JP2011145892A - 運転支援装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】カーナビゲーション装置を搭載していない車両であっても、交差点における一時停止を予測し、それを的確に報知することができるようにする。
【解決手段】車両制御部12は、車両に搭載したカメラユニット10で撮影した画像データに基づいて、交差点6を検出し、次いで当該交差点6に信号機3が有るか否か、停止標識4が有るか否か、停止線5が有るか否かを調べる。そして信号機3の信号灯色が赤色或いは黄色であり、或いは停止標識4が検出され、或いは停止線5が検出された場合であって、自車両1が停止線5に到達するまでの距離Lが注意報知距離L1以内で(L≦L1)、且つ車速Vが設定車速V1以上の場合、警報装置14から運転者に注意を促す警報を発生させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、自車両に搭載されているカメラユニットで撮影した画像データに基づいて交差点、信号機、停止標識、停止線を検出し、その検出結果に基づき、交差点手前で運転者に警報を発するか否かを判定する運転支援装置に関する。
従来、走行中の車両前方の交差点において、一時停止の要否を事前に判定し、一時停止が必要な場合、運転者に注意を促す支援装置が種々提案されている。
例えば特許文献1(特開2006−151014号公報)には、カーナビゲーション装置にて、現在地から目的地までの経路が設定されると、この経路に停止線があるか否を調べ、自車両が停止線を通過すると予測した場合、停止線検出制御を実行し、車載カメラからの前方画像により道路上の停止線を検出し、停止線と自車両までの距離が減速すべき区間に達したにも拘わらず減速しない場合は、運転者に停止線がある旨の警報を報知する技術が開示されている。
特開2006−151014号公報
しかし、上述した文献に開示されている技術では、カーナビゲーション装置にて設定された経路に停止線が有るか否かを調べ、停止線を通過することが予測された場合に限り、停止線検出制御が実行されるため、例えば経路上に新たな道路が構築されて、停止線が追加されている場合にあっては、停止線の通過を予測することができず、停止線検出制御が実行されないという不都合がある。その結果、運転者に対し、注意を促す警報を的確に報知することができないという不都合がある。
又、上述した文献に開示されている技術では、カーナビゲーション装置の搭載が前提であり、カーナビゲーション装置が搭載されていない車両には適用することができず、汎用性に欠ける問題がある。
本発明は、上記事情に鑑み、カーナビゲーション装置を搭載していない車両であっても、交差点手前での一時停止を運転者に的確に報知することができ、高い汎用性を得ることのできる運転支援装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため本発明は、自車両に搭載されて該車両の走行方向前方を撮影するカメラユニットと、前記カメラユニットで撮影した走行方向前方の画像データに基づいて自車両の運転支援を行う車両制御手段と、該車両制御手段での判定結果に基づいて警報を発する警報手段とを備える運転支援装置において、前記車両制御手段は、前記カメラユニットで撮影した画像データに基づき、交差点を検出する交差点検出手段と、信号機を検出する信号機検出手段と、停止標識を検出する停止標識検出手段と、前記交差点手前の路上に描かれている停止線を検出する停止線検出手段とを有し、前記交差点検出手段で交差点を検出した場合であって、前記信号機検出手段で前記信号機の信号灯色が赤色或いは黄色と判定され、又は前記停止標識検出手段で前記停止標識が検出され、又は前記停止線検出手段で停止線が検出されたとき、前記自車両から前記交差点までの距離が予め設定されている警告報知距離よりも短い場合、前記警報手段に警報信号を出力し、該警報手段から注意を促す警報を出力させることを特徴とする。
本発明によれば、カメラユニットで撮影した走行方向前方の画像データに基づき、交差点、信号機、停止標識、停止線を常時検出するようにしたので、カーナビゲーション装置を搭載していない車両であっても、交差点手前で一時停止させるための警報を運転者に的確に報知させることができ、高い汎用性を得ることができる。
運転支援装置の機能ブロック図 ウォーニング判定処理ルーチンを示すフローチャート(その1) ウォーニング判定処理ルーチンを示すフローチャート(その2) 停止ブレーキアシストルーチンを示すフローチャート 交差点検出方法を示し、(a)は消失点へのエッジと鉛直方向へのエッジで交差点を検出する説明図、(b)は画像データを二値化処理して検出した白線に基づいて交差点を検出する説明図、(c)は車道周辺の高低差や色差等により生じるエッジで交差点を検出する説明図 交差点に進入する車両に対する支援状態を示す説明図 非優先道路から優先道路に進入しようとする車両に対する支援状態を示す説明図
以下、図面に基づいて本発明の一実施形態を説明する。車両1(図6、図7参照)には、運転者の運転を積極的に支援する運転支援装置(いわゆるADAシステム:Active Drive Assist system)2が搭載されている。
図1に示すように、このADAシステム2は、このADAシステム2を搭載する車両1が交差点に近接した場合に、報知して注意を促す警報機能や、車両1が交差点に近接しているにもかかわらず運転者が積極的に減速操作を行わないと判定した場合に強制的にスロットル弁を閉弁させて減速させ、更に、必要に応じて強制的にブレーキを動作させる自動ブレーキ制御機能等が備えられている。
このADAシステム2は、主に、ステレオカメラ10、ステレオ画像処理部11、制御手段としての車両制御部12等を備えており、この車両制御部12の入力側に車速を検出する車速センサ13が接続されている。更に、この車両制御部12の出力側に、ブサー、ランプ、スピーカ、ディスプレイ等の警報装置14、及び周知の電子制御スロットル(図示せず)に設けられているスロットルアクチュエータ15、各車輪に設けられているブレーキを強制的に動作させるブレーキアクチュエータ17が接続されており、スロットルアクチュエータ15にてスロットル弁16が開閉動作される。
ステレオカメラ10は、車室内のルームミラー近傍に配設されており、CCD(Charge Coupled Device)、CMOS(Complementary Metal-Oxide Semiconductor)等のイメージセンサを内蔵した左右一対のメインカメラユニット10aとサブカメラユニット10bとで構成されており、メインカメラユニット10aによって基準画像を取得し、サブカメラによって比較画像を取得する。
ステレオ画像処理部11は、両カメラユニット10a,10bで撮像した外部環境像(主に車両1の前方の画像)を、所定の輝度階調のデジタル画像に変換(A/D変換)し、変換後のデジタル画像に対して輝度の補正や画像の幾何学的な変換等の補正を行う。そして、メインカメラユニット10aで撮像した画像から基準画像を生成し、サブカメラユニット10bで撮像した画像から比較画像を生成し、これらを画像メモリ(図示せず)に格納する。
車両制御部12は、周知のマイクロコンピュータで構成されており、ステレオ画像処理部11で処理した外部環境像データに基づいて、車両1が交差点に近づいているか否かを判定し、交差点の状況に応じて運転者に注意を促す警告を報知し、必要な場合は車両1を強制的に減速及び停止させる制御を行う等の運転支援を行う。
この車両制御部12で実行される交差点付近での運転支援は、具体的には、図2、図3に示すウォーニング判定処理ルーチン、及び図4に示す停止ブレーキアシストルーチンに従って実行される。
先ず、図2、図3に示すウォーニング判定処理ルーチンについて説明する。車両1が走行すると、ステップS1で、両カメラユニット10a,10bで撮影した、車両1の荘好方向前方の画像(外部環境像)データを読込み、信号機3(図6参照)、停止標識4(図7参照)、停止線5(図6、図7参照)、交差点6(図6、図7参照)を検出する。
すなわち、先ず、メインカメラユニット10aで撮影した基準画像とサブカメラユニット10bで撮影した比較画像とに基づき視差を算出し、この視差、すなわち、基準画像と比較画像との間における水平方向のずれ量から、三角測量の原理を用いて画像全体に渡る距離情報を求め、三次元の距離分布データ(距離画像データ)を生成する。そして、距離分布データを処理して、信号機3、停止標識4、停止線5、交差点6を検出すると共に、これらと自車両1との距離を各々求める。その際、信号機3、停止標識4の検出は、例えば予め記憶されている信号機3及び停止標識4の形状パターンとのマッチングにより行う。
次いで、ステップS2へ進み、交差点6が検出されたか否かを調べる。尚、このステップでの処理が本発明の交差点検出手段に対応している。
交差点6は両カメラユニット10a,10bで撮影した、車両1の前方画像データに基づいて認識する。図5に、交差点6の認識方法について例示する。
図5(a)では、基準画像データに基づいて、自車両1の走行方向前方であって消失点方向へ延出するエッジ(斜めエッジ)と鉛直方向へ延出するエッジ(鉛直エッジ)とで形成される壁面を認識し、この壁面が途切れている箇所、すなわち、斜めエッジが途切れている箇所の距離が設定値以上の場合、交差点6と認識する。又、同図(b)では、基準画像データを、低輝度側の画素数と高輝度側の画素数とが所定の割合となる輝度値を閾値として二値化処理してエッジ点の連続する斜めエッジと水平方向へ延出するエッジ(水平エッジ)とを抽出する。これにより、自車両1が走行する車道前方の路上に描かれた路側帯白線やセンターラインを識別し、消失点の途中で斜めエッジと水平エッジとが交わっていると共に、当該斜めエッジが途切れている箇所の距離が所定以上の場合、交差点6と認識する。更に、同図(c)では、基準画像データに基づいて自車両1の走行する車道前方の高低差や色差等で生じるエッジから交差点6を認識する。尚、図6、図7に示すように、交差点6の代表としては、十字路、T字路があるが、これ以外に、高速道路の出口から一般道路に合流するようなY字路等も含まれる。
そして、交差点6が検出された場合、運転支援を行う可能性があるため、ステップS3へ進み、又、交差点6が検出されない場合、運転支援を行う必要がないため、ルーチンを抜ける。
ステップS3へ進むと、交差点6に信号機3が有るか否かを、上述したパターンマッチング等の手法を用いて調べる。尚、このステップでの処理が、本発明の信号機検出手段に対応している。
そして、信号機3が検出された場合は、ステップS4へ進み、検出されない場合は、信号機3が設置されていない交差点であると判定し、ステップS5へ分岐し、自車両1が優先道路を走行しているか非優先道路を走行しているかを判定する。
ステップS4へ進むと、検出した信号機3で点灯している信号灯色を調べ、信号灯色が黄色、或いは赤色の場合は、運転者に対して注意を促す警告を発する必要があるか否かを判定すべくステップS6へジャンプする。又、信号灯色が青色の場合は、運転支援を行う必要がないと判定し、そのままルーチンを抜ける。
この信号灯色は、メインカメラユニット10a(或いはサブカメラユニット10b)で信号機3を検出した際に、フィルタ処理により点灯色を直接識別する。或いは信号灯の配列は予め決められているため、メインカメラユニット10a(或いはサブカメラユニット10b)で補足した輝度差によって点灯している信号灯の位置から信号灯色を識別するようにしても良い。
ステップS5へ進むと、道路脇に設置されている停止標識4が検出されたか否かを調べる。尚、このステップでの処理が本発明の停止標識検出手段に対応している。
図7に示すように、停止標識4は逆三角形の内周に赤色のペイントが施されており、その中に「止まれ」の文字が白抜きで記載されている。従って、基準画像データで逆三角形を認識し、更に、内部が赤色と認識された場合、停止標識4と判定する。或いは三角形状と内部に記載されている「止まれ」の文字を認識することで停止標識4と判定するようにしてもよい。そして、停止標識4を検出した場合、自車両1は非優先道路を走行していると判定し、ステップS6へ進む。又、停止標識4が検出されない場合はステップS7へ進む。
ステップS4或いはステップS5からステップS6へ進むと、交差点6から自車両1までの距離(到達距離)Lと予め設定した注意報知距離L1とを比較する。尚、この場合、交差点の手前の停止線5が検出されている場合は、この停止線5を基準として到達距離Lが設定される。
この停止線5は、メインカメラユニット10aで撮影した基準画像データに基づき、自車両1の進行方向前方であって、交差点6の手前に水平方向に延出する有限なエッジを輝度差などにより認識することで検出する。尚、この場合、図7に示すように、停止線5を認識するに際し、停止線5の手前の路上に描かれている「止まれ」の「れ」の文字を、予め記憶されている形状パターンとのマッチング等により認識し、この「れ」の文字と停止線5との双方を認識したときに、停止線5有りと判定するようにすれば、当該停止線5の検出精度をより高くすることができる。
又、注意報知距離L1は、車速との関係で設定される可変値である。すなわち、この注意報知距離L1は、車速に基づいて設定される、自動ブレーキが作動を開始する距離(停止可能距離)と一般の運転者が警告を受けてからブレーキ操作を行うまでの反応時間に対応する距離とを加算し、その値にある余裕度を持たせ距離を加算した値で設定される。
そして、到達距離Lが注意報知距離L1よりも長い場合(L>L1)、注意を促す警告を発する必要がないため、そのままルーチンを抜ける。一方、到達距離Lが注意報知距離L1以内の場合(L≧L1)、注意を促す警報を発する可能性があるため、ステップS9へジャンプする。
又、ステップS5からステップS7へ進むと、自車両1の進行方向前方に停止線5があるか否かを上述した方法で調べ、停止線5が検出された場合、自車両1の走行している道路は非優先道路であると判定してステップS8へ進む。又、停止線5が検出されない場合は、自車両1は優先道路を走行していると判定し、そのままルーチンを抜ける。尚、このステップS7での処理が、本発明の停止線検出手段に対応している。
ステップS8へ進むと、自車両1から停止線5までの距離(到達距離)Lと注意報知距離L1とを比較する。そして、L>L1の場合、停止線5まで未だ充分に距離が有り、注意を促す警告を発する必要がないため、そのままルーチンを抜ける。一方、L≦L1の場合、ステップS9へ進み、ステップS9〜12で、警報装置14に警報信号を出力するか否かを調べる。
すなわち、先ず、ステップS9,S10で運転者が自車両1を停止線5の手前で停止させる意思があるか否かを調べる。ステップS9では、車速センサ13で検出した車速Vと停止判定車速V1とを比較する。この停止判定車速V1は、交差点6に進入しようとする車両が安全に停止させることのできる車速の上限値であり、予め実験等に基づいて設定されている。
そして、車速Vが停止判定車速V1よりも遅い場合(V<V1)、自車両1を停止線5の手前で安全に停止させることができると判定し、そのままルーチンを抜ける。又、車速Vが停止判定車速V1よりも速い場合(V≧V1)、自車両1を安全に停止させることのできる速度を超えていると判定し、ステップS10へ進み、車両が減速されているか否かを調べる。車両が減速されているか否かは、車速の時間的変化から調べる。
自車両1が減速されていない場合は、警告を発する必要があるため、ステップS13へ進み、停止ウォーニング処理を実行して、ルーチンを抜ける。又、自車両1が減速されていると判定した場合は、ステップS11へ進み、ステップS11,S12で、自車両1が停止線5の手前で安全に停止させることができるか否かを調べる。
先ず、ステップS11では、車速Vと減速時停止判定車速V2とを比較する。この減速時停止判定車速V2は、自車両1が停止線5の手前で安全に停止させることができるか否かを判定する値であり、予め実験などに基づいて設定されている。
そして、V<V2の場合は、停止線5の手前で自車両1を安全に停止させることができると判定し、そのままルーチンを抜ける。一方、V≧V2の場合は、ステップS12へ進む。
ステップS12では、現在の停止線5までの到達距離Lと車速Vとに基づいて、自車両1が停止線5の手前で停止可能か否かを調べ、停止可能と判断した場合はそのままルーチンを抜ける。又、減速が不十分であるために自車両1を停止線5の手前で停止させることが困難と判断した場合は、ステップS13へ進み、停止ウォーニング処理を実行してルーチンを抜ける。
停止ウォーニングは、車両制御部12から警報装置14に警報信号を出力することで動作される。警報装置14に車両制御部12からの警報信号が入力されると、当該警報装置14から運転者に対して、注意を促す警報が発生される。この場合、警報装置14がブサー、ランプであれば、ブザーの吹鳴、或いはランプの点滅により警報が報知される。又、スピーカであれば音声により注意を促す警報が報知される。更に、ディスプレイであれば、注意を促す文字情報にて警報が報知される。
尚、上述したウォーニング判定処理は、予め設定されている演算周期で繰り返されるため、車速Vが停止判定車速V1或いはV2未満となった場合、停止ウォーニングによる警報は自動的に解除される。
次に、図4、図5に示す停止ブレーキアシストルーチンについて説明する。このルーチンでは、先ず、ステップS21で、上述したウォーニング判定処理ルーチンのステップS13で、停止ウォーニングが起動中か否かを調べ、起動していない場合はそのままルーチンを抜ける。一方、停止ウォーニングが起動していると判定した場合は、ステップS22へ進み、車速Vと停止可能車速V3とを比較する。停止可能車速V3は、到達距離Lに基づいて設定され、到達距離Lが短いほど低い車速に設定される。
そして、V<V3の場合は停止可能であるため、そのままルーチンを抜ける。一方、V≧V3の場合は、ステップS23へ進む。ステップS23では、自車両1が減速しているか否かを車速Vの時間的な変化に基づいて調べる。そして、減速されていると判定した場合はステップS24へ分岐し、減速していないと判定した場合はステップS26へ進む。
自車両1が減速されていると判定してステップS24へ進むと、ステップS24,S25で自車両1が停止線5の手前で安全に停止させることができるか否かを調べる。
先ず、ステップS24では、車速Vと自動ブレーキ作動判定車速V4とを比較する。この自動ブレーキ作動判定車速V4は、自車両1が停止線5の手前で安全に停止させることができるか否かを調べる値であり、予め実験などに基づいて設定されている。尚、この自動ブレーキ作動判定車速V4は上述した減速時停止判定車速V2と同じ速度に設定されていても良い。
そして、V<V4の場合、現在の減速度で車速Vが低下すれば停止線5の手前で自車両1を安全に停止させることができると判定し、そのままルーチンを抜ける。一方、V≧V4の場合は、ステップS25へ進む。
ステップS25では、現在の停止線5までの到達距離Lと車速Vとに基づいて、自車両1を停止線5の手前で停止させるための目標車速を求め、この目標車速と現在の車速Vとを比較し、停止可能な場合(V<目標車速)、ルーチンを抜ける。一方、減速が不十分でこのままでは、停止線5の手前で自車両1を停止させることが困難と判定した場合(V≧目標車速)、ステップS26へ進む。
ステップS23或いはステップS25からステップS26へ進むと停止ブレーキアシスト制御を実行してルーチンを抜ける。停止ブレーキアシスト制御について簡単に説明する。
停止ブレーキアシスト制御では、まず、スロットルアクチュエータ15に全閉信号を出力して、スロットル弁16を全閉にする。その後、上述した目標車速と自車両1の現在の車速Vとの差分に応じて、ブレーキアクチュエータ17に対する制御量を求め、この制御量でブレーキアクチュエータ17を動作させて、自車両1を強制的に減速させ、車速Vが目標車速に収束するように制御し、停止線5の手前の予め設定されている位置で車速が0[Km/h]、すなわち自車両1が停止するように制御する。
このように、本実施形態によれば、車両1に搭載されているステレオカメラ10で撮影した画像データに基づいて、交差点6を検出し、当該交差点6に信号機3が設置されているか否か、停止標識4が有るか否か、停止線5があるか否かを常時調べ、信号灯色が黄色か赤色、或いは停止標識4が検知され、或いは停止線5が検知された場合、交差点6手前で自車両1を一時停止させる必要が有ると判定し、運転者が減速操作しない場合は運転支援を行うようにしたので、カーナビゲーション装置を搭載していない車両であっても、交差点6における一時停止を的確に検出することができ、高い汎用性を得ることができる。
しかも、カーナビゲーション装置では、地図データを所定期間ごとに逐一更新する必要があるため費用が嵩むが、本実施形態では自車両1に搭載されているステレオカメラ10で自車両1の走行方向の前方を常時監視することで交差点6を検出しているため、データの更新が不要で経済的である。
1…車両、
2…ADAシステム、
3…信号機、
4…停止標識、
5…停止線、
6…交差点、
10…ステレオカメラ、
12…車両制御部、
13…車速センサ、
14…警報装置、
L…到達距離
L1…注意報知距離
V…車速
V1…停止判定車速
V2…減速時停止判定車速
V3…停止可能車速
V4…自動ブレーキ作動判定車速

Claims (3)

  1. 自車両に搭載されて該車両の走行方向前方を撮影するカメラユニットと、前記カメラユニットで撮影した走行方向前方の画像データに基づいて自車両の運転支援を行う車両制御手段と、該車両制御手段での判定結果に基づいて警報を発する警報手段とを備える運転支援装置において、
    前記車両制御手段は、前記カメラユニットで撮影した画像データに基づき、交差点を検出する交差点検出手段と、信号機を検出する信号機検出手段と、停止標識を検出する停止標識検出手段と、前記交差点手前の路上に描かれている停止線を検出する停止線検出手段とを有し、前記交差点検出手段で交差点を検出した場合であって、前記信号機検出手段で前記信号機の信号灯色が赤色或いは黄色と判定され、又は前記停止標識検出手段で前記停止標識が検出され、又は前記停止線検出手段で停止線が検出されたとき、前記自車両から前記交差点までの距離が予め設定されている警告報知距離よりも短い場合、前記警報手段に警報信号を出力し、該警報手段から注意を促す警報を出力させることを特徴とする運転支援装置。
  2. 前記車両制御手段は、車速が設定車速よりも遅い場合は前記警報手段に対して警報信号を出力しないことを特徴とする請求項1記載の運転支援装置。
  3. 前記車両制御手段は、車速が前記設定車速よりも早い場合であっても減速されている場合は前記警報手段に対して警報信号を出力しないことを特徴とする請求項2記載の運転支援装置。
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