JP2011155338A - 圧電振動子 - Google Patents

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JP2011155338A JP2010013907A JP2010013907A JP2011155338A JP 2011155338 A JP2011155338 A JP 2011155338A JP 2010013907 A JP2010013907 A JP 2010013907A JP 2010013907 A JP2010013907 A JP 2010013907A JP 2011155338 A JP2011155338 A JP 2011155338A
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Kazutoshi Fujita
和俊 藤田
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Abstract

【課題】圧電振動子を提供する。
【解決手段】圧電振動片26と、前記圧電振動片26に形成された励振電極28、32と
、前記圧電振動片26に形成され前記励振電極28、32に接続された引き出し電極30
、34と、前記圧電振動片26が搭載されるパッケージ12と、前記パッケージ12の前
記引き出し電極30、34に対向する位置に形成され、前記パッケージ12外部と電気的
に接続可能な接続電極36と、前記引き出し電極30、34と前記接続電極36とを接着
する導電性接着剤44と、を有するとともに、前記接続電極36の前記導電性接着剤44
の周縁を囲う位置に溝38が形成されたことを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は圧電振動子に係り、特に圧電振動子を構成する圧電振動片のパッケージへの実
装の歩留を高めた圧電振動子の技術に関する。
図4に第1の従来技術に係る圧電振動子を示す。図4に示すように、圧電振動子100
は、電極を設けるベース105と、ベース105上に設けこのベース105の電極に導通
する電極を備える支持台103と、支持台103と導電性ペースト102で接続する圧電
素子101と、ベース105と接合部材104により気密封止するキャップ106からな
る。圧電素子101には励振電極107を、その表面に設ける。
支持台103は、セラミック材料或いはガラスセラミックス材料からなる。そして支持
台103の圧電素子101が接する面は、平面形状であり隣り合わせた2つの電極111
a、111bを設けている。ここで、図4に示す圧電振動子100の支持構造は、支持台
103の圧電素子101の接する面が平面となっている。
このため、支持台103と圧電素子101の導電性ペースト102で接続するときに導
電性ペースト102の塗布量が多くなると圧電素子101の励振電極107側に流入して
しまい、支持面積が大きくなる。そのため圧電素子101の振動エネルギーが支持部に漏
れてエネルギーを損失することから、圧電振動子100の基本特性であるクリスタルイン
ピーダンス(CI)値が増大し、Q値の低下を招く。さらに、導電性ペースト102の塗
布量が多くなると、隣り合わせる電極111aと電極111b間でショートが発生し、圧
電振動子100は発振不良となる。
この問題を解決するため、第2の従来技術として、図5に示すように、特許文献1にお
いては、電極を設けるベース205と、ベース205上に設けこのベース205の電極に
導通する電極を支持する支持台203と、支持台203に導電性ペースト202を用いて
接続する圧電素子201と、ベース205と接合部材204により気密封止するキャップ
206からなる圧電振動子200であって、支持台203は、ベース205と接する面に
設ける溝部209と、圧電素子201と接する面に設ける凹部208とを有し、凹部20
8にベース205側の溝部209へ貫通する穴210を設けた構成が開示されている。
また第3の従来技術として、図6に示すように、特許文献2においては、メタライズ配
線層304及び該メタライズ配線層304と電気的に接続している導電性の支持台305
とを有する絶縁基体301と蓋体302とから成り、前記支持台305に圧電振動子30
3を載置固定させ、圧電振動子303の電極を支持台305に接続させるとともに絶縁基
体301と蓋体302とを接合させることによって内部に圧電振動子303を収容するよ
うにした圧電振動子収納用パッケージ300であって、前記メタライズ配線層304及び
支持台305は厚膜手法により形成されており、且つ該支持台305の圧電振動子303
が載置される領域に導電性ペーストを充填可能な凹部305aが形成された構成が開示さ
れている。
いずれの構成においても、圧電素子(圧電振動子)の励振電極や隣り合う電極方向への
導電性ペーストの流入を抑え、圧電素子特性の劣化や発振不良を防止することができる。
特開平08−316771号公報 特開平10−135762号公報
しかし、これらの導電性ペースト(導電性接着剤)の流入を防止する構成は複数層によ
り形成されているため、各層ごとに積層して形成する必要があるため、コストがかかると
ともに低背化に不利になるといった問題があった。
そこで、本発明は、上記問題点に着目し、簡易な構成で低背化しつつ導電性接着剤の圧電
振動子の励振電極側への流入を防止する圧電振動子を提供することを目的とする。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の
適用例として実現することが可能である。
[適用例1]圧電振動子と、前記圧電振動片に形成された励振電極と、前記圧電振動片
に形成され前記励振電極に接続された引き出し電極と、前記圧電振動片が搭載されるパッ
ケージと、前記パッケージの前記引き出し電極に対向する位置に形成され、前記パッケー
ジ外部と電気的に接続可能な接続電極と、前記引き出し電極と前記接続電極とを接着する
導電性接着剤と、を有するとともに、前記接続電極の前記導電性接着剤の周縁を囲う位置
に溝が形成されたことを特徴とする圧電振動子。
上記構成により、溝は、導電性接着剤を溜め込み、接続電極において導電性接着剤を囲
う位置の外部への導電性接着剤の流出を抑制するため、励振電極側への導電性接着剤の流
入を防止できるとともに、接続電極のパターン形成と同時に溝を形成することができるの
で、低背化を可能とするとともにコストを抑制することができる。
[適用例2]前記溝は、平面視して前記接続電極の前記励振電極に対向する側に形成さ
れたことを特徴とする適用例1に記載の圧電振動子。
これにより、導電性接着剤の励振電極側への流入を抑制するとともに、それ以外の方向
には開放されるため、導電性接着剤を溝のない方向に流出させ、溝に溜まる導電性接着剤
の量を減らすことができ、導電性接着剤の励振電極側への流入をさらに抑制することがで
きる。
[適用例3]前記接続電極は一対形成されるとともに、前記溝は一対の接続電極の互い
に対向する側にも形成されたことを特徴とする適用例2に記載の圧電振動子。
これにより、接続電極同士が導電性接着剤により短絡することを抑制することができる
[適用例4]前記溝は、円弧状に形成されたことを特徴とする適用例3に記載の圧電振
動子。
これにより、前記溝に導電性接着剤をムラ無く溜めることができるので、溝の一部分か
ら導電性接着剤が励振電極側及び一方の接続電極側に漏れ出ることを抑制することができ
る。
[適用例5]前記溝は、平面視して前記励振電極側に頂点を向けた鈍角のV字形状を有
することを特徴とする適用例3に記載の圧電振動子。
これにより、溝は接続電極において励振電極側と反対方向に広がる形状を有するととも
に、鈍角のV字形状となることから、導電性接着剤の広がりへの干渉が抑制され導電性接
着剤の広がる方向を制御するガイドとなることができるので、溝を乗り越える導電性接着
剤の量を抑制して、導電性接着剤の励振電極側及び接続電極側への流出を抑制することが
できる。
本実施形態に係る圧電振動子の模式図である。 本実施形態のベース基板の製造工程を示す図である。 本実施形態の接続電極に形成された溝の変形例を示す図である。 第1の従来技術に係る圧電振動子の模式図である。 第2の従来技術に係る圧電振動子の模式図である。 第3の従来技術に係る圧電振動子収納用パッケージの模式図である。
以下、本発明を図に示した実施形態を用いて詳細に説明する。但し、この実施形態に記
載される構成要素、種類、組み合わせ、形状、その相対配置などは特定的な記載がない限
り、この発明の範囲をそれのみに限定する主旨ではなく単なる説明例に過ぎない。
図1に本実施形態の圧電振動子を示す。図1(a)は圧電振動子10の断面図、図1(
b)は圧電振動子10を構成するベース基板14の平面図、図1(c)は圧電振動子10
を構成する圧電振動片26の平面図、図1(d)は図1(a)の破線で囲まれた領域の詳
細図である。本実施形態の圧電振動子10は、圧電振動片26と、前記圧電振動片26に
形成された励振電極28、32と、前記圧電振動片26に形成され前記励振電極28、3
2に接続された引き出し電極30、34と、前記圧電振動片26が搭載されるパッケージ
12と、前記パッケージ12の前記引き出し電極30、34に対向する位置に形成され、
前記パッケージ12外部と電気的に接続可能な接続電極36と、前記引き出し電極30、
34と前記接続電極36とを電気的及び機械的に接続する導電性接着剤44と、を有する
とともに、前記接続電極36の前記導電性接着剤44の周縁を囲う位置に溝38が形成さ
れたものである。
パッケージ12は、平面視して矩形のベース基板14、側面部22、リッド24の積層
構造により形成されている。ベース基板14はセラミック等の絶縁体で形成され、後述の
ように外部電極42と貫通電極40を有する第1層16、貫通電極40を有する第2層1
8、貫通電極40と接続電極36を有する第3層20の積層構造を有している。側面部2
2及びリッド24はコバール等の金属で形成され、側面部22はベース基板14(第3層
20)に導電性の接着剤により接合される。一方リッド24は側面部22に導電性の接着
剤により接合される。
ベース基板14の第1層16の下面には一対の外部電極42が形成されている。そして
平面視して各外部電極42に重なる位置にベース基板14(第1層16、第2層18、第
3層20)を貫通する一対の貫通電極40が形成され、各貫通電極40は各外部電極42
と接続される。そしてベース基板14の第3層20の上面であって貫通電極40が露出す
る位置には一対の接続電極36が形成されており、各接続電極36と各外部電極42とは
各貫通電極40を介して電気的に接続される。これら接続電極36、貫通電極40、外部
電極42はベース基板14の短辺の一方に偏って配置される。
なお、ベース基板14の側面部22に当接する位置には貫通電極40とは別の貫通電極
(不図示)が形成され、ベース基板14の下面には外部電極42のほかに前記貫通電極(
不図示)に接続する外部電極(不図示)が形成されているものとする。これによりリッド
24は前記外部電極(不図示)に電気的に接続され、前記外部電極(不図示)を接地する
ことにより、パッケージ12内部にある圧電振動片26への外部からの電気的なノイズを
抑制することができる。
圧電振動片26は、水晶、ニオブ酸リチウム、タンタル酸リチウム等の圧電材料から形
成され、音叉型振動片、SAW共振片等も用いることができるが、本実施形態においては
矩形形状を有し厚みすべり振動を行なうATカット振動片を用いる。
圧電振動片26の両面には、励振電極28、32がそれぞれ形成され、また励振電極2
8に接続された引き出し電極30、及び励振電極32に接続された引き出し電極34が形
成されている。圧電振動片26のリッド側に形成された励振電極32に接続された引き出
し電極34は圧電振動片26の端面を経由して圧電振動片26のベース基板14側にまで
引き出された形となっている。そして引き出し電極30の末端に形成された末端電極30
a、及び引き出し電極34の末端に形成された末端電極34aは圧電振動片26の短辺の
一方のベース基板14側に形成されている。このとき末端電極30a、34aの配置と接
続電極36の配置は平面視して互いに重なる位置となる。そして末端電極30a、34a
と接続電極36とは導電性接着剤44により電気的及び機械的に接続される。したがって
励振電極28は引き出し電極30、末端電極30a、導電性接着剤44、接続電極36、
貫通電極40を介して外部電極42に電気的に接続され、励振電極32は引き出し電極3
4、末端電極34a、導電性接着剤44、接続電極36、貫通電極40を介して外部電極
42に電気的に接続される。よって外部電極42に圧電振動片26を発振させる発振回路
(不図示)を接続することにより、圧電振動片26は所定の共振周波数で発振することが
できる。また圧電振動片26は一方の短辺に偏って配置された末端電極30a、34aの
みによりベース基板14に接続されるため、末端電極30a、34a側の短辺を固定端と
し、末端電極30a、34aと反対側の短辺を自由端として片持ち支持状態でベース基板
14に固定されることになる。
一方、ベース基板14上に形成された接続電極36上には溝38が形成されている。溝
38は平面視して接続電極36の励振電極28、32に対向する側と、接続電極36の互
いに対向する側に形成されており、全体的に円弧状に形成されている。
また溝38の底面はベース基板14が露出した状態となっている。そして導電性接着剤
44は、図1(b)に示すように円弧状に囲まれた領域(図1(b)の破線で囲まれた部
分)に塗布される。導電性接着剤44は圧電振動子搭載時に塗布点を中心として同心円状
に広がる。このとき接続電極36に形成された溝38は、導電性接着剤44の縁の形状に
沿った形で導電性接着剤44に接触する形となり、溝38の中に導電性接着剤44が入り
込むことになる。なお、本実施形態においては、導電性接着剤44の厚みは25μm程度
としている。また溝38の深さは接続電極36の厚みと同じ寸法を有し、20μm±10
μm程度とし、溝38の幅を20μm〜50μmとしている。
このように溝38を形成することにより、導電性接着剤44の励振電極28、32側へ
の流入を抑制するとともに、それ以外の方向には開放されるため、導電性接着剤44を溝
38のない方向に流出させ、溝38に溜まる導電性接着剤44の量を減らすことができ、
導電性接着剤44の励振電極28、32側への流入をさらに抑制することができる。
また、溝38は接続電極36の互いに対向する側にも形成された形となるので、接続電
極36同士が導電性接着剤44により短絡することを抑制することができる。
さらに、溝38を円弧状に形成したことにより、溝38の特定箇所に導電性接着剤44
が集中することはなく、導電性接着剤44を溝38にムラ無く溜めることができるので、
溝38の一部分から導電性接着剤44が励振電極28、32側及び一方の接続電極36側
に漏れ出ることを抑制することができる。
図2に本実施形態の圧電振動子10の製造工程を示す。本実施形態の圧電振動子10は
ベース基板14の材料となる積層基板をベース基板14の外形に倣ってアレイ上に区画し
、個々のベース基板14の電極等が形成される位置に電極材料を塗布し、焼結により電極
等の形成後に個々のベース基板14を個片化するものである。なお図2では積層基板のう
ち接続電極36が形成される第3層20のみを図示する。
まず図2(a)に示すように、ベース基板14の原料となるアルミナ基板を複数枚用意
する。本実施形態ではアルミナ基板を三層積層してベース基板14を形成するものとする
。そしてアルミナ基板の第1層16、第2層18、第3層20のそれぞれに積層時の位置
合わせの基準となる複数の標準孔46を形成する。この標準孔46は各層において同一の
寸法および配置で形成されており、各層の対応する標準孔46を同時に整合させることが
できる。そしてさらにこの標準孔46を基準として貫通電極40を形成するための貫通孔
48を形成する。本実施形態においては貫通孔48の形成位置は各層において同一位置と
なる。
次に図2(b)に示すように、電極形成のためのパターン印刷を行なう。パターン印刷
は、例えばタングステン等の金属を含有し電極材料となる導電性のペースト(不図示)と
、電極形成位置(溝形成位置)に対応したマスク穴(不図示)が形成されたマスク(不図
示)と、ペースト(不図示)を保持しつつマスク(不図示)上を走らせ、マスク穴(不図
示)にペースト(不図示)を刷り込むスキージ(不図示)と、を用いる。ここで第1層1
6においては、外部電極42の位置及び形状に対応してペースト(不図示)が塗布され、
第3層20においては、接続電極36と接続電極36に形成された溝38の位置及び形状
に対応してマスク(不図示)を用い、このマスク(不図示)を通過したペースト36aが
塗布される。このように接続電極36と溝38は同時に形成される。
そして第1層16の外部電極42となるペースト(不図示)及び第3層20の接続電極
36となるペースト36aを乾燥させたのち、図2(c)に示すように貫通孔48の形成
位置に対応したマスク(不図示)を各層に載置し、スキージ等を用いて貫通孔48をペー
スト(不図示)で埋め込む。
次に第1層16の第2層18側、第2層18の両面、第3層20の第2層18側に接着
剤を塗布して積層する。このとき各層の貫通孔48に埋め込まれたペーストは層間で接続
するので第1層16から第3層20まで貫通孔48に埋め込まれたペースト(不図示)は
接続される。
そして図2(c)に示すように、ベース基板14の境界に対応する位置に、ベース基板
14の個片化のためのダイシング溝50(スナップ)を形成したのちアルミナ基板(第1
層16、第2層18、第3層30)、及び接続電極36(溝38)、貫通電極40、外部
電極42を形成するペースト(ペースト36aを含む)を焼成する。
次に接続電極36及び外部電極42にNiメッキを施し、図2(d)に示すようにベー
ス基板14の周縁に対応する位置に側面部22を接合する。
そして接続電極36、外部電極42、側面部22にAuメッキを施したのち、図2(e
)に示すように、ダイシング溝50をダイシングすることによりベース基板14を個片化
する。
こののち、ベース基板14上の接続電極36に導電性接着剤44を塗布し、この導電性
接着剤44に末端電極30a、34aを接続する態様で圧電振動片26を接合する(図1
参照)。このとき導電性接着剤44は溝38を跨がないように塗布する必要がある。すな
わち図1(b)の破線で囲まれた部分に導電性接着剤44を滴下する必要がある。
こうして片持ち支持状態で圧電振動片26をベース基板14に接合したのち、真空条件
下もしくは不活性ガス雰囲気下で側面部22とリッド24とを溶接等で接合することによ
り圧電振動子10が形成される。
図3に接続電極に形成する溝の変形例を示す。接続電極上に形成される変形例としての
溝52は、平面視して励振電極28、32側に頂点を向けた鈍角のV字形状を有している
。この溝52は上述の溝38と同様に接続電極36と同時に形成することができる。
もちろん導電性接着剤44を塗布する際はV字で囲まれた領域(図3の破線で囲まれた
領域)に塗布し、V字の溝52を跨がないようにする必要がある。
ここでV字の角度は120度以上あることが望ましい。これにより、溝52は接続電極
36において励振電極28、32側と反対方向に広がる形状を有するとともに、鈍角のV
字形状となることから、導電性接着剤44の広がりへの干渉が抑制され導電性接着剤44
の広がる方向を制御するガイドとなることができるので、溝52を乗り越える導電性接着
剤44の量を抑制して、導電性接着剤44の励振電極側28、32及び接続電極36側へ
の流出を抑制することができる。
10………圧電振動子、12………パッケージ、14………ベース基板、16………第1
層、18………第2層、20………第3層、22………側面部、24………リッド、26
………圧電振動片、28………励振電極、30………引き出し電極、30a………末端電
極、32………励振電極、34………引き出し電極、34a………末端電極、36………
接続電極、36a………ペースト、38………溝、40………貫通電極、42………外部
電極、44………導電性接着剤、46………標準孔、48………貫通孔、50………ダイ
シング溝、52………溝、100………圧電振動子、101………圧電素子、102……
…導電性ペースト、103………支持台、104………接合部材、105………ベース、
106………キャップ、107………励振電極、111a………電極、111b………電
極、200………圧電振動子、201………圧電素子、202………導電性ペースト、2
03………支持台、204………接合部材、205………ベース、206………キャップ
、208………凹部、209………溝部、210………穴、300………圧電振動子収納
用パッケージ、301………絶縁基体、302………蓋体、303………圧電振動子、3
04………メタライズ配線層、305………支持台、305a………凹部。

Claims (5)

  1. 圧電振動片と、
    前記圧電振動片に形成された励振電極と、
    前記圧電振動片に形成され前記励振電極に接続された引き出し電極と、
    前記圧電振動片が搭載されるパッケージと、
    前記パッケージの前記引き出し電極に対向する位置に形成され、前記パッケージ外部と
    電気的に接続可能な接続電極と、
    前記引き出し電極と前記接続電極とを接着する導電性接着剤と、を有するとともに、
    前記接続電極の前記導電性接着剤の周縁を囲う位置に溝が形成されたことを特徴とする
    圧電振動子。
  2. 前記溝は、平面視して前記接続電極の前記励振電極に対向する側に形成されたことを特
    徴とする請求項1に記載の圧電振動子。
  3. 前記接続電極は一対形成されるとともに、前記溝は一対の接続電極の互いに対向する側
    にも形成されたことを特徴とする請求項2に記載の圧電振動子。
  4. 前記溝は、円弧状に形成されたことを特徴とする請求項3に記載の圧電振動子。
  5. 前記溝は、平面視して前記励振電極側に頂点を向けた鈍角のV字形状を有することを特
    徴とする請求項3に記載の圧電振動子。
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