JP2011152989A - エレベータの釣合錘 - Google Patents

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戸 美紀雄 井
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Abstract

【課題】重量補償ロープの重量に起因して釣合錘が錘側ガイドレールに対して傾斜することのないエレベータの釣合錘を提供する。
【解決手段】傾き検出手段が釣合錘100の傾きを検出すると、制御手段が駆動手段の作動を制御して、可動錘体12bを係止部とは反対の側に、傾きに応じた量だけ突出させる。すると、重量補償ロープCのうち釣合錘100から垂下している部分の重さと係止部2aの長さによって定まるモーメントと、可動錘体12bの重さと可動錘体12bの突出量とによって定まるモーメントとが打ち消し合うため、釣合錘100の傾きを解消することができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、エレベータの釣合錘に関し、より詳しくは、重量補償ロープの重量に起因して釣合錘が錘側ガイドレールに対して傾斜しないように改良する技術に関する。
従来、エレベータにおいては、図13に示したように乗りかご1と釣合錘2をメインロープRによって釣瓶状に懸架するとともに、このメインロープRをトラクションシーブ3や反らせシーブ4に巻き掛けている。
このとき、乗りかご1や釣合錘2の昇降に伴い、メインロープRのうち、トラクションシーブ3から乗りかご1に垂下する部分の長さと、反らせシーブ4から釣合錘2に垂下する部分の長さが変化するため、乗りかご1の側と釣合錘2の側との間に重量のアンバランスが生じる。
そこで、この重量のアンバランスを補償するべく、乗りかご1および釣合錘2から重量補償ロープC(重量補償索、コンペンロープ、コンペンチェーンと言う)をU字状に垂下させるとともに、その下端の湾曲部を昇降路の底部に設けた補償シーブ5に巻き掛けている。
ところで、重量補償ロープCの一端は、釣合錘2の一方の側面に突設した係止部2aに係止されることがある(例えば、下記特許文献1の図14を参照)。
これは、重量補償ロープCの一端を釣合錘2の底面に係止して垂下させると、釣合錘2が一杯に降下したときに、昇降路の底部に設けたバッファに重量補償ロープCが干渉するおそれがあるからである。
特開2001−247276号公報(図14)
しかしながら、その一方の側面に突設した係止部2aに重量補償ロープCの一端を係止した構造の釣合錘2においては、釣合錘2が昇降路の頂部まで上昇していくと、係止部2aに作用する重量補償ロープCの重さが次第に大きくなる。
すると、図13に強調して描いたように釣合錘2が錘側ガイドレール6に対して傾斜するため、釣合錘2の昇降を案内しているガイドローラやガイドシューに異常な摩耗が生じたり錘側ガイドレール6との間に隙間が開いたりして、釣合錘2の昇降をスムーズに案内できなくなるおそれがある。
そこで本発明の目的は、上述した従来技術が有する問題点を解消し、重量補償ロープの重量に起因して釣合錘が錘側ガイドレールに対して傾斜することのないエレベータの釣合錘を提供することにある。
上記の課題を解決する本発明は、
乗りかごと釣合錘をメインロープによって釣瓶状に懸架するとともに、前記メインロープの重量アンバランスを補償するための重量補償ロープを前記乗りかごおよび前記釣合錘からU字状に垂下し、かつ前記釣合錘の一方の側面に突設した係止部に前記重量補償ロープの一端を係止してなるエレベータの釣合錘であって、
前記釣合錘の内部に収納された収納位置と前記釣合錘のうち前記係止部とは反対の側に突出した突出位置との間で前記釣合錘に往復移動可能に支持された可動錘体と、
前記可動錘体を駆動して前記収納位置と前記突出位置との間で往復移動させる駆動手段と、
前記駆動手段の作動を制御する制御手段と、
前記釣合錘の傾きを検出する傾き検出手段と、を備え、
前記制御手段は、前記傾き検出手段から得られた前記釣合錘の傾きを表す信号に基づいて、前記可動錘体が前記突出位置の側に移動して前記釣合錘の傾きを打ち消すように前記駆動手段の作動を制御することを特徴とする。
すなわち、本発明のエレベータの釣合錘は、昇降路の頂部に向かって上昇すると、重量補償ロープの重さによって錘側ガイドレールに対して傾こうとする。
このとき、傾き検出手段が釣合錘の傾きを検出すると、制御手段が駆動手段の作動を制御して、可動錘体を係止部とは反対の側に傾きに応じた量だけ突出させる。
すると、重量補償ロープのうち釣合錘から垂下している部分の重さと係止部の長さによって定まるモーメントと、可動錘体の重さと可動錘体の突出量とによって定まるモーメントとが打ち消し合うため、釣合錘の傾きを解消することができる。
これにより、釣合錘の昇降を案内しているガイドローラやガイドシューに異常な摩耗が生じたり錘側ガイドレールとの間に隙間が開いたりすることを防止できるから、釣合錘の昇降をスムーズに案内することができる。
傾き検出手段は、釣合錘の昇降を案内する錘側ガイドレールと釣合錘の本体部分との間の隙間の大きさを検出するセンサとすることができる。
あるいは、傾き検出手段に代えて、昇降路内における釣合錘の上下方向位置に関する情報をエレベータ運転制御手段から入手するとともに、この上下方向位置に関する情報に基づいて制御手段が駆動手段の作動を制御するように構成することもできる。
制御手段は、釣合錘の傾きの大きさが所定の値を越えたときに、あるいは錘側ガイドレールと釣合錘の本体部分との間の隙間の大きさが所定の値を越えたときに、可動錘体を駆動して所定量だけ突出させることができる。
あるいは、制御手段は、釣合錘の傾きが増加する毎に、あるいは錘側ガイドレールと釣合錘の本体部分との間の隙間の大きさが増加する毎に、釣合錘の傾きを無くすために必要な量だけ可動錘体を突出させることができる。
可動錘体は、釣合錘の内部に積層した個々の錘体の一部から構成することができる。
あるいは、個々の錘体とは別個に設けた錘ユニットから構成することもできる。
このとき、この錘ユニットは、釣合錘の枠体とは別個に設けた可動枠体に個々の錘体を装着するとともに、この可動枠体を釣合錘の枠体に対して往復動自在に支持することができる。例えば、可動錘体の可動枠体は、釣合錘の枠体に対して水平方向に延びる揺動軸の回りに、あるいは釣合錘の本体に対して上下方向に延びる揺動軸の回りに往復揺動させることができる。
駆動手段は、上下方向に延びるスプライン軸を電動モータによって回転駆動するとともに、可動錘体の側面に形成したラック歯面をスプライン軸の外周歯面と噛み合わせることによって一体に往復移動させる構成とすることができる。
駆動手段は、水平方向に延びるウォームギヤ軸を電動モータによって回転駆動するとともに、このウォームギヤ軸と噛み合う歯面を可動錘体に設けて一体に往復移動させる構成とすることができる。
駆動手段は、電磁石によって、可動錘体を一体に往復移動させる構成とすることができる。
駆動手段は、油圧ジャッキあるいは空圧ジャッキによって、可動錘体を一体に往復移動させる構成とすることができる。
また、駆動手段に電力を供給するバッテリを釣合錘に搭載することができる。
本発明によれば、重量補償ロープの重量に起因して釣合錘が錘側ガイドレールに対して傾斜することのないエレベータの釣合錘を提供することができる。
第1実施形態の釣合錘を備えたエレベータの全体側面図。 第1実施形態の釣合錘を示す正面図。 駆動手段と可動錘体の往復移動を示す平面図。 第1実施形態の釣合錘の全体構造を示すブロック図。 制御手段の作動を示すフローチャート。 変形例の釣合錘の全体構造を示すブロック図。 変形例の駆動手段と可動錘体の往復移動を示す平面図。 変形例の駆動手段と可動錘体の往復移動を示す平面図。 変形例の駆動手段と可動錘体の往復移動を示す平面図。 変形例の駆動手段と可動錘体の往復移動を示す平面図。 第2実施形態の釣合錘を示す正面図。 第2実施形態の釣合錘の作動を示す側面図。 従来の釣合錘の問題点を示す側面図
以下、図1〜図12を参照し、本発明のエレベータの釣合錘の各実施形態および変形例について詳細に説明する。なお、以下の説明においては、前述した従来技術を含めて同一の部分に同一の符号を用いることにより、重複した説明を省略する。
第1実施形態
最初に図1〜図5を参照し、第1実施形態のエレベータの釣合錘について説明する。
図1に示したように、本第1実施形態のエレベータの釣合錘100は、メインロープRによって乗りかご1と共に釣瓶状に懸架されるとともに、その後面に突設された係止部2aに重量補償ロープCの一端が係止されている。
釣合錘100は、図2に示したように、左右一対の錘側ガイドレール6L,6Rによってその昇降が案内される枠体11の内部に、個々の錘体12が積層されている。
また、枠体11の下部には左右一対の電動モータ13L,13Rが内蔵されて、上下方向に延びる左右一対のスプライン軸14L,14Rをそれぞれ回転駆動するようになっている。
さらに、枠体11の上下左右の隅角部には、枠体11の昇降を案内するガイドローラ15と、左右一対の錘側ガイドレール6L,6Rと枠体11との間の隙間を検出する非接触の隙間センサ16とがそれぞれ設けられている。
加えて、枠体11の下部には、左右一対の電動モータ13L,13Rの作動を制御するための制御手段(図示せず)と、必要な電力を供給するためのバッテリ(図示せず)が収納されている。
個々に積層される錘体12は、図3に示したように、釣合錘100の枠体11に固定される固定部分12aと、枠体11に対して前後方向(図示する紙面において上下方向)に往復動可能に支持された可動部分12bとをそれぞれ有しており、可動部分12bが積層されて可動錘体を構成している。
可動部分12bの左右の側面には、左右一対のスプライン軸14L,14Rの外周歯面と噛み合うラック歯面12Cがそれぞれ刻設されている。
これにより、電動モータ13L,13Rがスプライン軸14L,14Rを正逆両方向に回転駆動することによって、可動部分12bを前後方向に往復移動させることができる。
一方、図4に示したように、左右一対の電動モータ13L,13Rの作動を制御する制御手段は、隙間センサ16から得られた信号に基づいて、左右一対の錘側ガイドレール6L,6Rと釣合錘100の枠体12との間の隙間の大きさを判断する。
そして、図5に示したように、この隙間の大きさが規定値を超えている判断すると、左右一対の電動モータ13L,13Rを作動させて可動部分12bを前進させる。
すると、重量補償ロープCのうち釣合錘100から垂下している部分の重さと係止部2aの腕の長さによって定まるモーメントと、可動部分12bの重さと可動部分12bの前側への突出量とによって定まるモーメントとが打ち消し合う。
これにより、釣合錘100の傾きが解消し、左右一対の錘側ガイドレール6L,6Rと釣合錘100の枠体12との間の隙間の値は規定値以下となる。
したがって、釣合錘100の昇降を案内しているガイドローラ15に異常な摩耗が生じたり錘側ガイドレール6L,6Rとの間に規定値以上の隙間が開いたりすることを防止できるから、釣合錘100の昇降をスムーズに案内することができる。
なお、制御手段に規定値を設定することなく、左右一対の錘側ガイドレール6L,6Rと釣合錘100の枠体12との間の隙間の大きさが増加する毎に、釣合錘100の傾きを無くすために必要な量だけ可動部分12bを前側に突出させる制御を行うこともできる。
あるいは制御手段は、図6に示したように、隙間センサ(傾き検出手段)16に代えて、昇降路内における釣合錘100の上下方向位置に関する情報をエレベータ運転制御手段から入手するとともに、この上下方向位置に関する情報に基づいて左右一対の電動モータ13L,13Rの作動を制御するように構成することもできる。
具体的に説明すると、釣合錘100が上昇すればするほど、重量補償ロープCのうち釣合錘100から垂下する部分の重量が大きくなって、錘側ガイドレール6に対する釣合錘100の傾きが大きくなるから、錘体12の可動部分12bを次第に前側に突出させる制御を行う。
これに対して、釣合錘100が降下すればするほど、重量補償ロープCのうち釣合錘100から垂下する部分の重量が小さくなって、錘側ガイドレール6に対する釣合錘100の傾きが小さくなるから、錘体12の可動部分12bを後方に移動させて枠体12の内部に戻す制御を行う。
このとき、駆動手段は、図7に示したように、錘体12の固定部分12aおよび可動部分12bにそれぞれ設けた電磁石17a,17bから構成することもできる。
また、駆動手段は、図8に示したように、釣合錘100の枠体11に設けた油圧ジャッキあるいは空圧ジャッキ18aとピストン18bから構成することができる。
さらに、駆動手段は、図9に示したように、釣合錘100の枠体11に設けた左右一対の電動モータ13L,13Rで回転駆動される前後方向に水平に延びるウォームギヤ19L,19Rと、錘体12の可動部分12aを一体に積層してなる可動錘体の左右の側面の一ヶ所に設けた、ウォームギヤ19L,19Rと噛み合う歯面とから構成することができる。
加えて、図10に示したように、錘体12の可動部分12aを一体に積層してなる可動錘体の右端部分を、上下方向に延びる揺動軸12cによって揺動自在に支持する。
そして、駆動手段として、釣合錘100の枠体11に設けた油圧ジャッキあるいは空圧ジャッキ18aとピストン18bを用いることにより、可動錘体を揺動軸12cの回りに前後方向に揺動させることもできる。
第2実施形態
次に図11および図12を参照し、第2実施形態のエレベータの釣合錘について説明する。
本第2実施形態の釣合錘200は、枠体11に積層されて固定された錘体21と、枠体11に対し揺動自在に支持された可動枠体22と、この可動枠体22の内側に積層されて固定された可動錘体23とを備えている。
そして、可動枠体22の下端部を左右方向に水平に貫通する揺動軸24は、釣合錘200の枠体11の表面に突設されたブラケット25a,25bによって支持されている。
さらに、釣合錘200の枠体11の後面に電動モータ26が固定するとともに、この電動モータ26によって前後方向に水平に延びるボールねじ27を回転駆動する。
さらに、ボールねじ27の前端は、可動枠体22に取り付けられているボールねじナット(図示せず)に螺合させる。
これにより、電動モータ26の作動を制御すると、図12(a)に示したように可動枠体22、したがって可動錘体23が釣合錘200の枠体11の内部に収納された収納位置と、図12(b)に示したように、釣合錘100の前面側に突出した突出位置との間で可動枠体22、したがって可動錘体23を往復揺動させることができる。
以上、本発明のエレベータの釣合錘の各実施形態および変形例について詳しく説明したが、本発明は上述した実施形態によって限定されるものではなく、種々の変更が可能であることは言うまでもない。
例えば、上述した第2実施形態においては、左右方向に水平に延びる揺動軸24によって可動枠体22を揺動自在に支持しているが、例えば図10に示したように、上下方向に延びる揺動軸によって可動枠体22を揺動自在に支持することもできる。
1 乗りかご
2 釣合錘
3 トラクションシーブ
4 反らせシーブ
5 補償シーブ
6 錘側ガイドレール
11 枠体
12 錘体
13 電動モータ
14 スプライン軸
15 ガイドローラ
16 隙間センサ
17 電磁石
18 ジャッキ
19 ウォームギヤ
21 錘体
22 可動枠体
23 可動錘体
24 揺動軸
25 ブラケット
26 電動モータ
27 ボールねじ
100 第1実施形態の釣合錘
200 第2実施形態の釣合錘

Claims (12)

  1. 乗りかごと釣合錘をメインロープによって釣瓶状に懸架するとともに、前記メインロープの重量アンバランスを補償するための重量補償ロープを前記乗りかごおよび前記釣合錘からU字状に垂下し、かつ前記釣合錘の一方の側面に突設した係止部に前記重量補償ロープの一端を係止してなるエレベータの釣合錘であって、
    前記釣合錘の内部に収納された収納位置と前記釣合錘のうち前記係止部とは反対の側に突出した突出位置との間で前記釣合錘に往復移動可能に支持された可動錘体と、
    前記可動錘体を駆動して前記収納位置と前記突出位置との間で往復移動させる駆動手段と、
    前記駆動手段の作動を制御する制御手段と、
    前記釣合錘の傾きを検出する傾き検出手段と、を備え、
    前記制御手段は、前記傾き検出手段から得られた前記釣合錘の傾きを表す信号に基づいて、前記可動錘体が前記突出位置の側に移動して前記釣合錘の傾きを打ち消すように前記駆動手段の作動を制御することを特徴とするエレベータの釣合錘。
  2. 前記制御手段は、前記釣合錘の傾きの大きさが所定の値を越えたときに、前記可動錘体を所定量だけ突出させることを特徴とする請求項1に記載したエレベータの釣合錘。
  3. 前記制御手段は、前記釣合錘の傾きが増加する毎に、前記釣合錘の傾きを無くすために必要な量だけ可動錘体を突出させることを特徴とする請求項1に記載したエレベータの釣合錘。
  4. 前記傾き検出手段は、前記釣合錘の昇降を案内する錘側ガイドレールと前記釣合錘の本体部分との間の隙間の大きさを検出するセンサであることを特徴とする請求項1に記載したエレベータの釣合錘。
  5. 乗りかごと釣合錘をメインロープによって釣瓶状に懸架するとともに、前記メインロープの重量アンバランスを補償するための重量補償ロープを前記乗りかごおよび前記釣合錘からU字状に垂下し、かつ前記釣合錘の一方の側面に突設した係止部に前記重量補償ロープの一端を係止してなるエレベータの釣合錘であって、
    前記釣合錘の内部に収納された収納位置と前記釣合錘のうち前記係止部とは反対の側に突出した突出位置との間で前記釣合錘に往復移動可能に支持された可動錘体と、
    前記可動錘体を駆動して前記収納位置と前記突出位置との間で往復移動させる駆動手段と、
    前記駆動手段の作動を制御する制御手段と、を備え、
    前記制御手段は、前記釣合錘の昇降路内における上下方向位置をエレベータの運転制御手段から入手するとともに、前記釣合錘が昇降路内において上昇するに連れて前記可動錘体が前記突出位置の側に移動させるように前記駆動手段の作動を制御することを特徴とするエレベータの釣合錘。
  6. 前記可動錘体は、前記釣合錘の内部に積層された個々の錘体の一部から構成されていることを特徴とする請求項1に記載したエレベータの釣合錘。
  7. 前記可動錘体は、前記釣合錘の枠体とは別個に設けた可動枠体に錘体を装着するとともに、この可動枠体を前記釣合錘の本体に対して往復動自在に支持した構造であることを特徴とする請求項1または5に記載したエレベータの釣合錘。
  8. 前記駆動手段は、上下方向に延びるスプライン軸を電動モータによって回転駆動するとともに、前記可動錘体の側面に形成したラック歯面を前記スプライン軸の外周歯面と噛み合わせることによって、個々の錘体を一体に往復移動させる構造であることを特徴とする請求項1または5に記載したエレベータの釣合錘。
  9. 前記駆動手段は、水平方向に延びるウォームギヤ軸を電動モータによって回転駆動するとともに、このウォームギヤ軸と噛み合う歯面を前記可動錘体に設けて一体に往復移動させる構造であることを特徴とする請求項1または5に記載したエレベータの釣合錘。
  10. 前記駆動手段は、電磁石によって、前記可動錘体を一体に往復移動させる構造であることを特徴とする請求項1または5に記載したエレベータの釣合錘。
  11. 前記駆動手段は、油圧ジャッキあるいは空圧ジャッキによって、前記可動錘体を一体に往復移動させる構造であることを特徴とする請求項1または5に記載したエレベータの釣合錘。
  12. 前記駆動手段に電力を供給するバッテリを前記釣合錘に搭載したことを特徴とする請求項1または5に記載したエレベータの釣合錘。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPWO2020152740A1 (ja) * 2019-01-21 2021-09-30 三菱電機株式会社 釣合いおもり装置および釣合いおもりの積込み方法

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