JP2011156782A - 積層体 - Google Patents
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Description
該ラジカル重合性モノマー(A)が、下記構造式(1)〜(3)で表される少なくとも1種のラジカル重合性モノマー(A1)を含み、
更に、該有機無機複合体(C)が、実質的に液状物質を含まず、
且つ、基材(D)との接着強度が2N/cm以上であることを特徴とする積層体を提供する。
該ラジカル重合性モノマー(A)が、上記構造式(1)〜(3)で表される少なくとも1種のラジカル重合性モノマー(A1)を含み、
該有機無機複合ゲル(E)と基材(D)との接着強度が0.1N/cm以上であることを特徴とする積層体を提供する。
(実施例1)
(1)複合体1の製造
ラシカル重合性モノマーとして、メトキシエチルアクリレート(MEA)(アクリックス C−1:東亜合成株式会社製、構造式(1)の化合物であり、R1は水素原子、R2はエチレン基、R3はメチル基である)とジメチルアクリルアミド(DMAA:興人株式会社製)を使用した。粘土鉱物は水膨潤性の合成ヘクトライト(商品名 ラポナイトXLG、日本シリカ株式会社製)を用いた。溶媒は超純水を用い、水は使用前に窒素でバブリングさせて含有酸素を除去してから使用した。
(2)積層体の製造
得られた複合体1を純水に約2分間浸漬させ、複合体1のゲルを得た。水膨潤度は約1.5倍であったゲルをポリエチレンテレフタレート(PET)フィルム(ルミラー、100ミクロン厚、東レ株式会社製)の上に載せ、室温で1時間、50℃で2時間保持し乾燥させた。複合体1とPETフィルムとの積層体が得られた。接着性は良く、手で剥離しようとしても剥離できなかった。180°剥離試験を行ったところ、剥離強度は5N/cmであった。次いで、この積層体を純水に30分間浸漬させた。複合体1は膨潤しゲル(厚み1.1mm)となった。水膨潤度(WW/WD)は約6であった。ゲルとPETは良く接着していた。180°剥離を行ったが、剥離する前にゲルが破断した。ゲルの破断時の負荷荷重が1.6N/cmであり、1.6N/cm以上の剥離強度を有することが確認された。ゲルの膨潤度(WW/WD)は約2倍であった。尚、PETフィルムとの積層体を水に一日間浸漬させた。膨潤度は約30倍であった。30倍に膨潤してもPETフィルムと積層体との接着性は良好で、ゲルが破壊しても剥離することはなかった。
複合体1とポリプロピレン製シートとの積層体を実施例1の「(2)積層体の製造」と同様に下記の手順で作成した。
MEA2.6g、合成ヘクトライト1.6g、水20g、を均一に混合して反応溶液を調製した。
内部を窒素置換した100mLの丸底フラスコに純水48g入れたものに、撹拌下で0.8gの合成ヘクトライト、5.2gのMEA、1.13gのN−イソプロピルアクリルアミド(NIPA、興人株式会社製)、TEMED32μL、KPS水溶液2mLを加え、透明な均質溶液を得た。重合溶液を窒素雰囲気下で厚さ2mm、15cm2のガラス製ゲル調製容器中に入れ、20℃で24時間保持することで重合を進行させて、厚さ2mmのゲルフィルムがガラス板に挟まれた積層体(REF3−1)を製造した。
REF3−1:0.02N/cm(ヒドロゲルとガラス基板との接着強度)
REF3−2:0.01N/cm(ヒドロゲルとポリプロピレンとの接着強度)
REF3−3:0.4N/cm(乾燥体とポリプロピレンとの接着強度)
REF3−4:0.01N/cm(テトラヒドロフランで膨潤させたゲルとポリプロピレンとの接着強度)
実施例1において、MEAの代わりにメトキシポリエチレングリコールアクリレート(13EG、NKエステル AM−230G:新中村化学工業株式会社製、構造式(3)の化合物であり、R6は水素原子、R7はエチレン基、R8はメチル基、nは23である)を3.6g、DMAAを4.3g使用して(13EG/DMAA=46/54 重量/重量、粘土/モノマー=0.1)、実施例1と同じ方法でそれぞれ複合体2を調製した。複合体2に使用したモノマーとクレイの質量、複合体中のクレイ量を表1にまとめている。クレイの仕込値と実測値は良く一致している。また、焼成試験から得られた複合体2の吸湿量(吸湿した水の質量/複合体2の質量)は0.12%であり、実質的に液状物質を含有していないことが確認できた。
複合体2は柔軟で180°に折り曲げても割れたり、クラックが発生することは無かった。表1に複合体2の引張破壊試験結果を示している。高い伸張性を有する複合体であることが確認できる。また、複合体2は水膨潤性に優れ、水膨潤度(WW/WD)が6倍の場合の引張破壊試験結果を表1に示している。ゲルとしては非常に高い伸びと強度を併せ持つことが確認できる。
実施例1と同じように、複合体2を純水に浸漬し、PETフィルムと複合体2との積層体を得た。この積層体の180°剥離試験を行ったが、複合体2が破断した。破断時の負荷荷重から少なくとも10N/cm以上の剥離強度であることが確認された。積層体を30分間水に浸漬させて複合体2を膨潤させゲルとしたが、ゲルとPETフィルムは良好に接着していた。この180°剥離強度の測定を行ったが、剥離する前にゲルが破壊した。ゲル破断時の負荷荷重から、剥離強度は少なくとも0.7N/cm以上であることが確認された。尚、ゲルの膨潤度(WW/WD)は3倍であった。
同様な手順で、複合体2をガラス板、アルミニウムと積層させた。いずれも接着性に優れ、剥離強度はアルミニウムに対しては4N/cm、ガラス板に対しては5N/cmであった。尚、ガラス板に対しては90°剥離試験を行った。
アルミニウムとの積層体を水に浸漬し、同様な手順で、複合体2のゲルと基材との積層体とした。ゲルとアルミニウムとは接着性に優れていた。剥離試験では、剥離を始める前にゲルが破壊され、負荷荷重から剥離強度は0.6N/cm以上であった。ゲルの膨潤度は約3倍であった。
実施例1において、MEAだけを6.5g用いて、合成例1と同様な方法で、複合体3を調製した。複合体3の合成に使用したモノマーとクレイの質量、複合体中のクレイ量などを表1にまとめている。クレイの仕込値と実測値は良く一致している。また、複合体3の吸湿量は0.01%であり、実質的に液状物質を含有していないことが確認できた。
実施例1において、MEAの代わりにメトキシトリエチレングリコールアクリレート(3EG、ライトアクリレートMTG−A:共栄社化学株式会社製、構造式(3)の化合物であり、R6は水素原子、R7はエチレン基、R8はメチル基、nは3である)を7.6g、DMAAを1.5g、合成ヘクトライトを2.0g使用して(3EG/DMAA=84/16 重量/重量、粘土/モノマー=0.22)、実施例1と同じ方法でそれぞれ複合体4を調製した。複合体4に使用したモノマーとクレイの質量、複合体中のクレイ量を表1にまとめている。クレイの仕込値と実測値は良く一致している。また、複合体4の吸湿量は0.03%であり、実質的に液状物質を含有していないことが確認できた。
MEAの代わりにヒドロキシプロピルアクリレート(HPA、ライトエステルHOP−A:共栄社化学株式会社製、構造式(2)の化合物であり、R4は水素原子、R5は炭素数3の分岐したアルキレン基である)を5.2g、DMAA1.0gとした以外は実施例1と同じ方法で複合体5を調製した。複合体5の合成に使用したモノマーとクレイの質量、クレイの質量などを表1にまとめている。クレイの仕込値と実測値は良く一致している。また、複合体5の吸湿量は0.03%であり、実質的に液状物質を含有していないことが確認できた。
実施例1において、MEAを5.8g、DMAAの代わりにメトキシポリエチレングリコールアクリレート(9EG、NKエステル AM−90G:新中村化学工業株式会社製、構造式(3)の化合物であり、R6は水素原子、R7はエチレン基、R8はメチル基、nは9である)を2.4g、合成ヘクトライトを2.5g(MEA/9EG=71/29、粘土/モノマー=0.3)を用いて、実施例1と同じ手順で複合体6を得た。複合体6の吸湿量は0.05%であり、実質的に液状物質を含有していないことが確認できた。実施例1と同じように複合体6を純水に浸漬させた後、PETフィルム上に載せて乾燥させることにより、複合体6とPETとの積層体を得た。接着性は良好で、複合体6が破壊しても剥離しなかった。剥離強度は少なくとも3N/cm以上であることが判った。この積層体を純水に30分間浸漬させた。複合体6はゲル化した。膨潤度は2倍であった。ゲルと基材との接着性は良好で剥離が開始する前にゲルが破断した。破断時の負荷荷重から剥離強度は0.6N/cm以上であることが確認された。
実施例1において、MEAを4.7g、DMAAを0.9g、更に、9EGを2.4g用いて、実施例1と同じ手順で複合体7を得た。複合体7の吸湿量は0.03%であり、実質的に液状物質を含有していないことが確認できた。実施例1と同じように複合体7を純水に浸漬させた後、PETフィルム上に載せて乾燥させることにより、複合体7とPETとの積層体を得た。接着性は良好で、180°剥離強度は約7N/cmであった。同様にアルミ、ガラスに対して接着させて接着強度を測定した。アルミに対してはサンプルが破断し破断強度をから、接着強度は10N/cm以上、ガラスに対する接着強度は7N/cmであり、優れたものであった。この積層体を純水に5分間浸漬させた。複合体7はゲル化した。膨潤度は2倍であった。ゲルと基材との接着性は良好で剥離が開始する前にゲルが破断した。剥離強度は負荷荷重から4.5N/cm以上であることが確認された。尚、ガラス板に対しては90°剥離試験を行った。
実施例3において、合成ヘクトライトを2.0g用いて、実施例3と同様な方法で、複合体8を調製した。複合体8の合成に使用したモノマーとクレイの質量、複合体中のクレイ量などを表2にまとめている。クレイの仕込値と実測値は良く一致している。また、複合体8の吸湿量は0.02%であり、実質的に液状物質を含有していないことが確認できた。複合体8をアセトンに1分間浸漬し、PETフィルムとガラスの上に載せ乾燥させた。複合体8とPETフィルム及びガラスとの積層体が得られた。接着性は良好で、180°剥離強度はPETに対してフィルムが破断し11N/cm以上、ガラス板は9.2であった。
複合体8自身は柔軟で180°に折り曲げても割れたり、クラックが発生することは無かった。表2に複合体8の引張破壊試験結果を示している。高い伸張性を有する複合体であることが確認できる。
実施例1で得られた複合体1とPETとの積層体において、積層体をアセトン/メタノール(1/1)に約20秒浸漬した。しばらくすると複合体1の表面に粘着性が見られた。粘着性のある複合体1にPETフィルムを載せ、しっかりと加圧した。室温で1時間、80℃で2時間加熱し、有機溶媒を揮発させた。2枚のPETフィルムの間に複合体1が挟まった積層体が得られた。2枚のPETフィルムを引張、180°剥離試験を行ったところ、剥離強度は約5N/cmであった。
実施例2で得られた複合体2を幅2mm、長さ40mmの大きさに切り、短冊状の複合体2をPETフィルムの上に5mmの間隔で5枚並べ、実施例2と同じ方法で、複合体2とPETフィルムとの積層体を作成した。この積層体をメタノールに約20秒浸漬させると、複合体表面に粘着性が現れた。実施例9と同じように、積層体の複合体2にPETを貼り付け、室温で1時間、80℃で2時間乾燥させて、メタノールを揮発させた。2枚のPETフィルムの間に複合体2が挟まった積層体が得られた。2枚のPETフィルムを引張ったが、途中、複合体2が破断した。剥離強度は約10N/cm以上であった。
更に、積層体を約3時間水に浸漬させた。複合体2はゲルとなった。ゲルの膨潤度は約4倍であった。複合体2のゲルと2枚のPETとの積層体を冷蔵庫に入れ、3日間保持した。2枚のPETフィルムを引張り、ゲルとの接着強度を調べた。途中、ゲルが破断した。剥離強度は0.5N/cm以上であった。
実施例1において、クレイの使用量を2.0g(クレイ/モノマー=0.33(仕込))とした以外は実施例1と同じ方法で複合体10を得た。複合体10を3×5cm2に切り、40℃の純水に20分間浸漬した。膨潤度は約650%であった。ゲルの表面の水を不織布(ワイプオールX70,日本製紙クレシア株式会社製)で拭き取った。ゲルの両面をPETフィルムで挟みこんだ。PET/ゲル/PETの積層体をポリエチレン製の袋に入れ、約5gの荷重を加え、25℃で3日間保持した。ゲルとPETは完全に接着していた。180°剥離試験を行ったが、PETとゲルの界面が剥離する前にゲルが破壊した。剥離強度は0.8N/cm以上であった。ゲル自身(膨潤度650%)の力学特性を測定したところ、破断強度は330kPa、破断伸度は880%であり、非常に強いものであった。
X、X1、X2、X3、Xn:有機無機複合体(C)又は有機無機複合体(E)
Claims (8)
- ラジカル重合性モノマー(A)の重合体と、水膨潤性粘土鉱物(B)とが三次元網目を形成してなる有機無機複合体(C)の層を、基材(D)上に設けた積層体であって、
該ラジカル重合性モノマー(A)が、下記構造式(1)〜(3)で表される少なくとも1種のラジカル重合性モノマー(A1)を含み、
更に、該有機無機複合体(C)が、実質的に液状物質を含まず、
且つ、基材(D)との接着強度が2N/cm以上であることを特徴とする積層体。
- 前記重合体が、構造式(1)〜(3)で表される少なくとも1種のモノマー(A1)を98〜30重量%、N-置換(メタ)アクリルアミドの中から選択される1種以上のラジカル重合性モノマー(A2)を2〜70重量%含有するラジカル重合性モノマー(A)を重合して得られる重合体である請求項1記載の積層体。
- 前記ラジカル重合性モノマーの重合体(A)と水膨潤性粘土鉱物(B)との質量比(WA/WB)が0.01〜2の範囲にある請求項1又は2に記載の積層体。
- ラジカル重合性モノマー(A)の重合体と、水膨潤性粘土鉱物(B)とからなる三次元網目中に液状物質を含んだ有機無機複合ゲル(E)の層を、基材(D)上に設けた積層体であって、
該ラジカル重合性モノマー(A)が、下記構造式(1)〜(3)で表される少なくとも1種のラジカル重合性モノマー(A1)を含み、
該有機無機複合ゲル(E)と基材(D)との接着強度が0.1N/cm以上であることを特徴とする積層体。
- 下記構造式(1)〜(3)で表される少なくとも1種のラジカル重合性モノマー(A)の重合体と、水膨潤性粘土鉱物(B)とが三次元網目を形成してなり、実質的に液状物質を含有せず、任意の形状に腑形された有機無機複合体(C)全体、又は表面部分のみを水又は溶剤で膨潤させ、膨潤した表面を接触面として基材(D)上に積層させ、基材上の膨潤した有機無機複合体(C)を乾燥させ、次いで、乾燥した有機無機複合体(C)に液状物質を含浸させることによって、有機無機複合ゲル(E)とすることを特徴とする請求項4記載の積層体の製造方法。
- 前記有機無機複合ゲル(E)表面の液状物質を除去した後、該表面を接触面として基材(D)上に積層する請求項5記載の積層体の製造方法。
- 前記有機無機複合ゲル(E)を基材(D)上に積層後、前記接触面を加熱する請求項6記載の積層体の製造方法。
- 請求項4記載の積層体を製造し、次いで、前記有機無機複合ゲル(E)を乾燥する請求項1記載の積層体の製造方法。
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