JP2011146949A - 音響処理装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】各単位処理部U[n]は、周波数毎の係数値Ge[1]_n〜Ge[K]で構成される処理係数列Ge_nをステレオ形式の音響信号SIN_Lおよび音響信号SIN_Rから生成する。信号処理部38は、各単位処理部U[n]が生成したN個の処理係数列Ge_1〜Ge_Nを音響信号SIN_Lおよび音響信号SIN_Rの各々に作用させる。変数設定部32は定位変数α1〜αNを設定する。単位処理部U[n]は、定位変数αnに応じた比率で音響信号SIN_Lおよび音響信号SIN_Rの一方から他方を減算することで、定位変数αnに応じた位置の定位成分を抑圧した差成分Snを生成する差成分生成部54と、定位変数αnに対応する定位成分を強調または抑圧するための処理係数列Ge_nを、音響信号SIN_Lおよび音響信号SIN_Lの和成分Mと差成分生成部54が生成した差成分Snとから生成する係数列生成部60とを含んで構成される。
【選択図】図2
Description
図1は、本発明の第1実施形態に係る音響処理装置100のブロック図である。音響処理装置100には信号供給装置12と放音装置14と入力装置16とが接続される。信号供給装置12は、音響(音声や楽音)の波形を表す時間領域の音響信号SIN(SIN_L,SIN_R)を音響処理装置100に供給する。左チャネルの音響信号SIN_Lおよび右チャネルの音響信号SIN_Rは、音響を発生する複数の音源の音像が相異なる位置に定位する(すなわち、音響の振幅や位相が各音源の位置に応じて相違する)ように収音または加工されたステレオ形式の信号である。周囲の音響を収音して音響信号SINを生成する収音機器(ステレオマイク)や、可搬型または内蔵型の記録媒体から音響信号SINを取得して音響処理装置100に出力する再生装置や、通信網から音響信号SINを受信して音響処理装置100に出力する通信装置が信号供給装置12として採用され得る。
本発明の第2実施形態を説明する。なお、以下の各例示において作用や機能が第1実施形態と同等である要素については、第1実施形態と同様の符号を付して各々の詳細な説明を適宜に省略する。
以上の各形態は多様に変形され得る。具体的な変形の態様を以下に例示する。以下の例示から任意に選択された2以上の態様は適宜に併合され得る。
以上の各形態では、数式(4)から理解されるように、音響信号SIN_L(周波数成分LAk(ejω))と音響信号SIN_R(周波数成分RAk(ejω))との振幅の比率が定位変数αnに応じて線形に変化するように差成分Snを算定したが、以下の各態様にて例示するように、和成分Mおよび差成分Snの算定の方法や定位変数αnとの関係は適宜に変更される。
音響信号SIN_Lのパワー|LAk(ejω)|2および音響信号SIN_Rのパワー|RAk(ejω)|2から和成分Mおよび差成分Snを算定する構成が採用され得る。具体的には、和成分生成部52は、以下の数式(8a)の演算で和成分M(周波数成分M1(ejω)〜MK(ejω)で構成される複素スペクトル)を生成し、差成分生成部54は、以下の数式(8b)の演算で差成分Sn(周波数成分S1(ejω)_n〜SK(ejω)_nで構成される複素スペクトル)を生成する。数式(8a)および数式(8b)における記号ejLは音響信号SIN_Lの位相スペクトルを意味し、記号ejRは音響信号SIN_Rの位相スペクトルを意味する。数式(8b)から理解されるように、差成分Snにおいては、音響信号SIN_Lおよび音響信号SIN_Rの各々のパワーの比率が定位変数αnに応じて線形に変化する。
定位成分の位置(方向)を定位変数αnの関数f(αn)に応じて制御する構成が採用され得る。具体的には、和成分生成部52は、以下の数式(11a)の演算で和成分M(周波数成分M1(ejω)〜MK(ejω))を生成し、差成分生成部54は、以下の数式(11b)の演算で差成分Sn(周波数成分S1(ejω)_n〜SK(ejω)_n)を生成する。したがって、差成分Snにおける音響信号SIN_Lおよび音響信号SIN_Rの各々の振幅の比率が定位変数αnの関数f(αn)に応じて変化する。係数列生成部60は、第1実施形態と同様の方法(数式(5),数式(6a),数式(6b),数式(7))で、数式(11a)の和成分Mと数式(11b)の差成分Snとから処理係数列Ge_nおよび処理係数列Gs_nを算定する。
以上の各形態では、パワースペクトルの減算(数式(6a),数式(9a))や振幅スペクトルの減算(数式(6c))で処理係数列Ge_nを算定したが、処理係数列Ge_nを算定する方法は任意である。例えば、和成分Mに含まれる定位成分を信号成分と仮定するとともに差成分Snを雑音成分と仮定すると、和成分Mおよび差成分Snを利用した処理係数列Ge_nの生成には、雑音成分(差成分S)を抑圧して信号成分(定位成分)を強調するための数値列(処理係数列Ge_n)を生成する公知の音声強調の技術を同様に適用することが可能である。
以上の各形態では、処理係数列Ge_nを利用した演算(数式(7))で処理係数列Gs_nを生成したが、係数列生成部60が処理係数列Ge_nの生成と同様の方法で和成分Mおよび差成分Snから直接的に処理係数列Gs_nを生成する構成も採用され得る。具体的には、処理係数列Ge_nの生成について以上の例示した各数式における和成分Mと差成分Snとを相互に置換すれば、定位成分の抑圧用の処理係数列Gs_nを生成することが可能である。
以上の各形態では、処理係数列G_n(Ge_n,Gs_n)を単位区間毎に生成したが、処理係数列G_nの生成の周期は任意である。例えば、所定個の単位区間の集合を周期として係数列生成部60が順次に生成した処理係数列G_nを、信号処理部38が当該周期内の複数の単位区間について適用する構成も採用され得る。また、以上の各形態では、各単位区間について生成された処理係数列G_nをその単位区間の周波数スペクトル(LA,RA)の処理に適用したが、各単位区間の処理係数列G_nをその単位区間の経過後の各単位区間の周波数スペクトル(LA,RA)の処理に適用する構成も採用され得る。
以上の各形態では、処理係数列G_n(Ge_n,Gs_n)を音響信号SINの周波数スペクトル(LA,RA)に乗算したが、信号処理部38による処理の内容は適宜に変更される。例えば周波数成分LAk(ejω)および周波数成分RAk(ejω)から処理係数列G_n(Ge_n,Gs_n)を減算することで音響信号SOUT(SOUT_L,SOUT_R)を生成する構成が採用され得る。以上の構成における強調用の処理係数列Ge_nは、第1実施形態の処理係数列Ge_nとは逆に、定位成分のパワーが大きい周波数fkの係数値Ge[k]_nほど0に近い数値に設定される。抑圧用の処理係数列Gs_nについても同様であり、第1実施形態の処理係数列Gs_nとは逆に、定位成分のパワーが大きい周波数fkの係数値Gs[k]_nほど1に近い数値に設定される。
所定の周波数帯域内の成分に限定して定位成分の強調/抑圧を実行する構成も好適である。例えば、音響信号SINのうち人間の音声のパワーが集中する周波数帯域(例えば100kHz〜8kHz)についてのみ以上の各形態の処理が実行される(他の帯域については処理せずに再生する)。
以上の各形態においては定位成分の強調用の処理係数列Ge_1〜Ge_Nおよび抑圧用の処理係数列Gs_1〜Gs_Nの双方を係数設定部36が生成したが、各単位処理部U[n]が処理係数列Ge_nおよび処理係数列Gs_nの一方のみを生成する構成も採用され得る。したがって、例えば、以上の各形態の第2生成部64は省略され得る。
以上の各形態における係数β(数式(6b),数式(9b))を、例えば入力装置16に対する利用者からの指示に応じて可変に設定する構成も好適である。係数βが小さい(0に近い)ほど定位成分の抑圧の度合が強化されるとともに定位成分の強調の度合が低下する。なお、係数βが大きい場合には、抑圧用の処理係数列Gs_nのうち定位成分以外の大部分の周波数fkの係数値Gs[k]_nが充分に小さい数値となるから、音響信号SOUT(SOUT_L,SOUT_R)の音量が不足する可能性がある。そこで、係数βを大きい数値に設定して定位成分の抑圧を実行する場合、音響信号SOUTの音量を増加させる構成が好適である。同様に、係数βが小さい場合には、強調用の処理係数列Ge_nの大部分の周波数fkの係数値Ge[k]_nが充分に小さい数値となり得るから、係数βを小さい数値に設定して定位成分の強調を実行する場合、音響信号SOUTの音量を増加させる構成が好適に採用される。
以上の各形態では、単位処理部U[n]毎に和成分生成部52を配置したが、各単位処理部U[n]から和成分生成部52を省略し、図6に示すように、ひとつの和成分生成部52が生成した和成分MをN個の単位処理部U[1]〜U[N]の各々の係数列生成部60が処理する構成(すなわち、N個の単位処理部U[1]〜U[N]が1個の和成分生成部52を共用する構成)も採用され得る。図6の構成によれば、第1実施形態の構成と比較して係数設定部36の構成が簡素化されるという利点がある。
Claims (4)
- 周波数毎の係数値で構成される処理係数列をステレオ形式の第1音響信号および第2音響信号から生成する複数の単位処理手段と、
前記複数の単位処理手段の各々が生成した処理係数列の各係数値を前記第1音響信号および前記第2音響信号の各々の各周波数成分に作用させる信号処理手段と、
前記単位処理手段毎に定位変数を設定する変数設定手段とを具備し、
前記複数の単位処理手段の各々は、
当該単位処理手段の前記定位変数に応じた比率で前記第1音響信号および前記第2音響信号の一方から他方を減算することで、当該定位変数に対応する位置の定位成分を抑圧した差成分を生成する差成分生成手段と、
前記定位変数に対応する位置の定位成分を強調または抑圧するための前記処理係数列を、前記第1音響信号および前記第2音響信号の和成分と前記差成分生成手段が生成した前記差成分とから生成する係数列生成手段とを含む
音響処理装置。 - 前記複数の単位処理手段の各々における前記係数列生成手段は、
前記和成分および前記差成分の一方のスペクトルから他方のスペクトルを減算した結果に応じて前記処理係数列を生成する
請求項1の音響処理装置。 - 前記複数の単位処理手段の各々における前記係数列生成手段は、
前記定位成分の強調および抑圧の一方に対応する第1処理係数列を前記和成分および前記差成分から生成する第1生成手段と、
前記定位成分の強調および抑圧の他方に対応する第2処理係数列を、前記第1処理係数列の各係数値を所定値から減算することで生成する第2生成手段とを含む
請求項1または請求項2の音響処理装置。 - 前記定位成分毎に加重値を可変に設定する加重値設定手段を具備し、
前記信号処理手段は、前記各単位処理手段が生成した処理係数列を、当該単位処理手段に対応する加重値のもとで前記第1音響信号および前記第2音響信号の各々に作用させる
請求項1から請求項3の何れかの音響処理装置。
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