JP2011142132A - 高電圧電源用冷却型タンク - Google Patents

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昌康 土井
Tatsuro Sato
達郎 佐藤
Tomoya Takayama
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Abstract

【課題】本発明の課題は、タンク内の高電圧発生トランス及び高電圧整流回路より発生する熱を効率よく放熱し、タンクの小型・軽量化に寄与することにある。
【解決手段】本発明は、高電圧発生トランス22及び高電圧整流回路23が内部に実装され、油が入れられるタンク21と、タンク21内の下部と給油パイプ27により連結されると共にタンク21内の上部と吸入パイプ28により連結され、給油パイプ27によりタンク21内の下部に油24を供給すると共に吸入パイプ28によりタンク21内の上部より油24を吸入してタンク21内の油24を循環する油ポンプ25と、油ポンプ25により給油パイプ27を介してタンク21内の下部に供給する油24を冷却する熱交換器26とを具備することを特徴とするものである。
【選択図】図1

Description

本発明は、高電圧発生トランス及び高電圧整流回路よりなる高電圧電源の発生する熱を油により効率よく冷却する高電圧電源用冷却型タンクに関するものである。
図2は従来の高電圧電源用冷却型タンクを示す構成説明図である。図2において、11はタンク、12は高電圧発生トランス、13は高電圧整流回路、14は油、15は水冷パイプ、16は水冷パイプの入口、17は水冷パイプの出口である。
図2に示すように、有底筒状のタンク11内には高電圧コンバータトランス等の高電圧発生トランス12及び高電圧整流ダイオード等の高電圧整流回路13が実装され、前記高電圧発生トランス12及び高電圧整流回路13の周囲には螺旋状の水冷パイプ15が設けられる。タンク11内には油14が充填される。
すなわち、従来の水冷却タイプの油入りタンク11は、油14の中に水冷パイプ15を通して、水冷パイプ15の中に冷却水を通して、油14を冷却するシステムがほとんどであった。
このシステムのように、高電圧コンバータトランス等の高電圧発生トランス12及び高電圧整流ダイオード等の高電圧整流回路13などの小型電子回路でヒートスポットが発生する構成においては、油タンク11内の自然対流に頼った排熱では冷却が困難であり、高電圧発生トランス12内の放熱面積や、高電圧整流回路13の熱抵抗低下の為のヒートシンク等の対策が必要となっていた。
このような熱対策のために、部品が大きくなり、耐電圧確保の為に、タンクケースとの距離が必要となり、装置が大型化し、油量も増えて、質量も大きくなる欠点があった。
特開2001-076939号公報
本発明の課題は、タンク内の高電圧発生トランス及び高電圧整流回路より発生する熱を効率よく放熱し、タンクの小型・軽量化に寄与することにある。
上記の課題を解決するために、本発明の高電圧電源用冷却型タンクは、高電圧発生トランス及び高電圧整流回路が内部に実装され、油が入れられるタンクと、前記タンク内の下部と給油パイプにより連結されると共に前記タンク内の上部と吸入パイプにより連結され、前記給油パイプにより前記タンク内の下部に油を供給すると共に前記吸入パイプにより前記タンク内の上部より油を吸入して前記タンク内の油を循環する油ポンプと、前記油ポンプにより前記給油パイプを介して前記タンク内の下部に供給する油を冷却する熱交換器とを具備することを特徴とするものである。
本発明はタンク内の高電圧発生トランス及び高電圧整流回路より発生する熱を効率よく放熱し、タンクの小型・軽量化に寄与する効果を奏する。
本発明の実施形態に係る高電圧電源用冷却型タンクを示す構成説明図である。 従来の高電圧電源用冷却型タンクを示す構成説明図である。
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。
図1は本発明の実施形態に係る高電圧電源用冷却型タンクを示す構成説明図である。図1において、21はタンク、22は高電圧発生トランス、23は高電圧整流回路、24は油、25は油ポンプ、26は熱交換器、27は給油パイプ、28は吸入パイプ、29は水冷パイプ、30は水冷パイプの入口、31は水冷パイプの出口である。
図1に示すように、有底筒状のタンク21の内部には高電圧コンバータトランス等の高電圧発生トランス22及び高電圧整流ダイオード等の高電圧整流回路23が実装され、タンク21の内部には油24が入れられる。
タンク21の内部下部には給油パイプ27の出口が配置され、給油パイプ27の入口は油ポンプ25に連結される。タンク21の内部上部には吸入パイプ28の入口が配置され、給油パイプ27の出口は油ポンプ25に連結される。
油ポンプ25には熱交換器26が設けられ、熱交換器26には水冷パイプ29が設けられる。水冷パイプ29は水冷パイプの入口30から冷却水が流入し、水冷パイプの出口31から冷却水が流出する。
すなわち、油ポンプ25は給油パイプ27によりタンク21内の下部に油24を供給すると共に吸入パイプ28によりタンク21内の上部より油24を吸入してタンク21内の油24を循環する。
熱交換器26は油ポンプ25により給油パイプ27を介してタンク21内の下部に供給する油24を冷却する。熱交換器26の中に水冷パイプ29を通し、水冷パイプ29の中に冷却水を通して、熱交換器26により油24を冷却する。
このように、タンク21内上部の自然対流により温度上昇した油24を、吸入パイプ28により取り込み、油ポンプ25と熱交換器26により油24を冷却する。
冷却された油24は、絶縁を考慮した絶縁パイプの給油パイプ27でタンク21内の下部まで導かれ、タンク21内の下部に放出される。タンク21内の下部に放出された冷却油24は高電圧発生トランス22及び高電圧整流回路23の下部に当てられる。
給油パイプ27及び吸入パイプ28で強制的に起こされる油24の対流により、高電圧発生トランス22及び高電圧整流回路23は冷却されて排熱効率は向上する。
尚、高電圧発生トランスは例えば数十kVを発生するインバータ電源として用いることができる。
以上のように、油ポンプ25を用いて、タンク21内のヒートスポットである、高電圧発生トランス22及び高電圧整流回路23に、強制的に冷却された油24を当てることにより、排熱を向上させることができる。
油ポンプ25の吸油口をタンク21内上部の温度上昇した油24を取り込む配置とし、冷却した油を給油する給油パイプ27を、絶縁を考慮した材質(絶縁パイプ等を使用)として、高電圧発生トランス22下部の低電部及び高電圧整流回路23の低圧部に当てて、タンク21内の上部に向かって油24を循環することにより、冷却性能を向上させることができる。
したがって、本発明の実施形態に係る高電圧電源用冷却型タンクは、従来の高電圧電源用冷却型タンクに比べて、熱交換性が向上し、高効率で冷却することができる。また、冷却も油循環のみとなり、構造がシンプルとなり、装置の小型化が図れ、油使用量も削減され、質量及びコストも低減が図れる。
なお、本発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
11…タンク、12…高電圧発生トランス、13…高電圧整流回路、14…油、15…水冷パイプ、16…水冷パイプの入口、17…水冷パイプの出口、21…タンク、22…高電圧発生トランス、23…高電圧整流回路、24…油、25…油ポンプ、26…熱交換器、27…給油パイプ、28…吸入パイプ、29…水冷パイプ、30…水冷パイプの入口、31…水冷パイプの出口。

Claims (1)

  1. 高電圧発生トランス及び高電圧整流回路が内部に実装され、油が入れられるタンクと、
    前記タンク内の下部と給油パイプにより連結されると共に前記タンク内の上部と吸入パイプにより連結され、前記給油パイプにより前記タンク内の下部に油を供給すると共に前記吸入パイプにより前記タンク内の上部より油を吸入して前記タンク内の油を循環する油ポンプと、
    前記油ポンプにより前記給油パイプを介して前記タンク内の下部に供給する油を冷却する熱交換器と
    を具備することを特徴とする高電圧電源用冷却型タンク。
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