JP2011153545A - ミキシング装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 EGRガスを新気に対し偏り無く十分に混合可能なミキシング装置を提供することにある。
【解決手段】 流入部421は、その内部に、流入通路424を形成する。流入通路424には、吸気通路23からの新気が流入する。縮径部422は、流入部421に連続しており、下流側へ向かって徐々に径が小さくなっている。縮径部422は、その内部に、縮径通路425を形成する。送出部423は、その内部に、送出通路427を形成している。この送出部423の側壁には周方向に所定間隔で合流窓426が設けられている。EGRガスの導入部411は、軸方向において縮径部422に重なるように設けられており、合流窓426への直接的なEGRガスの衝突を避けるように配置されている。
【選択図】 図2

Description

本発明は、内燃機関(以下「エンジン」という)の排気再循環に関する。
従来、エンジンにおいて、排気の一部を吸気側へ導き外部からの空気(以下「新気」という)と混合して燃焼室へ供給する排気再循環(Exhaust Gas Recirculation)の技術が知られている。この排気再循環は、英語表記の頭文字をとって「EGR」と称される。本明細書でも以下、「EGR」と記述する。このEGRは、近年、窒素酸化物(NOx)の削減及び、燃費の向上という点で注目されている。
EGRには、高圧の排気を吸気側の高圧部位へ導くHPL(High Pressure Loop)−EGRと、低圧の排気を吸気側の低圧部位へ導くLPL(Low Pressure Loop )−EGRとがある。HPL−EGRは、エンジンの燃焼室から排出された直後の排気をスロットル弁の下流側である燃焼室の直前へ導くものである。
ただし、この場合、高圧となっている新気に対して排気を送り込むことに限界がある。そこで十分なEGRを実現するために、HPL−EGRに加え、LPL−EGRと呼ばれる技術が用いられる。LPL−EGRは、例えばDPF(Diesel Particulate Filter)を通過した比較的低圧の排気を、過給機を構成するコンプレッサの上流側へ導くものである。
近年、EGRガスと呼ばれる排気を新気に対し十分に送り込むための装置が開示されている(例えば、特許文献1参照)。この装置では、特許文献1の図1bに示されるように、絞りを加えたスリット13にEGRガスを導入し、その後、デェフューザ10によって圧力回復を行うものである。
仏国特許発明第2896546号明細書
しかしながら、上記特許文献1では、スリット13へ向けてEGRガスが直接流れ込むため、新気に対しEGRガスを偏り無く混合することが困難となる。また、EGR流量によっては、新気に対しEGRガスを十分に混合することが困難となる。
本発明は、上述した問題を解決するためになされたものであり、その目的は、EGRガスを新気に対し偏り無く十分に混合可能なミキシング装置を提供することにある。
請求項1に記載のミキシング装置は、過給機を構成するコンプレッサの上流側で、吸気通路からの新気に対し、エンジンからの排気の一部をEGRガスとして混合するものである。
本発明のミキシング装置は、円筒状の円筒体と、円筒体と同軸で設けられた新気流路部とを備えている。新気流路部は、円筒体とで二重管を構成し、円筒体の軸方向における下流側へ新気を導く。
新気流路部は、新気が流入する流入部、流入部に連続し下流側へ向かうにしたがい小さな内径となる縮径部、及び、縮径部の下流側開口径と同様の内径を有する送出部を有している。
ここで特に本発明では、送出部がEGRガスと新気との合流部を具備し、導入部により、合流部への直接的な衝突を避けて、円筒体の内部へEGRガスが導入される。つまり、縮径部の下流側開口径と同様の内径を有する送出部に合流部を設けることで、内部圧力が最も小さくなる部分でEGRガスを新気に合流させる。また、円筒体の内部へEGRガスを導入するにあたり、合流部への直接的な衝突を避ける。このようにすれば、新気に対しEGRガスを偏り無く十分に混合することができる。
ところで、EGRガスには、凝縮水などの異物が含まれることがある。そこで、さらに、請求項2に示すように、円筒体の内壁に開口する導入部によって、円筒体の内壁に沿って周方向に向かうようEGRガスが導入される構成としてもよい。このようにすれば、円筒体の内部にEGRガスの旋回流が形成される。その結果、異物を適切に遠心分離することができる。
このとき、遠心分離された異物を除去するため、請求項3に示すように、円筒体の軸方向の下流側の内壁に開口する分離槽を備える構成としてもよい。この場合、分離槽が、EGRガスから分離された異物を収容する。このようにすれば、一旦分離された異物が再びEGRガスと共に新気に混入することを抑制できる。
分離槽を設けることを前提とすれば、請求項4に示すように、円筒体の軸方向において分離槽に対応する位置に導入部が開口する構成としてもよい。このようにすれば、EGRガスから分離された異物を、速やかに分離槽へ収容することができる。
なお、送出部が合流部を具備することは既に述べたが、具体的には請求項5に示すように、合流部は、送出部の円筒壁に形成された合流窓であることが例示される。また、請求項6に示すように、合流部は、送出部の縮径部側の開口であることが例示される。この場合、縮径部と送出部とが不連続な構成となっている。いずれにしても、縮径部の下流側開口径と同様の内径を有する送出部に合流部を設けることにより、新気流路部の内部圧力が最も小さくなる部分でEGRガスが合流させられるため、EGRガスを十分に混合することができる。
また、縮径部と送出部とが不連続な構成となっていることを前提に、請求項7に示すように、合流部となる開口の開口縁を、径外方向へ拡がるファンネル形状としてもよい。このようにすれば、円筒体の内壁に沿って旋回するEGRガスを滑らかに導入することができる。また、内部圧力が小さくなる送出部の開口へ、分離された異物が混入することを抑制できる。
ところで、下流側へ向かうにしたがい縮径部の内径は小さくなっているが、請求項8に示すように、軸方向に平行な断面において、縮径部が内側に凸の曲線となっており、下流側開口端では、曲線の接線が軸方向に平行となるようにするとよい。このようにすれば、内側に凸となる曲線であることで、直線で構成する場合と比べ、縮径部の径外方向の容積を確保でき、EGRガスの圧力損失を抑えることができる。また、縮径部の下流側開口端において接線が軸方向に平行となることで、新気が縮径部の内壁に沿って流れることになり、いわゆる新気の剥離を抑えることができる。その結果、新気の圧力損失を抑えることができる。
なお、送出部の下流側には過給機が設置されるが、過給機の入口径は、コンプレッサの大きさなどの制約で細くなっている。そこで、請求項9に示すように、送出部の内径を、下流側に接続される過給機の入口径と同様にすることが考えられる。上記特許文献1では、スリット13までの部分で径が絞られており、その後、スリット13から下流側ではディフューザ10によって径が大きくなっている。この場合、ディフューザ10の出口径を過給器の入口径に合わせるとすれば、スリット13部分は過給器の入口径よりも小さなものとなる。また、ディフューザ10の出口径が過給機の入口径よりも大きい場合には、再び径を絞る必要がある。いずれにしても、特許文献1では、圧力損失が大きくなることが懸念される。これに対し、本発明では縮径部によって縮径された送出部の径を過給機の入口径と同様にしたため、つまり、必要最低限の縮径を行っているため、送出部から送り出された新気及びEGRガスの圧力損失を抑えることができる。
実施形態のエンジン全体を示す説明図である。 第1実施形態のミキシング装置を示す縦断面図である。 図2の矢印Cの方向に視た正面図である。 第2実施形態のミキシング装置を示す縦断面図である。 図4の矢印Cの方向に視た正面図である。 第3実施形態のミキシング装置を示す縦断面図である。 図6の矢印Cの方向に視た正面図である。 第4実施形態のミキシング装置を示す縦断面図である。 図9の矢印Cの方向に視た正面図である。 第5実施形態のミキシング装置を示す縦断面図である。 第5実施形態の変形例を示す正面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
(第1実施形態)
図1は、ディーゼルエンジン1を模式的に示す説明図である。図1に示すように、ディーゼルエンジン1は、エンジン本体10及び、吸気系20、排気系30、過給機40、排気浄化装置50、HPL−EGR装置60、LPL−EGR装置70、ミキシング装置400を備えている。
エンジン本体10は、グロープラグ11及び、シリンダ12、ピストン13を有している。ピストン13は、シリンダ12に往復移動可能に支持されており、その上部に燃焼室14を形成している。なお、エンジン本体10は、複数のシリンダ12を有しているが、便宜上、図1では1つだけ示した。また、エンジン本体10は、吸気バルブ15及び排気バルブ16を有している。
吸気系20は、吸気管21を有している。吸気管21は、一方の端が吸気口22となっており、外気に開放されている。また、他方の端がエンジン本体10に接続されている。吸気管21は、吸気口22とエンジン本体10の燃焼室14とを接続する吸気通路23を形成している。吸気通路23には、上流側から順に、エアクリーナ24及び、インタークーラ25、スロットル26、サージタンク27などが設けられている。そして、吸気通路23の最下流側は、上述した吸気バルブ15によって開閉される。
ここでスロットル26は、スロットルバルブ28を有している。スロットルバルブ28は、吸気通路23を開閉するバタフライ弁である。これにより、後述するHPL-EGR装置60からのEGRガスの量が多くなるように調整可能である。また、サージタンク27は、スロットル26の下流側に設けられている。このサージタンク27を経由し、エンジン本体10の複数の燃焼室14へ吸気が分配される。
排気系30は、排気管31を有している。排気管31は、一方の端がエンジン本体10に接続している。また、他方の端が排気口32となっており、外気に開放されている。排気管31は、エンジン本体10の燃焼室14と排気口32とを接続する排気通路33を形成している。
過給機40は、タービン41およびコンプレッサ42を有している。タービン41とコンプレッサ42とは、シャフト43によって連結されている。これにより、タービン41とコンプレッサ42とは、同期して回転する。
ここでタービン41は、排気通路33の上流側に設けられている。また、コンプレッサ42は、吸気通路23の途中のエアクリーナ24とインタークーラ25との間に設けられている。
かかる構成により、排気通路33を通過する排気でタービン41が回転し同期してコンプレッサ42が回転すると、燃焼室14へ吸気が過給される。コンプレッサ42の下流側に設けられたインタークーラ25は、コンプレッサ42によって温度上昇した吸気を冷却する。
排気浄化装置50は、排気通路33の途中のタービン41の下流側に設けられ、DPF51及び触媒52を有している。DPF51は、例えばセラミックによりハニカム状に形成されている。これにより、通過する排気中の煤等の粒子状物質を捕捉する。また、触媒52は、いわゆる三元触媒である。これにより、通過する排気中のCO、HC、NOx等を浄化する。
HPL−EGR装置60は、連通管61及び、冷却器62、バイパス63、開度制御弁64、HPL−EGR弁65を有している。
連通管61は、連通路66を形成している。連通路66は、排気通路33と吸気通路23とを接続している。詳細には、連通路66は、タービン41の上流側で排気通路33から分岐し、スロットル26の下流側でサージタンク27に合流している。かかる構成により、HPL−EGR装置60は、燃焼室14から排出された直後の高圧の排気をスロットル26の下流側の高圧部位へEGRガスとして戻す。
冷却器62は、連通路66を通過するEGRガスを冷却する。バイパス63は、バイパス通路67を形成している。バイパス通路67は、排気通路33側で連通路66から分岐し、冷却器62を経由せず、吸気通路23側で連通路66に合流する。
この合流部分には、開度制御弁64が設けられている。開度制御弁64は、冷却器62を経由する連通路66と、冷却器62を経由しないバイパス通路67と、を流れるEGRガスの流量を制御する。EGRガスの流量を制御することにより、EGRガスの温度が制御される。
HPL−EGR弁65は、開度制御弁64よりも吸気通路23側に設けられる。HPL−EGR弁65は、連通路66を開閉することにより、連通路66を経由して排気通路33から吸気通路23へ戻されるEGRガスの流量を制御する。HPL−EGR弁65が開いているとき、エンジン本体10から排出された排気の一部は、HPL−EGR装置60を経由し、EGRガスとして吸気通路23へ戻される。
LPL−EGR装置70は、連通管71及び、冷却器72、LPL−EGR弁73を有している。連通管71は、連通路74を形成している。連通路74は、排気通路33と吸気通路23とを接続している。詳細には、連通路74は、排気系30においてタービン41の下流側である排気浄化装置50のDPF51と触媒52との間から分岐し、吸気系20において過給機40を構成するコンプレッサ42の上流側で吸気通路23に合流している。このLPL−EGR装置70により、タービン41及びDPF51を通過した低圧の排気が、EGRガスとして吸気通路23の低圧部位へ戻される。
冷却器72は、連通路74を流れるEGRガスを冷却する。LPL−EGR弁73は、冷却器72よりも吸気通路23側に設けられる。LPL−EGR弁73は、連通路74を開閉することにより、連通路74を通過して排気通路33から吸気通路23へ戻されるEGRガスの流量を制御する。LPL−EGR弁73が開いているとき、エンジン本体10から排出された排気の一部は、LPL−EGR装置70を経由して、EGRガスとして吸気通路23へ戻される。
次に本形態の特徴部分であるミキシング装置400について詳述する。ミキシング装置400は、連通路74と吸気通路23との合流位置に設けられている。図2は、ミキシング装置400を軸方向に平行な断面で見た縦断面図であり、図3は、図2の矢印C方向に視たミキシング装置400の正面図である。
図2に示すように、ミキシング装置400は、円筒体410と、新気流路部420とを備えている。これらは、いずれも樹脂材料で形成されている。
円筒体410は、図2の左右方向を軸とする円筒形状を呈している。一方、新気流路部420は、円筒体410と同軸となっており、円筒体410を軸方向に貫くように配置されている。これにより、ミキシング装置400は、二重管となっている。
新気流路部420は、吸気通路23の一部を構成しており、上流側から順に、流入部421及び、縮径部422、送出部423となっている。
流入部421は、その内部に、流入通路424を形成する。流入通路424には、吸気通路23からの新気が流入する。縮径部422は、流入部421に連続しており、下流側へ向かって徐々に径が小さくなっている。縮径部422は、その内部に、縮径通路425を形成する。送出部423は縮径部422に連続している。また、送出部423は、その内部に、送出通路427を形成している。この送出部423の側壁には周方向に所定間隔で合流窓426が設けられている。合流窓426は、軸方向に長い長穴となっている。送出部423の下流側には過給機40が設置されるが(図1参照)、このとき、送出部423の内径は、過給機40の入口径と同じになっている。この点、以下の形態でも同様である。
円筒体410には、上流側から順に、導入部411及び、分離部414が設けられている。なお、分離部414には通常、異物を排出するための排出部が接続されるが、煩雑になることを避けるため、割愛した。この点、以下の形態でも同様である。
導入部411は、上述したLPL−EGR装置70から送られてくるEGRガスを導入する。導入部411は円筒形状となっており、その内部に、導入通路416を形成する。導入通路416の軸は、円筒体410の円筒壁の接線方向と同方向で中心を通らないようになっている(図3参照)。したがって、導入通路416から導入されたEGRガスは、円筒体410内部で側壁に沿って旋回する。また、導入部411は、軸方向において縮径部422に重なるように設けられており、合流窓426への直接的なEGRガスの衝突を避けるように配置されている。
分離部414は、円筒体410の下流側の側面に、径外方向へ突出して設けられている。この分離部414は、円筒体410の内壁の一部に、分離された異物を一時的に溜める分離槽417を形成する。これにより、遠心分離された異物は、円筒体410の内周壁を旋回しながら分離槽417に収容される。
以上詳述したように、本形態では、もっとも内径の小さな送出部423に、合流窓426を形成した。つまり、縮径部422の下流側開口径と同様の内径を有する送出部423に合流窓426を設けることで、内部圧力が最も小さくなる部分でEGRガスを新気に合流させるのである。これによって、新気に対しEGRガスを十分に混合することができる。また、本形態では、導入部411は、合流窓426への直接的なEGRガスの衝突を避けるように配置されている。これによって、新気に対しEGRガスを偏り無く混合することができる。
また、本形態では、導入部411によって円筒体410の接線方向と同方向の導入通路416が形成され、導入通路416から導入されたEGRガスは、円筒体410の内壁に沿って旋回する。これによって、凝縮水などの異物を適切に遠心分離することができる。そして、遠心分離された異物は、円筒体410の内壁を旋回しながら分離槽417に収容される。これによって、一旦分離された異物が再びEGRガスと共に新気に混入することを抑制できる。
さらにまた、本形態では、送出部423の内径が過給機40の入口径と同じになっているため、ミキシング装置400の下流側における圧力損失までも抑えることができる。もともと過給機40の入口径は、コンプレッサ42の大きさなどの制約から細くなっている。したがって、いずれにしろ吸気通路23の内径を過給機40の手前で小さくする必要がある。この点、本形態では、新気流路部420の縮径部422によってこれを実現するため、合理的な構造となっている。
なお、本形態における円筒体410が「円筒体」を構成し、新気流路部420が「新気流路部」を構成し、導入部411が「導入部」を構成する。また、流入部421が「流入部」を構成し、縮径部422が「縮径部」を構成し、送出部423が「送出部」を構成し、合流窓426が「合流窓」としての「合流部」を構成する。
(第2実施形態)
本形態では、上記形態のミキシング装置の構成が異なるものである。そこでミキシング装置の構成を中心に説明する。なお、図1に示す全体構成については上記形態と同様であるため、同一構成部分には同一の符号を用いる。これは、以下の形態でも同様である。
図4に示すように、ミキシング装置500は、円筒形状の円筒体510及び、円筒体510をその軸方向に挿通する新気流路部520を備えている。上記形態と同様、新気流路部520は、流入部521、縮径部522、送出部523を備えている。流入部521が流入通路524を形成し、縮径部523が縮径通路525を形成し、送出部523が合流窓526を具備し送出通路527を形成している点も、上記形態と同様である。また、円筒体510には、EGRガスを導入する導入部511及び分離部514が形成されている。分離部514は、円筒体510の内壁に開口する分離槽517を形成している。
本形態においても、導入部511は、上述したLPL−EGR装置70から送られてくるEGRガスを導入する。導入部511は円筒形状となっており、その内部に、導入通路516を形成する。導入通路516の軸は、円筒体510の円筒壁の接線方向と同方向で中心を通らないようになっている(図5参照)。したがって、導入通路516から導入されたEGRガスは、円筒体510の内壁に沿って旋回する。
ここで特に、本形態では、導入部511が、軸方向において送出部523に重なるように設けられ、しかも、合流窓526への直接的なEGRガスの衝突を避けるように配置されている。
本形態においても、上記形態と同様の効果が奏される。また、分離槽517に近い下流側に導入部511が設けられているため、異物の遠心分離が適切に行われる。
なお、本形態における円筒体510が「円筒体」を構成し、新気流路部520が「新気流路部」を構成し、導入部511が「導入部」を構成する。また、流入部521が「流入部」を構成し、縮径部522が「縮径部」を構成し、送出部523が「送出部」を構成し、合流窓526が「合流窓」としての「合流部」を構成する。
(第3実施形態)
本形態では、上記形態のミキシング装置の構成が異なるものである。そこでミキシング装置の構成を中心に説明する。
図6に示すように、ミキシング装置600は、円筒形状の円筒体610及び、円筒体610をその軸方向に挿通する新気流路部620を備えている。上記形態と同様、新気流路部620は、流入部621、縮径部622、送出部623を備えている。流入部621が流入通路624を形成し、縮径部622が縮径通路625を形成し、送出部623が合流窓626を具備し送出通路627を形成している点も、上記形態と同様である。また、円筒体610には、EGRガスを導入する導入部611及び分離部614が形成されている(図7参照)。分離部614は、円筒体610の内壁に開口する分離槽617を形成している。
本形態においても、導入部611は、上述したLPL−EGR装置70から送られてくるEGRガスを導入する。導入部611は円筒形状となっており、その内部に、導入通路616を形成する。導入通路616の軸は、円筒体610の円筒壁の接線方向と同方向で中心を通らないようになっている(図7参照)。したがって、導入通路616から導入されたEGRガスは、円筒体610の内壁に沿って旋回する。
ここで特に、本形態では、導入部611が、軸方向において分離槽617及び合流窓626に対応する位置に設けられている。ただし、合流窓626に直接的にEGRガスが衝突しないよう導入通路616の内径が小さくなっている。
本形態においても、上記形態と同様の効果が奏される。また、分離槽617に対応する位置に導入部611が設けられているため、異物の遠心分離が適切に行われる。
なお、本形態における円筒体610が「円筒体」を構成し、新気流路部620が「新気流路部」を構成し、導入部611が「導入部」を構成する。また、流入部621が「流入部」を構成し、縮径部622が「縮径部」を構成し、送出部623が「送出部」を構成し、合流窓626が「合流窓」としての「合流部」を構成する。
(第4実施形態)
本形態では、上記形態のミキシング装置の構成が異なるものである。そこでミキシング装置の構成を中心に説明する。
図8に示すように、ミキシング装置700は、円筒形状の円筒体710及び、円筒体710をその軸方向に挿通する新気流路部720を備えている。上記形態と同様、新気流路部720は、流入部721、縮径部722、送出部723を備えている。なお、本形態では、流入部721が円筒体710と同様の外径及び内径となっている。流入部721が流入通路724を形成し、縮径部722が縮径通路725を形成し、送出部723が合流窓726を具備し送出通路727を形成している点も、上記形態と同様である。また、円筒体710には、EGRガスを導入する導入部711及び分離部714が形成されている(図9参照)。分離部714は、円筒体610の内壁に開口する分離槽717を形成している。
本形態においても、導入部711は、上述したLPL−EGR装置70から送られてくるEGRガスを導入する。導入部711は円筒形状となっており、その内部に、導入通路716を形成する。導入通路716の軸は、円筒体710の円筒壁の接線方向と同方向で中心を通らないようになっている(図9参照)。したがって、導入通路716から導入されたEGRガスは、円筒体710の内壁に沿って旋回する。導入部711は、軸方向において縮径部722に対応する位置に設けられており、合流窓726に直接的にEGRガスが衝突しないようになっている。
ここで特に、本形態では、軸方向に平行な断面において、縮径部722の内壁面は内側に凸の曲線となっている。また、縮径部722の下流側開口は、滑らかに送出部723の上流側開口に接続されている。
本形態においても、上記形態と同様の効果が奏される。また、縮径部722の内壁面が内側に凸の曲線となっているため、直線で構成する場合と比べ、縮径部722の径外方向の容積を確保でき、EGRガスの圧力損失を抑えることができる。また、縮径部722の下流側開口が滑らかに送出部723に接続されることにより、新気が縮径部723の内壁に沿って流れ、いわゆる新気の剥離を抑えることができる。その結果、新気の圧力損失を抑えることができる。
なお、本形態における円筒体710が「円筒体」を構成し、新気流路部720が「新気流路部」を構成し、導入部711が「導入部」を構成する。また、流入部721が「流入部」を構成し、縮径部722が「縮径部」を構成し、送出部723が「送出部」を構成し、合流窓726が「合流窓」としての「合流部」を構成する。
(第5実施形態)
本形態では、上記形態のミキシング装置の構成が異なるものである。そこでミキシング装置の構成を中心に説明する。
図10に示すように、ミキシング装置800は、円筒形状の円筒体810及び、円筒体810をその軸方向に挿通する新気流路部820を備えている。上記形態と同様、新気流路部820は、流入部821、縮径部822、送出部823を備えている。流入部821が流入通路824を形成し、縮径部822が縮径通路825を形成し、送出部823が送出通路827を形成している点も、上記形態と同様である。また、円筒体810には、EGRガスを導入する導入部811及び分離部814が形成されている。分離部814は、円筒体810の内壁に開口する分離槽817を形成している。
本形態においても、導入部811は、上述したLPL−EGR装置70から送られてくるEGRガスを導入する。導入部811は円筒形状となっており、その内部に、導入通路816を形成する。導入通路816の軸は、円筒体810の円筒壁の接線方向と同方向で中心を通らないようになっている。したがって、導入通路816から導入されたEGRガスは、円筒体810の内壁に沿って旋回する。導入部811は、軸方向において縮径部822に対応する位置に設けられている。
ここで特に、本形態では、軸方向に平行な断面において、縮径部822の内壁面が内側に凸の曲線となっており、縮径部822の下流側開口端では、曲線の接線が軸方向を向くようになっている。また、縮径部822と送出部823とが不連続になっており、送出部823の上流側の開口826で、新気に対しEGRガスが混合される。
本形態においても、上記形態と同様の効果が奏される。また、縮径部822の内壁面が内側に凸の曲線となっているため、内壁面の断面が直線となっている上記形態と比べ、縮径部822の径外方向の容積を確保でき、EGRガスの圧力損失を抑えることができる。また、縮径部822の下流側開口端では、曲線の接線が軸方向を向くようになっている。これにより、新気が縮径部723の内壁に沿って流れ、いわゆる新気の剥離を抑えることができる。その結果、新気の圧力損失を抑えることができる。
なお、本形態における円筒体810が「円筒体」を構成し、新気流路部820が「新気流路部」を構成し、導入部811が「導入部」を構成する。また、流入部821が「流入部」を構成し、縮径部822が「縮径部」を構成し、送出部823が「送出部」を構成し、開口826が「開口」としての「合流部」を構成する。
(第5実施形態の変形例)
図11に示すミキシング装置900では、上記形態のミキシング装置800とは新気流路部920の送出部923の構成が異なっている。この場合、送出部923が送出通路926を形成し、上流側の開口926にてEGRガスが新気に対して混合されるのであるが、この開口926の開口縁926aが径外方向に拡がるファンネル形状となっている。このようにすれば、円筒体910の内壁に沿って旋回するEGRガスを滑らかに導入できる。また、上述したミキシング装置800の効果に加え、分離槽817に収容された異物が再び開口926から新気に混入することを抑制することができる。
以上、本発明は、上記形態に何等限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種々なる形態で実施できる。
(イ)例えば、上記形態は、ディーゼルエンジンに適用したものであるが、同様のミキシング装置をガソリンエンジンに適用してもよい。
(ロ)また例えば、上記形態のミキシング装置は樹脂で形成されていたが、金属等の他の素材で形成してもよい。
1:ディーゼルエンジン、10:エンジン本体、11:グロープラグ、12:シリンダ、13:ピストン、14:燃焼室、15:吸気バルブ、16:排気バルブ、20:吸気系、21:吸気管、22:吸気口、23:吸気通路、24:エアクリーナ、25:インタークーラ、26:スロットル、27:サージタンク、28:スロットルバルブ、30:排気系、31:排気管、32:排気口、33:排気通路、40:過給機、41:タービン、42:コンプレッサ、43:シャフト、50:排気浄化装置、52:触媒、60:装置、61:連通管、62:冷却器、63:バイパス、64:開度制御弁、65:HPL−EGR弁、66:連通路、67:バイパス通路、70:装置、71:連通管、72:冷却器、73:LPL−EGR弁、74:連通路、400,500,600,700,800,900:ミキシング装置、410,510,610,710,810:円筒体、411,511,611,711,811:導入部、414,514,614,714,814:分離部、416,516,616,716,816:導入通路、417,517,617,717,817:分離槽、420,520,620,720,820,920:新気流路部、421,521,621,721,821:流入部、422,522,622,722,822:縮径部、423,523,623,723,823,923:送出部、424,524,624,724,824:流入通路、425,525,625,725,825:縮径通路、426,526,626,726:合流窓、826,926:開口、926a:開口縁、427,527,626,726,826,926:送出通路

Claims (9)

  1. 過給機を構成するコンプレッサの上流側で、吸気通路からの新気に対し、エンジンからの排気の一部をEGRガスとして混合するミキシング装置であって、
    円筒状の円筒体と、
    前記円筒体の軸方向における下流側へ新気を導く流入部、前記流入部に連続し下流側へ向かうにしたがい小さな内径となる縮径部、及び、前記縮径部の下流側開口径と同様の内径を有し前記EGRガスと前記新気との合流部を具備する送出部を有し、前記円筒体と同軸で設けられて二重管を構成する新気流路部と、
    前記合流部への直接的な衝突を避けて、前記円筒体の内部へ前記EGRガスを導入する導入部と、
    を備えていることを特徴とするミキシング装置。
  2. 請求項1に記載のミキシング装置において、
    前記導入部は、前記円筒体の内壁に開口し、前記円筒体の内壁に沿って周方向に向かうよう前記EGRガスを導入すること
    を特徴とするミキシング装置。
  3. 請求項1又は2に記載のミキシング装置において、
    前記円筒体の下流側の内壁に開口し、前記EGRガスから分離された異物を収容する分離槽を備えていること
    を特徴とするミキシング装置。
  4. 請求項3に記載のミキシング装置において、
    前記導入部は、前記円筒体の軸方向において前記分離槽に対応する位置に開口していること
    を特徴とするミキシング装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載のミキシング装置において、
    前記合流部は、前記送出部の円筒壁に形成された合流窓であること
    を特徴とするミキシング装置。
  6. 請求項1〜4のいずれか一項に記載のミキシング装置において、
    前記合流部は、前記送出部の前記流入部側の開口であること
    を特徴とするミキシング装置。
  7. 請求項6に記載のミキシング装置において、
    前記開口は、その開口縁が径外方向へ拡がるファンネル形状であること
    を特徴とするミキシング装置。
  8. 請求項1〜7のいずれか一項に記載のミキシング装置において、
    前記縮径部は、軸方向に平行な断面において、内側に凸の曲線となっており、その下流側開口端では、前記曲線の接線が軸方向に平行となること
    を特徴とするミキシング装置。
  9. 請求項1〜8のいずれか一項に記載のミキシング装置において、
    前記送出部の内径は、下流側に接続される過給機の入口径と同様になっていること
    を特徴とするミキシング装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017020484A (ja) * 2015-07-10 2017-01-26 現代自動車株式会社Hyundai Motor Company 車両吸気温冷却装置および方法

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