JP2011149126A - 遠赤外線放射性衣料 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 遠赤外線放射機能必要部位にピッチ系炭素繊維不織布か、又はアクリル系繊維の炭素繊維前駆体繊維不織布から選ばれた炭素化繊維不織布3が、天然繊維、高分子ポリマーからなる合成繊維、半合成繊維、再生繊維からなる群から選ばれた少なくとも1種を含有する布帛2と重ねて用いられている遠赤外線放射性衣料。
【選択図】図1
Description
現実には最高でも25重量%程度の遠赤外線放射性物質を含有する繊維が実用化されているに過ぎないし、この場合でも25重量%も遠赤外線放射性物質を含有させた繊維は、遠赤外線放射性物質を含有させていない通常の繊維に比べて、強度、風合が低下するので、現実には遠赤外線放射性物質を含有させた繊維100%で衣類の布地を形成することはほとんど行われておらず、通常の繊維との混紡、混繊、交織、交編等により、10重量%以下にされて使用されているのが現実である。また、上述のようなセラミック粉末類は遠赤外線放射機能がそれほど大きくないことからも、これらの繊維を利用した衣料の温熱効果は十分なものと言えないのが現実である。また繊維や布帛の表面に遠赤外線放射性物質を付着させた衣料についても、付着させる遠赤外線放射性物質の遠赤外線放射機能がそれほど大きくないことは上述したとおりであり、また、繊維や布帛の表面に遠赤外線放射性物質を付着させた場合には得られた衣料の風合いが低下するという問題がある。また、付着のさせ方により、洗濯で脱落しやすいと言う問題がある。
ピッチ系炭素繊維不織布又はアクリル系繊維の炭素繊維前駆体繊維不織布をA、天然繊維、高分子ポリマーからなる合成繊維、半合成繊維、再生繊維からなる群から選ばれた少なくとも1種を含有する布帛をBとした場合に、
(a)AがBに復数の点で点接着で積層されている態様、
(b)Aの両面にBが重ねて用いられおり、Aの少なくとも片面がBに復数の点で点接着で積層されている態様、
(c)Aの両面にBが重ねて用いられおり、この3層がキルティング状に縫い合わされている態様
(d)袋状形態のBの中にAが挿入されている態様、
から選ばれたいずれか1つ以上の態様からなることが好ましい。
面にレーザー光を照射し表面温度を測定した。
2 通常繊維から成る布帛
3 接着剤
4 縫合ライン
5 縫合ライン
6 開口部
8、8´ 直線状の短い切り目
11 サポーターの外側の編地
12 サポーターの内側の編地
13 長手方向の縫合ライン
14 長手方向の縫合ライン
15 ピッチ系の炭素繊維不織布
17 上の縁近傍の縫合ライン
18 下の縁近傍の縫合ライン
Claims (9)
- 遠赤外線放射機能必要部位にピッチ系炭素繊維不織布か、又はアクリル系繊維の炭素繊維前駆体繊維不織布が、天然繊維、高分子ポリマーからなる合成繊維、半合成繊維、再生繊維からなる群から選ばれた少なくとも1種を含有する布帛と重ねて用いられていることを特徴とする遠赤外線放射性衣料。
- 前記ピッチ系炭素繊維不織布又は前記アクリル系繊維の炭素繊維前駆体繊維不織布が、短い切り目が複数個設けられ、それにより前記不織布が少なくとも2方向に伸縮性とされてなる不織布である請求項1に記載の衣料。
- 前記短い切り目は、その一つの切り目の長さ方向の先端に隣接する他の切れ目が前記一つの切り目の長さ方向の先端方向をさえぎるような態様に配置されている切り目の配置態様の繰り返し態様からなる請求項2に記載の衣料。
- 短い切り目が、長さ約1〜4cmの直線状の切り目である請求項2〜3のいずれか1項に記載の衣料。
- ピッチ系炭素繊維不織布か、又はアクリル系繊維の炭素繊維前駆体繊維不織布が、天然繊維、高分子ポリマーからなる合成繊維、半合成繊維、再生繊維からなる群から選ばれた少なくとも1種を含有する布帛と重ねて用いられている態様が、
前記ピッチ系炭素繊維不織布又はアクリル系繊維の炭素繊維前駆体繊維不織布をA、天然繊維、高分子ポリマーからなる合成繊維、半合成繊維、再生繊維からなる群から選ばれた少なくとも1種を含有する布帛をBとした場合に、
(a)AがBに復数の点で点接着で積層されている態様、
(b)Aの両面にBが重ねて用いられおり、Aの少なくとも片面がBに復数の点で点接着で積層されている態様、
(c)Aの両面にBが重ねて用いられおり、この3層がキルティング状に縫い合わされている態様
(d)袋状形態のBの中にAが挿入されている態様、
から選ばれたいずれか1つ以上の態様からなる請求項1〜4のいずれか1項に記載の衣料。 - 天然繊維、高分子ポリマーからなる合成繊維、半合成繊維、再生繊維からなる群から選ばれた布帛が、織物又は編物からなる布帛である請求項1〜5のいずれか1項に記載の衣料。
- ピッチ系炭素繊維不織布か、又はアクリル系繊維の炭素繊維前駆体繊維不織布を構成する繊維の太さが8〜30μmである請求項1〜6のいずれか1項に記載の衣料。
- ピッチ系炭素繊維不織布か、又はアクリル系繊維の炭素繊維前駆体繊維不織布の目付けが、30〜120g/m2である請求項1〜7のいずれか1項に記載の衣料。
- 衣料が下着類、腹巻、サポーター、靴下、マフラー、手袋、帽子、外衣から選ばれた衣料である請求項1〜8のいずれか1項に記載の衣料。
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