JP2011154230A - 表示装置 - Google Patents

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Toyoki Yoshida
豊樹 吉田
Yuji Saito
裕二 斉藤
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Sanyo Techno Solutions Tottori Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
Tega Sanyo Industry Co Ltd
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Abstract

【課題】導光板の端面から発光色の異なる発光ダイオードの光を供給して、導光板の表面
に形成された文字、図形等の複数の表示内容を選択表示する表示装置に関し、隣り合う表
示内容相互間で、一方からの漏れ光により、他方の表示内容が表示されないようにするも
のである。
【解決手段】長尺の導光板の裏側面に、所定の表示内容を形成する反射要素が間隔を存し
て複数配置され、前記導光板の表面側に、前記各反射要素に対応して複数の表示領域が設
定され、前記導光板の長辺の端面には、それぞれの前記反射要素に対応する色彩光を表示
用光としてから前記反射要素ごとに供給する複数の光源が配置され、前記導光板には前記
反射要素相互間に光遮断用スリットを設け、前記複数の光源のうち、点灯された前記光源
からの色彩光に対応する前記反射要素で形成された光が隣りへ透過することを防止するこ
と。
【選択図】図3

Description

本発明は、導光板の端面から発光色の異なる発光ダイオードの光を供給して、導光板の
表面に形成された文字、図形等の複数の表示内容を選択表示する表示装置に関する。
導光板21の一表面(図の下面)に青色で発光する塗料等によって形成された文字、図
形等の青色表示内容と、赤色で発光する塗料等によって形成された文字、図形等の赤色表
示内容とを形成し、導光板21の他表面(図の上面)にオーバーレイを配置し、導光板2
1の長手方向の一端部に配置した青色発光ダイオードの発光によって、青色表示内容で反
射した青色をオーバーレイの半透明部を通して目視できる状態に表示する。同様に、導光
板21の長手方向の他端部に配置した赤色発光ダイオードの発光によって、赤色表示内容
で反射した赤色をオーバーレイの半透明部を通して目視できる状態に表示するものがある
(特許文献1参照)。
特開2005−189722号公報
特許文献1のものように、アクリル等の導光板21の一表面(図の下面)に、青色で発
光する青色表示内容と、赤色で発光する赤色表示内容とを併設形成する場合は、一方の発
光ダイオードの光が、他方の表示内容部分へ漏れて、この他方の表示内容部分がほんのり
と表示されることがある。この他方の表示内容部分が表から見えないようにするためには
、発光ダイオードの輝度を下げる方法があるが、正規に表示したい青色表示内容及び赤色
表示内容の表示が暗くなり、好ましくない。また、オーバーレイの半透明部の半透明度を
高くする方法を採れば、正規に表示したい青色表示内容と赤色表示内容との表示が暗くな
り、好ましくない。
本発明は、このような点に鑑み、導光板に特別な手段を講じることによって、発光ダイ
オードの輝度を下げることなく、正規の輝度で発光させた場合でも、一方の発光ダイオー
ドの光が、他方の表示内容部分へ漏れることを抑制できる構成とし、正規の表示ができる
表示装置を提供するものである。
また本発明は、この導光板に講じられる特別な手段によって、熱膨張・収縮に対応でき
、且つ機器の曲面部へ適用できる表示装置を提供するものである。
第1発明の表示装置は、長尺の導光板の裏側面に、所定の表示内容を形成する反射要素
が間隔を存して複数配置され、前記導光板の表面側に、前記各反射要素に対応して複数の
表示領域が設定され、前記導光板の長辺の端面には、それぞれの前記反射要素に対応する
色彩光を表示用光としてから前記反射要素ごとに供給する複数の光源が配置され、前記導
光板には前記反射要素相互間に光遮断用スリットを設け、前記複数の光源のうち、点灯さ
れた前記光源からの色彩光に対応する前記反射要素で形成された光が隣りへ透過すること
を防止することを特徴とする表示装置。
第2発明の表示装置は、第1発明において、前記光遮断用スリットは、前記長尺の導光
板の対向する二つの長辺から交互に延び、且つ長尺方向に重なる長さに形成されたことを
特徴とする。
第3発明の表示装置は、第1発明または第2発明において、前記光遮断用スリットは、
その対向する端面が、前記導光板の表面側または裏面側に、相互間隔を広げる方向へ傾斜
した面で形成されたことを特徴とする。
第4発明の表示装置は、第1発明または第2発明において、前記長尺の導光板は、前記
光遮断用スリット部分の屈曲にて、屈曲状に取り付けられたことを特徴とする。
第5発明の表示装置は、第3発明において、前記長尺の導光板は、前記光遮断用スリッ
ト部分の屈曲が、前記傾斜した端面間の角度が更に大きくなる方向の屈曲にて、屈曲状に
取り付けられたことを特徴とする。
本発明では、隣り合う反射要素の一方側に供給される光は、反射要素相互間に形成した
光遮断用スリットによって、他方側の反射要素へ達することが阻止される。このため、上
記従来のように、オーバーレイの半透明部の半透明度を高くすることによって生じる表示
内容の表示が暗くなることもなく、また、発光ダイオードの輝度を下げることによって生
じる表示内容の表示が暗くなることもなくなる。
また本発明では、光遮断用スリットが、長尺の導光板の対向する二つの長辺から交互に
延び、且つ長尺方向に重なる長さであることによって、隣り合う反射要素の一方側に供給
される光が他方側の反射要素へ漏れることの阻止効果が向上する。
また本発明では、光遮断用スリットは、その対向する端面が、導光板の一表面側または
他表面側に傾斜した光放射面であることにより、光遮断用スリットの幅が狭くても、この
光遮断用スリットの一方の端面から放射される光が他方の端面から入って伝播することが
抑制でき、長尺の導光板の長さを短くでき、表示装置の取り付け部の長さが制限される場
所への適用範囲も広くなる。
また本発明では、長尺の導光板は、光遮断用スリット部分の屈曲にて、機器の屈曲状に
取り付け可能となり、屈曲した取り付けによっても、反射要素ごとに配置した光源と反射
要素との関係が崩れることなく、光源の色彩光に対応して所定の表示内容を表示すること
ができるものとなる。
更にまた本発明では、機器へ屈曲状に取り付ける場合、光遮断用スリット部分に端面間
の角度が大きくなる方向の屈曲にて、光遮断用スリット部分を屈曲させる取り付けにより
、この光遮断用スリットの一方の端面から放射される光が他方の端面から入って伝播する
ことが抑制でき、長尺の導光板の長さを短くでき、表示装置の取り付け部の長さが制限さ
れる場所への適用範囲も広くなる。
また、導光板に光遮断用スリットを形成することにより、導光板を下側に配置した固定
板に接着した構成において、導光板と固定板との熱膨張が相違する場合、熱によって導光
板と固定板が膨張・収縮する際に、光遮断用スリットが膨張・収縮の差異を吸収するため
、導光板と固定板との接着が剥がれることが防止できるものとなる。
本発明に係る表示装置を採用した電磁調理器の斜視図である。 図1の操作部の拡大図である。 本発明に係る表示装置の導光板部分を説明する平面図である。 図3における一つの表示内容部分を断面で示す説明図である。 本発明に係る表示装置の光源が発光していない状態の説明図である。 本発明に係る表示装置の光源の一つが発光した状態の説明図である。 本発明に係る表示装置の導光板に形成したスリットが傾斜端面である場合の説明図である。 本発明に係る表示装置を屈曲部に取り付けた機器の斜視図及びその一部拡大図である。 本発明に係る表示装置を機器の屈曲部に取り付けた状態の説明図である。 本発明に係る表示装置の導光板に形成したスリットの端面が平行である形態を示す図である。 本発明に係る表示装置の導光板に形成したスリットの端面が同じ方向にハ字状に拡がった形態を示す図である。 本発明に係る表示装置の導光板に形成したスリットの端面がそれぞれ導光板の上下面に対して三角状またはV字状に拡がった形態を示す図である。 図12に示す三角状またはV字状の広がり方向とは異なる逆方向へ拡がった形態を示す図である。
本発明の表示装置は、長尺の導光板21の裏側面に、所定の表示内容を形成する反射要
素25が間隔を存して複数配置され、前記導光板21の表面側に、前記各反射要素25に
対応して複数の表示領域R1、R2、R3・・・・が設定され、前記導光板21の長辺の
端面には、それぞれの前記反射要素25に対応する色彩光を表示用光としてから前記反射
要素25ごとに供給する複数の光源D1、D2、D3・・・・が配置され、前記導光板2
1には前記反射要素25相互間に光遮断用スリットを設け、前記複数の光源D1、D2、
D3・・・・のうち、点灯された前記光源からの色彩光に対応する前記反射要素25で形
成された光が、隣りへ透過することを防止するものである。以下、本発明の実施例を図に
基づき記載する。
本発明に係る表示装置50を電磁調理器1の操作部14に適用した場合について説明す
る。図1及び図2に示すように、電磁調理器1は、例えばシステムキッチン等にドロップ
イン方式にて組み込まれて使用されるタイプであり、電磁調理器1の本体1Aの上面に耐
熱ガラス製の天板2を装着していると共に、この天板2の下方内部に熱源となる加熱コイ
ルとして、左右一対の誘導加熱コイル3、4とラジエントヒータ5を内蔵している。
一方、本体1A内の前面右側には操作パネル6を配設していると共に、この操作パネル
6の左側にはグリル7用のグリル扉8を引き出し自在に配設し、且つ、操作パネル6には
、シーソー式の電源スイッチ9、複数の操作キー10・・・や、誘導加熱コイル3、4及
びラジエントヒータ5にそれぞれ対応するプッシュプッシュ式の操作摘み11a、11b
、11c等を配設している。操作摘み11a、11b、または11cはプッシュ操作によ
り引き出すと、対応する誘導加熱コイル3、4、またはラジエントヒータ5への通電を開
始し、再度プッシュ操作により押し込むと運転を停止し、引き出し位置で回転操作すると
火力や調理時間、調理温度等を設定するように構成している。
また、天板2の外周縁を天板枠12により押圧固定していると共に、この天板枠12の
前端部には操作窓13を穿孔し、この操作窓13内に非接触式のタッチキーにて構成した
操作部14を配置し、操作摘み11a、11b、または11cをプッシュ操作により引き
出した状態で、操作部14をタッチキーの操作にて、火力や調理時間、調理温度等を設定
できるように構成している。また、天板枠12の後端部には左右一対の吸排気カバー15
、15を着脱自在に装着している。
更に、天板2の誘導加熱コイル3、4間の手前部分の下方には、バックライト付きの液
晶表示器等で構成した表示器19を配設している。この表示器19には、操作摘み11a
、11b、及び11cにそれぞれ対応して、それぞれの設定火力や調理時間、調理温度、
更には湯沸し時の湯沸しマークと水量の表示等を区分して表示する様に構成している。
一方、操作窓13の下方位置には、操作窓13に臨むように、本発明に係る表示装置5
0を配置している。図1及び図2に示すように、電磁調理器1の天板枠12の前端部には
操作窓13を穿孔し、この操作窓13内に非接触式のタッチキーにて構成した操作部14
を配置している。操作部14は、後述のような静電容量スイッチ式のタッチキー機能と、
それに対応した表示を行なう表示機能とを備えており、操作窓13に臨むように、表示装
置50と、表示装置50を取り付けるようにその下側に配置した固定板16を配置し、こ
の固定板16の上面に、静電容量検出電極40を配置している。このため、各キーへの入
力操作は、後述の表示領域Q1、Q2、Q3・・・に対応する部分を、使用者が指でタッ
チすることにより、対応する静電容量検出電極40がそのタッチを検出する仕組みによっ
て、静電容量スイッチ式のタッチキー機能を構成する。
表示装置50は、図3及び図4に示すように、表示パネルを形成する長尺の導光板21
と、導光板21に表示用光を供給する複数の光源である発光ダイオードD1、D2、D3
・・・・と、導光板21の表示面側(図4では上面側)に配置されるオーバーレイ24と
を備えている。オーバーレイ24の上面が操作窓13に臨むように配置されている。表示
装置50は、長尺の導光板21の対向する長辺21A、21Bに沿って配置した両面接着
テープ26によって、下側に配置した固定板16に接着にて取り付けられている。
導光板21は、長尺、即ち、比較的細長い平板状の導光板21の裏面側(図4では下面
側)に、複数の反射要素が間隔を存して配置されている。導光板21は、アクリル系樹脂
、エポキシ樹脂、ポリカーボネート等の透光性材料からなり、一端部から供給される光が
他端部へ向けて内部を伝播する構成である。
長尺の導光板21の裏側面には、所定の表示内容R1、R2、R3・・・・を形成する
反射要素25が間隔を存して複数配置され、導光板21の表面側には、各反射要素25に
対応して複数の表示領域21aが設定されている。導光板21の長辺の端面には、それぞ
れの反射要素25に対応する色彩光を表示用光としてから反射要素25ごとに供給する複
数の光源として、発光ダイオードD1、D2、D3・・・・が配置されている。そして、
導光板21には反射要素25相互間に光遮断用スリットを設け、複数の光源D1、D2、
D3・・・・のうち、点灯された光源からの色彩光に対応する反射要素25で形成された
光が、隣りへ透過することを防止するものである。
この具体的な構成を以下に記載する。
導光板21の裏面側(図4では下面)には、各表示内容R1、R2、R3・・・・を形
成するように、反射要素25が塗布にて間隔を存して配置されている。この表示内容R1
、R2、R3・・・・としては、例えば、表示内容R1が、実質的に光を透過しない白色
の円形リング22と白色の火力の文字23で構成され、導光板21の下面に印刷されてい
る。同様に、表示内容R2が、実質的に光を透過しない白色の円形リング22と白色の魚
マーク23で構成され、導光板21の下面に印刷され、表示内容R3〜R7・・・につい
ても同様である。
また、導光板21の表面側(図4では上面)には、各反射要素25に対応して複数の表
示領域Q1、Q2、Q3・・・・が、間隔を存して設定されている。具体的には、各表示
内容R1の円形リング22に対応する上方位置に、表示領域Q1が設定され、表示内容R
2の円形リング22に対応する上方位置に、表示領域Q2が設定され、表示内容R3〜R
7についても同様である。
発光ダイオードD1、D2、D3・・・・は、その光が導光板21の端面から導光板2
1内部に入射されるように、長尺の導光板21の長辺21A、21Bのいずれかの端面に
、反射要素25ごとに対応して配置されている。実施例のものは、図3に示すように、導
光板21の長辺21Aに発光ダイオードD1、D2、D3・・・・が配置されている。
各反射要素25は、対応する発光ダイオードD1、D2、D3・・・・の色採光に対応
する光を反射する性質で構成される。反射要素25は、導光板21の端面から内部に入射
した光を導光板21の上面側に反射する機能を有するものであり、染料や塗料で形成され
る。例えば、発光ダイオードD1が赤色発光ダイオードである場合は、それに対応する反
射要素25は、赤色を反射する染料や塗料で構成される。
オーバーレイ24は、導光板21の表示面側、即ち、導光板21の上面側に配置される
。オーバーレイ24は、導光板21の各表示内容R1、R2、R3・・・・に対応して、
概ね円形リング22を含む内部領域が半透明の領域24aであり、半透明領域24aの周
囲は黒色の遮光領域24bである。オーバーレイ24の半透明領域24aは、発光ダイオ
ードD1、D2、D3・・・・を点灯させていない状態では、周囲光が表示パネルに入射
して表示内容である円形リング22及び火力の文字23で反射した反射光は透過させない
が、発光ダイオードD1、D2、D3・・・・を点灯させた状態では、発光ダイオードD
1、D2、D3・・・・からの色彩光が表示内容である円形リング22及び火力の文字2
3で反射した反射光を透過させる程度の透明度に設定されている。
したがって、発光ダイオードD1、D2、D3・・・・を点灯させていない状態では、
導光板21の表示内容である円形リング22及び火力の文字23は目視できず黒色であり
、発光ダイオードD1を点灯させたときは、その色彩光によってこの表示内容を目視でき
る。また、オーバーレイ24の遮光領域24bは、導光板21の端部と導光板21の端部
近傍に配置されている発光ダイオードD1、D2・・・・を覆い、発光ダイオードD1、
D2、D3・・・・からの色彩光が直接外部に出射することを防止する構成である。
上述した構成の表示装置50では、発光ダイオードD1、D2、D3・・・・をすべて
点灯していない状態では、オーバーレイ24の存在によって、図5に示すように、表示装
置1の表示面は黒色として認識される。なお、図5では、黒色として認識される領域は白
色で表している。これに対し、電源スイッチ9のON状態によって、制御部(図示せず)
の動作に基づき、発光ダイオードD1、D2、D3・・・の一つまたは複数を点灯したと
きは、点灯状態に応じて表示内容が所定の色彩で認識される。図6には、発光ダイオード
D1が点灯したとき、表示内容である円形リング22及び火力の文字23が、操作部14
の上面から所定の色彩で目視できる状態を示している。
図に示す実施例では、表示領域Q1、Q2、Q3・・・・が、概ね操作部14の「円形
リングで囲まれた範囲」であり、その表示内容R1が「円形リング22及び火力の文字2
3」に相当するものとすれば、円形リング22内を照明するために、外形が概ね円形リン
グ22と同等の大きさの円板状の反射要素25が、導光板21の下面に形成されている。
このため、この反射要素25を赤色反射材とし、発光ダイオードD1を赤色発光ダイオー
ドとした場合、発光ダイオードD1の点灯によって、赤色反射材によって反射される赤色
採光が、白色の円形リング22内を赤色に照射し、実質的に光を透過しない白色の円形リ
ング22内に白色の火力の文字が、赤色の中に浮かび上がる状態となる。
これは、表示内容R2、R3・・・・においても同様であり、各表示内容R1、R2、
R3・・・・は、同一発光色でもよいが、各表示内容R1、R2、R3・・・・ごとに異
なる発光色とするか、操作部14のスイッチ機能ごとに異なる発光色とする等の構成とす
る場合は、各表示内容R1、R2、R3・・・・は、対応する発光ダイオードD1、D2
、D3・・・・の発光色に対応した色を反射する反射要素25を配置すればよい。
各キーへの入力操作は、表示領域Q1、Q2、Q3・・・・に対応する部分を、使用者
が指でタッチすることにより、対応する静電容量検出電極40がそのタッチを検出する。
例えば、発光ダイオードD1の発光により表示された表示領域Q1のオーバーレイ24の
上面に、使用者が指でタッチすることにより、その下方の静電容量検出電極40がそのタ
ッチを検出して、制御部(図示せず)が「火力」キーが操作されたことを検出する。この
ため、発光ダイオードD4、D5が発光している表示領域R4、R5の部分に、使用者が
指をタッチすることにより、火力の強弱の調節が可能となる。
このような表示装置50において、例えば、発光ダイオードD1が発光して表示内容R
1を表示領域Q1に表示している状態で、発光ダイオードD1の光及びまたは表示内容R
1の発光が、隣りの表示内容R2に漏れることにより、隣りの表示内容R2が表示領域Q
2に薄ぼんやりとして目視状態となることは好ましくない。また、隣り合う発光ダイオー
ドD1、D2、D3・・・の発光色が異なる場合にも、このように隣りの表示内容に漏れ
ることは好ましくない。
本発明は、このようなことを防止して、それぞれの表示領域Q1、Q2、Q3・・・・
が、隣りから漏れる光によって表示されないようにする技術を提供するものである。この
ため、導光板21には、反射要素25相互間に光遮断用スリット30を設け、複数の光源
D1、D2、D3・・・・のうち、点灯された光源からの色彩光に対応する反射要素25
で形成された光が、隣りの反射要素25へ透過することを防止するものである。
光遮断用スリット30は、隣り合う表示内容相互間、即ち、反射要素25、25相互間
、例えば、表示内容R1の反射要素25と表示内容R2の反射要素25との間に、1本の
光遮断用スリット30を設けた構成でもよいが、1本の光遮断用スリット30の幅Tが狭
い場合は、このスリット30の一方の端面30Aから出た光が、他方の端面30Bから侵
入して、例えば、表示内容R1の反射要素25の光が表示内容R2の反射要素25を照射
することが懸念される。
この懸念を払拭するために、図3、及び図10〜図13に示すように、光遮断用スリッ
ト30は、長尺の導光板21の対向する二つの長辺21A、21Bから交互に延び、且つ
長尺方向に重なる長さに形成すればよい。このようにすることにより、一方側の反射要素
25に供給される光が、他方側の反射要素25へ漏れることの阻止効果が向上する。例え
ば、表示内容R1の反射要素25の光は、二つの光遮断用スリット30を通過する間に減
衰し、実質的に表示内容R2の反射要素25を照射する光の量は少なくなり、表示領域Q
2には表示内容R2が表示されない状態となる。
この場合、光遮断用スリット30が1本の場合、または、導光板21の対向する二つの
長辺21A、21Bから交互に延びる2本の場合のいずれにおいても、図3に示すように
、光遮断用スリット30の長さが、L1、L2のように、反射要素25を超えた位置まで
延びていることにより、、光遮断用スリット30での漏れ光が、他方の反射要素25へ伝
播されることの防止効果が良好となる。
この懸念を払拭するために、図3、及び図10〜図13に示すように、光遮断用スリッ
ト30は、長尺の導光板21の対向する二つの長辺21A、21Bから交互に延び、且つ
長尺方向に重なる長さに形成すればよい。このようにすることにより、一方側の反射要素
25に供給される光が、他方側の反射要
また、光遮断用スリット30は、図7、図9、及び図10〜図13に示すように、その
対向する端面30A、30Bが、導光板21の表面側または裏面側に相互間隔を広げる方
向へ傾斜した面であることにより、一方側の反射要素25に供給される光が、他方側の反
射要素25へ漏れることの阻止効果が向上する。即ち、図3及び図10に示すように、対
向する端面30A、30Bが平行に対抗する場合は、一方の端面30Aから出た光は他方
の端面30Bへ全て侵入して伝播する状態となる。しかし、図7、及び図11〜図13に
示すように、光遮断用スリット30の端面30A、30Bが、相互間隔を広げる方向へ傾
斜した面であることにより、一方の端面30Aから放射される光は、他方の端面30Bか
ら入って伝播することが抑制でき、表示内容R1の反射要素25の光によって、表示領域
Q2に表示内容R2が表示されることが防止できる。この場合、一方の端面30Aから放
射される光が、他方の端面30Bから入らない程度の傾斜とすることが最もよいが、そう
でなくても、一方の端面30Aから放射される光の殆んどが、他方の端面30Bから入ら
ない程度の傾斜とするものでもよい。
また、図8に示すように、本体1Aにおいて、本発明の表示装置50が取り付けられる
操作部14の部分が曲面形状である場合でも、光遮断用スリット30を備えることにより
、導光板21をこの光遮断用スリット30の部分で屈曲できるため、取り付け部分に適応
できるものとなる。この場合、図3及び図10に示すように、光遮断用スリット30の対
向する端面30A、30Bが平行に対抗する形状であっても、この屈曲によって、端面3
0A、30Bが相互間隔を広げる方向へ傾斜した面となるため、図7同様の効果が期待で
きる。
即ち、図8に示すように、本発明の表示装置50が取り付けられる機器の部分が、曲面
形状などの屈曲部である場合において、この屈曲部に沿って表示装置50を取り付ける。
この場合、光遮断用スリット30の端面30A、30Bの相互間隔がハ字状に広がる状態
に取り付ける。具体的には、導光板21の光遮断用スリット30が、図3及び図10に示
すように、交互方向から延びた2本の光遮断用スリット30であり、且つ、各スリット3
0の端面30A、30Bが平行に形成されている場合は、前記屈曲部に沿って表示装置5
0を取り付けることにより、端面30A、30Bの相互間隔がハ字状に拡がる。即ち、予
め端面30A、30Bの相互間隔がハ字状に拡がるように形成したことと同じ状態となり
、一方の端面30Aから放射される光が、他方の端面30Bから入ることの抑制効果が向
上する。
また、図7に示すように、光遮断用スリット30が単一であって、その端面30A、3
0B相互の間隔をハ字状に広げる方向へ傾斜した端面である場合、前記屈曲部に沿って表
示装置50を取り付けることにより、端面30A、30Bの相互間隔のハ字状が更に広が
り、傾斜した端面30A、30B間の角度が更に大きくなる方向の屈曲が生じるように取
り付ける。これにより、一方の端面30Aから放射される光の殆んどが、他方の端面30
Bから入らない程度の傾斜となり、更に好ましい効果を得ることができる。この効果は、
図11に示すように、光遮断用スリット30が、交互方向から延びた2本の光遮断用スリ
ット30であり、且つ、各スリット30の端面30A、30Bがハ字状に拡がった形態で
ある場合は、前記屈曲部に沿って表示装置50を取り付けることにより、2本の光遮断用
スリット30に置ける各端面30A、30Bの相互間隔のハ字状が更に広がるため、光遮
断用スリット30が単一の場合よりも更に、一方の端面30Aから放射される光が、他方
の端面30Bから入ることの抑制効果が向上する。
上記のように、導光板21に光遮断用スリット30を形成することにより、その下側に
配置した固定板16に接着した場合、導光板21と固定板16との熱膨張が相違すること
により、熱によって導光板21と固定板16が膨張・収縮する際にも、光遮断用スリット
30が膨張・収縮の差異を吸収するため、導光板21と固定板16との接着が剥がれるこ
とが防止できるものとなる。
なお、光遮断用スリット30の形態として、図10には、交互方向から延びた2本の光
遮断用スリット30の端面30A、30Bが平行に形成されている場合を示し、図11に
は、交互方向から延びた2本の光遮断用スリット30の各端面30A、30Bが、同じ方
向にハ字状に拡がった形態である場合を示し、図12には、交互方向から延びた2本の光
遮断用スリット30の各端面30A、30Bが、それぞれ導光板21の上下面に対して、
導光板21の上下面を貫通しない状態の切り込みにて、三角状またはV字状に拡がった形
態である場合を示し、図13には、図12に示す三角状またはV字状の広がり方向とは異
なる逆方向へ拡がった形態である場合を示している。
本発明の表示装置は、上記実施例に示した構成に限定されず、種々の形態の機器に適用
できるものであり、本発明の技術範囲において種々の形態を包含するものである。
1・・・・電磁調理器
1A・・・本体
2・・・・天板
12・・・天板枠
13・・・操作窓
14・・・操作部
15・・・排気カバー
16・・・固定板
21・・・導光板
21A・・一方の長辺
21B・・他方の長辺
22・・・円形リング
23・・・文字
24・・・オーバーレイ
24a・・半透明領域
24b・・遮光領域
25・・・反射要素
26・・・両面接着テープ
30・・・光遮断用スリット
40・・・静電容量検出電極
50・・・表示装置
D1、D2、D3・・・・光源としての発光ダイオード
R1〜R7・・・・表示内容
Q1、Q2、Q3・・・・表示領域

Claims (5)

  1. 長尺の導光板の裏側面に、所定の表示内容を形成する反射要素が間隔を存して複数配置
    され、前記導光板の表面側に、前記各反射要素に対応して複数の表示領域が設定され、前
    記導光板の長辺の端面には、それぞれの前記反射要素に対応する色彩光を表示用光として
    から前記反射要素ごとに供給する複数の光源が配置され、前記導光板には前記反射要素相
    互間に光遮断用スリットを設け、前記複数の光源のうち、点灯された前記光源からの色彩
    光に対応する前記反射要素で形成された光が隣りへ透過することを防止することを特徴と
    する表示装置。
  2. 前記光遮断用スリットは、前記長尺の導光板の対向する二つの長辺から交互に延び、且
    つ長尺方向に重なる長さに形成されたことを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記光遮断用スリットは、その対向する端面が、前記導光板の表面側または裏面側に、
    相互間隔を広げる方向へ傾斜した面で形成されたことを特徴とする請求項1または2に記
    載の表示装置。
  4. 前記長尺の導光板は、前記光遮断用スリット部分の屈曲にて、屈曲状に取り付けられた
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の表示装置。
  5. 前記長尺の導光板は、前記光遮断用スリット部分の屈曲が、前記傾斜した端面間の角度
    が更に大きくなる方向の屈曲にて、屈曲状に取り付けられたことを特徴とする請求項3に
    記載の表示装置。
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