JP2011148243A - ラベル伝票 - Google Patents

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Abstract

【課題】明細書などを保護し固定しながら配送し、剥がして引き抜くだけの簡単な方法で取り出すことができるラベル伝票を提供する。
【解決手段】上側基材2の左側基材片2aに切込み4で囲まれた分割片12、12a、12bを備え、左側基材片2aの切込み4から外周の間の裏面に粘着剤層が設けられ、切込みで囲まれた上下の基材が剥離可能に擬似接着され、右側基材片2bの上下側の切込み5、6とからそれぞれ外周の間の領域に、右側基材片2bと下側基材とが接着され、下側基材の上面で左側基材片2aの粘着剤層と対接する領域に剥離剤層が設けられ、下側基材に分割片領域よりも広い領域に矩形状の切込みが形成され、上側基材2に形成された矩形状切込みと、下側の基材の矩形状切込みとの間のうち、右側の基材片側2bを除いた三周縁側が接着されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、特に通信販売業界などにおいて、顧客が購入した商品を購入者の自宅などに配送する際に使用されるラベル伝票に関する。
昨今の印刷コンバーティング技術やIT化の進歩にともない、宅配事業などに用いられている伝票においては、いわゆる1パート式の配送伝票の需要がますます増加している。
特に、通信販売の分野において、顧客からの注文を受けた後、顧客の住所、氏名と注文内容といった情報をデータ化した上で、配送伝票とピッキングリストや納品明細書といった付属帳票をプリンターで出力している。
その後、配送荷物を揃え確認した上で、配送伝票を貼付し、宅配業務を行なっている。
しかしながら、配送伝票とピッキングリストや納品明細書といった付属帳票を別々に出力すると、その後の帳票のマッチング作業が必要となり、負荷も掛かる上にマッチングミスを犯す危険性もあった。
特に、誤配を起こすと当然再配送を行ない謝罪などの手間がある上に、企業イメージ・信用性の低下に繋がり、昨今の個人情報保護の観点からは、個人情報の流出とみなされる場合もあるなど、慎重な対応が必要となっていた。
この帳票のマッチングミスを解決する手段として、配送伝票と付属帳票が一体となった付属帳票一体型配送伝票も既に開発され、好適に用いられている。
この方法では、付属帳票が配送伝票と一体となっているために、プリンターで印字した後、配送荷物のピッキングなどの必要な作業が行なわれた後、最終的には切り離して、帳票ごと処理され配送される。
したがって、帳票のマッチングを行なう必要がないため、誤配の危険性を軽減させるのに有効な手段とされている。
また、配送伝票は、住所や氏名などの配送に必要な最低限の情報のみ表示され、納品明細書などの付属帳票は個人情報保護の観点から、外部からは容易に見えないように同梱する必要があるため、梱包前に箱や袋の中に同梱している場合が多いが、箱や袋が既に封緘されているなどの理由で同梱が困難な場合があった。
この問題の解決手段としては、配送伝票の一部に袋となる部分を設け、切り離した納品明細書をその中に入れる方法(参考文献1を参照。)や、納品明細書部分を配送伝票の裏側へ折り返して、配送伝票の粘着剤と接触しない加工を行なった上で貼付する方法(参考文献2、参考文献3、を参照。)などが提案されている。
しかしながら、配送伝票の一部に袋を設ける方法では、納品明細書を切り離して袋部に封入封緘するのに手間が掛かる上に、荷物に伝票が密着しているため遊びがなく明細書も取り出しにくいという問題があり、また、納品明細書部分を配送伝票の裏側へ折り返して貼付する方法では、糊殺しや剥離紙の一部を残す方法で納品明細書が粘着剤と接触しないようにしているが、基材が略全面で1枚しかないために、配送伝票の受領片などの剥離片を剥がすと、納品明細書が露出し、貼付の前に剥離紙や台紙から剥がしながらミシンで台紙をカットし、その後剥離紙を部分的に剥がして貼付するなどの方法であるため、作業が複雑で大量処理には不向きであるという問題がある。
また、この剥離紙の一部を残す方法として、納品明細書を折り返して貼付する方法の納品明細書の取り出し方も提案されているが、剥離片を剥がす際に納品明細書との間のミシン目を切り離してしまうために、宅配業者によっては、配送先に渡すよりもかなり前の配送途中で剥離片を剥がす場合があり、納品明細書が配送途中で抜け落ちてしまう危険性があるという問題がある。
更に、3辺しか固定されていないため、見かけ上隠蔽されているが、実際は固定されていない一辺から内容を見ることができるため個人情報が隠蔽されているとはいえない状態であり、個人情報の漏洩上の問題があった。
特開2001−246882号公報 特開2005−288989号公報 特開2006−281739号公報
そこで、本発明は、納品書などが箱の中に同梱不可能な場合でも、貼付の際に手間が掛からず、かつ配送に必要な剥離片を剥がしても、明細書などの個人情報を完全に保護し固定しながら配送することができ、また明細書を取り出す際は、剥がして引き抜くだけの簡単な方法で取り出すことができるラベル伝票を提供する。
本発明のラベル伝票は、略同一サイズを有する上側基材と下側基材とが重ね合わされ、その一部の領域において接着されているラベル伝票であって、前記上側基材は、縦方向に形成された折り用ミシン目で連接された左側基材片と右側基材片とを有し、前記左側基材片の内側の領域には、矩形状の切込みで囲まれた分割片を備えると共に、前記上側基材において、前記分割片の上辺並びに下辺の右側延長線上にそれぞれ切込みが形成され、前記左側基材片の裏面領域であって、前記切り込みの部分から外周縁部分の間の領域に粘着剤層が設けられ、前記切り込みで囲まれた全ての領域において、前記上側基材と前記下側基材とが剥離可能に擬似接着され、前記右側基材片の前記上側の切り込みと下側の切り込みとからそれぞれ外周縁部分の間の領域において、前記右側基材片と前記下側基材とが接着され、前記下側基材の上面領域であって、前記左側基材片の裏面に設けられた粘着剤層と対接する領域に剥離剤層が設けられ、前記上側基材において、前記縦方向に形成された折り用ミシン目の延長線上であって、前記上側の切り込みと下側の切り込みとが形成された部分から、それぞれ外周縁部分の間の領域に切り込みが形成され、前記下側基材において、前記上側基材の分割片と重なり合う領域よりも広い領域を囲む部分に矩形状の切り込みが形成され、前記上側基材に形成された矩形状の切り込みと、前記下側基材に形成された矩形状の切り込みとの間のうち、右側基材片側を除いた三周縁側が接着され、前記下側基材の上面の右端縁に沿った領域に粘着剤層が設けられ、前記粘着剤層が設けられた領域の左側の領域に剥離可能な擬似接着層が設けられ、前記下側基材の粘着剤層と接着剤層とが設けられた領域を囲む部分に切り取みが形成され、前記上側基材の裏面の前記下側基材に設けられた粘着剤層と重なる領域に剥離剤層が設けられ、前記上側基材の裏面の前記下側基材に設けられた接着剤層と重なる領域で、前記上側基材と前記下側基材とが接着され、前記上側基材の前記下側基材に設けられた粘着剤層と重なる領域を囲む部分に切り込みが形成されていることを特徴とする。
また、本発明のラベル伝票は、前記分割片は、該分割片を複数の分割片に分割するための切り込みが形成されていることを特徴とする。
更に、本発明のラベル伝票は、前記右側基材片には、前記上側の切り込みと下側の切り込みとの間の部分を横方向に折り畳むための折り込み用ミシン目が形成されていることを特徴とする。
したがって、本発明のラベル伝票は、配送荷物に貼り付ける際に、上側基材を下側基材から剥離させて、折り用ミシン目から上側基材にある右側基材片を下側方向に折り込むことで、外部から見えない状態にして貼付できるので、この部分を納品書などの明細書とすれば、箱の中に納品書などの明細書が同梱不可能な場合でも、貼付の際に手間が掛からず、かつ配送に必要な剥離片を剥がしても、明細書などの個人情報を完全に保護し固定しながら配送することができ、また明細書を取り出す際は、剥がして引き抜くだけの簡単な方法で取り出すことができるという効果がある。
また、本発明のラベル伝票は、分割片を複数の分割片に分割するための切り込みが形成されていることで、複数の分割片を貼付票や配達票などとして使用することができるという効果がある。
また、本発明のラベル伝票は、右側基材片において、上側の切り込みと下側の切り込みとの間の部分を横方向に折り畳むための折り込み用ミシン目が形成されているので、右側の基材片を折り込んだ状態としてコンパクトに配送荷物に貼り付けることができるという効果がある。
本発明の実施形態に係るラベル伝票の表面側の平面図である。 本発明の実施形態に係るラベル伝票において、上側基材と下側基材とを分解させた状態を示す平面図である。 図1のA−A線断面図である。 図1のB−B線断面図である。 図1のC−C線断面図である。 本発明の実施形態に係るラベル伝票において、使用の際に上側基材を下側基材からめくり上げて分離させた状態を示す平面図である。 本発明の実施形態に係るラベル伝票において、使用の際に上側基材を下側基材からめくり上げて分離させた後、上側基材の右端部分の切り込みで囲まれた部分を剥離させた状態を示す平面図である。 本発明の実施形態に係るラベル伝票において、図7の状態から上側基材の右側基材片を折り畳んで粘着剤で貼着させた状態を示す平面図である。 本発明の実施形態に係るラベル伝票において、図8の状態から上側基材の右側基材片を全て折り畳んで、配送荷物に貼り付けた状態を示す断面図である。 本発明の実施形態に係るラベル伝票において、配送荷物に貼付させたラベル伝票から複数の分割片である貼付票や配達票を剥離させた状態を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係るラベル伝票において、配送荷物に貼付させたラベル伝票から納品書などの明細書の部分を引き抜いた状態を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係るラベル伝票において、配送荷物に貼付させたラベル伝票から複数の分割片である貼付票や配達票を剥離させ、更に納品書などの明細書の部分を引き抜いた状態を示す断面図である。
以下、本発明の実施形態に係るラベル伝票1を図面に基づいて詳細に説明する。
図1及び図2に示すように、本発明の実施形態に係るラベル伝票1は、略同一サイズを有する上側基材2と下側基材3とが重ね合わされ、その一部の領域において接着されている。
上側基材2は、縦方向に形成された折り用ミシン目18で連接された左側基材片2aと右側基材片2bとを有している。
そして、左側基材片2aの内側の領域には、矩形状に形成された切り込み4で囲まれた分割片12を備える。
また、上側基材2において、前記分割片12の上辺の右側延長線上に切込み5が形成され、更に、前記分割片12の下辺の右側延長線上に切込み6が形成されている。
上側基材2は、配送の際に必要事項を表示するためのものであり、シート状物からなり、一般用紙、上質紙、感圧紙(登録商標)や感熱紙等の機能性用紙、複写用紙、クラフト紙、グラシン紙、パーチメント紙、レーヨン紙、コート紙、合成紙、樹脂フィルムによりラミネートされた紙等の紙が好適に用いられるが、セロファン、延伸ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート(PET)、発泡PET、延伸ポリスチレン、ポリ塩化ビニル等の樹脂フィルムであってもよい。
それらの基材の厚さは、通常、20〜200μm程度が好ましい。
また、下側基材3は、紙、織物、プラスチックフィルムなどから形成されており、下側基材3の厚さは、特に限定はされないが、通常20〜200μm、好ましくは40〜100μm程度である。
図3及び図4に示すように、上側基材2の左側基材片2aの裏面領域であって、左側基材片2aの矩形状に形成された切り込み4部分から、外周縁までの間の三周縁領域には、粘着剤層7が設けられている。
また、上側基材2の矩形状に形成された切り込み4で囲まれた全ての領域において、重ね合わされた上側基材2と下側基材3とが、擬似接着剤8により剥離可能に擬似接着されている。
この擬似接着の構成としては、従来から公知の剥離可能な擬似接着方法を用いればよく、例えば、剥離可能な擬似接着剤8を用いる他に、接着剤層と剥離剤層とを積層させる構成を用いて、剥離可能に接着させるようにしてもよい。
また、上側基材2に形成された矩形状の切り込み4と、前記下側基材3に形成された矩形状の切り込み17との間の領域部分のうち、右側基材片側を除いた三周縁側が接着剤19により接着されている。
また、右側基材片2bに形成されている上側の切り込み5と下側の切り込み6とからそれぞれ外周縁部分までの間の領域は、右側基材片2bと下側基材3とが接着剤9a,9bにより接着されている。
また、下側基材3の上面領域であって、上側基材2の左側基材片2aの裏面に設けられた粘着剤層7と対接する三周縁領域には、剥離剤層10が設けられている。
上側基材2において、縦方向に形成された折り用ミシン目18の延長線上であって、前記上側の切り込み5と下側の切り込み6とが形成された部分から、それぞれ外周縁部分までの間の領域にも切り込み11a,11bが形成されている。
粘着剤層7は、このラベル伝票1を配送荷物に貼付するための層であり、例えばアクリル系接着剤、天然ゴム系接着剤、合成ゴム系接着剤、シリコーンゴム系接着剤などが好適に用いられる。
粘着剤層7の塗布量・塗布厚は、特に限定されないが、好ましくは、塗布量は0.1〜50g/m2であり、塗布厚は0.1〜50μmである。
また、上側基材2の分割片12は、該分割片12を複数の分割片12a,12bに分割するための切り込み13が形成されている。
そして、図3及び図4に示すように、下側基材3において、前記上側基材2の分割片12と重なり合う領域より、上下方向及び左右方向に広い領域を囲む部分に矩形状の切り込み17が形成されている。
これは、下側基材3に分割片12の領域よりも広い領域を囲む状態で矩形状の切り込み17を形成することで、下側基材3上から分割片12を剥離させた場合でも、分割片12の下側に重ね合わされている下側基材3の一部分が、上側基材2に接着した状態を維持するためである。
これにより、下側基材3上から分割片12を剥離させても、その剥離させた部分に孔が開かないようにすることができ、納品書などの明細書15をラベル伝票1の下側に折り畳んだ際にも、外部からその明細書15を見られないようにすることができる。
また、この複数の分割片12a,12bは、このラベル伝票1を配送伝票として使用する場合には、分割片12aを配達票として用い、また、もう一方の分割片12bを貼付票として用いる。
分割片12aの配達票は、配送証明のために配送荷物の受取人から受領印を捺印してもらって配達人が持ち帰る伝票であり、また分割片12bの貼付票は、配送荷物の受取人に渡すための伝票である。
また、上側基材2の右側基材片2bには、前記上側の切り込み5と下側の切り込み6との間の部分を横方向に折り畳むための折り込み用ミシン目14が形成されている。
この右側基材片2bの上側の切り込み5と下側の切り込み6との間の部分は、このラベル伝票1を配送伝票として使用する場合に、納品書などの明細書15として使用される部分であり、この折り込み用ミシン目14が形成されていることで、納品書などの明細書15を折り込み用ミシン目14から折り畳んで配送荷物16に貼付できる。
また、図2及び図3に示すように、下側基材3の上面の右端縁に沿った領域には、粘着剤層20が設けられている。
更に、下側基材3の上面の粘着剤層20が設けられた領域の左側の領域には、剥離可能な擬似接着剤層21が設けられている。
そして、下側基材3の粘着剤層20と剥離可能な擬似接着剤層21とが設けられた領域を囲む部分に切り込み22が形成されている。
また、上側基材2の裏面の前記下側基材3に設けられた粘着剤層20と重なる領域に剥離剤層23が設けられている。
前記上側基材2の裏面の前記下側基材3に設けられた剥離可能な擬似接着剤層21と重なる領域で、前記上側基材2と前記下側基材3とが剥離可能に接着されている。
前記上側基材2の前記下側基材3に設けられた粘着剤層20と重なる領域を囲む部分に切り込み24が形成されている。
次に、本発明の実施形態に係るラベル伝票1の使用方法について説明する。
本発明のラベル伝票1を配送伝票として用いる場合について以下に説明する。
まず、ラベル伝票1に配送処理に必要な所定の情報を表示させるために、上側基材2の左側基材片2aに、配送荷物の発送依頼人または発送依頼企業などの名前や住所、更に受取人の名前や住所などを記入すると共に、右側基材片2bの上側の切り込み5と下側の切り込み6との間の明細書15部分に、配送荷物の納品情報などの明細を記入する。
これらの記入は、プリンターで印字して表示する場合もある。
そして、次に図6に示すように、ラベル伝票1の下側基材3から上側基材2の所定部分を剥離させる。
この剥離の際に、上側基材2の左側基材片2aの角部分を摘んで引き上げることで、その右側基材片2bの上側の切り込み5及び下側の切り込み6とから外側の部分を、下側基材3上に接着状態のまま残して、その他の部分の上側基材2が剥離される。
また、この剥離の際に、下側基材3において、前記上側基材2の分割片12a,12bと重なり合う領域よりも広い領域を囲む部分に形成されている切り込み17の内側領域部分は、その外周縁部分が左側基材片2aの裏面側に接着剤19により接着されているので、左側基材片2aと接着された状態のままとなる。
次に、図7に示すように、上側基材2の切り込み24で囲まれている部分を剥離させる。
そして、明細書15を折り込み用ミシン目14から2つに折り畳んで、粘着剤層20により2つに折り畳んだ明細書15を貼り付ける。
その後、更に図9に示すように、明細書15の部分を折り用ミシン目18から折り畳むと共に、上側基材2の左側基材片2aの裏面に設けられた粘着剤層7により配送荷物に貼り付けて、配送処理が行われる。
そして、配送荷物16を受取人に届けた際に、図10に示すように、配送荷物16に貼付したラベル伝票1から、上側基材2の分割片12a,12bを剥離させる。
この分割片12a,12bは、下側の基材3上に剥離可能に擬似接着されているので、引き上げることで剥離させることができる。
そして、分割片12aの配達票は、配送証明のために配送荷物の受取人から受領印を捺印してもらって配達人が持ち帰り、また分割片12bの貼付票は、配送荷物の受取人に渡す。
また、分割片12a,12bを下側基材3から剥離させた場合でも、下側基材3には、分割片12と重なり合う領域より上下方向及び左右方向に広い領域を囲む部分に矩形状の切り込み17が形成され、その切り込み17で囲まれた部分と、上側基材2に矩形状に形成された切り込み4との間の領域部分のうち、右側基材片側を除いた三周縁側の部分に接着剤19が塗布されているので、切り込み17で囲まれている下側基材3の部分はそのままの状態で上側の基材2に接着されている。
次に、図11に示すように、配送荷物16に貼り付けられたラベル伝票1の下側に折り畳まれている明細書15を右側方向に引き抜く。
そして、剥離可能な擬似接着剤層21で仮接着されている部分から明細書15を開く。
図11には、配送荷物16に貼付したラベル伝票1から、上側基材2の分割片12a,12bを剥離させると共に、明細書15の擬似接着部分を剥離し、右側方向に引き抜いた状態が示されているが、明細書15は、配送荷物16が受取人に渡されるまで、ラベル伝票1の下側に位置しているので、配送時には外部から見ることができない状態となっているので、配送荷物の内容などの詳細情報が第三者から確認できないので個人情報などの情報漏洩防止の効果がある。
1 ラベル伝票
2 上側基材
2a 左側基材片
2b 右側基材片
3 下側基材
4,5,6,11a,11b,13,17,22,24 切り込み
7 粘着剤層
8 剥離可能な擬似接着剤
9a,9b,19 接着剤
10 剥離剤層
12,12a,12b 分割片
14,18 折り込み用ミシン目
15 明細書
16 配送荷物
20 粘着剤層
21 剥離可能な擬似接着剤層

Claims (3)

  1. 略同一サイズを有する上側基材と下側基材とが重ね合わされ、その一部の領域において接着されているラベル伝票であって、
    前記上側基材は、縦方向に形成された折り用ミシン目で連接された左側基材片と右側基材片とを有し、
    前記左側基材片の内側の領域には、矩形状の切込みで囲まれた分割片を備えると共に、前記上側基材において、前記分割片の上辺並びに下辺の右側延長線上にそれぞれ切込みが形成され、
    前記左側基材片の裏面領域であって、前記切り込みの部分から外周縁部分の間の領域に粘着剤層が設けられ、
    前記切り込みで囲まれた全ての領域において、前記上側基材と前記下側基材とが剥離可能に擬似接着され、
    前記右側基材片の前記上側の切り込みと下側の切り込みとからそれぞれ外周縁部分の間の領域において、前記右側基材片と前記下側基材とが接着され、
    前記下側基材の上面領域であって、前記左側基材片の裏面に設けられた粘着剤層と対接する領域に剥離剤層が設けられ、
    前記上側基材において、前記縦方向に形成された折り用ミシン目の延長線上であって、前記上側の切り込みと下側の切り込みとが形成された部分から、それぞれ外周縁部分の間の領域に切り込みが形成され、
    前記下側基材において、前記上側基材の分割片と重なり合う領域よりも広い領域を囲む部分に矩形状の切り込みが形成され、
    前記上側基材に形成された矩形状の切り込みと、前記下側基材に形成された矩形状の切り込みとの間のうち、右側基材片側を除いた三周縁側が接着され、
    前記下側基材の上面の右端縁に沿った領域に粘着剤層が設けられ、前記粘着剤層が設けられた領域の左側の領域に剥離可能な擬似接着層が設けられ、
    前記下側基材の粘着剤層と接着剤層とが設けられた領域を囲む部分に切り取みが形成され、
    前記上側基材の裏面の前記下側基材に設けられた粘着剤層と重なる領域に剥離剤層が設けられ、
    前記上側基材の裏面の前記下側基材に設けられた接着剤層と重なる領域で、前記上側基材と前記下側基材とが接着され、
    前記上側基材の前記下側基材に設けられた粘着剤層と重なる領域を囲む部分に切り込みが形成されていることを特徴とするラベル伝票。
  2. 前記分割片は、該分割片を複数の分割片に分割するための切り込みが形成されていることを特徴とする請求項1記載のラベル伝票。
  3. 前記右側基材片には、前記上側の切り込みと下側の切り込みとの間の部分を横方向に折り畳むための折り込み用ミシン目が形成されていることを特徴とする請求項1記載のラベル伝票。
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