JP2011136640A - バス車両 - Google Patents

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慎吾 國井
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Abstract

【課題】乗客の様々なニーズに合わせて車室内の限られた空間を有効活用することができるバス車両を提供する。
【解決手段】バス車両10は、車室2の前後方向に複数列並んで設置される複数の座席4と、隣接する座席4の列間に設けられ、車室2を前後方向に分割する隔壁6と、隔壁6によって車室2内に形成される第1多目的ルーム8と、隔壁6に設けられ、第1多目的ルーム8を開閉する扉12と、第1多目的ルーム8よりも小さくなるように車室2内に形成される第2多目的ルーム14とを備えて構成される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、バス車両に係り、例えば、乗客の様々なニーズに対応できる多目的ルームを備えるバス車両に関する。
従来から、トイレットルームを設置したバス車両が知られており、このトイレットルームはバス車両内において乗客の唯一の閉ざされたプライベート空間である。
しかし、一般的にバス車両のトイレットルームは狭いため、排泄以外の用途に使用したい場合はより広いプライベート空間が求められている。さらに、トイレットルームはバス車両内に一つのみであり、それ以外は共用の一つの空間のみであるので、一律の乗客サービスしか対応できないという問題があった。
ここで、バス車両に設けられるものではないが、特許文献1には、多目的に利用可能なサニタリースペースを鉄道車内の内部空間に設けた鉄道車両のサニタリーエリア構造が記載されている。このサニタリーエリアは、中にトイレ、流し、化粧室、更衣室が設置されており、排泄以外の用途に使用できるようにしている。
他にもプライベート空間を設けるという観点から、特許文献2には、バスの通路に沿って座席をカーテンまたはドアで仕切って形成される複数の個室を備えるバスが記載されている。
特許第4283042号公報 実開平3−82284号公報
しかしながら、特許文献1のサニタリーエリア構造は、鉄道車両に設けられるものであって、車室内のスペースが限られているバス車両に適用することは難しい。
特許文献2のバスは、車室内に複数の個室が設けられているために、団体でプライベート空間を使用することはできない等、プライベート空間の選択の幅が狭まる。また、座席数を多く確保することができない。
本発明は、上述の事情に鑑みてなされたものであり、乗客の様々なニーズに合わせて車室内の限られた空間を有効活用することができるバス車両を提供することを目的とする。
本発明に係るバス車両は、車室の前後方向に複数列並んで設置される複数の座席と、隣接する座席列間に設けられ、前記車室を前後方向に分割する隔壁と、前記隔壁によって前記車室内に形成される第1多目的ルームと、前記隔壁に設けられ、前記第1多目的ルームを開閉する扉と、前記第1多目的ルームよりも小さくなるように前記車室内に形成される第2多目的ルームとを備えることを特徴とする。
このバス車両では、第1多目的ルームが隔壁によって車室内を分割して形成されるので、座席数を大きく減少させることなく、乗客のニーズに合わせたプライベート空間を設けることができる。
また、乗客は、第1多目的ルームだけでは満たせない自らの欲求を第2多目的ルームを設けることで満たすことができる。
さらに、隔壁で分割される車室内の空調や照明を状況に応じて調節したり消したりすることができるので、燃費も向上し、環境性、経済性に優れる。
よって、本発明のバス車両によれば、乗客の様々なニーズに合わせて車室内の限られた空間を有効活用することができる。
上記バス車両において、前記第1多目的ルームが、複数の人数を収容できる広さを有し、女性専用室、上級席室、グループ別室、チャイルド室、喫煙室のいずれかであってもよい。
ここで、本明細書において、上級席室とは、例えば、通常の座席に比べて高級なサービスを受けることができる座席が設けられる空間のことである。
これにより、乗客の様々なニーズに合わせて座席を使い分けることができる。
よって、乗客は、自らの嗜好に応じて第1多目的ルームに着席するかどうかを選択することができ、快適性や利便性が向上する。
また、前記第2多目的ルームは、個人のプライベートを確保できる機能を有し、鏡、洗面台、格納式ベビーベッド、格納式腰掛け、格納式フィッティングボード、ポータブルトイレ、換気扇の少なくとも一つが設けられていてもよい。
この場合、多目的に利用可能な個人のプライベート空間を形成しているので、乗客の行動についての選択の幅が広がり、快適性や利便性が向上する。
また、前記隔壁は、取り外し可能で、前記車室の前後方向に可動することが好ましい。
これにより、車室内の任意の場所に隔壁を配置することができ、乗客のニーズに合わせて車室内の空間をより一層有効活用することができる。
本発明では、第1多目的ルームが隔壁によって車室内を分割して形成されるので、座席数を大きく減少させることなく、乗客のニーズに合わせたプライベート空間を設けることができる。
また、乗客は、第1多目的ルームだけでは満たせない自らの欲求を第2多目的ルームを設けることで満たすことができる。
さらに、隔壁で分割される車室内の空調や照明を状況に応じて調節したり消したりすることができるので、燃費も向上し、環境性、経済性に優れる。
よって、本発明のバス車両によれば、乗客の様々なニーズに合わせて車室内の限られた空間を有効活用することができる。
バス車両の要部設備のレイアウトの一例を概略的に示す平面図である。 バス車両の要部設備のレイアウトの変形例を概略的に示す平面図である。
以下、添付図面に従って本発明の実施形態について説明する。但しこの実施形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対的配置等は特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれに限定する趣旨ではなく、単なる説明例に過ぎない。
図1は、バス車両の要部設備のレイアウトの一例を概略的に示す平面図である。
図1に示すように、バス車両10は主として、車室2の前後方向(矢印X)に複数列並んで設置される複数の座席4と、隔壁6と、第1多目的ルーム8と、扉12と、第2多目的ルーム14とにより構成される。
第1多目的ルーム8は、隔壁6によって車室2内に形成される。
この第1多目的ルーム8は、複数の人数を収容できる広さを有し、女性専用室、上級席室、グループ別室、チャイルド室、喫煙室のいずれかであってもよい。
例えば、第1多目的ルーム8をグループ別室として利用して、行き先は同じだが異なるグループを相乗りさせてもよい。これにより、空席率を減少することができ、乗車率を向上することができる。
また、第1多目的ルーム8をチャイルド室として利用して、例えば、子供連れが多いグループの子供を遊ばせる空間としてもよいし、子供を寝かせる空間としてもよい。
これにより、乗客の様々なニーズに合わせて座席4を使い分けることができる。
よって、乗客は、自らの嗜好に応じて第1多目的ルーム8に着席するかどうかを選択することができ、快適性や利便性が向上する。
一方、バス事業者は、乗客の様々なニーズに合わせて座席4を使い分けることができるので、乗客の満足度を向上させるとともに、フレキシブルなバス運用を行うことができる。よって、他社との差別化が図れる。
なお、第1多目的ルーム8は、荷物置き場であってもよい。これにより、手荷物が大きい場合であっても、車室2下方のトランクルーム(不図示)に収容することなく車室2内に荷物を持ち込むことが可能となる。また、座席4の周辺のスペースを確保できるとともに、走行時であっても荷物を取りに行けるので、快適性や利便性が向上する。
第2多目的ルーム14は、図1に示すように、上述の第1多目的ルーム8よりも小さくなるように、車室2内に形成される。
この第2多目的ルーム14は、外側から覗けないような構造とし、非常通報ボタンを設置してもよい。また、第2多目的ルーム14は、個人のプライベートを確保できる機能を有し、鏡、洗面台、格納式ベビーベッド、格納式腰掛け、格納式フィッティングボード、ポータブルトイレ、換気扇の少なくとも一つが設けられていてもよい。
上述の第2多目的ルーム14について、具体的には、第2多目的ルーム14に鏡および洗面台を設置することにより、化粧室として利用することができる。また、第2多目的ルーム14に格納式ベビーベッドを設置することにより、オムツ交換室として利用することができる。また、第2多目的ルーム14に格納式腰掛けを設置することにより、授乳室として利用することができる。また、第2多目的ルーム14に格納式フィッティングボードを設置することにより、更衣室として利用することができる。また、第2多目的ルーム14にポータブルトイレおよび換気扇を設置することにより、トイレットルームとして利用することができる。
さらに、第2多目的ルーム14は、遮音構造とすることによって携帯電話の通話可能エリアとすることもできる。
なお、第2多目的ルーム14は、一般的なバス車両のトイレットルームに設置されるトイレシステムを取り除くことによって形成されてもよい。この場合、第2多目的ルーム14の出入口へは昇降階段16を経由して行き来できるようにしてもよい。
また、図示しないが、第2多目的ルーム14は、車室2内の任意の位置に設けられる仕切壁で囲むことによって形成されてもよい。
このように、第2多目的ルーム14は、多目的に利用可能な個人のプライベート空間を形成しているので、乗客の行動についての選択の幅が広がり、快適性や利便性が向上する。
隔壁6は、図1に示すように、車室2を前後方向に分割しており、第1多目的ルーム8の一部を構成する。
また、隔壁6は、取り外し可能で車室2の前後方向に可動することが好ましい。例えば、第1多目的ルーム8を上述のグループ別室として利用し、二つのグループに分かれて車室2を利用する場合、その都度グループ人数にあわせて隔壁6を移動させる。
よって、隔壁6は車室2の前後方向に可動することにより、車室2内の任意の場所に隔壁6を設置することができ、乗客のニーズに合わせて車室2内の空間をより一層有効活用することができる。
扉12は、図1に示すように、隔壁6に設けられ、第1多目的ルーム8を開閉する。このため、乗客は、扉12を介して車室2内を前後に移動することができる。また、緊急時の場合には、乗客を非常口18へ導くことができる。
なお、隔壁6および扉12は、防犯上の観点から、視界が完全に遮られないように少なくとも一部分を透明または半透明とすることが好ましい。隔壁6および扉12の材料としては、例えば、アクリル板が挙げられ、隔壁6および扉12が透明または半透明となる材料であれば特に限定されない。
上記構成のバス車両10では、第1多目的ルーム8が隔壁6によって車室2内を分割して形成されるので、座席4の数を大きく減少させることなく、乗客のニーズに合わせたプライベート空間を設けることができる。
また、乗客は、第1多目的ルーム8だけでは満たせない自らの欲求を第2多目的ルーム14を設けることで満たすことができる。
さらに、隔壁6で分割される車室2内の空調や照明を状況に応じて調節したり消したりすることができるので、燃費も向上し、環境性、経済性に優れる。例えば、乗客が少人数の場合、第1多目的ルーム8のみに乗客を乗せ、使用していない車室2内の空間については空調や照明を消すことができる。
よって、上記構成のバス車両10によれば、乗客の様々なニーズに合わせて車室2内の限られた空間を有効活用することができる。
以上、本発明の一例において詳細に説明したが、本発明はこれに限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、各種の改良や変形を行ってもよいのはいうまでもない。
例えば、上述の実施形態では、第2多目的ルーム14が一般的なバス車両のトイレットルームのトイレシステムを取り除くことによって形成される例について説明したが、第2多目的ルーム14の形成手法はこの例に限定されない。
図2は、バス車両の要部設備のレイアウトの変形例を概略的に示す平面図である。図2は、車室2内に形成される第2多目的ルーム14が異なる点を除けば、図1で説明したバス車両10と同一の構成であるので、その詳細な説明を省略する。
図2に示すように、従来のバス車両のトイレットルームに設置されるトイレシステム(便器など)20を取り除かない場合、第2多目的ルーム14のスペースを拡大するために、例えば、座席4を1席廃止してもよい。
これにより、走行時であっても第2多目的ルーム14をトイレットルームとして利用することができるとともに、プライベート空間を確保することができる。
2 車室
4 座席
6 隔壁
8 第1多目的ルーム
10 バス車両
12 扉
14 第2多目的ルーム
16 昇降階段
18 非常口
20 トイレシステム

Claims (4)

  1. 車室の前後方向に複数列並んで設置される複数の座席と、
    隣接する座席列間に設けられ、前記車室を前後方向に分割する隔壁と、
    前記隔壁によって前記車室内に形成される第1多目的ルームと、
    前記隔壁に設けられ、前記第1多目的ルームを開閉する扉と、
    前記第1多目的ルームよりも小さくなるように前記車室内に形成される第2多目的ルームとを備えることを特徴とするバス車両。
  2. 前記第1多目的ルームが、複数の人数を収容できる広さを有し、女性専用室、上級席室、グループ別室、チャイルド室、喫煙室のいずれかであることを特徴とする請求項1に記載のバス車両。
  3. 前記第2多目的ルームは、個人のプライベートを確保できる機能を有し、鏡、洗面台、格納式ベビーベッド、格納式腰掛け、格納式フィッティングボード、ポータブルトイレ、換気扇の少なくとも一つが設けられることを特徴とする請求項1又は2に記載のバス車両。
  4. 前記隔壁は、取り外し可能で、前記車室の前後方向に可動することを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載のバス車両。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US11247617B2 (en) 2017-12-28 2022-02-15 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Passenger compartment structure

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