JP2011155388A - 障害表示方法、障害設定装置及び監視制御装置 - Google Patents

障害表示方法、障害設定装置及び監視制御装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 様々なサービスや様々な信号種別の異なる信号を収容可能とする装置において、故障個所の切り分けを容易にする。レイヤ統合装置の保守で、レイヤ個別に保守するニーズや、レイヤ間の処理を実施した結果で保守するニーズがあり、保守者が任意に保守方法を選択可能にする。
【解決手段】 保守者3001がどのようなレイヤ種別をどのように管理したいかを選択するような設定画面を設定装置3000に搭載しておく。保守者3001によりレイヤ統合設定かレイヤ個別設定かが、表示部3005及び設定部3004により選択及び設定される。保守者3001の設定結果から、設定装置3000またはNE3007が、それに応じた処理を実施して、障害表示を行う。
【選択図】 図3

Description

本発明は、障害表示方法、障害設定装置及び監視制御装置に係る。
本発明は、階層化された機器で構成されていた通信ネットワークにおいて、例えば、様々なレイヤや信号速度、フレームフォーマット等の異なる信号を、1台の装置で対応できる統合装置を用い、障害監視、保守、障害発生時の障害発生箇所の切り分け等が、例えばEMS(Element Management System)等と呼ばれる設定装置を用いることで、容易な構成で実現可能とする障害表示方法、障害設定装置及び監視制御装置に関する。
近年、NGN(next generation network)なる次世代ネットワークの構築が、ブロードバンド回線普及によるトラフィックの増大やネットワークの高速化・大容量化に対応するべく構築されている。また、NGNのトランスポート・ストラタムは、バックボーン・ネットワーク、モバイルネットワーク、企業用ネットワーク、個人用ネットワーク等に大きく分類されており、バックボーン・ネットワークは大容量化、経済性、運用の簡易化、信頼性が要求されている。
大容量化については、ブロードバンド普及による容量の増大に対応するとともに、柔軟な拡張性が必要とされる。トラフィックの増加は飛躍的であり、ネットワークの増大予測は困難であろう。また、運用中のサービスに影響を与えることなく、拡張可能な機器が求められる。
経済性については、設備と運用の両面でのコストを低減することが要求される。トラフィックの増加やサービスの多様化に伴うネットワークの構成変更が、頻繁に要求され、それに柔軟に対応可能な機器が要求される。また、トランスポートレイヤとパケットレイヤ、OSI参照モデルで定義された各レイヤに各機器が個別に管理運用されていたが、各機器の統合が要求されている。また、その統合するための装置をレイヤ統合装置と呼んでいる。
運用の簡易化については、シンプルなネットワーク設計と統合管理によるネットワーク管理者への負担軽減が必要とされる。ネットワーク構成は、リング構成からマルチリング構成、メッシュ構成へと発展しており、複雑化するネットワーク網の簡易化が求められる。ルーター網やアクセス網等の統合ネットワーク管理が要求されている。
信頼性については、大容量ネットワークのサービスを保証する高信頼性の機器が求められており、障害や災害など異常時に対する復旧が要求されている。
以上のような要求に対し、トランスポート・ストラタムで複数存在するネットワーク網において、そのネットワークで必要なレイヤの機器が個々に存在しており、そのような個々の機器を接続し、ネットワーク構築していた既存の構成を改善すべく、レイヤ毎の機器を一つの機器に統合し、経済性、運用の簡易化を図った機器が、通信業者から要求され始めている。
そのような機器は、WDM による各種インタフェースに対応した高速化の対応、Ethernet(登録商標)/TDM/ATMの次世代SONETへの効率的回線収容、メトロコアエリアにおける迅速なサービスの提供と設計・運用管理の簡易化が必要とされており、このようなニーズを満たす機器として注目されている。レイヤ統合装置は、Ethernet(登録商標)/TDM/ATM等各種インタフェースを同一筐体又は装置でサポートするほか、IPルータ、OXC、SONET、WDM等の接続性を確保する次世代の機器である。
図1は、従来のネットワークの構成例である。図1で示したネットワークは、コアネットワーク(バックボーンネットワーク)1000、メトロネットワーク1001、アクセスネットワーク(例えば、個人宅用ネットワーク1002、モバイル用ネットワーク1003、企業用ネットワーク1004)を備える。WDM装置1006、SDH/SONET装置1005、ADSL/FTTH装置1007、基地局1008、ルータ1009の各機器が、各ネットワークで要求される各レイヤのインタフェース種別の機能を具備し、各ネットワーク網の接続によって、ポイントトゥポイントを構成し、サービスを供給可能としている。
図2は、様々なレイヤの速度の信号を収容可能とするレイヤ統合装置の構成例を示す図である。
上図に示すように、WDM装置1006は、光信号の波長多重/分離及び、光信号の波長変換を行うWDM機能部2001、OpS(Operation System)などの上位制御からの制御信号に従いWDM機能部2001を監視する監視制御部2002を備える。
SDH/SONET装置1005は、クライアント装置からの信号を収容する信号収容部2003、その電気信号に変換された信号を多重/分離を実施する多重分離部2004、OpSなどのなどの上位制御からの制御信号に従い信号収容部2003、多重分離部2004を監視する監視制御部2005を備える。
ルータ1009は、クライアント装置からの信号を収容する信号収容部2006、その信号の電気信号をスイッチングを実施するスイッチ部2007、OpSなどのなどの上位制御からの制御信号に従い信号収容部2006、スイッチ部2007を監視する監視制御部2008を備える。
下図に示すように、レイヤ統合装置2000は、同一のユニットに各レイヤで具備する機能を搭載可能な装置であり、クライアント装置からの信号を収容する信号収容部2009、光信号のWDM機能部2010、電気信号の多重分離部2011、電気信号のスイッチ部2012、OpSなどのなどの上位制御からの制御信号に従い各機能部(2009〜2012)を監視する監視制御部2013を備える。
よって、レイヤ統合装置2000では、機器を統合することで、信号収容部、監視制御部の共通化が可能となった。
しかし、レイヤ統合装置がネットワークに導入されても、機器の保守者によっては、機器の保守体制が、レイヤ毎の機能毎に保守が分業されているケース、分業されていないケースといった違いがある。分業されているケースの場合、例えば、WDMシステム(装置または伝送路を含む。)で発生した障害による波及によって、ルータ機能を実施するスイッチ部でサービスに影響が発生したとしても、OpSにはWDMシステムで発生した直接の原因である原因警報しか通知させない。よって、WDMシステムの保守担当者にとっては、障害発生箇所を短時間で探索可能であり、迅速な復旧に有効であるが、ルータの担当者としては、波及による事象としてサービスへの影響内容が把握できないケースがある。逆に、全レイヤの障害情報を、原因警報により波及の警報を処理せず通知することは、原因警報の探索に時間を要し、迅速な復旧に支障が生じる。
今後、ますます増加することが予想されるレイヤ統合に応えるために、これらの課題を解決しながら柔軟に運用できるネットワーク構成が求められている。
特開2005−039538、特許第4002221号、「マルチレイヤノード制御システム」
上記背景技術で説明したように、レイヤ統合装置は、トランスポートレイヤとパケットレイヤ等の各レイヤ、OSI参照モデルで定義された各レイヤ、エアネットワーク(バックボーンネットワーク)・メトロネットワーク・アクセスネットワーク等の各ネットワークの各レイヤ等のように異なるレイヤを意識することなく、一元管理することが可能となり、そのことが機器導入のコストメリット、故障評定の切り分けを容易にする保守運用メリットがある。しかし、通信事業者によっては、レイヤ毎に保守や監視の手法・処理・形態・運用・対応等が異なっており、レイヤ統合を実施した保守や監視、レイヤ毎に独立した保守や監視を、保守者の任意の設定により選択可能とする必要がある場合が想定される。更にその設定内容を保守者が容易に識別可能にする必要がある。
本発明では、以上の点に鑑み、様々なサービスや様々な信号種別の異なる信号を収容可能とする装置において、故障・障害個所の切り分けを容易にすることを目的とする。また、本発明は、例えば、EMSと呼ばれるような保守に関する設定装置を用いることで、レイヤ統合装置でありながら、保守・監視についてのレイヤの統合管理、レイヤ毎の独立管理を提供可能とすることを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明では、保守者がどのようなレイヤ種別をどのように管理したいか又は管理するかを選択するような設定画面を設定装置に搭載しておく。設定装置は、保守者が設定した管理方法の情報である信号種別設定を判断し、レイヤ統合装置の保守画面を、レイヤ統合設定かレイヤ個別設定かに選択する。適用する保守画面は、レイヤ統合設定、レイヤ個別設定の個々を用意し、設定に応じた設定装置の画面を表示する。設定されたレイヤの情報は、NE(Network Element)からの各レイヤの監視制御信号を設定装置が受信し、設定装置で、不要な情報を非発生とさせるようなレイヤ処理を実施することで保守対象でないレイヤの情報をマスクすることを可能とする。また別の手段として、NEでレイヤ統合設定、レイヤ個別設定処理をNEが実施し、NEが必要とされている情報のみを設定装置に通知することで可能する。
本発明では、例えば、トランスポートレイヤとパケットレイヤ、OSI参照モデルで定義された異なるレイヤで、異なる信号速度やフレームフォーマットに対する要求される機能を実現した機能部が統合されたレイヤ統合装置において、レイヤ間に関連する、レイヤ間に跨る情報の設定および監視を可能にし、レイヤ間に跨る保守者に不要な情報を、保守者に設定させない、または通知させない処理部を有する設定装置が提供される。
本発明の設定装置で、レイヤ毎の情報の設定、および監視を処理可能にし、レイヤ毎の保守も可能とさせる処理部を有するようにしてもよい。
本発明の設定装置で、レイヤ間に関連する情報の処理を実施するか、レイヤ毎の処理を実施するかを選択する、レイヤ管理設定部を備えるようにしてもよい。
本発明の設定装置で、レイヤ間に関連する情報の処理を実施するか、レイヤ毎の処理を実施するかを選択した結果を、保守者に表示する機能を備えるようにしてもよい。
また、本発明では、例えば、外部からの設定が、NE(Network Eelement、ネットワーク構成要素)に通知されることで、NEがレイヤ間の情報を処理可能で、レイヤ間の処理した設定データおよび監視結果、また、レイヤ毎の設定データおよび監視結果の両方の情報を保持するNEが提供される。
本発明のレイヤ統合装置において、上述の外部から設定した情報から、NEが保持する設定データおよび監視結果から設定された情報のみを、設定装置に通知するようにしてもよい。
本発明による障害設定装置は、一例として、第1のレイヤのネットワークと、第1のレイヤより上位の第2のレイヤのネットワークと、各レイヤに設けられ、障害を監視する監視制御部を有する複数のネットワーク構成装置(NE)とを備えた通信ネットワークに接続され、各NEから障害情報を受信及び表示する障害設定装置であって、設定情報を管理する設定部と、前記設定情報を基に障害表示を処理する制御部とを有し、前記設定部は、レイヤ間の跨る処理を実施させる第1設定か、レイヤ個別の処理を実施させる第2設定かを設定し、前記設定部に前記第1設定が設定されている場合、前記各NEの前記監視制御部から、各NE又は各NEに関連する伝送路に関して第1のレイヤ障害が発生するとき、前記設定部は、第1のレイヤ障害情報と第2のレイヤ障害情報を含む複数の障害情報を受信し、前記制御部は、第2のレイヤ障害表示を通知せず、第1のレイヤ障害を表示させ、 前記各NEの前記監視制御部から、各NE又は各NEに関連する伝送路に関して第2のレイヤ障害が発生するとき、前記設定部は、第2のレイヤ障害情報のみを受信し、前記制御部は、第2のレイヤ障害を表示させる
ことを特徴とする。
本発明によれば、様々なレイヤが混在するネットワークに存在するレイヤ統合装置で、様々なニーズに対応する保守管理を、保守者の希望する構成に設定装置から変更可能とし、1種類のレイヤ統合装置に対し、複数の保守方法を任意に設定可能とすることができる。
保守者は、レイヤ統合で管理された保守管理を適用することで、障害・故障発生箇所の特定、緊急性の判別などの故障評定が即時判定に可能となる。例えばレイヤ個別設定による管理において、WDMで88波システムで、全波長に10GbEが収容され、10GbEで1016個のパスを管理されている場合、WDMシステムの障害時に、レイヤ間に跨る警報を含めると89496個(88+88x1016)の警報が発生する。1警報の解析に2秒を要した場合、最大で49.7時間を要する計算となる。しかし、レイヤ統合設定で管理すれば、原因警報であるWDMシステムの障害1個のみの発出となり、故障評定は2秒で実施可能となる。
本発明が適用される既存のネットワーク構成例を示す図である。 レイヤ統合装置の構成例を示す図である。 実施の形態1におけるNEと設定装置の構成例を示す図である。 実施の形態1における設定装置内の制御部の構成図である。 実施の形態1における設定装置内の処理シーケンス(1)である。 実施の形態1における設定装置内の処理シーケンス(2)である。 実施の形態2における監視制御部の構成図である。 実施の形態2における監視制御部内の情報管理部の構成図である。 監視制御部で実施される処理シーケンス(1)である。 監視制御部で実施される処理シーケンス(2)である。
本実施の形態は、特に、レイヤ統合装置において、レイヤ間に跨る波及警報をマスク処理し、故障評定を即時に実施可能とする目的のためではなく、レイヤ統合装置を保守運用する対象レイヤの様々な運用方法を保守者の任意の設定により、設定されたレイヤの保守を容易にすることを目的としたものである。
以下では、本発明に関する代表的な2つの実施形態について、図面を用いて説明する。
1.実施の形態1
図3は、実施の形態1におけるNEと設定装置の構成例を示す図である。
本発明の実施の形態1における設定装置3000(図2の設定装置2020に相当。)は、NE3007からのNE監視情報3008を受信する通信機能部3002と、保守者3001が設定および監視をするために利用したり、制御部3003からの保守情報を表示する表示部3005と、表示部3005を用いて保守者3001が設定した設定情報3010の内容を管理する設定部3004と、設定情報3010を基にNE監視情報3008を処理する制御部3003と、制御部3003からの情報を保存し、保持する記憶装置部3006とを備える。なお、図3における、設定装置3000及び監視制御部3008は、図2で上述した、設定装置2020及び監視制御部2013にそれぞれ相当する構成としてもよい。あるいは、NE3007は、図1で上述した、WDM装置1006、SDH/SONET装置1005、ADSL/FTTH装置1007、基地局1008、ルータ1009の各機器に相当するように構成してもよい。また、図示のように、ひとつの設定装置3000により、複数のNE3007に対応することができる。
図4に、制御部の構成例を示す。図3における制御部3003の具体的な構成例としては、図4に示すような構成が考えられる。
制御部3003は、図3の通信機能部3002からの各レイヤで発生したNEの警報情報や性能情報といった装置情報、保守者3001が設定した保守設定情報を受信したり、これらを含む各種の情報を送信したりする制御入出力部4004と、制御入出力部4004からのNE設定情報4008を処理する設定情報管理部4003と、制御入出力部4004からのNE管理情報4009を管理する情報管理部4002と、設定情報管理部4003からのレイヤ設定情報4011や、情報管理部4002からのレイヤ管理情報4010からレイヤ間に跨る情報を管理し、不要な情報を処理し、処理したレイヤ管理情報4010を情報管理部4002に送信するレイヤ間情報処理部4001を備える。さらに、レイヤ間情報処理部4001は、レイヤ設定情報4011や、レイヤ管理情報4010から処理方法を決定し、処理を実施するレイヤ間処理部4005と、レイヤ構成によって異なるレイヤ間情報4012を管理し、レイヤ間処理部4005に通知するレイヤ間情報部4006を備える。
具体的には、例えば、レイヤ種別に関係なくNEからの各レイヤで発生した警報等の障害情報や取得した情報がNE情報4007として制御部3003に通知され、制御入出力部4004は、NE情報4007に対応するNE管理情報4009を情報管理部4002へ出力し、情報管理部4002がその情報を管理する。情報管理部4002は、NE管理情報4009に対応するレイヤ管理情報4010を出力する。
一方、保守者が設定したレイヤ統合設定か、レイヤ個別設定かといった設定情報4013に対応して、制御入出力部4004によりNE設定情報4008が出力される。NE設定情報4008により、レイヤ間の処理が必要と設定情報管理部4003が判断した場合、設定情報管理部4003は、レイヤ統合設定に対応するレイヤ設定情報4011をレイヤ間処理部4005に送る。レイヤ間処理部4005は、レイヤ統合設定に必要な設定方法を、予めその情報が記憶されているレイヤ間情報部4006よりレイヤ間情報4012として入手する。そして、レイヤ間処理部4005は、情報管理部4002からのレイヤ管理情報4010に対し、レイヤ間情報4012を基にレイヤ間の障害情報のマスクや、警報名の付与等を実施し、その結果を情報管理部4002に通知する。情報管理部4002は、その結果をもとに、表示部3005に障害表示を通知する。
一方、保守者が設定した設定情報4013より、レイヤ間の処理が不要となるレイヤ個別設定が実施されたと設定情報管理部4003が判断した場合、設定情報管理部4003は、レイヤ設定情報4011をレイヤ間処理部4005に送信しない。情報管理部4002は、レイヤ個別の障害に関する処理を実施し、管理された各レイヤの警報(障害表示)を表示部3005に通知する。
図8に、情報管理部の構成例を示す。
情報管理部6006(4002)は、レイヤ毎の情報格納部(7001〜7004)とレイヤ間の跨る処理を実施した情報を格納するレイヤ間処理情報格納部7005を有する。レイヤ毎の情報は、各格納部7001〜7004に格納し、レイヤ間の跨る処理を実施した情報は、レイヤ間処理情報格納部7005に格納する。そして、情報管理部6006(4002)は、必要な情報を各格納部7001〜7005から読み出し、制御入出力部4004を経て、設定装置3000に通知する。
次に、以上のような設定装置で実施される処理シーケンスを説明する。
図5に、レイヤ統合設定による処理についてのシーケンス図を示す。
まず、保守者3001は、レイヤ間の跨る処理を実施させる設定として、設定装置の表示部3005から、レイヤ統合設定かレイヤ個別設定といった設定種類を選択可能である。ここでは、レイヤ統合設定を選択したとする。保守者3001による選択結果である、レイヤ統合設定の保守者設定5007は、保守方法設定5008として、設定部3004に通知され、レイヤ保守設定方法5009として制御部3003に管理される。ここで、制御部3003は、レイヤ保守設定方法5009により、L1障害情報5013、L0障害情報5014を同時に受信した場合、レイヤ間の障害情報の処理を実施し、L0レイヤの障害と識別可能な障害表示5015として、L1障害は表示せず、L0障害を表示させること、L1障害情報のみを受信した場合L1障害を表示すること等、を設定する。なお、さらに、L0障害情報のみを受信した場合、L0障害を表示しないこと等を設定するようにしてもよい。制御部3003は、レイヤ統合処理が必要であるレイヤ保守設定方法5009の設定が完了すると、設定完了通知5010を設定部3004に通知し、表示部3005に設定完了通知5011が通知され、保守者3001は、保守者設定5007であるレイヤ統合設定が、正しく設定されたことを認識可能である。
ここで、Layer0(L0)障害5012が発生したとする。L0レイヤ障害5012とは、ここでは一例としてWDMシステム(装置または伝送路等を含む。)での障害を意図するが、これに限られない。WDMシステムとは光信号の波長多重を用いたシステムのことであり、その光信号には、SDH信号やパケット信号などが、透過で伝送されるシステムのことである。そのL0障害5012によって、L0障害情報5014、収容されたレイヤ1の信号に相当するLayer1(L1)障害情報5013などの複数の警報が、監視制御部3008より検出され、設定装置の通信機能部3002を経由し、制御部3003に通知される。制御部3003は、レイヤ管理方法の設定されている状態が、レイヤ統合設定であるレイヤ保守設定方法5009から、レイヤ間の処理が必要と認識しており、レイヤ保守方法として、L1障害情報5013、L0障害情報5014を同時に受信した場合、レイヤ間の障害情報の処理を実施し、L0レイヤの障害と識別可能な障害表示5015として、L1障害は表示せず、L0障害を表示させる。
また、レイヤ1で障害5017が発生したとする。この場合、L1レイヤ障害5017によって、L1障害情報5018が、監視制御部3008より、設定装置の通信機能部3002を経由し、制御部3003に通知される。制御部3003は、レイヤ管理方法の設定されている状態が、レイヤ統合設定であるレイヤ保守設定方法5009から、レイヤ間の処理が必要と認識しているが、レイヤ保守方法として、L1障害情報5018のみを受信した場合、その他レイヤとの障害情報のマスク処理が不要と認識し、L1レイヤの障害と識別可能な障害表示5019として、L1障害を表示させる。
図6に、レイヤ個別設定による処理についてのシーケンス図を示す。
まず、保守者3001が、レイヤ間の跨る処理を実施させない設定を意図している場合、レイヤ統合設定かレイヤ個別設定といった設定種類を表示した設定装置の表示部3005から、レイヤ個別設定である保守者設定5021を選択する。その情報は保守方法設定5022として、設定部3004に通知され、レイヤ保守設定方法5023として制御部3003に管理される。ここで、制御部3003は、レイヤ保守設定方法5023により、L1障害情報5027、L0障害情報5028を同時に受信した場合、レイヤ間の障害情報の処理を実施せず、障害表示5029として、L1障害とL0障害をそれぞれ一緒に表示させることを設定する。なお、さらに、L0障害情報のみ又はL1障害情報のみを受信した場合、それぞれL0障害又はL1障害を表示すること等を設定するようにしてもよい。制御部3003は、レイヤ保守設定方法5023の設定が完了すると、設定完了通知5024を設定部3004に通知し、表示部3005に設定完了通知5025が通知され、保守者3001は、設定したレイヤ個別設定が、正しく設定されたことを認識可能である。
ここで、L0障害5026が発生したとする。この時、L0障害5026によって、L1障害情報5027、L0障害情報5028などが、監視制御部3008より、設定装置の通信機能部5001を経由し、制御部3003に通知される。制御部3003は、レイヤ保守設定方法5023からレイヤ個別設定されているので、レイヤ間の処理が不要と認識しており、レイヤ保守方法として、L1障害情報5027、L0障害情報5028を同時に受信した場合、レイヤ間の障害情報の処理を実施せず、障害表示5029として、L1障害とL0障害をそれぞれ一緒に表示させる。
2.実施の形態2
実施の形態1では、レイヤ間の跨る処理をOpSである設定装置で実施したが、設定装置は通常、数千台のNEを監視制御するため、設定装置のハードウェアの負荷が大きくなり、設定装置を実現するハードウェアの性能に対し、高性能が必要とされる。よって、実施の形態2では、NEの監視制御部にて、レイヤ間の跨り処理を実施させ、設定装置の負荷を低減させる。ここでは、その処理結果と、レイヤ毎の処理結果の両方を保守者の保守設定に関係なく、NE監視制御部で保持させ、保守者が設定した設定方法に対応する監視結果のみをOpSに通知させる構成を説明する。これにより、NE監視制御部は自身のNEのみを監視すればよく、ハードウェアはさほど高水準でなくとも、実現可能である。なお、上述の処理に関する構成以外の設定装置の構成は、図3と同様とすることができる。
図7に、NE監視制御部の構成例を示す。
監視制御部6000は、制御入出力部6008と設定情報管理部6007と情報管理部6006とレイヤ間情報処理部6005を備える。さらに、レイヤ間情報処理部6005は、レイヤ間処理部6009とレイヤ間情報部6010を有する。
監視制御部6000は、信号収容部6001とWDM機能部6002と多重分離部6003とスイッチ部6004と装置内又は装置外で接続される。各機能部(6001〜6004)については、図2について上述した、レイヤ統合装置2000の各機能部(2009〜2012)に相当するように構成することができる。また、図4のレイヤ間情報処理部4001、情報管理部4002、設定情報管理4003、制御入出力部4004は、図7のレイヤ間情報処理部6005、情報管理部6006、設定情報管理部6007、制御入出力部6008にそれぞれ相当し、さらに、図4のレイヤ間処理部4005、レイヤ間情報部4006は、図7のレイヤ間処理部6009、レイヤ間情報部6010にそれぞれ相当する。そして、制御入出力部6008の入出力動作以外は、これら各部の動作は概略上述した通りである。
装置内で発生した障害情報は、各機能部(6001〜6004)から監視制御部6000に通知される。また、保守者が設定した設定情報6015は、監視制御部6000から各機能部(6001〜6004)に設定される。その監視や設定はNE情報(6011〜6014)を利用し、実施される。
NE内で障害が発生した場合、その障害は、信号収容部6001、WDM機能部6002、多重分離部6003、スイッチ部6004で、全ての機能とは限らず、信号を収容する機能部のみで検出され、その検出した障害情報は、NE情報(6011〜6014)として、制御入出力部6008に通知され、NE管理情報6017として、情報管理部6006に通知される。情報管理部6006は、各機能部からの全ての障害情報であるNE管理情報6017を保存する。また、情報管理部6006は、一方で、NE管理情報6017をレイヤ管理情報6018として、レイヤ間処理部6009に通知する。レイヤ間処理部6009は、レイヤ管理情報6018と、レイヤ間情報部6010より入手したレイヤ間情報6020を基に、レイヤ間の跨る障害検出や、不要警報の抑止などを実施する。そして、レイヤ間処理部6009は、レイヤ統合設定としての処理結果を情報管理部6006に通知し、情報管理部6006はその結果も保存する。つまり、情報管理部6006は、各機能部(6001〜6004)で検出された各機能部の情報や、レイヤ間で不要な警報をマスク処理された情報の両方の情報を保持する。
そして、保守者が設定した、設定装置に表示すべき設定方法がレイヤ統合設定かレイヤ個別設定かの情報が、設定情報6015として、監視制御部6000に通知される。監視制御部6000は、その要求に対して、情報管理部6006が保存している情報から、レイヤ毎の情報かレイヤ間の処理情報かを選択し、設定装置に応答する。
すなわち、まず、保守者が設定したレイヤ統合設定か、レイヤ個別設定かといった設定情報6015に対応して、制御入出力部6008によりNE設定情報6016が出力される。NE管理情報6017により、レイヤ間の処理が必要と設定情報管理部6007が判断した場合、設定情報管理部6007は、レイヤ統合設定に対応するレイヤ設定情報6019をレイヤ間処理部6009に送る。レイヤ間処理部6009は、レイヤ統合設定に必要な設定方法を、予めその情報が記憶されているレイヤ間情報部6010よりレイヤ間情報6020として入手する。そして、レイヤ間処理部6009は、情報管理部6006からのレイヤ管理情報6018に対し、レイヤ間情報6020を基にレイヤ間の障害情報のマスクや、警報名の付与等を実施し、その結果を情報管理部6006に通知する。情報管理部6006は、その結果をもとに、設定装置の表示部に障害表示を通知する。
一方、保守者が設定した設定情報6015より、レイヤ間の処理が不要となるレイヤ個別設定が実施されたと設定情報管理部6007が判断した場合、設定情報管理部6007は、レイヤ設定情報6019をレイヤ間処理部6009に送信しない。情報管理部6006は、レイヤ個別の障害に関する処理を実施し、管理された各レイヤの警報(障害表示)を設定装置の表示部に通知する。
なお、情報管理部の構成例は、図8で示したものと同様の構成を用いることができる。
次に、監視制御部で実施される処理シーケンスを説明する。
図9に、レイヤ統合設定による処理についてのシーケンス図を示す。図5との差は、特に、レイヤ保守方法設定5009’及び設定完了通知5010’が監視制御部6000に関して実行されている点と、レイヤ統合設定によるレイヤ保守方法が図5では制御部3003で実行されていたが、図9では、監視制御部6000で実行される点である。その他は図5で説明したものと同様である。
図10に、レイヤ個別設定による処理についてのシーケンス図を示す。図5との差は、特に、レイヤ保守方法設定5023’及び設定完了通知5024’が監視制御部6000に関して実行されている点と、レイヤ個別設定によるレイヤ保守方法が図5では制御部3003で実行されていたが、図9では、監視制御部6000で実行される点である。その他は図6で説明したものと同様である。
ネットワークに接続されるレイヤの信号種の多様化に伴い、ネットワークを構成している用品種が増加し、保守者の操作性を悪化させるだけでなく、設備投資費が莫大になることが懸念されている。また、複雑かつ多品種化されたネットワーク機器の接続作業を、柔軟に対応可能な伝送装置が求められている。
本課題に対し、上位制御部からのオペレーションのみで、保守者のニーズにあったレイヤ管理が可能となり、通信業者や保守者で異なる保守体系を意識することなく、同一の装置で運用可能となることで、本発明の利用価値は極めて高いと考える。
レイヤL0、L1等の各レイヤの処理部は、上述した例に限らず、本発明は様々なレイヤL0、L1の処理部に適用することができる。また、レイヤL0、L1に限らず、本発明は他の様々なレイヤL2、L3・・・等に適用することができる。
1000:コアネットワーク網、1001:メトロネットワーク網、1002:個人宅用ネットワーク、1003:モバイル用ネットワーク、1004:企業用ネットワーク、1005:SDH/SONET、1006:WDM、1007:ADSL/FTTH、1008:基地局、1009:ルータ
2000:レイヤ統合装置、2001:WDM機能部、2002:監視制御部、2003:信号収容部、2004:多重分離部、2005:監視制御部、2006:信号収容部、2007:スイッチ部、2008:監視制御部、2009:信号収容部、2010:WDM機能部、2011:多重分離部、2012:スイッチ部、2013:監視制御部、2014:SDH/SONET、2015:WDM、2016:ルータ、2017:WDM設定装置、2018:SDH/SONET設定装置、2019:ルータ設定装置、2020:設定装置
3000:設定装置、3001:保守者、3002:通信機能部、3003:制御部、3004:設定部、3005:表示部、3006:記憶装置部、3007:NE、3008:監視制御部
4000:制御部、4001:レイヤ間情報処理部、4002:情報管理部、4003:設定情報管理部、4004:制御入出力部、4005:レイヤ間処理部、4006:レイヤ間情報部
6000:NE監視制御部、6001:信号収容部、6002:WDM機能部、6003:多重分離部、6004:スイッチ部、6005:レイヤ間情報処理部、6006:情報管理部、6007:設定情報管理部、6008:制御入出力部、6009:レイヤ間処理部、6010:レイヤ間情報部

Claims (10)

  1. 第1のレイヤのネットワークと、
    第1のレイヤより上位の第2のレイヤのネットワークと、
    各レイヤに設けられ、障害を監視する監視制御部を有する複数のネットワーク構成装置(NE)と、
    設定情報を管理する設定部と、前記設定情報を基に障害表示を処理する制御部とを有し、各NEから障害情報を受信及び表示する設定装置と
    を備えた通信ネットワークにおける、障害表示方法であって、

    前記設定装置の前記設定部は、レイヤ間を跨る処理を実施させる第1設定か、レイヤ個別の処理を実施させる第2設定かを設定し、
    前記設定部に前記第1設定が設定されている場合、
    各NE又は各NEに関連する伝送路に関して第1のレイヤ障害が発生するときには、前記各NEの前記監視制御部は、該第1のレイヤ障害と、該NEが収容された第2のレイヤに相当する第2のレイヤ障害を含む複数の障害を検出し、第1のレイヤ障害情報と第2のレイヤ障害情報を含む複数の障害情報を前記設定装置に通知し、前記設定装置の前記制御部は、第2のレイヤ障害表示を通知せず、第1のレイヤ障害を表示させ、
    各NE又は各NEに関連する伝送路に関して第2のレイヤ障害が発生するときには、前記各NEの前記監視制御部は、第2のレイヤ障害を検出し、第2のレイヤ障害情報のみを前記設定装置に通知し、前記設定装置の前記制御部は、第2のレイヤ障害を表示させる
    ことを特徴とする障害表示方法。
  2. 前記設定部に前記第2設定が設定されている場合、
    各NE又は各NEに関連する伝送路に関して第1のレイヤ障害が発生するときには、前記各NEの前記監視制御部は、該第1のレイヤ障害と、該NEが収容された第2のレイヤに相当する第2のレイヤ障害を含む複数の障害を検出し、第1のレイヤ障害情報と第2のレイヤ障害情報の両方を前記設定装置に通知し、前記設定装置の前記制御部は、第1のレイヤ障害及び第2のレイヤ障害をそれぞれ表示させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の障害表示方法。
  3. 第1のレイヤのネットワークと、
    第1のレイヤより上位の第2のレイヤのネットワークと、
    各レイヤに設けられ、障害を監視する監視制御部を有する複数のネットワーク構成装置(NE)とを備えた通信ネットワークに接続され、各NEから障害情報を受信及び表示する障害設定装置であって、
    設定情報を管理する設定部と、
    前記設定情報を基に障害表示を処理する制御部とを有し、
    前記設定部は、レイヤ間の跨る処理を実施させる第1設定か、レイヤ個別の処理を実施させる第2設定かを設定し、
    前記設定部に前記第1設定が設定されている場合、
    前記各NEの前記監視制御部から、各NE又は各NEに関連する伝送路に関して第1のレイヤ障害が発生するとき、前記設定部は、第1のレイヤ障害情報と第2のレイヤ障害情報を含む複数の障害情報を受信し、前記制御部は、第2のレイヤ障害表示を通知せず、第1のレイヤ障害を表示させ、
    前記各NEの前記監視制御部から、各NE又は各NEに関連する伝送路に関して第2のレイヤ障害が発生するとき、前記設定部は、第2のレイヤ障害情報のみを受信し、前記制御部は、第2のレイヤ障害を表示させる
    ことを特徴とする障害設定装置。
  4. 前記制御部は、
    前記第1設定に対応する処理及びレイヤ構成に関するレイヤ間情報を予め記憶したレイヤ間情報部と、
    前記設定情報が前記第1設定である場合、レイヤ間情報を前記レイヤ間情報部より取得し、該レイヤ間情報を基にレイヤ間の障害情報のマスク処理を実施するレイヤ間処理部と、
    前記レイヤ間処理部による処理結果に従い、前記設定部に障害表示を通知するための情報管理部と
    を備えたことを特徴とする請求項3に記載の障害設定装置。
  5. 前記情報管理部は、
    前記設定情報が前記第2設定である場合、前記レイヤ間処理部を用いずに、各レイヤの障害表示を前記設定部に通知すること
    を特徴とする請求項4に記載の障害設定装置。
  6. 第1のレイヤのネットワークと、
    第1のレイヤより上位の第2のレイヤのネットワークと、
    設定情報を管理する設定装置と、
    各レイヤに設けられ、複数のネットワーク構成装置(NE)に対応する機能部と、
    前記設定装置及び複数の前記機能部に接続されて、各NEから障害情報を受信し、前記設定情報を基に障害表示を処理する監視制御部と
    を備えた通信ネットワークにおける、障害表示方法であって、

    前記設定装置は、レイヤ間の跨る処理を実施させる第1設定か、レイヤ個別の処理を実施させる第2設定かを設定し、
    前記設定装置により前記第1設定が設定されている場合、
    各NE又は各NEに関連する伝送路に関して第1のレイヤ障害が発生するとき、各前記機能部は、該第1のレイヤ障害と、該NEが収容された第2のレイヤに関する第2のレイヤ障害を含む複数の障害を検出し、第1のレイヤ障害情報と第2のレイヤ障害情報の両方を前記監視制御部に通知し、前記監視制御部は、第2のレイヤ障害表示を通知せず、第1のレイヤ障害を前記設定装置に表示させ、
    各NE又は各NEに関連する伝送路に関して第2のレイヤ障害が発生するとき、各前記機能部は、第2のレイヤ障害を検出し、第2のレイヤ障害情報のみを前記監視制御部に通知し、前記監視制御部は、第2のレイヤ障害を前記設定装置に表示させる
    ことを特徴とする障害表示方法。
  7. 前記設定装置により前記第2設定が設定されている場合、
    各NE又は各NEに関連する伝送路に関して第1のレイヤ障害が発生するとき、各前記機能部は、該第1のレイヤ障害と、該NEが収容された第2のレイヤに相当する第2のレイヤ障害を含む複数の障害を検出し、第1のレイヤ障害情報と第2のレイヤ障害情報の両方を前記監視制御部に通知し、前記監視御部は、第1のレイヤ障害及び第2のレイヤ障害をそれぞれ前記設定装置に表示させる
    ことを特徴とする請求項6に記載の障害表示方法。
  8. 第1のレイヤのネットワークと、
    第1のレイヤより上位の第2のレイヤのネットワークと、
    保守者により設定された設定情報を管理する設定装置と、
    各レイヤに設けられ、複数のネットワーク構成装置(NE)に対応する機能部とを備えた通信ネットワークに接続される監視制御装置であって、
    各NEから障害情報を受信し、前記設定情報を基に障害表示を処理する監視制御部と、
    前記設定装置から、レイヤ間の跨る処理を実施させる第1設定か、レイヤ個別の処理を実施させる第2設定かを設定した設定情報を受信する受信部とを備え、
    前記設定装置により前記第1設定が設定されている場合、
    前記監視制御部は、
    各NE又は各NEに関連する伝送路に関して第1のレイヤ障害が発生するとき、各前記機能部から、第1のレイヤ障害情報と第2のレイヤ障害情報の両方を受信し、
    第2のレイヤ障害表示を通知せず、第1のレイヤ障害を前記設定装置に表示させ、
    各NE又は各NEに関連する伝送路に関して第2のレイヤ障害が発生するとき、各前記機能部から、第2のレイヤ障害情報のみを受信し、
    第2のレイヤ障害を前記設定装置に表示させる
    ことを特徴とする監視制御装置。
  9. 前記監視制御部は、
    前記第1設定に対応する処理及びレイヤ構成に関するレイヤ間情報を予め記憶したレイヤ間情報部と、
    前記設定情報が前記第1設定である場合、レイヤ間情報を前記レイヤ間情報部より取得し、該レイヤ間情報を基にレイヤ間の障害情報のマスク処理を実施するレイヤ間処理部と、
    前記レイヤ間処理部による処理結果に従い、前記設定装置に障害表示を通知するための情報管理部と
    を備えたことを特徴とする請求項8に記載の監視制御装置。
  10. 前記情報管理部は、
    前記設定情報が前記第2設定である場合、前記レイヤ間処理部を用いずに、各レイヤの障害表示を前記設定装置に通知すること
    を特徴とする請求項9に記載の監視制御装置。
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