JP2011150910A - グローブ型led照明装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 グローブ内にLED光源体を封装した構成において、効率的な放熱と良好な配光分布を得る。
【解決手段】 上方外周部に多数個の放熱フィン13を形成したホルダ部材2の光源体取付部14にLED実装部位22の外周面にLED光源体4を実装したステム部材3を着脱し、ステム部材3がLED実装部位22の先端部を空間部33の中心よりやや上方に位置させてホルダ部材2のグローブ取付部位11に取り付けたグローブ8により封装される。LED光源体4のLED素子5から発生する発生熱をステム部材3の放熱空間部24からホルダ部材2の通線・熱伝導空間部12へと伝達して放熱フィン13から放熱する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、多数個の発光ダイオード(LED:LIGHT EMITTING DIODE)を発光体とするLED光源体をグローブ内に封装したグローブ型LED照明装置に関する。
LED素子は、電源の供給により駆動して大きな輝度で発光する素子であり、小型で発光効率がよく、低電力消費、高寿命等の特性を有することから照明装置或いは表示装置等の様々な用途に用いられている。照明装置においては、一般に光源体を着脱するホルダ部材に対して、光源体の機械的保護、絶縁保持、防水・防塵を図り、また照明光の拡散・均一化による照明特性の向上を図るために、適宜のカバーが取り付けられる。例えば特許文献1には、LEDを光源とした街路灯が記載されている。
照明装置等においては、LED素子が発光する際に比較的大きな熱も発生することにより、例えば特許文献1に記載されるLEDを光源とした街路灯のようにカバーによって内部の高密閉性が必要になるほどカバー内において熱が籠もって高温化する。かかる照明装置等においては、内部の高温化によりLED素子の特性が変化して発光状態が不安定となり、寿命の低下や駆動回路の電子部品の損傷等の様々な問題が発生する。
このため、照明装置等においては、様々な放熱構造を設けて発生熱を外部に効率的に放熱することにより高温化を低減する対応が図られている。例えば特許文献2には、吊下げ型の照明装置であり、放物線形状の反射鏡の開口部にUVカットフィルタとともにLED素子と基板とからなるLEDモジュールを配置し、LEDモジュールにヒートシンクとファンとからなる放熱構造を付設して反射鏡内に籠もる熱を放熱している。かかる照明装置は、照明光の放射面の中央部に位置して外部に露出した放熱構造が設けられた構造であることから、特殊な外観による使用場所の制限或いは中央部分の照明効率が低くなるといった問題がある。照明装置は、例えば街路灯のように地上に向けた照明光ばかりでなく上方へも向かって広く照明光を放射することが必要な用途には適用できない。
特許文献3には、金属製のケースの内面にLEDモジュールを配置するとともに、外面に放熱フィンを一体に形成し、LEDモジュールを封止するようにしてケースにカバーレンズを組み付けた照明装置が記載されている。照明装置は、内部に籠もる熱をケースを介して放熱フィンに伝達して放熱が行われるようにする。かかる照明装置は、照明器具等への取付側となるケース底面に放熱フィンを形成したことにより、全体として大型なる。
ところで、LED照明装置においては、LED素子を基板に実装して光源体を構成することから、上述した特許文献1のように下方に向かって照明光を放射するいわゆる面発光型が一般であった。LED照明装置においても、従来の電球型照明装置のように球形等のグローブを備え、このグローブから上方や側方にも向けて広い範囲で照明光を放射する仕様の要求が大きい。LED照明装置は、光源となるLED素子の指向性が高く、かかる要求を満たす配向分布を有するものは提供されていない。
特開2009−16180号公報 特開2006−59625号公報 特開2009−224291号公報
本発明は、グローブ内にLED光源体を封装することにより防水性を保持するとともにLEDから発生した熱を効率的に放熱して高温化による特性劣化を低減して良好な配光分布を得ることが可能なグローブ型LED照明装置を提供することを目的とする。
上述した目的を達成する本発明に係るグローブ型LED照明装置は、熱伝導性素材により一体に形成されたホルダ部材及びステム部材と、多数個のLED光源体と、ステム部材を封装する中空体のグローブとを備える。グローブ型LED照明装置は、ホルダ部材が、長さ方向に貫通する通線・熱伝導空間部が形成されかつこの通線・熱伝導空間部の開口部を囲む部位を光源体取付部とするとともにこの光源体取付部の上方外周部に放熱部が形成されたホルダ本体部位と、内部に通線・熱伝導空間部と連通する長さ方向に貫通する通線空間部が形成された器具取付部位と、ホルダ本体部位の光源体取付部の外周部に突出しグローブ取付部を形成したグローブ取付部位を有してなる。グローブ型LED照明装置は、ステム部材が、外周面に絶縁皮膜処理を施すとともにこの外周面の平面領域をLED実装領域となして所定の長さに形成されたLED実装部位と、このLED実装部位の一方側に形成されてホルダ部材のホルダ本体部位に着脱される取付フランジ部位と、LED実装部位の内部に取付フランジ部位側に開口して形成された放熱空間部を有して熱伝導性素材により一体に形成される。グローブ型LED照明装置は、LED光源体が、LED素子と、1個〜複数個のLED素子を実装した基板からなり、ステム部材のLED実装領域上に実装される。グローブ型LED照明装置は、グローブが、開口部位にホルダ部材のグローブ取付部位と相対して取付部を形成した空間部を有する中空体からなり、ホルダ部材に対して取付部をグローブ取付部位に取り付けて取り付けられた状態で、空間部の中心よりやや上方にLED実装部位の先端部を位置させてステム部材を封装する。
本発明に係るグローブ型LED照明装置においては、LED光源体を実装したステム部材がホルダ部材に対して、取付フランジ部位をホルダ本体部位の相対する光源体取付部に取り付ける。グローブ型LED照明装置においては、グローブがホルダ部材に対して、取付部をグローブ取付部位の相対するグローブ取付部に取り付けられる。グローブ型LED照明装置においては、これによりグローブの空間部が密閉空間部を構成してその内部にステム部材を封装する。グローブ型LED照明装置においては、ホルダ部材がグローブを、そのグローブ取付部により開口部を覆って取り付けることにより、グローブの空間部内に水や埃等が入らないようにして防水性、密閉性が保持されるようにする。
グローブ型LED照明装置においては、LED光源体に対してホルダ部材の器具取付部位に形成した通線空間部内を通線した電源供給線から電源が供給されることによりLED素子が駆動して発光し、グローブ内で拡散されて照明光を外部へと放射する。グローブ型LED照明装置においては、ステム部材を封装したグローブの空間部が密閉空間部を構成することによりLED素子から発生した熱が内部に籠もって高温化し、LED素子の発光特性を低下させてしまう。グローブ型LED照明装置においては、LED素子から発生した熱が連通された放熱空間部と通線・熱伝導空間部を介しかつ一部がステム部材のLED実装部位を介して取付部位からホルダ部材の光源体取付部へと伝達されることにより、ホルダ部材の光源体取付部の上方外周部に形成した放熱部から効率的に放熱されるようにする。グローブ型LED照明装置においては、これによりグローブ内における高温化が抑制されて安定かつ良好な照明を行う。
グローブ型LED照明装置においては、ホルダ部材にグローブを取り付けて空間部内にステム部材を封装した状態において、空間部の中心よりやや上方にステム部材のLED実装部位の先端部が位置する。グローブ型LED照明装置においては、指向性の大きいLED素子を有するLED光源体から出射された照明光が外周及び下方とともに上方にも向かってグローブ全体から放射されるようにして広い範囲を照明する良好な配光分布を得る。
以上のように構成された本発明に係るグローブ型LED照明装置によれば、上方外周部に多数個の放熱部を形成したホルダ部材に対して外周面のLED実装部位にLED光源体を立体的に配置して実装するステム部材を着脱し、このステム部材をLED実装部位の先端部が空間部の中心よりやや上方に位置されてホルダ部材のグローブ取付部位に取り付けたグローブにより封装することにより、防水、防塵特性が確実に保持される。グローブ型LED照明装置によれば、指向性の高いLED素子を有するLED光源体を用いて、このLED光源体から出射された照明光がグローブ全体から四方に向かって広範囲に放射されて良好な配光分布を得るグローブ型照明装置を実現する。グローブ型LED照明装置によれば、ホルダ部材に対してステム部材がLED素子からの発生熱を直接伝達する熱伝導構造を構成して取り付けられる。グローブ型LED照明装置によれば、LED素子から発生した熱をステム部材のLED実装部位を介して取付部位からホルダ部材の光源体取付部へと伝達し、光源体取付部の外周部に形成した放熱部から効率的に放熱することにより、グローブ内における高温化を抑制してLED素子の発光特性や駆動回路の特性低下等の発生を低減して安定かつ良好な照明が行われるようになる。
本発明に係るグローブ型LED照明装置の実施の形態として示す照明装置の斜視図である。 照明装置のグローブを取り外した状態で示す正面図である。 照明装置のグローブを取り外した状態で示す斜視図である。 照明装置に備えるホルダ部材の半断面図である。 照明装置に備えるグローブ部材の平面図である。 グローブ部材の断面図である。 照明装置における放熱特性の説明図であり、同図(A)は熱伝導経路の説明図、同図(B)は各部位温度の経時変化特性図である。 従来の照明装置における放熱特性の説明図であり、同図(A)は熱伝導経路の説明図、同図(B)は各部位温度の経時変化特性図である。 照明装置における配光分布の特性図である。 従来のLED照明装置における配光分布の説明図であり、同図(A)は正面図、同図(B)はその配光分布の特性図である。 水銀灯照明装置における配光分布の説明図であり、同図(A)は正面図、同図(B)はその配光分布の特性図である。
以下、本発明に係るグローブ型LED照明装置の実施の形態として図面に示した照明装置1について詳細に説明する。照明装置1は、例えば街路灯或いは門柱灯等の屋外用の照明装置として好適に用いられるグローブ型のLED照明装置である。照明装置1は、図1及び図2に示すように、ホルダ部材2と、ステム部材3と、LED素子5と基板6とからなる多数個のLED光源体4と、バルブ7と、グローブ8を備える。
照明装置1は、ホルダ部材2が、詳細を省略するが街路灯等の器具側の取付部に固定される。照明装置1は、ホルダ部材2に対してLED光源体4を実装しバルブ7を組み合わせたステム部材3を着脱自在とし、このステム部材3を封装した状態でホルダ部材2に対してグローブ5が取り付けられるようにする。照明装置1は、器具側において手動のスイッチ操作或いは外部の明るさや時間設定による自動スイッチ操作により、LED光源体4への電源供給のオン−オフ操作が行われる。
ホルダ部材2は、熱伝導性が良好でありかつ耐候性や耐腐食性或いは機械的剛性を有する、例えばアルミ材やアルミ合金材等を素材としたダイキャスト部材からなる。ホルダ部材2は、図3及び図4に示すようにホルダ本体部位9と、器具取付部位10と、グローブ取付部位11が一体に形成されてなる。
ホルダ本体部位9は、図4に示すように通線・熱伝導空間部12と、多数個の放熱フィン13と、光源体取付部14とから構成される。ホルダ本体部位9は、上方部位から下方部位に向かって次第に大径となる全体が円錐台形状の筒体、すなわち釣り鐘形状を呈して形成される。通線・熱伝導空間部12は、ホルダ本体部位9の内部を長さ方向に貫通し、小径側の上方部位においてやや小径とされた軸孔部位からなる。通線・熱伝導空間部12は、後述するように街路灯等の器具側の電源供給部と接続された電源供給線15を挿通させてステム部材3へと導き、LED光源体4に電源供給が行われるようにする。通線・熱伝導空間部12は、ステム部材3側から伝導される熱を内部からも長さ方向の全域かつ全周に亘って外周部へと行き渡るように伝導し、放熱フィン13により効率的な放熱が行われるようにする。
放熱フィン13は、ホルダ本体部位9の外周部に、互いに周方向に並び、それぞれが薄厚の長さ方向の立壁部位から構成される。放熱フィン13は、ホルダ本体部位9の外周部に多数個が形成されることにより表面積を大きくしてステム部材3側から伝導される熱が効率よく放熱されるようにする。放熱フィン13は、上述した形状と配列構造によりホルダ部材2の成形時において型抜きが容易に行われることで型構造を簡易とし、また雨水等の流れを良好としさらに塵埃等の付着も低減させる。放熱フィン13は、ホルダ本体部位9の機械的強度を向上するとともに、外周部に意匠的外観の向上が図られるようにする。なお、放熱フィン13は、ホルダ本体部位9に対して、上述した形状や配列を以って形成した構造に限定されないことは勿論である。放熱フィン13は、後述するように取り付けられるステム部材3に対して上方に位置してホルダ本体部位9の外周部に形成される。
光源体取付部14は、ホルダ本体部位9の大径側の内面(底面)に、通線・熱伝導空間部12の開口部を囲んで形成されたやや大径の段落ち凹部により構成される。光源体取付部14には、後述するようにステム部材3を取付ネジにより固定するために複数個のネジ孔が形成されている。なお、光源体取付部14は、上述した段落ち凹部とネジ孔の構成に限定されないことは勿論であり、後述するステム部材3を必要に応じて着脱させる適宜の構造であればよい。光源体取付部14は、例えば段落ち凹部の内周壁に内周ネジを形成してステム部材3をねじ込み固定する構造であってもよく、端子部材として機能する受け金具を組み合わせた構造であってもよい。
器具取付部位10は、上述したホルダ本体部位9の小径側に一体に形成される。器具取付部位10は、街路灯の取付部に対してホルダ部材2を着脱する部位であり、ホルダ本体部位9よりも小径とされて内部にホルダ本体部位9の通線・熱伝導空間部12と連通して長さ方向に貫通する通線空間部16が形成された筒状部位からなる。器具取付部位10は、通線空間部16が、街路灯側の取付部から引き出された電源供給線15を挿通させてホルダ本体部位9の通線・熱伝導空間部12内に通線させる。器具取付部位10には、詳細を省略するが外周部に適宜のロック部17が設けられており、街路灯側の取付部に対して例えば差し込むことにより保持されるようにする。
なお、器具取付部位10は、例えばねじ込み構造等により街路灯側の取付部に対して着脱されるようにしてもよい。器具取付部位10は、筒状部位に限定されず、街路灯側の取付部の構造に合わせて適宜の構造に形成される。照明装置1は、光源としてLED素子5を用いることによりいわゆる球切れがほとんど生じることはなく、街路灯側の取付部に対して着脱する構造はさほど重要では無い。
グローブ取付部位11は、上述したホルダ本体部位9の光源体取付部の外周部に、図3及び図4に示すように大径の主面部18とその外周縁に沿って立設された環状壁部19からなる下向きの盆状に突出形成された部位からなる。グローブ取付部位11は、主面部18にグローブ8を取り付ける取付部を構成する主面部18を貫通する複数の孔付きスタッド20が形成されるとともに、環状壁部19に連設された多数のリブ21が形成される。グローブ取付部位11は、孔付きスタッド20から取付ネジ34をねじ込むことによりグローブ8を固定する。
グローブ取付部位11は、環状壁部19が後述するグローブ8の開口部位よりもやや大径に形成され、その内周壁に例えば図示しないパッキンが全周に亘って取り付けられる。グローブ取付部位11は、環状壁部19とパッキンが、後述するようにグローブ8を取り付けた状態でこの開口部位の周囲を覆うことによりその空間部33の密閉性を保持して内部への雨水や塵埃等の進入を防止する。グローブ取付部位11は、これにより防水性や密閉性が保持されるようにする。
グローブ取付部位11は、例えば孔付きスタッド20を介して環状壁部19の内部に係合部を有するリング状の受け金具を取り付けるようにしてもよい。グローブ取付部位11は、この受け金具にグローブ8を差し込んで所定角度回転させることによりグローブ8を取り付けて固定することも可能である。なお、グローブ取付部位11は、上述した構造に限定されないことは勿論であり、従来のグローブ型照明装置に備えられる様々なグローブ取付構造により構成してもよい。グローブ取付部位11は、いずれの構造であっても、主面部18と環状壁部19によりグローブ8の開口部位を覆うように構成することは勿論である。
ステム部材3も、熱伝導性が良好でありかつ耐候性や耐腐食性或いは機械的剛性を有する、例えばアルミ材やアルミ合金材等を素材としたダイキャスト部材からなる。ステム部材3は、図3及び図5、図6に示すようにLED実装部位22と、このLED実装部位22の一方側に一体に形成された取付フランジ部位23と、LED実装部位22の内部に形成された放熱空間部24から構成される。ステム部材3は、LED実装部位22の外周面に多数個のLED光源体4を実装し、取付フランジ部位23を介して上述したホルダ部材2のグローブ取付部位11に着脱される。
LED実装部位22は、外周面に絶縁皮膜処理が施され、所定の長さを有する有底多角形の筒状体からなる。LED実装部位22は、取付フランジ部位23側の大筒部25と、この大筒部25に連設されて先端側に向かって次第に小口径となる中間筒部26と、この中間筒部26に連設されさらに先端側に向かって次第に小口径となる外周LED実装筒部27と、このLED実装筒部27の先端部において放熱空間部24を閉塞する底面LED実装部28とからなる段付き筒状体に形成される。LED実装部位22は、大筒部25の外周部に通線ブッシュ29を嵌め込むことにより電源供給線15を外周側へと引き出すブッシュ嵌合孔30が形成されている。なお、通線ブッシュ29は、ブッシュ嵌合孔30との間で電源供給線15を保護するとともに防水性も保持される。
LED実装部位22は、外周LED実装筒部27が、平面とされた各側面にそれぞれLED光源体4を実装してLED実装領域を構成する。外周LED実装筒部27は、図6に示すように各側面が底面LED実装部28側に向かって40°〜75°の傾斜角度θを付されて次第に傾斜する傾斜面とされる。外周LED実装筒部27は、これにより多面錐台形状に形成され、各側面にそれぞれLED光源体4を下方下がりの状態で実装する。
LED実装部位22は、底面LED実装部28が平坦面に形成され、LED光源体4を実装する。LED実装部位22は、ブッシュ嵌合孔30を介して大筒部25の外周部に引き出した電源供給線15と外周LED実装筒部27及び底面LED実装部28に実装した各LED光源体4を中間筒部26の外側面を経て導いた接続線によりそれぞれ接続する。LED実装部位22は、接続線について、例えば上述したように絶縁皮膜処理を施した外周面上に互いに絶縁を保持して形成した配線パターンにより構成する。
なお、LED実装部位22は、上述した構成に限定されないことは勿論であり、例えば全体が所定の長さを有し下方に向かって連続した傾斜面を有する多面錐台形状に形成してもよい。LED実装部位22は、大筒部25から電源供給線15を外周側へと引き出すようにしたが、例えば電源供給線15を放熱空間部24内において分岐して適当な部位から外周側へと引き出して各LED光源体4と接続するようにしてもよい。
ステム部材3は、取付フランジ部位23が、上述したLED実装部位22の上端外周部に一体に形成される。取付フランジ部位23は、上述したホルダ部材2の光源体取付部14の凹部形状とほぼ等しい外形形状の円盤状に形成され、光源体取付部14に固定する取付ネジをねじ込む複数個の取付孔が形成されている。取付フランジ部位23は、放熱空間部24内に電源供給線15を引き込んだ状態で光源体取付部14内に嵌合し、相対する取付孔とネジ孔を位置合わせして取付ネジをねじ込んで光源体取付部14内に固定されることにより、ステム部材3がホルダ部材2に取り付けられるようにする。
なお、照明装置1は、上述した光源体取付部14と取付フランジ部位23によってステム部材3をホルダ部材2に取り付ける構造に限定されることは無いことは勿論である。照明装置1は、例えば光源体取付部14が内周ネジを有する筒状の受け金具により構成されるとともに取付フランジ部位23側が外周ネジを有し、ねじ込み構造によってステム部材3をホルダ部材2に取り付けるようにしてもよい。照明装置1は、適宜の着脱構造によりステム部材3をホルダ部材2に取り付ける。
ステム部材3は、放熱空間部24が、LED実装部位22の内部に、上方を上述したホルダ部材2の通線・熱伝導空間部12と連通され下方を底面LED実装部28により閉塞された軸方向の空間部として構成される。放熱空間部24は、図5及び図6に示すように大筒部25と中間筒部26の対応部位において外周壁を残して内部を貫通する空間部として構成され、外周LED実装筒部27の対応部位において芯部位と外周面の内壁とを一体化する複数個の放射状リブ壁31により複数の個別放熱空間部32に区分されている。放熱空間部24は、かかる構成により外周LED実装筒部27に実装したLED光源体4からの発生熱が個別放熱空間部32内へと放射されるようにし、外周LED実装筒部27の高温化を抑制するとともに放熱効率の向上が図られるようにする。
ステム部材3は、例えば放射状リブ壁31が外周LED実装筒部27のLED光源体4を実装する各平面部に対応して形成することが好ましい。ステム部材3は、外周LED実装筒部27を構成する外周壁がLED光源体4の実装位置において発生熱により高温化することから、放射状リブ壁31を介して個別放熱空間部32内への放熱が効率的に行われる。ステム部材3は、例えば放射状リブ壁31の側面に軸方向に並んで多数の凹凸を形成する等して大きな表面積となるように形成することにより、より放熱効率の向上が図られるようになる。
ステム部材3には、外周LED実装筒部27及び底面LED実装部28にそれぞれLED光源体4が実装される。LED光源体4は、上述したように1個〜複数個のLED素子5と、LED素子5を実装した基板6から構成される。LED光源体4は、図3に示すように外周LED実装筒部27の平面からなる各外側面上に上下方向に並んで1個或いは複数個が実装されるとともに、底面LED実装部28上にも実装される。LED光源体4は、上述したようにステム部材3の外周面に形成された配線パターンを介して電源供給線15と接続される。
LED光源体4は、電源供給線15から電源が供給されるとLED素子5が駆動して発光する。LED光源体4は、照明装置1の照明色光や照度仕様に応じて各色LED素子の組み合せやステム部材3への実装個数が設定される。
LED光源体4は、図2に示すようにホルダ部材2のグローブ取付部位11に組み付けたバルブ7により封装される。バルブ7は、例えば透明なアクリル樹脂や適宜の合成樹脂材により細長のキャップ状に成形され、開口部をグローブ取付部位11に取り付ける。バルブ7は、一般の電球等と同様にステム部材3の外周面に実装されたLED光源体4を保護する。なお、バルブ7は、例えば適宜の着色を施すことにより、LED光源体4からの出射光をやわらかな照明光とするとともに外部から直接視認されないように作用する。また、照明装置1は、LED素子5を光源とすることによりほとんどメンテナンスが不要となり、またホルダ本体2とステム部材4を一体化した状態で設置等が行われるために、特にバルブ7を設けたものに限定されないことは勿論である。
グローブ8は、上述したようにLED光源体4を実装したステム部材3を取り付けた状態のホルダ部材2に対して、ステム部材3を封装するように着脱される。グローブ8は、例えば乳白色や適宜の着色ガラス或いは耐熱性合成樹脂材を素材にして形成され、LED光源体4からの出射光を拡散してやわらかな照明光として放射する。グローブ8は、図2に示すようにホルダ部材2のグローブ取付部位11よりも大きな外径を有し、その一部に環状壁部19の内径よりもやや小径とされた開口部位を形成するようにカットして内部に空間部33を有する球形の中空体からなる。
グローブ8には、詳細を省略するが開口部位の開口縁にホルダ部材2のグローブ取付部位11に形成した環状壁部19の内周面に嵌合される環状嵌合壁が形成されるとともに、孔付きスタッド20に対応位置して複数の孔付き取付部が一体に形成される。グローブ8は、環状嵌合壁を環状壁部19内に嵌合するとともに取付部を相対する孔付きスタッド20に位置合わせして組み合わされる。グローブ8は、ホルダ本体部位9側から孔付きスタッド20に嵌挿された止めネジ34が取付部にねじ込まれることにより固定されて、ホルダ部材2のグローブ取付部位11に取り付けられる。グローブ8は、環状壁部19とパッキンにより開口部位の周囲が密閉されて内部への雨水や塵埃等の進入が防止される。
グローブ8は、上述したようにホルダ部材2のグローブ取付部位11に取り付けることにより、ホルダ部材2のホルダ本体部位9に取り付けたステム部材3をその空間部33内に封装する。グローブ8は、この状態で図2に示すように、ステム部材3のLED実装部位22の先端部、すなわち底面LED実装部28が空間部33の中心OよりもΔHの間隔をもったやや上方に位置させる。グローブ8は、これにより指向性の大きいLED素子5を有するLED光源体4からの出射光が上方に向かっても放射されるようにし、全体から広い範囲を照明する良好な配光分布を得る。
なお、グローブ8は、上述した球形の中空体に限定されず、内部空間を有する様々な形状の中空体であってもよいことは勿論である。また、グローブ8については、ホルダ部材2とともに従来のグローブ型照明装置のグローブ及びホルダ部材を互換使用することが可能である。
以上のように構成された照明装置1は、上述したように街路灯或いは門柱灯等の屋外用の照明装置として用いられる。照明装置1においては、ステム部材3に対してLED光源体4が、LED実装部位22の外周面にそれぞれ実装される。照明装置1においては、ステム部材3がホルダ部材2に対して、取付フランジ部位23をホルダ本体部位9の相対する光源体取付部14に取り付けられる。照明装置1においては、グローブ8がホルダ部材2に対して、取付部をグローブ取付部位11のグローブ取付部に取り付けることによりその空間部33内にステム部材3を封装する。照明装置1においては、グローブ8がホルダ部材2に取り付けた状態で、その開口部位をグローブ取付部位11の環状壁部19やパッキンにより封止されて空間部33の防水性、密閉性を保持する。
照明装置1においては、ホルダ部材2の器具取付部位10から引き出した電源供給線15を街路灯等の器具側の電源供給部と接続し、器具取付部位10を器具側の取付部に取り付ける。照明装置1においては、器具側で手動或いは自動によるスイッチ操作が行われて電源供給線15からLED光源体4のLED素子5に電源供給が行われる。照明装置1においては、電源供給によってLED素子5が駆動し、所定色の照明光が出射される。照明装置1においては、LED素子5からの出射光をバルブ7又はグローブ8により拡散して外部へと放射することで、照明を行う。
照明装置1においては、ホルダ部材2に対してステム部材3が、光源体取付部14に取付フランジ部位23を取り付けて通線・熱伝導空間部12と放熱空間部24を連通させることにより、ホルダ部材2とステム部材3の間において一体的な熱伝導経路を構成する。照明装置1においては、発光に伴ってLED素子5から発生した熱が、図7(A)に示すように放熱構造によって効率よく放熱することにより、密封雰囲気のバルブ7やグローブ8内に籠もって高温化してLED素子5の発光特性を低下させることが無いようにする。
照明装置1においては、ステム部材3において、LED光源体4から内部の放熱空間部24への放熱が行われ、放熱空間部24を介してホルダ部材2の通線・熱伝導空間部12への輻射伝導が行われる。また、照明装置1においては、LED素子5から発生した熱が、同図矢印で示すようにステム部材3のLED実装部位22を介して取付フランジ部位23からホルダ部材2側の光源体取付部14へと伝達される。
照明装置1においては、ホルダ部材2が、上述したように光源体取付部14の外周部に多数個の放熱フィン13を形成したことにより、これら放熱フィン13を介して外気へと放熱が行われるようにする。照明装置1においては、これによりグローブ8の空間部33内の温度Tc、LED光源体4の温度Tj、ステム部材3の温度Tbuの高温化を抑制してLED素子5の安定した発光特性が保持されるようにし、また基板6に搭載された回路素子等の熱損傷の発生を防止する。
照明装置1においては、図7(B)に示すように、長時間の使用によりLED光源体4から大量の熱が発生するが、上述した放熱構造によって効率的な放熱が行われることにより外気温度Taに対して大きな温度差が生じることは無く、高温化が抑制されて安定かつ良好な照明を行う。照明装置1においては、LED素子5の発光に伴って、同図に示すようにLED光源体4の温度Tjが急激に上昇し、これによりステム部材3の温度Tbuとグローブ8の空間部33内の温度Tcも次第に上昇する。照明装置1においては、上述した放熱構造を備えることにより、LED光源体4の温度Tj、ステム部材3の温度Tbu及びグローブ8の空間部33内の温度Tcの温度上昇が、長時間の使用にかかわらずある程度の範囲で抑制される。照明装置1においては、これによりグローブ8の空間部33とともにLED光源体4やステム部材3の高温化を抑制して安定かつ良好な照明を行う。
図8に比較例として示した照明装置40は、従来のソケット型着脱構造を備えたLED照明装置である。従来の照明装置40は、ホルダ本体41に対してLED光源体4を搭載したステム部材42が、詳細を省略するいわゆるソケット金具43を介して取り付けられる。従来の照明装置40においては、ホルダ本体41とステム部材42がソケット金具43を介することにより、熱伝導経路を途中で分断された構造となっている。
したがって、従来の照明装置40においては、ステム部材42からホルダ本体41の間において効率的な放熱構造が構成されていないことから、図8(A)に示すようにLED光源体4から発生した熱がグローブ8の空間部33内に放射され、矢印で示すように空間部33内において対流を生じさせる。従来の照明装置40においては、これにより発生熱がグローブ8の空間部33内に籠もって高温化させる。
従来の照明装置40においては、図8(B)に示すように、LED素子5の発光に伴って、同図に示すようにLED光源体4の温度Tjが急激に上昇し、これによりステム部材42の温度Tbuとグローブ8の空間部33内の温度Tcも次第に上昇する。照明装置40においては、効率的な放熱構造が構成されていないことから、時間経過に伴ってLED光源体4の温度Tj、ステム部材42の温度Tbu及びグローブ8の空間部33内の温度Tcの温度上昇が次第に上昇し、LED素子5の発光特性が劣化する。
照明装置1においては、上述したようにステム部材3が、LED実装部位22を有底多角形の筒状体に形成するとともに、下側に向かって40°〜75°の傾斜角度θを付した傾斜平面からなる複数の外周LED実装筒部27及び底面LED実装部28にそれぞれLED光源体4を実装する。また、照明装置1においては、上述したようにホルダ部材2にグローブ8を取り付けて空間部33内にステム部材3を封装した状態において、空間部33の中心Oよりやや上方にステム部材3のLED実装部位22の先端部を構成する底面LED実装部28が位置する。
照明装置1においては、グローブ8の空間部33内においてステム部材3を介して多数個のLED光源体4があたかも立体的に配置されて実装された構造となる。照明装置1においては、複数の外周LED実装筒部27に実装されたLED光源体4から主として側方へと照明光の放射が行われるとともに、底面LED実装部28に実装されたLED光源体4から主として下方に向かって照明光の放射が行われる。照明装置1においては、指向性の大きいLED素子5から出射された照明光が、上述したLED光源体4の配置によりグローブ8の空間部33内において四方に向けて放射される。照明装置1においては、これにより図9に示すように照明光が側面方向と下方とともに上方にも向けて放射され、広い範囲を照明する良好な配光分布を得る。
図10に比較例として示した照明装置50は、ホルダ部材51に対して基板上に多数個のLED素子を実装した平面型のLED光源体52を備えたLED照明装置である。照明装置50においては、例えば基板上に多数個のLED素子を放射状に配列して実装し、基板をホルダ部材51の取付部に直接取り付けて構成する。照明装置50においては、同図(A)に示すようにグローブ8の空間部33内において上方に位置してLED光源体52が配置された構造となる。したがって、照明装置50においては、指向性の大きいLED素子5から出射された照明光が、同図(B)に示すように主としてグローブ8の空間部33内で下側に向かって放射されるために照明領域が狭くなり、照明光が上方に向かっても放射されて周囲を照らす街路灯に適用する場合には不向きとなる。
図11に比較例として示した照明装置60は、ホルダ部材61に対してソケット構造62を介して水銀灯63を取り付けた従来の街路灯として一般に用いられていた水銀灯照明装置である。照明装置60においては、同図(A)に示すように水銀灯63がグローブ8の空間部33内においてその先端をほぼ中心に位置するようにして収納される。したがって、照明装置60においては、水銀灯63から出射された照明光が、グローブ8の空間部33内において拡散され同図(B)に示すように上方に向かっても広く放射される。照明装置60は、これにより例えば歩行者が夜間でも遠くから設置位置を確認可能として安心感を与えるようにする。
照明装置60においては、上述したように良好な照明光の拡散特性を有している。照明装置60においては、水銀灯63を光源とすることにより、球切れ交換等のメンテナンス作業が必要となり、また電力消費量も大きいといった問題がある。
照明装置1においては、小型で発光効率がよく、低電力消費、高寿命等の特性を有するLED素子5を有するLED光源体4を備え、LED光源体4の問題点であったLED素子5の発熱による高温化、指向性による照明範囲等の問題を解決する。照明装置1においては、上述した各比較例の照明装置40、50、60と比較して優位性に優れ、支柱やホルダ部材或いはグローブ等を互換使用することが可能な街路灯を構成する。照明装置1においては、指向性の大きなLED素子5を光源として用いるにもかかわらず、上述した水銀灯63を光源とした照明装置60と同等の配向分布が得られ街路灯に適用して極めて好適である。
なお、本発明は、上述した実施の形態として示した型枠1に限定されるものでは無く、特許請求の範囲及びその主旨を逸脱することなく、構成要件について様々な変更、置換が行われることは勿論である。
1 照明装置、2 ホルダ部材、3 ステム部材、4 LED光源体、5 LED素子、6 基板、7 バルブ、8 グローブ、9 ホルダ本体部位、10 器具取付部位、11 グローブ取付部位、12 通線・熱伝導空間部、13 放熱フィン(放熱部)、14 光源体取付部、15 電源供給線、16 通線空間部、19 環状壁部、20 孔付きスタッド、22 LED実装部位、23 取付フランジ部位、24 放熱空間部、25 大筒部、26 中間筒部、27 外周LED実装筒部、28 底面LED実装部、31 リブ壁、32 個別放熱空間部、33 空間部

Claims (4)

  1. 内部に長さ方向に貫通する通線・熱伝導空間部が形成されかつこの通線・熱伝導空間部の開口部を囲む部位を光源体取付部とするとともにこの光源体取付部の上方外周部に放熱部が形成されたホルダ本体部位と、内部に上記通線・熱伝導空間部と連通する長さ方向に貫通する通線空間部が形成された器具取付部位と、上記ホルダ本体部位の上記光源体取付部に突出形成されグローブ取付部を形成したグローブ取付部位を有して熱伝導性素材により一体に形成されたホルダ部材と、
    外周面の平面領域をLED実装領域として所定の長さに形成されたLED実装部位と、このLED実装部位の一方側に形成されて上記ホルダ部材の上記ホルダ本体部位に着脱される取付フランジ部位と、上記LED実装部位の内部に上記取付フランジ部位側に開口して形成された放熱空間部を有して熱伝導性素材により一体に形成されたステム部材と、
    発光ダイオード(LED)素子と、1個〜複数個のLED素子を実装した基板からなり、上記ステム部材の上記LED実装領域上に実装された多数個のLED光源体と、
    開口部位に上記ホルダ部材の上記グローブ取付部位と相対して取付部を形成した空間部を有する中空体からなり、上記取付部を上記グローブ取付部位に取り付けて上記ホルダ部材に取り付けられた状態で上記空間部が密閉空間部を構成するとともにその中心より上方に上記LED実装部位の先端部を位置させて上記ステム部材を封装するグローブ
    とを備え、
    上記ホルダ部材に対して上記ステム部材を、上記光源体取付部に上記取付フランジ部位を取り付けて上記通線・熱伝導空間部と上記放熱空間部を連通させて一体化してなり、上記LED光源体の上記LEDから発生する発生熱を上記ステム部材から上記ホルダ部材へと伝達して上記放熱部により放熱するグローブ型LED照明装置。
  2. 上記ホルダ部材に形成された上記放熱部は、多数個の放熱フィンで構成される請求項1に記載のグローブ型LED照明装置。
  3. 上記ステム部材は、上記放熱空間部が、上記LED実装領域に対応する部位において芯部位と上記外周面の内壁とを一体化する複数個の放射状リブ壁により区分された複数の個別放熱空間部により構成される請求項1又は請求項2に記載のグローブ型LED照明装置。
  4. 上記ステム部材は、上記LED実装部位が、側面に40°〜75°の傾斜角度を付した多面錐台形状の有底筒状部位からなる請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載のグローブ型LED照明装置。
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