JP2011142540A - 映像情報出力装置及び映像再生装置特定方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】映像再生装置から通知される設定情報によらず映像再生装置を特定することができる映像情報出力装置及び映像再生装置特定方法を提供すること
【解決手段】本発明にかかる映像情報出力装置10は、映像情報を映像再生装置20へ出力する。映像情報出力装置10と映像再生装置20とが接続された際に生じる第1の固有信号パターンを抽出する信号パターン抽出部13と、映像再生装置20に対応づけられる第2の固有信号パターンを複数格納する格納部12と、第1の固有信号パターンと第2の固有信号パターンとを比較し、映像情報出力装置10に接続されている映像再生装置を特定する信号パターン比較部14と、第1の固有信号パターンに一致する第2の固有信号パターンに対応付けられた映像再生装置20の設定情報を特定する設定情報特定部15と、を備えるものである。
【選択図】図1

Description

本発明は映像情報出力装置及び映像再生装置特定方法に関し、特に接続時に接続先装置を特定する映像情報出力装置及び映像再生装置特定方法に関する。
近年デジタルAV(Audio & Visual)機器同士の接続は、HDMI(High Definition Multimedia Interface)ケーブルを用いることが主流と成っている。HDMIケーブルを流れるデジタルAVデータは、著作権保護のためHDCP(High bandwidth Digital Content Protection)制御により暗号化される。また、AV機器同士は、HDCP制御により相互接続認証される。これにより、デジタルAVデータの使用に関して、不正使用の防止を実現している。これらHDMIケーブルによるデジタルAVデータの情報伝達制御と、HDCP制御による暗号化および相互接続認証とについては、それぞれ規格により制御方法が定められている。
上述した規格においては、機能を実現する上である程度の自由度が認められている。それ故、接続機器同士の設計によっては、お互いに規格に則っていても接続できない、または接続が不安定となることがある。これを回避するために、DVD(Digital Versatile Disk)プレーヤー等の送信機器側は、テレビジョン装置等の受信機器側が持つEDID(Extended Display Identification Data)という表示識別データを予め読出し、さらに、受信機器の固有機器名及び種別等を判断する。これにより、送信機器側は、受信機器に適したパラメータ設定を行うことにより確実にHDCP認証制御を実行し、かつ、受信機器と安定して接続できる。
特許文献1には、送信機装置がEDIDデータを取得するための構成が開示されている。図5において、送信装置100と受信装置200とは、HDMIケーブルを介して接続され、TMDS方式のシリアル伝送により、データの送受信を実行している。送信制御部120と受信制御部220と、受信側情報メモリ230とは、HDMIケーブルにおける低速バス(DDC(Display Data Channel)バス)300により接続されている。送信制御部120は、低速バス300を介して、受信側情報メモリ230に格納されているEDID情報を取得する。EDID情報により、受信装置において表示可能な解像度情報等を特定することができる。HDMI送信部110は、HDMIケーブルを介して、ビデオデータ、オーディオデータ等をHDMI受信部210へ送信する。HDMI送信部110は、あらかじめ取得したEDID情報を用いて、ビデオデータ等を変換してHDMI受信部210へ送信する。
特許文献2には、送信機器の電源がオフされた場合においても、接続されているAV機器との認証済み情報を記憶する手段を設ける構成が開示されている。これにより、電源がオンされた時に、記憶手段に記憶された認証済み情報を用いることができる。これにより、送信機器の電源をオフしてから再度オンする場合に要する起動時間を短縮することができる。
特開2008−258697号公報 特開2009−135803号公報
しかし、特許文献1における送信機器は、受信機器が持つEDIDデータの読み出しに失敗した場合や受信機器がEDIDデータを保持もしくは設定していない場合、受信機器の機種等を特定することができない。そのため、送信機器は、受信機器におけるデータ再生に適したパラメータ設定を行うことができない。さらに、送信機器がEDIDデータを取得できない状態においてHDMIケーブルを用いてAV機器同士を接続した場合に、接続状態が不安定となる問題がある。特許文献2にも、このような問題に対する解決法は記載されていない。
本発明の第1の態様にかかる映像情報出力装置は、映像情報を映像再生装置へ出力する映像情報出力装置であって、前記映像情報出力装置と前記映像再生装置とが接続された際に生じる第1の固有信号パターンを抽出する信号パターン抽出部と、映像再生装置に対応づけられる第2の固有信号パターンを複数格納する格納部と、前記第1の固有信号パターンと前記第2の固有信号パターンとを比較し、前記映像情報出力装置に接続されている映像再生装置を特定する信号パターン比較部と、前記第1の固有信号パターンに一致する前記第2の固有信号パターンに対応付けられた映像再生装置の設定情報を特定する設定情報特定部と、を備えるものである。
このような映像情報出力装置を用いることにより、映像再生装置から識別情報を取得することなく当該映像再生装置を特定し、当該映像再生装置において再生するために必要な設定情報を特定することができる。
本発明の第2の態様にかかる映像再生装置特定方法は、映像情報を送信する映像情報出力装置に接続されている映像再生装置を特定する映像再生装置特定方法であって、前記映像情報出力装置と前記映像再生装置とが接続された際に生じる第1の固有信号パターンを抽出し、前記第1の固有信号パターンと、映像再生装置に対応づけられる第2の固有信号パターンを複数格納している格納部における当該第2の固有信号パターンとを比較し、前記比較した結果に基づいて前記映像情報出力装置に接続されている映像再生装置を特定し、前記第1の固有信号パターンに一致する前記第2の固有信号パターンに対応付けられた映像再生装置の設定情報を特定する設定情報特定部と、を備えるものである。
このような映像再生装置特定方法を用いることにより、映像再生装置から識別情報を取得することなく当該映像再生装置を特定し、当該映像再生装置において再生するために必要な設定情報を特定することができる。
本発明により、映像再生装置から通知される設定情報によらず映像再生装置を特定することができる映像情報出力装置及び映像再生装置特定方法を提供することができる。
実施の形態1にかかる映像情報出力装置及び映像再生装置の構成図である。 実施の形態1にかかる固有信号パターンの認識方法の図である。 実施の形態1にかかる映像再生装置の特定に関する処理の流れの図である。 実施の形態2にかかる固有信号パターンの認識方法の図である。 特許文献1における送信機器と受信機器との構成図である。
(実施の形態1)
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1を用いて本発明の実施の形態1にかかる映像情報出力装置及び映像再生装置の構成例について説明する。映像情報出力装置10と映像再生装置20とは、HDMIケーブル30を介して接続される。映像情報出力装置10は、HDMI送信部11と、信号パターン格納部12と、信号パターン抽出部13と、信号パターン比較部14と、設定情報特定部15と、認証部16と、情報取得部17と、を備えている。映像再生装置20は、HDMI受信部21と、EDIDデータ格納部22と、HDMI/HDCP制御部23と、表示部24と、を備えている。
次に、映像再生装置20の構成について説明する。HDMI受信部21は、HDMI送信部11から送信される映像情報を受信する。HDMI受信部21が受信した映像情報は、表示部24において再生される。
EDIDデータ格納部22は、映像再生装置20のEDIDデータを格納している。EDIDデータには、映像再生装置20において再生可能な解像度情報や、同期周波数の情報、ピクセルクロックに関する情報等が含まれる。
HDMI/HDCP制御部23は、HPD(Hot Plug Detect)信号を、DDCバス31を介して映像情報出力装置10へ出力する。HPD信号は、映像情報出力装置10と映像再生装置20とがHDMIケーブルによって接続されているかどうかを示す信号である。さらに、HDMI/HDCP制御部23は、EDIDデータ格納部22からEDIDデータを取得し、DDCバス31を介して映像情報出力装置10へ出力する。
次に、映像情報出力装置10の構成について説明する。
信号パターン抽出部13は、映像再生装置20内のHDMI/HDCP制御部23とDDCバス31を介して接続されている。信号パターン抽出部13は、映像情報出力装置10と映像再生装置20とが接続された際に生じる固有の信号パターンを、DDCバス31を介して抽出する。固有の信号パターンは、映像情報出力装置10と映像再生装置20とを接続した際に、接続状態をオン及びオフ信号にて示す信号の変動パターンである。DDCバス31を介して抽出する固有の信号パターンの一例が、上述のHPD信号である。
映像再生装置におけるHPD信号の生成及び出力に至る処理は、標準化された処理ではなく、映像再生装置毎に異なる。このように映像再生装置毎に異なる内部処理に起因して、映像情報出力装置が取得するHPD信号の信号パターンも映像再生装置毎に異なる。具体的には、HPD信号において映像情報出力装置と映像再生装置との接続状態を示すオン状態が安定化するまでの信号パターンが、映像再生装置ごとに異なる。これにより、HPD信号の信号パターンは、映像再生装置毎に固有となる。
また、固有の信号パターンは、HDMI送信部11から通知されるRSEN(Receiver Sense)信号であってもよい。RSEN信号は、映像再生装置20が電源投入状態にあるか否か、を示す信号である。
映像再生装置20の電源が投入された後に実行される映像再生装置20のハードウェア又はソフトウェア等の起動処理は、映像再生装置毎に異なる。このように映像再生装置毎の起動処理における異なる内部処理に起因して、映像情報出力装置と映像再生装置20との間に設定されるTMDSチャンネルの状態変化等も映像再生装置毎に異なる。そのため、HDMI送信部11において生成されるRSEN信号の信号パターンも映像再生装置毎に異なる。具体的には、RSEN信号において映像再生装置の電源投入状態を示すオン状態が安定化するまでの信号パターンが、映像再生装置毎に異なる。これにより、RSEN信号の信号パターンは、映像再生装置毎に固有となる。
信号パターン格納部12は、複数の映像再生装置それぞれが有する固有の信号パターンを格納する。信号パターン格納部12は、映像再生装置とその映像再生装置の固有の信号パターンとを対応付けて記憶している。例えば、固有の信号パターンは、映像再生装置の製品名又は型番と対応付けられる。固有の信号パターンは、予め複数の映像再生装置と映像情報出力装置との接続試験等を実施し、それにより得られた信号パターンを、信号パターン格納部12へ格納してもよい。もしくは、映像情報出力装置が映像再生装置と接続されるたびに取得する信号パターンを信号パターン格納部12へ格納してもよい。また、信号パターン格納部12は、映像情報出力装置10内のメモリに設けられてもよく、映像情報出力装置10の外部に設ける外部記憶装置であってもよい。
信号パターン比較部14は、信号パターン抽出部13によって抽出された信号パターンと(以下、「抽出信号パターン」という)、信号パターン格納部12に格納されている信号パターンと(以下、「参照信号パターン」という)を比較する。抽出信号パターンに一致する参照信号パターンが、信号パターン格納部12に格納されている場合、信号パターン比較部14は、接続されている映像再生装置20を特定することができる。信号パターン比較部14は、特定した映像再生装置20の情報を設定情報特定部15へ出力する。
設定情報特定部15は、信号パターン比較部14から入力された映像再生装置20に対応する設定情報を特定する。設定情報は、映像情報出力装置10に接続された映像再生装置20において映像を再生するために必要な情報とHDCP制御において相互認証等に必要な情報とを含む。たとえば、設定情報は、映像再生装置20において再生可能な解像度情報や、同期周波数の情報、ピクセルクロックに関する情報等が設定情報に含まれる。設定情報特定部15が、映像再生装置と、その映像再生装置における設定情報とを関連付けたデータベースを保持してもよく、映像情報出力装置10内の他のメモリもしくは外部装置が当該データベースを保持してもよい。設定情報特定部15は、特定した設定情報をHDMI送信部11へ出力する。また、情報取得部17は、DDCバス31を介してHDMI/HDCP制御部23より、EDIDデータを取得する。設定情報特定部15は、情報取得部17がHDMI/HDCP制御部23から取得するEDIDデータを用いて、設定情報を特定してもよい。
認証部16は、設定情報特定部15において特定された設定情報を用い、DDCバス31を介してHDCP制御による相互接続認証を実行する。
HDMI送信部11は、DVD等の記録媒体(図示しない)から読み出した映像情報を、設定情報特定部15から入力された設定情報に基づいて変換し、映像再生装置20内のHDMI受信部21へ送信する。HDMI送信部11とHDMI受信部21との間は、TMDS方式によりデータの送受信が行われる。TMDS方式は、RGBの3種類の色信号とクロック周波数の同期信号にそれぞれチャンネルを割り当て、データの送受信を行う方式である。RGBの3種類の色信号に割り当てられるチャンネルは、TMDSチャンネル0〜2であり、クロック周波数の同期信号に割り当てられるチャンネルは、TMDSクロックチャンネルである。
また、HDMI送信部11は、TDMSチャンネルが正常に動作しているか否かを判断することにより、映像再生装置20が電源投入状態であるか否かを示すRSEN信号を信号パターン抽出部13へ出力する。
続いて、図2を用いて本発明の実施の形態1にかかる固有信号パターンの認識方法について説明する。図2には、RSEN信号とHPD信号との信号パターンが示されている。RSEN信号とHPD信号とは、オン状態とオフ状態の2つの状態を取り得る。RSEN信号とHPD信号とが、ともにオン状態により安定している期間を安定期間とする。また、RSEN信号とHPD信号とが、オン状態とオフ状態とを繰り返す期間を信号パターン認識期間とする。信号パターン認識期間は、RSEN信号とHPD信号とが、ともにオン状態となった時から開始される。RSEN信号とHPD信号とは、信号パターン認識期間を経て安定期間へ遷移する。
信号パターン抽出部13は、信号パターン認識期間が開始されると、予め設定されたタイミング毎にRSEN信号とHPD信号との信号レベルを取得するためのサンプリング用タイマを起動させる。信号パターン抽出部13は、サンプリング用タイマに設定した時間が経過するごとに、HPD信号とRSEN信号の信号レベルを取得する。たとえば、あるタイミングにおいてRSEN信号とHPD信号とが共にオン状態である場合には、「1、1」とする信号レベルを取得する。RSEN信号とHPD信号とが共にオフ状態である場合には、「0、0」とする信号レベルを取得する。RSEN信号がオン状態であり、HPD信号がオフ状態である場合には、「1、0」とする信号レベルを取得する。
信号パターン認識期間内において各タイミングにおける信号レベルは、映像再生装置20に関する認識パターン(抽出信号パターン)データとして信号パターン抽出部13に記録される。信号パターン抽出部13は、記録した抽出信号パターンデータを信号パターン比較部14へ出力する。もしくは、信号パターン抽出部13は、信号レベルを取得する毎に信号パターン比較部14へ信号レベルを出力してもよい。信号パターン比較部14は、信号パターン抽出部13から取得した抽出信号パターンデータと、信号パターン格納部12に格納されている参照信号パターンとを比較する。
続いて、図3を用いて本発明の実施の形態1にかかる映像再生装置の特定に関する処理の流れについて説明する。はじめに、信号パターン抽出部13は、HDCP認証制御可能条件が成立しているか否かを判定する(S11)。RSEN信号及びHPD信号が共にオン状態を示している場合に、HDCP認証制御可能条件が成立していると判定する。HDCP認証制御可能条件が成立していない場合、再度ステップS11の処理を実行する。HDCP認証制御可能条件が成立している場合、信号パターン抽出部13は、HPD信号及びRSEN信号の信号パターン認識処理を開始する(S12)。信号パターン抽出部13は、HPD信号及びRSEN信号の信号レベルを取得し、映像再生装置20に関する抽出信号パターンデータを生成する。
次に、信号パターン抽出部13は、HPD信号及びRSEN信号が安定状態に遷移しているか否かを判定する(S13)。HPD信号及びRSEN信号が安定状態に遷移しているか否かは、例えば、HPD信号及びRSEN信号が共にオン状態となる信号レベルを一定回数以上連続して取得した場合に安定状態に遷移していると判定してもよい。もしくは、信号パターン認識期間の始まりから一定時間が経過している場合は安定状態に遷移していると判定してもよい。この場合、一定時間とは、一般的に安定状態に遷移するであろうと想定される時間を超える十分に長い時間を設定する必要がある。信号パターン抽出部13は、HPD信号及びRSEN信号が安定状態に遷移していないと判定した場合、再度ステップS13の処理を実行する。信号パターン抽出部13は、HPD信号及びRSEN信号が安定状態に遷移していると判定した場合、HPD信号及びRSEN信号の信号パターン認識処理を終了する(S14)。
次に、信号パターン比較部14は、信号パターン格納部12に格納されている参照信号パターンデータと、信号パターン抽出部13において抽出された抽出信号パターンデータとを比較する(S15)。参照信号パターンの中に、抽出信号パターンデータと一致する信号パターンがある場合、信号パターン比較部14は、一致した信号パターンに対応付けられている映像再生装置の情報から、接続されている映像再生装置を特定することができる(S17)。参照信号パターンの中に、抽出信号パターンデータと一致する信号パターンがない場合、抽出信号パターンデータを信号パターン格納部12へ登録する(S18)。
ステップS18の後、設定情報特定部15は、映像再生装置20からEDIDデータを取得しているかを判定する(S19)。EDIDデータを取得している場合、EDIDデータに設定されている情報から、接続されている映像再生装置を特定する(S20)。ステップS17もしくはステップS20において、接続されている映像再生装置を特定した場合、HDMI送信部11は、特定された映像再生装置に対応したパラメータを用いてデータの送信を行う(S21)。これにより、最適条件に設定されたデータを用いて映像再生装置20において再生をすることができる。ステップS19において、設定情報特定部15は、EDIDデータを取得していないと判定した場合、接続されている映像再生装置とはHDMIケーブルによる接続はできないとして処理を終了する(S22)。また、ステップS22において、接続はできないと判断するのではなく、あらかじめ定めた解像度情報等により映像情報を設定して映像再生装置20へ送信してもよい。
以上説明したように、本発明の実施の形態1にかかる映像情報出力装置及び映像再生装置を用いることにより、映像情報出力装置と映像再生装置とを接続した場合に生じる固有の信号パターンを抽出することができる。これにより、映像情報出力装置はEDIDデータを用いることなく、接続されている映像再生装置を特定することができる。
HPD信号もしくはRSEN信号の信号パターンは、映像再生装置の設定に依存するEDIDデータ等と異なり、必ず発生する。つまり、EDIDデータもしくは、その他識別情報等は、映像再生装置を製造等する時に、もしくは装置運用時に設定されなければ映像情報出力装置は、それらの情報を取得することはできない。これに対して、HPD信号は、映像情報出力装置と映像再生装置20との間においてHDCP制御を実行するために必須の信号である。また、RSEN信号は、映像情報出力装置内部で発生させる信号である。そのため、HPD信号及びRSEN信号における信号パターンは、映像再生装置の設定等によらず必ず取得することができる。そのため、固有の信号パターンを用いることにより、映像再生装置の設定等に依存せずに、接続装置を特定することができる。
(実施の形態2)
続いて、図4を用いて本発明の実施の形態2にかかる固有信号パターンの認識方法について説明する。図4には、図2と同様に、RSEN信号とHPD信号との信号パターンが示されている。また、信号パターン認識期間と安定期間に関しても、図2と同様であるため説明を省略する。
信号パターン抽出部13は、RSEN信号とHPD信号とが共にオン状態になった時点を信号パターン認識開始時期として、RSEN信号用タイマ(A)と、HPD信号用タイマ(B)とをスタートさせる。
信号パターン抽出部13は、立下がりエッジもしくは立上がりエッジ割り込み発生を検知した場合、信号名と、信号レベルと、信号レベル継続時間と、を認識パターンデータとして記録する。信号名は、RSEN信号であれば「R」とし、HPD信号であれば「H」とする。信号レベルは、立下がりエッジ割り込み発生を検知した場合「1」とし、立上がりエッジ割り込み発生を検知した場合「0」とする。信号レベル継続時間は、RSEN信号に関する時間であれば「A〜」とし、HPD信号に関する時間であれば「B〜」とする。
信号パターン抽出部13は、RSEN信号の立下がりエッジ割り込み発生を、信号パターン認識開始時期からA1msec後に検知した場合、「R−1−A1」を認識パターンデータとして記録する。この時RSEN信号用タイマ(A)をリセットし、再度スタートさせる。RSEN信号用タイマ(A)を再スタートしてからA2msec後にRSEN信号の立上がりエッジ割り込み発生を検知した場合、「R−0−A2」を認識パターンデータとして記録する。この時RSEN信号用タイマ(A)をリセットし、再度スタートさせる。
また、信号パターン抽出部13は、HPD信号の立下がりエッジ割り込み発生を、信号パターン認識開始時期からB1msec後に検知した場合、「H−1−B1」を認識パターンデータとして記録する。この時、HPD信号用タイマ(B)をリセットし、再度スタートさせる。HPD信号用タイマ(B)を再スタートしてからB2msec後にHPD信号の立上がりエッジ割り込み発生を検知した場合、「H−0−B2」を認識パターンデータとして記録する。この時、HPD信号用タイマ(B)をリセットし、再度スタートさせる。信号パターン抽出部13は、安定状態を検出した場合の認識パターンデータを記録し、信号パターン認識処理を終了する。図4においては、安定状態を検出した場合の認識パターンデータは、「R−1−A3msec」と「H−1−B5msec」とを記録している。
以上説明したように、本発明の実施の形態2にかかる固有信号パターンの認識方法を用いることにより、実施の形態1と比較して、認識パターンデータの取得頻度を減少させて、固有信号パターンを認識することができる。これにより、信号パターン抽出部13における処理負荷を軽減させることができる。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。
10 映像情報出力装置
11 HDMI送信部
12 信号パターン格納部
13 信号パターン抽出部
14 信号パターン比較部
15 設定情報特定部
16 認証部
17 情報取得部
20 映像再生装置
21 HDMI受信部
22 EDIDデータ格納部
23 HDMI/HDCP制御部
24 表示部
30 HDMIケーブル
31 DDCバス

Claims (8)

  1. 映像情報を映像再生装置へ出力する映像情報出力装置であって、
    前記映像情報出力装置と前記映像再生装置とが接続された際に生じる第1の固有信号パターンを抽出する信号パターン抽出部と、
    映像再生装置に対応づけられる第2の固有信号パターンを複数格納する格納部と、
    前記第1の固有信号パターンと前記第2の固有信号パターンとを比較し、前記映像情報出力装置に接続されている映像再生装置を特定する信号パターン比較部と、
    前記第1の固有信号パターンに一致する前記第2の固有信号パターンに対応付けられた映像再生装置の設定情報を特定する設定情報特定部と、を備える映像情報出力装置。
  2. 前記第1の固有信号パターンは、前記映像情報出力装置と前記映像再生装置とが接続された際に当該映像再生装置から通知される信号のレベル変動を含む、請求項1記載の映像情報出力装置。
  3. 前記第1の固有信号パターンが、前記複数の第2の固有信号パターンのうちいずれの信号パターンとも一致しない場合、
    前記信号パターン比較部は、前記第1の固有信号パターンを前記信号パターン格納部へ格納する、請求項1又は2に記載の映像情報出力装置。
  4. 前記第1の固有信号パターンは、前記映像情報出力装置と前記映像再生装置とがHDMIケーブルによって接続されている状態か否かを示すHPD信号と、前記映像再生装置が電源投入状態であることを示すRSEN信号との変動の組み合わせである請求項1〜3のいずれか1項に記載の映像情報出力装置。
  5. 前記HPD信号と前記RSEN信号とは、
    オン状態とオフ状態とを繰り返す変動期間を経て、ともにオン状態に安定する安定期間へ遷移するものであり、
    前記第1の固有信号パターンは、前記変動期間におけるHPD信号と前記RSEN信号とのオン状態とオフ状態とを繰り返す動作パターンにより定まる、請求項4に記載の映像情報出力装置。
  6. 前記映像再生装置に映像情報を再生させる際に必要な設定情報を取得する情報取得部をさらに備え、
    前記設定情報特定部は、前記信号パターン比較部における比較結果に基づいて定まる設定情報と、前記情報取得部により取得された設定情報とのいずれかの設定情報を、前記映像情報を再生するために必要な設定情報として特定する請求項1〜5のいずれか1項に記載の映像情報出力装置。
  7. 前記設定情報特定部は、
    前記第1の固有信号パターンが、前記第2の固有信号パターンのうちいずれの信号パターンとも一致しない場合、前記情報取得部において取得された設定情報を用い、
    前記第1の固有の信号パターンが、前記第2の固有の信号パターンのうちいずれかの信号パターンと一致する場合、前記信号パターン比較部における比較結果に基づいて定まる設定情報を用いる、請求項6記載の映像情報出力装置。
  8. 映像情報を送信する映像情報出力装置に接続されている映像再生装置を特定する映像再生装置特定方法であって、
    前記映像情報出力装置と前記映像再生装置とが接続された際に生じる第1の固有信号パターンを抽出し、
    前記第1の固有信号パターンと、映像再生装置に対応づけられる第2の固有信号パターンを複数格納している格納部における当該第2の固有信号パターンとを比較し、
    前記比較した結果に基づいて前記映像情報出力装置に接続されている映像再生装置を特定し、
    前記第1の固有信号パターンに一致する前記第2の固有信号パターンに対応付けられた映像再生装置の設定情報を特定する設定情報特定部と、を備える映像再生装置特定方法。
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