JP2011154127A - 定着装置および画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】定着ローラの小径化を図った場合でも、記録材上の画像の定着性を満足するのに必要なニップ量を確保する。
【解決手段】小径の定着ローラ21の外周側に、複数のさらに小径の加圧ローラ31A〜31Fを設ける。さらに、補助部材41A〜41Fにより加圧ローラ31A〜31Fを定着ローラ21に向けて押圧すると共に、補助部材41A〜41Fにそれぞれ設けられた撓み防止部材49により、加圧ローラ31A〜31Fを記録材の搬送方向下流側から支持し、加圧ローラ31A〜31Fが定着ローラ21または記録材との摩擦抵抗により記録材の搬送方向下流側に撓むのを防止する。
【選択図】図2

Description

本発明は、例えば、複写機、プリンタ、ファクシミリ、これらの機能を備えた複合機等の画像形成装置に設けられる定着装置、および定着装置を備えた画像形成装置に関する。
電子写真方式を用いた複写機、プリンタ、ファクシミリ、あるいは、これらの機能を備えた複合機等の画像形成装置における定着装置としては、ハロゲンヒータ等を熱源とする加熱ローラと加圧ローラとで構成されたニップ部に記録材を搬送し、記録材表面に形成されたトナーを加熱溶融し、記録材に定着させる熱ローラ方式のものが一般的である。
また、下記の特許文献1には、不揮発性溶媒を含む液体現像剤を用いて記録媒体上に形成された画像を熱定着させる定着装置が記載されており、この定着装置は、加熱ローラに対向するように複数の支持ローラを配置する構成を採用している。もっとも、これら複数の支持ローラは、記録媒体の搬送路を形成し、記録媒体を案内することを目的とするものであり、上述した加圧ローラのように加圧することで未定着画像の定着を行うことを目的とするものではない。
特開2000−112269号公報
上述した熱ローラ式の定着装置において、現在、省エネルギー、安定時間の短縮等を図るために、加熱ローラを小径化することによって加熱ローラの熱容量を下げる方法が検討されている。加熱ローラを小径化すると、記録材上のトナーの定着性を満足させるのに必要なニップ量を確保することが困難になるという問題が生じる。
この問題を解決するために、加圧ローラに代えて加圧ベルトを採用し、加圧ベルトを加熱ローラに巻き付けるように配置することで、トナーの定着性を満足させるのに必要なニップ量の確保を実現することが考えられる。しかしながら、このような構成では、加圧ベルトの搬送状態、または記録材の水分の蒸発等により、加圧ベルトと加熱ローラとの密着性が悪くなり易く、このため、画像不良が発生する等の問題が生じる。
さらに、加圧ベルトと加熱ローラとの密着性を確保するために、加熱ローラに向かって加圧ベルトが均等に押圧されるように、加圧ベルトの内部に加圧パッド等を入れる方法も考えられるが、この結果、加圧ベルトの構造が複雑になり、また、加圧パッドの負荷によって加圧ベルトの耐久性の低下やトルクの増大を招くという問題が生じる。
一方、上述した特許文献1は、記録材を加圧することにより未定着画像の定着を行う技術ではないが、この特許文献1に記載された技術を参考にし、複数の加圧ローラを加熱ローラに対向するように設け、これにより、トナーの定着性を満足させるのに必要なニップ量の確保を実現することが考えられる。しかしながら、加熱ローラの外周面に沿うように間隔を置いて複数の加圧ローラを配置する構成では、互いに隣り合う加圧ローラ間の隙間に記録材が進入してしまうという問題が生じる。さらに、加圧ローラ間の隙間をなくすために、複数の加圧ローラを平面や曲線状の部材でつなげることも考えられるが、この場合には、上述した加圧ベルトと同様に、加熱ローラとの密着性を確保することが困難になる等の問題が生じる。また、互いに隣り合う加圧ローラを互いに接近させ、加圧ローラ間の隙間を小さくすることにより、当該隙間に記録材が進入するのを防止することができるが、この場合には、加圧ローラの撓みや位置ずれにより、互いに隣り合う加圧ローラ同士が接触し、加圧ローラの回転が不安定になり、または加圧ローラが逆回転する等の問題が生じる。
本発明は例えば上述したような問題に鑑みなされたものであり、本発明の課題は、定着ローラの小径化を図った場合でも、記録材上の画像の定着性を満足するのに必要なニップ量を確保することができる定着装置および画像形成装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明の第1の定着装置は、回転駆動され、記録材上に転写された画像を定着させるために前記記録材に熱を加える定着ローラと、前記定着ローラの外表面に対向し、前記定着ローラの外表面に沿って配列され、前記記録材を前記定着ローラとの間で加圧する複数の加圧ローラと、前記各加圧ローラを前記定着ローラの外表面に押し付ける補助部材と、前記複数の加圧ローラのうちの全部または一部の加圧ローラに、前記記録材の搬送方向下流側から接触し、当該全部または一部の加圧ローラが前記記録材の搬送方向下流側に撓みまたは位置ずれするのを規制する規制手段とを備えていることを特徴とする。
また、本発明の第2の定着装置は、上述した本発明の第1の定着装置において、前記補助部材は、前記加圧ローラにおいて当該加圧ローラと前記定着ローラの外表面とが接触する部分のほぼ反対側の部分に接触して当該加圧ローラを前記定着ローラの外表面に押し付ける加圧部と、前記記録材の搬送方向下流側から前記加圧ローラの一部分に接触して当該加圧ローラが前記記録材の搬送方向下流側に撓みまたは位置ずれするのを規制する規制部とを備え、前記規制手段は前記補助部材の規制部であることを特徴とする。
また、本発明の第3の定着装置は、上述した本発明の第1または2の定着装置において、前記各加圧ローラは、金属材料からなる軸部と、前記軸部の外周側に設けられた離型層とを備え、前記各加圧ローラの軸方向の一部分には前記軸部の外表面が露出した露出部が形成され、前記規制手段は前記露出部における前記軸部の外表面に接触していることを特徴とする。
また、本発明の第4の定着装置は、上述した本発明の第1の定着装置において、前記補助部材は、互いに隣り合った2つの前記加圧ローラにそれぞれ接触してこれら2つの加圧ローラを前記定着ローラの外表面に押し付ける補助ローラを備え、前記規制手段は、前記補助ローラに接触する2つの加圧ローラのうち、前記定着ローラの軸心と前記補助ローラの軸心とを結んだ直線よりも前記記録材の搬送方向下流側に位置する加圧ローラに、前記記録材の搬送方向下流側から接触し、当該加圧ローラが前記記録材の搬送方向下流側に撓みまたは位置ずれするのを規制することを特徴とする。
また、本発明の第5の定着装置は、上述した本発明の第4の定着装置において、前記各加圧ローラは、金属材料からなる軸部と、前記軸部の外周側に設けられた離型層とを備え、前記補助ローラに接触する2つの加圧ローラのうち、前記定着ローラの軸心と前記補助ローラの軸心とを結んだ直線よりも前記記録材の搬送方向下流側に位置する加圧ローラの軸方向の一部分には前記軸部の外表面が露出した露出部が形成され、前記規制手段は前記露出部における前記軸部の外表面に接触していることを特徴とする。
また、本発明の第6の定着装置は、上述した本発明の第4または5の定着装置において、前記補助部材は、前記補助ローラを回転駆動させ、前記補助ローラと接触している加圧ローラを前記補助ローラの回転により従動回転させることを特徴とする。
また、本発明の第7の定着装置は、上述した本発明の第3ないし6のいずれかの定着装置において、前記各加圧ローラは、前記軸部と前記離型層との間に弾性層を有することを特徴とする。
また、本発明の第8の定着装置は、上述した本発明の第1ないし7のいずれかの定着装置において、前記定着ローラの外周部には弾性層が設けられ、当該弾性層の外周側には離型層が設けられ、前記定着ローラの前記弾性層の厚さは、当該定着装置が搭載される画像形成装置において印刷可能な記録材のうち最大の厚さを有する記録材の厚さよりも大きいことを特徴とする。
また、本発明の画像形成装置は、上述した本発明の第1ないし8のいずれかの定着装置を備えていることを特徴とする。
上述した本発明によれば、定着ローラの小径化を図った場合でも、記録材上の画像の定着性を満足するのに必要なニップ量を確保することができる。
本発明の第1の実施形態による画像形成装置内に設けられた定着装置をレジストローラ、感光体ドラム、転写ローラ等と共に示す説明図である。 本発明の第1の実施形態による定着装置を示す断面図である。 図2中の定着装置を矢示III−III方向から見た断面図である。 本発明の第2の実施形態による定着装置を示す断面図である。 図4中の加圧ローラおよび補助ローラ等を矢示V−V方向から見た平面図である。
以下、本発明の実施の形態を添付図面に従って説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態による画像形成装置内に設けられた定着装置を、レジストローラ、感光体ドラム、転写ローラ等と共に示している。図1に示すように、複写機、プリンタ、ファクシミリ、これらの機能を備えた複合機等の画像形成装置1内には、レジストローラ11、12が互いに対向するように配置され、記録材の搬送方向においてレジストローラ11、12の下流側には、感光体ドラム13および転写ローラ14が互いに対向するように配置されている。さらに、記録材の搬送方向において感光体ドラム13および転写ローラ14の下流側には定着装置15が配置されている。
例えばカセット(図示せず)に収容された記録用紙等の記録材は、給紙装置(図示せず)によりカセットから取り出され、レジストローラ11、12間に搬送され、レジストローラ11、12間を通過した後、感光体ドラム13と転写ローラ14との間に搬送される。続いて、感光体ドラム13と転写ローラ14とにより記録材上にトナー像が転写される。トナー像が転写された記録材は定着装置15に搬送される。そして、記録材上のトナー像は、定着装置15による加熱と加圧により記録材に定着する。その後、記録材は排紙トレイ(図示せず)等に排出される。
図2は、図1中の定着装置15を拡大して示している。図3は図2中の矢示III−III方向から見た定着装置15を示している。図2に示すように、定着装置15は、定着ローラ21、ヒータ26、サーミスタ27、6つの加圧ローラ31A〜31F、および6つの補助部材41A〜41F等を備えている。
定着ローラ21は、記録材上に転写された画像を定着させるために記録材に熱を加えるローラである。定着ローラ21は、その全体の外径が例えばおよそ23mmであり、芯金22、その外周側に設けられた弾性層23、およびその外周側に設けられた離型層24から構成されている。芯金22は、例えば、アルミニウム等の金属材料により厚さがおよそ1mmの筒状に形成されている。弾性層23は、例えば、その厚さがおよそ0.5mmのシリコーンゴムにより形成されている。離型層24は、例えば、その厚さがおよそ25μm〜30μmのPFA(テトラフルオロエチレン−パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体)チューブを弾性層23の外表面に被覆することにより形成されている。定着ローラ21の外周面を例えばPFAからなる離型層24により形成することで、定着ローラ21へのトナー付着を防止でき、定着ローラ21等の耐久性を向上させることができる。また、定着ローラ21の芯金22の両端部は図示しない支持部に回転可能に支持されており、図示しない駆動手段により動力が伝達される。これにより、定着ローラ21が回転駆動される。
ヒータ26は、記録材に加えるための熱を発生させる熱源であり、例えば定着ローラ21の芯金22内に配置されている。ヒータ26は、例えば850Wのハロゲンヒータであり、電圧の印加により熱を発し、定着ローラ21の温度を上昇させる。サーミスタ27は、定着ローラ21の外表面側の温度を検知する温度検知手段であり、定着ローラ21の軸方向中央部に非接触で設けられている。サーミスタ27による温度検知に基づいてヒータ26に印加する電圧を制御することにより、定着ローラ21の外表面側の温度を定着に適した所定の温度に維持するようになっている。
加圧ローラ31A〜31Fは、記録材を定着ローラ21との間で加圧するローラであり、定着ローラ21の外表面に対向し、定着ローラ21の外表面に沿って配列されている。加圧ローラ31A〜31Fの軸方向の長さは、例えば定着ローラ21の軸方向の長さとほぼ等しい。各加圧ローラ31A〜31Fは芯金32の外周側に離型層33を設けることにより形成されている。芯金32はその径が例えばおよそ2mmであり、アルミニウム等の金属材料により形成されている。離型層33は、その外径がおよそ3mmで厚さが0.5mmのPFAチューブを芯金32に装着することにより形成されている。各加圧ローラ31A〜31Fの外表面を例えばPFAからなる離型層33により形成することで、加圧ローラ31A〜31Fへのトナー付着を防止でき、加圧ローラ31A〜31F等の耐久性を向上させることができる。また、各加圧ローラ31A〜31Fの芯金32の両端部は図示しない支持部により回転可能に支持されており、また、各加圧ローラ31A〜31Fの外表面は定着ローラ21の外表面と接触している。これにより、各加圧ローラ31Aないし31Fは定着ローラ21の回転に伴って従動回転する。各加圧ローラ31A〜31Fにおいて離型層33は芯金32に接着されており、芯金32と離型層33とは一体的に回転する。
また、加圧ローラ31A〜31Fは、定着ローラ21の外表面に沿って配置されており、定着ローラ21と加圧ローラ31A〜31Fとの間には例えばおよそ16mmのニップ部が形成されている。このように複数の小径の加圧ローラ31A〜31Fを定着ローラ21の外周面に沿って配列することにより、小径の定着ローラ21を採用しているにもかかわらず、大きなニップ量を確保することができる。また、加圧ローラ31A〜31Fにおいて、互いに隣接する2つの加圧ローラは、例えば1mm程度のわずかな隙間をもって配置されている。これにより、加圧ローラ間に記録材が進入することを防止することができる。
さらに、図3に示すように、各加圧ローラ31A〜31Fの軸方向中央部には露出部34が形成されている。露出部34は、離型層33の軸方向中央部に位置する部分を全周に亘って除去し、芯金32の軸方向中央部に位置する部分を全周に亘って露出させることにより形成されている。
補助部材41A〜41Fは、図2に示すように、加圧ローラ31A〜31Fを定着ローラ21の外表面に押し付ける部材であり、6つの加圧ローラ31A〜31Fにそれぞれ対応して6つ設けられている。各補助部材41A〜41Fは、摺動性のよい耐熱樹脂により形成されている。また、各補助部材41A〜41Fの先端側には加圧部42が形成され、基端側にはスプリング装着部43が形成され、スプリング装着部43にはスプリング44が装着されている。また、各補助部材41A〜41Fの基端側はケーシング45に支持され、ケーシング45により各補助部材41A〜41Fの配置が定められている。ケーシング45は、各補助部材41A〜41Fと加圧ローラ31A〜31Fとが図2に示すような所定の位置関係となるように、画像形成装置1内に取り付けられている。
ここで、補助部材41Fの加圧部42は、加圧ローラ31Fにおいて当該加圧ローラ31Fと定着ローラ21の外表面とが接触する部分の反対側の部分に接触し、当該加圧ローラ31Fを定着ローラ21の中心に向かって押し、定着ローラ21の外表面に押し付けている。これにより、定着ローラ21と加圧ローラ31Fとの間にニップ部が確実に確保される。さらに、補助部材41Fの加圧部42は、図3に示すように、加圧ローラ31Fの軸方向の一端側から他端側にかけて線状に接触し、加圧ローラ31Fを軸方向に亘って均一に押圧している。これにより、定着ローラ21と加圧ローラ31Fとの軸方向における荷重分布を均等にすることができる。この加圧部42の加圧ローラ31Fに対する押圧力は、補助部材41Fの両端側に設けられたスプリング装着部43に装着されたスプリング44により形成されている。なお、このように加圧ローラ31Fは、補助部材41Fの加圧部42に接触して加圧部42により押圧されているが、加圧部42に対して摺動することにより、容易に回転することができる。補助部材41A〜41Eも、補助部材41Fと同様に構成されている。
さらに、補助部材41Fには、規制手段または規制部としての撓み防止部材46が設けられている。撓み防止部材46は、加圧ローラ31Fが記録材の搬送方向下流側に撓みまたは位置ずれするのを規制する部材である。撓み防止部材46は、補助部材41Fと同じ摺動性のよい耐熱樹脂により、補助部材41Fと一体的に形成されている。撓み防止部材46を補助部材41Fと一体形成することにより、部品点数を減らすことができ、製造コストを下げることができる。
また、撓み防止部材46は、補助部材41Fの先端側に形成され、図3に示すように、加圧ローラ31Fの軸方向中央部に対応する位置に配置されている。そして、撓み防止部材46の先端側は、記録材の搬送方向下流側から加圧ローラ31Fの露出部34に接触している。
加圧ローラ31Fは、小径のローラであるため、定着ローラ21または搬送される記録材との摩擦抵抗のために記録材の搬送方向下流側に撓みまたは位置ずれするおそれがあり、特に、加圧ローラ31Fの軸方向中央部は、撓みまたは位置ずれの程度が大きくなるおそれがある。しかし、本実施形態によれば、撓み防止部材46が加圧ローラ31Fの軸方向中央部に位置する露出部34に、記録材の搬送方向下流側から接触し、加圧ローラ31Fを記録材の搬送方向下流側から支持している。これにより、加圧ローラ31Fの撓みおよび位置ずれを効果的に規制することができ、この結果、加圧ローラ31Fと定着ローラ21との軸方向における荷重分布を均等にすることができる。なお、撓み防止部材46は摺動性のよい材料により形成され、かつ撓み防止部材46の加圧ローラ31Fに対する接触は線接触であるため、加圧ローラ31Fは撓み防止部材46に対して摺動し、容易に回転することができる。各補助部材41A〜41Eにも、補助部材41Fと同様に撓み防止部材46が設けられている。
また、補助部材41A〜41Fのうち、各補助部材41A〜41Eにおいては、撓み防止部材46が加圧ローラの露出部34に接触しているため、互いに隣接する2つの加圧ローラ間の隙間を小さくすることができる。すなわち、撓み防止部材46を配置するためには、互いに隣接する加圧ローラ間に撓み防止部材46を配置するための隙間を確保する必要がある。この場合、仮に撓み防止部材46を加圧ローラの離型層33の外表面に接触させる構成とすれば、少なくとも互いに隣接する加圧ローラ間に撓み防止部材46の厚さよりも大きな隙間を設けなければならず、この結果、互いに隣接する加圧ローラ間の隙間が大きくなり、記録材が隙間に進入することを許してしまう。しかしながら、本実施形態では、加圧ローラに露出部34を形成することにより、加圧ローラに凹部(周方向に伸びる溝)を作り、この凹部内に撓み防止部材46を配置している。これにより、互いに隣接する加圧ローラ間の隙間の大きさは、少なくとも撓み防止部材46の厚さから凹部の深さを差し引いた値よりも大きければよく、それゆえ、互いに隣接する加圧ローラ間の隙間を小さくすることができる。これにより、互いに隣接する加圧ローラ間の隙間に記録材が進入するのを防止することができる。
このような構成を有する定着装置15において、感光体ドラム13と転写ローラ14とによりトナー像が転写された記録材は、定着ローラ21と加圧ローラ31Aとの間に進入し、続いて定着ローラ21と加圧ローラ31B〜31Fとの間を順次通過する。記録材が定着ローラ21と加圧ローラ31A〜31Fとの間を順次通過する間、記録材上のトナー像は、定着ローラ21により加熱され、かつ加圧ローラ31A〜31Fおよび補助部材41A〜41Fにより定着ローラ21との間で加圧されることにより記録材上に定着する。
以上説明した通り、本発明の第1の実施形態による定着装置15によれば、複数の小径の加圧ローラ31A〜31Fを設けると共に、これら加圧ローラ31A〜31Fの撓みを防止する撓み防止部材46を設けることにより、定着ローラ21を小径化しても、記録材上のトナー像の定着性を満足させるのに必要なニップ量を確保することができる。しかも、先行技術のような加圧ベルトを用いるものと比較して構造を簡単化することができる。特に、定着装置15によれば、撓み防止部材46により加圧ローラ31A〜31Fの撓みを防止することで、記録材が加圧ローラ間に進入することを防止するために加圧ローラ間の隙間を小さくしても、加圧ローラ同士の接触を防止して加圧ローラ31A〜31Fの回転を安定化させることができる。
(第2の実施形態)
図4は、本発明の第2の実施形態による定着装置を示している。図5は、図4中の矢示V−V方向から見た加圧ローラおよび補助ローラ等を示している。なお、図4および図5において、図1ないし図3に示す第1の実施形態と同一の構成要素には同一の符号を付し、その説明を省略する。図4に示すように、本発明の第2の実施形態による定着装置51は、定着ローラ21、ヒータ26、サーミスタ27、6つの加圧ローラ52A〜52F、および3つの補助部材61A〜61C等を備えている。
各加圧ローラ52A〜52Fは、各加圧ローラ31A〜31Fと同様に、芯金53および離型層54を備えている。そして、加圧ローラ52A〜52Fのうち、加圧ローラ52B、52Dおよび52Fには、各加圧ローラ31A〜31Fと同様に、その軸方向中央部に露出部55が形成されている(図5参照)。これに対し、加圧ローラ52A、52Cおよび52Eには露出部が形成されておらず、その軸方向中央部も、その両端側と同様に離型層54が被覆されている。各加圧ローラ52A〜52Fについての他の構成は各加圧ローラ31A〜31Fと同じである。
補助部材61A〜61Cは、加圧ローラ52A〜52Fを定着ローラ21の外表面に押し付ける部材である。補助部材61Aは、互いに隣り合った加圧ローラ52Aおよび52Bにそれぞれ接触し、これら2つの加圧ローラ52Aおよび52Bを定着ローラ21の外表面に押し付けている。補助部材61Bは、互いに隣り合った加圧ローラ52Cおよび52Dにそれぞれ接触し、これら2つの加圧ローラ52Cおよび52Dを定着ローラ21の外表面に押し付けている。補助部材61Cは、互いに隣り合った加圧ローラ52Eおよび52Fにそれぞれ接触し、これら2つの加圧ローラ52Eおよび52Fを定着ローラ21の外表面に押し付けている。
各補助部材61A〜61Cは、補助ローラ62、押圧力付与部65、スプリング66、および軸受け67(図5参照)等を備えている。各補助部材61A〜61Cにおいて、補助ローラ62は、軸部63と、その外周側に設けられたシリコーンゴム層64とを備えている。軸部63は、例えば、外径がおよそ10mmであり、アルミニウム等の金属材料により形成されている。シリコーンゴム層64はシリコーンゴムにより形成されている。なお、シリコーンゴム層64の外表面にPFAチューブを被覆してもよい。また、補助ローラ62において軸部63の真円度が十分に出ていれば、シリコーンゴム層64は設けなくてもよい。押圧力付与部65は、その先端側において、図5に示すように、補助ローラ62の軸部63の両端側を、軸受け67を介して回転可能に支持している。押圧力付与部65の基端側にはスプリング66が装着されている。スプリング66は、補助ローラ62の軸方向両端側にそれぞれ配置されている。また、各補助部材61A〜61Cの基端側は支持部68に支持され、支持部68により各補助部材61A〜61Cの配置が定められている。支持部68は、各補助部材61A〜61Cと加圧ローラ52A〜52Fとが図4に示すような所定の位置関係となるように、画像形成装置1内に取り付けられている。さらに、各補助部材61A〜61Cにおいて、補助ローラ62の軸方向端部には、補助ローラ62を回転駆動させる駆動手段(図示せず)が設けられている。
ここで、補助部材61Aの補助ローラ62は、加圧ローラ52Aおよび52Bにおいて当該加圧ローラ52Aおよび52Bと定着ローラ21の外表面とが接触する部分のほぼ反対側の部分に接触し、当該加圧ローラ52Aおよび52Bを定着ローラ21のほぼ中心に向かって押し、定着ローラ21の外表面に押し付けている。これにより、定着ローラ21と加圧ローラ52Aおよび52Bとの間にニップ部が確実に確保される。さらに、補助部材61Aの補助ローラ62は、加圧ローラ52Aおよび52Bの軸方向の一端側から他端側にかけてほぼ線状に接触し、加圧ローラ52Aおよび52Bを軸方向に亘って均一に押圧している。これにより、定着ローラ21と加圧ローラ52Aおよび52Bとの軸方向における荷重分布を均等にすることができる。この補助ローラ62の加圧ローラ52Aおよび52Bに対する押圧力は、スプリング66により形成されている。さらに、補助部材61Aの補助ローラ62は、駆動手段により回転駆動される。すなわち、駆動手段から補助ローラ62の軸部63に動力が伝達され、これにより軸部63およびシリコーンゴム層64が一体的に回転する。補助ローラ62の回転により加圧ローラ52Aおよび52Bは均一に従動回転する。これにより、記録材の円滑な搬送および十分なニップ量の確保を実現することができる。補助部材61Bおよび61Cも補助部材61Aと同様に構成されている。
さらに、補助部材61Aには規制手段としての撓み防止部材69が設けられている。撓み防止部材69は、補助部材61Aの補助ローラ62が接触する2つの加圧ローラ52Aおよび52Bのうち、定着ローラ21の軸心と当該補助ローラ62の軸心とを結んだ直線よりも記録材の搬送方向下流側に位置する加圧ローラ52Bが記録材の搬送方向下流側に撓みまたは位置ずれするのを規制する部材である。撓み防止部材69は、摺動性のよい耐熱樹脂により形成され、押圧力付与部65の先端側に取り付けられている。また、撓み防止部材69は、図5に示すように、加圧ローラ52Bの軸方向中央部に対応する位置に配置されている。そして、撓み防止部材69の先端側は、記録材の搬送方向下流側から加圧ローラ52Bの露出部55に接触している。これにより、加圧ローラ52Bが定着ローラ21または搬送される記録材との摩擦抵抗のために記録材の搬送方向下流側に撓みまたは位置ずれするのを効果的に規制することができ、この結果、加圧ローラ52Bと定着ローラ21との軸方向における荷重分布を均等にすることができる。また、補助部材61Aにおいて、撓み防止部材69が加圧ローラ52Bの露出部55に接触しているため、互いに隣接する2つの加圧ローラ52Bおよび52C間の隙間を小さくすることができ、この隙間に記録材が進入するのを防止することができる。なお、撓み防止部材69は摺動性のよい材料により形成され、かつ撓み防止部材69の加圧ローラ52Bに対する接触は線接触であるため、加圧ローラ52Bは撓み防止部材69に対して摺動し、容易に回転することができる。また、撓み防止部材69は補助ローラ62には接触していないため、補助ローラ62の回転が撓み防止部材69により妨げられることはない。各補助部材61Bおよび61Cにも、補助部材61Aと同様に撓み防止部材69が設けられている。
一方、補助部材61Aの補助ローラ62は、当該補助ローラ62が接触する2つの加圧ローラ52Aおよび52Bのうち、定着ローラ21の軸心と当該補助ローラ62の軸心とを結んだ直線よりも記録材の搬送方向上流側に位置する加圧ローラ52Aが記録材の搬送方向下流側に撓みまたは位置ずれするのを規制する手段として機能する。すなわち、加圧ローラ52Aの軸心は、定着ローラ21の軸心と補助ローラ62の軸心とを結んだ直線よりも記録材の搬送方向上流側にずれているため、当該補助ローラ62の加圧ローラ52Aに対する押圧力の方向は、定着ローラ21の中心に対して記録材の搬送方向上流側にわずかに傾いている。この結果、補助ローラ62が加圧ローラ52Aに加える押圧力のうち、加圧ローラ52Aを記録材の搬送方向上流側に押圧する成分と、定着ローラ21または搬送される記録材との摩擦抵抗のために加圧ローラ52Aが記録材の搬送方向下流側に押される力とがほぼ釣り合う。この結果、補助ローラ62により、加圧ローラ52Aの撓みまたは位置ずれが防止される。各補助部材61Bおよび61Cも、補助部材61Aと同様の機能を有する。
以上説明した通り、本発明の第2の実施形態による定着装置51によっても、本発明の第1の実施形態による定着装置15とほぼ同様の作用効果を得ることができる。特に、第2の実施形態による定着装置51によれば、補助部材61A〜61Cにおいて、加圧ローラ52A〜52Fに接触して定着ローラ21側に押圧する部材を、補助ローラ62としたことにより、加圧ローラが他の部材と摺動接触する部分は、撓み防止部材69との接触部分のみとなる。これにより、加圧ローラ52A〜52Fをより少ない力で回転させることが可能になる。また、1つの補助ローラ62で2つの加圧ローラを押圧する構成としたので、補助ローラ62の径を大きくすることができる。これにより、補助ローラ62の撓みを防止することができ、補助ローラ62により加圧ローラ52A〜52Fを定着ローラ21に安定して当接させることができる。さらに、定着ローラ21の軸心と補助ローラ62の軸心とを結んだ直線よりも記録材の搬送方向上流側に位置する加圧ローラについては露出部55も撓み防止部材69も設ける必要がないので、構造の簡単化を推し進めることができる。
なお、上述した第1の実施形態では、6つの加圧ローラ31A〜31Fを設ける場合を例に挙げたが、加圧ローラの個数は例えば3つ、4つ、または7つ以上でもよい。この場合、加圧ローラの個数に対応する個数の補助部材を設ける。また、上述した第2の実施形態では、6つの加圧ローラ52A〜52Fを設ける場合を例に挙げたが、加圧ローラの個数は例えば4つでもよく、8つでもよい。この場合、2つの加圧ローラにつき1つの補助部材を設ける。
また、上述した各実施形態では、各加圧ローラ31A〜31F(52B、52D、52F)の軸方向中央部の1箇所に露出部34(55)を形成し、この露出部34(55)に撓み防止部材46(69)を接触させる場合を例に挙げたが、1つの加圧ローラの軸方向における複数箇所に露出部を形成し、各露出部に撓み防止部材を接触させる構成としてもよい。
また、上述した各実施形態では、各加圧ローラ31A〜31F(52A〜52F)において、芯金32(53)に離型層33(54)が接着され、芯金32(53)と離型層33(54)とが一体的に回転する構成を採用したが、各加圧ローラにおいて、芯金に離型層が接着されておらず、芯金に対して離型層が回転する構成を採用してもよい。
また、上述した各実施形態では、各加圧ローラ31A〜31F(52A〜52F)を、芯金32(53)の外周側に離型層33(54)を直接設ける構成としたが、各加圧ローラの芯金と離型層との間に弾性層を設けてもよい。すなわち、芯金の外周側に横断面形状が環状の弾性層を設け、この弾性層の外周側に横断面形状が環状の離型層を設けてもよい。このような構成によれば、記録材が定着ローラと加圧ローラとの間を通過するとき、加圧ローラの弾性層が記録材の厚さに応じて変形する。これにより、記録材が通過している間も、定着ローラおよび加圧ローラの軸方向両端部(記録材が通過する領域の外側)において両者間の接触を維持することができ、定着ローラの回転を加圧ローラに確実に伝達して、加圧ローラを確実に従動回転させることができる。
さらに、上述した各実施形態では、定着ローラ21を、芯金22の外周側に弾性層23を設け、弾性層23の外周側に離型層24を設ける構成とした。このような構成によれば、記録材が定着ローラ21と各加圧ローラ31A〜31F(52A〜52F)との間を通過するとき、定着ローラ21の弾性層23が記録材の厚さに応じて変形する。これにより、記録材が通過している間も、定着ローラ21および各加圧ローラ31A〜31F(52A〜52F)の軸方向両端部(記録材が通過する領域の外側)において両者間の接触を維持することができ、定着ローラ21の回転を各加圧ローラ31A〜31F(52A〜52F)に確実に伝達して、各加圧ローラ31A〜31F(52A〜52F)を確実に従動回転させることができる。この場合、さらに、定着ローラ21の弾性層23の厚さを、定着装置15(51)が搭載される画像形成装置1において印刷可能な記録材のうち最大の厚さを有する記録材の厚さよりも大きくしてもよい。これにより、最大の厚さを有する記録材が定着ローラ21と各加圧ローラ31A〜31F(52A〜52F)との間を通過している間でも、定着ローラ21の弾性層23の変形により、定着ローラ21および各加圧ローラ31A〜31F(52A〜52F)の両端部における接触を確実に維持することができ、定着ローラ21の回転を各加圧ローラ31A〜31F(52A〜52F)に確実に伝達して各加圧ローラ31A〜31F(52A〜52F)の従動回転を維持することができる。もっとも、弾性層23がなくても定着ローラ21と各加圧ローラ31A〜31F(52A〜52F)との接触を維持することができ、定着ローラ21の回転を各加圧ローラ31A〜31F(52A〜52F)に確実に伝達できる場合等には、弾性層23を省いてもよい。
また、本発明は、請求の範囲および明細書全体から読み取ることのできる発明の要旨または思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更を伴う定着装置および画像形成装置もまた本発明の技術思想に含まれる。
1 画像形成装置
15、51 定着装置
21 定着ローラ
23 弾性層
24 離型層
31A〜31F、52A〜52F 加圧ローラ
32、53 芯金(軸部)
33、54 離型層
34、55 露出部
41A〜41F、61A〜61C 補助部材
42 加圧部
46、撓み防止部材(規制手段、規制部)
62 補助ローラ
69 撓み防止部材(規制手段)

Claims (9)

  1. 回転駆動され、記録材上に転写された画像を定着させるために前記記録材に熱を加える定着ローラと、
    前記定着ローラの外表面に対向し、前記定着ローラの外表面に沿って配列され、前記記録材を前記定着ローラとの間で加圧する複数の加圧ローラと、
    前記各加圧ローラを前記定着ローラの外表面に押し付ける補助部材と、
    前記複数の加圧ローラのうちの全部または一部の加圧ローラに、前記記録材の搬送方向下流側から接触し、当該全部または一部の加圧ローラが前記記録材の搬送方向下流側に撓みまたは位置ずれするのを規制する規制手段とを備えていることを特徴とする定着装置。
  2. 前記補助部材は、前記加圧ローラにおいて当該加圧ローラと前記定着ローラの外表面とが接触する部分のほぼ反対側の部分に接触して当該加圧ローラを前記定着ローラの外表面に押し付ける加圧部と、前記記録材の搬送方向下流側から前記加圧ローラの一部分に接触して当該加圧ローラが前記記録材の搬送方向下流側に撓みまたは位置ずれするのを規制する規制部とを備え、前記規制手段は前記規制部であることを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
  3. 前記各加圧ローラは、金属材料からなる軸部と、前記軸部の外周側に設けられた離型層とを備え、
    前記各加圧ローラの軸方向の一部分には前記軸部の外表面が露出した露出部が形成され、前記規制手段は前記露出部における前記軸部の外表面に接触していることを特徴とする請求項1または2に記載の定着装置。
  4. 前記補助部材は、互いに隣り合った2つの前記加圧ローラにそれぞれ接触してこれら2つの加圧ローラを前記定着ローラの外表面に押し付ける補助ローラを備え、
    前記規制手段は、前記補助ローラに接触する2つの加圧ローラのうち、前記定着ローラの軸心と前記補助ローラの軸心とを結んだ直線よりも前記記録材の搬送方向下流側に位置する加圧ローラに、前記記録材の搬送方向下流側から接触し、当該加圧ローラが前記記録材の搬送方向下流側に撓みまたは位置ずれするのを規制することを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
  5. 前記各加圧ローラは、金属材料からなる軸部と、前記軸部の外周側に設けられた離型層とを備え、
    前記補助ローラに接触する2つの加圧ローラのうち、前記定着ローラの軸心と前記補助ローラの軸心とを結んだ直線よりも前記記録材の搬送方向下流側に位置する加圧ローラの軸方向の一部分には前記軸部の外表面が露出した露出部が形成され、
    前記規制手段は前記露出部における前記軸部の外表面に接触していることを特徴とする請求項4に記載の定着装置。
  6. 前記補助部材は、前記補助ローラを回転駆動させ、前記補助ローラと接触している加圧ローラを前記補助ローラの回転により従動回転させることを特徴とする請求項4または5に記載の定着装置。
  7. 前記各加圧ローラは、前記軸部と前記離型層との間に弾性層を有することを特徴とする請求項3ないし6のいずれかに記載の定着装置。
  8. 前記定着ローラの外周部には弾性層が設けられ、当該弾性層の外周側には離型層が設けられ、前記定着ローラの前記弾性層の厚さは、当該定着装置が搭載される画像形成装置において印刷可能な記録材のうち最大の厚さを有する記録材の厚さよりも大きいことを特徴とする請求項1ないし7のいずれかに記載の定着装置。
  9. 請求項1ないし8のいずれかに記載の定着装置を備えた画像形成装置。
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