JP2011138471A - 携帯式電子装置 - Google Patents

Abstract

【課題】本発明は、太陽エネルギーを利用して充電する携帯式電子装置を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明の携帯式電子装置は、本体と、前記本体内に実装される回路基板と、前記本体内に収納され、且つ前記回路基板に電気的に接続する表示モジュールと、前記表示モジュールの上に積層設置され且つ前記回路基板に電気的に接続する太陽エネルギー変換ユニットと、を備えている。前記太陽エネルギー変換ユニットは、外界の光エネルギーを吸収して電気エネルギーに変換してから、前記回路基板によって前記携帯式電子装置に電気エネルギーを供給する。
【選択図】図２

Description

本発明は、携帯式電子装置に関し、特に太陽エネルギーを利用して充電する携帯式電子装置に関するものである。

携帯電話、デジタルカメラなどの携帯式電子装置のほとんどが電池を利用して電力を供給する。電池の電力が消耗し尽くした後、充電装置を利用して前記携帯式電子装置に充電する。しかし、これらの携帯式電子装置に組み合せて使用する充電装置は、充電時に交流電源に接続することを必要とするため、電気エネルギーがない野外では充電できず、また前記携帯式電子装置を有効に使用できなくなる。

本発明は、従来技術の欠点を克服し、太陽エネルギーを利用して充電する携帯式電子装置を提供することを目的とする。

前記課題を解決するために、本発明に係る携帯式電子装置は、本体と、前記本体内に実装される回路基板と、前記本体内に収納され且つ前記回路基板に電気的に接続する表示モジュールと、前記表示モジュールの上に積層設置され且つ前記回路基板に電気的に接続する太陽エネルギー変換ユニットと、を備えてなる。前記太陽エネルギー変換ユニットは、外界の光エネルギーを吸収して電気エネルギーに変換してから、前記回路基板によって前記携帯式電子装置に電気エネルギーを供給する。

本発明の携帯式電子装置において、前記表示モジュールの上に太陽エネルギー変換ユニットを設置することにより、外界の太陽エネルギーを電気エネルギーに変換して、前記携帯式電子装置に電力を補充する。従って、本発明の携帯式電子装置は充電装置及び外部接族交流電源がなくても充電でき、便利に使用でき、省エネルギーである等の利点がある。

本発明の実施形態に係る携帯式電子装置の正面図である。 本発明の実施形態に係る携帯式電子装置の部分分解図である。

以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態に係る携帯式電子装置について詳しく説明する。

本発明に係る携帯式電子装置１００は、携帯電話、個人用携帯情報端末（ＰＤＡ）等であってよい。図１及び図２を参照すると、前記携帯式電子装置１００は、本体１０と、表示モジュール２０と、タッチパネル３０と、ソーラーパネルのような太陽エネルギー変換ユニット４０と、を備える。前記表示モジュール２０、タッチパネル３０及び太陽エネルギー変換ユニット４０は、すべて前記本体１０内に収納されている。

前記本体１０は、前記携帯式電子装置１００の筺体であって、前記本体１０の内部には回路基板１１が装着されている。前記タッチパネル３０、前記太陽エネルギー変換ユニット４０、前記表示モジュール２０及び前記回路基板１１は、上から下へ順次に積層配置されている。前記表示モジュール２０及び前記タッチパネル３０は、すべて前記回路基板１１に電気的に接続し、前記回路基板１１から伝送される表示信号または制御信号を受信する。前記回路基板１１上には、前記携帯式電子装置１００のバッテリー（図示せず）に充電するか、または前記携帯式電子装置１００に充電するための充電回路１１１が実装されている。

前記本体１０の表面には、表示ウィンドウ１３が開口して設けられている。前記表示モジュール２０は前記表示ウィンドウ１３に対面して装着され、前記タッチパネル３０は前記表示モジュール２０を覆って前記表示ウィンドウ１３内に嵌入されている。従って使用者は前記タッチパネル３０を直接操作することができ、前記表示ウィンドウ１３から前記タッチパネル３０の下方に位置する前記表示モジュール２０が表示する画像を閲覧できる。

前記太陽エネルギー変換ユニット４０は、前記タッチパネル３０と前記表示モジュール２０との間に設置されて、前記タッチパネル３０を透過する光線を吸収するとともに、光エネルギーを電気エネルギーに変換する。前記太陽エネルギー変換ユニット４０は透明なシリコン結晶材質からなるため、前記表示モジュール２０からの光線を透過させ、使用者は前記タッチパネル３０及び前記太陽エネルギー変換ユニット４０を通して前記表示モジュール２０の画像を正常に閲覧できる。前記太陽エネルギー変換ユニット４０の一端は、柔軟な配線またはフレキシブル回路基板である接続手段４１により前記回路基板１１に電気的に接続される。前記接続手段４１は前記表示ウィンドウ１３以外の領域に設置されるため、前記表示モジュール２０が表示する画像をさえぎらない。前記太陽エネルギー変換ユニット４０は、前記接続手段４１を介して自身が発生する電気エネルギーを前記回路基板１１上の充電回路１１１に伝送して、前記携帯式電子装置１００のバッテリーまたは前記携帯式電子装置１００に直接充電する。

本実施形態において、前記太陽エネルギー変換ユニット４０は、順次に直列接続し、厚さがほぼ０．１ｃｍである複数の光吸収層４３を重ね合せて構成される。前記複数の光吸収層４３は直列接続しているため、かかる電圧を互いに積算して、前記太陽エネルギー変換ユニット４０が送る電圧を前記携帯式電子装置１００に適合する充電電圧または稼動電圧に調整する。

使用者は室外または郊外に行って、日当たりの良い場所に置くと、前記太陽エネルギー変換ユニット４０は前記タッチパネル３０から入射する光線を吸収するとともに、これらの光エネルギーを電気エネルギーに変換し、前記接続手段４１を介して前記電気エネルギーを前記回路基板１１の充電回路１１１に伝送する。このように、前記携帯式電子装置１００のバッテリー、または前記携帯式電子装置１００に直接充電できる。

また、前記タッチパネル３０は省略されてもいい。この時、前記太陽エネルギー変換ユニット４０と前記表示モジュール２０とが前記表示ウィンドウ１３内に順次に前記回路基板１１上に積層される。

本発明の携帯式電子装置１００において、前記表示モジュール２０の上に太陽エネルギー変換ユニット４０を設置することにより、外界の光線を吸収するとともに、太陽エネルギーを電気エネルギーに変換して、前記携帯式電子装置１００に電力を補充する。従って、本発明の携帯式電子装置１００は充電装置及び外部接続される交流電源がなくても充電でき、便利に使用でき、省エネルギーである、等の利点がある。

以上、本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内で種々の変形又は修正が可能であり、該変形又は修正も又、本発明の特許請求の範囲内に含まれるものであることは、いうまでもない。

１０ 本体
１１ 回路基板
１３ 表示ウィンドウ
２０ 表示モジュール
３０ タッチパネル
４０ 太陽エネルギー変換ユニット
４１ 接続手段
４３ 光吸収層
１００ 携帯式電子装置

Claims (4)

1. 本体と、
   前記本体内に設置される回路基板と、
   前記本体内に収納され且つ前記回路基板に電気的に接続する表示モジュールと、
   前記表示モジュールの上に積層設置され且つ前記回路基板に電気的に接続する太陽エネルギー変換ユニットと、
   を備えてなる携帯式電子装置であって、
   前記太陽エネルギー変換ユニットは、外界の光エネルギーを吸収して電気エネルギーに変換し、且つ前記回路基板によって前記携帯式電子装置に電気エネルギーを供給することを特徴とする携帯式電子装置。
2. 前記太陽エネルギー変換ユニットは、順次に直列接続する複数の光吸収層を重ね合せて構成し、前記複数の光吸収層が発生した電気エネルギーは互いに積算して、前記携帯式電子装置に十分な電気エネルギーを供給することを特徴とする請求項１に記載の携帯式電子装置。
3. 前記本体の表面には表示ウィンドウが開口して設けられ、前記太陽エネルギー変換ユニット及び前記表示モジュールは、前記表示ウィンドウの位置に合わせて設置されることを特徴とする請求項２に記載の携帯式電子装置。
4. 前記携帯式電子装置は、前記表示モジュールを覆って前記表示ウィンドウ内に装着されるタッチパネルをさらに備えることを特徴とする請求項３に記載の携帯式電子装置。

Images