JP2011142111A - コネクタ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】接合された第1および第2コネクタ部が容易に脱離することを確実に防止できるコネクタ装置、およびこのコネクタ装置を備えた遊技機を提供する。
【解決手段】両コネクタ部51,52が接合された状態で第1コネクタ部51のフック体511にコネクタロック53装着されることで、介挿部533が、ばね性を有し揺動自在に第1コネクタ部51に一体形成されたフック体511の操作部511bと第1コネクタ部51との間に形成される空間に挿入されて操作部511bの操作を不能にするため、操作部511bが操作されることによりフック体511が揺動して係止部511cの被係止部521への係止状態が解除されるのが確実に防止される。したがって、装着されたコネクタロック53を取り外さない限り、フック体511の係止部511cが被係止部521から外れて容易に両コネクタ部51,52が互いに脱離することを確実に防止できる。
【選択図】図2

Description

この発明は、第1コネクタ部と、該第1コネクタ部が接離自在に接合して電気的な導通状態を保持する第2コネクタ部とを備えるスロットマシンなどの遊技機に適用されるコネクタ装置に関する。
従来、接合時に、第1コネクタ部のハウジングに設けられたフック体の係止部を第2コネクタ部のハウジングに設けられた被係止部へ係止することで、接合された第1および第2コネクタ部の脱離が防止されたコネクタ装置が知られている。
例えば、特許文献1に記載のコネクタ装置では、第1コネクタ部のハウジングの外壁面に突出して形成された支持部により、一端に係止部を有し他端に操作部を有するフック体の中間部が支持されている。そして、この支持部を中心としてフック体がシーソー状に揺動変位することにより、フック体の係止部が第2コネクタ部のハウジングの外側面に突出形成された被係止部に係止して第1および第2コネクタ部の脱離が防止される。また、操作部を指で押してフック体を揺動変位させることで当該操作部の反対側に位置する係止部が持ちあがり、当該係止部の被係止部への係止状態が解除されて、第1および第2コネクタ部の脱離が可能となる。
また、特許文献2に記載のコネクタ装置では、ケーブル押えカバーの左右両端部に、プラグ(第2コネクタ部)に挿入されたソケット(第1コネクタ部)の抜け出しを阻止するためのフック体が装着されている。このフック体の上部には操作部が形成されるとともに、下部にはフック状の係止部が形成され、更に、当該フック体の上下中間部位に設けられた支点アームにより左右に揺動自在に支持されている。
また、プラグの左右端には切り欠きが形成され、その上端部に、フック体の係止部を下方から受け止める被係止部が形成され、プラグにソケットが挿入された状態で、左右の各フック体の係止部が該被係止部に係止されて、プラグからのソケットの抜け出しが阻止される。
そして、フック体の上部の操作部を片手の指で摘んで互いに接近させて、当該フック体を揺動変位することで、各フック体のフック状の係止部が被係止部から外れて、ソケット全体をプラグから抜き出すことが可能となる。
特開2000−123912号公報(要約書、段落[0002]〜[0007]、図1、図4、図7、図8参照) 特開2000−36360号公報(要約書、段落[0026]〜[0031]、図1〜図4参照)
ところで、上記した従来のコネクタ装置では、次のような問題が生じるおそれがあった。すなわち、フック体の操作部がコネクタ装置のハウジングの外側に露出しているため、複数のコネクタ装置の配線作業中に、機器内で引き回される電線がフック体の操作部に引っ掛かり、該操作部を引っ張ってフック体の係止部が被係止部から外れることがある。また、機器の組立工程や、機器のメンテナンス時にドライバー等の工具により誤ってフック体の操作部が操作されて係止部の被係止部への係止状態が解除されるおそれもあった。
また、上記したようなコネクタ装置が、所謂、パチンコやパチスロといった遊技機で使用され、当該遊技機が備える各制御基板およびメダル等の払出装置等とがコネクタ装置を介してケーブル接続されることで、各制御基板同士の通信が行われたり、払出装置等の制御が行われることがある。
このような遊技機は、一般的に、CPUやメモリといった電子部品が実装された主制御基板を備えており、メモリに格納された遊技機用プログラムに従ってCPUが動作することで遊技機が制御されるため、例えば、メモリを不正なプログラムが格納された不正メモリに交換することで遊技機を不正に制御して、通常遊技よりも遊技者にとって有利な遊技である特別遊技(ボーナスゲーム)を極めて高い確率で発生させたりする不正(ゴト)行為が行われるおそれがある。そこで、通常、メモリが実装された主制御基板をケース内に封印し、メモリへのアクセスを阻止する等して、不正行為を防止する手段が講じられている。
ところが、ケース内に封印された主制御基板と、ケース外部に配設された各種制御基板およびメダル払出装置等とが、ケース外部に露出したコネクタ装置を介して接続され、主制御基板と各種制御基板との間で通信が行われたり、主制御基板による払出装置等の制御が行われているため、次のような問題が生じるおそれがある。すなわち、ケース外部に露出したコネクタ装置に不正にアクセスされて該コネクタ装置の端子が短絡されたり、コネクタ装置を構成するプラグとソケットとの間にIC等の電子部品を取り付けられたりして、当該不正が行われたコネクタ装置によりケース内に封印された主制御基板に入出力する信号が不正操作されて不正な入賞等を発生させられるおそれがある。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、接合された第1および第2コネクタ部が容易に脱離することを確実に防止できるコネクタ装置、およびこのコネクタ装置を備えた遊技機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明にかかるコネクタ装置は、第1コネクタ部と、該第1コネクタ部が接離自在に接合して電気的な導通状態を保持する第2コネクタ部とを備えるコネクタ装置において、ばね性を有し前記第1コネクタ部に支持部を介して揺動自在に形成されたフック体と、前記フック体の前端部に形成された係止部と、前記第2コネクタ部に設けられ、前記両コネクタ部の接合時に前記フック体が揺動して前記係止部が係脱自在に係止する被係止部と、前記フック体の後端部に形成され、前記フック体をそのばね力に抗して変位操作することで揺動させて前記係止部の前記被係止部への係止状態を解除する操作部と、前記両コネクタ部が接合された状態で前記フック体に装着されて該フック体の揺動を阻止して前記係止状態を維持する揺動阻止部材とを備え、前記揺動阻止部材は、前記フック体の上方および左右の側方を覆うとともに前方の前記係止部を覆う被覆部と、前記フック体の後端部と前記第1コネクタ部の上面との間に形成される空間に後方から挿入されて前記フック体のばね力に抗した前記操作部の操作を不能にする介挿部と、前記被覆部に形成され所定の力が加えられると前記揺動阻止部材から脱離すべく破断する破断部とを有し、前記第2コネクタ部に前記第1コネクタ部が接合された状態で、前記フック体の後端部と前記第1コネクタ部の上面との間の前記空間に前記介挿部が挿入されて前記被覆部が前記フック体の上方、左右の側面および前記係止部を覆うように前記フック体に装着されることにより、前記フック体の揺動を阻止して前記係止部の前記被係止部への係止状態を維持することを特徴としている(請求項1)。
また、前記介挿部は、前記揺動阻止部材の左右側面部を連結するように形成されている構成でもよい(請求項2)。
また、前記揺動阻止部材は係止解除操作部を有し、前記係止解除操作部を挟んで左右に前記破断部が形成されている構成でもよい(請求項3)。
また、前記揺動阻止部材は、前記係止解除操作部に設けられ前記第1コネクタ部から外れないように該第1コネクタ部に設けられた被係合部と係合する係合部を有し、前記被覆部の内部において前記被係合部に前記係合部が係合し、前記破断部の破断により前記係合部とともに前記係止解除操作部が脱離する構成でもよい(請求項4)。
また、前記揺動阻止部材は、透明な合成樹脂により形成されている構成でもよい(請求項5)。
請求項1の発明によれば、両コネクタ部が接合された状態で第1コネクタ部に一体形成されたフック体に揺動阻止部材が装着されることで、介挿部が、フック体の後端部と第1コネクタ部の上面との間の空間に後方から挿入されてフック体のばね力に抗した操作部の操作を不能にするとともに、該揺動阻止部材がフック体の上方、左右の側方および係止部を被覆して該フック体へのアクセスを不能とするため、操作部が操作されることによりフック体が揺動して係止部の被係止部への係止状態が解除されることを確実に防止でき、該係止状態を維持することができる。
また、所定の力を加えることで破断部で破断しなければ、揺動阻止部材をフック体から取り外してフック体のばね力に抗した操作部の操作を可能とすることができないため、破断部が破断しているかどうかを確認することで、第1および第2コネクタ部が無理に引き抜かれたどうか発見することができる。
また、揺動阻止部材の大きさは該揺動阻止部材を第1コネクタ部に一体形成されたフック体に装着可能であって介挿部がフック体の操作を阻止できる大きさであればよいため、第1コネクタ部に一体形成されたフック体の外形および大きさがほぼ同一であれば、当該フック体の形状に応じて揺動阻止部材を形成しておくことで、両コネクタ部の外形、大きさやピン数に対応して揺動阻止部材の形状を変更せずとも、一の揺動阻止部材を種々の両コネクタ部に共通して使用することができるので、非常に汎用性が高い。
さらに、電線がフック体の操作部に引っ掛かったり、ドライバー等の工具がフック体の操作部に接触しても、フック体の揺動が阻止されているので係止部が被係止部から外れるのを防止でき、接合された第1および第2コネクタ部が容易に脱離することを確実に防止できる。また、装着された揺動阻止部材を取り外さない限り、フック体に形成された係止部が第2コネクタ部の被係止部から外れて両コネクタ部が互いに脱離することがない。
また、請求項2の発明によれば、介挿部が揺動阻止部材の左右側面部を連結するため、フック体の後端部と第1コネクタ部の上面との間の隙間に、介挿部を後方から挿入することができる。このとき、介挿部を円柱状に形成すると、介挿部を挿入すべき隙間が小さい場合であっても、介挿部を該隙間に容易に進入させて揺動阻止部材を装着することができる。
また、請求項3の発明によれば、所定の力を加えることで係止解除操作部を破断部で破断して揺動阻止部材から容易に脱離することができる。
また、請求項4の発明によれば、被覆部の内部において揺動阻止部材の係合部がフック体の被係合部と係合し、破断部の破断により係合部とともに前記係止解除操作部が脱離するため、係合によって装着状態の揺動阻止部材が第1コネクタ部から外れることを防止できる。
また、請求項5の発明によれば、揺動阻止部材が透明な合成樹脂により形成されているため、例えば揺動阻止部材が不正に破断された場合に、該破断部分が白化し、揺動阻止部材が破断されたことを容易に確認することができる。
本発明にかかるコネクタ装置を備える遊技機であるスロットマシンの前扉を開いた状態における斜視図である。 本発明にかかるコネクタ装置の一実施形態を示す斜視図である。 図2のコネクタ装置からコネクタロックを取り外した状態を示す図である。 図2のコネクタ装置が備えるコネクタロックを示す図である。 図2のコネクタ装置が備えるコネクタロックの装着方法を示す断面図である。 図2のコネクタ装置が備えるコネクタロックから係止解除操作部が脱離した状態を示す斜視図である。 図4のコネクタロックを使用例を示す図である。 コネクタロックの第1変形例である。 コネクタロックの第2変形例である。 コネクタロックの第3変形例である。 コネクタロックの第4変形例である。
本発明にかかるコネクタ装置を遊戯機に適用した一実施形態について図1〜図6を参照して説明する。まず、図1を参照して、このコネクタ装置を備える遊技機であるスロットマシンの基本的な構成について説明する。図1はスロットマシンの斜視図であって、前扉が開放した状態を示す図である。このスロットマシン1は、例えば図1に示すように、筐体2の前面の開口の一側に前扉3が開閉自在に取り付けられており、この前扉3の裏側に後述するスタートスイッチ、ストップスイッチ、精算スイッチ等と接続される操作制御基板を備えた操作制御装置10が配設されている。
また、筐体2内には制御装置4が配設されており、この制御装置4は、CPUやメモリが実装された遊技機に関する制御を司るメイン制御基板、演出用サブ制御基板、これらの基板と外部の操作制御基板等とを接続するコネクタ装置K等とを備えている。
また、図1に示すように、制御装置4は、不正防止のため、コネクタ装置Kのみを外部に露出してケース40a,40b内に封印されて配設されており、当該制御装置4が備える制御基板等にはアクセス不能に構成されている。なお、本実施形態では、メイン制御基板がケース40a内に配設され、サブ制御基板がケース40b内に配設されている。そして、ケース40a,40b外に露出して配設されたコネクタ装置Kを介したケーブル接続により、ケース40a,40b内部にそれぞれ配設されたメイン制御基板とサブ制御基板とが接続され、また、これらの制御基板を備える制御装置4と外部に配設された操作制御装置10等の制御基板および後述する各種ユニットとが接続されて、各種基板間で通信を行ったり、各種ユニットの制御を行うように構成されている。このコネクタ装置Kの構成については後で詳細に説明する。
さらに、図1に示すように、前扉3には横長矩形の表示窓7が設けられている。そして、前扉3により筐体2の開口を閉塞した状態で表示窓7の内側に位置するように、それぞれ周面に複数の図柄が表示された左・中・右リールを含むリールユニット8が配置され、表示窓7からは、リールの図柄が上段・中段・下段の各々3個ずつ覗くように設定されている。更に、図示省略した、前扉3の表側の操作盤には、内部に貯留されているクレジットメダルから1枚ずつのメダル投入を指示するためのベットスイッチ、クレジットメダルから一遊技あたりの最大投入枚数(例えば3枚)のメダル投入を指示するための最大ベットスイッチ、各リールの回転を開始させるためのレバー状のスタートスイッチ、左・中・右リールの回転をそれぞれ停止させるための左・中・右ストップスイッチ、クレジットメダルを払い出すための精算スイッチ、およびメダル投入口が設けられている。
また、筐体2の内部のリールユニット8の下方には、メダルを払出口に排出するためのホッパーユニット9が配設されている。また、メダル投入口のすぐ内側には、メダル投入口に投入されたメダルが正規のメダルか否かを判別するとともに、投入されたメダルをホッパータンク91または払出口に導く図示省略されたメダルセレクタが配設されている。
なお、スロットマシン1のその他の構成および動作については一般的なスロットマシンの構成および動作と同様であるため、その構成および動作の詳細な説明は省略する。以下、本発明にかかるコネクタ装置Kの具体的な構成について説明する。
続いて、図2〜図6を参照して、図1に示すスロットマシン1内に配設された制御装置4が備えるコネクタ装置Kの一実施形態であるコネクタ装置5について詳細に説明する。図2は本発明にかかるコネクタ装置の一実施形態を示す斜視図であり、(a)は第1コネクタ部51と、該第1コネクタ部51と接離自在に接合して電気的な導通を保持する第2コネクタ部52とが接合され、両コネクタ部51,52とが接合された状態においてコネクタロック53が装着された状態を示す斜視図、(b)は(a)のA−A線矢視断面図である。
また、図3は図2のコネクタ装置5からコネクタロック53を取り外した状態を示す図であり、(a)はコネクタロック53が取り外された状態で両コネクタ部51,52が脱離した状態を示す斜視図、(b)は両コネクタ部51,52が接合された状態を示す斜視図、(c)は(b)のB−B線矢視断面図である。また、図4は図2のコネクタ装置5が備えるコネクタロック53を示す図であり、(a)はコネクタロック53を示す斜視図、(b)はコネクタロック53の平面図、(c)は(b)のC−C線矢視断面図である。なお、制御装置4を密封するケース40a,40bは図示省略している。
図2に示すように、コネクタ装置5は第1コネクタ部51と、第2コネクタ部52と、コネクタロック(本発明の「揺動阻止部材」に相当)53とを備えている。図2(b)および図3(a)〜(c)に示すように、第1コネクタ部51のコネクタハウジングの上面に支持部511dが突設され、この支持部511dの上端にばね性を有し揺動自在にフック体本体部511aが形成されることで、フック体511が第1コネクタ部51に一体形成されている。
そして、フック体511の前方側(一端部)には、両コネクタ部51,52の接合時にフック体511が支持部511dを揺動の中心として揺動変位して後述する第2コネクタ部52に形成された被係止部521と係脱自在に係止する係止部511cが形成されている。また、フック体511の後方側(他端部)には、フック体511をそのばね力に抗して変位操作することで揺動させて係止部511cの被係止部521への係止状態を解除する操作部511bが形成されている。
また、フック体511には後述するように、コネクタロック53が第1コネクタ部51から外れないように、当該コネクタロック53の係止解除操作部531に設けられた係合部532と係合する被係合部512が設けられている。また、図2および図3に示すように、第1コネクタ部51には、図1の制御装置4と、ケース40a,40bの外部に配設されたユニットまたは基板等との間で、通信または制御が行えるように、あるいは制御装置4へ電源供給が行えるようにケーブルCAが接続されている。
また、図2(b)に示すように、第2コネクタ部52は制御装置4を構成する制御基板41に半田等によって固定されている。そして、図3(b)に示すように、第2コネクタ部52は第1コネクタ部51が挿入可能な大きさの略矩形状に形成され、かつ、接合状態において前述したように、フック体511の係止部511cが係脱自在に被係止部521が形成されている。なお、図3(b),(c)に示すように、フック体511は両コネクタ部51,52の外部に露出した状態で被係止部521と係止するように形成されている。
また、図2(b)に示すように、コネクタロック53は、両コネクタ部51,52が接合された状態でフック体511に装着されることで、フック体511の操作部511bと第1コネクタ部51との間に形成される空間に挿入されてフック体511のばね力に抗した操作部511bの操作を不能にする介挿部533を備え、フック体511の揺動(変位)を阻止して係止部511cの被係止部521への係止状態を維持するように構成されている。
また、前述したように、コネクタロック53の係止解除操作部531には、両コネクタ部51,52が接合された状態でフック体511に装着されることで、当該コネクタロック53が第1コネクタ部51(フック体511)から外れないようにフック体511に形成された被係合部512と係合する係合部532が設けられている。
つぎに、図4を参照して、コネクタロック53についてさらに詳細に説明する。図4に示すコネクタロック53は、例えば、透明なポリカーボネート樹脂により形成されている。そして、当該コネクタロック53をフック体511に装着した状態で、フック体511の上方を覆う上面部53aと、フック体511の左右の側方を覆う左右側面部53b、53cと、フック体511の前方側の係止部511cを覆う前方に傾斜した前面部53dとを備えている。以上のように、上面部53a、左右側面部53b、53c、前面部53dが本発明の「被覆部」として構成されている。
このように、本実施形態のコネクタロック53はフック体511全体を覆うように構成されているため、当該コネクタロック53がフック体511に装着された状態でフック体511へのアクセスが確実に阻止される。また、後述する破断部531aに沿って下方へ突出するように板状の進入防止片53eが形成されているため、コネクタロック53の後方側の開口から不正な器具の進入が防止される。
また、図4(a)に示すように、本実施形態の介挿部533は、左右側面部53b,53cを連結するように形成され、コネクタロック53をフック体511に装着することで、当該介挿部533がフック体511の操作部511bの下方に進入するように構成されている。なお、本実施形態の介挿部533には、操作部511bの下方に進入する方向である前方側にテーパ面533bが形成されており、コネクタロック53をフック体511に装着し易いように構成されている(図5参照)。
また、図4(a)〜(c)に示すように、コネクタロック53の上面には断面V字型の破断部531aで破断可能に係止解除操作部531が設けられている。そして、係止解除操作部531の後端部分には解除操作片531bが立設されており、例えば、解除操作片531bが後方へ傾倒されて係止解除操作部531に所定の力が加えられると、破断部531aが破断して、コネクタロック53から係止解除操作部531のみ脱離するように構成されている。
なお、破断部531aは、係止解除操作部531に所定の力が加えられると確実に破断部531aで破断するように、コネクタロック53の他の部分に比べて1/5〜1/10程度薄く形成されている。また、コネクタロック53は透明なポリカーボネート樹脂により形成されているため、破断面のみが白化して白色となり、係止解除操作部531が脱離したことを容易に確認することができる。なお、本実施形態では、係止解除操作部531が脱離したことをより明確に視認できるように、第1コネクタ部51を黒色や赤色に着色して白化した破断面が目立つようにしても良い。
また、上記したように、係止解除操作部531の下側には、横方向から見た断面が略L字形状である係合部532が、フック体511の被係合部512と係合するように下方向に向けて弾性変形可能に形成されている(図5参照)。なお、コネクタロック53を第1コネクタ部51に装着した場合に、係合部532が係合する被係合部を形成する部位はフック体511に限られず、第1コネクタ部51の他の部分に被係合部を設けてもよい。要は、係合部532が被係合部と係合して、装着状態のコネクタロック53が第1コネクタ部51から外れないようにすればよい。
つぎに、図5を参照してコネクタロック53をフック体511に装着する方法について説明する。図5は図2のコネクタ装置5が備えるコネクタロック53の装着方法を示す断面図であり、(a)は接合した状態の両コネクタ部51,52にコネクタロック53が装着される前の状態を示す図、(b)は接合した状態の両コネクタ部51,52にコネクタロック53が装着された状態を示す図である。
図5(a)に示すように、第1コネクタ部51を第2コネクタ部52に接合した状態で、コネクタロック53を両コネクタ部51,52の後方から、介挿部533がフック体511の操作部511bと第1コネクタ部51との間に形成される空間に挿入されるように装着する。このとき、係合部532が撓んで一旦、操作部511bに乗り上げて装着される。そして、同図(b)に示すように、コネクタロック53の装着が完了した後は、係合部532と被係合部512とが係合するため、コネクタロック53を後方に引抜くことが阻止される。また、コネクタロックを53を前方に移動しようとしても、介挿部533がフック体511の支持部511dに当接するため、前方への移動も阻止される。
したがって、コネクタロック53が第1コネクタ部51に装着された状態で、介挿部533が操作部511bの下方に位置して、操作部511bによるフック体511の揺動操作を阻止するため、フック体511の係止部511cの第2コネクタ部52の被係止部521への係止状態は確実に維持される。
また、フック体511の係止部511cはコネクタロック53の前面部53dで被覆されているため、外部からアクセスすることは不可能である。さらに、係止解除操作部531の係合部532がフック体511に形成された被係合部512と係合しているため、コネクタロック53の後方への引抜きが阻止されており、コネクタロック53を破壊することなく、当該コネクタロック53を第1コネクタ部51から取り外すことも不可能である。
一方、図6に示すように、係止解除操作部531に所定の力を加えて破断部531aで破断し、当該係止解除操作部531をコネクタロック53から脱離することで、係合部532と被係合部512との係合状態が解除され、コネクタロック53の引抜きが可能となる。なお、図6はコネクタロック53から係止解除操作部531が脱離した状態を示す斜視図である。
また、一旦、係止解除操作部531をコネクタロック53から脱離して、コネクタロック53を第1コネクタ部51から取り外すと、係止解除操作部531を再度コネクタロック53に取り付けることができない。したがって、係止解除操作部531の有無を確認すれば、不正にコネクタロック53が取り外されて第1および第2コネクタ部51,52が接離された痕跡を容易に発見することができる。
なお、本実施形態では、コネクタロック53の後端部分を、フック体511の操作部511bを覆うことなく開口しているが、操作部511bを覆うように構成してもよいことは言うまでもない。このような構成とすれば、フック体511への不正な操作をより一層困難にすることができる。このとき、係止解除操作部531の脱離操作が可能な程度の開口をコネクタロック53の後端部の一部に設けておくことが望ましい。
以上説明したように、上記した実施形態によれば、両コネクタ部51,52が接合された状態で第1コネクタ部51のフック体511にコネクタロック53が装着されることで、介挿部533が、ばね性を有し揺動自在に第1コネクタ部51に一体形成されたフック体511の操作部511bと第1コネクタ部51との間に形成される空間に挿入されて操作部511bのばね力に抗した操作を不能にするため、電線が操作部511bに引っ掛かったり、ドライバー等の工具が操作部511bに接触しても、操作部511bが操作されることによりフック体511が揺動して係止部511cの被係止部521への係止状態が解除されるのが確実に防止される。したがって、装着されたコネクタロック53を取り外さない限り、フック体511の係止部511cが被係止部521から外れて容易に両コネクタ部51,52が互いに脱離することを確実に防止できる。
また、図7に示すように、コネクタロック53がフック体511に装着されて介挿部533が両コネクタ部51a,52aの外部に露出したフック体511の操作部511bと第1コネクタ部51aとの間に介挿されることでフック体511のばね力に抗した操作部511bの操作を不能にしているため、コネクタロック53の大きさは、コネクタロック53を第1コネクタ部51aに設けられたフック体511に装着可能であって、介挿部533が第1コネクタ部51aに設けられたフック体511の操作部511bの操作を阻止できる大きさであればよい。したがって、両コネクタ部51a,52aが種々の外形、大きさおよびピン数を有していたとしても、第1コネクタ部51aに一体形成されたフック体511の外形および大きさがほぼ同一であれば、当該フック体511の形状に応じてコネクタロック53を形成しておくことで、両コネクタ部51a,52aの外形、大きさやピン数に対応してコネクタロック53の形状を変更せずとも、一のコネクタロック53を種々の両コネクタ部51a,52aに共通して使用することができるので、非常に汎用性が高い。なお、図7は図4のコネクタロック53の使用例を示す図であり、(a)はコネクタロック53がフック体511に装着される前の状態を示す図、(b)はコネクタロック53がフック体511に装着された状態を示す図である。
また、係止解除操作部531を破断部531aで破断してコネクタロック53から脱離し、係止解除操作部531に設けられた係合部532と、第1コネクタ部51に設けられた被係合部512との係合状態を解除しなければ、コネクタロック53を第1コネクタ部51から取り外してフック体511のばね力に抗した操作部511bの操作を可能とすることができないため、係止解除操作部531がコネクタロック53から脱離しているかどうかを確認することで、不正に第1および第2コネクタ部51,52が互いに引き抜かれた痕跡を容易に発見することができる。
また、例えば、通常のメンテナンス作業において、両コネクタ部51,52を互いに引抜く必要がある場合には、コネクタロック53に破断部531aが形成されているため、所定の力を加えることで係止解除操作部531を破断部531aで容易に破断してコネクタロック53から脱離することができ、係止解除操作部531が脱離されたコネクタロック53を取り外すことで容易に両コネクタ部51,52を互いに脱離することができる。
また、コネクタロック53が透明な合成樹脂により形成されているため、例えばコネクタロック53が破断された場合に、該破断部分が白化するため、コネクタロック53が破断されたことを容易に視認することができる。また、コネクタロック53を透視して第1および第2コネクタ部51,52を視認することができるため、両コネクタ部51,52に何らかの不正が行われた場合であっても容易に当該不正を発見することができる。
また、コネクタロック53が強引に第1コネクタ部51から引抜かれた場合には、上記した破断部531aが破断するか係合部532が破断するかしなければコネクタロック53を引抜くことができないため、白化した当該破断部分を外部から確認することで、不正にコネクタロック53が引抜かれた痕跡を容易に発見することができる。
1.第1変形例
図8を参照して、コネクタロックの第1変形例について説明する。図8はコネクタロックの第1変形例であり、(a)はコネクタロック54の斜視図であり、(b)は(a)のD−D線矢視断面図である。このコネクタロック54が上記したコネクタロック53と異なる点は、係止解除操作部531および係合部532が設けられておらず、第1コネクタ部51と着脱自在な点であり、その他の構成および動作は上記したコネクタロック53と同様であるため、コネクタロック53と同一の構成については相当符号を付してその説明を省略する。
このような構成とすれば、第1コネクタ部51と着脱自在であるため、何度でも再利用することができ、特に不正防止対策を考慮しなくてもよい箇所に用いることで、コネクタロック54を取り外すたびに当該コネクタロック54を新しいものに交換する必要がないため、作業性の向上を図ることができるとともに、低コスト化を図ることができる。
2.第2変形例
図9を参照して、コネクタロックの第2変形例について説明する。図9はコネクタロック55が装着されている状態を示す斜視図である。図9に示すように、制御基板41に二組の第1および第2コネクタ部51,52が配設され、コネクタロック55は、二組の第1および第2コネクタ部51,52のそれぞれのフック体511に対応した2個の介挿部553を備えている。そして、一のコネクタロック55が二組の両コネクタ部51,52に装着された状態で、2個の介挿部553は、それぞれに対応したフック体511のばね力に抗した操作部511bの操作を不能としている。その他の構成および動作は上記したコネクタロック53と同様であるため、コネクタロック53と同一の構成については相当符号を付してその説明を省略する。
このような構成とすれば、二組の第1および第2コネクタ部51,52のそれぞれに対応した2個の介挿部553を備える一のコネクタロック55を、二組の両コネクタ部51,52に装着するだけで、それぞれの第1コネクタ部51に一体形成されたフック体511のばね力に抗した操作部511bの操作を不能にすることができるため、コネクタロック55を装着する作業効率を向上することができる。
また、第1および第2コネクタ部51,52の一組ごとに装着するコネクタロック53に比べ、両コネクタ部51,52に装着することができるようにコネクタロック55を大きく形成することができるため、大きく形成した当該コネクタロック55は把持し易く、装着作業中に誤って落としてしまうことを防止でき、その結果、作業性をさらに改善することができる。
なお、上記したコネクタロック55では、係止解除操作部551に設けられた解除操作片551bが大きく略逆U字形状に形成されており、解除操作片551bには凹凸状の滑り止め551cが設けられている。このように構成された解除操作片551bを把持することでコネクタロック55を容易に把持できるとともに装着作業中に誤って落としてしまうことを防止できる。また、両コネクタ部51,52の組の数は二組に限られず、三組以上であってもよく、そのような場合には、コネクタロック55に両コネクタ部51,52の組の数に応じた介挿部533を設ければよいことは言うまでもない。また、解除操作片551bの上面の△印はコネクタロック55の装着方向を示している。
3.第3変形例
図10を参照して、コネクタロックの第3変形例について説明する。図10はコネクタロックの第3変形例であり、(a)はコネクタロック56が装着される前の断面図であり、(b)はコネクタロック56が装着される途中の断面図である。このコネクタロック56が上記したコネクタロック53と異なる点は、介挿部563を円柱状に形成している点であり、その他の構成および動作は上記したコネクタロック53と同様であるため、コネクタロック53と同一の構成については相当符号を付してその説明を省略する。
このような構成とすれば、コネクタロック56を装着する際、コネクタロック56を両コネクタ部51,52に対して立てた状態で、まず、介挿部563をフック体511の操作部511bの下方に進入させた後、当該介挿部563を中心にコネクタロック56を回動して前方に傾倒させることでコネクタロック56をフック体511に装着できる。したがって、フック体511の操作部511bの下方の隙間が小さい場合であっても、介挿部563を該隙間に容易に進入させてコネクタロック56を装着することができる。
4.第4変形例
図11を参照して、コネクタロックの第4変形例について説明する。図11はコネクタロックの第4変形例であり、(a)はコネクタロック57の斜視図であり、(b)はコネクタロック57の平面図であり、(c)は両コネクタ部51,52とが接合された状態においてコネクタロック57が装着された状態を示す斜視断面図である。このコネクタロック57が上記したコネクタロック53と異なる点は、係止解除操作部571の後端部分に立設された解除操作片571bを補強する補強リブ571dが設けられている点と、係止解除操作部571を破断するための断面V字型の破断部571aが係止解除操作部571の全周を切れ目なく囲むように略コ字状に形成されている点である。その他の構成および動作は上記したコネクタロック53と同様であるため、コネクタロック53と同一の構成については相当符号を付してその説明を省略する。
つぎに、コネクタロック57についてさらに詳細に説明する。図11(a)〜(c)に示すように、コネクタロック57の上面57aには断面V字型の破断部571aで破断可能に係止解除操作部571が設けられ、係止解除操作部571の後端部分には解除操作片571bが立設されている。そして、解除操作片571bを補強する補強リブ571dが、係止解除操作部571の上面と解除操作片571bの前面とを橋絡するように略三角形状に一体形成形成されている。
また、係止解除操作部571に所定の力が加えられると確実に破断部571aが破断するように、破断部571aは係止解除操作部571の後端の一辺を除く三辺すべてを切れ目なく囲むように略コ字状にコネクタロック57の他の部分に比べて1/5〜1/10程度薄く断面V字状に形成されている。
このような構成とすれば、補強リブ571dが係止解除操作部571の上面および解除操作片571bの前面に一体形成されているため、解除操作片571bが後方へ傾倒されて加えられた所定の力は確実に係止解除操作部571に伝達されて破断部571aが破断し、コネクタロック57から係止解除操作部571のみ脱離させることができる。しかも、補強リブ571dが形成されているため、解除操作片571dに加えられた所定の力が当該解除操作片571dの係止解除操作部571の付け根部分に作用することで、破断部571aが破断せずに解除操作片571dが付け根部分で折れることを確実に防止できる。さらに、破断部571aは係止解除操作部571を切れ目なく囲むように形成されているため、解除操作片571dに所定の力が加えられると確実に破断部571が破断して係止解除操作部571をコネクタロック57から脱離できる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて上述したもの以外に種々の変更を行なうことが可能である。例えば、本発明にかかる「遊技機」としてスロットマシン1を例に挙げて説明したが、パチンコ機を採用してもよい。また、本発明の「揺動阻止部材」に相当するコネクタロックを、第2コネクタ部52側に装着するようにしてももちろんよい。
また、介挿部533,543,553,563,573の形状は、上記したように板状であってもよいし円柱状であってもよく、要は、フック体511の操作部511bの下方に進入して操作部511bを操作不能とすることのできる形状であればよい。また、介挿部533,543,553,563,573の厚さまたは直径は、操作部511bが操作されることにより係止部511cの被係止部521への係止状態が解除される程度にフック体511が揺動変位しなければよく、すなわち、操作部511bを操作することにより該係止状態が解除されなければ、どのような厚さまたは直径であってもよい。
また、本発明のコネクタ装置5では、第2コネクタ部52のケース40a,40bからの露出状態に関係なくコネクタロック53を第1コネクタ部51のフック体511に装着するのみで両コネクタ部51,52の脱離が防止されるので、制御装置4を設計する際にケース40a,40bと第2コネクタ部52との配設関係を考慮する必要がなく、非常に汎用性が高い。
また、本発明のコネクタ装置5が使用される機器としては遊技機に限られず、どのような機器に使用してもよいことは言うまでもない。本発明にかかるコネクタ装置5を採用することで、当該機器(パーソナルコンピュータ、プリンター、家電製品等)が備える制御基板等に対して、ユーザーが不正改造を行うことを効果的に防止できる。また、上記した実施形態およびその変形例を、どのように組み合わせて使用してもよく、コネクタ装置5が使用される機器の使用態様に応じて採用するコネクタ装置の組合せを決めればよい。
また、第1コネクタ部51に設けられるフック体の構成は上記した構成に限られず、例えば、操作部と係止部を有するフック体本体部を1コネクタ部に形成された支持部に軸支することでフック体を揺動可能に第1コネクタ部に設けてもよい。
また、上記した実施形態では、本発明の「透明な合成樹脂」としてポリカーボネート樹脂を例に挙げて説明したが、「透明な合成樹脂」としてはこれに限られず、ABS樹脂やスチロール樹脂等、種々の合成樹脂を採用することができる。
1…スロットマシン(遊技機)、
2…筐体、
3…前扉、
4…制御装置、
5…コネクタ装置、
51,51a…第1コネクタ部、
511…フック体、
511b…操作部、
511c…係止部、
512…被係合部、
52,52a…第2コネクタ部、
521…被係止部、
53,54,55,56,57…コネクタロック(揺動阻止部材)、
53a,57a…上面部(被覆部)、
53b,57b…左側面部(被覆部)、
53c,57c…右側面部(被覆部)、
53d,57d…前面部(被覆部)、
531,551,561,571…係止解除操作部、
531a,551a,571a…破断部、
532,562,572…係合部、
533,543,553,563,573…介挿部

Claims (5)

  1. 第1コネクタ部と、該第1コネクタ部が接離自在に接合して電気的な導通状態を保持する第2コネクタ部とを備えるコネクタ装置において、
    ばね性を有し前記第1コネクタ部に支持部を介して揺動自在に形成されたフック体と、
    前記フック体の前端部に形成された係止部と、
    前記第2コネクタ部に設けられ、前記両コネクタ部の接合時に前記フック体が揺動して前記係止部が係脱自在に係止する被係止部と、
    前記フック体の後端部に形成され、前記フック体をそのばね力に抗して変位操作することで揺動させて前記係止部の前記被係止部への係止状態を解除する操作部と、
    前記両コネクタ部が接合された状態で前記フック体に装着されて該フック体の揺動を阻止して前記係止状態を維持する揺動阻止部材とを備え、
    前記揺動阻止部材は、
    前記フック体の上方および左右の側方を覆うとともに前方の前記係止部を覆う被覆部と、前記フック体の後端部と前記第1コネクタ部の上面との間に形成される空間に後方から挿入されて前記フック体のばね力に抗した前記操作部の操作を不能にする介挿部と、前記被覆部に形成され所定の力が加えられると前記揺動阻止部材から脱離すべく破断する破断部とを有し、
    前記第2コネクタ部に前記第1コネクタ部が接合された状態で、前記フック体の後端部と前記第1コネクタ部の上面との間の前記空間に前記介挿部が挿入されて前記被覆部が前記フック体の上方、左右の側方および前記係止部を覆うように前記フック体に装着されることにより、前記フック体の揺動を阻止して前記係止部の前記被係止部への係止状態を維持することを特徴とするコネクタ装置。
  2. 前記介挿部は、前記揺動阻止部材の左右側面部を連結するように形成されていることを特徴とする請求項1に記載のコネクタ装置。
  3. 前記揺動阻止部材は係止解除操作部を有し、前記係止解除操作部を挟んで左右に前記破断部が形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載のコネクタ装置。
  4. 前記揺動阻止部材は、前記係止解除操作部に設けられ前記第1コネクタ部から外れないように該第1コネクタ部に設けられた被係合部と係合する係合部を有し、
    前記被覆部の内部において前記被係合部に前記係合部が係合し、前記破断部の破断により前記係合部とともに前記係止解除操作部が脱離することを特徴とする請求項3に記載のコネクタ装置。
  5. 前記揺動阻止部材は、透明な合成樹脂により形成されていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載のコネクタ装置。
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