JP2011141204A - 電池電圧検出回路 - Google Patents
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Abstract
【課題】電池の電圧が変動した場合においても、その時点における正確な電圧を検出することができる電池電圧検出回路を提供する。
【解決手段】第1のキャパシタ10と、非反転入力端子(+)に基準電圧VREFが印加されたオペアンプ12と、オペアンプ12の出力端子と反転入力端子(−)の間に接続された第2のキャパシタ11と、スイッチ回路を備える。スイッチ回路は、電池BV1〜BV4の両端子の電圧をそれぞれ第1のキャパシタ10の一方の端子及び他方の端子に同時に印加した後に、第1のキャパシタ10の一方の端子をオペアンプ12の反転入力端子(−)に接続し、その後、第1のキャパシタ10の他方の端子に基準電圧VREFを印加する。そして、オペアンプ12の出力電圧VOUTに基づいて、電池BV1〜BV4の両端子の電圧を検出する。
【選択図】図1
【解決手段】第1のキャパシタ10と、非反転入力端子(+)に基準電圧VREFが印加されたオペアンプ12と、オペアンプ12の出力端子と反転入力端子(−)の間に接続された第2のキャパシタ11と、スイッチ回路を備える。スイッチ回路は、電池BV1〜BV4の両端子の電圧をそれぞれ第1のキャパシタ10の一方の端子及び他方の端子に同時に印加した後に、第1のキャパシタ10の一方の端子をオペアンプ12の反転入力端子(−)に接続し、その後、第1のキャパシタ10の他方の端子に基準電圧VREFを印加する。そして、オペアンプ12の出力電圧VOUTに基づいて、電池BV1〜BV4の両端子の電圧を検出する。
【選択図】図1
Description
本発明は、電池電圧検出回路に関する。
リチウムイオン電池等の充電式電池を用いる各種の機器や充電器においては、直列に接続された複数の電池の充電及び放電を管理するために、各電池の電圧を精度良く検出する必要がある。
図5は、従来の電池電圧検出回路20の回路図である。電池電圧検出回路20は、直列接続された電池BV1〜BV4の各電圧を検出する回路であり、第1のキャパシタ10、第2のキャパシタ11、オペアンプ12、基準電圧VREFを発生する基準電圧源13、スイッチSW0〜SW5、スイッチSW0〜SW5のオンオフを制御するための制御信号を出力するスイッチ制御回路14を含んで構成される。この電池電圧検出回路20では、オペアンプ12の反転入力端子(−)に第1のキャパシタ10が接続されており直流電圧が印加されないため、オペアンプ12を高耐圧とする必要がないという利点がある。
電池電圧検出回路20の動作を図6のタイミング図に基づいて説明する。図6において、スイッチSW0〜SW5に印加される制御信号のHレベルはオン状態、Lレベルはオフ状態に対応している。先ず、初期状態(時刻t0)において、スイッチSW0〜SW4をオフ、スイッチSW5をオンとする。この時、オペアンプ12の出力端子と反転入力端子(−)はスイッチSW5により短絡されるため、オペアンプ12はゲインが1のアンプとなり、非反転入力端子(+)に印加されている基準電圧VREFが出力電圧VOUTとして出力される。
その後、時刻t1において、スイッチSW4がオンすると、第1のキャパシタ10の一方の端子に電池BV4のプラス端子の電圧V4が印加される。つまり、第1のキャパシタ10の両方の端子間に印加される電圧VC1は、VC1=V4−VREFとなる。この時、第1のキャパシタ10の容量値をC1とすると、第1のキャパシタ10には電荷QC1、QC1=(V4−VREF)・C1が蓄積される。また、この時、第2のキャパシタ11の両端子は同じ電圧VREFなので、第2のキャパシタ11の電荷QC2は0である。
その後、時刻t2において、スイッチSW4、SW5をオフする。そして、時刻t3において、スイッチSW3をオンすると、第1のキャパシタ10の一方の端子の電圧は、V4から電池BV4のマイナス端子の電圧V3に低下する。これにより、オペアンプ12の出力端子から、第2のキャパシタ11、第1のキャパシタ10、スイッチSW3を通って電流が流れる。この場合、第1のキャパシタ10に蓄積される電荷QC1は、QC1=(V3−VREF)・C1となる。また、前記電流により、第2のキャパシタ11に蓄積される電荷QC2は、QC2=(VOUT−VREF)・C2となる。
スイッチSW3をオンする前後の状態で、第1のキャパシタ10の電荷QC1と第2のキャパシタ11の電荷QC2の和であるQC1+QC2は、電荷保存則により保存される。したがって、次の方程式が成り立つ。
(V4−VREF)・C1=(V3−VREF)・C1+(VOUT−VREF)・C2
この方程式をVOUTについて解くと、VOUT=(V4−V3)・C1/C2+VREFである。(V4−V3)は電池BV4の両端子間の電圧である。また、第2のキャパシタ11の両端子に印加される電圧VC2は、VC2=(V4−V3)・C1/C2となる。
(V4−VREF)・C1=(V3−VREF)・C1+(VOUT−VREF)・C2
この方程式をVOUTについて解くと、VOUT=(V4−V3)・C1/C2+VREFである。(V4−V3)は電池BV4の両端子間の電圧である。また、第2のキャパシタ11の両端子に印加される電圧VC2は、VC2=(V4−V3)・C1/C2となる。
次に、時刻t4において、スイッチSW5をオンする。オペアンプ12の出力端子と反転入力端子(−)はスイッチSW5を介して再び短絡されるので、オペアンプ12の出力電圧VOUTは、VOUT=VREFとなる。以下は、同様の手順を繰り返すことにより、順次電池BV3、BV2、BV1の電圧を検出することができる。
ところで、上述の電池BV1〜BV4に接続された機器に大電流が流れた時などに、各電池の電圧が変動することがある。この場合、従来の電池電圧検出回路20は、異なる2つの時点で第1のキャパシタ10にチャージした電圧VC1の差を検出しているため、電池の電圧が変動した場合には正確な電圧を検出できないという問題点があった。
この問題点を電池BV4の両端子間の電圧(V4−V3)を検出する場合を例として、図7のタイミング図に基づいて説明する。図7において、スイッチSW3〜SW5に印加される制御信号のHレベルはオン状態、Lレベルはオフ状態に対応している。先ず、図7(a)はV4、V3に変動がない場合を示している。(V4=V4a、V3=V3a)この場合は、オペアンプ12の出力電圧VOUTは、VOUT=(V4a−V3a)・C1/C2+VREFとなる。
図7(b)は、時刻t3とt4の間に、V4がV4aからV4bに、V3がV3aからV3bに降下した場合を示している。この場合、スイッチSW4がオンしている期間に電圧V4aが第1のキャパシタ10がチャージされ、その後、スイッチSW4がオフし、スイッチSW3がオンになった時点では、V4=V4a、V3=V3aであり、出力電圧VOUTは、VOUT=(V4a−V3a)・C1/C2+VREFという正常な電圧である。しかし、その後のスイッチSW3がオンしている期間に、V4がV4bに、V3がV3bに降下した場合には、オペアンプ12は、V4aとV3bの差、(V4a−V3b)に応じた出力電圧VOUT、VOUT=(V4a−V3b)・C1/C2+VREFを出力することになる。これは、(V4a−V3a)や、本来出力されるべき(V4b−V3b)に応じた電圧より大きい電圧である。
図7(c)は、時刻t3とt4の間に、V4がV4aからV4bに、V3がV3aからV3bに上昇した場合を示している。この場合は、図7(c)の場合とは逆に、出力電圧VOUTは、(V4a−V3a)や(V4b−V3b)に応じた電圧より小さい電圧となってしまう。
また、前述のように、電池電圧検出回路20では、スイッチSW4がオンすると、第1のキャパシタ10の両端に印加される電圧VC1は、VC1=V4−VREFとなる。リチウムイオン電池の場合、1つの電池BV1〜BV4の電圧は4.5V近く、例えば約4.2Vであるが、これらが直列接続されると、V4=約16.8Vとなる。VREFは通常1V程度に設定されるので、VC1=約15.8Vという高電圧となる。このため、第1のキャパシタ10は高耐圧である必要があるという問題があった。
そこで、本発明は、電池の電圧が変動した場合においても、その時点における正確な電圧を検出すること、及び、第1のキャパシタの高耐圧化を不要にすることを目的とする。
本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、第1のキャパシタと、第1の入力端子に基準電圧が印加されたオペアンプと、前記オペアンプの出力端子と前記オペアンプの第2の入力端子の間に接続された第2のキャパシタと、電池の両端子の電圧をそれぞれ前記第1のキャパシタの一方の端子及び他方の端子に同時に印加した後に、前記第1のキャパシタの一方の端子を前記オペアンプの第2の入力端子に接続し、その後、前記第1のキャパシタの他方の端子に前記基準電圧を印加するスイッチ回路と、を備え、前記オペアンプの出力電圧に基づいて前記電池の両端子の電圧を検出することを特徴とする。
本発明の電池電圧検出回路によれば、電池の両端子の電圧を第1のキャパシタに同時に印加するようにしたので、電池の電圧が変動した場合においても、その時点における正確な電圧を検出することができる。また、複数の電池を直列に接続した場合においても、第1のキャパシタの両端子に印加される電圧は各電池の電圧なので、第1のキャパシタを高耐圧にする必要がなくなる。
次に、本発明の実施形態の電池電圧検出回路100を図面に基づいて説明する。図1は、電池電圧検出回路100の回路図である。電池電圧検出回路100は、直列接続された電池BV1〜BV4の各電圧を検出する回路であり、第1のキャパシタ10、第2のキャパシタ11、オペアンプ12、基準電圧VREFを発生する基準電圧源13、スイッチSW0〜SW7、スイッチSW0〜SW7のオンオフを制御するための制御信号を出力するスイッチ制御回路15を含んで構成される集積回路である。
オペアンプ12は、非反転入力端子(+)に基準電圧源13から出力される基準電圧VREFが印加される。基準電圧源13は、例えば、バンドギャップ型の基準電圧源であり、その場合、基準電圧VREFは約1Vである。オペアンプ12の出力端子と反転入力端子(−)との間には、第2のキャパシタ11の一方と他方の端子がそれぞれ接続されている。オペアンプ12の出力電圧VOUTは、ADコンバータ16に入力され、デジタルデータに変換される。ADコンバータ16は、電池電圧検出回路100の集積回路に内蔵されてもよい。
スイッチSW4は、一端が第1のキャパシタ10の一方の端子と接続され、他端が端子P4を介して電池BV4のプラス端子(電圧V4)と接続されている。スイッチSW3nは、一端が第1のキャパシタ10の他方の端子と接続され、他端が端子P3を介して電池BV4のマイナス端子及び電池BV3のプラス端子(電圧V3)と接続されている。つまり、スイッチSW4/SW3nが同時にオンすると、電池BV4の両端子の電圧V4、V3がそれぞれ第1のキャパシタ10の両端子に同時に印加されるようになっている。
同様に、スイッチSW3pは、一端が第1のキャパシタ10の一方の端子と接続され、他端が端子P3を介して電池BV4のマイナス端子及び電池BV3のプラス端子(電圧V3)と接続されている。スイッチSW2nは、一端が第1のキャパシタ10の他方の端子と接続され、他端が端子P2を介して電池BV3のマイナス端子及び電池BV2のプラス端子(電圧V2)と接続されている。つまり、スイッチSW3p/SW2nが同時にオンすると、電池BV3の両端子の電圧V3、V2がそれぞれ第1のキャパシタ10の両端子に同時に印加されるようになっている。
同様に、スイッチSW2pは、一端が第1のキャパシタ10の一方の端子と接続され、他端が端子P2を介して電池BV3のマイナス端子及び電池BV2のプラス端子(電圧V2)と接続されている。スイッチSW1nは、一端が第1のキャパシタ10の他方の端子と接続され、他端が端子P1を介して電池BV2のマイナス端子及び電池BV1のプラス端子(電圧V1)と接続されている。つまり、スイッチSW2p/SW1nが同時にオンすると、電池BV2の両端子の電圧V2、V1がそれぞれ第1のキャパシタ10の両端子に同時に印加されるようになっている。
同様に、スイッチSW1pは、一端が第1のキャパシタ10の一方の端子と接続され、他端が端子P1を介して電池BV2のマイナス端子及び電池BV1のプラス端子(電圧V1)と接続されている。スイッチSW0は、一端が第1のキャパシタ10の他方の端子と接続され、他端が端子P0を介して電池BV1のマイナス端子(電圧V0)と接続されている。つまり、スイッチSW1p/SW0が同時にオンすると、電池BV1の両端子の電圧V1、V0がそれぞれ第1のキャパシタ10の両端子に同時に印加されるようになっている。
スイッチSW6は一端が第1のキャパシタ10の他方の端子と接続され、他端がオペアンプ12の反転入力端子(−)と接続されている。スイッチSW7は一端が第1のキャパシタ10の一方の端子と接続され、他端がオペアンプ12の非反転入力端子(+)と接続されている。スイッチSW5は、オペアンプ12の出力端子と反転入力端子(−)の間に帰還キャパシタとして接続されている。
スイッチ制御回路15は、マイコンから入力される信号に基づいて、スイッチSW0〜SW7のオンオフを制御することができる。また、スイッチ制御回路15と同等の機能をソフトウェアにより実現することも可能である。
次に、電池電圧検出回路100の動作を図2、図3、図4に基づいて説明する。図2は、電池電圧検出回路100のタイミング図である。スイッチSW0〜SW7に印加される制御信号のHレベルはオン状態、Lレベルはオフ状態に対応している。また、図3及び図4は、電池BV4の両端子間の電圧(V4−V3)を検出する動作を説明する回路図である。
先ず、電池BV4の両端子間の電圧(V4−V3)を検出する場合の動作を説明する。先ず、初期状態(時刻t0)において、スイッチSW5をオンし、それ以外のスイッチSW6、SW7、SW4/SW3n、SW3p/SW2n、SW2p/SW1n、SW1p/SW0はオフとする。この時、オペアンプ12の出力端子と反転入力端子(−)はスイッチSW5により短絡されるため、オペアンプ12はゲインが1のアンプとなり、非反転入力端子(+)に印加されている基準電圧VREFが出力電圧VOUTとして出力される。(図3(a)参照)
その後、時刻t1において、スイッチSW4/SW3nが同時にオンすると、第1のキャパシタ10の一方の端子に電圧V4が印加され、他方の端子に電圧V3が同時に印加される。この時、両方の端子間に印加される電圧VC1は、(V4−V3)である。また、第1のキャパシタ10の容量値をC1とすると、第1のキャパシタ10には電荷QC1、QC1=(V4−V3)・C1が蓄積される。一方、第2のキャパシタ11の両方の端子間に印加される電圧VC2は0Vであり、第2のキャパシタ11に蓄積される電荷QC2は0である。(図3(b)参照)
その後、時刻t2において、スイッチSW4/SW3n、SW5をオフする。これにより、第1のキャパシタ10は、電気的に切り離されて浮遊状態となるが、その両端子の電圧はそれぞれV4、V3のままであり、電荷QC1、QC2も不変である。(図3(c)参照)
そして、時刻t3において、スイッチSW6をオンする。これにより、第1のキャパシタ10の他方の端子は、オペアンプ12の反転入力端子(−)に接続される。この時、反転入力端子(−)の電圧は、イマジナリーショートによりVREFになっているので、第1のキャパシタ10の他方の端子の電圧もV3からVREFに変化する。これに伴い、第1のキャパシタ10の他方の端子の電圧は、(V3−VREF)だけ変化するので、(V4−V3)+VREFとなる。電荷QC1、QC2は不変である。(図4(a)参照)
その後、時刻t4において、スイッチSW7をオンする。すると、オペアンプ12の出力端子から、第2のキャパシタ11、スイッチSW6、第1のキャパシタ10、スイッチSW7を通って基準電圧源13に電流が流れる。この場合、第1のキャパシタ10の両端子の電圧はVREFになるので、電荷QC1は0となる。また、前記電流により、第2のキャパシタ11に蓄積される電荷QC2は、QC2=(VOUT−VREF)・C2となる。C2は、第2のキャパシタ11の容量値である。(図4(b)参照)
スイッチSW7をオンする前後の状態で、第1のキャパシタ10の電荷QC1と第2のキャパシタ11の電荷QC2の和であるQC1+QC2は、電荷保存則により保存される。したがって、次の方程式が成り立つ。
(V4−V3)・C1=(VOUT−VREF)・C2
この方程式をVOUTについて解くと、VOUT=(V4−V3)・C1/C2+VREFである。即ち、出力電圧VOUTとしては、従来の回路と同じ結果が得られる。
この方程式をVOUTについて解くと、VOUT=(V4−V3)・C1/C2+VREFである。即ち、出力電圧VOUTとしては、従来の回路と同じ結果が得られる。
その後、時刻t5において、スイッチSW6、SW7をオフし、スイッチSW5をオンすることにより、再び、初期状態に戻す。これにより、オペアンプ12の出力電圧VOUTは再びVREFに戻る。その後は、同様の手順を繰り返すことにより、順次電池BV3からBV1の電圧を検出することができる。
上述した電池電圧検出回路100によれば、電池BV1〜BV4の両端子の電圧を順次第1のキャパシタ10に同時に印加するようにしたので、電池BV1〜BV4の電圧が変動した場合においても、その時点における正確な電圧を検出することができる。また、第1のキャパシタ10の両端子に印加される電圧は各電池の電圧なので、第1のキャパシタ10を高耐圧にする必要がなくなる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されず、その要旨を逸脱しない範囲で変更が可能なことは言うまでもない。例えば、直列接続される電池BV1〜BV4の数は変更することができる。その場合、電池の数に応じて、スイッチの数を変更する。
また、電池の数は1個のみ、例えば電池BV4のみあっても本発明を適用することが可能である。その場合は、スイッチとしては、スイッチSW4/SW3n、SW5、SW6、SW7があれば良い。
また、各電池に対応して、オペアンプ12、スイッチSW5〜SW7を設けることにより、各電池の電圧を同時に検出することも可能である。
さらに、スイッチ制御回路15により、所望の電池を選択して、選択した電池の電圧を
により、各電池の電圧を同時に検出することも可能である。
により、各電池の電圧を同時に検出することも可能である。
さらに、スイッチ制御回路15により、電池BV1〜BV4の中から、1つの電池を選択して、その選択された電池の電圧を検出することも可能である。
10 第1のキャパシタ
11 第2のキャパシタ
12 オペアンプ
13 基準電圧源
15 スイッチ制御回路
16 ADコンバータ
11 第2のキャパシタ
12 オペアンプ
13 基準電圧源
15 スイッチ制御回路
16 ADコンバータ
Claims (5)
- 第1のキャパシタと、
第1の入力端子に基準電圧が印加されたオペアンプと、
前記オペアンプの出力端子と前記オペアンプの第2の入力端子の間に接続された第2のキャパシタと、
電池の両端の電圧をそれぞれ前記第1のキャパシタの一方の端子及び他方の端子に同時に印加した後に、前記第1のキャパシタの一方の端子を前記オペアンプの第2の入力端子に接続し、その後、前記第1のキャパシタの他方の端子に前記基準電圧を印加するスイッチ回路と、を備え、前記オペアンプの出力電圧に基づいて前記電池の両端の電圧を検出することを特徴とする電池電圧検出回路。 - 前記スイッチ回路は、直列接続された複数の電池を1つずつ選択し、選択された電池の両端の電圧をそれぞれ前記第1のキャパシタの一方の端子及び他方の端子に同時に印加することを特徴とする請求項1に記載の電池電圧検出回路。
- 前記スイッチ回路は、直列接続された複数の電池の中から1つの電池を選択し、選択された電池の両端の電圧をそれぞれ前記第1のキャパシタの一方の端子及び他方の端子に同時に印加することを特徴とする請求項1に記載の電池電圧検出回路。
- 前記第2のキャパシタの容量値は、前記第1のキャパシタの容量値より大きいことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の電池電圧検出回路。
- 前記オペアンプの出力電圧をデジタルデータに変換するADコンバータを備えることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の電池電圧検出回路。
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JP2016111905A (ja) * | 2014-02-28 | 2016-06-20 | 株式会社リコー | スイッチ回路の制御方法、蓄電状態調整回路、蓄電状態調整装置及び蓄電池パック |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2016111905A (ja) * | 2014-02-28 | 2016-06-20 | 株式会社リコー | スイッチ回路の制御方法、蓄電状態調整回路、蓄電状態調整装置及び蓄電池パック |
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