインバータ21の温度上昇が起きインバータ21の発熱がインバータ21の許容できない発熱となる虞がある状態となると、固定変速モードから無段変速モードへ強制的に切り替え、すなわちMG1のゼロ維持制御を行い、ブレーキ機構50によるMG1の回転の停止を終了する。従って、インバータ21の温度tに拘わらず固定変速モードを維持した場合におけるインバータ21の温度上昇を抑制することができ、ゼロ維持制御によるインバータ21の発熱がインバータ21の許容できる発熱を越えることを抑制でき、インバータ21の耐久性の低下を抑制することができる。また、固定変速モードから無段変速モードへ強制的に切り替え、すなわちMG1のゼロ維持制御を行い、ブレーキ機構50によるMG1の回転の停止を終了する際に、ゼロ維持制御によるインバータ21の発熱がインバータ21の許容できない発熱となる虞を抑制できるので、ゼロ維持制御を確実に行うことができ、MG1の回転の停止を終了する際に発生するショックを抑制することができる。つまり、本実施形態にかかる車両1では、インバータ21の耐久性の低下を抑制しつつ、MG1の回転の停止を終了する際に発生するショックを抑制することができる。
また、本発明の実施形態では、インバータ21を温度上昇対象としたが、これに限定されるものではなく、MG1であっても良い。また、インバータ21の温度tが所定温度t1以上である場合に、HVECU30によるゼロ維持制御を行い、ブレーキ機構50からMG1を解放し、MG1の回転の停止を終了したが、これに限定されるものではなく、MG1の温度、冷却媒体であるLLCの温度が所定温度以上である場合に、HVECU30によるゼロ維持制御を行い、ブレーキ機構50からMG1を解放し、MG1の回転の停止を終了しても良い。MG1の温度に対応する所定温度は、HVECU30によるゼロ維持制御を行うことで発生するMG1の発熱がMG1の許容できる発熱を越えないように決定される。また、冷却媒体であるLLCの温度に対応する所定温度は、HVECU30によるゼロ維持制御を行うことで発生するインバータ21あるいはMG1の発熱がインバータ21あるいはMG1の許容できる発熱を越えないように決定される。なお、HVECU30は、インバータ21の温度、MG1の温度、冷却媒体であるLLCの温度の少なくとも2以上が所定温度以上である場合に、HVECU30によるゼロ維持制御を行い、ブレーキ機構50からMG1を解放し、MG1の回転の停止を終了しても良い。
以上のように、本発明は、ハイブリッド車両に有効であり、少なくとも第一モータジェネレータの回転の停止を終了する際に発生するショックを抑制するのに適している。
1 車両
10 内燃機関
11 出力軸
20 駆動装置
21 インバータ
22 バッテリ
30 車両用の電子制御装置(HVECU)
31 内燃機関制御装置(エンジンECU)
32 モータ制御装置(モータECU)
33 バッテリ監視用の電子制御装置(バッテリECU)
40 動力分割機構
41 サンギヤ
42 プラネタリアギヤ
43 キャリア
44 リングギヤ
50 ブレーキ機構
61,65 回転軸
62,66 ロータ
63,67 ステータ
64,68 レゾルバ
88 減速機
90 ドライブシャフト
91 駆動輪

Claims (3)

  1. 駆動輪に動力を出力する内燃機関と、
    前記内燃機関から出力される動力により発電する第一モータジェネレータと、
    前記内燃機関と、前記第一モータジェネレータと、前記駆動輪とを連結し、前記内燃機関の動力を、前記第一モータジェネレータと前記駆動輪とに分割する動力分割機構と、
    前記第一モータジェネレータの回転を機械的に停止するブレーキ機構と、
    バッテリからの直流電力を交流電力に変換して前記第一モータジェネレータに供給可能であり、且つ前記第一モータジェネレータからの交流電力を直流電力に変換してバッテリに回収可能なインバータと、
    を備えるハイブリッド車両において、
    前記ブレーキ機構により前記第一モータジェネレータの回転が停止している際に、前記第一モータジェネレータあるいは前記インバータの少なくともいずれか一方の温度が所定温度以上か否かを判定し、所定温度以上である場合は、前記ブレーキ機構による前記第一モータジェネレータの回転の停止を終了する
    ことを特徴とするハイブリッド車両。
  2. 前記内燃機関の出力する出力トルクが大きいほど、前記所定温度を小さくする
    ことを特徴とする請求項1に記載のハイブリッド車両。
  3. 前記所定温度は、前記ブレーキ機構による前記第一モータジェネレータの回転の停止を終了しても前記第一モータジェネレータの回転数をゼロに維持できるゼロ維持トルクを前記第一モータジェネレータに発生させた場合において前記所定温度から上昇した前記第一モータジェネレータあるいは前記インバータの少なくともいずれか一方の温度が、前記第一モータジェネレータあるいは前記インバータの少なくともいずれか一方の温度の定格温度を超えない値である
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のハイブリッド車両。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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