JP2011141921A - 光ディスク再生装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】光ディスク再生装置において、装置本体の後端部の中央に2軸ヒンジを有する構成であっても、2軸ヒンジとバッテリパックとを装置本体に効率よく収納して、装置の小型化と薄型化を図り、しかも、装置全体の製造コストの上昇を抑える。
【解決手段】バッテリパック6側の凹部6aが、装置本体2側のヒンジ取付収納部7に対応した位置に設けられ、ヒンジ取付収納部7よりも大きな左右方向の幅W1を持ち、しかも、装置本体2のヒンジ取付収納部7の左側と右側に、バッテリパック6の電池収容部6b、6cを収納するための収納凹部8a、8bを設ける構成にした。これにより、装置本体2の後端部の中央に取り付けられた2軸ヒンジ5とバッテリパック6とを装置本体2に効率よく収納することができる。また、バッテリパック内の全ての電池についての共通の充放電用の回路基板を、凹部6a内に設けたことにより、製造コストを抑えられる。
【選択図】図1
【解決手段】バッテリパック6側の凹部6aが、装置本体2側のヒンジ取付収納部7に対応した位置に設けられ、ヒンジ取付収納部7よりも大きな左右方向の幅W1を持ち、しかも、装置本体2のヒンジ取付収納部7の左側と右側に、バッテリパック6の電池収容部6b、6cを収納するための収納凹部8a、8bを設ける構成にした。これにより、装置本体2の後端部の中央に取り付けられた2軸ヒンジ5とバッテリパック6とを装置本体2に効率よく収納することができる。また、バッテリパック内の全ての電池についての共通の充放電用の回路基板を、凹部6a内に設けたことにより、製造コストを抑えられる。
【選択図】図1
Description
本発明は、ブルーレイディスク、DVD(Digital Versatile Disc)等の光ディスクに記録された映像を再生する光ディスク再生装置に関する。
近年、携帯型の光ディスク再生装置の分野において、光ディスク再生部を有する装置本体と、光ディスク再生部により再生された映像を表示するための液晶表示部とを備え、装置本体と液晶表示部とを2軸ヒンジで回転回動自在(回転開閉自在)に連結した光ディスク再生装置が知られている。ここで、回転とは、液晶表示部の水平方向への回転を意味し、回動とは、液晶表示部の前後方向への回転(水平方向に延びる回転軸を中心とした回転)を意味する。この2軸ヒンジは、ヒンジ機構だけではなく、装置本体への結合部を有しており、これらの部材のうち、少なくとも結合部は、装置本体内に収納される。このため、携帯型の光ディスク再生装置の装置本体の筐体には、光ディスク再生部や制御基板に加えて、2軸ヒンジの結合部を収納するためのスペースが必要になる。
また、携帯型の光ディスク再生装置には、バッテリパックが必要となる。このバッテリパックは、2軸ヒンジと同様、装置本体の後端部に装着されるものが多い。従って、携帯型の光ディスク再生装置の小型化及び薄型化を図る上で、装置本体の後端部において、2軸ヒンジとバッテリパックとを装置本体(の筐体)内部に効率よく収納することが必要になる。
そこで、この種の装置において、2軸ヒンジとバッテリパックとを装置本体(の筐体)に効率よく収納するために、バッテリパック内の2次電池として角型2次電池を使用したものや、特許文献1の図1、4及び5や特許文献2に示されるように、装置本体の後端部の左右端に配されたヒンジ部の下部を避けてバッテリパックを配置するようにしたものや、特許文献3や特許文献4に示されるようにバッテリパックを装置本体の後端に連結するようにしたものがある。
ところが、上記のバッテリパック内の2次電池として角型2次電池を使用した装置では、装置の薄型化を図ることはできるが、円筒型2次電池よりも高価な角型2次電池を使用するため、装置全体の製造コストが高くなってしまう。また、特許文献1の図1、4及び5や特許文献2に記載された発明では、1軸ヒンジのように、ヒンジ部が、装置本体の後端部の左右端に取り付けられる場合には、ヒンジ部の下部を避けてバッテリパックを配置することはできるが、2軸ヒンジのように、ヒンジ部が、装置本体の後端部の中央に取り付けられる場合には、ヒンジ部の下部を避けてバッテリパックを配置することはできない。なお、特許文献1の請求項2には、ヒンジ部を挟んで本体の両側部にバッテリパックの装着部を設けることが記載されているが、ヒンジ部を挟んで本体の両側部に、特許文献1の図5等に記載されているような均一な高さを有するバッテリパックを配した場合には、バッテリパックを少なくとも2つに分割せざるを得ない。バッテリパックを2つ以上に分割すると、バッテリパック内の複数の2次電池についての充放電用の回路基板を共通化することができないので、装置全体の製造コストが高くなってしまう。さらにまた、特許文献3や特許文献4に示されるようにバッテリパックを装置本体の後端に連結する装置では、装置本体の前後方向の幅が大きくなってしまうので、装置全体の大型化につながり、装置の携帯性が悪くなってしまう。
また、この種の装置の分野において、バッテリパックに、ヒンジ機構の回動軸に沿った方向の凹部を設けて、ヒンジ機構の回動軸に沿った部分の少なくとも一部が、バッテリパックの凹部に受容されるようにした装置が知られている(特許文献5参照)。しかしながら、この装置で薄型化を図ることができる厚みは、あくまでもヒンジ機構の回動軸の直径の厚みの一部に過ぎないので、ヒンジ機構の回動軸の一部が装置本体へのヒンジ結合部である1軸ヒンジを有する携帯型の情報処理装置の薄型化を図ることはできても、装置本体へのヒンジ結合部とヒンジ機構の部分とが異なる2軸ヒンジを有する装置の薄型化を図ることはできない。また、この装置では、バッテリパックの装置本体への装着時において、ヒンジ機構の回動軸の一部がバッテリパックの凹部に受容された状態になるので、バッテリパックを水平方向から装置本体に着脱することができない。
本発明は、上記課題を解決するものであり、装置本体の後端部の中央に2軸ヒンジを有する構成であっても、2軸ヒンジとバッテリパックとを装置本体に効率よく収納し、装置の小型化と薄型化を図ることができるようにして、装置の携帯性を向上させることが可能で、しかも、装置全体の製造コストの上昇を抑えることが可能な光ディスク再生装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1の発明は、光ディスクに記録された映像を再生する光ディスク再生部を有する装置本体と、前記光ディスク再生部により再生された映像を表示するための表示部と、前記装置本体と前記表示部とを回転回動自在に連結するための2軸ヒンジと、前記装置本体の後端部に着脱自在で、電力を前記装置本体と前記表示部とに供給するバッテリパックとを備えた光ディスク再生装置において、前記2軸ヒンジは、該2軸ヒンジを前記装置本体側に結合するための結合部を有し、前記装置本体は、その後端部の中央に、前記2軸ヒンジの結合部の取り付けと収納を行うためのヒンジ取付収納部を有すると共に、前記後端部における前記ヒンジ取付収納部の左側と右側に、前記バッテリパックの電池収容部を収納するための収納凹部を有し、前記バッテリパックは、中央部にコの字型の凹部を有し、前記凹部は、前記装置本体側の前記ヒンジ取付収納部に対応した位置に設けられ、該ヒンジ取付収納部よりも大きな左右方向の幅を持つものである。
請求項2の発明は、請求項1に記載の光ディスク再生装置において、前記バッテリパックは、その長手方向両端に、合計2つの電池収容部を有し、これらの電池収容部は、それぞれ複数の円筒型2次電池を収容するものである。
請求項3の発明は、請求項2に記載の光ディスク再生装置において、前記バッテリパックは、前記2つの電池収容部に収容された全ての円筒型2次電池についての共通の充放電用の回路基板を、前記凹部内に有するものである。
請求項4の発明は、請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の光ディスク再生装置において、前記装置本体側の前記収納凹部は、前記バッテリパックの装着用のガイドバーを有し、前記ガイドバーの長手方向は、前記装置本体の水平面への載置時に、水平面と平行になる方向であり、前記バッテリパックは、前記ガイドバーの挿入可能なガイド溝を有し、前記バッテリパックの前記電池収容部の上面は、平坦であり、前記ガイド溝の長手方向と平行であるものである。
請求項1の発明によれば、バッテリパック側の凹部が、装置本体側のヒンジ取付収納部に対応した位置に設けられ、ヒンジ取付収納部よりも大きな左右方向の幅を持ち、しかも、装置本体の後端部におけるヒンジ取付収納部の左側と右側に、バッテリパックの電池収容部を収納するための収納凹部を設ける構成にした。これにより、装置本体の後端部の中央に取り付けられた2軸ヒンジとバッテリパックとを装置本体に効率よく収納して、装置の小型化と薄型化を図ることができる。これにより、装置の携帯性を向上させることができる。また、特許文献1の請求項2に記載されているように、ヒンジ部を挟んで本体の両側部に別個の(分離した)バッテリパックを設けた場合と異なり、バッテリパック内の複数の2次電池についての充放電用の回路基板を共通化することができるので、装置全体の製造コストの上昇を抑えることができる。さらにまた、装置本体の後端部におけるヒンジ取付収納部の左側と右側に、バッテリパックの電池収容部を収納するための収納凹部を設けたことにより、装置全体の重量バランスを良くすることができる。
また、請求項2の発明によれば、高価な角型2次電池を使用することなく、装置の薄型化を図ることができるので、装置全体の製造コストの低減を図ることができる。
また、請求項3の発明によれば、バッテリパック内の2つの電池収容部に収容された全ての円筒型2次電池についての充放電用の回路基板を、確実に共通化することができるので、装置全体の製造コストの上昇を確実に抑えることができる。
また、請求項4の発明によれば、装置本体を水平面に載置した状態で、バッテリパックを装置本体に着脱するときに、装置本体側の収納凹部に設けられたガイドバーの長手方向と、バッテリパック側に設けられたガイド溝の長手方向と、バッテリパックの電池収容部の上面とが水平面に平行になるので、上記特許文献5に記載の発明と異なり、バッテリパックを水平方向から装置本体に容易に着脱することができる。
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照して説明する。図1は、本実施形態による光ディスク再生装置の分解斜視図である。以下の説明及び請求項において、前(方向)、後(方向)、左(方向)、右(方向)とは、それぞれ図中の矢印で示す前後左右の方向に相当する。光ディスク再生装置1は、主に、ブルーレイディスク等の光ディスクに記録された映像を再生する光ディスク再生部4や装置全体の制御用の制御基板12を有する装置本体2と、光ディスク再生部4により再生された映像を表示するための液晶表示部3(請求項における表示部)とから構成されている。装置本体2と液晶表示部3とは、2軸ヒンジ5により回転回動自在(回転開閉自在)に連結される。すなわち、2軸ヒンジ5は、装置本体2と液晶表示部3とを連結し、装置本体2は、2軸ヒンジ5を用いて液晶表示部3を回転回動自在に支持する。ここで、回転とは、液晶表示部3の水平方向への回転を意味し、回動とは、液晶表示部3の(図中の矢印で示される)前後方向への回転(2軸ヒンジ5の水平方向の回転軸を中心とした回転)を意味する。この光ディスク再生装置1は、携帯型の装置であり、ユーザは、光ディスク再生装置1を携帯する時には、2軸ヒンジ5を水平方向の回転軸を中心として回動させることにより、液晶表示部3を、前方向に回転させ、液晶表示部3を装置本体2の上に折り重ねた状態にして、光ディスク再生装置1を持ち運ぶ。
上記の2軸ヒンジ5は、ヒンジ機構部5aと、2軸ヒンジ5を装置本体2側に結合するための結合部5bとを有している。装置本体2は、その後端部の中央に、2軸ヒンジ5の結合部5bの取り付けと収納を行うための凹部であるヒンジ取付収納部7を有している。このヒンジ取付収納部7内には、装置本体2側と液晶表示部3側とを電気的に接続するための電気配線も格納される。この電気配線は、2軸ヒンジ5の内部を挿通して、装置本体2側と液晶表示部3側とを電気的に接続する。2軸ヒンジ5の装置本体2への取り付けと、装置本体2側への電気配線の接続が完了した後は、ヒンジ取付収納部7の上部は、カバー14により覆われる。
また、装置本体2は、光ディスク再生部4と光ディスク再生部4に装着された光ディスクとを保護するための内蓋13を備えている。この内蓋13は、光ディスク再生装置1の携帯時や、光ディスク再生部4による映像の再生時には、閉じられて、光ディスク再生部4と光ディスク再生部4に装着された光ディスクとを覆い、これらを保護する。
また、光ディスク再生装置1は、装置本体2の後端部に着脱自在で、電力を装置本体2と液晶表示部3とに供給するバッテリパック6を備えている。このバッテリパック6は、中央部にコの字型の凹部6aを有している。バッテリパック6は、その長手方向両端(左右端)に、合計2つの電池収容部(図中の左電池収容部6bと右電池収容部6c)を有し、これらの左電池収容部6bと右電池収容部6cとは、それぞれ複数の円筒型2次電池9を収容している。また、バッテリパック6は、左電池収容部6b及び右電池収容部6cに収容された全ての円筒型2次電池9についての共通の充放電用の回路基板10を、凹部6a内に有している。
次に、上記のバッテリパック6を装置本体2に効率よく収納するために、バッテリパック6及び装置本体2に施されている構造上の工夫について説明する。バッテリパック6側の凹部6aは、装置本体2側のヒンジ取付収納部7に対応した位置(バッテリパック6の装置本体2への装着時にヒンジ取付収納部7の真下になる位置)に設けられており、ヒンジ取付収納部7の左右方向の幅W2よりも大きな左右方向の幅W1を持っている。また、装置本体2は、その後端部におけるヒンジ取付収納部7の左側と右側とに、バッテリパック6の左電池収容部6bと右電池収容部6cとを収納するための左収納凹部8aと右収納凹部8bとを有している。このような構成にしたことにより、装置本体2の後端部の中央に取り付けられた2軸ヒンジ5とバッテリパック6とを装置本体2の後部に効率よく収納して、光ディスク再生装置1全体の小型化と薄型化を図ることができる。
図2は、バッテリパック6を装置本体2に装着した状態を示す。この図に示されるように、上記のような構造上の工夫を施したことにより、バッテリパック6を装置本体2の後部に効率よく収納することができる。
次に、上記のバッテリパック6を水平方向から装置本体2に容易に着脱することができるようにするために、バッテリパック6及び装置本体2に施されている構造上の工夫について説明する。図1に示されるように、装置本体2側の左収納凹部8aと右収納凹部8bの内側面には、いずれもバッテリパック6の装着用のガイドバー11とガイド溝21とが設けられている。このガイドバー11とガイド溝21の長手方向は、装置本体2の水平面への載置時に、水平面と平行になる方向(図中の矢印で示される前後方向)である。一方、バッテリパック6は、その左側面と右側面とに、ガイドバー11の挿入可能なガイド溝6eを有している。また、バッテリパック6の左電池収容部6bの右側面と右電池収容部6cの左側面とには、装置本体2側のガイド溝21に挿入可能なガイドレール31が設けられている。さらにまた、バッテリパック6の左電池収容部6b、右電池収容部6cの上面6f、6gは、平坦であり、ガイド溝6e及びガイドレール31の長手方向と平行である。
上記のような構成にしたことにより、装置本体2を水平面に載置した状態で、バッテリパック6を装置本体2に着脱するときに、装置本体2側の左収納凹部8aと右収納凹部8bの内側面に設けられたガイドバー11及びガイド溝21の長手方向と、バッテリパック6側に設けられたガイド溝6e及びガイドレール31の長手方向と、バッテリパック6の左電池収容部6b、右電池収容部6cの上面6f、6gとが水平面に平行になるので、上記特許文献5に記載の発明と異なり、バッテリパック6を水平方向から装置本体2に容易に着脱することができる。
上記のように、本実施形態の光ディスク再生装置1によれば、バッテリパック6側の凹部6aが、装置本体2側のヒンジ取付収納部7に対応した位置に設けられ、ヒンジ取付収納部7の左右方向の幅W2よりも大きな左右方向の幅W1を持ち、しかも、装置本体2の後端部におけるヒンジ取付収納部7の左側と右側に、バッテリパック6の左電池収容部6bと右電池収容部6cとを収納するための左収納凹部8aと右収納凹部8bとを設ける構成にした。これにより、装置本体2の後端部の中央に取り付けられた2軸ヒンジ5とバッテリパック6とを装置本体2に効率よく収納して、装置の小型化と薄型化を図ることができる。これにより、装置の携帯性を向上させることができる。従って、光ディスク再生装置1の携帯性を向上させることができる。また、特許文献1の請求項2に記載されているように、ヒンジ部を挟んで本体の両側部に別個の(分離した)バッテリパックを設けた場合と異なり、バッテリパック6内の全ての円筒型2次電池9を電気的に接続することができるので、全ての円筒型2次電池9についての充放電用の回路基板10を共通化することができ、装置全体の製造コストの上昇を抑えることができる。さらにまた、装置本体2の後端部におけるヒンジ取付収納部7の左側と右側に、バッテリパック6の左電池収容部6bと右電池収容部6cとを収納するための左収納凹部8aと右収納凹部8bとを設ける構成にしたことにより、装置全体の重量バランスを良くすることができる。
また、高価な角型2次電池を使用することなく、装置の薄型化を図ることができるので、装置全体の製造コストの低減を図ることができる。
なお、本発明は、上記実施形態の構成に限られず、発明の趣旨を変更しない範囲で種々の変形が可能である。例えば、上記実施形態では、請求項における表示部が液晶表示部である場合の例を示したが、表示部は、これに限られず、プラズマディスプレイであってもよいし、有機EL(electroluminescence)ディスプレイであってもよい。また、上記実施形態では、バッテリパックが、全ての円筒型2次電池についての共通の充放電用の回路基板を、凹部内に有する構成にしたが、全ての電池についての共通の充放電用の回路基板を、例えば、左電池収容部又は右電池収容部の内側面側や底面側に設けてもよい。また、上記実施形態では、装置本体2側の左収納凹部8aと右収納凹部8bの内側面に設けられた各ガイドバー11が、それぞれ1列である場合の例を示したが、各ガイドバーは、その長手方向が、バッテリパック側のガイド溝の長手方向や、バッテリパックの左右の電池収容部の上面と平行でありさえすれば、1列のものに限定されず、上下方向又は前後方向に複数列のものであってもよい。さらにまた、上記実施形態では、バッテリパック6を水平方向から装置本体2に着脱する場合の例を示したが、バッテリパックを装置本体の下側から上方に持ち上げた後に、バッテリパックを図1中の前方向に水平に移動させることにより、バッテリパックを装置本体に装着してもよい。この場合、例えば、装置本体側の各ガイドバーを逆L字形状にし、バッテリパック側の各ガイド溝をL字形状にして、バッテリパック側の各ガイド溝に、装置本体側の各ガイドバーを挿入した後に、これらのガイドバーに沿ってバッテリパックを移動させれば、バッテリパックを装置本体にスムーズに装着することができる。
1 光ディスク再生装置
2 装置本体
3 液晶表示部(請求項における「表示部」)
4 光ディスク再生部
5 2軸ヒンジ
5b 結合部
6 バッテリパック
6a 凹部
6b 左電池収容部(請求項における「電池収容部」)
6c 右電池収容部(請求項における「電池収容部」)
6e ガイド溝
6f 上面
6g 上面
7 ヒンジ取付収納部
8a 左収納凹部(請求項における「収納凹部」)
8b 右収納凹部(請求項における「収納凹部」)
9 円筒型2次電池
10 回路基板(請求項における「共通の充放電用の回路基板」)
11 ガイドバー
W1 幅(請求項における「左右方向の幅」)
2 装置本体
3 液晶表示部(請求項における「表示部」)
4 光ディスク再生部
5 2軸ヒンジ
5b 結合部
6 バッテリパック
6a 凹部
6b 左電池収容部(請求項における「電池収容部」)
6c 右電池収容部(請求項における「電池収容部」)
6e ガイド溝
6f 上面
6g 上面
7 ヒンジ取付収納部
8a 左収納凹部(請求項における「収納凹部」)
8b 右収納凹部(請求項における「収納凹部」)
9 円筒型2次電池
10 回路基板(請求項における「共通の充放電用の回路基板」)
11 ガイドバー
W1 幅(請求項における「左右方向の幅」)
Claims (4)
- 光ディスクに記録された映像を再生する光ディスク再生部を有する装置本体と、
前記光ディスク再生部により再生された映像を表示するための表示部と、
前記装置本体と前記表示部とを回転回動自在に連結するための2軸ヒンジと、
前記装置本体の後端部に着脱自在で、電力を前記装置本体と前記表示部とに供給するバッテリパックとを備えた光ディスク再生装置において、
前記2軸ヒンジは、該2軸ヒンジを前記装置本体側に結合するための結合部を有し、
前記装置本体は、その後端部の中央に、前記2軸ヒンジの結合部の取り付けと収納を行うためのヒンジ取付収納部を有すると共に、前記後端部における前記ヒンジ取付収納部の左側と右側に、前記バッテリパックの電池収容部を収納するための収納凹部を有し、
前記バッテリパックは、中央部にコの字型の凹部を有し、
前記凹部は、前記装置本体側の前記ヒンジ取付収納部に対応した位置に設けられ、該ヒンジ取付収納部よりも大きな左右方向の幅を持つことを特徴とする光ディスク再生装置。 - 前記バッテリパックは、その長手方向両端に、合計2つの電池収容部を有し、これらの電池収容部は、それぞれ複数の円筒型2次電池を収容することを特徴とする請求項1に記載の光ディスク再生装置。
- 前記バッテリパックは、前記2つの電池収容部に収容された全ての円筒型2次電池についての共通の充放電用の回路基板を、前記凹部内に有することを特徴とする請求項2に記載の光ディスク再生装置。
- 前記装置本体側の前記収納凹部は、前記バッテリパックの装着用のガイドバーを有し、
前記ガイドバーの長手方向は、前記装置本体の水平面への載置時に、水平面と平行になる方向であり、
前記バッテリパックは、前記ガイドバーの挿入可能なガイド溝を有し、
前記バッテリパックの前記電池収容部の上面は、平坦であり、前記ガイド溝の長手方向と平行であることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の光ディスク再生装置。
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