JP2011146937A - デジタル放送受信装置及び受信方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】通信モジュールが使用されている場合に、該通信モジュールにより送信される電波を妨害電波であると誤認識することを防止する。
【解決手段】デジタルテレビ放送局により送信される電波を受信するデジタル放送受信装置は、デジタルテレビ放送局からの受信信号の受信レベルに応じて、出力が一定となるように利得を制御する自動利得制御部と、受信信号に妨害電波が含まれる場合に、該妨害電波が通信モジュールから送信される電波であることを示す第1の信号を受信する受信部とを有する。自動利得制御部は、第1の信号が受信された場合に、利得の制御を停止する。
【選択図】図1

Description

本発明は、デジタル放送受信装置に関する。
近年、車両などの移動体には、デジタル放送受信装置と通信モジュールとが搭載される。
該デジタル放送受信装置は、地上波デジタルテレビジョン放送としての、鮮明画像の提供が可能な高ビットレートの固定受信装置向けデジタル放送と、移動体での受信に適した低ビットレートの移動体受信装置向けデジタル放送と、を共に受信することができる。
該通信モジュールは、ナビゲーションシステムなどの各種機器に組み込んで利用される。該通信モジュールは、緊急通報、交通情報などの通信、カーナビにおける車内ハンズフリー通話を行うことができる。通信モジュールは、データコミュニケーションモジュール(DCM: Data Communication Module)と呼ばれることもある。
特開2003−244015号公報 特開2004−207880号公報
移動体用デジタル放送受信装置向けのデジタル放送は、極超短波(UHF)の周波数470MHz-770MHzの帯域幅を使用する。該帯域幅には、50のチャネルが設けられる。該50のチャネルは、「物理チャンネル」Ch.13-Ch.62と呼ばれることもある。
一方、VHF1 - 12chとUHF53 - 62chの周波数帯は地上デジタル音声放送(地上デジタルラジオ)、高度道路交通システム(ITS: Intelligent Transport Systems)、携帯電話、携帯電話向けの放送、業務用通信、公共機関向け通信などの用途に使用される。
従って、通信モジュールにより無線送信される電波の周波数帯に近い周波数で、移動体用デジタル放送が送信されることになる。デジタル放送の周波数帯と通信モジュールにより無線送信される周波数帯とが近いため、移動体用デジタル放送受信装置では、該通信モジュールにより無線送信される電波による影響によりゲインコントロールが動作し、感度を抑圧する制御が行われる場合がある。
移動体用デジタル放送受信装置による感度を抑圧する制御は、特に、無線基地局から無線送信される電波が弱電界となる地域などを、車両が走行している場合に行われる。弱電界地域を車両が走行中に、通信モジュールから無線送信される電波の出力がアップされることが多いためである。電波の出力がアップされると、移動体用デジタル放送受信装置は、妨害波が発生したと誤認識することにより感度を抑圧する制御を行う。移動体用デジタル放送受信装置により感度を抑圧する制御が行われる結果、デジタル放送が視聴できるエリアにおいてもデジタル放送を視聴できなくなる現象が発生したり、固定受信装置向けデジタル放送から移動体受信装置向けデジタル放送に切り替えられたりする現象が発生することがある。
例えば、固定受信装置向けデジタル放送と移動体受信装置向けデジタル放送との間で同一番組を放送するサイマル放送が行われる状況では、デジタル放送受信装置は、受信し、出力する放送を固定受信装置向けデジタル放送と移動体受信装置向けデジタル放送との間で適宜選択的に切り替えることができる。移動速度や環境などの状況によっては移動体でも相対的に高品位の固定受信装置向け放送を受信できる可能性があるためである。
受信し、出力する放送の切り替えは、以下の条件で行われる。例えば、固定受信装置向けデジタル放送から移動体受信装置向けデジタル放送への切り替えは、受信状態が悪くなってから所定の時間が経過した場合に行われる。また、例えば、移動体受信装置向けデジタル放送から固定受信装置向けデジタル放送への切り替えは、受信状態が良くなってから所定の時間が経過した場合に行われる。
通信モジュールにより無線送信される電波によりゲインコントロールが動作し、感度を抑圧する制御が行われるのは、上述したように、デジタル放送受信装置が通信モジュールによる電波を妨害波であると誤認識するために生じる。
通信モジュールによる電波を妨害波であると誤認識するような現象が発生すると、固定受信装置向けデジタル放送のために用意されたコンテンツを利用できないことになるため、ユーザにとって不利益となる。
本発明は、上述の点に鑑みてなされたものであり、通信モジュールが使用されている場合に、該通信モジュールにより送信される電波を妨害電波であると誤認識することを防止できるデジタル放送受信装置及び受信方法を提供することを目的とする。
本デジタル放送受信装置は、
デジタルテレビ放送局により送信される電波を受信するデジタル放送受信装置であって、
前記デジタルテレビ放送局からの受信信号の受信レベルに応じて、出力が一定となるように利得を制御する自動利得制御部と、
前記受信信号に妨害電波が含まれる場合に、該妨害電波が通信モジュールから送信される電波であることを示す第1の信号を受信する受信部と
を有し、
前記自動利得制御部は、前記受信部により第1の信号が受信された場合に、利得の制御を停止する。
本受信方法は、
デジタルテレビ放送局により送信される電波を受信するデジタル放送受信装置における受信方法であって、
前記デジタルテレビ放送局からの受信信号のレベルに応じて、出力が一定となるように利得を制御する自動利得制御ステップと、
前記受信信号に妨害電波が含まれる場合に、該妨害電波が通信モジュールから送信される電波であることを示す第1の信号を受信する受信ステップと
を有し、
前記自動利得制御ステップは、前記受信ステップにより第1の信号が受信された場合に、利得の制御を停止する。
開示のデジタル放送受信装置及び受信方法によれば、通信モジュールが使用されている場合に、該通信モジュールにより送信される電波を妨害電波であると誤認識することを防止できる。
本実施例に従ったシステムの一例を示す説明図である。 本実施例に従ったデジタル放送受信装置を示す機能ブロック図である。 本実施例に従った車載機を示す機能ブロック図である。 本実施例に従った通信モジュールを示す機能ブロック図である。 本実施例に従ったデジタル放送受信装置の動作を示すフローチャートである。 本実施例に従った車載機の動作を示すフローチャートである。 本実施例に従った通信モジュールの動作を示すフローチャートである。
次に、本発明を実施するための形態を、以下の実施例に基づき図面を参照しつつ説明する。
なお、実施例を説明するための全図において、同一の機能を有するものは同一符号を用い、繰り返しの説明は省略する。
<システム>
図1は、本実施例に従ったシステムを示す。
本システムは、デジタル放送受信装置100と、通信モジュール300とを有する。該デジタル放送受信装置100、及び通信モジュール300は、車載機200と接続される。該車載機200には、カーナビゲーションが含まれる。
デジタル放送受信装置100は、デジタルテレビ放送局500により送信される電波を受信する。該電波には、地上波デジタルテレビジョン(DTV: Digital Television)放送が含まれる。
通信モジュール300は、無線基地局400との間で無線通信を行う。例えば、通信モジュール300は、無線基地局400を介して、該無線基地局400と接続される通信網に接続されたサーバと接続を行うようにしてもよい。また、通信モジュール300は、無線基地局400を介して、該無線基地局400と接続される通信網に接続された他の無線基地局と接続を行うようにしてもよい。他の無線基地局と接続を行うことにより、該他の無線基地局と接続された他の通信モジュール又は携帯端末との間で通信を行うことができる。
本システムは、車両などの移動体に搭載される。移動体には、車両、自動二輪車、列車、船舶、航空機、ロボットなど、人の移動に伴い移動する携帯端末などの情報端末などが含まれてもよい。
車載機200は、通信モジュール300からの出力レベルと、デジタル放送受信装置100におけるデジタルテレビ放送局500から送信される電波の受信レベルとをモニターする。例えば、車載機200は、ディスプレイを有する。該ディスプレイに、通信モジュール300からの出力レベル及び/又はデジタルテレビ放送局500から送信される電波の受信レベルが表示されてもよい。また、ディスプレイに触れることにより、操作できるものであってもよい。該車載機200は、通信モジュール300からの出力レベルが所定の閾値以上となる場合、デジタル放送受信装置100における自動利得制御部における自動利得制御を停止させる信号(以下、「自動利得制御停止信号」とよぶ)を出力する。デジタル放送受信装置100は、該自動利得制御停止信号により自動利得制御を停止する。自動利得制御を停止させることにより、感度を抑圧する制御が停止されるため、デジタル放送が視聴できるエリアにおいてもデジタル放送を視聴できなくなる現象が発生したり、固定受信装置向けデジタル放送から移動体受信装置向けデジタル放送に切り替えられたりする現象が発生することがない。自動利得制御が停止されるのは自動利得制御停止信号が受信された場合のみであり、自動利得制御停止信号が受信されない場合には自動利得制御が行われる。
車両に、通信モジュール300と、デジタル放送受信装置100とが搭載される場合に、通信モジュール300から出力される電波がデジタル放送受信装置100に受信されることがある。両アンテナの結合度が高いためである。通信モジュール300から出力される電波がデジタル放送受信装置100に受信されることによりデジタル放送受信装置100において自動利得制御(ゲインコントロール)が行われ、感度が抑圧される場合がある。通信モジュール300により送信される電波が妨害電波であると誤認識されることにより、デジタル放送受信装置100により感度が抑圧される場合がある。通信モジュール300により送信される電波が妨害電波であると誤認識されることにより感度が抑圧されたにも関わらず、ユーザにとっては受信不良であると印象を与えてしまうため、好ましくない。
アンテナの結合度を下げるために、該アンテナの結合度を下げることも考えられるが、車両内に確保できる距離では、必要十分なアイソレーションを確保するのは不可能である。
そこで、本実施例では、通信モジュール300からの出力レベルが所定の閾値以上となる場合、デジタル放送受信装置100における自動利得制御部における自動利得制御を停止させる。
<デジタル放送受信装置>
本デジタル放送受信装置100は、アンテナ102を有する。該アンテナ102は、デジタルテレビ放送局500により送信される電波を受信する。該アンテナ102が複数のアンテナが含まれてもよい。該受信信号は、自動利得制御(Auto Gain Control)部104に入力される。
本デジタル放送受信装置100は、自動利得制御部104を有する。自動利得制御部104は、アンテナ102と接続される。自動利得制御部104は、入力信号のレベルに応じて利得を制御し、出力が常に一定となるように制御する。例えば、自動利得制御部104は、アンテナ102からの入力信号のレベルに応じて利得を制御する。具体的には、自動利得制御部104は、入力信号が弱い場合には感度を上げる制御を行い、逆に入力信号が強い場合には感度を下げる制御を行う。感度を制御することにより出力が常に一定となるように、入力信号を可変制御できる。入力信号を可変制御できることにより、弱電力信号が受信された場合には、フルゲインで動作するため信号対雑音比 (S/N: signal-to-noise ratio)が向上する。一方、強電力信号が受信された場合や、強い隣接チャネルからの妨害電波が発生した場合には、高周波増幅回路の利得を下げることができるため、混変調歪みを抑えることができる。
デジタル放送では、連続するチャンネルへの配置が許容されるため、隣接するチャネルからの妨害電波による干渉が生じる場合がある。アンテナ102からの入力信号のレベルに応じて利得を制御することにより、該干渉の影響を低減できる。自動利得制御部104は、利得が制御された受信信号をチューナ106に入力する。また、自動利得制御部104は、デジタル放送の受信レベルを測定し、該受信レベルをマイコン108に通知する。
本デジタル放送受信装置100は、チューナ106を有する。チューナ106は、自動利得制御部104と接続される。チューナ106は、自動利得制御部104により利得が制御された受信信号から所望のチャネル周波数を選局する。該チューナ106により選局された所望のチャネル周波数は、中間周波数(IF: Intermediate Frequency)信号として出力される。該IF信号は、中心周波数4.06MHzのパスバンド信号である。該パスバンド信号は、直交波周波数分割多重(OFDM: Orthogonal Frequency Division Multiplexing)復調され、トランスポートストリーム(TS: Transport Stream)信号として出力される。
本デジタル放送受信装置100は、マイコン108を有する。マイコン108は、自動利得制御部104と接続される。
図2は、マイコン108を示す機能ブロック図である。
マイコン108は、デジタル放送受信レベル取得部1082を有する。デジタル放送受信レベル取得部1082は、自動利得制御部104と接続される。デジタル放送受信レベル取得部1082は、自動利得制御部104からデジタル放送の受信レベルを取得する。デジタル放送受信レベル取得部1082は、自動利得制御部104から取得したデジタル放送の受信レベルを車載機200へ出力する。
マイコン108は、自動利得制御停止部1084を有する。自動利得制御停止部1084は、自動利得制御部104と接続される。自動利得制御停止部1084には、車載機200から必要に応じて自動利得制御停止信号が入力される。自動利得制御停止部1084は、車載機200により入力された自動利得制御停止信号に従って、自動利得制御部104に自動利得制御を停止させるために、該自動利得制御停止信号を入力する。
本デジタル放送受信装置100は、メモリ110を有する。メモリ110は、マイコン108と接続される。メモリ110は、アプリケーション、オペレーティングシステム(OS: Operating System)を有する。例えば、メモリ110は、コンピュータ内でデータやプログラムを記憶する外部記憶装置であってもよい。例えば、ハードディスク(hard disk, fixed disk)やフロッピー(登録商標)ディスク(floppy disk)、MO(Magneto-Optical disk)、CD-R(Compact Disk Recordable)、磁気テープなどが含まれる。アプリケーションは、ユーザが本システム上で実行する作業を実施する機能を有するソフトウェアである。例えば、アプリケーションには、デジタル放送を視聴するためのプログラムなどが含まれる。また、例えば、コンピュータをデジタル放送受信レベル取得部1082と、自動利得制御停止部1084として機能されるプログラムが含まれてもよい。オペレーティングシステムは、本システムにおいて、ハードウェアを抽象化したインターフェースをアプリケーションソフトウェアに提供するソフトウェアである。
<車載機>
本車載機200は、マイコン202を有する。
図3は、マイコン202を示す機能ブロック図である。
マイコン202は、自動利得制御停止判定部2022を有する。
自動利得制御停止判定部2022は、通信モジュール300と、デジタル放送受信装置100と接続される。該自動利得制御停止判定部2022には、通信モジュール300から出力される電波の出力レベルが入力される。該自動利得制御停止判定部2022には、デジタル放送受信装置100からデジタル放送の受信レベルが入力される。
自動利得制御停止部2022は、通信モジュール300により入力されるべき出力レベルに基づいて、デジタル放送受信装置100による自動利得制御を継続すべきかどうかを判定する。さらに、自動利得制御停止部2022は、デジタル放送受信装置100により入力されるべきデジタル放送の受信レベルに基づいて、デジタル放送受信装置100による自動利得制御を継続すべきかどうかを判定するようにしてもよい。
例えば、自動利得制御停止判定部2022は、出力レベルが所定の規定値以上であるかどうかを判定するようにしてもよい。該所定の規定値は、デジタル放送受信装置100により受信を妨害する電波が発生したと推定される出力レベルとしてもよい。自動利得制御停止判定部2022は、通信モジュール300により入力された出力レベルが所定の規定値以上であると判定される場合、デジタル放送受信装置100に自動利得制御停止信号を出力すると判定する。
さらに、自動利得制御停止判定部2022は、デジタル放送の受信レベルが所定の規定値未満であるかどうかを判定するようにしてもよい。該所定の規定値は、デジタル放送受信機100によりデジタル放送を視聴できる受信レベルとしてもよい。例えば、該所定の規定値をデジタル放送受信装置100により固定受信装置向け放送を視聴できる受信レベルとしてもよい。自動利得制御停止判定部2022は、デジタル放送受信装置100により入力されたデジタル放送の受信レベルが、所定の規定値未満であると判定される場合、デジタル放送受信装置100に自動利得制御を停止するかどうかを判定するようにしてもよい。
自動利得制御停止判定部2022は、自動利得制御を停止するかどうかの判定結果を自動利得制御停止信号生成部2024に入力する。
マイコン202は、自動利得制御停止信号生成部2024を有する。自動利得制御停止信号生成部2024は、自動利得制御停止判定部2022と接続される。自動利得制御停止信号生成部2024には、自動利得制御停止判定部2022により自動利得制御を停止するかどうかの判定結果が入力される。自動利得制御停止信号生成部2024は、該判定結果に基づいて、自動利得制御を停止することを示す信号が入力された場合に、自動利得制御停止信号を生成する。該自動利得制御停止信号は、デジタル放送受信装置100に入力される。
本車載機200は、メモリ204を有する。メモリ204は、マイコン202と接続される。メモリ204は、アプリケーション、オペレーティングシステムを有する。例えば、メモリ204は、コンピュータ内でデータやプログラムを記憶する外部記憶装置であってもよい。例えば、ハードディスクやフロッピーディスク、MO、CD-R、磁気テープなどが含まれる。アプリケーションは、ユーザが本システム上で実行する作業を実施する機能を有するソフトウェアである。例えば、アプリケーションには、車載機、例えばカーナビゲーションとして機能させるためのプログラムなどが含まれる。また、例えば、コンピュータを自動利得制御停止判定部2022と、自動利得制御停止信号生成部2024として機能されるプログラムが含まれてもよい。オペレーティングシステムは、本システムにおいて、ハードウェアを抽象化したインターフェースをアプリケーションソフトウェアに提供するソフトウェアである。
<通信モジュール>
本通信モジュール300は、アンテナ302を有する。該アンテナ302は、無線基地局400により送信される電波を受信する。該アンテナ302には、複数のアンテナが含まれてもよい。また、アンテナ302は、無線基地局400に電波を無線送信する。
本通信モジュール300は、パワーアンプ304を有する。パワーアンプ304は、アンテナ302と接続される。パワーアンプ304は、マイコン306により入力される信号を増幅する。該増幅された信号は、アンテナ302により、無線基地局400に無線送信される。パワーアンプ304による出力レベルはマイコン306により制御される。
本通信モジュール300は、マイコン306を有する。マイコン306は、パワーアンプ304と接続される。
図4は、マイコン306を示す機能ブロック図である。
マイコン306は、出力レベル設定部3062を有する。出力レベル設定部3062は、パワーアンプ304と接続される。出力レベル設定部3062は、パワーアンプ304における送信電波の出力レベルを設定する。該出力レベルは、通信モジュール300と無線基地局400との間の距離、電波環境により変化する。出力レベル設定部3062は、設定されるべき出力レベルをパワーアンプ304に入力する。また、出力レベル設定部3062は、パワーアンプ304に設定されるべき出力レベルを出力レベル通知部3064に入力する。
マイコン306は、出力レベル通知部3064を有する。出力レベル通知部3064は、出力レベル設定部3062と接続される。出力レベル通知部3064には、出力レベル設定部3062により設定されるべき出力レベルが入力される。出力レベル通知部3064は、出力レベル設定部3062により入力された出力レベルを車載機200に入力する。
本通信モジュール300は、メモリ308を有する。メモリ308は、マイコン306と接続される。メモリ308は、アプリケーション、オペレーティングシステムを有する。例えば、メモリ308は、コンピュータ内でデータやプログラムを記憶する外部記憶装置であってもよい。例えば、ハードディスクやフロッピーディスク、MO、CD-R、磁気テープなどが含まれる。アプリケーションは、ユーザが本システム上で実行する作業を実施する機能を有するソフトウェアである。例えば、アプリケーションには、通信モジュールとして機能させるためのプログラムなどが含まれる。また、例えば、コンピュータを出力レベル設定部3062と、出力レベル通知部3064として機能されるプログラムが含まれてもよい。オペレーティングシステムは、本システムにおいて、ハードウェアを抽象化したインターフェースをアプリケーションソフトウェアに提供するソフトウェアである。
<本システムの動作>
本システムの動作について説明する。デジタル放送受信装置100、車載機200、及び通信モジュール300それぞれについて説明する。
<デジタル放送受信装置の動作>
図5は、デジタル放送受信装置100の動作を示すフローチャートである。
本デジタル放送受信装置100は、自動利得制御停止信号が入力されたかどうかを判定する。例えば、自動利得制御停止部1084は、車載機200により自動利得制御停止信号が入力されたかどうかを判定する。
自動利得制御停止信号が入力されたと判定された場合(ステップS502:YES)、本デジタル放送受信装置100は、自動利得制御を停止する。例えば、車載機200により入力された自動利得制御停止信号は、自動利得制御部104に入力される。自動利得制御部104は、自動利得制御停止信号が入力された場合、デジタルテレビ放送局500からの受信信号に対する自動利得制御を停止する(ステップS504)。
一方、自動利得制御停止信号が入力されたと判定されない場合(ステップS502:NO)、本デジタル放送受信装置100は、自動利得制御を継続する(ステップS506)。例えば、自動利得制御部104は、自動利得制御停止信号が入力されないため、デジタルテレビ放送局500からの受信信号に対する自動利得制御を継続する。
本デジタル放送受信装置100は、ステップS504により自動利得制御が行われていない受信信号又はステップS506により自動利得制御が行われた受信信号から所望のチャネルを選局する(ステップS508)。例えば、チューナ106には、自動利得制御部104により、自動利得制御が行われていない受信信号又は自動利得制御が行われた受信信号が入力される。チューナ106は、該受信信号から所望のチャネルを選局する(ステップS508)。
本デジタル放送受信装置100は、ステップS508により選局された所望のチャネルをOFDM復調し、出力する(ステップS510)。
ステップS502からS510の処理は所定のタイミングで行われてもよい。所定のタイミングでア行われる場合、ステップS510の処理の後、ステップS502に戻る。
<車載機の動作>
図6は、車載機200の動作を示すフローチャートである。
本車載機200は、通信モジュール300により出力レベルを取得する(ステップS602)。例えば、自動利得制御停止判定部2022は、通信モジュール300により、出力レベルが入力される。
本車載機200は、ステップS602により入力された出力レベルが所定の規定値以上であるかどうかを判定する。例えば、自動利得制御停止判定部2022は、ステップS602により入力された出力レベルが所定の規定値以上であるかどうかを判定する。
また、本車載機200にデジタル放送受信装置100からデジタル放送の受信レベルが入力される場合には、該受信レベルが所定の規定値未満である場合に、ステップS602により入力された出力レベルが所定の規定値以上であるかどうかを判定するようにしてもよい。
出力レベルが所定の規定値以上であると判定された場合(ステップS604:YES)、本車載機200は、自動利得制御停止信号を生成する(ステップS606)。例えば、自動利得制御停止信号生成部2024は、自動利得制御停止判定部2022により出力レベルが所定の規定値以上である判定された場合に自動利得制御停止信号を生成する。一方、出力レベルが所定の規定値以上であると判定されない場合(ステップS604:NO)、ステップS604に戻る。出力レベルが所定の規定値以上である判定されるまで同様の動作が行われる。
本車載機200は、ステップS606により生成された自動利得制御停止信号をデジタル放送受信装置100に出力する。例えば、自動利得制御停止信号生成部2024により生成された自動利得制御停止信号は、デジタル放送受信装置100に出力される。
ステップS602からS608の処理は所定のタイミングで行われてもよい。所定のタイミングでア行われる場合、ステップS608の処理の後、ステップS602に戻る。
<通信モジュールの動作>
図7は、通信モジュール300の動作を示すフローチャートである。
本通信モジュール300は、出力レベルを設定する(ステップS702)。例えば、出力レベル設定部3062は、当該通信モジュール300により出力される電波の出力レベルを設定する。
本通信モジュール300は、ステップS702により設定された出力レベルを車載機200に通知する(ステップS704)。例えば、出力レベル通知部3064は、出力レベルを車載機200に通知する。
本通信モジュール300は、出力レベルに応じて、送信信号を増幅し、無線送信する(ステップS706)。例えば、パワーアンプ304は、出力レベル設定部3062により設定された出力レベルとなるように増幅し、無線送信する。
ステップS702からS706の処理は所定のタイミングで行われてもよい。所定のタイミングでア行われる場合、ステップS706の処理の後、ステップS702に戻る。
本実施例によれば、通信モジュールの出力レベルが規定値以上になった場合に、デジタル放送受信装置の自動利得制御動作を停止させることにより、デジタルテレビ受信装置が通信モジュールにより送信される電波を妨害電波であると誤認識し、自動利得制御を行うことを防止できる。該規定値は、デジタル放送受信装置により受信妨害が生じていると判定されると想定される出力レベルであるのが好ましい。
通信モジュールの動作とデジタル放送受信装置の動作とを統合することにより、電波環境に応じて、通信モジュール及び/又はデジタル放送受信装置を適切に動作させることができる。また、デジタル放送受信装置は、電波環境に応じて、デジタル放送を視聴したいユーザに与える影響を最低限に抑えることができる。
通信モジュールは、電波環境に応じて、提供可能なサービスを制限できるようにしてもよい。
さらに、デジタル放送受信装置におけるデジタルテレビ放送局から送信される電波の受信レベルに基づいて、該受信レベルが所定の閾値未満である場合に、通信モジュールにより送信される電波の出力レベルが規定値以上であるかどうかを判定するようにしてもよい。受信レベルが所定の閾値未満である場合に通信モジュールにより送信される電波の出力レベルが規定値以上であるかどうかを判定することにより、デジタル放送受信装置の状況に応じて、デジタル放送受信装置の自動利得制御動作を停止するかどうかを判定できる。
上述した実施例において、デジタル放送受信装置の自動利得制御動作を停止すると判定された場合に、通信モジュールによる出力レベルを低下させるようにしてもよい。該通信モジュールからの出力レベルを低下させる処理は、デジタル放送受信装置の自動利得制御動作を停止する処理とともに行われるようにしてもよいし、通信モジュールによる出力を低下させた後の状況に基づいて、デジタル放送受信装置の自動利得制御動作を停止させるかどうかの判定を再度行うようにしてもよい。通信モジュールによる出力レベルを低下させる処理が行われる場合には、車載機により、通信モジュールを制御するための制御信号が入力されてもよい。該制御信号により通信モジュールの出力レベルを低下させる制御が行われる。
本実施例によれば、これまで、デジタル放送受信装置は、車載LANを通じて妨害電波を送信する送信装置の特定、送信電波の出力値を検出していたが、該送信装置の特定、送信電波の出力値の検出を行う必要がない。該送信装置の特定、送信電波の出力値の検出を行う必要がないため、処理負荷を低減できる。
また、上述した実施例において、通信モジュールにより送信される電波の出力レベルに基づいて、デジタル放送受信装置の自動利得制御動作における利得の設定値を適切な値に制御するようにしてもよい。
また、上述した実施例において、デジタル放送の受信レベルに基づいて、通信モジュールにより提供可能なサービスに制限をかけるようにしてもよい。通信モジュールにより提供可能なサービスに制限をかける場合に、緊急通信以外のサービスを制限するのが好ましい。通信モジュールにより提供可能なサービスに制限をかける処理が行われる場合には、車載機により、通信モジュールを制御するための制御信号が入力されてもよい。該制御信号により通信モジュールにより提供可能なサービスに制限をかける制御が行われる。
デジタル放送の受信レベルに基づいて通信モジュールにより提供可能なサービスに制限をかけることにより、通信モジュールにより送信される電波が制限されるため、デジタル放送受信装置が通信モジュールにより送信される電波を妨害電波と誤認識している場合には、自動利得制御動作を強制的に停止させることなく、感度を抑圧する制御が停止される。
また、現在のオーディオモードがデジタル放送に設定されている場合には、通信モジュールを動作させないようにしてもよい。例えば、リアシートエンターテイメント(RSE)など常時デジタル放送を視聴できるシステムが適用される場合には、通信モジュールの動作によりRSEの動作が影響されるのは好ましくないためである。また、デジタル放送を視聴可能であるかどうかにより、通信モジュールを動作させるかどうかを判定するようにしてもよい。
また、上述した実施例において、デジタル放送受信装置に搭載されたアンテナの数を車載機に通知できるようにしてもよい。例えば、デジタル放送受信装置に搭載されるべきアンテナの数には、2アンテナ、4アンテナなどの場合がある。デジタル放送受信装置に搭載されるアンテナの数により、デジタル放送受信装置の自動利得制御動作を停止するかどうかを判定するために使用される所定の規定値も異なると想定される。そこで、デジタル放送受信装置に搭載されるアンテナの数に応じて、所定の規定値が変更されてもよい。
以上の実施例を含む実施形態に関し、以下の項目を開示する。
(1)デジタルテレビ放送局により送信される電波を受信するデジタル放送受信装置であって、
前記デジタルテレビ放送局からの受信信号の受信レベルに応じて、出力が一定となるように利得を制御する自動利得制御部と、
前記受信信号に妨害電波が含まれる場合に、該妨害電波が通信モジュールから送信される電波であることを示す第1の信号を受信する受信部と
を有し、
前記自動利得制御部は、前記受信部により第1の信号が受信された場合に、利得の制御を停止する。
(2)(1)に記載のデジタル放送受信装置において、
車載機は、通信モジュールにより設定されるべき出力レベルに基づいて、該出力レベルが所定の規定値以上である場合に、第1の信号を生成し、当該デジタル放送受信装置に出力する。
(3)(2)に記載のデジタル放送受信装置において、
前記所定の規定値は、当該デジタル放送受信装置により受信を妨害する電波であると判定される電波出力レベルである。
(4)デジタルテレビ放送局により送信される電波を受信するデジタル放送受信装置における受信方法であって、
前記デジタルテレビ放送局からの受信信号のレベルに応じて、出力が一定となるように利得を制御する自動利得制御ステップと、
前記受信信号に妨害電波が含まれる場合に、該妨害電波が通信モジュールから送信される電波であることを示す第1の信号を受信する受信ステップと
を有し、
前記自動利得制御ステップは、前記受信ステップにより第1の信号が受信された場合に、利得の制御を停止する。
以上、本発明は特定の実施例を参照しながら説明されてきたが、各実施例は単なる例示に過ぎず、当業者は様々な変形例、修正例、代替例、置換例等を理解するであろう。説明の便宜上、本発明の実施例に従った装置は機能的なブロック図を用いて説明されたが、そのような装置はハードウエアで、ソフトウエアで又はそれらの組み合わせで実現されてもよい。本発明は上記実施例に限定されず、本発明の精神から逸脱することなく、様々な変形例、修正例、代替例、置換例等が包含される。
100 デジタル放送受信装置
102 アンテナ
104 自動利得制御部
106 チューナ
108 マイコン
1082 デジタル放送受信レベル取得部
1084 自動利得制御停止部
110 メモリ
200 車載機
202 マイコン
2022 自動利得制御停止判定部
2024 自動利得制御停止信号生成部
204 メモリ
300 通信モジュール
302 アンテナ
304 パワーアンプ
306 マイコン
3062 出力レベル設定部
3064 出力レベル通知部
308 メモリ
400 無線基地局
500 デジタルテレビ放送局
600 車載LAN

Claims (4)

  1. デジタルテレビ放送局により送信される電波を受信するデジタル放送受信装置であって、
    前記デジタルテレビ放送局からの受信信号の受信レベルに応じて、出力が一定となるように利得を制御する自動利得制御部と、
    前記受信信号に妨害電波が含まれる場合に、該妨害電波が通信モジュールから送信される電波であることを示す第1の信号を受信する受信部と
    を有し、
    前記自動利得制御部は、前記受信部により第1の信号が受信された場合に、利得の制御を停止するデジタルデジタル放送受信装置。
  2. 請求項1に記載のデジタル放送受信装置において、
    車載機は、通信モジュールにより設定されるべき出力レベルに基づいて、該出力レベルが所定の規定値以上である場合に、第1の信号を生成し、当該デジタル放送受信装置に出力するデジタルデジタル放送受信装置。
  3. 請求項2に記載のデジタル放送受信装置において、
    前記所定の規定値は、当該デジタル放送受信装置により受信を妨害する電波であると判定される電波出力レベルであるデジタルデジタル放送受信装置。
  4. デジタルテレビ放送局により送信される電波を受信するデジタル放送受信装置における受信方法であって、
    前記デジタルテレビ放送局からの受信信号のレベルに応じて、出力が一定となるように利得を制御する自動利得制御ステップと、
    前記受信信号に妨害電波が含まれる場合に、該妨害電波が通信モジュールから送信される電波であることを示す第1の信号を受信する受信ステップと
    を有し、
    前記自動利得制御ステップは、前記受信ステップにより第1の信号が受信された場合に、利得の制御を停止する受信方法。
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