JP2011155449A - 画質調整装置および画質調整方法 - Google Patents

画質調整装置および画質調整方法 Download PDF

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Abstract

【課題】画質の全体の調整と一部分の調整を比較しながら同時にできる画質調整装置および画質調整方法を提供する。
【解決手段】特定の画質に関する調整を画像全体について行う全体調整部12aと、全体調整部12aによって特定の画質が調整された画像全体の中で、特定の画質の値の違いによって区分される一部の画像について、さらに特定の画質に関する調整を行う部分調整部12bと、全体調整部12aに対する調整指示を入力するための全体調整用メニュー55、56と、部分調整部12bに対する調整指示を入力するための部分調整用メニュー55a、55b、56a、56bと、を並べて表示させる表示制御部12cと、を備える。
【選択図】 図5

Description

本発明は、画質調整装置および画質調整方法に関し、詳しくは、画像の階調やピント位置等、画質を調整することの可能な画質調整装置および画質調整方法に関する。
カメラ等の画像を取り扱う装置においては、画像の階調やピント位置等、画質がユーザの狙い通りの画像が得られない場合がある。一般に、撮影は、主要被写体や画面の中央の所定のエリアを基準にして決められた露出値あるいはピント位置で行われる。このとき、階調差の大きい被写体、言い換えると、画面上で明るい部分と暗い部分に大きな差がある被写体では、顔が暗くつぶれたり、逆に空が白く飛んでしまい、画質がユーザの狙い通りにならないことがある。
そこで、画面の特定位置、例えば顔部分についてだけ階調補正ができるように、画面を分割し、選択された分割領域について階調補正を行うことのできる電子カメラが提案されている(特許文献1参照)。また、階調補正の手法として、輝度ヒストグラムの全体を平滑化するように階調補正する画像表示装置も提案されている(特許文献2参照)。
特開2008−035457号公報 特開2009−017306号公報
上述したように、被写体や個別シーンに合わせて、画面上で画質を細かく調整する要望は高い。また、輝度以外にも画像のボケ具合、あるいは色合いに関してきめ細かく調整することができれば、通常のカメラでオート撮影することに比べて、ユーザの好みにあった画像を得ることができる。しかし、上述の従来技術では、きめ細かく画質を調整したい場合でも、画面全体の調整あるいは特定の部分の調整を別々でしかできない。
本発明は、このような事情を鑑みてなされたものであり、画質の全体の調整と一部分の調整を比較しながら同時にできる画質調整装置および画質調整方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため第1の発明に係わる画質調整装置は、特定の画質に関する調整を画像全体について行う全体調整部と、上記全体調整部によって特定の画質が調整された画像全体の中で、上記特定の画質の値の違いによって区分される一部の画像について、さらに上記特定の画質に関する調整を行う部分調整部と、上記全体調整部に対する調整指示を入力するための全体調整用メニューと、上記部分調整部に対する調整指示を入力するための部分調整用メニューと、を並べて表示させる表示制御部と、を備える。
第2の発明に係わる画質調整装置は、上記第1の発明において、上記部分調整部は、上記画像全体の中で上記特定の画質の値が相対的に大きい部分について上記特定の画質を調整する第1の部分調整部と、上記画像全体の中で上記特定の画質の値が相対的に小さい部分について上記特定の画質を調整する第2の部分調整部を有し、上記表示制御部は、部分調整用メニューとして、上記第1の部分調整部への調整指示を入力するための第1部分調整用メニューと、上記第2の部分調整部への調整指示を入力するための第2部分調整用メニューを表示させる。
第3の発明に係わる画質調整装置は、上記第2の発明において、上記表示制御部は、上記全体調整用メニュー、上記第1部分調整用メニュー、及び上記第2部分調整用メニューとして、それぞれスライダーバーで表示し、各スライダーバーを3列に平行に表示させる。
第4の発明に係わる画質調整装置は、上記第2の発明において、上記特定の画質は画像の明るさであって、上記全体調整部は、上記画像全体の輝度を調整し、上記部分調整部は、明るさの階調カーブにおいて明るい部分のカーブまたは暗い部分のカーブを補正することによって、画像全体の中で相対的に明るい部分または相対的に暗い部分のいずれかの部分についての明るさを調整する。
第5の発明に係わる画質調整装置は、上記第1の発明において、請求項1に記載の画質調整装置は、撮像部および画像処理部を少なくとも有するデジタルカメラに備えられ、上記全体調整部は、上記特定の画質として全体画像の解像感を、上記撮像部のピント位置で調整し、上記部分調整部は、上記特定の画質として一部の画像の解像感を、上記画像処理部による画像処理によって調整する。
第6の発明に係わる画質調整方法は、画質の全体調整のための調整指示を入力するための全体調整用メニューと、画質の部分調整のための調整指示を入力するための部分調整用メニューと、を並べて表示させ、特定の画質に関する調整を画像全体について行い、上記全体調整によって特定の画質が調整された画像全体の中で、上記特定の画質の値の違いによって区分される一部の画像について、さらに上記特定の画質に関する調整を行う。
第1の発明によれば、画質の全体の調整と一部分の調整を比較しながら同時にできるので、画質の調整を行いやすい画質調整装置を提供することができる。また、第2の発明によれば、画質パラメータの大小2つの部分を別々に調整できるので、例えば、「暗い部分の明るさ調整」あるいは「明るい部分の明るさ調整」を行うことができ、より画質調整を行いやすい。
第3の発明によれば、全体と部分の各レベルの比較が画面で容易に行うことができる。また、第4の発明によれば、暗い部分をそのままで明るい部分をさらに明るくすることや、暗い部分をそのままで明るい部分を少し暗くする等の調整が簡単に行うことができる。さらに、第5の発明によれば、解像感の低い部分をそのままで解像感の高い部分をさらに解像感を向上させることができ、また解像感の高い部分をそのままで解像感の低い部分を向上させる等の調整を簡単に行うことができる。
第6の発明によれば、画質の全体の調整と一部分の調整を比較しながら同時にできるので、画質の調整を行いやすい画質調整方法を提供することができる。
本発明の一実施形態に係わるデジタルカメラの主として電気回路の構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係わるデジタルカメラにおいて、全体調整と部分調整の関係を示す図である。 本発明の一実施形態に係わるデジタルカメラにおいて、明るさ調整用の初期画面を示す図である。 本発明の一実施形態に係わるデジタルカメラにおいて、全体の明るさの調整用の画面を示す図である。 本発明の一実施形態におけるデジタルカメラにおいて、全体および部分の明るさの調整用の画面を示す図である。 本発明の一実施形態におけるデジタルカメラにおいて、全体および部分の明るさの調整用の画面を示す図である。 本発明の一実施形態におけるデジタルカメラにおいて、階調変換のγカーブを示す図である。 本発明の一実施形態に係わるデジタルカメラにおいて、ピント調整用の画面を示す図である。 本発明の一実施形態におけるデジタルカメラにおいて、全体および部分のピントの調整用の画面を示す図である。 本発明の一実施形態におけるデジタルカメラにおいて、コントラストによるピント調整を説明する図である。 本発明の一実施形態に係わるデジタルカメラの撮影モードの動作を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係わるデジタルカメラの項目メニュー表示処理の動作を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係わるデジタルカメラの変更画像作成処理の動作を示すフローチャートである。
以下、図面に従って本発明を適用したデジタルカメラを用いて好ましい実施形態について説明する。本発明の好ましい一実施形態に係わるデジタルカメラは、撮像部を有し、この撮像部によって被写体像を画像データに変換し、この変換された画像データに基づいて、被写体像を本体の背面に配置した表示部にライブビュー表示する。撮影者はライブビュー表示を観察することにより、構図やシャッタチャンスを決定する。レリーズ操作時には、画像データが記録媒体(画像記憶部)に記録される。記録媒体に記録された画像データは、再生モードを選択すると、表示部に再生表示することができる。
図1は、本発明の一実施形態に係わるデジタルカメラの構成を示すブロック図である。制御部(CPU:Central Processing Unit)11は、プログラム/データ記憶部12に記憶された制御プログラムに従って動作し、デジタルカメラの全体制御を行う。制御部11内には、調整制御部12が設けられており、この調整制御部12内には、全体調整部12a、部分調整部12b、表示制御部12cが設けられている。制御部11内の調整制御部12は、制御プログラムにより実行される処理の一部であるので、制御部11に含まれる機能部として説明する。
調整制御部12は、明るさやピント等の画像の画質に関する調整を行い、全体調整を行う全体調整部12a、部分調整を行う部分調整部12b、および調整制御部12による調整用の画像の表示を制御する表示制御部12cを有する。全体調整部12aは、明るさやピント等、特定の画質に関する調整を画像全体について行う。
また、部分調整部12bは、第1の部分調整部12b1と第2の部分調整部12b2を有する。第1および第2の部分調整部12b1、12b2は、全体調整部12aによって明るさやピント等の特定の画質が調整された画像全体の中で、特定の画質の値の違いによって区分される一部の画像について、さらに特定の画質に関する調整を行う。
例えば、特定の画質として、明るさの調整を行う場合、この調整は、図7に示すように、入力に対して出力をγ変換する際の変換カーブの変更によって行うことができる。全体調整は、暗い部分P1から明るい部分P2を含む全体でγ変換のカーブL(一点鎖点で表わされるセンタ値)を変更する。これに対して、部分調整は、暗い部分P1に対応する入力、若しくは明るい部分P2に対応する入力のいずれか入力に対してのみγ変換のカーブ(L1〜L4、またはL’1〜L’4)を変更し、画質の調整を行う。
表示制御部12cは、全体調整部12aに対する調整指示を入力するための全体調整用メニューと、部分調整部12bに対する調整指示を入力するための部分調整用メニューと、を、表示部27に並べて表示させるための表示制御を行う。なお、全体調整部12aによって行われる全体調整と、部分調整部12bによって行われる部分調整については、図2を用いて後述する。
制御部11には、プログラム及びデータ記憶部13、ボタン操作部14、およびバス30が接続されている。プログラム及びデータ記憶部13には前述したように制御部11において実行するプログラムや、この際使用する各種データが記憶されている。また、後述するライブガイド表示の際に表示するためのメニュー画像等の画像データも記憶されている。ボタン操作部14は、ユーザがカメラに指示を与えるための各種操作部材を含み、操作状態を示す検知信号を制御部11に出力する。各種操作部材としては、電源釦、レリーズ釦、十字釦、ライブガイドキー、戻る釦等を有する。
バス30には、前述の制御部11の他に、撮像部20、SDRAM21、画像処理部22、表示処理部26、圧縮伸張部23、および記録再生部24が接続されている。撮像部20は、被写体像を結像させるための撮影レンズ、この撮像レンズの駆動を行う撮影レンズ駆動機構、被写体像を画像データに変換するための撮像素子、及びこれらの処理回路、撮影レンズの光路中に介挿された絞り及びシャッタ等を含む。撮像部20によって生成されたデジタル形式の画像データはバス30に出力される。
また、撮像部20内には、AF制御部20aが設けられている。AF制御部20aは、画像データの高周波成分を抽出し、この高周波成分がピーク値となるように、撮影レンズ駆動機構を駆動し、撮影レンズのピント位置を調節する。
SDRAM(Dynamic Random Access Memory)21は電気的に書き換え可能な揮発性の一時記憶メモリであり、撮像部20から出力される画像データの一時記憶に用いられる。画像処理部22は、撮像部20から出力された画像データの画像処理を行い、ゲイン調整部22a、階調変換部22b、ローパスフィルタ部22c、およびコントラスト調整部22dを有する。
ゲイン調整部22aは、撮像部20から出力される画像データのデジタル的増幅(デジタルゲイン調整処理)を行う。すなわち、画像データの内のRGBの各データのゲインを調整することにより、画像全体の明るさを調節する。調整の際、増幅率を高くすることにより画像全体が明るくなり、増幅率を低くすることにより画像全体が暗くなる。
階調変換部22bは、撮像部20から出力される画像データのγ変換を行う際のγカーブの特性を変える。この階調変換部22bは、前述の第1の部分調整部12b1による制御に従って比較的明るい部分P1に対応する入力に対してγ変換を行う際のγカーブの特性を変え(図7に示す例では、L1〜L4)、また第2の部分調整部12b2による制御に従って比較的暗い部分P2に対応する入力に対してγ変換を行う際のγカーブの特性を変える(図7に示す例では、L’1〜L’4)。
ローパスフィルタ部22cは、隣接する画素同士で画素加算を行ってローパスフィルタ処理を行い、画像の解像度(鮮鋭度、解像感)を低下させる。また、ローパスフィルタ部22cは、解像度の高い部分と、解像度の低い部分を、それぞれ別個に調節することができる。すなわち、前述の第1の部分調整部12b1による制御に従って比較的解像度の高い部分に対応する入力に対するローパスフィルタ処理と、第2の部分調整部12b2による制御に従って比較的解像度の低い部分に対応する入力に対するローパスフィルタ処理を、それぞれ別個に行うことができる。
コントラスト調整部22dは、画像のコントラスト、すなわち画像の明るい部分と暗い部分の輝度の差の調整を行う。コントラストを向上させることにより、画像のエッジ部分をくっきりさせ、またコントラストを低下させることにより、画像のエッジ部分を滑らかにしピントが甘くなったようすることができる。また、コントラスト調整部22dは、コントラストの高い部分と、コントラストの低い部分を、それぞれ別個に調節することができる。すなわち、前述の第1の部分調整部12b1による制御に従って比較的コントラストの高い部分に対応する入力に対するコントラスト調整処理と、第2の部分調整部12b2による制御に従って比較的コントラストの低い部分に対応する入力に対するコントラスト調整処理を、それぞれ別個に行うことが可能である。
画像処理部22は、前述した画像処理の他、ホワイトバランス、色補正、ライブビュー表示用画像生成、動画画像生成等の各種の画像処理を行なう。また圧縮伸張部23はSDRAM21に一時記憶された静止画や動画の画像データをJPEGやTIFF等の圧縮方式により圧縮し、また表示等のために伸張するための回路である。なお、画像圧縮はJPEGやTIFFに限らず、他の圧縮方式も適用できる。
表示処理部26は、撮影時にはライブビュー表示、再生時には再生画像を、表示部27に表示させる。また、表示制御部12cからの指示に基づき、後述する全体調整用メニュー、部分調整用メニュー等の画像をライブビュー画像に合成する合成処理を行う。表示部27は、表示処理部26に接続されており、カメラ10の本体の背面等に配置された液晶モニタや有機EL等のディスプレイを有し、表示処理部26の制御によりディスプレイの画面に所定の画像が表示される。
記録再生部24は、圧縮伸張部23において圧縮された画像データを画像記憶部25に記憶し、また、画像記憶部25に記憶された撮影画像の画像データを読み出す。この読み出された画像データは、圧縮伸張部23において伸張され、この伸張された画像データに基づいて、表示部27に画像が再生表示される。画像記憶部25は、記録再生部24に接続されており、デジタルカメラ本体に内蔵、または装填可能な画像データの記録媒体である。
次に、図2を用いて、調整部12における全体調整と部分調整について説明する。調整部12によって調整される画質は、明るさ、ピント等があり、これらの画質の調整は以下の通りである。まず、明るさの全体調整は、ゲイン調整部22aによるゲイン調整と、撮像部20の絞りやシャッタによる調整がある。
明るさの全体調整を行うためのゲイン調整は、ISO感度の調整に対応し、ISO感度を高くすることにより全体に明るい画像となり、ISO感度を低くすることにより全体に暗い画像となる。また、絞りを開くことにより全体に明るい画像となり、絞りを絞り込むことにより全体に暗い画像となる。さらに、シャッタ速度を遅くすることにより全体に明るい画像となり、シャッタ速度を速くすることにより全体に暗い画像となる。
また、明るさの部分調整は、階調変換部22bによって行う。階調変換部22bは、前述したように、明るい部分P2と暗い部分P1に対して、それぞれ別個にγ変換のカーブを変更することができる。したがって、明るい部分に対応する入力に対して、一層明るく、または暗く、暗い部分に対応する入力対して、一層暗く、または明るくなるように、部分調整が可能である。
次に、ピントに対する全体調整は、AF制御部20aによって行う。また、AF制御部20aは、ユーザの指示に応じて、撮影レンズ駆動機構によってマニュアルで撮影レンズのピント位置を調節することができる。したがって、AF制御部20aによって、画像の全体のピント位置を自動調節することができ、さらにマニュアル操作によっても、前側または後ろ側にピント位置をずらすことができる。
また、ピントに対する部分調整は、コントラスト調整部22cとローパスフィルタ22dによって行う。第1の部分調整は、ピントが合ってくっきり見えるようにする調整であり、本実施形態においては、コントラスト調整部22dによって調節する。第2の部分調整は、ピントが合っていないように、言い換えるとピントが甘く見えるようにする調整であって、本実施形態においては、ローパスフィルタ部22cとコントラスト調整部22dによって調節する。
次に、本実施形態における明るさの全体調整と部分調整について、図3ないし図7を用いて説明する。図3(a)は、表示部27におけるライブビュー表示のスタート画面(デフォルト画面)である。ライブビュー表示は、撮像部20から出力される画像データに基づいて、動画で被写体像観察用に表示部27に表示される画像である。撮影者はこのライブビュー表示を観察し、構図とシャッタタイミングの決定を行う。
図3(a)に示すスタート画面において、撮影者がボタン操作部14の1つであるライブガイドキーを押下げると、図3(b)に示すように、ライブガイド表示が表示される。ライブガイド表示では、表示部27の画面の右側にライブガイドのための項目メニュー50が、ライブビュー画像に重畳して表示される。項目メニュー50としては、第1のアイコン51a、第2のアイコン51b、第3のアイコン51c、第4のアイコン51dの4つアイコンが表示される。
第1のアイコン51aは、彩度の調整用アイコンであり、画面の色を鮮やかにしたり、逆に色を柔らかくするように彩度を調整する。第2のアイコン51bは、ピント状態の調整用のアイコンであり、近くや遠くをきれいにぼかしたり、逆に近くから遠くまでピントを合わせるようにピントを調整する。第3のアイコン51cは、明暗の調整用のアイコンであり、画面を明るくしたり、逆に暗くするように画面の明暗を調整する。第4のアイコン51dは、色調の調整用アイコンであり、画面に赤みを帯びさせ暖かな雰囲気の色調にしたり、逆に青みを帯びさせクールな雰囲気の色調に調整する。
項目メニュー50に表示される各アイコン51a〜51dの内、現在指定されているアイコンは、ボタン操作部14の十字釦を操作することによって移動させ、OKボタンによって選択することができる。現在指定されているアイコンの周囲には、移動方向を示すためのカーソル52が表示される。また、表示部27の画面の上側または下側には、項目ガイド53が表示されており、この項目ガイド53は指定されているアイコンの項目を説明する。
図3(b)に示す例では、彩度を調整するための第1のアイコン51aが指定されており、この第1のアイコン51aの下側には、十字釦による移動方向を示すためのカーソル52が表示され、また画面上側には、第1のアイコン51aの項目ガイド53として、「色を鮮やかに/色を柔らかく」が表示されている。ユーザは、この項目ガイド53を見ることによって、第1のアイコンの調整内容を知ることができる。
図3(b)に示す状態から、十字釦の下キーを押下げると、カーソル52は第2のアイコン51b→第3のアイコン51c→第4のアイコン51dと順に移動する。第2のアイコン51bと第3のアイコン51cでは、カーソル52は上下に移動可能であることから、それぞれのアイコンの上下にカーソル52が表示される。図3(c)に示す例では、第3のアイコン51cが指定されていることから、項目ガイド53としては、「明るく/暗く」と表示され、明暗の調整が可能であることを示している。
図3(c)に示すような、第3のアイコン51cを指定した状態で、ユーザがボタン操作部14の内のOKボタンを操作し、第3のアイコン51cを選択すると、図4(a)に示すように、画像全体の明暗の調整を行う画面が表示される。この画像の明暗調整画面においては、表示部27の画面の右側に、ライブガイドの全体調整用メニューとして、全体ガイドバー55とスライダー56が表示される。
スライダー56は、全体ガイドバー55を上下に移動し、スライダー56の上下の位置が明るさを示す。また、画面の右上と右下には、それぞれ全体ガイドバー55、スライダー56によって調整される項目を説明するための項目ガイド53a、53bが表示される。図4(a)に示す例では、明暗調整画面に切り換えられた直後であることから、スライダー56は、輝度の中心点(センタ)にあり、スライダー56を上に移動させると、「もっと明るく」なることが項目ガイド53aに表示され、スライダー56を下に移動させると、「もっと暗く」なることが項目ガイド53bに表示される。
なお、スライダー56の周囲には、図4(d)の拡大図に示すように、アイコン51の移動可能な方向を示す矢印がカーソル52a〜52cとして表示される。すなわち、アイコン51が上方に移動可能な場合にはカーソル52aが、左方に移動可能な場合にはカーソル52bが、下方に移動可能な場合にはカーソル52cが表示される。ユーザは、カーソルを見て、移動可能な方向を判断でき、十字釦を操作する。
図4(a)に示されている状態から、十字釦の内の上キーを押下げると、スライダー56は全体ガイドバー55に沿って上に移動し、図4(b)に示すように、表示部27の画面の明るさが増加する。また、十字釦の内の下キーを押下げると、スライダー56は全体ガイドバー55に沿って下に移動し、図4(c)に示すように、表示部27の画面の明るさが低下する。なお、図4に示す例では、それぞれ2EVの補正量で、画像を明るくし、または画像を暗くするように補正できる。
図4に示す画面においては、画像全体の明暗を調整したが、ユーザが高輝度または低輝度の部分のみについて調整を行いたい場合には、ユーザはボタン操作部14の内の十字釦の左キーを押下げる。この操作によって、図5(a)に示すように、ライブガイドの全体調整用のメニューに加えて、部分調整用のメニューが表示される。
すなわち、全体ガイドバー55の左側に全体ガイドバー55と平行に部分ガイドバー55aが表示され、この部分ガイドバー55aに沿って上下に移動するスライダー56aが表示される。スライダー56a内には、選択されている第3のアイコン51cが表示され、またスライダー56aの周囲には十字釦によって移動可能な方向を示すカーソル52が4か所表示される。部分ガイドバー55aおよびスライダー56aによって、第1の部分調整用メニューが構成される。この第1の部分調整用メニューによって高輝度の部分の部分調整を行うことができる。
また、全体ガイドバー55上には、画像全体の輝度の調整位置を示すためのポインタ57が表示される。すなわち、スライダー56を高輝度側または低輝度側に移動させた後に、部分調整を行う場合があるが、ポインタ57は、その際の画像全体の補正量を示す。
表示部27の画面の上方には、スライダー56aを上に移動させると、「明るいところをもっと明るく」なることを示す項目ガイド53aが表示されている。また表示部27の画面の下方には、スライダー56aを下に移動させると、「明るいところを暗く」することを示す項目ガイド53bが表示されている。
図4の状態から十字釦の左キーを操作し、第1の部分調整用メニューを表示させた状態では、図5(a)に示すように、スライダー56aは中心(センタ)位置にある。この状態において、下キーを操作し、スライダー56aを下方に移動させると、図5(b)に示すように、画像の内の明るい部分が暗くなるように画像調整される。この結果、雲61や太陽62のように、明るい部分が暗くなるように調整される。
また、図5(a)に示すようなスライダー56aが中心位置にある状態から、上キーを操作し、スライダー56aを上方に移動させると、図5(c)に示すように、画像の内の明るい部分がさらに明るくなるように画像調整される。この結果、雲61や太陽62のように、明るい部分がさらに明るくなるように調整される。
また、図4(b)に示すように、適正露光よりも明るさを増加させた状態で十字釦の左キーを操作すると、図6(a)に示すような部分調整用のメニュー画面となる。図4(b)の状態は、全体に高輝度になるように調整されていることから、全体に明るくなっている。この状態から、スライダー56aを上方に移動させると、図6(b)に示すようなさらに明るい画像となる。雲61や太陽62のような明るい部分が、ほとんど白飛びする画像となる。
図5(a)において、部分ガイドバー55aの左側には、部分ガイドバー55aと平行に部分ガイドバー55bが表示される。第1の部分調整メニュー画面において、十字釦の左キーを1回操作すると、または、全体調整メニュー画面において、左キーを2回操作すると、図6(c)に示すように、第2の部分調整メニュー画面になる。
第2の部分調整メニュー画面においては、部分ガイドバー55bに沿って移動するスライダー56bが表示され、このスライダー56b内には、選択されている第3のアイコン51cが表示され、またスライダー56aの周囲には十字釦によって移動可能な方向を示すカーソル52が上下および右の計3か所表示される。部分ガイドバー55bおよびスライダー56bによって、第2の部分調整用メニューが構成される。この第2の部分調整用メニューによって低輝度の部分の部分調整を行うことができる。
図6(c)に示した例は、図4(c)の状態において、左キーを2回押し下げた場合であり。すなわち、図4(c)において全体に暗くなるように調整し、さらに第2の部分調整用メニューによって暗い部分を更に暗くするか、逆に暗い部分を明るくなるように調整する場合である。図6(c)では、スライダー56bは、部分ガイドバー55bの中心に位置しており、この状態から、下キーを操作すると、図6(d)に示すように、暗い部分がさらに暗くなるように部分調整が行われる。
このように、本実施形態においては、明るさについて部分調整を行う場合には、γカーブの内、明るい部分P1と暗い部分P2のカーブの特性を個別に調整を行うようにしている。すなわち、図7に示す一点鎖線Lは、γカーブのセンタ値であり、このγカーブを中心にして、明るい部分P1を調整する場合には、P1部分のL3〜L4をより明るくなるように特性を変化させ、L1〜L2は暗くなるように特性を変化させている。また暗い部分P2を調整する場合には、P2部分のL’1からL’2をより明るくなるように特性を変化させ、L’3〜L’4を暗くなるように特性を変化させている。
次に、図8ないし図10を用いて、ピントを調整する場合について、説明する。本実施形態においては、ピントの全体調整は撮像部20の撮影レンズ駆動機構によって行い、ピントの部分調整はローパスフィルタ部22cおよびコントラスト調整部22dによって行う。
まず、図10を用いて、コントラスト調整によって行う部分的なピント調整について説明する。図10(a)に、横軸に画素位置をとり、縦軸に輝度レベルをとった場合の原信号カーブの1例を示す。この原信号カーブに対して、コントラスト調整部22dによってコントラスト強調処理を行うと、図10(b)に示すように、画像のエッジ部分が強調され、あたかもピントの合ったような画像を得ることができる。一方、コントラスト調整部22によって、コントラスト低下処理を行うと、図10(c)に示すように画像のエッジ部分がゆるくなり、あたかもピントが甘くなったような画像を得ることができる。
コントラスト調整部22dは、高周波成分のみを抽出した画像データまたは低周波成分のみを抽出した画像データに対してのみコントラスト強調処理や、コントラスト低下処理を行うことができる。このため、ピントの比較的あっている部分に対してのみピントをくっきりさせたり、またはピントの比較的あっていない部分に対してのみピントを甘くする等の処理を施すことができる。
また、ローパスフィルタ部22cによってローパスフィルタ処理を施すことにより、高周波成分を低下させることから、ピントを甘くしたことと同等の効果を得ることができる。また、ローパスフィルタ部22cは、高周波成分のみを抽出した画像データまたは低周波成分のみを抽出した画像データに対してのみローパスフィルタ処理を行うことができる。このため、ピントの比較的あっている部分に対してのみ、またはピントの比較的あっていない部分に対してのみ、ピントを甘くする等の処理を施すことができる。
次に、上述したようなピント調整を行うガイドメニュー表示について、図8および図9を用いて説明する。図8(a)は、図3(b)に示したライブガイド表示において、カーソル52を用いて、第2のアイコン51bを指定した状態を示す。この状態でOK釦を押下げ、第2のアイコン51bを選択すると、図8(b)に示すように、全体ガイドバー55と、この全体ガイドバー55に沿って上下に移動するスライダー56が表示される。
また、表示部27の画面の上部には、スライダー56を上に移動させることにより、前ピン、すなわちAFピント位置より手前側にピント合わせる状態なることを示す項目ガイド53aが表示される。また、表示部27の画面の下部には、スライダー56を下に移動させることにより、後ピン、すなわちAFピント位置より遠い側にピント合わせる状態なることを示す項目ガイド53bが表示される。
ライブガイド表示において、第2のアイコン51bを選択した状態では、図9(a)に示すように、スライダー56はガイドバー55のほぼ中央に位置している。十字釦を操作することにより、スライダー56を上下に移動させると、移動量に応じて撮像部20の撮影レンズ駆動機構は撮影レンズを移動させるので、全体としてマニュアルでピント位置が移動する。
また、ユーザが、ピントが合って部分や、ピントが甘い部分についてさらに調整を行いたい場合には、十字釦の左キーを押下げ、図9(b)〜(e)に示すような部分調整メニュー表示を行わせる。部分調整メニュー表示では、ピント調整の場合と同様、全体ガイドバー55の左側にこれと並行して部分ガイドバー55a、55bが表示される。
左キーが1回操作されただけの場合には、部分ガイドバー55aに沿って上下に移動するスライダー56aが表示される。この状態では、表示部27の画面の上部には、スライダー56aを上方に移動させると、この操作によって「合焦をもっとクッキリ」となることを示す項目ガイド53aが表示される。また、画面の下部には、スライダー56aを下方に移動させると、この操作によって、「合焦をもっとボンヤリ」となることを示す項目ガイド53bが表示される。ユーザはこの項目ガイド53a、53bの指示に沿ってスライダー55aを操作すればよい。
すなわち、スライダー55aを上方に移動させると、図9(b)に示すように、被写体像のピントの合っている部分がさらにピントがあったように見えるように画像処理が施される。一方、スライダー55aを下方に移動させると、図9(c)に示すように、被写体のピントの合っている部分のピントが甘く見えるように画像処理が施される。
また、左キーが2回操作されると、部分ガイドバー55bに沿って上下に移動するスライダー56bが表示される。この状態では、表示部27の画面の上部には、スライダー56bを上方に移動させると、この操作によって「非合焦をもっとクッキリ」となることを示す項目ガイド53aが表示される。また、画面の下部には、スライダー56bを下方に移動させると、この操作によって、「非合焦をもっとボンヤリ」となることを示す項目ガイド53bが表示される。ユーザはこの項目ガイド53a、53bの指示に沿ってスライダー55bを操作すればよい。
すなわち、スライダー55bを上方に移動させると、図9(d)に示すように、被写体像のピントの合っていない部分についてピントがあったように見えるように画像処理が施される。一方、スライダー55bを下方に移動させると、図9(e)に示すように、被写体のピントの合っていない部分のピントがさらに甘く見えるように画像処理が施される。
なお、ピントが甘くなるようにする画像処理は、前述したようにローパスフィルタ部22cおよびコントラスト調整部22dによって行われる。また、ピントが合ったように見えるようにする画像処理は、前述したようにコントラスト調整部22dによって行われる。
次に、本実施形態の撮影モードを実行するためのフローについて、図11ないし図13に示すフローチャートを用いて説明する。このフローはプログラム/データ記憶部12に記憶されているプログラムに従って制御部11によって実行される。撮影モードに入ると、まず、ライブガイドを表示するか否かの判定を行う(S11)。ボタン操作部14のライブガイドキーを操作すると表示部27の画面にライブガイドが表示されることから、このステップでは、ライブガイドキーが操作されたか否かを判定する。
ステップS11における判定の結果、ライブガイド表示を行わない場合には、通常のライブビュー表示を行う(S13)。ここでは、撮像部20から出力される画像データを画像処理部22によって処理し、表示処理部26を通じて表示部27にライブビュー表示を行う。撮影者は、ライブビュー表示を観察することによって構図を決定し、シャッタレリーズを行うことができる。
ステップS11における判定の結果、ライブガイドを表示する場合には、次に、ライブガイド表示のための処理を行う(S12)。ここでは、全体調整用のメニューや部分調整用のメニューをライブビューに重畳して表示すると共に、カーソルの移動に合わせた画像処理等を行う。このライブガイド表示処理の詳細については、図12を用いて後述する。
ステップS12においてライブガイド表示処理を行うと、またはステップS13においてライブビュー表示を行うと、次に、レリーズ操作がなされたか否かの判定を行う(S14)。ユーザが構図を決めシャッタレリーズを行うことを決めると、ボタン操作部14のレリーズ釦が押下げるので、ここでは、レリーズ釦が押下げられているか否かの判定を行う。
ステップS14における判定の結果、レリーズ操作がなされた場合には、次に、撮影処理を行う(S15)。撮影処理は、撮像部20から出力される画像データを画像処理部22によって画像処理し、圧縮伸張部23によって画像圧縮した後に、画像記憶部25に記憶する。
ステップS15において撮影処理を行うと、またはステップS14における判定の結果、レリーズ操作がなされていなかった場合には、次に、電源オフ操作がなされたか否かの判定を行う(S16)。このステップでは、ボタン操作部14の電源釦の操作状態に基づいて判定する。この判定の結果、電源オフ操作がなされていなかった場合には、ステップS11に戻り、前述の動作を実行する。一方、判定の結果、電源オフ操作がなされた場合には、電源オフ処理を行い、撮影モードの動作を終了する。
次に、ステップS12におけるライブガイド表示処理について、図12に示すフローチャートを用いて説明する。このフローに入ると、まず、スタートか否かの判定を行う(S21)。ライブガイド表示処理に、初めて入った際には、図3(b)に示したようなライブガイドのデフォルト画像を表示するので、このステップでは、初めて入ったか否かを判定する。
ステップS21における判定の結果、スタート(初めて入った)であった場合には、デフォルトの項目メニュー画像を作成し表示する(S22)。項目メニュー画像は、プログラム/データ記憶部13に記憶されているので、この画像データを読み出し、図3(b)に示したように、ライブビュー表示に項目メニュー画像を重畳して表示する。
ステップS22において項目メニュー画像の作成表示を行うと、またはステップS21における判定の結果、スタートでなかった場合には、次に、項目メニュー表示中であるか否かの判定を行う(S23)。ここでは、図3(b)に示すような項目メニューを表示しているか、または図4(a)や図5(a)に示すような全体調整用のメニューや部分調整用のメニュー(以下調整用のメニューと称す)を表示しているかを判定する。
ステップS23における判定の結果、項目メニューの表示中であれば、次に、この項目メニューでカーソル移動の指示がなされたか否かの判定を行う(S24)。前述したように、ボタン操作部14の十字釦の上下キーを操作することにより、アイコン51a〜51dの指定を変更することが可能である。そこで、このステップでは、上下キーが操作されたか否かの判定を行う。
ステップS24における判定の結果、カーソル移動がなされていた場合には、次に、項目メニューのカーソルを移動する(S25)。ここでは、上下キーの操作状態に応じて、アイコン51a〜51dの指定を順次変更し、指定されているアイコン51a〜51dには、カーソル52を表示する。
ステップS52においてカーソル移動を行うと、またはステップS24における判定の結果、カーソル移動が指示されていなかった場合には、次に、調整用メニュー表示の切換え指示がなされたか否かの判定を行う(S26)。項目メニュー表示中に、左キーが操作されると図4(a)や図5(a)に示すような調整用のメニューの表示を行うことから、このステップでは、左キーの操作状態を判定する。
ステップS26における判定の結果、調整用のメニュー表示の切換え指示が有った場合には、カーソルの項目に対応した調整用のメニューを表示する(S27)。例えば、図4(a)に示すように第3のアイコン51cが指定されている状態で左キーが操作されると、図5(a)に示すような全体および部分調整用のメニューが表示されたライブガイドを表示する。
ステップS23における判定の結果、項目メニューの表示中でなかった場合には、次に調整用のメニューの表示を行う(S31)。このライブガイド表示では、例えば、図5(a)に示すように、全体調整用の全体ガイドバー55と、部分調整用の部分ガイドバー55a、55bを表示する。また、選択されているガイドバー55、55a、55bに応じて、スライダー56、56a、56bを表示する。
調整用のメニューの表示中には、次に、項目メニュー表示へ戻すような切換え指示があったか否かの判定を行う(S32)。ここでは、戻る釦が操作されると、項目メニュー表示へ戻るとして、戻る釦の操作状態を判定する。この判定の結果、項目メニュー表示に切換え指示があった場合には、項目メニュー表示を行う(S33)。ここでは、前述したような図3(b)に示す項目メニュー表示を行う。
一方、ステップS32における判定の結果、項目メニュー表示への切換え指示がなかった場合には、次に、調整用のメニューでカーソル移動の指示が有ったか否かの判定を行う(S34)。前述したように、カーソル移動は、十字釦の上下左右キーの操作によって行うことから、ここでは、十字釦が操作されたか否かを判定する。
ステップS34における判定の結果、カーソル移動指示がなされた場合には、次に、変更画像作成処理を行う(S35)。ここでは、選択されたライブガイドに応じて画像処理を行う。例えば、画像の明暗を調整する第3のアイコン51cが選択され、スライダー56、56a、56bが移動された場合には、スライダーの移動量に応じて、画像の明暗を調整する。この変更画像作成処理の詳細については、図13を用いて後述する。
ステップS27、S33、S35における処理を行うと、またはステップS26における判定の結果、調整用のメニュー表示切換え指示がなかった場合、またはステップS34における判定の結果、カーソル移動指示がなかった場合には、調整用のメニュー表示のまま、元のフローに戻る。
次に、ステップS35における変更画像作成処理について、図13に示すフローチャートを用いて説明する。このフローに入ると、まず、ライブガイドで選択された項目が「明るさ」か否かの判定を行う(S41)。図3(b)に示すような項目メニュー表示時に、画像の明暗を調整するための第3のアイコン51cが選択された場合には、図4(a)、図5(a)に示すような明るさ調整用の全体ガイドバー55や、部分ガイドバー55a、55bが表示される。そこで、このステップでは、第3のアイコン51cが選択された否かの判定を行う。
ステップS41における判定の結果、「明るさ」が選択されていた場合には、次に、全体ガイドでスライダー移動か否かの判定を行う(S42)。ユーザが画像全体の明暗を調整した場合には、上下キーを操作することによって、全体ガイドバー55に沿って上下に移動するスライダー56を移動させる。このステップでは、スライダー56の移動を判定する。
ステップS42における判定の結果、全体ガイドでスライダーが移動した場合には、スライダーの位置に応じてゲイン調整を行う(S43)。ここでは、画像処理部22内のゲイン調整部22aによってISO感度を調整し、または撮像部20の絞り値やシャッタ速度値を調整することによって画像全体の明るさの調整を行う。
ステップS42における判定の結果、全体ガイドでスライダーの移動を行っていなかった場合には、次に、部分ガイドでスライダーの移動を行ったか否かの判定を行う(S44)。ユーザが画像の中で明るい部分、または暗い部分のみの明暗を調整した場合には、部分ガイドバー55a、55bに沿って上下に移動するスライダー56a、56bを移動させる。このステップでは、スライダー56a、56bの移動を判定する。
ステップS44における判定の結果、部分ガイドでスライダーの移動があった場合には、次に、スライダーの位置に応じて、階調調整を行う(S45)。図5および図6を用いて前述したように、スライダー56aを操作した場合には、画像の中で明るい部分の明暗の調整を行い、スライダー56bを操作した場合には、画像の中で暗い部分の明暗の調整を行う。
ステップS41における判定の結果、ライブガイドで選択された項目が「明るさ」でなかった場合には、次に、ライブガイドで選択された項目が「ピント」か否かの判定を行う(S51)。図3(b)に示すような項目メニュー表示時に、画像のピントを調整するための第2のアイコン51bが選択された場合には、図8(a)、図9(a)に示すようなピント調整用の全体ガイドバー55や、部分ガイドバー55a、55bが表示される。そこで、このステップでは、第3のアイコン51cが選択された否かの判定を行う。
ステップS51における判定の結果、ライブガイドで選択された項目が「ピント」であった場合には、次に、全体ガイドでスライダーが移動か否かの判定を行う(S52)。ユーザが画像全体のピントを調整した場合には、上下キーを操作することによって、全体ガイドバー55に沿って上下に移動するスライダー56を移動させる。このステップでは、スライダー56の移動を判定する。
ステップS52における判定の結果、全体ガイドでスライダーが移動した場合には、スライダーの位置に応じてピント調整を行う(S53)。ここでは、撮像部20内の撮影レンズ駆動機構によって、スライダー56の位置に応じて撮影レンズを前ピン位置や後ピン位置に駆動し、画像全体のピント調整を行う。
ステップS52における判定の結果、全体ガイドでスライダーの移動を行っていなかった場合には、次に、部分ガイドでスライダーの移動を行ったか否かの判定を行う(S54)。ユーザが画像の中でピントの合っている部分、またはピントの合っていない部分のみのピント状態を調整した場合には、部分ガイドバー55a、55bに沿って上下に移動するスライダー56a、56bを移動させる。このステップでは、スライダー56a、56bの移動を判定する。
ステップS54における判定の結果、部分ガイドでスライダーの移動があった場合には、次に、スライダーの位置に応じて、ローパス・コントラスト調整を行う(S55)。図9を用いて前述したように、スライダー56aを操作した場合には、画像の中でピントの合っている部分のピント状態の調整を行い、スライダー56bを操作した場合には、画像の中でピントの合っていない部分のピント状態の調整を行う。
ステップS51における判定の結果、ライブガイドの項目が「ピント」ではなかった場合には、その他の処理を行う(S61)。本実施形態においては、ライブガイドの項目メニューとして、上述した「明るさ」と「ピント」以外に、図3(b)に示すように、画像の彩度を調整する第1のアイコン51aおよび画像の色調を調整する第4のアイコン51dが設けられている。このステップS61においては、これらのアイコンが選択された場合の調整を行う。ここでの調整は、「明るさ」や「ピント」の場合と同様、全体調整を行うとともに、高彩度や低彩度の部分について独立に調整を行うことができ、また赤みや青みのある部分について独立に調整を行うことができる。
前述のステップS45、S43、S55、S53、S61における処理を行うと、またはステップS44・S54における判定の結果、スライダー移動がなかった場合には、変更画像作成処理のフローを終了し、元のフローに戻る。
以上説明したように、本発明の一実施形態においては、明るさやピント等の特定の画質に関する調整を画像全体について行う全体調整部12aと、全体調整部12aによって特定の画質が調整された画像全体の中で、特定の画質の値の違いによって区分される一部の画像について、さらに特定の画質に関する調整を行う部分調整部12bを設けている。このため、画質の全体の調整と一部分の調整を比較しながら同時に行うことができる。
なお、本実施形態においては、部分調整は、第1の部分調整部12b1と第2の部分調整部12b2によって、2分割して行っていたが、これに限らず、3分割でも4分割でもそれ以上に分割しても構わない。また、分割にあたっては、いずれかの部分に属するように、くまなく分割していたが、画質の特性値の大きい部分や、小さい部分等、一部分のみを分割し、部分調整を行うようにしても勿論かまわない。
また、本発明の一実施形態においては、ガイドバーは画面の右側に表示したが、これに限らず、左側でも、上側、下側であっても勿論かまわない。また、バー形式で表示したが、補正量を視覚的に認識できる表示であれば、バー形式に限られない。さらに、本発明の一実施形態においては、ピントの調整にあたって、ローパスフィルタを用いたが、ハイパスフィルタ等の他の画像処理を利用するようにしても勿論かまわない。
さらに、本発明の一実施形態においては、画質調整装置として、デジタルカメラを用いて説明したが、カメラとしては、デジタル一眼レフカメラでもコンパクトデジタルカメラでもよく、ビデオカメラ、ムービーカメラのような動画用のカメラでもよく、さらに、携帯電話や携帯情報端末(PDA:Personal Digital Assist)、ゲーム機器等に内蔵されるカメラでも構わない。いずれにしても、画像を処理する装置であれば、本発明を適用することができる。また、上述のフローチャートは、プログラムによって実施されると説明したが、ハードウエアによって実施するようにしても当然よい。
本発明は、上記実施形態にそのまま限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素の幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
10・・・デジタルカメラ、11・・・制御部(CPU)、12・・・調整制御部、12a・・・全体調整部、12b・・・部分調整部、12b1・・・第1の部分調整部、12b2・・・第2の部分調整部、12c・・・表示制御部、13・・・プログラム/データ記憶部、14・・・ボタン操作部、20・・・撮像部、20a・・・AF制御部、21・・・SDRAM、22・・・画像処理部、22a・・・ゲイン調整部、22b・・・階調変換部、22c・・・ローパスフィルタ部、22d・・・コントラスト調整部、23・・・圧縮伸張部、24・・・記録再生部、25・・・画像記憶部、26・・・表示処理部、27・・・表示部、30・・・バス、50・・・項目メニュー、51a・・・第1のアイコン、51b・・・第2のアイコン、51c・・・第3のアイコン、51d・・・第4のアイコン、52・・・カーソル、53・・・項目ガイド、53a〜53b・・・項目ガイド、55・・・全体ガイドバー、55a〜55b・・・部分ガイドバー、56・・・スライダー、56a〜56b・・・スライダー、57・・・ポイント、61・・・雲、62・・・太陽

Claims (6)

  1. 特定の画質に関する調整を画像全体について行う全体調整部と、
    上記全体調整部によって特定の画質が調整された画像全体の中で、上記特定の画質の値の違いによって区分される一部の画像について、さらに上記特定の画質に関する調整を行う部分調整部と、
    上記全体調整部に対する調整指示を入力するための全体調整用メニューと、上記部分調整部に対する調整指示を入力するための部分調整用メニューと、を並べて表示させる表示制御部と、
    を備えることを特徴とする画質調整装置。
  2. 上記部分調整部は、上記画像全体の中で上記特定の画質の値が相対的に大きい部分について上記特定の画質を調整する第1の部分調整部と、上記画像全体の中で上記特定の画質の値が相対的に小さい部分について上記特定の画質を調整する第2の部分調整部を有し、
    上記表示制御部は、部分調整用メニューとして、上記第1の部分調整部への調整指示を入力するための第1部分調整用メニューと、上記第2の部分調整部への調整指示を入力するための第2部分調整用メニューを表示させる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の画質調整装置。
  3. 上記表示制御部は、上記全体調整用メニュー、上記第1部分調整用メニュー、及び上記第2部分調整用メニューとして、それぞれスライダーバーで表示し、各スライダーバーを3列に平行に表示させることを特徴とする請求項2に記載の画質調整装置。
  4. 上記特定の画質は画像の明るさであって、
    上記全体調整部は、上記画像全体の輝度を調整し、
    上記部分調整部は、明るさの階調カーブにおいて明るい部分のカーブまたは暗い部分のカーブを補正することによって、画像全体の中で相対的に明るい部分または相対的に暗い部分のいずれかの部分についての明るさを調整する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の画質調整装置。
  5. 請求項1に記載の画質調整装置は、撮像部および画像処理部を少なくとも有するデジタルカメラに備えられ、
    上記全体調整部は、上記特定の画質として全体画像の解像感を、上記撮像部のピント位置で調整し、
    上記部分調整部は、上記特定の画質として一部の画像の解像感を、上記画像処理部による画像処理によって調整する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の画質調整装置。
  6. 画質の全体調整のための調整指示を入力するための全体調整用メニューと、画質の部分調整のための調整指示を入力するための部分調整用メニューと、を並べて表示させ、
    特定の画質に関する調整を画像全体について行い、
    上記全体調整によって特定の画質が調整された画像全体の中で、上記特定の画質の値の違いによって区分される一部の画像について、さらに上記特定の画質に関する調整を行う、
    ことを特徴とする画質調整方法。
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