JP2011136798A - 用紙折り装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の折りローラ対のうち、それぞれの片方の折りローラを共通化した用紙折り装置において、用紙先端が下流側の折りローラ対に進入する際に上流側の折りローラ対で発生する折りのずれやトナー擦れの問題を簡易な手段で抑制する。
【解決手段】圧接される折りローラのニップに、搬送される用紙の撓みを挟み込んで折り処理をおこなう用紙折り装置において、第1折りローラ21と第2折りローラ22とを、第2折りローラ22と第3折りローラ23とを、それぞれ圧接するよう配置して第1ニップ71、第2ニップ72を形成する。共通化した第2折りローラを、用紙搬送方向に関して上流側の第1ニップ71のニップ圧F1が、下流側の第2ニップ72のニップ圧F2に比べて大きくなるようにテンショナ73で加圧する。
【選択図】図5

Description

本発明は、複写機、プリンタ、印刷機等の画像形成装置から排出された用紙に折り処理をおこなう用紙折り装置に関するものである。
従来、用紙折り装置として、搬送中の用紙の先端を停止させて形成した用紙の撓みを、圧接した折りローラ対のニップに挟み込んで搬送することで、折り目を形成する折り処理をおこなうものが知られている。
用紙折り装置には、二つ折り、Z折り、外三つ折り、内三つ折り、単純四つ折り、観音四つ折り等の種々の折り処理が実現できることが望まれる。特許文献1には、種々の折り処理を実現するために、用紙が経由する種々の搬送経路を形成し得るよう複数の搬送路を配置し、複数の停止部材と複数の折りローラ対とで折り処理をおこなうものが記載されている。
図12は、特許文献1に記載される用紙折り装置の概略構成図である。この用紙折り装置は、搬送路として、第1搬送路101、第2搬送路102、第3搬送路103、第4搬送路104、第5搬送路105、第6搬送路106、第7搬送路107とを有する。各搬送路は、種々の搬送経路を形成し得るように配置される。第3搬送路103、第4搬送路104、第5搬送路105の搬送路内には、搬送されてきた用紙の先端を当接停止させる停止部材として、第1ストッパ501、第2ストッパ502、第3ストッパ503をそれぞれ設けている。第4搬送路104の入口部には第1折りローラ201と第2折りローラ202とが圧接した状態で配置され、第1ニップを形成する折りローラ対を構成している。また、第5搬送路105の入口部には第2折りローラ202と第3折りローラ203とが圧接した状態で配置され、第2ニップを形成する折りローラ対を構成している。また、第6搬送路106または第7搬送路107の入口部には第3折りローラ203と第4折りローラ204とが圧接した状態で配置され、第3ニップを形成する折りローラ対を構成している。
また、この用紙折り装置では、第1ニップを形成する折りローラ対の片方の第2折りローラ202が、第2ニップを形成する折りローラ対の片方の折りローラを兼ねる構成となっている。また、第2ニップを形成する折りローラ対の片方の第3折りローラ203が、第3ニップを形成する折りローラ対の片方の折りローラを兼ねる構成となっている。このように、複数の折りローラ対で、それぞれの片方の折りローラを共通とすることにより、用紙折り装置の簡略化、小型化を図っている。
この用紙折り装置で、外三つ折り処理をおこなう場合、用紙を第1搬送路101から第3搬送路103内の第1ストッパ501に用紙先端が突き当たるように搬送する。そして用紙の先端が第1ストッパ501に突き当たることで生じる用紙の撓み部分を、用紙搬送中の第1搬送路101と第3搬送路103とから分岐部に設けられた第1折りローラ201と第2折りローラ202とで形成される第1ニップに進入させて1回目の折り処理をおこなう。続いて、先端が第4搬送経路104の第2ストッパ502に突き当たるように用紙を搬送する。そして、用紙の先端が第2ストッパ502に突き当たることで生じる用紙の撓み部分を、第2折りローラ202と第3折りローラ203とで形成される第2ニップに進入させて2回目の折り処理をおこなう。これで外三つ折りの折り処理が完了する。処理後の用紙は、第5搬送路105へは進入せずに、第3折りローラ203と第4折りローラ204とで形成される第3ニップに進入させて搬送する。そして、第7搬送路107へ導かれてスタッカ400にスタックされる。
また、二つ折り、Z折り、内三つ折り、単純四つ折り、観音四つ折りの場合においても、異なる搬送経路を経由しながら、第1ストッパ501、第2ストッパ502、または、第3ストッパ503で用紙先端を停止させて撓み部分を第1、第2、または、第3ニップに適宜進入させて折ることで、各折り処理をおこなう。
上記用紙折り装置では、各種の折り処理に加えて、複数枚の重ね折りをおこなう要求がある。1枚折りでは最大でも4枚重ねの状態で用紙が折りローラ対のニップに進入するが、重ね折りが加わると重ね枚数が著しく増加した状態で用紙が折りローラ対のニップに進入することになる。上述の外三つ折り処理を3枚重ねでおこなう場合、用紙が6枚重ねの状態で第1ニップに進入して1回目の折り処理を行い、9枚重ねの状態で第2ニップに進入して2回目の折り処理をおこなうことになる。このように重ね枚数が著しく増加してその厚みが大きくなった場合は、用紙先端が折りローラ対のニップに進入する際の衝撃で、瞬間的に折りローラに大きな負荷がかかってしまう。
上記複数の折りローラ対を有し、それぞれの片方の折りローラを共通とした構成の用紙折り装置では、上流側の第1ニップで折り処理をおこなった用紙を下流側の第2ニップに進入するよう搬送する。この際、折り処理速度や装置の小型化のため、第1ニップから第2ニップまでの経路が短くなるように搬送経路を形成しており、第1ニップで折り処理を行っている途中に、用紙先端が第2ニップに進入する。このため、重ね枚数が増加して厚みの大きくなった用紙先端が下流側の第2ニップに進入する際の衝撃で共通の折りローラに瞬間的に大きな負荷がかかることにより、折り処理を行っている途中の上流側の第1ニップの加圧状態も瞬間的に変化してしまう。
詳しくは、従来、上記用紙折り装置では、図2に示すように、上流側ニップ71と下流側ニップ72とが同じレベルのニップ圧F1=F2となるよう、共通の折りローラである第2折りローラ22をテンショナ73と加圧スプリング75とを備えた加圧手段で、固定した第1折りローラ21と第3折りローラ23に対して加圧する構成を採っている。このため、用紙先端が下流側の第2ニップ72に進入する際の衝撃で第2折りローラ22の位置が変動して、用紙搬送中の上流側の第1ニップ71のニップ圧F1が瞬間的に弱くなる。第1ニップ71のニップ圧F1が瞬間的に弱くなりすぎると、第1ニップ71中の用紙にスリップが生じ、搬送中の用紙間のずれを発生させてしまう。また、トナーによる画像部がある場合は、トナーが擦れて対面する用紙に移行して汚れを発生させてしまう。
このような複数枚重ね折りで、下流側ニップへ用紙先端が進入する際の衝撃で上流側の折りローラ対に発生する問題は、上述の外三つ折り処理に限らず、他の折り処理でも発生する。また、複数枚重ね折りでなくとも厚紙を用いて折り処理をおこなう場合は、用紙先端が下流側ニップに進入する際の厚みが大きくなり、その衝撃で共通の折りローラに大きな負荷がかかって、上記問題が発生する虞がある。
この問題を解決するために、図2で、テンショナ73が共通の第2折りローラ22を加圧する力F0を大きくして、第1ニップ71のニップ圧F1および第2ニップ72のニップ圧F2を高めに設定し、第1ニップ71のニップ圧F1が弱くなりすぎることを防止することが考えられる。しかしながら、第2折りローラ22への加圧力F0を大きくしていくと、折りローラの回転負荷が大きくなり、モータの大型化、もしくは、脱調を起こす原因となってしまう。
本発明は、以上の問題点に鑑みなされたものであり、その目的は、複数の折りローラ対のうち、それぞれの片方の折りローラを共通化した用紙折り装置において、用紙先端が下流側の折りローラ対に進入する際に上流側の折りローラ対で発生する用紙ずれやトナー擦れの問題を簡易な手段で抑制することのできる用紙折り装置を提供することである。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、複数の圧接した折りローラ対を設け、搬送される用紙に撓みを形成して該折りローラ対のニップに挟み込んで搬送することにより折り処理をおこなうもので、該複数の折りローラ対のうちそれぞれ片方の折りローラを共通とした用紙折り装置において、上記折りローラ対を圧接させる圧接手段は、用紙搬送方向に関して上流側の折りローラ対のニップ圧が、下流側の折りローラ対のニップ圧に比べて大きくなるよう設定するものであることを特徴とするものである。
また、請求項2の発明は、請求項1の用紙折り装置において、上記上流側折りローラ対は第1折りローラと第2折りローラとから、上記下流側折りローラ対は第2折りローラと第3折りローラとからなり、該第1折りローラおよび該第3折りローラを固定支持し、上記圧接手段として該第2折りローラを加圧する加圧手段を設け、該第1折りローラと該第2折りローラの軸線をL1、該第2折りローラと該第3折りローラとの軸線をL2、該加圧手段が該第2折ローラを加圧する加圧方向をFとした場合、L1とFとのなす角度をθ1、L2とFとのなす角度をθ2とが、θ1<θ2の関係を満たすことを特徴とするものである。
また、請求項3の発明は、請求項1の用紙折り装置において、上記上流側折りローラ対は第1折りローラと第2折りローラとから、上記下流側折りローラ対は第2折りローラと第3折りローラとからなり、該第2折りローラを固定支持し、上記圧接手段として該第1折りローラと該第3折りローラとを加圧する加圧手段をそれぞれ設けたことを特徴とするものである。
また、請求項4の発明は、請求項1、2または3の何れかの用紙折り装置において、搬送される用紙の先端を当接停止させる停止部材を備え、該停止部材により搬送中の用紙の先端を停止させて形成した用紙の撓みを上記折りローラ対のニップに挟み込んで搬送することを特徴とするものである。
また、請求項5の発明は、請求項1、2、3または4の何れかの用紙折り装置において、搬送される用紙の先端を当接停止させる停止部材と、該停止部材により停止した用紙に押し当たって用紙を撓ませながら該撓みを上記折りローラ対のニップに押し込むように移動する押し込み部材を備えたことを特徴とするものである。
本発明においては、上流側のニップ圧を下流側のニップ圧に比べて大きく設定することにより、従来の上流側と下流側とのニップ圧が等しく設定した構成に比べて、下流側のニップ圧が小さく、かつ、上流側のニップ圧を大きく設定することができる。下流側のニップ圧が小さくなるので、用紙先端が下流側のニップに進入する際に下流側の折りローラが受ける負荷を低減することができる。また、この低減された負荷により上流側のニップが位置変動を小さく抑えると共に、上流側のニップ圧が大きく設定されているので、ニップ圧が低下しても、ニップ圧が弱くなり過ぎない状態に抑えることができる。本発明では、上流側と下流側のニップ圧のバランスを変えるという簡易な手段で、上流側のニップ圧が弱くなり過ぎない状態に抑えることが可能であり、上流側のニップ圧が弱くなり過ぎたことに起因する、用紙ずれやトナー擦れの問題を抑制することができる。
本発明によれば、複数の折りローラ対のうち、それぞれの片方の折りローラを共通化した用紙折り装置において、用紙先端が下流側の折りローラ対に進入する際に上流側の折りローラ対で発生する折りのずれやトナー擦れの問題を簡易な手段で抑制することができるという優れた効果がある。
本実施形態に係る用紙折り装置の概略構成図。 従来の折りローラ対にニップ圧を与える加圧手段の概略構成図。 本実施形態の用紙折り装置の複数枚重ね二つ折り処理の動作説明図。 図2の加圧手段で3枚重ね二つ折り処理時に折りローラ対にかかる力の説明図。 本実施形態の折りローラ対にニップ圧を与える加圧手段の概略構成図。 図5の加圧手段で3枚重ね二つ折り処理をおこなう説明図。 本実施形態の折りローラ対にニップ圧を与える他の加圧手段の概略構成図。 図7の加圧手段で3枚重ね二つ折り処理をおこなう説明図。 図2の加圧手段で3枚重ね外三つ折り処理時に折りローラ対にかかる力の説明図。 図5の加圧手段で3枚重ね外三つ折り処理をおこなう説明図。 図7の加圧手段で3枚重ね外三つ折り処理をおこなう説明図。 特許文献1に記載される用紙折り装置の概略構成図。
以下、本発明を画像形成装置から排出された用紙に折り処理をおこなう用紙折り装置に適用した一実施形態について説明する。
図1は、本実施形態に係る用紙折り装置の概略構成図である。この用紙折り装置では、画像形成装置(不図示)から画像が形成された用紙を用紙入口より受け入れ、所定の用紙折り処理をおこなう。そして、用紙折り処理後、パンチ、ステープル等の後処理をおこなう場合は後処理装置(不図示)へ折り処理後の用紙を排出し、後処理を行わない場合は装置上部の用紙収容部41へ折り処理後の用紙を積載していく。
この用紙折り装置は、用紙を搬送するための搬送路として、第1搬送路1、第2搬送路2、第3搬送路3、第4搬送路4、第5搬送路5、第6搬送路6、第7搬送路7、第8搬送路8、第9搬送路9、第10搬送路10、第11搬送路11、用紙収容部排紙搬送路12、水平搬送路13を有する。各搬送路は、用紙の搬送を案内するためのガイド板が用紙の厚さ方向両側に所定の隙間距離を設けて配置されることで形成される。各搬送路は、搬送路同士が直接あるいは2つの折りローラからなるローラ対を挟んで配置される。また、搬送経路を切り替えるよう各搬送路へ用紙の案内する、第1切替爪31、第2切替爪32、第3切替爪33、第4切替爪34、第5切替爪35、第6切替爪36が設けられている。また、第2搬送路2、第3搬送路3、第4搬送路4の搬送路内には、搬送されてきた用紙の先端を当接停止させる停止部材として、第1ストッパ51、第2ストッパ52、第3ストッパ53がそれぞれ設けられている。また、第1折りローラ21と第2折りローラ22とが、第2折りローラ22と第3折りローラ23とが、第4折りローラ24と第5折りローラ25とが、それぞれ圧接するよう配置されて第1ニップ、第2ニップ、第3ニップを形成する折りローラ対を構成している。このように、第1ニップを形成する折りローラ対の片方の第2折りローラ22が、第2ニップを形成する折りローラ対の片方の折りローラを兼ねる構成となっている。これにより、用紙折り装置の簡略化、小型化を図っている。
このような構成により、各折りモード(二つ折り、Z折り、外三つ折り、内三つ折り、単純四つ折り、観音四つ折り)での用紙折り処理動作が可能となる。以下、各折り処理動作を説明する。
<二つ折り>
用紙入口より受け入れた用紙を、第1切替爪31によって第1搬送路1に案内する。そして、先端が第2搬送路2に配置されている折り位置に移動可能な第1ストッパ51に突き当たるように、第2搬送路2に案内する。そして、先端が第1ストッパ51に突き当たったことで生じる用紙の撓み部分を第1折りローラ21と第2折りローラ22の第1ニップに進入させて1回目の折り処理をおこなう。これで二つ折りの状態となる。
二つ折りの状態となった用紙は、後で詳しく説明する第6切替爪36を回転させて、第3搬送路3へは進入せずに、第2折りローラ23と第3折りローラ23とで形成されるの第2ニップに進入するよう案内される。そして、第2ニップを通過するよう搬送され、第2切替爪32により第5搬送路5へ案内される。さらに、第7搬送路7を経由して、第3切替爪33により第8搬送路8へ案内され、水平搬送路13を経由し、第5切替爪35により第11搬送路11に案内され、用紙収容部排紙経路12を経由し、用紙収容部41に排紙される。また、後処理をおこなう場合は、第7搬送路7を経由して、第3切替爪33により第9搬送路9へ案内され、後処理装置側へ排紙される。
<Z折り>
用紙入口より受け入れた用紙を、第1切替爪31によって第1搬送路1に案内する。そして、第1折りローラ21と第2折りローラ22とで形成される第1ニップを通過させ、第6切替爪36により、先端が第3搬送路3に配置されている折り位置に移動可能な第2ストッパ52に突き当たるように、第3搬送路3に案内する。そして、先端が第2ストッパ52に突き当たったことで生じる用紙の撓み部分を第2折りローラ22と第3折りローラ23とで形成される第2ニップに進入させて1回目の折り処理をおこなう。
続いて、用紙を、先端が第4搬送路4に配置されている折り位置に移動可能な第3ストッパ53に突き当たるように、第2切替爪32により第4搬送路4に案内する。そして、先端が第3ストッパ53に突き当たったことで生じる用紙の撓み部分を第4折りローラ24と第5折りローラ25とで形成される第3ニップに進入させて2回目の折り処理をおこなう。これでZ折り状態となる。
Z折りの状態となった用紙は、第6搬送路6、第7搬送路7を経由して、第3切替爪33により第8搬送路8へ案内され、水平搬送路13を経由し、第5切替爪35により第11搬送路11に案内され、用紙収容部排紙経路12を経由し、用紙収容部41に排紙される。また、後処理をおこなう場合は、第6搬送路6、第7搬送路7を経由して、第3切替爪33により第9搬送路9へ案内され、後処理装置側へ排紙される。
<外三つ折り、内三つ折り、単純四つ折り>
用紙入口より受け入れた用紙を、第1切替爪31によって第1搬送路1に案内する。そして、先端が第2搬送路2に配置されている折り位置に移動可能な第1ストッパ51に突き当たるように、第2搬送路2に案内する。そして、先端が第1ストッパ51に突き当たったことで生じる用紙の撓み部分を第1折りローラ21と第2折りローラ22とで形成される第1ニップに進入させて1回目の折り処理をおこなう。
続いて、用紙を、先端が第3搬送路3に配置されている折り位置に移動可能な第2ストッパ52に突き当たるように、第6切替爪36により第3搬送路3に案内する。そして、先端が第2ストッパ52に突き当たったことで生じる用紙の撓み部分を第2折りローラ22と第3折りローラ23とで形成される第2ニップに進入させて2回目の折り処理をおこなう。これで折り処理が完了となる。
外三つ折り、内三つ折り及び単純四つ折りは、折り動作としてはほとんど同じで、上述の通りである。外三つ折り、内三つ折り、単純四つ折りの折り処理で異なる点は、1回目に折る場所であり、第1ストッパ51の位置を変更することで用紙の折り位置を調整することができる。そして、用紙における1回目の折り位置に応じて、続く2回目の折り位置も決まり、それぞれの折り処理をおこなうこととなる。具体的には、外三つ折り、内三つ折り、単純四つ折りの各折りモードと、用紙サイズにより、第1ストッパ51と第2ストッパ52を制御された位置に停止させる。
折り処理が完了した用紙は、第2切替爪32により第5搬送路5へ案内される。そして、第7搬送路7を経由して、第3切替爪33により第8搬送路8へ案内され、水平搬送路13を経由し、第5切替爪35により第11搬送路11に案内され、用紙収容部排紙経路12を経由し、用紙収容部41に排紙される。また、後処理をおこなう場合は、第7搬送路7を経由して、第3切替爪33により第9搬送路9へ案内され、後処理装置側へ排紙される。
<観音四つ折り>
用紙入口より受け入れた用紙を、第1切替爪31によって第1搬送路1に案内する。そして、先端が第2搬送路2に配置されている折り位置に移動可能な第1ストッパ51に突き当たるように、第2搬送路2に案内する。そして、先端が第1ストッパ51に突き当たったことで生じる用紙の撓み部分を第1折りローラ21と第2折りローラ22とで形成される第1ニップに進入させて1回目の折り処理をおこなう。
続いて、用紙を、先端が第3搬送路3に配置されている折り位置に移動可能な第2ストッパ52に突き当たるように、第6切替爪36により第3搬送路3に案内する。そして、先端が第2ストッパ52に突き当たったことで生じる用紙の撓み部分を第2折りローラ22と第3折りローラ23とで形成される第2ニップに進入させて2回目の折り処理をおこなう。
続いて、用紙を先端が第4搬送路4に配置されている折り位置に移動可能な第3ストッパ53に突き当たるように、第2切替爪32により第4搬送路4に案内する。そして、先端が第3ストッパ53に突き当たったことで生じる用紙の撓み部分を第4折りローラ24と第5折りローラ25とで形成される第3ニップに進入させて3回目の折り処理をおこなう。3回目の折りの時、第4搬送路4に設けられた観音四つ折り先端めくれ防止機構64により撓み部分を押さえる。これにより、1回目の折り処理、2回目の折り処理で折り込まれた用紙先端部・後端部を押さえることができ、用紙端部がめくれることなく3回目の折り処理が行われる。これで観音四つ折り状態となる。
観音四つ折り状態となった用紙は、第2切替爪32により第5搬送路5へ案内される。そして、第7搬送路7を経由して、第3切替爪33により第8搬送路8へ案内され、水平搬送路13を経由し、第5切替爪35により第11搬送路11に案内され、用紙収容部排紙経路12を経由し、用紙収容部41に排紙される。また、後処理をおこなう場合は、第7搬送路7を経由して、第3切替爪33により第9搬送路9へ案内され、後処理装置側へ排紙される。
さらに、本実施形態の用紙折り装置では、上記各種の折り処理に加えて、複数枚の重ね折りをおこなうよう構成されている。用紙折り装置は、第1搬送路1に重ね折り順狂い防止機構61と、第2搬送路2に重ね折り用紙縦揃え機構である叩きコロ66と、重ね折り用紙横揃え機構としてのジョガー67とを備えている。また、第1搬送路1と第2搬送路2との連結部に、用紙に押し当たって用紙を撓ませながら、その撓みを第1折りローラ21と第2折りローラ22とで形成される第1ニップに進入させるための押し込み部材として、移動可能な折りブレード62を備えている。以下、二つ折り処理、外三つ折り処理の3枚重ねを用いて複数枚重ね折り動作を説明する。
<複数枚重ね二つ折り>
用紙入口より受け入れた1枚目の用紙を、第1切替爪31によって第1搬送路1に案内する。そして、第2搬送路2に案内し、先端を第2搬送路2に配置されている第1ストッパ51に突き当てて、停止させる。この際、第2搬送路2の叩きコロ66により、用紙先端を確実に第1ストッパ51に突き当てる。そして、第2搬送路2のジョガー67により、幅方向の用紙揃えをおこなう。さらに、第1搬送路1の重ね折り順狂い防止機構61により、用紙後端側を押さえる。
続いて、用紙入口より受け入れた2枚目の用紙を、第1切替爪31によって第1搬送路1に案内し、第1搬送路1を経由して第2搬送路へ案内し、先端を第2搬送路2に配置されている第1ストッパ51に突き当てて、停止させる。この際、第1搬送路1の重ね折り順狂い防止機構61が1枚目の用紙後端側を押さえているため、2枚目の用紙は1枚目に重なるように搬送される。2枚目の用紙も、叩きコロ66により用紙先端を確実に第1ストッパ51に突き当てて縦揃えをおこなう。また、ジョガー67により幅方向の用紙揃えをおこなう。さらに、重ね折り順狂い防止機構61により、1枚目と2枚目の用紙後端側を押さえる。
続いて、用紙入口より受け入れた3枚目の用紙を、第1切替爪31によって第1搬送路1に案内し、第1搬送路1を経由して第2搬送路へ案内し、先端を第2搬送路2に配置されている第1ストッパ51に突き当てて、停止する。この際、第1搬送路1の重ね折り順狂い防止機構61が1枚目と2枚目の用紙後端側を押さえているため、3枚目の用紙は2枚目に重なるように搬送される。このため、搬送されてきた1枚目、2枚目、3枚目の順番が狂うことなく、下流側に搬送される。3枚目の用紙も、叩きコロ66により用紙先端を確実に第1ストッパ51に突き当てて縦揃えをおこなう。また、ジョガー67により幅方向の用紙揃えをおこなう。さらに、重ね折り順狂い防止機構61により、1枚目、2枚目、3枚目の用紙後端側を押さえる。
図3(a)〜(c)は、重ね二つ折りをおこなう第1ニップ周辺の動作説明図である。
上述のように、二つ折り処理をおこなう際に、用紙を、第1折りローラ21と第2折りローラ22とで形成される第1ニップ71通過した直後に、第6切替爪36により、第2折りローラ22と第3折りローラ23とで形成される第2ニップ72に進入させる。図3に示すように、第6切替爪36は、第3折りローラ23の回転軸を中心に回転可能に設けられ、二つ折り以外で第1ニップ71を通過した用紙を第3搬送路3に進入させる場合は、図3(a)にしめす待機位置で停止している。二つ折り処理時には、図示しない駆動モータを動作させ、第6切替爪36を図3(b)に示す動作位置まで回転させておく。
続いて、図3(b)に示すように折りブレード62を移動させて、3枚重ねで揃えられた用紙に押し当てて同時に撓ませ、撓み部分を6枚重ねの状態で第1折りローラ21と第2折りローラ22とで形成される第1ニップ71に押し込む。第1ニップ71では、6枚重ねの状態の用紙を搬送しながら1回目の折り処理をおこなう。このとき、折りブレード62の先端は第1折りローラ21と第2折りローラ22とで形成される第1ニップ71の位置を越えるまで押し込まれる。これにより、第1折りローラ21または第2折りローラ22に接触している最外紙(ここでは、3枚目用紙)のみが折られることを防止できる。これで、3枚重ね二つ折り処理がおこなわれる。
図3(c)に示すように、3枚重ね二つ折り処理がおこなわれた6枚重ねの状態の用紙は、第6切替爪36により第2折りローラ23と第3折りローラ23とで形成される第2ニップ72に進入するように案内され、第2ニップ72を通過するよう搬送される。そして、上述のような搬送路を経由して、用紙収容部41または後処理装置側へ排紙される。
<複数枚重ね外三つ折り>
上記複数枚重ね二つ折り処理と同様に、用紙入口より受け入れた1枚目、2枚目、3枚目の用紙を、第1搬送路1から第2搬送路2に案内し、先端を第1ストッパ51に突き当てて停止させる。そして、用紙幅方向の用紙揃えを行い、3枚重ねで揃えられた状態で重ね折り順狂い防止機構61により用紙後端側を押さえる。
続いて、折りブレード62を移動させて、3枚重ねで揃えられた用紙に押し当てて同時に撓ませ、撓み部分を6枚重ねの状態で第1折りローラ21と第2折りローラ22とで形成される第1ニップ71に押し込む。第1ニップ71では、6枚重ねの状態の用紙を搬送しながら1回目の折り処理をおこなう。このとき、折りブレード62の先端は第1折りローラ21と第2折りローラ22とで形成される第1ニップの位置を越えるまで押し込まれる。続いて、6枚重ねの状態の用紙は、第6切替爪36により、先端が第3搬送路3に配置されている折り位置に移動可能な第2ストッパ52に突き当たるように、第3搬送路3に案内される。そして、先端が第2ストッパ52に突き当たったことで生じる用紙の撓み部分を、9枚重ねの状態で第2折りローラ22と第3折りローラ23とで形成される第2ニップ72に進入させて2回目の折り処理をおこなう。これで3枚重ね外三つ折り処理がおこなわれる。3枚重ね外三つ折り処理が行われた9枚重ねの状態の用紙は、上述のような搬送路を経由して、用紙収容部41または後処理装置側へ排紙される。
このように、複数枚重ね三つ折り処理では、1回目の折り処理をおこなうよう用紙が二つ折りの状態で上流側の第1ニップ71を搬送されている間に、2回目の折り処理をおこなうよう用紙先端が三つ折りの状態で、少なくとも6枚重ね以上の大きな厚みを有して下流側の第2ニップ72に進入する。一方、本実施形態の用紙折り装置では、第1ニップ71を形成する折りローラ対の片方の第2折りローラ22が、第2ニップ72を形成する折りローラ対の片方の折りローラを兼ねる構成となっている。このため、大きな厚みを有する用紙先端が第2ニップ72に進入する際の衝撃で共通の第2折りローラ22が大きな負荷を受け、第1ニップ71の位置ずれがおこり、第1ニップ71のニップ圧が弱くなる。第1ニップ71のニップ圧が弱くなりすぎると、第1ニップ71を搬送中の用紙にスリップが生じ、折りずれやトナー移行等の問題を起こす虞がある。
また、本実施形態の用紙折り装置の構成では、上述の複数枚重ね二つ折り処理の場合でも、同様の問題が発生する。複数枚重ね二つ折り処理では、1回目の折り処理をおこなうよう用紙が二つ折りの状態で上流側の第1ニップ71を搬送されている間に、用紙先端が二つ折りの状態で、少なくとも4枚重ね以上の比較的大きな厚みを有して下流側の第2ニップ72に進入する。このため、大きな厚みを有する用紙先端が第2ニップ72に進入する際の衝撃で共通の第2折りローラ22が大きな負荷を受け、第1ニップ71の位置ずれがおこり、第1ニップのニップ圧が弱くなりすぎて折りずれやトナー移行等の問題を起こす虞がある。このように、第2ニップ72で折り処理を行わず、通過するだけの場合でも、上記問題を起こす虞がある。
従来の折りローラ対圧接手段において発生するこのような問題と、本実施形態で採用する折りローラ対圧接手段を、3枚重ね二つ折り処理と、3枚重ね外三つ折り処理に基づき詳しく説明する。
<3枚重ね二つ折り処理>
まず、従来の折りローラ対圧接手段を用いた場合について説明する。
図2は、従来の折りローラ対圧接手段の概略構成図である。図2で、第1折りローラ21と第2折りローラ22とが上流側となる第1ニップ71を形成し、第2折りローラ22と第3折りローラ23とが下流側となる第2ニップを形成する。第1折りローラ21と第3折りローラ23とは固定する。共通である第2折りローラ22は、他端が加圧スプリング75に接続され支点74を中心に回転可能なテンショナ73でF0の荷重がかけられて、固定した第1折りローラ21と第3折りローラ23とに対して加圧する構成をとっている。このテンショナ73による荷重F0は、第2折りローラ22を介して第1ニップ71と第2ニップ72に分力としてF1、F2の等しい荷重がかかるように、F0とF1とのなす角θ1と、F0とF2とのなす角θ2とがθ1=θ2と成るよう構成されている。
図4は、図2の圧接手段で3枚重ね二つ折り処理時に折りローラ対にかかる力の説明図である。図4(a)に示すように、3枚重ね二つ折り処理をおこなう場合、折りブレード62により用紙を6枚重ねの状態で第1ニップ71に進入させて折り処理をおこなう。この際、第2折りローラ22は、6枚重ねの厚み分だけ矢印Aの方向に開く。用紙は、6枚重ねの状態で加圧されながら第1ニップ71を搬送され、次いで、第2折りローラ22と第3折りローラ23との第2ニップ72に進入する。この際、第2折りローラ22は、6枚重ねの厚み分だけ矢印Bの方向に開こうと、第1折りローラ21にF1の荷重をかけながら矢印Cの方向にスライドしようとする。すなわち、図4(b)に示すように、第2ニップ72を矢印Dの方向に開こうと、第2折りローラ22は矢印Eの方向にテンショナ73を押すが、テンショナ73にその動きを阻まれ、実際には矢印Fの方向に回転する動きに変わる。これにより、テンショナ73は支点74を中心に矢印Gの方向に回転し、この結果、第2折りローラ22の位置がEの方向にずれて、第1ニップ71が開いてニップ圧は弱くなる。
また、折りローラ22を加圧するF0の荷重を大きくしてF1、F2の分力を大きくすることで、第2折りローラ22の位置ズレが生じても第1ニップ71のニップ圧が弱くなり過ぎないようにすることも考えられる。しかしながら、F1を大きくするようにF0の荷重を大きくしていくと、折りローラの回転負荷が大きくなり、モータの大型化、もしくは、脱調を起こす原因となってしまう。
そこで、本実施形態では、用紙先端が比較的大きな厚みを有して第2ニップ72に進入する場合でも、第1ニップ71で上記問題が起こらないように、第1ニップ71のニップ圧が弱くなり過ぎないようにすることのできる圧接手段を採用する。
図5は、本実施形態の折りローラ対圧接手段の概略構成図である。図5で、第1折りローラ21と第3折りローラ23は固定する。第1ニップ71と第2ニップ72とに共通である第2折りローラ22には、加圧手段として、他端が加圧スプリング75に接続され、支点74を中心に回転可能なテンショナ73よりF0の荷重がかけられる。このテンショナ73による荷重F0は、第2折りローラを介して第1ニップ71と第2ニップ72に分力のF1,F2として、F1>F2の荷重がかかるように、F0とF1とのなす角θ1と、F0とF2とのなす角θ2とがθ1<θ2と成るよう構成されている。具体的には、図2の従来の加圧手段に比べて、テンショナ73の第2ローラへの当て面の角度をかえることで実現している。
図6は、図5の構成の折りローラ対で3枚重ね二つ折り処理の動作説明図である。図6(a)に示すように、3枚重ね二つ折り処理をおこなう場合、用紙を6枚重ねの状態で第1ニップ71に進入させて折り処理をおこなう。この際、6枚重ね分の厚みt1により第2折りローラ22は矢印Aの方向に開く。用紙は、6枚重ねの状態で加圧されながら第1ニップ71を搬送され、第2折りローラ22と第3折りローラ23との第2ニップ72に進入する。この際、6枚重ね分の厚みt1により第2折りローラ22は矢印Bの方向に開こうと、第1折りローラ21にF1の荷重をかけながら矢印Cの方向にスライドしようとする。すなわち、図6(b)に示すように、第2ニップ72を矢印Dの方向に開こうと、第2折りローラ22は矢印Eの方向にテンショナ73を押す。このとき、テンショナ73の傾斜がその動きを阻もうとしないので、矢印Fの方向に回転する動きは小さくなる。このため、テンショナ73は支点74を中心に矢印Gの方向に回転し難い状態となる。よって、第2折りローラ22のEの方向への位置ずれ、すなわち、第1ニップ71が開くような動きは起こり難く、第1ニップ71のニップ圧は変動し難い。
また、第2折りローラ22には、テンショナ73によってθ1<θ2として、第1ニップ71と第2ニップ72にF1>F2の荷重がかかるようにしているため、第1ニップ71が開く動きが規制されやすい。このため、図6(c)に示すように、第2折りローラ22は、第1折りローラ21の中心が回転支点となるように矢印Hの方向の第2ニップ72を開く動きをさせる。厳密には、第1ニップ71が僅かに開いてニップ圧が少し低下するが、分力F1に強くなるように設定されているため、第1ニップ71のニップ圧が弱くなりすぎない状態に保つことができる。また。第2折りローラ22の回転方向と第2折りローラ22の動く矢印Hの方向とがほぼ同じであるため、第2折りローラ22の動きも吸収されやすい。よって、第1ニップ71で用紙のスリップによる用紙ずれや用紙擦れがなく、トナーによる画像部がある場合でも、対面の紙にトナーが移行することは無く汚れとならない。
また、用紙折り装置に採用される他の折りローラ対圧接手段について説明する。
図7は、本実施形態に採用される他の折りローラ対圧接手段の概略構成図である。図7で、第1ニップ71と第2ニップ72とに共通である第2折りローラ22は固定する。第1折りローラ21と第3折りローラ23は、それぞれ第2折りローラ22中心と結んだ軸線上を摺動可能である。この第1折りローラ21と第3折りローラ23には、それぞれ加圧手段として、他端が加圧スプリング83、84に接続されたテンショナ81、82より、それぞれを第2折りローラ22中心と結んだ軸線上にF1、F2の荷重がかかるように構成されている。また、F1>F2となるように加圧スプリング83、84が設定されている。
図8は、図7の構成の折りローラ対で3枚重ね二つ折り処理の動作説明図である。3枚重ね二つ折り処理をおこなう場合、用紙を6枚重ねの状態で第1ニップ71に進入させて折り処理をおこなう。この際、第1折りローラ21は第2折りローラ22の中心と結んだ軸線上で矢印Iの方向に開く。用紙は、6枚重ねの状態で加圧されながら第1ニップ71を搬送され、第2折りローラ22と第3折りローラ23との第2ニップ72に進入する。この際、第3折りローラ23は第2折りローラ22の中心と結んだ軸線上で矢印Jの方向に開く。第2ニップ72に進入した時に、第1ニップ71位置が動く(スライドする)ことが無いため、第1ニップ71のニップ圧の変動が無い。また、第2ニップ72のニップ圧を低く設定しているため、ニップ進入時の衝突による抵抗も低くなる。このため、第1ニップ71のニップ圧の変動が抑えられる。
<3枚重ね外三つ折り処理>
まず、従来の折りローラ対圧接手段を用いた場合について説明する。
図9は、図2に示す従来の圧接手段で3枚重ね外三つ折り処理時に折りローラ対にかかる力の説明図である。図9(a)に示すように、3枚重ね外三つ折り処理をおこなう場合、折りブレード62により用紙を6枚重ねの状態で第1ニップ71に進入させて折り処理をおこなう。この際、第2折りローラ22は、6枚重ねの厚み分だけ矢印Aの方向に開く。用紙は、6枚重ねの状態で加圧されながら第1ニップ71を搬送され、折り目が先端になった状態で第3搬送路3の第2ストッパ52に突き当たる。これにより形成される撓みが9枚重ねの状態で第2ニップ72に進入する。この際、第2折りローラ22は、9枚重ねの厚み分だけ矢印Bの方向に開こうと、第1折りローラ21にF1の荷重をかけながら矢印C方向にスライドしようとする。すなわち、図9(b)に示すように、第2ニップ72を矢印Dの方向に開こうと、第2折りローラ22は矢印Eの方向にテンショナ73を押すが、テンショナ73にその動きを阻まれ、実際には矢印Fの方向に回転する動きに変わる。これにより、テンショナ73は支点74を中心に矢印Gの方向に回転し、この結果、第2折りローラ22の位置がEの方向にずれて、第1ニップ71が開いてニップ圧は弱くなる。
この場合も、折りローラ22を加圧するF0の荷重を大きくしてF1、F2の分力を大きくすることで、第2折りローラ22の位置ズレが生じても第1ニップ71のニップ圧が弱くなり過ぎないようにすることも考えられる。しかしながら、F1を大きくするようにF0の荷重を大きくしていくと、折りローラの回転負荷が大きくなり、モータの大型化、もしくは、脱調を起こす原因となってしまう。
そこで、本実施形態では、用紙先端が比較的大きな厚みを有して第2ニップ72に進入する場合でも、第1ニップ71で上記問題が起こらないように、第1ニップ71のニップ圧が弱くなり過ぎないようにすることのできる、上述の図5の圧接手段を採用する。
図10は、図5の構成で3枚重ね外三つ折り処理の動作説明図である。図10(a)に示すように、3枚重ね外三つ折り処理をおこなう場合、用紙の撓み部を6枚重ねの状態で第1ニップ71に進入させて1回目の折り処理をおこなう。この際、6枚重ね分の厚みt1により第2折りローラ22は矢印Aの方向に開く。用紙は、6枚重ねの状態で加圧されながら第1ニップ71を搬送され、折り目が先端になった状態で第3搬送路3の第2ストッパ52に突き当たる。これにより形成される撓みを、9枚重ねの状態で第2ニップ72に進入させて2回目の折処理をおこなう。この際、9枚重ね分の厚みt2により第2折りローラ22は矢印Bの方向に開こうと、第1折りローラ21にF1の荷重をかけながら矢印Cの方向にスライドしようとする。すなわち、図10(b)に示すように、第2ニップ72を矢印Dの方向に開こうと、第2折りローラ22は矢印Eの方向にテンショナ73を押す。このとき、テンショナ73の傾斜がその動きを阻もうとしないので、矢印Fの方向に回転する動きは小さくなる。このため、テンショナ73は支点74を中心に矢印Gの方向に回転し難い状態となる。よって、第2折りローラ22のEの方向への位置ずれ、すなわち、第1ニップ71が開くような動きは起こり難く、第1ニップ71のニップ圧は変動し難い。
また、第2折りローラ22には、テンショナ73によってθ1<θ2として、第1ニップ71と第2ニップ72にF1>F2の荷重がかかるようにしているため、第1ニップ71が開く動きが規制されやすい。このため、図10(c)に示すように、第2折りローラ22は、第1折りローラ21の中心が回転支点となるように矢印Hの方向の第2ニップ72を開く動きをさせる。厳密には、第1ニップ71が僅かに開いてニップ圧が少し低下するが、分力F1に強くなるように設定されているため、第1ニップ71のニップ圧が弱くなりすぎない状態に保つことができる。また。第2折りローラ22の回転方向と第2折りローラ22の動く矢印Hの方向とがほぼ同じであるため、第2折りローラ22の動きも吸収されやすい。よって、第1ニップ71で用紙のスリップによる用紙ずれや用紙擦れがなく、トナーによる画像部がある場合でも、対面の紙にトナーが移行することは無く汚れとならない。
また、上述の図7に示す圧接手段を用いて、第1ニップ71のニップ圧が弱くなり過ぎないようにすることができる。図11は、図7の構成の折りローラ対で3枚重ね外三つ折り処理の動作説明図である。3枚重ね外三つ折り処理をおこなう場合、用紙の撓み部を6枚重ねの状態で第1ニップ71に進入させて折り処理をおこなう。この際、第1折りローラ21は第2折りローラ22の中心と結んだ軸線上で矢印Iの方向に開く。用紙は、6枚重ねの状態で加圧されながら第1ニップ71を搬送され、折り目が先端になった状態で第3搬送路3の第2ストッパ52に突き当たる。これにより形成される撓みを、9枚重ねの状態で第2ニップ72に進入させて2回目の折処理をおこなう。この際、第3折りローラ23は第2折りローラ22の中心と結んだ軸線上で矢印Jの方向に開く。第2ニップ72に進入した時に、第1ニップ71位置が動く(スライドする)ことが無いため、第1ニップ71のニップ圧の変動が無い。また、第2ニップ72のニップ圧を低く設定しているため、ニップ進入時の衝突による抵抗も低くなる。このため、第1ニップ71のニップ圧の変動が抑えられる。
以上、本実施形態では、3枚重ね二つ折り処理と3枚重ね外三つ折り処理とをおこなう場合で、本発明を説明した。これに限らず、他の折り処理でも、用紙が重なった状態で上流側の第1ニップ71を搬送されながら折り処理を行っている間に、用紙先端が下流側の第2ニップ72に進入する場合には、本発明が適用可能であり、同様の効果が得られる。また、複数枚重ね折りでなくとも厚紙を用いて折り処理をおこなう際、用紙先端が第2ニップ72に進入する際の厚みが大きくなる場合にも、本発明が適用可能であり、同様の効果が得られる。
以上、本実施形態によれば、複数の折りローラ対を設ける。そして、搬送される用紙に撓みを形成し、折りローラ対のニップに挟み込んで搬送することにより折り処理をおこなう。この用紙折り装置において、第1折りローラ21と第2折りローラ22とを、第2折りローラ22と第3折りローラ23とを、それぞれ圧接するよう配置して第1ニップ71、第2ニップ72を形成する。このように、第1ニップ71を形成する折りローラ対の片方の第2折りローラ22が、第2ニップ72を形成する折りローラ対の片方の折りローラを兼ねる構成である。このような用紙折り装置において、折りローラ対を圧接させる圧接手段は、用紙搬送方向に関して上流側の折りローラ対が形成するの第1ニップ71のニップ圧F1が、下流側の折りローラ対が形成する第2ニップ72のニップ圧F2に比べて大きくなるよう設定するものである。上流側の第1ニップ71のニップ圧を下流側の第2ニップ72のニップ圧に比べて大きくすることにより、従来の上流側と下流側とのニップ圧が等しい構成、F1=F2に比べて、下流側の第2ニップ72ニップ圧F2が小さくなるので、用紙先端が第2ニップ72に進入する際に下流側の折りローラが受ける負荷を低減することができる。また、この低減された負荷により上流側の第1ニップが位置変動を小さく抑えると共に、第1ニップ71のニップ圧F1が大きく設定されているので、ニップ圧が低下しても、ニップ圧が弱くなり過ぎない状態に抑えることができる。このように、第1ニップ71と第2ニップ72のニップ圧のバランスを変えるという簡易な手段で、上流側のニップ圧が弱くなり過ぎない状態に抑えることが可能であり、上流側のニップ圧が弱くなり過ぎたことに起因する、用紙ずれやトナー擦れの問題を抑制することができる。
また、本実施形態によれば、第1折りローラ21と第3折りローラ23は固定する。第1ニップ71と第2ニップ72とに共通である第2折りローラ22には、加圧手段として、他端が加圧スプリング75に接続され、支点74を中心に回転可能なテンショナ73よりF0の荷重がかけられる。このテンショナ73による荷重F0は、第1折りローラ21と第2折りローラ22の軸線をL1、第2折りローラ22と第3折りローラ23との軸線をL2、加圧手段が第2折ローラを加圧する加圧方向をFとした場合、L1とFとのなす角度をθ1、L2とFとのなす角度をθ2とが、θ1<θ2の関係を満たすように構成する。これにより、第2折りローラを介して第1ニップ71と第2ニップ72にF1>F2がかかるようにできる。また、この構成では、用紙先端が第1ニップ71に進入する際、第2折りローラ22が第1ニップ71を広げるように変位するが、第2ニップ72に進入する際、第2折りローラ22が第2ニップ72が広がるように変位しても、第1ニップ71がさらに広がるような方向には変位し難い。このため、第2ニップ72への用紙先端侵入による第1ニップ71のニップ圧の低下が抑制され、第1ニップ71での用紙のスリップによる、用紙ズレやトナーの擦れによる汚れの発生が抑えられる。
また、本実施形態によれば、第2折りローラ22を固定する。第1折りローラ21と第3折りローラ23とを加圧する加圧手段をそれぞれ設ける。共通である第2折りローラ22が固定のため、用紙先端が第2ニップ72に進入した際に、第1ニップ71の位置が動くことが無いため、第1ニップ71のニップ圧の低下が無い。第1ニップ71での用紙のスリップによる、用紙ズレやトナーの擦れによる汚れの発生が抑えられる。
また、本実施形態によれば、搬送される用紙の先端を当接停止させる停止部材としてのストッパを備え、ストッパにより搬送中の用紙の先端を停止させて形成した用紙の撓みを折りローラ対のニップに挟み込んで搬送することで折り処理をおこなう。これにより、簡易な構成で折り処理をおこなうことができる。
また、本実施形態によれば、搬送される用紙の先端を当接停止させる停止部材としてのストッパと、ストッパにより停止した用紙に押し当たって用紙を撓ませながら、その撓みを折りローラ対のニップに押し込むように移動する押し込み部材としての折りブレードを設ける。これにより、簡易な構成で折り処理をおこなうことができる。
1 第1搬送路
2 第2搬送路
3 第3搬送路
4 第4搬送路
5 第5搬送路
6 第6搬送路
7 第7搬送路
8 第8搬送路
9 第9搬送路
10 第10搬送路
11 第11搬送路
12 用紙収容部排紙経路
13 水平搬送路
21 第1折りローラ
22 第2折りローラ
23 第3折りローラ
24 第4折りローラ
25 第5折りローラ
31 第1切替爪
32 第2切替爪
33 第3切替爪
34 第4切替爪
35 第5切替爪
36 第6切替爪
41 用紙収容部
51、52、53 ストッパ
61 重ね折り順狂い防止機構
62 折りブレード
66 重ね折り用紙縦揃え機構(叩きコロ)
67 重ね折り用紙横揃え機構(ジョガー)
71 第1ニップ
72 第2ニップ
73 テンショナ
74 テンショナ回転支点
75 加圧スプリング
81、82 テンショナ
83、84 加圧スプリング
101、102、103、104,105,106、107 用紙搬送路
501、502、503 ストッパ
201 第1折りローラ
202 第2折りローラ
203 第3折りローラ
204 第4折りローラ
特開特開2009−78921号公報

Claims (5)

  1. 複数の圧接した折りローラ対を設け、搬送される用紙に撓みを形成して該折りローラ対のニップに挟み込んで搬送することにより折り処理をおこなうもので、該複数の折りローラ対のうちそれぞれ片方の折りローラを共通とした用紙折り装置において、
    上記折りローラ対を圧接させる圧接手段は、用紙搬送方向に関して上流側の折りローラ対のニップ圧が、下流側の折りローラ対のニップ圧に比べて大きくなるよう設定するものであることを特徴とする用紙折り装置。
  2. 請求項1の用紙折り装置において、上記上流側折りローラ対は第1折りローラと第2折りローラとから、上記下流側折りローラ対は第2折りローラと第3折りローラとからなり、該第1折りローラおよび該第3折りローラを固定支持し、上記圧接手段として該第2折りローラを加圧する加圧手段を設け、該第1折りローラと該第2折りローラの軸線をL1、該第2折りローラと該第3折りローラとの軸線をL2、該加圧手段が該第2折ローラを加圧する加圧方向をFとした場合、L1とFとのなす角度をθ1、L2とFとのなす角度をθ2とが、θ1<θ2の関係を満たすことを特徴とする用紙折り装置。
  3. 請求項1の用紙折り装置において、上記上流側折りローラ対は第1折りローラと第2折りローラとから、上記下流側折りローラ対は第2折りローラと第3折りローラとからなり、該第2折りローラを固定支持し、上記圧接手段として該第1折りローラと該第3折りローラとを加圧する加圧手段をそれぞれ設けたことを特徴とする用紙折り装置。
  4. 請求項1、2または3の何れかの用紙折り装置において、搬送される用紙の先端を当接停止させる停止部材を備え、該停止部材により搬送中の用紙の先端を停止させて形成した用紙の撓みを上記折りローラ対のニップに挟み込んで搬送することを特徴とする用紙折り装置。
  5. 請求項1、2、3または4の何れかの用紙折り装置において、搬送される用紙の先端を当接停止させる停止部材と、該停止部材により停止した用紙に押し当たって用紙を撓ませながら該撓みを上記折りローラ対のニップに押し込むように移動する押し込み部材を備えたことを特徴とする用紙折り装置。
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