JP2011136070A - 美容用フェイスマスク - Google Patents

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Abstract

【課題】額及び鼻筋のいわゆるTゾーンに美容液や化粧水等の化粧料を十分に浸透させることができ、装着時に圧着部が剥がれにくい、美容用フェイスマスクを提供する。
【解決手段】顔全面を被覆し、目、鼻及び口部分に開口部(6)を有する美容用フェイスマスク(1)であって、少なくとも2枚のシート材(2、3及び4)からなり、該シート材同士が部分的に重なり合うように上下に配置されており、該シート材同士が左右両端部付近でのみ接合されてなる、美容用フェイスマスク(1)。
【選択図】図1

Description

本発明は、美容用フェイスマスクに関し、詳しくは、美容液や化粧水等の化粧料を含浸させて人の顔面を被覆しうる美容用フェイスマスクに関する。
従来、美容用フェイスマスクは、平面状のものが用いられている。しかしながら、平面状のフェイスマスクは、顔面の凹凸に全面的に密着させることが困難であり、部分的に顔から浮いて密着不十分な箇所が生じたり、少しの顔面の動きによって剥離したりするという問題がある。
このような問題を解決するために、近年、顔面に密着することができる立体的なフェイスマスクが検討されている(例えば特許文献1及び2を参照)。
特開2007−330329号公報 特開2002−172022号公報
一般的に、特許文献1に記載されているような立体的なフェイスマスクは、顔面の左半面及び右半面をそれぞれ被覆する2枚の不織布を、額部分から鼻先部分を経て顎先部分に至る形状に沿うように熱圧着することで製造される。そして、このような立体的なフェイスマスクを使用者が装着する際には、マスクの左右を引っ張りながら顔面に密着させる。
しかしながら、マスクの左右を引っ張ると圧着部分を裂く方向に力がかかるため、特に美容液や化粧水を含浸させたマスクは圧着部分から剥がれてしまい、2枚の不織布に分裂して使用性を損なうことがある。また、前記圧着部分は顔の中心線に沿って形成されているため、使用者が最も手入れすることを望んでいる額及び鼻筋(いわゆるTゾーン)においてマスクが浮いて密着不十分になり、Tゾーンに美容液や化粧水を十分に浸透させることができないことがある。
特許文献2に記載されているような形状が固定された立体的なフェイスマスクでは、前記圧着部分がないため装着時に剥がれて分裂する問題はない。
しかしながら、顔の形や大きさは千差万別であるため、個々の顔に密着させるためには、各種サイズのマスクを用意する必要がある。例えば特許文献2には、デジタルカメラで顔を撮影し、これをコンピュータで画像処理してそれぞれ個人の顔にフィットするマスクを製作できることが記載されているが、汎用性が低く、手間及びコストがかかる。したがって、様々な顔の形や大きさの人、特に面長の人でも確実に密着できるフェイスマスクが望まれる。
本発明の課題は、額及び鼻筋のいわゆるTゾーンに美容液や化粧水等の化粧料を十分に浸透させることができ、装着時に圧着部が剥がれにくい、美容用フェイスマスクを提供することにある。
すなわち、本発明は、顔全面を被覆し、目、鼻及び口部分に開口部を有する美容用フェイスマスクであって、少なくとも2枚のシート材からなり、該シート材同士が部分的に重なり合うように上下に配置されており、該シート材同士が左右両端部付近でのみ接合されてなる、美容用フェイスマスクを提供する。
本発明の美容用フェイスマスクは、シート材同士の接合部を顔の中心線に有しないため、額及び鼻筋のいわゆるTゾーンに美容液や化粧水等の化粧料を十分に浸透させることができる。また、接合部がシート材の左右両端に位置しているため、装着時には、該接合部を持ってマスクの左右を引っ張ることとなり該接合部が剥がれにくい。また、シート材同士が左右両端の接合部以外では分離しているため、各シート材の位置を上下に微調整できるので、様々な顔の形や大きさの人、特に面長の人が使用しても顔面に密着させることができる。
図1は、本発明の美容用フェイスマスクの斜視図である。
以下、本発明の好ましい一実施態様について、添付の図面に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明の美容用フェイスマスクの斜視図である。
図1に示す美容用フェイスマスク1は、顔全面を被覆するものであり、立体的に形成されている。美容用フェイスマスク1は、目、鼻及び口部分に開口部6(61、62及び63)を有する。開口部6は、完全に開口していなくともよく、一部が結合したスリットであってもよい。特に、目の部分の開口部61は、まぶたに化粧料を浸透させる観点から、一部が結合した円弧状スリットであることが好ましい。また、鼻の部分の開口部62は、小鼻に化粧料を浸透させる観点から、一部が結合したスリットであることが好ましい。
美容用フェイスマスク1は、3枚の横長のシート材2、3及び4からなる。図1では、3枚のシート材からなるフェイスマスクが示されているが、少なくとも2枚のシート材からなるものであればシート材の枚数は特に限定されない。
3枚のシート材2、3及び4は、上下に配置されている。3枚のシート材2、3及び4はそれぞれ、顔の上側部(例えば、額及び目の周囲)、顔の中央部(例えば、鼻及び頬の上部)及び顔の下側部(例えば、口、頬の下部及び顎)を被覆する。
各シート材は、顔面に密着するように立体的に構成されていることが好ましい。そのため、各シート材において、立体形成手段が部分的に配置されていることが好ましい。立体形成手段とは例えば、シート材を折り返し重ね合わせ、部分的に接合しマチ7を形成することや、マチを筒状又は袋状の空間を有するように接合し形成すること、またシート材に切れ込み又は切り欠き部を入れることや、それらの裁断端部を部分的に重ね合わせ接合する方法等が挙げられる。また、マチ等の立体形成手段は、図示したように顎先部分や頬部分に形成されていてもよく、目尻からこめかみに至る位置等に形成されていてもよい。
シート材2及び3、並びにシート材3及び4は、それぞれ互いに部分的に重なり合うように配置されている。シート材2、3及び4の重なり方は特に限定されない。図1では、シート材2の下端21の上にシート材3の上端31が重なり、シート材3の下端32の上にシート材4の上端41が重なっている。また、シート材同士は左右両端部付近5でのみ接合されている。すなわち、シート材同士は、左右両端部以外の部分では分離している。
シート材2、3及び4の材質は、塩化ビニル、ポリウレタン、ポリエステル、ポリエチレン等の化学繊維、綿、毛等の自然繊維、樹脂、ゴム等により構成される編地、織り地、不織布、フィルム、樹脂形成体等、特に限定されないが、成形容易性、化粧料の含浸性及びコストの観点から、不織布が好ましい。シート材2、3及び4の大きさは、各シート材を組み合わせて顔面を被覆できれば特に限定されないが、面長の人が使用する際に各シート材を位置調節した際にも十分に顔面を被覆できる程度の大きさであることが好ましい。各シート材2、3及び4の形状は、面長の人が使用する際にシート材間に隙間が形成されるのを防ぐ観点から、各シート材における縦中央部が幅広に形成されていることが好ましい。例えば、各シート材における縦中央部が凸形状に形成されていてもよい。
シート材同士を接合する手段としては特に限定されないが、熱圧着、ニードルパンチ、縫合等を例示することができる。中でも、製造コストの観点から、熱圧着が好ましい。
本発明のフェイスマスクは、美容液、乳液、化粧水等の化粧料が含浸されていることが好ましい。
本発明のフェイスマスクは、複数のシート材からなり、シート材同士がそれぞれ互いに部分的に重なり合うように配置されて立体的に形成されているため、顔面の凹凸に全面的に密着させることができる。また化粧料の液含みを多くすることができ、さらに顔面に隙間なく密着させることができるようにするため、シート材の重なり部はより大きくすることが好ましい。
また、本発明のフェイスマスクは、シート材同士の接合部がシート材の左右両端部にあるため、装着時にマスクの左右を引っ張っても前記接合部が剥がれにくい。また、額及び鼻筋のいわゆるTゾーンに沿った接合部を有しないため、該Tゾーンにおける密着性に優れ、該Tゾーンに美容液や化粧水等の化粧料を十分に浸透させることができる。
また、本発明のフェイスマスクは、シート材同士が左右両端部の接合部以外では分離しているため、各シート材を縦方向に位置調節することができ、様々な顔の形や大きさの人、特に面長の人が使用しても顔面に密着させることができる。
なお、従来の平面状フェイスマスクの中には、上下2枚に完全に分離することで密着性を向上させたものも知られている(例えば、特開2003−341号公報、特開2004−131383号公報等を参照)。このように完全に分離しているフェイスマスクに比べて、本発明のフェイスマスクは、装着するときの手間を少なくすることができ、且つ顔面全体を覆うことができるため密着性をより高めることができ、顔面から剥がれ落ちにくい。
以上、本発明をその好ましい一実施態様に基づき説明したが、本発明は前記一実施態様に制限されるものではない。例えば、図1に示した態様は、3枚のシート材からなるマスクであるが、4枚以上のシート材からなるマスクであってもよい。具体的には、目尻より上方の部分を被覆する第1のシート材、目尻より下方かつ鼻の下より上方の部分を被覆する第2のシート材、鼻の下より下方かつ口元より上方の部分を被覆する第3のシート材、及び口元より下方の部分を被覆する第4のシート材のような4枚のシート材が部分的に重なり合うように上下に配置されたものであってもよい。
本発明のフェイスマスクは、美容液や化粧水等の化粧料を含浸させて人の顔面を被覆しうる美容用フェイスマスクとして好適に用いられる。
1 美容用フェイスマスク
2 シート材(顔の上側部)
21 シート材2の下端
3 シート材(顔の中央部)
31 シート材3の上端
32 シート材3の下端
4 シート材(顔の下側部)
41 シート材4の上端
5 接合部
6 開口部
61 目の開口部
62 鼻の開口部
63 口の開口部
7 マチ

Claims (3)

  1. 顔全面を被覆し、目、鼻及び口部分に開口部を有する美容用フェイスマスクであって、少なくとも2枚のシート材からなり、該シート材同士が部分的に重なり合うように上下に配置されており、該シート材同士が左右両端部付近でのみ接合されてなる、美容用フェイスマスク。
  2. 前記シート材に、立体形成手段が部分的に配置され、それによりシート材全体が顔面を覆うように立体的に構成されている、請求項1に記載の美容用フェイスマスク。
  3. 化粧料が前記シート材に含浸されている、請求項1又は2に記載の美容用フェイスマスク。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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