JP2011143734A - 二輪車用サドル - Google Patents
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Abstract
【課題】サドルに長時間乗った場合に座骨部分がサドルで圧迫されることにより生じる痛みの発生を防ぐことができ、しかも着座時の違和感が少なく、かつ美観が良好であって、雨水が表面に溜まるおそれの無い二輪車用サドルの提供を目的とする。
【解決手段】サドルベース11の上にクッション体21を載置して該クッション体21の表面を表皮材31で覆った二輪車用サドル10において、前記サドルベース11と表皮材31間のクッション体21をポリウレタンフォームで構成すると共に、クッション体21における座骨で押圧される部位22を、周囲の他の部位よりも硬度が低いポリウレタンフォームの部材23で一体に成形した。
【選択図】図2
【解決手段】サドルベース11の上にクッション体21を載置して該クッション体21の表面を表皮材31で覆った二輪車用サドル10において、前記サドルベース11と表皮材31間のクッション体21をポリウレタンフォームで構成すると共に、クッション体21における座骨で押圧される部位22を、周囲の他の部位よりも硬度が低いポリウレタンフォームの部材23で一体に成形した。
【選択図】図2
Description
本発明は、自転車等の二輪車用サドルに関する。
従来、自転車等の二輪車用サドルとして、サドルベース(基盤とも称される)上にクッション体が配置され、該クッション体の表面を表皮で覆ったものが多用されている。
しかしながら、従来の二輪車用サドルにあっては、クッション体全体が均一に硬めに形成されているので、サドルに長時間乗った場合、臀部の座骨を覆う筋肉部分が座骨とサドルとによって長時間に亘って強く圧迫され、座骨部分に痛みを生じやすい問題がある。
前記座骨部分の痛みを緩和するため、サドルにおける座骨との当接部に漏斗状の穴や凹部等からなる座骨用の逃穴を形成することが提案されている(特許文献1)。
しかし、逃穴を形成したサドルは、表面に大きな穴が露出しているために美観が損なわれる問題や表面の大きな穴によって着座時に違和感を生じる問題の他に、穴が凹部状からなる場合、駐輪中に雨水が穴内に溜まって掃除が面倒になる問題もある。
しかし、逃穴を形成したサドルは、表面に大きな穴が露出しているために美観が損なわれる問題や表面の大きな穴によって着座時に違和感を生じる問題の他に、穴が凹部状からなる場合、駐輪中に雨水が穴内に溜まって掃除が面倒になる問題もある。
また、サドルベースに多数の貫通孔を形成してサドルベースを弾性変形可能としたサドルが提案されている(特許文献2)。
しかし、サドルベースに多数の貫通孔を形成したサドルにあっては、長時間乗った場合、座骨部分における痛みの発生を十分に防ぐことができなかった。
しかし、サドルベースに多数の貫通孔を形成したサドルにあっては、長時間乗った場合、座骨部分における痛みの発生を十分に防ぐことができなかった。
本発明は前記の点に鑑みなされたものであって、サドルに長時間乗った場合に座骨部分の痛みの発生を防ぐことができ、しかも着座時の違和感が少なく、かつ美観が良好であって、表面に雨水が溜まるおそれが無い二輪車用サドルの提供を目的とする。
請求項1の発明は、サドルベースの上にクッション体が載置されて該クッション体の表面が表皮材で覆われた二輪車用サドルにおいて、前記クッション体は座骨によって押圧される部位が、周囲の他の部位よりも硬度が低い材質からなることを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1において、前記クッション体はポリウレタンフォームからなり、前記座骨で押圧される部位が周囲の他の部位のポリウレタンフォームよりも硬度が低いポリウレタンフォームからなることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1において、前記クッション体は、前記座骨で押圧される部位が周囲の他の部位よりも硬度が低いゲル状弾性材からなることを特徴とする。
請求項4の発明は、サドルベースの上にクッション体が載置されて該クッション体の表面が表皮材で覆われた二輪車用サドルにおいて、前記クッション体は座骨によって押圧される部位が、該部位に形成された上下方向の複数の穴により周囲の他の部位よりも硬度が低くされていることを特徴とする。
本発明によれば、クッション体において座骨によって押圧される部位が、周囲の他の部位よりも硬度が低くなっているため、サドルに乗った場合に座骨を覆う筋肉部分の圧迫が少なくなり、長時間サドルに乗っても座骨部分に痛みを生じるのを防ぐことができる。しかもサドルの表面に穴や凹部が露出していないため、着座時の違和感が無くあるいは少なく、かつ美観が良好であって、雨水が溜まるおそれがない。
以下、本発明の実施形態に係る二輪車用サドルについて、図面を用いて説明する。図1及び図2に示す実施形態の二輪車用サドル10は、自転車用のサドルであり、サドルベース11上にクッション体21が載置され、該クッション体21の表面が表皮材31で覆われている。前記サドル10の形状は、前部側の幅が細く、後部側の幅が幅広となった略三角形状をしている。なお、本発明の二輪車用サドルは、自転車用に限られず、オートバイ等のサドルにも適用可能である。
サドルベース11は、クッション体21を支持可能な硬質合成樹脂あるいは繊維強化樹脂などで構成されている。前記サドルベース11は、前部側が細く、後部側が幅広の略三角形状の板状からなる。前記サドルベース11の下面側には、サドル10を自転車のサドル支柱のサドルクランプに固定するためのサドルレール(図示せず)が、前後方向に取り付けられている。前記サドルレールは、金属または繊維強化樹脂の棒または中空の管等からなる公知のものであって、舟線とも呼ばれ、前記サドルベース11の下面の左右に略平行に2本取り付けられている。なお、前記サドルベース11の下面にはコイルばねなどのばねを設ける場合もある。
クッション体21は、合成樹脂発泡体等の弾性材からなる。クッション体21を構成する弾性材としては、特に軽量性、耐久性等の点からポリウレタンフォームが好適である。前記クッション体21は、図3に示すように、前記サドルベース11の形状に合わせて前部側の幅が細く、後部側の幅が広くされた略三角形状をした所定厚みのものからなる。前記クッション体21の後部側における座骨で押圧される部位22は、周囲の他の部位よりも硬度が低い材質の部材23で構成されている。座骨で押圧される部位22は、前記サドルに正しく乗った場合に、座骨が当たる部位であり、クッション体21の後部の幅広部分における左右のそれぞれ略中央部である。図示の例では、前記クッション体21における座骨で押圧される部位22は、前後に長い楕円形で囲まれる部分となっている。なお、大人の一般的な座骨幅は75〜100mmと言われている。また、前記クッション体21における座骨で押圧される部位22を構成する前記硬度が低い材質の部材23は、図2に示すようにクッション体21の上面から途中の深さまでの範囲に限られず、前記クッション体21の上面から下面に至る部分を貫通して設けてもよい。
前記クッション体21の硬度は、アスカC型硬度計によりJIS K 7312に基づいて測定される。そして、前記クッション体21の硬度は、座骨で押圧される部位22を構成する部材23の硬度をアスカC硬度4〜16とし、他の部位の硬度をアスカC硬度20〜24とするのが、臀部の支持及び座骨部分の痛み防止の点でより好ましい。前記座骨で押圧される部位22を構成する部材23の材質としては、弾性材が好ましく、弾性材としては特にポリウレタンフォームあるいはゲル状弾性材が好ましい。前記クッション体21において、座骨で押圧される部位22及びそれ以外の部位の両方をポリウレタンフォームとする場合には、前記座骨で押圧される部位22を他部のポリウレタンフォームよりも硬度の低いポリウレタンフォームからなる部材23とする。また、前記ゲル状弾性材としては、ポリウレタンゲル、シリコーンゲル、ポリスチレンゲル、ポリエステルゲル等を挙げることができる。なお、前記ゲル状弾性材は、フォーム状のもの、あるいは不定形のものの何れでもよい。
前記座骨で押圧される部位22を構成する部材23と周囲の他の部分との一体化は、前記クッション体21における座骨で押圧される部位22に凹部や穴を形成して該凹部や穴に前記部材23を埋設することによって行ってもよいが、クッション体21の成形型内に前記部材23をセットし、その後にクッション体の成形原料(例えばポリウレタン原料)を成形型内に注入して部材23と一体にクッション体21を成形する一体成形によって行うのが作業性及び一体性の点で好ましい。
表皮材31は、前記クッション体21の表面保護及びクッション体21への雨水侵入阻止等のため、皮革あるいは合成皮革等で構成される。
図4及び図5に示す他の実施形態の二輪車用サドル10Aは、図6にも示すように、クッション体21Aにおける座骨で押圧される部位22Aに、上下方向の複数の穴23Aを形成することによって、座骨で押圧される部位22Aを周囲の他部よりも硬度を低くしたものである。前記二輪車用サドル10Aにおける他の構成については、図1及び図2に示した二輪車用サドル10や図3に示したクッション体21と同様である。なお、符号11Aはサドルベース、31Aは表皮材である。
前記複数の穴23Aの径、個数、深さは、前記座骨で押圧される部位22Aの硬度がアスカC硬度で13程度となるように決定されるのが好ましい。特に、前記穴23Aの直径は5〜20mm、個数は10〜20個、深さは10mm以上で決定されるのがより好ましい。また、前記穴23Aは、図5のように、前記クッション体21Aの上面から途中の深さまでの有底のものに限られず、前記クッション体21Aの上面から下面まで貫通したものでもよい。なお、他の部位の硬度は、アスカC硬度20〜24とするのが好ましい。
前記二輪車用サドル10,10Aは、前記クッション体21,21Aにおける座骨で押圧される部位22,22Aが、周囲の他の部位よりも硬度が低くなっているため、前記サドル10,10Aに乗った場合に座骨を覆う筋肉部分に加わる圧迫が少なくなり、長時間サドルに乗っても座骨部分に痛みを生じるのを防ぐことができる。しかもサドル10,10Aの表面が表皮材31,31Aで覆われ、サドル10,10Aの表面に穴や凹部が露出していないため、着座時に座骨と当接する部分で違和感が無くあるいは少なく、かつ美観が良好であり、雨水がサドル表面に溜まるおそれもない。特に、図1及び図2に示したサドル10は、クッション体21が、座骨で押圧される部位22の表面に穴や凹部の存在しないものであるため、着座時に違和感の発生をより確実に防ぐことができる。
・第1実施例
図7に示す後部側の幅aが150mm、全長bが270mm、後部における左右中央の厚み(図2に示すc)が30mmからなる略三角形のクッション体21をアスカC硬度22のポリウレタンフォームで形成し、そのクッション体21における座骨で押圧される部位22にアスカC硬度16のメカニカル発泡によるポリウレタンフォームからなる部材23((株)イノアックコーポレーション製、品名:ポロンSR−S−24P)を、前記一体成形によりクッション体21の上面から深さ10mmの範囲で埋設した。前記クッション体21における座骨で押圧される部位22は、クッション体21の後端からの距離dが50mm、中心から左右の距離eが45mmの位置を中心とする長径80mm、短径40mmの楕円形部分である。このクッション体を硬質合成樹脂製のサドルベースの上に接着し、クッション体の表面を合成皮革製の表皮材で覆って第1実施例のサドルを形成した。
・第2実施例
第1実施例のクッション体における座骨で押圧される部位22に、ウレタンゲルからなるアスカC硬度4のゲル状弾性材の部材23を埋設し、それ以外は第1実施例と同様にして第2実施例のサドルを形成した。
・第3実施例
第1実施例のクッション体における座骨で押圧される部位22に、前記部材23に代えて直径10mm、深さ30mmの穴を14個形成し、それ以外は第1実施例と同様にして第3実施例のサドルを形成した。なお、第3実施例のクッション体について、座骨で押圧される部位のアスカC硬度と他の部位のアスカC硬度を測定した。測定位置は、図6に示すように、座骨で押圧される部位22AについてはK1位置、他の部位についてはK2位置とした。測定結果は、座骨で押圧される部位22AのアスカC硬度の値(K1位置のアスカC硬度の値)は13、他の部位のアスカC硬度の値(K2位置のアスカC硬度の値)は20であった。
・比較例
第1実施例のクッション体を、前記硬度の低いポリウレタンフォームからなる部材23が存在しない構成としてクッション体全体を均一の硬度とし、それ以外は第1実施例と同様にして比較例のサドルを形成した。
図7に示す後部側の幅aが150mm、全長bが270mm、後部における左右中央の厚み(図2に示すc)が30mmからなる略三角形のクッション体21をアスカC硬度22のポリウレタンフォームで形成し、そのクッション体21における座骨で押圧される部位22にアスカC硬度16のメカニカル発泡によるポリウレタンフォームからなる部材23((株)イノアックコーポレーション製、品名:ポロンSR−S−24P)を、前記一体成形によりクッション体21の上面から深さ10mmの範囲で埋設した。前記クッション体21における座骨で押圧される部位22は、クッション体21の後端からの距離dが50mm、中心から左右の距離eが45mmの位置を中心とする長径80mm、短径40mmの楕円形部分である。このクッション体を硬質合成樹脂製のサドルベースの上に接着し、クッション体の表面を合成皮革製の表皮材で覆って第1実施例のサドルを形成した。
・第2実施例
第1実施例のクッション体における座骨で押圧される部位22に、ウレタンゲルからなるアスカC硬度4のゲル状弾性材の部材23を埋設し、それ以外は第1実施例と同様にして第2実施例のサドルを形成した。
・第3実施例
第1実施例のクッション体における座骨で押圧される部位22に、前記部材23に代えて直径10mm、深さ30mmの穴を14個形成し、それ以外は第1実施例と同様にして第3実施例のサドルを形成した。なお、第3実施例のクッション体について、座骨で押圧される部位のアスカC硬度と他の部位のアスカC硬度を測定した。測定位置は、図6に示すように、座骨で押圧される部位22AについてはK1位置、他の部位についてはK2位置とした。測定結果は、座骨で押圧される部位22AのアスカC硬度の値(K1位置のアスカC硬度の値)は13、他の部位のアスカC硬度の値(K2位置のアスカC硬度の値)は20であった。
・比較例
第1実施例のクッション体を、前記硬度の低いポリウレタンフォームからなる部材23が存在しない構成としてクッション体全体を均一の硬度とし、それ以外は第1実施例と同様にして比較例のサドルを形成した。
第1〜第3実施例のサドル及び比較例のサドルを、それぞれ27インチの自転車のサドル支柱に取り付けて、体重60kgの人が試乗し、サドルに乗った際の違和感、所定時間乗った場合に座骨部分の痛みの発生有無について確認した。その結果、第1〜第3実施例及び比較例のサドルは、何れもサドルに乗った際に座骨と当接する部分で違和感がないものであった。また、第1〜第3実施例のサドルは、1時間乗った際にも座骨部分に痛みを感じなかったのに対し、比較例のサドルは1時間乗っただけで座骨部分に痛みを感じた。このように、実施例のサドルは、サドルに乗った際の違和感が無く、かつ長時間乗った場合に座骨部分の痛みを防止することができるものである。
10,10A 二輪車用サドル
11,11A サドルベース
21,21A クッション体
22,22A 座骨で押圧される部位
23 周囲の他の部位よりも硬度が低い材質の部材
23A 穴
31,31A 表皮材
11,11A サドルベース
21,21A クッション体
22,22A 座骨で押圧される部位
23 周囲の他の部位よりも硬度が低い材質の部材
23A 穴
31,31A 表皮材
Claims (4)
- サドルベースの上にクッション体が載置されて該クッション体の表面が表皮材で覆われた二輪車用サドルにおいて、
前記クッション体は座骨によって押圧される部位が、周囲の他の部位よりも硬度が低い材質の部材からなることを特徴とする二輪車用サドル。 - 前記クッション体はポリウレタンフォームからなり、前記座骨で押圧される部位が周囲の他の部位のポリウレタンフォームよりも硬度が低いポリウレタンフォームからなることを特徴とする請求項1に記載の二輪車用サドル。
- 前記クッション体は、前記座骨で押圧される部位が周囲の他の部位よりも硬度が低いゲル状弾性材からなることを特徴とする請求項1に記載の二輪車用サドル。
- サドルベースの上にクッション体が載置されて該クッション体の表面が表皮材で覆われた二輪車用サドルにおいて、
前記クッション体は座骨によって押圧される部位が、該部位に形成された上下方向の複数の穴により周囲の他の部位よりも硬度が低くされていることを特徴とする二輪車用サドル。
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JP2010003641A JP2011143734A (ja) | 2010-01-12 | 2010-01-12 | 二輪車用サドル |
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JP2010003641A JP2011143734A (ja) | 2010-01-12 | 2010-01-12 | 二輪車用サドル |
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