JP2011139753A - パチンコ遊技機 - Google Patents

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建一 小島
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Abstract

【課題】遊技者の発射停止行為を抑制し得るパチンコ遊技機を提供する。
【解決手段】大当りとなる図柄生成行程中に、特別始動記憶手段に記憶される特別始動記憶データを判定し、大当りとなる特別始動記憶データが特別始動記憶手段に記憶されている場合には、当該判定後に実行される第一の特別遊技状態と、該第一の特別遊技状態終了から次の第二の特別遊技状態開始までのインターバル期間で、一連の演出内容を有する連続大当り演出を実行する。かかる連続大当り演出は、図柄生成行程中に記憶保持されている特別始動記憶データが多いほど高確率で実行されるから、連続大当り演出を興趣に富んだ演出とすることによって、遊技者の発射停止行為を抑制でき、パチンコ遊技機の稼働率を向上させることが可能となる。
【選択図】図5

Description

本発明は、特別始動口を遊技球が通過したのを契機として、特別図柄の変動態様及び停止態様を規定する特別始動記憶データを生成し、該特別始動記憶データに基づいて特別図柄表示装置で特別図柄を変動表示させ、その後に停止表示させる一連の図柄生成行程を実行するパチンコ遊技機に関する。
特別図柄を表示する特別図柄表示装置と、遊技球が通過可能な特別始動口と、該特別始動口を遊技球が通過したのを契機として、特別図柄の変動態様及び停止態様を規定する特別始動記憶データを生成する特別始動記憶生成手段と、前記特別始動記憶データに基づいて特別図柄表示装置で特別図柄を変動表示させ、その後に停止表示させる一連の図柄生成行程を順次実行する特別図柄制御手段と、前記図柄生成行程の結果、特別図柄が当り態様で停止表示されると、大入賞口が所定態様で開放する特別遊技状態に遊技状態を制御する遊技状態制御手段と、遊技球の前記特別始動口通過を契機として生成された特別始動記憶データを、当該特別始動記憶データに基づく図柄生成行程が開始されるまで所定の保留上限数を上限として記憶する特別始動記憶手段とを備えるパチンコ遊技機が広く知られている(特許文献1参照)。
特開2007−312803号公報
ところで、かかるパチンコ遊技機では、特別始動記憶手段が特別始動記憶データを保留上限数記憶している状態では、遊技球が特別始動口を通過しても新たな特別始動記憶データは生成されず無効となる。このため、従来のパチンコ遊技機では、特別始動記憶データの記憶数が保留上限数に超えないように、意図的に遊技球の発射を休止させて当該記憶数の増加を抑える行為が、遊技者の間で一般的に行われている。このような遊技球の発射停止行為は、遊技者にとっては無駄球の消費を抑制するという利点があるが、遊技場にとっては稼働率が低下するという不利益を生じることとなっていた。特に、大当りとなる可能性が高くなった場合、例えば、リーチが発生したり、大当りを予告する演出が表出されたりすると、特別遊技状態に備えて特別図柄が停止するまで発射停止行為が行われる傾向にある。而して、このようにパチンコ遊技機の稼働率を低下させる発射停止行為を減少させることが、遊技場にとっては急務となっていた。
本発明は、かかる現状に鑑みてなされたものであり、新たな趣向性を付与することにより、遊技者に発射停止行為を抑制させ得るパチンコ遊技機の提供を目的とする。
本発明は、特別図柄を表示する特別図柄表示装置と、遊技球が通過可能な特別始動口と、該特別始動口を遊技球が通過したのを契機として、特別図柄の変動態様及び停止態様を規定する特別始動記憶データを生成する特別始動記憶生成手段と、前記特別始動記憶データに基づいて特別図柄表示装置で特別図柄を変動表示させ、その後に停止表示させる一連の図柄生成行程を順次実行する特別図柄制御手段と、前記図柄生成行程の結果、特別図柄が当り態様で停止表示されて大当りとなると、大入賞口が所定態様で開放する特別遊技状態に遊技状態を制御する遊技状態制御手段と、遊技球の前記特別始動口通過を契機として生成された特別始動記憶データを、当該特別始動記憶データに基づく図柄生成行程が開始されるまで所定の保留上限数を上限として記憶する特別始動記憶手段と、大当りとなる図柄生成行程中に、特別始動記憶手段に記憶される特別始動記憶データを判定する先行判定手段とを備えるパチンコ遊技機であって、大当りとなる特別始動記憶データが特別始動記憶手段に記憶されていると前記先行判定手段が判定した場合に、先行判定手段の当該判定後に実行される第一の特別遊技状態と、該第一の特別遊技状態終了から次の第二の特別遊技状態開始までのインターバル期間で、一連の演出内容を有する連続大当り演出を実行する演出制御手段を備えることを特徴とするパチンコ遊技機である。ここで、本発明に係る「インターバル期間」とは、特別遊技状態終了後から、特別始動記憶手段に記憶保持されていた大当りとなる特別始動記憶データが消化され、次の特別遊技状態が開始されるまでの期間を指す。
すなわち、かかる構成にあっては、連続大当り演出が実行されると、まず、第一の特別遊技状態において、連続大当り演出の開始部分が実行される。この連続大当り演出は、第一の特別遊技状態が終了しても終了せず、少なくとも、次の第二の特別遊技状態が開始されるまでのインターバル期間でも継続実行される。したがって、この連続大当り演出によって、遊技者は、一連の演出内容を有する演出を、通常の大当り演出よりも長期に亘って楽しむことができ、かかるパチンコ遊技機では、遊技者に”連続大当り演出を見たい”という欲求が生じることとなる。ここで、連続大当り演出は、先行判定を行う時点において、記憶保持されている特別始動記憶データが多いほど高確率で実行されるため、かかるパチンコ遊技機では、遊技者は、連続大当り演出を見るために、特別始動記憶データを保留上限数まで記憶させるように努めることとなり、これにより遊技者の発射停止行為を抑制可能となる。
また、本発明にあって、前記演出制御手段は、前記連続大当り演出を、さらに、前記インターバル期間終了後の第二の特別遊技状態でも一連の演出内容を有するように継続実行することが提案される。かかる構成にあっては、連続大当り演出が、より長期に亘って継続することとなるため、連続大当り演出を一層興趣に富んだものにできる。
また、上記構成にあって、前記演出制御手段は、前記第二の特別遊技状態の契機となる図柄生成行程中に、大当りとなる特別始動記憶データが特別始動記憶手段に記憶されていると前記先行判定手段が判定した場合には、前記連続大当り演出を、さらに、前記第二の特別遊技状態終了から次の第三の特別遊技状態開始までのインターバル期間と、該第三の特別遊技状態で、一連の演出内容を有するように継続実行することが提案される。かかる構成にあっては、連続大当り演出を、さらに長期に亘って継続させて、一層興趣に富んだものにすることが可能となる。また、連続大当り演出を延長するための継続条件は、連続大当り演出中の先行判定で「大当りとなる特別始動記憶データ(以下、大当りデータという。)あり」と判定されることであり、特別始動記憶データの記憶数が多いほど、連続大当り演出が延長され易くなるから、かかる構成によれば、遊技者の発射停止行為を一層強く抑制可能となる。
また、本発明にあって、前記演出制御手段は、特別始動記憶手段に記憶される特別始動記憶データの中に、大当りとなる特別始動記憶データが2個以上の所定数以上あると前記先行判定手段が判定した場合には、第一の特別遊技状態と、該第一の特別遊技状態の後に実行される前記所定数の特別遊技状態と、第一の特別遊技状態及び前記所定数の特別遊技状態の間の各インターバル期間とで、一連の演出内容を有する特定連続大当り演出を実行する構成が提案される。かかる特定連続大当り演出の実行条件は、先行判定で、大当りデータが2個以上あると判定されることであるから、かかる特定連続大当り演出を見るためには、遊技者は、特別始動記憶手段に多くの特別始動記憶データを記憶させておかなくてはならない。したがって、かかる構成にあっては、発射停止行為を抑制するように遊技者を強く動機付けることができる。
また、本発明にあって、前記演出制御手段は、前記連続大当り演出中の略全期間に亘って、遊技機本体正面に配設された演出表示装置に、一連の演出内容を有する演出画像を表示させる構成が提案される。かかる構成にあっては演出表示装置の表示画面を中心として連続大当り演出が実現されることとなる。
また、本発明にあって、前記遊技状態制御手段は、特別遊技状態終了後、図柄生成行程で大当りとなる確率が通常遊技状態よりも高確率となる確変遊技状態に遊技状態を制御する構成が提案される。かかる構成にあっては、先行判定で大当りデータありと判定される確率が高くなり、連続大当り演出の実行頻度が高くなるため、連続大当り演出への期待感を高めることが可能となる。
また、上記構成にあって、前記遊技状態制御手段は、前記確変遊技状態で、前記保留上限数と同数の図柄生成行程が大当りとなることなく終了すると、遊技状態を通常遊技状態に制御する構成が提案される。かかる構成にあっては、先行判定の結果と、確変遊技状態中の大当りの有無に強い相関性が生まれることとなり、連続大当り演出が、賞球等の実際の利得と強く関連することにより、連続大当り演出の価値がより高いものとなる。
以上に述べたように、本発明によれば、大当りとなる図柄生成行程中に実行される先行判定の結果、特別始動記憶手段に大当りとなる特別始動記憶データが記憶されていると判定された場合には、一連の演出内容を有する長期間に亘る連続大当り演出が実行されることとなる。そして、かかる連続大当り演出が実行されるためには、先行判定時の特別始動記憶データの数が多いほど有利となるため、本発明のパチンコ遊技機にあっては、遊技者は、特別始動記憶データが保留上限数に達するように心がけることとなり、これにより、遊技者の発射停止行為を抑制し、稼働率を向上させることが可能となる。
パチンコ遊技機1の斜視図である。 遊技盤10の正面図である。 センターケース13の正面図である。 遊技を制御する制御回路を示すブロック図である。 連続大当り演出の実行態様を示す説明図である。 連続大当り演出用の演出コマンドの振分け態様を示す説明図である。 メイン処理の処理内容を示すフローチャートである。 入賞検出処理の処理内容を示すフローチャートである。 特別始動口処理の処理内容を示すフローチャートである。 特別図柄処理の処理内容を示すフローチャートである。 大入賞口処理の処理内容を示すフローチャートである。 先行判定処理の処理内容を示すフローチャートである。 大当り演出処理の処理内容を示すフローチャートである。 中間演出処理の処理内容を示すフローチャートである。
本発明の実施形態を、以下の実施例に従って説明する。
パチンコ遊技機1は、図1に示すように、遊技島設備(図示省略)に固定される外枠2と、この外枠2の前面開口部を覆う遊技機本体3とからなる。遊技機本体3は、中央上部の略円形の開口部に遊技盤10が取り付けられた前枠5を備え、この前枠5の一側縁がヒンジ部材4,4を介して外枠2に開閉可能に枢着されている。さらに前枠5には、遊技盤10を覆うガラス板6が設けられている。また、前枠5の下部には、上受皿7と下受皿8とが上下に列設されており、下受皿8の右側方に発射ハンドル9が配設される。
図2は、遊技盤10の正面図である。遊技盤10の前面には、ガイドレール11によって略円形の遊技領域12が区画形成されている。遊技領域12の中央には、各種遊技部材を組み込んだセンターケース13が配設される。図3は、この遊技領域12の中央に配設されたセンターケース13の正面図である。センターケース13には、演出表示装置14が組み付けられている。演出表示装置14は、液晶表示器又はCRT表示器等からなり、その表示画面には演出図柄や各種演出画像が表示される。
図3に示すように、演出表示装置14の下部には、8個のLED(発光ダイオード)が横並びに配設される。この8個のLEDのうち、左右の6個は特別図柄表示装置15であり、中央の2個は普通図柄表示装置16である。
特別図柄表示装置15は、LEDの点灯態様によって特別図柄を表示するものである。後述するように、特別図柄表示装置15は、所定契機によって、各LEDを点滅させることにより夫々の特別図柄を変動させ、その後にいずれかのLEDが点灯した態様で特別図柄を停止表示する。本実施例では、右側のLEDが点灯した態様がハズレ態様、左側の三つのLEDのいずれかが点灯した態様が当り態様と設定されており、いずれかの特別図柄が当り態様で停止表示された場合に、いわゆる「大当り」となって後述の特別遊技状態に移行する。
一方、普通図柄表示装置16は、LEDの点灯態様によって普通図柄を表示するものである。後述する普通始動口19を遊技球が通過すると、このLEDが順次点滅することで普通図柄を変動させ、その後にいずれかのLEDが点灯した態様で普通図柄を停止表示する。左側のLEDのみが点灯した態様が当り態様、左右のLEDが点灯した態様がハズレ態様に設定されており、当り態様で停止表示された場合には、後述の普通電動役物23が拡開作動する。
図3に示すように、演出表示装置14の右上位置には、四個のLEDからなり、該LEDの点灯数によって後述の特別始動記憶数Pを表示する特別始動記憶数表示装置17が設けられている。ここで、特別始動記憶数表示装置17の各LEDは赤色と緑色に発光可能な二色発光LEDで構成される。さらに、演出表示装置14の直下位置には、四個のLEDからなり、該LEDの点灯数によって普通始動記憶数Qを表示する普通始動記憶数表示装置18が設けられている。
図2に示すように、センターケース13の左側には普通始動口19を有する普通始動ゲート21が設けられている。普通始動口19を遊技球が通過すると、この普通始動ゲート21に具備された球検知スイッチが球検知信号を出力し、かかる球検知信号に基づいて普通図柄表示装置16のLEDが点滅開始する。
また、図2に示すように、センターケース13の直下位置には特別始動口20を有する普通電動役物23が配設される。普通電動役物23は、特別始動口20の開口幅を変動させる開閉翼片24を備えている。普通図柄表示装置16で普通図柄が当り態様で停止表示されると、ソレノイドによって開閉翼片24が所定時間拡開駆動されて、通常より特別始動口20へ入球し易い状態となる。そして、特別始動口20を遊技球が通過すると、普通電動役物23に内臓された球検知スイッチが球検知信号を出力し、かかる球検知信号に基づいて特別図柄表示装置15のLEDが点滅開始する。また、特別始動口20は入賞口も兼ねており、遊技球が特別始動口20を通過すると、所定数の賞球が払い出される。
普通電動役物23の直下、かつアウト口30の直上方位置には、大入賞口25を有する特別電動役物26が配設されている。この特別電動役物26は横長矩形状の開閉片27を具備している。開閉片27は内蔵するソレノイドにより開閉制御され、これによって大入賞口25が開放状態と閉鎖状態に変換される。また、特別電動役物26の内部には入賞した遊技球を検知する球検知スイッチが設けられる。
また、遊技領域12の下部には一般入賞口28を有する一般入賞装置29が四個配設されており、遊技球が一般入賞口28に入賞すると、一般入賞装置29に内蔵された球検知スイッチが球検知信号を出力し、かかる球検知信号に基づいて所定数の賞球が払い出される。
次に、本実施例のパチンコ遊技機の遊技作動を制御する制御回路を、図4を参照して説明する。
マイクロコンピュータを構成する主制御基板60には、パチンコ遊技機の遊技作動等を制御するための基板回路が設けられる。この主制御基板60は、遊技の統括的な制御を実行するものであり、本発明に係る特別始動記憶生成手段、特別図柄制御手段、遊技状態制御手段、特別始動記憶手段、先行判定手段、及び演出制御手段は、主にこの主制御基板60により実現される。この基板回路上には主制御用中央制御装置CPUが配設される。この主制御用中央制御装置CPUには、演算処理に用いる動作プログラムを格納する記憶装置ROMと、必要なデータを随時読み書きできる記憶装置RAMとが、データを読み書きするアドレスを指定する情報を一方的に伝えるアドレスバス(図示省略)と、データのやり取りを行うデータバス(図示省略)を介して接続され、主制御基板60の基板回路を構成している。記憶装置ROMには、制御プログラムや、特別始動記憶データを参照して図柄生成行程の当落判定や図柄の変動・停止態様、演出態様等を決定するための各種テーブルが格納されている。
一方、記憶装置RAMには、各種球検知スイッチからの球検知信号等が一時的に記憶される記憶エリア、各種のタイマや乱数カウンタ、計数カウンタ等を構成するレジスタ領域、及びワークエリア等が設けられている。
さらに、この主制御基板60の基板回路には、所定のクロックパルスを出力するクロック装置(図示省略)が設けられ、主制御用中央制御装置CPUに接続されている。そして主制御用中央制御装置CPUは、一定間隔のクロックパルスによって時系列的に演算処理を行い、一連の処理作動を順次実行する。また、このクロック装置により出力されたクロックパルスをカウントして、時間を計測するタイマTMも接続される。
ここで主制御用中央制御装置CPU、及び後述する各制御基板62〜67に設置される各中央制御装置CPUは、所定のデータの処理を行う演算ユニット(ALU)を連成した演算装置と、この演算装置に入出力するデータや読み込んだ命令を保管しておくレジスタと、命令を解読するデコーダ等によって構成されている。そして、この主制御用中央制御装置CPUは、所定の形式で生成したデータ又はコマンドを三つの制御基板62,63,64へ出力し、各制御基板62,63,64の中央制御装置CPUがこのデータ等に従って所定の制御を処理実行することとなる。
ここで、主制御基板60の記憶装置RAMの記憶領域に設けられる各乱数カウンタについて説明する。
大当りカウンタは0〜299の範囲の値を取るものであり、特別始動口20へ入賞するとその時点の大当りカウンタの値が抽出される。そして抽出された大当りカウンタ値は、所定の大当り値と比較され、抽出された大当りカウンタ値が大当り値と一致していた場合には「大当り(特別図柄の当選)」となり、不一致であった場合には「ハズレ」となる。ここで所定大当り値には、高確率時の30個の大当り値「7,11,37,…,233,257,273」と通常確率時の1個の大当り値「7」の二種類があり、通常遊技状態では、大当りカウンタ値は通常確率時の大当り値と比較されるが、上述の確変遊技状態では、高確率時の大当り値と比較される。すなわち、通常遊技状態では、抽出された大当りカウンタ値が「7」の場合にのみ当選となり、確変遊技状態では、抽出された大当りカウンタ値が「7,11,37,…,233,257,273」の場合に当選となる。したがって、通常遊技状態では、当選する確率(以下、当選確率という)は1/300であり、確変遊技状態では、当選確率は30/300(=1/10)となる。
また、図柄カウンタは0〜7の範囲の値を取るものであり、特別始動口20へ入賞するとその時点の図柄カウンタの値が抽出される。上記大当りカウンタ値の判定結果が「大当り」である場合に、抽出された図柄カウンタの抽出値が、当選種類に対応する所定の当選種別判定値と一致するか否かによって当選種類が決定される。
普通当りカウンタは0〜30の範囲の値を取るものであり、遊技球が普通始動ゲート21を通過するとその時点の普通当りカウンタの値が抽出される。そして抽出された普通当りカウンタ値は、所定の当り値と比較され、抽出された普通当りカウンタ値が該当り値と一致していた場合には内部的に「当り(普通図柄の当選)」となり、不一致であった場合には「ハズレ」となる。
また、特別始動口20に入賞した際には、演出表示装置14で演出図柄のリーチ変動を行うか否かを決定するためのリーチカウンタや、特別図柄や演出図柄の変動態様を決定するための態様カウンタからも値が抽出される。図柄生成行程での特別図柄の変動態様及び停止態様を規定する特別始動記憶データは、これらのカウンタから抽出したカウンタ値の集合であり、特別始動口20入賞を契機として各カウンタから抽出された各カウンタ値は、一個の特別始動記憶データとして纏められて記憶装置RAMに保持され、当該特別始動記憶データに基づいて図柄生成行程が開始されると消去される。
ここで、記憶装置RAMには、特別始動口20の入賞に基づく特別始動記憶データを記憶する特別始動記憶領域が設けられている。この特別始動記憶領域は、本発明に係る特別始動記憶手段を構成するものである。特別始動記憶領域には、保留上限数である四個の特別始動記憶データを記憶するための記憶領域1〜4が設けられており、特別始動口20入賞によって生成された特別始動記憶データのうち、最も先に記憶されたものから順番に、記憶領域1から記憶領域4へと記憶保持される。図柄生成行程は、特別始動記憶領域に最も先に記憶される特別始動記憶データに基づいて実行される。すなわち、特別始動記憶領域では、記憶領域1に記憶される特別始動記憶データに基づいて図柄生成行程が実行されるとともに、記憶領域2〜4に特別始動記憶データが残っている場合には、それらの特別始動記憶データが記憶領域1〜3へとシフトする。
また、特別始動記憶領域に何個の特別始動記憶データが記憶されているかが、特別始動記憶数Pとして記憶装置RAMに記憶保持される。また、記憶装置RAMには、普通始動口19を遊技球が通過した時に取得された普通当りカウンタ値を記憶する普通始動記憶領域が設けられており、普通始動記憶領域に何個の普通当りカウンタ値が記憶されているかが、普通始動記憶数Qとして記憶装置RAMに記憶保持される。
また、この主制御基板60の基板回路には、主制御用中央制御装置CPUが周辺機器とデータ通信を行う入力ポート(図示省略)及び出力ポート(図示省略)が設けられており、この出力ポートを介して主制御基板60からの制御指令が、演出制御基板62、図柄制御基板63、及び払出制御基板64の各入力ポートに向け、一方向に出力されるように接続されている。また、主制御基板60の入力ポートには、盤面中継基板61を介して、普通始動ゲート21、普通電動役物23、特別電動役物26、一般入賞装置29等が接続される。そして、主制御基板60が2msごとに、これらに内蔵された各スイッチの遊技球検出状態を調べ、遊技球検出があると、その球検出信号が波形整形回路により波形整形されて主制御用中央制御装置CPUに入力され、その情報を記憶装置RAMに記憶する。また、主制御基板60の出力ポートには、盤面中継基板61を介して普通電動役物23や特別電動役物26等が接続されており、主制御用中央制御装置CPUが所定の条件を選出した場合に、これらに内蔵されたソレノイドやモータを作動させる。
上記の演出制御基板62には、パチンコ遊技機1で実行される演出全般を制御するための基板回路が設けられる。この基板回路は、演出を制御処理する演出制御用中央制御装置CPUに、多岐にわたる演出態様に関する固定データが格納されている記憶装置ROMと、必要なデータを読み書きできる記憶装置RAMと、入力ポート及び出力ポートとが接続されて構成されている。演出制御基板62の出力ポートには、演出表示装置14を制御する画像制御基板65、音声演出を制御する音源制御基板66、及びLEDランプによる演出を制御する光源制御基板67が接続されている。そして、演出制御基板62は、主制御基板60からの演出コマンドが入力ポートに入力されると、演出制御用中央制御装置CPUにおいて演算処理し、該演出コマンドで指示された演出態様を実行するために、画像制御基板65、音源制御基板66、及び光源制御基板67へ向けて制御コマンドを送信する。すなわち、本発明に係る演出制御手段は、主制御基板60、演出制御基板62、画像制御基板65、音源制御基板66、及び光源制御基板67等によって構成される。
上記の画像制御基板65には、演出表示装置14の表示態様を制御するための基板回路が設けられる。この基板回路は、表示態様を制御処理する画像制御用中央制御装置CPUに、その表示態様に関する固定データが格納されている記憶装置ROMと、必要なデータを読み書きできる記憶装置RAMと、入力ポート及び出力ポートとが接続されて構成されている。画像制御基板65は、演出制御基板62から入力ポートを介して入力されたデータ又はコマンドを画像制御用中央制御装置CPUにおいて演算処理し、所定の表示態様を表示するデータを、出力ポートを介して表示用ドライバに出力する。そして、この表示用ドライバが、前記データに従って演出表示装置14に所定態様で表出させる。
上記の音源制御基板66には、スピーカから発生する効果音等を制御するための基板回路が設けられる。この基板回路は、音響を制御する音源制御用中央制御装置CPUに、動作プログラムや音響発生パターン等の固定データが格納されている記憶装置ROMと、必要なデータを読み書きする記憶装置RAMと、入力ポート及び出力ポートとが接続されて構成されている。この音源制御基板66は、上記の演出制御基板62より入力ポートを介して入力されたデータ又はコマンドを音源制御用中央制御装置CPUで演算処理し、所定の音データを、出力ポートを介してサウンドジェネレータに出力し、このサウンドジェネレータが、前記音データに従ってスピーカに効果音を出力させる。
上記の光源制御基板67には、遊技機本体3に配設された多数の演出用ランプを制御するための基板回路が設けられている。この基板回路は、演出用ランプの点灯、点滅等を制御する光源制御用中央制御装置CPUに、動作プログラムや、演出ランプを所定の発光態様に従って発光させるための発光パターン等の固定データが格納されている記憶装置ROMと、必要なデータを読み書きする記憶装置RAMと、入力ポート及び出力ポートとが接続されて構成されている。この光源制御基板67は、光源制御用中央制御装置CPUで、上記の演出御基板62から入力ポートを介して入力されたデータ又はコマンドを演算処理し、所定の光データを、出力ポートを介して、演出用ランプを発光作動するドライバを配した光源作動基板に出力し、この光源作動基板が、各種の演出用ランプを点灯、点滅させる。
上記の図柄制御基板63には、特別図柄表示装置15、普通図柄表示装置16、特別始動記憶数表示装置17、普通始動記憶数表示装置18を制御するための基板回路が設けられている。この基板回路は、各装置のLEDの点灯、点滅等を制御する図柄制御用中央制御装置CPUに、動作プログラムや、LEDを所定の発光態様に従って発光させるための発光パターン等の固定データが格納されている記憶装置ROMと、必要なデータを読み書きする記憶装置RAMと、入力ポート及び出力ポートとが接続されて構成されている。この図柄制御基板63は、図柄制御用中央制御装置CPUで、上記の主制御基板60から入力ポートを介して入力されたデータ又はコマンドを演算処理し、所定の光データを、出力ポートを介して、各装置のLEDを発光作動するドライバを配した図柄作動基板に出力し、この図柄作動基板が、各装置のLEDを点灯、点滅させる。すなわち、この図柄制御基板63及び主制御基板60等により、本発明に係る特別図柄制御手段が構成される。
上記の払出制御基板64には、遊技球の貸球や賞球等の払出しを制御するための基板回路が設けられている。この基板回路は、貸球ユニットや賞球ユニット等の各種ソレノイドを作動して、所定の貸球や賞球の供給を制御する払出制御用中央制御装置CPUに、動作プログラム、賞球や貸球の球数パターン等の固定データが格納されている記憶装置ROMと、球数カウントデータ等の必要なデータを読み書きする記憶装置RAMと、入力ポート及び出力ポートとが接続されて構成されている。この払出制御基板64は、主制御基板60から入力されたデータ又はコマンドに従い、払出制御用中央制御装置CPUで演算処理し、所定のデータを、出力ポートを介して払出中継基板に送信し、このデータにより貸球ユニットや賞球ユニット等の各種ソレノイドを作動し、所定の貸球や賞球の払出しを実行する。また、払出制御基板64は、遊技球の貸球を記憶したプリペイドカードの読込みや書込みを行う機外装置であるプリペイドカードユニットと、このプリペイドカードのデータ処理を中継するCR接続基板を介して接続され、遊技球の残球データ等をやり取りする。
次に、本実施例のパチンコ遊技機の基本的な遊技作動を、図2,3を参照して簡単に説明する。なお、本実施例のパチンコ遊技機の基本的な遊技作動は、既存のパチンコ遊技機と同様であるため詳細な説明は省略する。
本発明のパチンコ遊技機にあっては、通常の遊技状態(通常遊技状態)に加え、特別図柄の当選確率が通常確率よりも高確率となる確変遊技状態と、特別図柄の当り(大当り)によって開始される上記特別遊技状態といった三つの遊技状態がある。
通常遊技状態及び確変遊技状態にあっては、遊技球が発射装置から遊技盤10の遊技領域12に発射され、該遊技球が特別始動口20を通過した場合、乱数抽選が行われて特別始動記憶データが生成される。そして、生成された特別始動記憶データに基づいて図柄生成行程が順次実行される。図柄生成行程が開始されると、特別図柄表示装置15でLEDが点滅し、特別図柄が変動開始する。そして、各特別図柄が点滅を停止すると、遊技者に特別図柄の態様を認識させるため、特別図柄を一定時間(約1秒)停止表示する。ここで、特別図柄が当り態様で停止表示されると大当りとなり、後述の特別遊技状態に移行する。
また、通常、図柄生成行程の実行中は、演出表示装置14の表示画面で演出用の図柄が変動し、当該変動に合わせてスピーカや演出用ランプが所定態様で作動する。ここで、表示画面では、場合によって遊技者の大当りへの期待感を高めるいわゆるリーチ変動が実行される。かかるリーチ変動を実行する場合には、通常よりも当り態様で確定表示する頻度が高くなるように設定されており、遊技者はリーチ変動により大当りの期待感を高めるとともに、表示画面での多様な演出態様により、演出用図柄の変動が停止するまで興奮を持続させることができる。
特別始動口20への入賞によって生成された特別始動記憶データは、当該特別始動記憶データに基づく図柄生成行程が開始されるまで記憶保持される。ここで、特別始動記憶領域には4個の特別始動記憶データを保持可能となっており、特別始動記憶領域に4個の特別始動記憶データが保持されている場合には、特別始動口20へ入賞しても特別始動記憶データが生成されない。
次に、通常遊技状態及び確変遊技状態での普通図柄表示装置16の変動態様について概説する。
遊技球が普通始動口19を通過すると、普通図柄表示装置16の二個のLEDが点滅開始して、普通図柄が変動開始する。一方、この普通図柄表示装置16の点滅中又は普通電動役物23の開放動作中に、遊技球が普通始動口19を通過すると、普通始動記憶数表示装置18のLEDの点灯数が追加され、未実行の変動回数を遊技者に報知する。普通図柄は所定時間経過すると変動を停止し、当り態様又はハズレ態様が停止表示される。そして当り態様で停止表示された場合には普通電動役物23の拡開作動が実行されて特別始動口20が所定時間開放状態となる。普通図柄の停止表示後、又は普通電動役物23の開放動作終了後に、普通始動記憶数表示装置18のLEDが点灯している場合には、該LEDが一つ消灯し、普通図柄は再び変動開始することとなる。
次に、確変遊技状態について説明する。
確変遊技状態は、通常遊技状態より高確率で特別図柄が当たりやすくなる遊技状態である。具体的には、通常遊技状態中の当選確率が1/300であるのに対し、確変遊技状態では当選確率が1/10となるので、確変遊技状態は通常遊技状態よりも30倍当り易い有利な状態といえる。本実施例では、特別遊技状態の終了後に必ず確変遊技状態に移行する。確変遊技状態の継続期間は図柄生成行程4回に規定されており、確変遊技状態にあって図柄生成行程が4回実行されると確変遊技状態が終了し、通常遊技状態に移行する。
次に、特別遊技状態について説明する。
特別遊技状態は、大入賞口25が開閉する開閉ラウンドを所定回数実行する遊技状態であり、上述のように、通常遊技状態又は確変遊技状態でいずれかの特別図柄が当り態様で停止表示されて大当りとなると開始され、所定回数の開閉ラウンドを終了すると特別遊技状態が終了し、確変遊技状態へ移行する。特別遊技状態では、大入賞口25が30秒間開放して閉鎖すると一回の開閉ラウンドが終了する。そして、この開閉ラウンドを16回繰り返すことによって特別遊技状態が終了する。この特別遊技状態では、大入賞口25へ100個以上の入賞が期待でき、遊技者は多量の賞球を獲得できる。
以下に本発明の要部に係る遊技態様を説明する。
本実施例のパチンコ遊技機1では、上述のように、特別始動記憶データに基づいて図柄生成行程が順次開始され、特別図柄が当り態様で停止表示されると大当りとなって特別遊技状態に移行する。ここで、特別遊技状態では、遊技を盛り上げるために、演出表示装置14を中心に特別遊技状態特有の大当り演出が実行される。この大当り演出は、一回の特別遊技状態で完結する単発大当り演出と、複数回の特別遊技状態に跨る連続大当り演出とがある。
単発大当り演出は、連続大当り演出が実行されない特別遊技状態で実行される。単発大当り演出の演出内容は、前後の特別遊技状態や確変遊技状態等の演出内容と連続性のない、一回の特別遊技状態で完結するものであり、連続大当り演出と比較すると、やや興趣に乏しい演出である。
連続大当り演出は、特別図柄が当り態様で停止する図柄生成行程(以下、大当り図柄生成行程という。)にあって、特別始動記憶領域に、図柄生成行程で大当りとなる特別始動記憶データ(以下、大当りデータという。)が記憶保持されている場合に実行される。具体的には、大当り図柄生成行程にあって特別図柄が変動停止すると、その時点で特別始動記憶領域に記憶保持されている特別始動記憶データの内容を判定する先行判定が行われる。そして、先行判定の結果、特別始動記憶領域に「大当りデータあり」と判定された場合には、直後の特別遊技状態にて連続大当り演出が開始される。
連続大当り演出が開始されると、最初の特別遊技状態(第一の特別遊技状態)の終了後に1〜4回の図柄生成行程が実行され、特別始動記憶領域に記憶された大当りデータで再度大当りとなって、第二の特別遊技状態が開始される。そして、連続大当り演出は、第一の特別遊技状態開始から、少なくとも、第二の特別遊技状態が終了するまで継続される。連続大当り演出では、一連のストーリーを有する演出内容を有しており、かかる連続大当り演出によって、遊技者は長期に亘る興趣に富んだ演出を楽しむことができる。具体的には、連続大当り演出は、特別遊技状態中の大当り演出部と、確変遊技状態中(インターバル期間)の中間演出部に分けられ、各大当り演出部では、天使と悪魔の対決シーンが演出表示装置14で表示され、各中間演出部では、対決シーンと対決シーンの間に起こるストーリーが表示される。そして、連続大当り演出では、これらの大当り演出部と中間演出部で表示される各シーンが、矛盾なく繋がることにより、全体として一連のストーリーを有する演出が実現される。
ここで、本実施例に係る連続大当り演出は、通常連続演出とプレミア連続演出の二種類がある。通常連続演出は、先行判定の結果、特別始動記憶領域に「大当りデータが1個あり」と判定された場合に実行される。一方、プレミア連続演出は、先行判定の結果、「大当りデータが2個以上あり」と判定された場合に実行される。すなわち、かかるプレミア連続演出は、本発明に係る「特定連続大当り演出」に相当するものである。
通常連続演出は、開始契機となった先行判定直後の第一の特別遊技状態と、該第一の特別遊技状態から次の第二の特別遊技状態までのインターバル期間と、該第二の特別遊技状態に亘って継続実行される。ここで、第二の特別遊技状態の開始契機となる大当り図柄生成行程でも先行判定結果が「大当りデータあり」である場合には、通常連続演出は、さらに、第二の特別遊技状態終了後のインターバル期間と、次の第三の特別遊技状態まで継続実行される。同様に、第三の特別遊技状態の開始契機となる図柄生成行程でも先行判定結果が「大当りデータあり」である場合には、通常連続演出は、第三の特別遊技状態終了後のインターバル期間と、次の第四の特別遊技状態まで継続実行される。本実施例では、通常連続演出の継続期間が特別遊技状態4回までに制限されており、第四の特別遊技状態の開始契機の図柄生成行程で「大当りデータあり」と判定されたとしても通常連続演出は第四の特別遊技状態の終了とともに終了する。
図5(a)は、通常連続演出が実行される場合の演出態様を時系列的に示したものである。すなわち、まず、通常遊技状態では、図柄生成行程に合わせて演出図柄が変動する通常演出が実行される。そして、かかる通常遊技状態の大当り図柄生成行程にあって、先行判定で「1個の大当りデータあり」と判定されることで、直後の特別遊技状態1にて通常連続演出が開始される。この通常連続演出は、特別遊技状態1が終了しても継続し、次の特別遊技状態2が開始されるまでのインターバル期間(確変遊技状態1)と、特別遊技状態2に亘って継続実行される。このため、遊技者は、特別遊技状態1,確変遊技状態1,及び特別遊技状態2に亘って一連の内容を有する演出に興じることができる。ここで、図5(a)の例では、特別遊技状態2の契機となった大当り図柄生成行程において、先行判定の結果が「大当りデータなし」であるため、通常連続演出は特別遊技状態2の終了とともに終了し、特別遊技状態2の終了後の確変遊技状態2では、図柄生成行程に合わせて演出図柄が変動する通常演出が実行される。
図5(b)は、通常連続演出の別の演出態様を示したものである。かかる例では、図5(b)に示すように、特別遊技状態2の契機となった大当り図柄生成行程にあって、先行判定で「大当りデータあり」との結果が得られる。このため、かかる例では、通常連続演出が、さらに、特別遊技状態2の終了後のインターバル期間(確変遊技状態2)及び、次の特別遊技状態3に亘って継続実行される。したがって、かかる場合には、遊技者は、より長期間に亘って一連の内容を有する演出に興じることができる。このように、通常連続演出は、通常連続演出中に実行される先行判定の結果に応じて、最大4回の特別遊技状態に亘って継続実行されることとなるため、遊技者は、先行判定の結果に応じて、より長期間に亘って連続大当り演出を楽しむことができる。
プレミア連続演出は、上述のように、先行判定において2個以上の大当りデータがあると判定されると、直後の特別遊技状態にて開始される。このプレミア連続演出は、当該先行判定直後の第一の特別遊技状態と、該特別遊技状態に続く第二、第三の特別遊技状態と、これらの特別遊技状態の間のインターバル期間に亘って実行される。かかるプレミア連続演出は、先行判定の結果が「2個以上の大当りデータあり」である場合に実行されるものであり、実行条件が厳しく、上記通常連続演出よりも実行頻度が少ない。そして、本実施例では、かかるプレミア連続演出に、通常連続演出よりも豪華な演出内容を付与することにより、当該プレミア連続演出を、希少価値が高く、且つ興趣に富んだ貴重な演出として位置づけている。
図5(c)は、プレミア連続演出が実行される場合の演出態様を時系列的に示したものである。すなわち、まず、通常遊技状態では通常演出が実行されており、かかる通常遊技状態の大当り図柄生成行程にあって、先行判定で「2個の大当りデータあり」と判定されることで、直後の特別遊技状態1にてプレミア連続演出が開始される。この通常連続演出は、特別遊技状態1が終了しても継続し、その後のインターバル期間(確変遊技状態1)と、次の特別遊技状態2と、さらにその後のインターバル期間(確変遊技状態2)と、さらに次の特別遊技状態3に亘って継続実行される。そして、かかるプレミア連続演出は、特別遊技状態3の終了とともに終了する。このように、先行判定で「2個以上の大当りデータあり」と判定された場合には、遊技者は、3回の特別遊技状態に亘って、通常連続演出よりも豪華な、興趣に富んだ演出を楽しむことができる。
また、図5(d)は、単発大当り演出が実行される場合の演出態様を時系列的に示したものである。すなわち、かかる例では、まず通常遊技状態で通常演出が実行されており、かかる通常遊技状態の大当り図柄生成行程にあって、先行判定で「大当りデータなし」と判定されることで、直後の特別遊技状態1にて単発大当り演出が実行される。この単発大当り演出は、特別遊技状態1の終了とともに終了し、その後の確変遊技状態1では、通常演出が実行される。また、かかる例では、確変遊技状態1の大当り図柄生成行程にあって、先行判定で「大当りデータなし」と判定されることで、直後の特別遊技状態2にて単発大当り演出が実行され、その後の確変遊技状態2では通常演出が実行される。このように、先行判定で「大当りデータなし」と判定された場合は、一回の特別遊技状態で完結する、比較的興趣に乏しい単発大当り演出が実行されることとなる。
連続大当り演出は、主制御基板60から演出制御基板62に送信される演出コマンドによって制御される。連続大当り演出用のコマンドには、特別遊技状態中の大当り演出部の演出制御に係る大当り演出コマンドと、インターバル期間中の中間演出部の演出制御に係る中間演出コマンドとがある。大当り演出コマンド及び中間演出コマンドは複数種類用意されており、先行判定の結果やその他のパラメータに応じて主制御基板60が適切な演出コマンドを選択して送信することにより、ストーリーに矛盾のない整合性のある演出が実現される。なお、特別遊技状態と次の特別遊技状態の間のインターバル期間は、大当りになるまでの図柄生成行程の回数や、各図柄生成行程の実行時間によって変化するため、中間演出部の長さは一定ではない。このため、本実施例にあっては、中間演出部の演出を実現するための演出コマンドを10種類ずつ用意し、インターバル期間の長さに応じて適切な演出時間を有する中間演出コマンドを送信する。なお、10種類の演出コマンドは、全て同様のストーリーを有する演出であって、一部シーンを挿入・削除することによって、前後の大当り演出部の演出内容との整合性を保ちつつ、演出時間を調整したものである。
図6は、これらの演出コマンドの選択態様を示したものである。具体的には、通常連続演出を開始する場合には、主制御基板60は、第一の特別遊技状態の開始時に「大当り演出10」の演出コマンドを送信し、当該特別遊技状態終了時にはインターバル期間に応じて「中間演出10〜19」のいずれかの演出コマンドを送信する。そして、第二の特別遊技状態で通常連続演出を終了する場合には、当該特別遊技状態開始時に「大当り演出21」の演出コマンドを送信し、さらに通常連続演出を継続する場合には「大当り演出20」を送信し、第二の特別遊技状態終了時に「中間演出30〜39」のいずれかの演出コマンドを送信する。以下同様にして、主制御基板60は、先行判定の結果やインターバル期間の長さに合わせて演出コマンドを選択し、一連の演出内容を有する通常連続演出を実行する。
一方、プレミア連続演出を実行開始する場合には、主制御基板60は、第一の特別遊技状態の開始時に「大当り演出11」の演出コマンドを送信し、当該特別遊技状態終了時にはインターバル期間の長さに応じて「中間演出20〜29」のいずれかの演出コマンドを送信する。同様にして、第二の特別遊技状態開始時には、当該特別遊技状態開始時に「大当り演出22」の演出コマンドを、第二の特別遊技状態終了時に「中間演出40〜49」のいずれかの演出コマンドを送信し、最後に、第三の特別遊技状態開始時に「大当り演出32」の演出コマンドを終了する。また、単発大当り演出を実行する場合には、主制御基板60は、特別遊技状態の開始時に「大当り演出12」の演出コマンドを送信する。
このように、本実施例のパチンコ遊技機では、大当り図柄生成行程中の先行判定で「大当りデータあり」と判定されると連続大当り演出が実行され、遊技者は一連のストーリーを有する演出を長期間に亘って楽しむことができる。ここで、先行判定の結果は、判定の対象となる特別始動記憶データが多いほど有利となる。具体的には、判定時の特別始動記憶数PがP=1である場合は「大当りデータあり」と判定される確率が約10%であるが、P=2である場合には約19%、P=3では約27%、P=4では約35%となる。すなわち、連続大当り演出を高頻度で楽しむためには、遊技者は、特別始動記憶数Pが多くなるよう遊技する方が有利である。したがって、かかるパチンコ遊技機1では、遊技者は、連続大当り演出を見るために、特別始動記憶数Pが常に保留上限数に達するように遊技することとなり、これにより、遊技者の発射停止行為が減少し、パチンコ遊技機の稼働率が向上することとなる。
特に、本実施例では、通常連続演出は、少なくとも2回の特別遊技状態に亘って継続実行され、該通常連続演出中の先行判定において「大当りデータあり」と判定されると、さらに次の特別遊技状態まで通常連続演出を継続実行するから、特別始動記憶数Pが多いほど、遊技者は、通常連続演出をより長期に亘って楽しむことができる。
また、本実施例では、先行判定で「2個以上の大当りあり」と判定された場合には、通常連続演出よりも豪華なプレミア連続演出(特定連続大当り演出)が3回の特別遊技状態に亘って実行されるため、遊技者は、プレミア連続演出を実行させるために、発射停止行為を控えて、特別始動記憶数Pが保留上限数に維持されるように努めることとなる。
特に、本実施例のパチンコ遊技機1は、特別遊技状態終了後の4回の図柄生成行程で確変遊技状態となるため、先行判定では、特別始動記憶データは、通常確率よりも高い確率で「大当りデータあり」と判定される。このため、かかるパチンコ遊技機1では連続大当り演出が比較的高頻度で発生することとなり、遊技者に連続大当り演出を強く印象付けることができる。また、連続大当り演出の実行条件は、確変遊技状態中の大当り発生と強い相関があり、確変遊技状態での大当りが連続するほど、連続大当り演出が長期間に亘って実行される傾向にある。したがって、かかる連続大当り演出は、遊技者の賞球獲得数に比例して、高頻度で、また長期間に亘り継続することとなり、実際の利得付与数と連動することによって、遊技者に強い高揚感を与えることができる。
次に、上記構成からなるパチンコ遊技機の制御処理について、図7〜14に従って説明する。図7は、主制御用中央制御装置CPUで所定間隔(2ms)で実行されるメイン処理の制御内容を示すフローチャートである。このメイン処理によって、遊技の主要な制御処理が実現される。
メイン処理では、まず、電源投入時であるか否かの判定を行う(S101)。そして、電源投入時でないと判定した場合には、入賞に係る制御処理を行う入賞検出処理(S102)、各種乱数カウンタの値を更新するカウンタ値更新処理(S103)、異常検出処理(S104)、特別図柄の当選判定等を行う特別始動口処理(S105)、普通図柄の当選判定等を行う普通始動口処理(S106)、特別図柄の表示制御等を行う特別図柄処理(S107)、普通図柄の表示制御を行う普通図柄処理(S108)、特別遊技状態に係る制御を行う大入賞口処理(S109)、普通電動役物23の作動制御を行う普通電動役物処理(S110)、各制御基板へ制御コマンドを出力するコマンド送信処理(S111)の10個のサブルーチンを順番に実行する。そして、コマンド送信処理(S111)を実行した後は、各種乱数カウンタの初期値を更新する初期値更新処理(S112)をリセット信号が送信されるまで繰返し実行する。
一方、ステップS101で電源投入時であると判定した場合には、停電時の復帰処理を行うか否かを判定する一連の処理を行う(S113〜S115)。そして、停電時の復帰処理を行うと判定した場合には、各制御基板へ復電時のコマンドを送信し(S116)、電源切断前の番地から処理を再開する。これに対し、停電時の復帰処理を行わないと判定した場合には、ステップS102に移行する。
なお、このメイン処理の制御処理内容の多くは、従来のパチンコ遊技機で採用されているものである。このため、以下では、本発明の要部に係るサブルーチンについての制御処理のみ詳述し、従来機同様の制御処理を行うサブルーチンについての説明は省略する。
次に、上記入賞検出処理(図7、S102)を図8にしたがって説明する。
まず、主制御用中央制御装置CPUは、特別始動口20への入賞があったか否か、すなわち、普通電動役物23の球検知スイッチから球検出信号の入力があったか否かを判定する(S201)。そして、特別始動口20への入賞がないと判定した場合は、ステップS207へ移行する。一方、特別始動口20への入賞があったと判定した場合は、賞球数4個の賞球コマンドをセットして(S202)、ステップS203へ移行する。
ステップS203では、特別始動記憶数PがP<4であるか否かを判定し、P<4でないと判定した場合は、そのままステップS207へ移行し、特別始動記憶数P<4であると判定した場合は、大当りカウンタ・図柄カウンタ・リーチカウンタ・態様カウンタのその時点の値を抽出し(S204)、ステップS204で抽出した各カウンタ値を纏めて一個の特別始動記憶データとして記憶装置RAMの特別始動記憶領域に格納し(S205)、さらに、特別始動記憶数Pに1を加算して(S206)からステップS207へ移行する。
ステップS207では、一般入賞口28への入賞があったか否か、すなわち、一般入賞装置29の球検知スイッチから球検出信号の入力があったか否かを判定する。そして、入賞があったと判定した場合は、賞球数10個の賞球コマンドをセットして(S208)からステップS209へ移行し、入賞なしと判定した場合はそのままステップS209へ移行する。
ステップS209では、大入賞口25への入賞があったか否か、すなわち特別電動役物26の球検知スイッチから球検出信号の入力があったか否かを判定する。そして、入賞があったと判定した場合は、賞球数15個の賞球コマンドをセットして(S210)からステップS211へ移行し、入賞なしと判定した場合はそのままステップS211へ移行する。
ステップS211では、普通始動口19を遊技球が通過したか否か、すなわち普通始動ゲート21の球検知スイッチから球検出信号の入力があったか否かを判定する。そして、遊技球が通過していないと判定した場合は入賞検出処理を終了する。一方、普通始動口19を遊技球が通過したと判定した場合は、ステップS212へ移行する。
ステップS212では、普通始動記憶数QがQ<4であるか否かを判定し、Q<4でないと判定した場合は、そのまま入賞検出処理を終了し、Q<4であると判定した場合は、普通当りカウンタのその時点の値を抽出し(S213)、ステップS213で抽出したカウンタ値を記憶装置RAMの普通始動記憶領域に格納し(S214)、さらに、普通始動記憶数Qに1を加算して(S215)、入賞検出処理を終了する。
次に、上記特別始動口処理(図7、S105)を図9にしたがって説明する。
まず、主制御用中央制御装置CPUは、図柄生成行程を開始可能な状態であるか否か、すなわち、既に図柄生成行程を実行中であったり、特別遊技状態であったりしないかを判定する(S301)。そして、図柄生成行程実行中や特別遊技状態であると判定した場合は、そのまま特別始動口処理を終了する。一方、図柄生成行程を開始可能であると判定した場合には、まず、特別始動記憶数PがP>0であるか否かを判定する(S302)。そして、P>0でないと判定した場合は、そのまま特別始動口処理を終了する。一方、P>0であると判定した場合には、特別始動記憶領域に記憶された特別始動記憶データの中で、最も先に記憶された特別始動記憶データを記憶領域1からロードし(S303)、次に、該特別始動記憶データを記憶領域1から削除するとともに、記憶領域2〜4の特別始動記憶データを記憶領域1〜3にシフトし(S304)、続いて、特別始動記憶数Pから「1」を減算し(S305)、さらに、特別図柄開始フラグを「1」にして(S306)、ステップS307へ移行する。ステップS307では、確変カウンタが「0」であるか否かを判定する。この確変カウンタは、確変遊技状態中に「1〜4」の値をとり、確変遊技状態でない時に「0」となるものである。そして、確変カウンタが「0」である場合には通常確率時の大当り値をセットして(S308)、ステップS311へ移行し、確変カウンタが「0」でない場合には、確変カウンタから1を減算し(S309)、高確率時の大当り値をセットして(S310)、ステップS311へ移行する。ステップS311では、ロードした特別始動記憶データの大当りカウンタ値が、セットされた大当り値のいずれかと一致するか否かを判定する。そして、大当りカウンタ値が大当り値のいずれかと一致した場合には、確変カウンタを「4」に(S313)、大当りフラグを「1」にして(S314)、特別始動口処理を終了する。一方、格納された大当りカウンタ値が大当り値のいずれとも一致しなかった場合はハズレフラグを「1」にして(S312)から特別始動口処理を終了する。
次に、上記特別図柄処理(図7、S107)を図10にしたがって説明する。
まず、主制御用中央制御装置CPUは、図柄生成行程における特別図柄の停止表示中であるか否かを判定する(S401)。そして、特別図柄の停止表示中でないと判定した場合には、図柄生成行程における特別図柄の変動中であるか否かを判定し(S402)、特別図柄が変動中でないと判定した場合は、ステップS403へ移行する。ステップS403では、特別図柄開始フラグが「1」であるか否かを判定し、特別図柄開始フラグが「1」でないと判定した場合はそのまま特別図柄処理を終了する。一方、ステップS403で特別図柄開始フラグが「1」であると判定した場合は、図柄生成行程での特別図柄の変動態様及び停止態様、さらには、該図柄生成行程中の演出態様を決定するための特別図柄変動停止態様選択処理(S404)を行う。そして、変動時間計測用タイマTaをセットし(S405)、特別図柄表示装置15で特別図柄を変動させるための変動コマンドをセットし(S406)、さらに、選択した演出態様を実行させるための演出コマンドをセットして(S407)、最後に特別図柄開始フラグを「0」にして(S408)、特別図柄処理を終了する。
一方、ステップS402で、特別図柄が変動中であると判定した場合には、変動時間計測用タイマTaがTa=0であるか否かを判定し(S409)、Ta=0でないと判定した場合は、Taから「1」を減算して(S410)、特別図柄処理を終了する。一方、Ta=0であると判定した場合は、ステップS404で選択した停止態様で特別図柄を停止表示させるための停止コマンドをセットし(S411)、続いて、停止表示時間計測用タイマTbに所定の停止表示時間(例えば2秒)をセットして(S412)、大当りフラグが「1」であるか否かを判定する(S413)。そして、大当りフラグが「1」でないと判定した場合は、そのまま特別図柄処理を終了し、大当りフラグが「1」であると判定した場合は、特別始動記憶データの先行判定に係る先行判定処理(S414)を実行してから特別図柄処理を終了する。先行判定処理については後述する。
ステップS401で、特別図柄が停止表示中であると判定した場合には、停止表示時間計測用タイマTbがTb=0であるか否かを判定し(S415)、Tb=0でないと判定した場合は、Tbから「1」を減算して(S416)、特別図柄処理を終了する。一方、Tb=0であると判定した場合は、ハズレフラグが「1」であるか否かを判定し(S417)、ハズレフラグが「1」であると判定した場合は、ハズレフラグを「0」にして(S416)から特別図柄処理を終了する。一方、ハズレフラグが「1」でないと判定した場合は、大当りフラグを「0」にし(S419)、特別遊技フラグを「1」にして、さらに、大当り演出を決定するための大当り演出処理(S421)を実行してから特別図柄処理を終了する。大当り演出処理(S421)については後述する。
次に、上記大入賞口処理(図7、S109)を図11にしたがって説明する。
まず、主制御用中央制御装置CPUは、特別遊技フラグが「1」であるか否かを判定する(S501)。そして、特別遊技フラグが「1」でないと判定した場合は、そのまま大入賞口処理を終了し、特別遊技フラグが「1」であると判定した場合は、大入賞口25が開放中であるか否かを判定する(S502)。そして、大入賞口25が開放中でないと判定した場合は、大入賞口25の開放時間を計測するための開放タイマに「30秒」をセットし(S503)、特別電動役物26の駆動ソレノイドをONにして(S504)大入賞口処理を終了する。
一方、ステップS502で、大入賞口25が開放中であると判定した場合は、開放タイマがセットされた開放時間を計測終了したか否かを判定し(S505)、計測終了していないと判定した場合はそのまま大入賞口処理を終了する。一方、開放タイマが開放時間を計測終了したと判定した場合は、特別電動役物26の駆動ソレノイドをOFFにして大入賞口25を閉止させ(S506)、特別遊技状態中の開閉ラウンドの回数をカウントするためのラウンド数Rに「1」を加算する(S507)。続いて、ラウンド数RがR≧16であるか否かを判定し(S508)、R≧16であると判定した場合はラウンド数Rをリセットし(S509)、特別遊技フラグを「0」にして(S510)、さらに、連続大当り演出の中間演出部に係る演出制御を行う中間制御処理(S511)を実行してから大入賞口処理を終了する。また、R≧16でないと判定した場合は、そのまま大入賞口処理を終了する。
次に、上記先行判定処理(図10、S414)を図12にしたがって説明する。
まず、主制御用中央制御装置CPUは、記憶領域指定用の変数nを「1」にして(S601)、続いて、大当りデータの個数を示す先行判定カウンタを「0」にしてから(S602)、特別始動記憶数PがP≧nであるか否かを判定する(S603)。そして、P≧nであると判定した場合は、特別始動記憶領域の記憶領域nから特別始動記憶データをロードし(S604)、高確率時の大当り値をセットして(S605)、ステップS606へ移行する。ステップS606では、ロードした特別始動記憶データの大当りカウンタ値が、セットされた大当り値のいずれかと一致するか否かを判定する。そして、大当りカウンタ値が大当り値のいずれかと一致した場合には、先行判定カウンタに1を加算して(S607)、変数nに1を加算してから(S608)、前記ステップS603へ移行する。一方、大当りカウンタ値が大当り値のいずれとも一致しなかった場合は、変数nに1を加算して(S608)、前記ステップS603へ移行する。
ステップS603で、特別始動記憶数PがP≧nでないと判定した場合は、先行判定カウンタが「0」であるか否かを判定し(S609)、先行判定カウンタが「0」である場合は、連続演出フラグを「0」にして(S610)、先行判定処理を終了する。一方、先行判定カウンタが「0」でないと判定した場合は、先行カウンタが「1」であるか否かを判定し(S611)、先行判定カウンタが「1」であると判定した場合は、連続演出フラグを「1」にして(S612)、先行判定処理を終了する。また、ステップS611で、先行判定カウンタが「1」でないと判定した場合は、大当り演出カウンタが「0」であるか否かを判定し(S613)、大当り演出カウンタが「0」でないと判定した場合は、連続演出フラグを「1」にしてから(S612)、先行判定処理を終了し、大当り演出カウンタが「0」であると判定した場合は、プレミア開始フラグを「1」にしてから、先行判定処理を終了する。
次に、上記大当り演出処理(図10、S421)を図13にしたがって説明する。
まず、主制御用中央制御装置CPUは、プレミア連続演出継続中を示すプレミア中フラグが「1」であるか否かを判定し(S702)、プレミア中フラグが「1」でないと判定した場合は、プレミア開始フラグが「1」であるか否かを判定する(S702)。そして、プレミア開始フラグが「0」でないと判定した場合は、大当り演出カウンタが「0」であるか否かを判定し(S703)、大当り演出カウンタが「0」であると判定した場合は、ステップS704へ移行する。ステップS704では、連続演出フラグが「1」であるか否かを判定し、連続演出フラグが「1」であると判定した場合は、大当り演出10(通常連続演出開始)の演出コマンドをセットし(S705)、大当り演出カウンタに「1」を加算してから(S706)、大当り演出処理を終了する。一方、ステップS704で、連続演出フラグが「1」でないと判定した場合は、大当り演出12(単発大当り演出)の演出コマンドをセットし(S707)、大当り演出カウンタを「0」にして(S708)から大当り演出処理を終了する。
ステップS703で、大当り演出カウンタが「0」でないと判定した場合は、大当り演出カウンタが「1」であるか否かを判定し(S709)、大当り演出カウンタが「1」であると判定した場合はステップS710へ移行し、大当り演出カウンタが「1」でないと判定した場合はステップS715へ移行する。ステップS710では、連続演出フラグが「1」であるか否かを判定し、連続演出フラグが「1」であると判定した場合は、大当り演出20(通常連続演出継続)の演出コマンドをセットし(S711)、大当り演出カウンタに「1」を加算してから(S712)、大当り演出処理を終了する。一方、ステップS710で、連続演出フラグが「1」でないと判定した場合は、大当り演出21(通常連続演出終了)の演出コマンドをセットし(S713)、大当り演出カウンタを「0」にして(S714)から大当り演出処理を終了する。
ステップS715では、大当り演出カウンタが「2」であるか否かを判定し、大当り演出カウンタが「2」であると判定した場合はステップS716へ移行し、大当り演出カウンタが「2」でないと判定した場合は、大当り演出40(通常連続演出終了)の演出コマンドをセットし(S721)、大当り演出カウンタを「0」にしてから(S722)、大当り演出処理を終了する。ステップS716では、連続演出フラグが「1」であるか否かを判定し、連続演出フラグが「1」であると判定した場合は、大当り演出30(通常連続演出継続)の演出コマンドをセットし(S717)、大当り演出カウンタに「1」を加算してから(S718)、大当り演出処理を終了する。一方、ステップS716で、連続演出フラグが「1」でないと判定した場合は、大当り演出31(通常連続演出終了)の演出コマンドをセットし(S719)、大当り演出カウンタを「0」にして(S720)から大当り演出処理を終了する。
一方、前記ステップS702で、プレミア開始フラグが「1」であると判定した場合は、大当り演出11(プレミア連続演出開始)の演出コマンドをセットし(S723)、プレミア開始フラグを「0」に(S724)、プレミア中フラグを「1」にして(S725)、さらに、大当り演出カウンタに「1」を加算してから(S726)、大当り演出処理を終了する。
また、前記ステップS701で、プレミア中フラグが「1」であると判定した場合は、大当り演出カウンタが「1」であるか否かを判定し(S727)、大当り演出カウンタが「1」でないと判定した場合は、大当り演出32(プレミア連続演出終了)の演出コマンドをセットし(S728)、プレミア中フラグを「0」にし(S729)、大当り演出カウンタを「0」にしてから(S730)、大当り演出処理を終了する。ステップS727で大当り演出カウンタが「1」であると判定した場合は、大当り演出22(プレミア連続演出継続)の演出コマンドをセットし(S731)、大当り演出カウンタに「1」を加算してから(S732)、大当り演出処理を終了する
次に、上記中間演出処理(図11、S511)を図14にしたがって説明する。
まず、主制御用中央制御装置CPUは、大当り演出カウンタが「0」であるか否かを判定し(S801)、大当り演出カウンタが「0」であると判定した場合は、中間演出処理を終了する。一方、大当り演出カウンタが「0」でないと判定した場合は、記憶領域指定用の変数nを「1」にして(S802)、続いて、インターバル期間を計測するための中間演出時間計測カウンタを「0」にして(S803)、さらに、高確率時の大当り値をセットして(S804)から、特別始動記憶数PがP≧nであるか否かを判定する(S805)。そして、P≧nでないと判定した場合は、ステップS811へ移行する。一方、P≧nであると判定した場合は、特別始動記憶領域の記憶領域nから特別始動記憶データをロードし(S806)、ロードした特別始動記憶データに基づく図柄生成行程の実行時間を演出時間決定テーブルを参照して決定し(S807)、決定した図柄生成行程の実行時間を演出時間カウンタに加算し(S808)、さらに、変数nに1を加算してから(S809)、ステップS810へ移行する。ステップS810では、ロードした特別始動記憶データの大当りカウンタ値が、セットされた大当り値のいずれかと一致するか否かを判定する。そして、大当りカウンタ値が大当り値のいずれかと一致した場合には、ステップS811へ移行する。一方、大当りカウンタ値が大当り値のいずれとも一致しなかった場合は、前記ステップS805へ移行する。
ステップS811では、大当り演出カウンタが「1」であるか否かを判定し、大当り演出カウンタが「1」であると判定した場合はステップS812へ移行し、大当り演出カウンタが「1」でないと判定した場合はステップS815へ移行する。ステップS812では、プレミア中フラグが「1」であるか否かを判定し、プレミア中フラグが「1」でないと判定した場合は、中間演出10〜19の演出コマンドの中から、演出時間カウンタの値に対応する演出コマンドをセットして(S813)、中間演出処理を終了する。一方、プレミア中フラグが「1」であると判定した場合は、中間演出20〜29の演出コマンドの中から、演出時間カウンタの値に対応する演出コマンドをセットして(S814)、中間演出処理を終了する。
ステップS815では、大当り演出カウンタが「2」であるか否かを判定し、大当り演出カウンタが「2」であると判定した場合はステップS816へ移行し、大当り演出カウンタが「2」でないと判定した場合は、中間演出50〜59の演出コマンドの中から、演出時間カウンタの値に対応する演出コマンドをセットして(S819)、中間演出処理を終了する。ステップS816では、プレミア中フラグが「1」であるか否かを判定し、プレミア中フラグが「1」でないと判定した場合は、中間演出30〜39の演出コマンドの中から、演出時間カウンタの値に対応する演出コマンドをセットして(S817)、中間演出処理を終了する。一方、プレミア中フラグが「1」であると判定した場合は、中間演出40〜49の演出コマンドの中から、演出時間カウンタの値に対応する演出コマンドをセットして(S818)、中間演出処理を終了する。
以上の制御処理(図7〜14)において、本発明における「特別始動記憶生成手段」に係る制御処理は、ステップS201〜S204で主に実行される。また、本発明における「特別図柄制御手段」に係る制御処理は、ステップS105,S107で主に実行される。また、本発明における「遊技状態制御手段」に係る制御処理は、ステップS109で主に実行される。また、本発明における「特別始動記憶手段」に係る制御処理は、ステップS205で主に実行される。また、本発明における「先行判定手段」に係る制御処理は、ステップS414で主に実行される。また、本発明における「演出制御手段」に係る制御処理は、ステップS421,S511で主に実行される。
なお、本発明におけるパチンコ遊技機は、上記実施例の形態に限らず本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加えることができる。例えば、上記実施例にあって、連続大当り演出は、少なくとも2回目の特別遊技状態まで継続するよう構成されているが、本発明に係る連続大当り演出は、少なくとも最初の特別遊技状態後のインターバル期間まで継続するものであればよい。また、上記実施例にあって、通常連続演出は4回目の特別遊技状態以降は継続しないようになっているが、本発明に係る連続大当り演出の継続期間は特に限定されるものではない。また、上記実施例にあっては、プレミア連続演出の継続回数が3回に限定されていたが、本発明に係る特定連続大当り演出の継続回数は3回に限定されず、先行判定結果に応じて4回以上継続させるようにしてもよい。また、上記実施例に合っては、連続大当り演出の中間演出部にあっては、演出図柄による演出を中止するようにしているが、連続大当り演出の演出と並行して演出図柄を表示するようにしてもかまわない。
1 パチンコ遊技機
14 演出表示装置
15 特別図柄表示装置
17 特別始動記憶数表示装置
20 特別始動口
25 大入賞口
26 特別電動役物

Claims (7)

  1. 特別図柄を表示する特別図柄表示装置と、
    遊技球が通過可能な特別始動口と、
    該特別始動口を遊技球が通過したのを契機として、特別図柄の変動態様及び停止態様を規定する特別始動記憶データを生成する特別始動記憶生成手段と、
    前記特別始動記憶データに基づいて特別図柄表示装置で特別図柄を変動表示させ、その後に停止表示させる一連の図柄生成行程を順次実行する特別図柄制御手段と、
    前記図柄生成行程の結果、特別図柄が当り態様で停止表示されて大当りとなると、大入賞口が所定態様で開放する特別遊技状態に遊技状態を制御する遊技状態制御手段と、
    遊技球の前記特別始動口通過を契機として生成された特別始動記憶データを、当該特別始動記憶データに基づく図柄生成行程が開始されるまで所定の保留上限数を上限として記憶する特別始動記憶手段と、
    大当りとなる図柄生成行程中に、特別始動記憶手段に記憶される特別始動記憶データを判定する先行判定手段とを備えるパチンコ遊技機であって、
    大当りとなる特別始動記憶データが特別始動記憶手段に記憶されていると前記先行判定手段が判定した場合に、先行判定手段の当該判定後に実行される第一の特別遊技状態と、該第一の特別遊技状態終了から次の第二の特別遊技状態開始までのインターバル期間で、一連の演出内容を有する連続大当り演出を実行する演出制御手段を備えることを特徴とするパチンコ遊技機。
  2. 前記演出制御手段は、前記連続大当り演出を、さらに、前記インターバル期間終了後の第二の特別遊技状態でも一連の演出内容を有するように継続実行することを特徴とする請求項1記載のパチンコ遊技機。
  3. 前記演出制御手段は、前記第二の特別遊技状態の契機となる図柄生成行程中に、大当りとなる特別始動記憶データが特別始動記憶手段に記憶されていると前記先行判定手段が判定した場合には、前記連続大当り演出を、さらに、前記第二の特別遊技状態終了から次の第三の特別遊技状態開始までのインターバル期間と、該第三の特別遊技状態で、一連の演出内容を有するように継続実行することを特徴とする請求項2に記載のパチンコ遊技機。
  4. 前記演出制御手段は、特別始動記憶手段に記憶される特別始動記憶データの中に、大当りとなる特別始動記憶データが2個以上の所定数以上あると前記先行判定手段が判定した場合には、第一の特別遊技状態と、該第一の特別遊技状態の後に実行される前記所定数の特別遊技状態と、第一の特別遊技状態及び前記所定数の特別遊技状態の間の各インターバル期間とで、一連の演出内容を有する特定連続大当り演出を実行することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のパチンコ遊技機。
  5. 前記演出制御手段は、前記連続大当り演出中の略全期間に亘って、遊技機本体正面に配設された演出表示装置に、一連の演出内容を有する演出画像を表示させることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のパチンコ遊技機。
  6. 前記遊技状態制御手段は、特別遊技状態終了後、図柄生成行程で大当りとなる確率が通常遊技状態よりも高確率となる確変遊技状態に遊技状態を制御することを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載のパチンコ遊技機。
  7. 前記遊技状態制御手段は、前記確変遊技状態で、前記保留上限数と同数の図柄生成行程が大当りとなることなく終了すると、遊技状態を通常遊技状態に制御することを特徴とする請求項6記載のパチンコ遊技機。
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